JP5232042B2 - ハイブリッド車両の駆動装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の出力軸がダンパーを介して差動機構の回転要素と接続されたハイブリッド車両の駆動装置に関する。
内燃機関及び複数の回転電機と、相互に差動可能な複数の回転要素を有する差動機構とを備え、内燃機関の出力軸及び各回転電機の出力軸が互いに異なる回転要素に接続されたハイブリッド車両の駆動装置が知られている。このような駆動装置においては、内燃機関の出力軸が内燃機関のトルク変動を吸収させるためのダンパーを介して差動機構の回転要素と接続されている。そのため、差動機構から内燃機関に回転電機の回転が伝達される場合はダンパーを介してその回転が伝達される。一方、内燃機関の出力軸を回転電機で回転駆動する場合などは、回転数制御の精度などを考慮すると内燃機関の出力軸が回転電機の出力軸と直接接続されるほうが望ましい。そこで、ハイブリッド車両に搭載される駆動装置として、第1の回転要素に内燃機関の出力軸がダンパーを介して接続され、第2の回転要素に第1の回転電機が接続され、第3の回転要素に駆動軸が接続された差動機構と、駆動軸に接続された第2の回転電機と、内燃機関の出力軸にダンパーを介さずに接続された第3の回転電機を備えたものが知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2、3が存在する。
特開2004−336983号公報 特開2002−135910号公報 特開平11−205907号公報
特許文献1の装置では、差動機構や駆動軸に接続する第1及び第2の回転電機の他に第3の回転電機が必要となるため、装置が大型化するおそれがある。
そこで、本発明は、内燃機関の出力軸を回転電機の出力軸と直接接続することができ、かつ小型化に有利なハイブリッド車両の駆動装置を提供することを目的とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動装置は、内燃機関と、第1回転電機と、車両の駆動輪に動力を出力するための出力部材と、相互に差動可能な3つの回転要素を有する差動機構と、を備え、前記内燃機関の出力軸がダンパーを介して前記差動機構の第1回転要素と接続され、前記第1回転電機の出力軸が前記差動機構の第2回転要素と接続され、前記出力部材が前記差動機構の第3回転要素と接続されているハイブリッド車両の駆動装置において、第2回転電機と、前記第2回転電機の出力軸が前記内燃機関の出力軸又は前記第3回転要素のいずれか一方と選択的に接続されるように前記第2回転電機の出力軸の接続先を切り替える接続切替手段と、を備え、前記接続切替手段は、前記第2回転電機の出力軸と前記内燃機関の出力軸とが前記ダンパーを介さずに直接接続されるように前記第2回転電機の出力軸と前記内燃機関の出力軸とを接続することにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明の駆動装置によれば、接続切替手段によって内燃機関の出力軸と第2回転電機の出力軸とを直接接続することができる。そのため、内燃機関を第2回転電機で回転駆動する場合などに内燃機関の回転数の制御精度を向上させることができる。また、内燃機関の出力軸がダンパーを介して第1回転要素と接続されているので、内燃機関の動力を差動機構に伝達する場合などは内燃機関のトルク変動をダンパーにて吸収できる。本発明の駆動装置では、第2回転電機を内燃機関の出力軸と接続するので、第1回転電機及び第2回転電機の他に回転電機を設ける必要がない。そのため、装置の小型化を図ることができる。
本発明のハイブリッド車両の駆動装置の一形態において、前記第2回転電機は、前記第1回転電機よりも出力が大きく、前記第1回転電機及び前記第2回転電機が前記内燃機関の出力軸と同軸に配置されるとともに、前記第2回転電機が前記第1回転電機よりも前記内燃機関側に配置されていてもよい(請求項2)。このように出力の大きい第2回転電機を内燃機関寄りに配置することにより、第2回転電機の出力軸と内燃機関の出力軸とを接続する際の動力伝達経路の距離を短縮することができる。そのため、第2回転電機によって内燃機関の回転数を制御する場合などにその回転数制御の制御精度を向上させることができる。
