JP5231811B2 - 出力電流を決定および制御するためのオートゼロ回路を有する給電側機器 - Google Patents

出力電流を決定および制御するためのオートゼロ回路を有する給電側機器 Download PDF

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Description

本願は、2005年1月25日に出願され、「進んだパワーオーバーイーサネット(登録商標)システムをサポートするためのシステムおよび方法(System And Method for Supporting Advanced Power Over Ethernet(登録商標)System)」と題された米国仮特許出願第60/646,509号の優先権を主張する。
技術分野
この開示は電源システムに関し、より詳細には、パワーオーバーイーサネット(登録商標)(PoE)システムにおける給電側機器(Power Sourcing Equipment)(PSE)の出力電流を決定および制御するための回路ならびに方法論に関する。
背景技術
この数年にわたって、イーサネット(登録商標)はローカルエリアネットワーキングの最も一般的に用いられる方法となった。イーサネット(登録商標)規格の創始者であるIEEE802.3グループは、イーサネット(登録商標)ケーブルを通じた電力供給を規定する、IEEE802.3afとして公知である拡張された規格を開発した。IEEE802.3af規格は、アンシールドツイストペア線を通じてリンクの両端に位置する給電側機器(PSE)から受電側機器(Powered Device)(PD)へ電力を送ることを含むパワーオーバーイーサネット(登録商標)(PoE)システムを規定する。伝統的に、IP電話、無線LANアクセスポイント、パーソナルコンピュータおよびウェブカメラなどのネットワーク装置は、2つの接続を必要としてきた。1つはLANへ、もう1つは電源システムへの接続である。PoEシステムは、ネットワーク装置に電力供給するための付加的なコンセントおよび配線の必要性をなくす。その代わり、データ伝送に用いられるイーサネット(登録商標)ケーブルを通じて電力が供給される。
IEEE802.3af規格に規定されるように、PSEおよびPDは、ネットワーク装置が、データ伝送に用いられるのと同じ汎用ケーブルを用いて電力を供給し、引き込むことを可能にする非データエンティティである。PSEは、ケーブルへの物理的接続ポイントで電気的に特定される、リンクに電力を与える機器である。PSEは典型的にはイーサネット(登録商標)スイッチ、ルータ、ハブ、または他のネットワークスイッチング機器もしくはミッドスパン装置に関連付けられる。PDは、電力を引き込むかまたは電力を要求する装置である。PDは、デジタルIP電話、無線ネットワークアクセスポイント、PDA、またはノート型コンピュータドッキングステーション、携帯電話チャージャ、およびHVACサーモスタットなどの装置に関連付けられ得る。
PSEの主な機能は、PDが要求する電力を求めてリンクを探索すること、任意でPDを分類すること、PDが検出されるとリンクに電力を供給すること、リンク上の電力をモニタすること、および、電力がもはや要求されず、必要とされなくなると、電力を切断することである。PDは、IEEE802.3af規格によって規定されるPoE検出シグネチャを提示することにより、PD検出手順に参加する。
検出シグネチャが有効な場合、PDは、電源が入った時にどれだけの電力を引き込むかを示すために、分類シグネチャをPSEに提示するオプションを有する。PDはクラス0からクラス4までに分類され得る。クラス1のPDはPSEが少なくとも4.0Wを供給することを必要とし、クラス2のPDはPSEが少なくとも7.0Wを供給することを必
要とし、クラス0、3または4のPDは少なくとも15.4Wを必要とする。決定したPDのクラスに基づいて、PSEは必要な電力をPDに加える。
