JP5231795B2 - 駆動ベルト製造工程内で横断要素の品質を監視する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動ベルト製造工程内で品質、特に、駆動ベルトの横断要素部品の品質を監視する方法に関する。そのような駆動ベルトは主に自動車に適用される周知な無段変速機の2つの調整可能なプーリ間での動力伝達手段として一般的に使用される。
いくつかの型式の駆動ベルトは、一般的に周知であり、それらの内の一例は特許文献1に記載され、各々が1組の相互に入れ子となった平坦金属リング、或いは帯で構成される2つの積層無端引張り手段上にスライド可能に組込まれる多数の比較的に薄い横断金属から構成される。リングは、通常、大きい引張り強度と、引張り応力および曲げ疲労に対する良好な抵抗とを結合するマルエージ鋼から製造される。横断要素は、通常、例えば、75Cr1のような塩基性炭素鋼のストリップまたは板からブランキングにより切断される。通常、いくつかの別の工程段階は、例えば、バリを除去し、および/または表面硬度を増加するための岩粉タンブリングおよび/またはショットピーニング、焼入硬化のような要素の表面品質や材料強度を改良するために適用される。
これらの周知な横断要素は、比較的に幅広の底部分と、比較的に幅広の頂部の部分と、頂部の部分と底部分とを相互に結合する比較的に薄く、本質的に長方形の柱部分とを含む。これにより、底部分の全体的な外形は、典型的には台形状であり、他方、頂部の部分は典型的には通常、多少、三角形であるが、実質的に丸い角を備える。さらに、周知な横断要素は、各々、それぞれの要素の第1主面と本質的に垂直に突出するスタッド(突出部)を備え、スタッドは、典型的には、前記頂部の部分内で本質的に円筒形状または円錐切頭形状を備える。例えば、横断要素の反対、つまり、反対側の主面では、駆動ベルト内で連続する横断要素のスタッドが、それぞれ先行する横断要素の孔内に収容され、または、少なくとも収容可能なである。この周知な方法では、駆動ベルト内の隣接する要素は、互いに相対的に配置され、駆動ベルトの全体機能好ましい効果を与えることが知られている。
この駆動ベルトへの使用は、横断要素に対し非常に厳格な品質要求を、特に、寸法精度に関して課し、それはまた個々に生産される要素間で高い均一を必要とする。
横断要素の生産において典型的に生じる第1の問題は、面に設けられるに関連する。特に、孔の深さは、横断要素の構造強度を過度に弱めることなく、前記スタッドを完全に受入れることができるように厳格な要求を満たす必要がある。現在、有効な商業上の実施可能な生産工程により、そのような厳格な要求を継続的に満たそうとしている。さらに、典型的な生産環境では、金属小片のような汚染物が孔内に捕捉され、汚染物は駆動ベルトの望ましい品質に対し潜在的な欠陥を生じる。それで、孔の深さや清潔さは、好ましくは、駆動ベルト製造工程の一部分として監視され、これに関して、ある許容水準に適合しない横断要素は、ベルト組立から除外される。
横断要素の生産において典型的に生じる第2の問題は、横断要素全体の平坦性、すなわち、横断要素の主面の坦性であり、それは、最終製品の駆動ベルトの品質および性能に対する非常に重要な基準であり、生産工程中の種々のステップで維持することは困難である。すなわち、横断要素の平坦性は、柱部分の捩れ、すなわち、歪みにより容易に損なわれ、それにより、それぞれの横断要素の底の部分は、要素の頂部の部分に関してわずかに回転している。従って、横断要素のそのような柱の捩れは、好ましくは、生産中に監視され、これに関するある許容水準越える横断要素はベルト組立から除外される。