本発明のハイブリッド車両の駆動装置の一形態において、前記内燃機関は、前記車両の速度が所定の判定速度以上であり、かつアクセルペダルが踏まれていない場合に燃料の供給が停止されるフューエルカット制御の適用対象であり、前記内燃機関に対して前記フューエルカット制御が実行されている場合、前記第2回転電機の出力軸が前記内燃機関の出力軸と接続されるように前記接続切替手段の動作を制御するとともに、前記内燃機関の出力軸が所定の回転数で回転駆動され、かつその回転駆動時に発生する前記内燃機関の出力軸の回転数変動が相殺されるように前記第2回転電機の動作を制御する制御手段をさらに備えていてもよい(請求項3)。内燃機関に対する燃料の供給を停止し、この状態で内燃機関を回転電機が回転駆動するとポンピングロスに伴う回転数変動が発生する。そして、この回転数変動は、内燃機関を低回転で回転駆動する場合に大きくなり易い。そこで、このように内燃機関を回転電機で回転駆動する場合はその際に発生する回転数変動が相殺されるように回転電機を制御する。これにより、車両の振動を抑制しつつ内燃機関を低回転で回転駆動できる。また、内燃機関の回転数を低く抑えることができるので、内燃機関を回転駆動するために第2回転電機で消費されるエネルギを低減することができる。
以上に説明したように、本発明のハイブリッド車両の駆動装置によれば、差動機構の回転要素とダンパーと介して接続された内燃機関の出力軸を接続切替手段にて第2回転電機の出力軸と直接接続することができる。また、第2回転電機を内燃機関の出力軸と接続するので、装置の小型化を図ることができる。
本発明の第1の形態に係る駆動装置の概略を示す図。 図1のMGCUが実行する切替制御ルーチンを示すフローチャート。 本発明の第2の形態に係る駆動装置の概略を示す図。
(第1の形態)
図1は、本発明の第1の形態に係る駆動装置の概略図を示している。この駆動装置1Aは、ハイブリッド車両に搭載されるものであり、内燃機関(以下、エンジンと称することがある。)2と、第1回転電機としての第1モータジェネレータ(以下、第1MGと略称することがある。)3と、第2回転電機としての第2モータジェネレータ(以下、第2MGと略称することがある。)4とを備えている。この図に示したように第1MG3及び第2MG4は、エンジン2の出力軸2aと同軸に設けられている。第1MG3及び第2MG4は、電動機及び発電機として機能し、ハイブリッド車に搭載される周知のものと同じでよいため、詳細な説明は省略する。なお、第2MG4は、第1MG3よりも出力が大きく、体格が大きい。エンジン2は、ハイブリッド車に搭載される周知のものと同じでよいため、詳細な説明は省略する。エンジン2、第1MG3、及び第2MG4は、動力分配機構5と接続されている。動力分配機構5は、エンジン2、第1MG3、及び第2MG4の接続状態を切り替えてエンジン2、第1MG3、及び第2MG4から出力された動力の伝達先を切り替える。動力分配機構5には、駆動輪12に動力を出力するための出力部材としての出力ギヤ6が接続されている。動力分配機構5から駆動輪12までの動力伝達経路には、カウンタギヤ7及びドライブギヤ8が一体回転するように設けられているカウンタシャフト9と、ドライブギヤ8の回転が伝達されるディファレンシャル機構10と、ドライブシャフト11とが設けられている。カウンタシャフト9は、カウンタギヤ7が出力ギヤ6と噛み合うように設けられている。そのため、動力分配機構5から出力された動力は、出力ギヤ6、カウンタギヤ、カウンタシャフト9、ドライブギヤ8を介してディファレンシャル機構10に伝達される。ディファレンシャル機構10に伝達された動力は、その後ドライブシャフト11を介して駆動輪12に伝達される。
動力分配機構5は、差動機構としての遊星歯車機構20と、第2MG4の出力軸4aの接続先を切り替える接続切替手段としての接続切替装置21とを備えている。遊星歯車機構20は、軸線CL回りに回転可能なサンギヤSと、サンギヤSと噛み合いつつその周囲を公転する複数の遊星ギヤ(プラネタリギヤ)Pと、サンギヤSと同軸に設けられて各遊星ギヤPと噛み合うリングギヤRと、各遊星ギヤPをサンギヤSの軸線CL回りに回転自在に支持するキャリアCとを備えている。図1に示したようにサンギヤSには、第1MG3の出力軸3aが一体回転するように接続されている。キャリアCには、エンジン2の出力軸2aがダンパー13を介して接続されている。ダンパー13は、エンジン2のトルク変動を吸収させるための周知のものでよいため、詳細な説明を省略する。このように遊星歯車機構20とエンジン2の出力軸2a及び第1MG3の出力軸3aが接続されるので、サンギヤSが本発明の第2回転要素に相当し、キャリアCが本発明の第1回転要素に相当する。