電力がPDに供給されるとき、IEEE802.3af規格は、短絡状態のPSEの最大出力電流などの、ある電流制限しきい値(ILIM)および過負荷電流検出範囲(ICUT)について出力電流をモニタすることによりPSEが過電流状態をチェックすることを要求する。特にPSEは、短絡を通る電流の大きさがILIMを超えない場合には、電力供給ケーブル内のあるワイヤの短絡を任意の他のワイヤに適用することに損傷なく耐えることができなければならない。さらに、50ミリ秒から75ミリ秒までの範囲に設定される過負荷時限(Tovld)を超える期間にわたってPSEの出力電流がICUTを超えると、過負荷状態が検出され得る。IEEE802.3af規格に従うために、ILIMの値は400mAから450mAまでの範囲に維持されなければならない一方で、ICUTの値は、15.4W/VPortより大きいが400mA未満のレベルに保たれなければならず、ここでVPortはPSEの出力電圧である。
さらに、IEEE802.3af規格は、PDが特定された最小電流を引込んでいることを確認するためにPSEが不足電流状態をチェックすることを要求する。特に、維持電力シグネチャ(Maintain Power Signature)(MPS)要件に従って、PSEは、MPSドロップアウト時限(TMPDO)よりも大きな期間にわたって出力電流がアイドル(IDLE)状態の電流(IMin)を下回る場合にポートから電力を取除くために出力電流をモニタし得る。IEEE802.3af規格は、IMinの値が5mAから10mAまでの範囲にあることを要求する。
したがって、PSEは、出力電流が電流制限しきい値を超えるときには過電流状態に応答し、出力電流がある最小値を下回るときには不足電流状態に応答するために出力電流を測定するよう要求される。通常、PSEは、センスレジスタの両端間のセンス電圧を決定することにより出力電流を測定する。
熱または電圧の無歪限界(headroom)の理由から、特に電流が広ダイナミックレンジを有する場合に、センスレジスタをできる限り小さくすることが望ましい。たとえば、IEEE802.3af規格に従うために0.5Ωのレジスタが用いられてもよい。センスレジスタの値が低いという理由で、センス電圧を測定し、対応する電流を必要なしきい値レベルと比較するために用いられる通常の差動増幅器は、増幅器回路に関連付けられるオフセット電圧に起因して重大なエラーを引起す可能性がある。たとえば、オフセット電圧は、熱、光および放射条件などの動的な条件によって、入力段トランジスタの大きさの違いによって、これらのトランジスタのドーピングおよびベース拡散の違いによって、ならびに他の回路の欠陥によって引起される可能性がある。オフセット電圧のために、差動増幅器は、入力に印加された電圧が同じであっても、出力において何らかの信号を生成し得る。
したがって、増幅器の出力において正しい値を生成するために増幅器回路のオフセット電圧を補償するであろう電流測定回路をPSEに与えることが望ましいであろう。
開示の概要
この開示は、電流制限しきい値に基づいてPSEの出力を制御するための新規なシステムおよび方法論を提供する。この開示の一局面に従えば、PSEは、PSEの出力を制御するためにPSEのモニタされる出力電流を電流制限しきい値と比較するためのオートゼ
ロ回路を備える。オートゼロ回路は、オートゼロ比較器またはオートゼロ増幅器を含み得る。
たとえば、オートゼロ増幅器は、出力電流が短絡状態のPSEの最大出力電流を超えることを防ぐように出力電流を制御するために、モニタされる出力電流を短絡状態のPSEの最大出力電流と比較し得る。
さらに、オートゼロ比較器は、第1の予め定められた時間間隔を超える期間にわたって出力電流が過負荷電流検出範囲を超えるとPSEの出力から電力を取除くために、モニタされる出力電流を過負荷電流検出範囲と比較し得る。
さらに、オートゼロ比較器は、第2の予め定められた時間間隔を超える期間にわたって出力電流が予め定められた最小電流を下回るとPSEの出力から電力を取除くために、モニタされる出力電流を、予め定められた最小電流と比較するよう構成され得る。
この開示の実施例に従えば、オートゼロ回路は、PSEのセンスレジスタの両端間のセンス電圧をモニタすることによりPSEの出力電流をモニタするよう構成され得る。オートゼロ回路は、センス電圧を、電流制限しきい値を表わす基準電圧と比較し得る。
制御回路は、オートゼロ比較器の入力に、過負荷電流検出範囲を表わす第1の基準信号または予め定められた最小電流を表わす第2の基準信号を選択的に供給するために設けられることができる。
制御回路は、センス電圧がいつ第1の基準信号を超えるか、およびセンス電圧がいつ第2の基準信号よりも低くなるかを判断するためにオートゼロ比較器の出力をモニタし得る。
制御回路は、第1のタイミング装置によって規定される第1の予め定められた時間間隔後にセンス電圧が第1の基準信号を超える場合にPSEの出力から電力を取除くために、センス電圧が第1の基準信号を超えると第1のタイミング装置を活性化し得る。
さらに、制御回路は、第2のタイミング装置によって規定される第2の予め定められた時間間隔後にセンス電圧が第2の基準信号未満である場合にPSEの出力から電力を取除くために、センス電圧が第2の基準信号未満であると第2のタイミング装置を活性化し得る。
この開示の方法に従えば、PSEの出力を制御するために以下のステップが行なわれる:
・PSEの出力電流をモニタするステップ、および
・オートゼロ増幅器の別の入力に供給される電流制限しきい値と比較するために、出力電流を表わす出力値をオートゼロ回路の1つの入力に供給するステップ、である。
この開示の別の局面に従えば、PoEシステムは、受電側機器(PD)に電力を与えるためのPSEと、予め定められた電流しきい値レベルに基づいてPSEの出力を制御するための制御回路とを備える。制御回路は、PSEの出力電流を、予め定められた電流しきい値レベルと比較するためのオートゼロ回路を含む。
この開示の付加的な利点および局面は以下の詳細な説明から当業者には容易に明らかになるであろう。そこではこの開示の実施のために考慮された最良の形態の単に例示として、この開示の実施例が示され、記載される。記載されるように、この開示は他の、および
異なる実施例が可能であり、いくつかの詳細はさまざまな明白な観点から、開示の精神から全く逸脱することなく変更される余地がある。したがって、図面および説明はその性質上限定的なものではなく、例示的であるとみなされる。
この開示の実施例の以下の詳細な説明は、以下の図面に関連して読むと最も良く理解され得る。ここで特徴は必ずしも一定の比例に応じて描かれていないが、関連する特徴を最も良く図示するよう描かれている。
実施例の詳細な開示
この開示は、パワーオーバーイーサネット(登録商標)(PoE)システムにおいて短絡状態のPSEの最大出力電流(ILIM)、過負荷電流検出範囲(ICUT)およびアイドル状態の電流(IMin)についてPSEの出力電流をモニタするためのオートゼロ回路を利用する例を用いて行なわれる。しかしながら、本明細書に記載される概念は、任意の値についてPSEの任意の出力信号をモニタすることに適用可能であることが明らかになる。
図1は、パワーオーバーイーサネット(登録商標)(PoE)システム10を示す簡略化されたブロック図であり、パワーオーバーイーサネット(登録商標)(PoE)システム10は、それぞれのリンクを介して受電側機器(PD)1から4に接続可能な複数のポート1から4を有する給電側機器(PSE)12を含み、リンクの各々はイーサネット(登録商標)ケーブル内の2組または4組のツイストペアを用いて与えられ得る。図1はPSE12の4つのポートを示すが、当業者はいかなるポート数も与えられ得ることを認識するであろう。
PSE12は、IEEE802.3af規格に従って各PDと相互作用することができる。特に、PSE12およびPDはPD検出手順に参加し、その間PSE12はPDを検出するためにリンクを調査する。PDが検出されると、PSE12は、それが有効か非有効かを決定するためにPD検出シグネチャをチェックする。有効な検出シグネチャおよび非有効な検出シグネチャはIEEE802.3af規格で規定されている。有効なPD検出シグネチャはPDが電力を受取る状態であることを示す一方、非有効なPD検出シグネチャはPDが電力を受取らない状態であることを示す。