リングギヤRには、出力ギヤ6が一体回転するように接続されている。そのため、リングギヤRが本発明の第3回転要素に相当する。また、リングギヤRには、第2MG4の出力軸4aが接続切替装置21を介して接続されている。接続切替装置21は、第1係合ディスク22と、第2係合ディスク23と、操作ディスク24と、操作ディスク24を駆動するアクチュエータ25とを備えている。操作ディスク24は、第1係合ディスク22及び第2係合ディスク23と係合可能なように構成されている。このディスク同士の係合は、クラッチで一般に用いられる周知の機構で行えばよく、例えば乾式や湿式の係合機構、又は各ディスクにそれぞれドグ歯を設け、ドグ歯同士を噛み合わせてディスク同士を係合させるドグ機構を適用すればよい。
第1係合ディスク22は、リングギヤRと一体に回転するようにリングギヤRと接続されている。第2係合ディスク23は、エンジン2の出力軸2aと一体に回転するように設けられている。この図に示したようにエンジン2の出力軸2aには、第1MG3、遊星歯車機構20、及び第2MG4の中心を通過して接続切替装置21まで延びる延長軸2bが設けられている。この延長軸2bは、出力軸2aと一体回転するように設けられている。そして、第2係合ディスク23は、この延長軸2bに一体回転するように設けられている。操作ディスク24は、第2MG4の出力軸4aに一体回転するように設けられている。また、操作ディスク24は、第1係合ディスク22と係合する第1係合位置と第2係合ディスク23と係合する第2係合位置との間で軸線CL方向に移動可能なように出力軸4aに設けられている。すなわち、操作ディスク24は、軸線CL方向に移動可能、かつ出力軸4aと一体回転するように出力軸4aに設けられている。このように操作ディスク24を軸線CL方向に移動可能とするため、出力軸4aと操作ディスク24とは不図示のスプライン機構を介して接続されている。アクチュエータ25は、操作ディスク24を第1係合位置と第2係合位置との間で駆動する。
アクチュエータ25の動作は、モータジェネレータコントロールユニット(MGCU)30にて制御される。MGCU30は、マイクロプロセッサ及びその動作に必要なRAM、ROM等の周辺機器を含んだコンピュータとして構成され、例えば車両に要求される駆動力及び第1MG3、第2MG4に接続されたバッテリ(不図示)の充電状態などに基づいて第1MG3及び第2MG4が電動機又は発電機として機能するようにその動作を切り替える。また、MGCU30は車両の走行状態などに応じて各MG3、4の各回転数を制御するが、これら制御方法は周知の制御方法と同様でよいため、詳細な説明は省略する。MGCU30には、アクセルペダルの開度に対応する信号を出力するアクセル開度センサ31等が接続されている。
エンジン2の動作は、エンジンコントロールユニット(ECU)40にて制御される。ECU40は、マイクロプロセッサ及びその動作に必要なRAM、ROM等の周辺機器を含んだ周知のコンピュータユニットとして構成され、エンジン2に設けられた各種のセンサの出力信号に基づいてエンジン2の運転状態を制御する周知のものである。ECU40は、例えば車両の速度が予め設定した判定速度以上であり、かつアクセル開度が0%、すなわちアクセルペダルが踏まれていない場合はエンジン2への燃料の供給を停止するフューエルカット制御を実行する。すなわち、エンジン2は、フューエルカット制御の適用対象である。ECU40には、エンジン2のクランク軸の回転速度(回転数)に対応する信号を出力するクランク角センサ41、及び車両の速度に対応する信号を出力する車速センサ42などが接続されている。この他にもECU40には各種センサが接続されているが、それらの図示は省略した。図1に示したようにMGCU30とECU40とは、互いの情報を共有可能なように接続されている。