シグネチャが有効な場合、PDは、電源が入った時にどれだけの電力を引き込むかを示すために、分類シグネチャをPSEに提示するオプションを有する。PDはクラス0からクラス4までに分類され得る。クラス1のPDはPSEが少なくとも4.0Wを供給することを必要とし、クラス2のPDはPSEが少なくとも7.0Wを供給することを必要とし、クラス0、3または4のPDは少なくとも15.4Wを必要とする。決定したPDのクラスに基づいて、PSEは必要な電力をPDに加える。
電力がPDに供給されるとき、PSE12は、短絡状態のPSEの最大出力電流などの、ある電流制限しきい値(ILIM)、過負荷電流検出範囲(ICUT)およびアイドル状態の電流(IMin)について出力電流をモニタすることにより過電流状態および不足電流状態をチェックする。
特にPSE12は、短絡を通る電流の大きさがILIMを超えない場合には、電力供給ケーブル内のあるワイヤの短絡を任意の他のワイヤに適用することに損傷なく耐えることができなければならない。したがってPSE12は、出力電流がILIMレベルを超えることを防ぐために出力電流をモニタし得る。ILIMの値は400mAから450mAまでの範囲に維持される。
さらに、50ミリ秒から75ミリ秒までの範囲に設定される過負荷時限(Tovld)を超える期間にわたってPSE12の出力電流がICUTを超えると、過負荷状態が検出され得る。ICUTの値は、15.4W/VPortより大きいが400mA未満のレベルに保たれ、ここでVPortはPSEの出力電圧である。
さらに、PDが少なくとも特定された最小電流を引込んでいることを確認するために、MPSドロップアウト時限(TMPDO)よりも大きな期間にわたってPSE12の出力電流がアイドル状態の電流(IMin)を下回る場合に不足電流状態が検出され得る。IMinの値は5mAから10mAまでの範囲である。
したがって、PSE12は、出力電流がILIMレベルに達するおよび/またはICUTレベルを超えるときには過電流状態に応答し、出力電流がIMinレベルを下回るときには不足電流状態に応答するために出力電流を測定し得る。以下により詳細に記載するように、PSEは、センスレジスタの両端間のセンス電圧を決定することにより出力電流を測定する。
熱または電圧の無歪限界の理由から、特に電流が広ダイナミックレンジを有する場合に、センスレジスタをできる限り小さくすることが望ましい。たとえば、IEEE802.3af規格に従うために0.5Ωのレジスタが用いられてもよい。センスレジスタの値が低いという理由で、センス電圧を測定し、対応する電流を必要なしきい値レベルと比較するために用いられる通常の差動増幅器は、増幅器回路に関連付けられるオフセット電圧に起因して重大なエラーを引起す可能性がある。たとえば、オフセット電圧は、熱、光および放射条件などの動的な条件によって、入力段トランジスタの大きさの違いによって、これらのトランジスタのドーピングおよびベース拡散の違いによって、ならびに他の回路の欠陥によって引起される可能性がある。オフセット電圧のために、差動増幅器は、入力に印加された電圧が同じであっても、出力において何らかの信号を生成し得る。
小さな値のセンスレジスタの両端間のセンス電圧の正確な測定を行なうために、この開示のPSE12は、センス電圧をモニタし、それを予め定められたしきい値レベルと比較するためのオートゼロ回路を含む。オートゼロ回路は典型的には、クロックサイクル当たり2つの位相で動作する。第1の位相では、オートゼロ回路は入力をともに短絡させ、結果として生じるオフセットを内部に蓄積する。第2の位相では、蓄積されたオフセットによって入力オフセットエラーを補償する間、オートゼロ回路は差入力信号を出力する。以下に記載するように、オートゼロ回路はオートゼロ比較器である場合もあれば、オートゼロ増幅器である場合もある。
図2は、過負荷状態および/または不足電流状態に応答してPSE12の出力ポートから電力を取除くための例示的な回路20を示す。PSE12からPDへの電力の送達は、端子ゲート(Gate)を介してパワーMOSFET22のゲートドライブ電圧を制御することにより行なわれることができる。たとえば、MOSFET22は、PDの電力要件を満たす制御された態様で−48Vの入力供給をPSE出力ポートに結合してもよい。PSE12の出力電流は、MOSFET22に結合されたセンスレジスタRsenseの両端間の電圧Vsenseをモニタすることにより、端子センス(Sense)を介して測定される。上述のように、センスレジスタRsenseをできる限り小さくすることが望ましい。たとえば、IEEE802.3af規格に従うために0.5Ωのレジスタが用いられてもよい。MOSFET22、センスレジスタRsenseならびに端子ゲートおよびセンスは、PSE12のポート1から4の各々に対して設けられることができる。
センス端子は、オートゼロ比較器24の第1の入力に接続されて、オートゼロ比較器24にセンス電圧Vsenseの検出された値を供給する。オートゼロ比較器24の第2の
入力は、選択された電流制限しきい値に対応する基準電圧を供給される。たとえば、オートゼロ比較器24はセンス電圧Vsenseを電圧VCUT=ICUT×Rsenseまたは電圧VMin=IMin×Rsenseと比較してもよく、ここでRsenseはセンスレジスタRsenseの抵抗値である。スイッチ26は、オートゼロ比較器24の第2の入力に第1の基準電圧源Vref1からのVCUT電圧または第2の基準電圧源Vref2からのVMin電圧を選択的に供給するために設けられることができる。
オートゼロ比較器24は、センス電圧が選択された基準電圧を超えると第1の値の出力デジタル信号を生成し、センス電圧が選択された基準電圧レベルを下回ると第2の値の出力デジタル信号を生成するために、センス電圧Vsenseを、選択された基準電圧と比較する。たとえば、センス電圧Vsenseが過負荷電流検出範囲ICUTに対応するVCUT電圧を超えると、オートゼロ比較器24は出力において論理1を生成してもよく、センス電圧Vsenseがアイドル状態の電流IMinに対応するVMin電圧未満であると、オートゼロ比較器24は出力において論理0を生成してもよい。比較器回路によって発生するオフセットを排除するためのオートゼロ手順を実行する任意の比較器の構成がオートゼロ比較器24として用いられ得ることを当業者は認識するであろう。
ポートの各々から供給された出力電流をモニタおよび制御するために、単一のオートゼロ比較器24がPSE12のポート1から4によって共有されてもよい。代替的には、別個のオートゼロ比較器がポートごとに設けられてもよい。
オートゼロ比較器24の動作は、オートゼロ比較器24の第2の入力に第1の基準電圧源Vref1からのVcut電圧および第2の基準電圧源Vref2からのVMin電圧を供給するように所定の態様でスイッチ26を制御するコントローラ28によって制御される。たとえば、コントローラ28は、ポート1から4の各々からの出力電流を過負荷電流検出範囲ICUTとシーケンシャルに比較するためにオートゼロ比較器24の入力を第1の基準電圧源Vref1に接続するようにスイッチ26を制御し得る。その後、コントローラ28は、ポート1から4の各々からの出力電流をアイドル状態の電流IMinとシーケンシャルに比較するためにオートゼロ比較器24の入力を第2の基準電圧源Vref2に切換えることができる。代替的には、第1のポートからの出力電流を過負荷電流検出範囲ICUTおよびアイドル状態の電流IMinと比較してもよい。その後、次のポートからの出力電流を過負荷電流検出範囲ICUTおよびアイドル状態の電流IMinと比較するなどしてもよい。