図2は、MGCU30がアクチュエータ25の動作を制御するために実行する切替制御ルーチンを示している。この切替制御ルーチンは、車両の走行中に所定の周期で繰り返し実行される。この切替制御ルーチンを実行することにより、MGCU30が本発明の制御手段として機能する。図2の制御ルーチンにおいてMGCU30はまずステップS11で車両の走行状態及びエンジン2の運転状態を取得する。車両の走行状態としては、例えば車両の速度が取得される。エンジン2の運転状態としては例えばエンジン2の回転数、及びアクセル開度が取得される。次のステップS12においてMGCU30はエンジン2に対してフューエルカット制御が実行されているか否か判断する。フューエルカット制御が実行中か否かは、車両の速度及びアクセル開度にて判断すればよい。フューエルカット制御が実行されていないと判断した場合はステップS13に進み、MGCU30は操作ディスク24が第1係合位置に移動するようにアクチュエータ25を制御する。これにより、第2MG4と遊星歯車機構20のリングギヤRとが直接接続される。なお、既に操作ディスク24が第1係合位置に移動していた場合はその状態を維持する。続くステップS14においてMGCU30は、第2MG4に対する制御を車両の走行状態に応じて第2MG4の回転方向及び回転数を制御する通常制御に切り替える。このように第2MG4を制御することにより、第2MG4にて駆動輪12に出力される動力を制御できる。なお、既に第2MG4に対する制御が通常制御であった場合はその状態を維持する。その後、今回の制御ルーチンを終了する。
一方、フューエルカット制御の実行中と判断した場合はステップS15に進み、MGCU30は、MGCU30は操作ディスク24が第2係合位置に移動するようにアクチュエータ25を制御する。これにより、エンジン2の出力軸2aと第2MG4とが直接接続される。なお、既に操作ディスク24が第2係合位置に移動していた場合はその状態を維持する。続くステップS16においてMGCU30は、第2MG4に対する制御をモータリング制御に切り替える。このモータリング制御では、第2MG4によってエンジン2を所定回転数(例えば、500回転/分)で回転駆動する。また、この際にポンピングロスなどに伴って生じるエンジン2の回転数変動が相殺されるように第2MG4の動作が制御される。すなわち、モータリング制御では、エンジン2が所定回転数で回転駆動され、かつその際に発生する回転数変動が相殺されるように第2MG4が制御される。なお、既に第2MG4に対する制御がモータリング制御であった場合はその状態を維持する。その後、今回の制御ルーチンを終了する。
第1の形態の駆動装置1Aでは、操作ディスク24を第2係合位置に移動させることによってエンジン2の出力軸2aと第2MG4の出力軸4aとを直接接続することができる。そのため、第2MG4によってエンジン2を回転駆動する際の回転数制御の制御精度を向上させることができる。これにより第2MG4にてエンジン2を低い回転数で安定に回転駆動することができる。また、この際にエンジン2で発生する回転数変動を第2MG4で相殺できるので、車両の振動を抑制できる。さらに、このようにエンジン2を低い回転数で回転駆動することにより第2MG4で消費されるエネルギを低減できるので、車両のエネルギ効率を向上させることができる。
また、エンジン2の出力軸2aは、ダンパー13を介して遊星歯車機構20のキャリアCと接続されている。そのため、エンジン2が運転されてエンジン2の動力が遊星歯車機構20に伝達される場合はエンジン2のトルク変動をダンパー13で吸入できる。この駆動装置1Aによれば、接続切替装置21にて第2MG4の出力軸4aの接続先を切り替え、これによりエンジン2の出力軸2aと第2MG4の出力軸4aとを直接接続させることができる。そのため、エンジン2の出力軸2aを駆動するための駆動源を他に設ける必要がない。従って、装置の小型化を図ることができる。
(第2の形態)
図3は、本発明の第2の形態に係る駆動装置1Bの概略を示している。なお、図3において第1の形態と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略する。この形態では、図3に示したようにエンジン2に近い側から軸線CL方向に沿って接続切替装置21、第2MG4、遊星歯車機構20、第1MG3、ダンパー13の順に配置されている。すなわち、第1MG3よりも第2MG4がエンジン2側に配置され、接続切替装置21がエンジン2と第2MG4の間に配置されている。このように第2MG4をエンジン2の近くに配置したので、遊星歯車機構20のキャリアCは、延長軸2b及びダンパー13を介してエンジン2の出力軸2aと接続される。そして、接続切替装置21の第2係合ディスク23がエンジン2の出力軸2aに設けられる。