同時に、コントローラ28は、それぞれのポートからの出力電流が過負荷電流検出範囲ICUTを上回るかまたはアイドル状態の電流IMinを下回るかを判断するためにオートゼロ比較器24の出力を分析する。特に、コントローラ28がオートゼロ比較器24の第2の入力を第1の基準電圧源Vref1に切換えると、コントローラ28は、オートゼロ比較器24の第1の入力におけるセンス電圧Vsenseの値が第2の入力におけるVCUT電圧の値よりも高いことを示す論理1をオートゼロ比較器24の出力において検出し得る。この場合、コントローラ28は過負荷時限Tovldに対応する値をカウントするようにプログラムされたタイマ30を始動させる。タイマ30によってカウントされた時間間隔が終了するときにセンス電圧Vsenseが依然としてVCUT電圧を上回っている場合、コントローラ28はこの端子に接続されたMOSFET22をオフにするためにそれぞれのゲート端子をプルダウンすることができる。
さらに、コントローラ28がオートゼロ比較器24の第2の入力を第2の基準電圧源Vref2に切換えると、コントローラ28は、オートゼロ比較器24の第1の入力におけるセンス電圧Vsenseの値が第2の入力におけるVMin電圧の値未満であることを示す論理0をオートゼロ比較器24の出力において検出し得る。この場合、コントローラ28はMPSドロップアウト時限TMPDOに対応する値をカウントするようにプログラムされたタイマ32を始動させる。タイマ32によってカウントされた時間間隔が終了するときにセンス電圧Vsenseが依然としてVMin電圧未満である場合、コントローラ28はこの端子に接続されたMOSFET22をオフにするためにそれぞれのゲート端子をプルダウンすることができる。
図3は、短絡状態を防ぐためにPSEの出力電流を調整するための例示的な回路40を示す。特に、回路40は、出力電流が短絡状態のPSEの最大出力電流ILIMを超えることを防ぐために出力電流を調整する。
上述のように、PSEの出力電流は、MOSFET22に結合されたセンスレジスタRsenseの両端間の電圧Vsenseをモニタすることにより端子センスを介して測定されることができる。オートゼロ増幅器42は、電圧Vsenseを、基準電圧源Vrefから供給された基準電圧と比較して、MOSFET22のゲート電圧を制御するために設けられることができる。たとえば、基準電圧は電圧VLIM=ILIM×Rsenseに対応し得る。
電圧Vsenseはオートゼロ増幅器42の第1の入力に供給され得るのに対して、電圧VLIMはその第2の入力に供給され得る。オートゼロ増幅器42の出力は、VLIMとVsenceとの間の差に対応する電圧を生成し得る。出力電流の増大とともに増大する電圧VsenseがVLIMに近づくと、オートゼロ増幅器42の出力は、MOSFET22のゲートにおける電圧を減少させることによって応答する。MOSFET22のゲートにおける電圧を低減させることによって、結果的にMOSFETの抵抗が増大することになり、これは次にPSE12のそれぞれのポートにおける出力電流を低減することになる。それぞれの値の出力信号を生成することによって入力において差信号に応答する任意のオートゼロ増幅器の構成がオートゼロ増幅器42として用いられ得ることを当業者は認識するであろう。
ポートの各々から供給された出力電流をモニタおよび制御するために、単一のオートゼロ増幅器42がPSE12のポート1から4によって共有されてもよい。代替的には、別個のオートゼロ増幅器がポートごとに設けられてもよい。
先の説明は、この発明の局面を例示し、記載する。さらに、この開示は単に好ましい実施例を示し、記載するが、前述のように、この発明は、さまざまな他の組合せ、変更、および環境において用いることができ、上記の教示、および/または関連する技術のスキルまたは知識に対応して、本明細書に表現されるような発明概念の範囲内で変更または修正が可能であることが理解される。たとえば、センス電圧をICUT、IMinおよび/またはILIMしきい値と比較する代わりに、この開示のオートゼロ増幅器はPSEの任意の出力信号をPSEまたはPDの任意のパラメータと比較してもよい。
上述の実施例は、この発明の実施について知られる最良の形態について説明することをさらに意図し、他の当業者がこのような、または他の実施例において、特定の適用例が必要とするさまざまな変更または発明の使用を伴ってこの発明を利用することを可能にする。
したがって、この説明は、この発明を本明細書に開示される形式に限定するようには意図されない。また、特許請求の範囲は代替的実施例を含めるよう解釈されることが意図される。
この開示のPSEを示すブロック図である。 比較結果に基づいてPSEの出力から電力を取除くために出力電流を電流制限しきい値と比較するためのオートゼロ比較器を示す図である。 出力電流が電流制限しきい値を超えることを防ぐためにPSEの出力電流を制御するためのオートゼロ増幅器を示す図である。

Claims (16)

  1. パワーオーバーイーサネット(登録商標)システムにおける電力を供給するための給電側機器(PSE)であって、
    ツイストペア線を通じて前記PSEから受電側機器(PD)へ電力を与えるように制御される出力ポートと、
    前記PSEの出力電流をモニタするように構成された小さな抵抗値のセンスレジスタと、
    パワーオーバーイーサネット(登録商標)規格の要件に従って前記PSEの出力電流を制御するようにパワーオーバーイーサネット(登録商標)規格により設けられた電流制限しきい値に対応する基準電圧を与えるための基準回路と、
    前記出力ポートを制御するために前記センスレジスタの両端にかかるセンス電圧を前記基準電圧と比較するためのオートゼロ回路とを備え、
    前記オートゼロ回路は、前記センス電圧が前記基準電圧と比較されるとき、前記センスレジスタの小さな抵抗値のために生成されるオフセットエラーを補償するために前記センスレジスタに結合される、PSE。
  2. 前記オートゼロ回路は、前記出力電流が短絡状態の前記PSEの最大出力電流を超えることを防ぐために前記センス電圧を短絡状態の前記PSEの前記最大出力電流に対応する前記基準電圧と比較するためのオートゼロ増幅器を備える、請求項1に記載のPSE。
  3. 前記オートゼロ回路は、第1の予め定められた時間間隔を超える期間にわたって前記出力電流が過負荷電流検出範囲を超えると前記PSEの前記出力から電力を取除くために前記センス電圧を前記過負荷電流検出範囲に対応する前記基準電圧と比較するためのオートゼロ比較器を備える、請求項1に記載のPSE。
  4. 前記オートゼロ回路は、第2の予め定められた時間間隔を超える期間にわたって前記出力電流が予め定められた最小電流を下回ると前記PSEの前記出力から電力を取除くために前記センス電圧を前記予め定められた最小電流に対応する前記基準電圧と比較するためのオートゼロ比較器を備える、請求項1に記載のPSE。
  5. 記オートゼロ比較器の入力に、過負荷電流検出範囲を表わす第1の基準電圧または予め定められた最小電流を表わす第2の基準電圧を選択的に与えるための制御回路をさらに備える、請求項3に記載のPSE。
  6. 前記制御回路は、前記センス電圧がいつ前記第1の基準電圧を超えるか、および前記センス電圧がいつ前記第2の基準電圧よりも低くなるかを判断するために前記オートゼロ比較器の出力をモニタするよう構成される、請求項に記載のPSE。
  7. 前記制御回路は、第1のタイミング装置によって規定される第1の予め定められた時間間隔後に前記センス電圧が前記第1の基準電圧を超える場合に前記PSEの前記出力から電力を取除くために、前記センス電圧が前記第1の基準電圧を超えると前記第1のタイミング装置を活性化するよう構成される、請求項に記載のPSE。
  8. 前記制御回路は、第2のタイミング装置によって規定される第2の予め定められた時間間隔後に前記センス電圧が前記第2の基準電圧未満である場合に前記PSEの前記出力から電力を取除くために、前記センス電圧が前記第2の基準電圧未満であると前記第2のタイミング装置を活性化するよう構成される、請求項に記載のPSE。
  9. イーサネットツイストペア線を通じて受電側機器(PD)に電力を供給するPSEの出力を制御する方法であって、