第2の形態に係る駆動装置1Bによれば、第2MG4をエンジン2の近くに配置したので、第2MG4の出力軸4aとエンジン2の出力軸2aとを直接接続したときの動力伝達経路を短縮できる。そのため、例えばこの動力伝達経路中の捻り剛性を向上させ、第2MG4によるエンジン2の回転数制御の制御精度をさらに向上させるおとができる。そのため、第2MG4でエンジン2を回転駆動する際の回転数をさらに低下させることができる。これにより、車両のエネルギ効率をさらに向上させることができる。
本発明は、上述した各形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、操作ディスクは、フューエルカット制御の実行時以外の時期に第2係合位置に移動させてもよい。例えば、エンジンの始動時などに操作ディスクを第2係合位置に移動させてもよい。この場合、第1MGより出力の大きい第2MGでエンジンを始動できるので、エンジンを速やかに始動できる。エンジン及び各MGは、同軸に配置されていなくてもよい。例えば、第1MGや第2MGが回転軸線に対してオフセットした状態で配置されていてもよい。また、動力分配機構が備える遊星歯車機構は1つに限定されず、複数の遊星歯車機構を備えていてもよい。動力分配機構に設けられる差動機構は、遊星歯車機構に限定されず、遊星ローラ機構でもよい。
1A、1B 駆動装置
2 内燃機関
2a 出力軸
3 第1モータジェネレータ(第1回転電機)
3a 出力軸
4 第2モータジェネレータ(第2回転電機)
4a 出力軸
6 出力ギヤ(出力部材)
12 駆動輪
13 ダンパー
20 遊星歯車機構(差動機構)
21 接続切替装置(接続切替手段)
30 モータジェネレータコントロールユニット(制御手段)
S サンギヤ(第2回転要素)
R リングギヤ(第3回転要素)
C キャリア(第1回転要素)

Claims (3)

  1. 内燃機関と、第1回転電機と、車両の駆動輪に動力を出力するための出力部材と、相互に差動可能な3つの回転要素を有する差動機構と、を備え、前記内燃機関の出力軸がダンパーを介して前記差動機構の第1回転要素と接続され、前記第1回転電機の出力軸が前記差動機構の第2回転要素と接続され、前記出力部材が前記差動機構の第3回転要素と接続されているハイブリッド車両の駆動装置において、
    第2回転電機と、前記第2回転電機の出力軸が前記内燃機関の出力軸又は前記第3回転要素のいずれか一方と選択的に接続されるように前記第2回転電機の出力軸の接続先を切り替える接続切替手段と、を備え、
    前記接続切替手段は、前記第2回転電機の出力軸と前記内燃機関の出力軸とが前記ダンパーを介さずに直接接続されるように前記第2回転電機の出力軸と前記内燃機関の出力軸とを接続することを特徴とするハイブリッド車両の駆動装置。
  2. 前記第2回転電機は、前記第1回転電機よりも出力が大きく、
    前記第1回転電機及び前記第2回転電機が前記内燃機関の出力軸と同軸に配置されるとともに、前記第2回転電機が前記第1回転電機よりも前記内燃機関側に配置されている請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
  3. 前記内燃機関は、前記車両の速度が所定の判定速度以上であり、かつアクセルペダルが踏まれていない場合に燃料の供給が停止されるフューエルカット制御の適用対象であり、
    前記内燃機関に対して前記フューエルカット制御が実行されている場合、前記第2回転電機の出力軸が前記内燃機関の出力軸と接続されるように前記接続切替手段の動作を制御するとともに、前記内燃機関の出力軸が所定の回転数で回転駆動され、かつその回転駆動時に発生する前記内燃機関の出力軸の回転数変動が相殺されるように前記第2回転電機の動作を制御する制御手段をさらに備えている請求項1又は2に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
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