    前記PSEの出力において構成される小さな抵抗値のセンスレジスタを用いて前記PSEの出力電流をモニタするステップと、
    パワーオーバーイーサネット(登録商標)規格の要件に従って前記PSEの出力電流を制御するようにパワーオーバーイーサネット(登録商標)規格により設けられた電流制限しきい値に対応する基準電圧を生成するステップと、
    前記センス電圧が前記基準電圧と比較されるとき、前記センスレジスタの小さな抵抗値のために生成されるオフセットエラーを補償するために前記センスレジスタに結合されるオートゼロ回路を用いて、前記センスレジスタの両端にかかるセンス電圧を前記基準電圧と比較するステップとを備える、方法。
  10. 前記比較するステップは、前記出力電流が短絡状態の前記PSEの最大出力電流を超えることを防ぐために短絡状態の前記PSEの前記最大出力電流を表わす前記基準電圧を前記センス電圧と比較するステップを含む、請求項に記載の方法。
  11. 前記比較するステップは、第1の予め定められた時間間隔を超える期間にわたって前記出力電流が過負荷電流検出範囲を超えると前記PSEの前記出力から電力を取除くために前記過負荷電流検出範囲を表わす前記基準電圧を前記センス電圧と比較するステップを含む、請求項に記載の方法。
  12. 前記比較するステップは、第2の予め定められた時間間隔を超える期間にわたって前記出力電流が予め定められた最小電流を下回ると前記PSEの前記出力から電力を取除くために前記予め定められた最小電流を表わす前記基準電圧を前記センス電圧と比較するステップを含む、請求項に記載の方法。
  13. PoEシステムであって、
    受電側機器(PD)に電力を与えるためのPSEを備え、前記PSEは、ツイストペア線を通じて前記PSEから前記PDへ電力を与えるように制御される出力ポートと、前記PSEの出力電流をモニタするように構成された小さな抵抗値のセンスレジスタとを含み前記PoEシステムは、さらに、
    パワーオーバーイーサネット(登録商標)規格の要件に従って前記PSEの出力電流を制御するようにパワーオーバーイーサネット(登録商標)規格により設けられた電流制限しきい値に対応する基準電圧を与えるための基準回路と、
    予め定められた電流しきい値制限レベルに基づいて前記PSEの前記出力ポートを制御するための制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記センスレジスタの両端にかかるセンス電圧を前記基準電圧と比較するためのオートゼロ回路を備え、
    前記オートゼロ回路は、前記センス電圧が前記基準電圧と比較されるとき、前記センスレジスタの小さな抵抗値のために生成されるオフセットエラーを補償するために前記センスレジスタに結合される、PoEシステム。
  14. 前記オートゼロ回路は、前記出力電流が短絡状態の前記PSEの最大出力電流を超えることを防ぐために前記センス電圧を短絡状態の前記PSEの前記最大出力電流に対応する前記基準電圧と比較するためのオートゼロ増幅器を含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記オートゼロ回路は、第1の予め定められた時間間隔を超える期間にわたって前記出力電流が過負荷電流検出範囲を超えると前記PSEの前記出力から電力を取除くために前記センス電圧を前記過負荷電流検出範囲に対応する前記基準電圧と比較するためのオートゼロ比較器を含む、請求項13に記載のシステム。
  16. 前記オートゼロ回路は、第2の予め定められた時間間隔を超える期間にわたって前記出力電流が予め定められた最小電流を下回ると前記PSEの前記出力から電力を取除くために前記センス電圧を前記予め定められた最小電流に対応する前記基準電圧と比較するためのオートゼロ比較器を含む、請求項13に記載のシステム。
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