者の場合、すなわち、特に柱の捩れに関して横断要素を検査に対して、従来手段日本国特許出願の特許文献2により提供されることは注目される。この周知な柱の捩れ検査手段は、横断要素の公称厚さをかろうじて受けることができるように定められる少なくとも1つの寸法を有するスリットを含む。平坦性基準に適合しない要素は全て、そのようなスリットを通過適合せず、それで、正確に生産された横断要素から容易に分離でき、ベルト組立から除外される。もちろん、上記の選別方法は、それ自体、十分に機能する。しかしながら、横断要素がスリットを押されて通過する時、横断要素は、かき傷、窪みおよび/または突出部の形態の損傷を受けやすいという欠点がある。特に、横断要素が、ほぼスリットに通過適合し、すなわち最大許容水準に設定された基準、即ち柱の捩れの許容水準を満足する時に、まさに、横断要素が動かなくなる、すなわち、スリット内で楔留めされる危険があり、その場合横断要素を移動するためには相当の力が必要となる。さらに、周知な検査手段は、各々別々の横断要素のデザインの厚さに適応される必要があり、それで、普遍的には適用できない。
ヨーロッパ特許公開第1554507号公報 特開2001−129485号公報
本発明の目的は、横断要素、特に横断要素の孔および柱の部分を検査する方法を提供することであり、この方法は駆動ベルト生産工程から、これらに関する所定の品質基準を満たさない横断要素を除去するために適用できる。さらに、特に、自動的に実行でき、そのようにして、迅速で信頼できる品質管理を有利に実現できる方法を提供することを目指す。好ましくは、そのような方法は、それにより横断要素が損傷する危険がほとんどないように設定される。
本発明によると、上記の目的は一般的に請求項1の方法で実現される。この新規な方法では、光学手段が採用されるので、横断暖要素は実際の検査自体では損傷を受けることはない。さらに、そのような方法は、自動的工程で行われることに特に好都合であり、正確な結果を迅速に提供し、比較的に少ない労働費で提供できる。請求項1による方法は、1つ以上の所定の品質および/または設計基準を満たさない任意の横断要素を自動的に動ベルトから除外するために使用できる。また、この発明によると、この一般的な方法は、特に孔の清潔さと深さ、柱の捩れに関する横断要素の検査に対して改良することができる。
さて、本発明を、さらに添付図面を参照して説明する。
(図面の簡単な説明)
図1は、駆動ベルトと2つのプーリとを備えた周知な無段変速機の概要を示す斜視図ある。
図2は、長手方向に向く周知な駆動ベルトの断面図である。
図3は、周知な駆動ベルトの2つの横断要素の簡単化された側面図であり、横断要素の孔の不十分な深さに伴う問題を示す
図4は、周知な駆動ベルトの2つの横断要素の簡単化された頂面図であり、柱の捩れの現象に伴う問題を示す
図5は、本発明による方法を実施できる装置の可能な設定における、本発明による方法を示す図である
図6は、本発明による方法の第1の改良を示す図である
図7は、本発明による方法の第2の改良を示す横断要素の側面図である
図8は、本発明による方法の第2の改良を示す横断要素の正面図である
図9は、本発明による方法の第3の改良を示す図である
図10は、前記第3の改良による本発明による方法を実施する内で記録される横断要素の画像を示す図である
図1は、エンジンと、エンジンの駆動輪との間の自動車の駆動ラインに一般的に適用される周知な無段変速機の中央部分を示す。
変速機は2つのプーリ1、2を含み、各々のプーリは2つのプーリディスク4、5を備え、プーリディスクの間には、一方のプーリ1、2から他方のプーリ2、1への回転運動Mと付随するトルクを伝達するために、いわゆるプッシュベルト型駆動ベルト3が存在する。プーリディスク4、5は、全体的に円錐の形状であり、少なくとも一方のプーリディスク4は、両方のディスク4、5が設置されるそれぞれのプーリ軸6、7に沿って変速機内で軸方向へ移動可能に組込まれる。また、変速機は通常、前記少なくとも一方の可動ディスク4上で、駆動ベルト3がディスク間でクランプされるように、それぞれの他方のプーリディスク5の方向に向けて軸方向に配向されるクランプ力を付加する駆動手段を備える。
駆動ベルト3は、無端引張り手段31と、無端引張り手段の長手方向に沿って運動でき、無端引張り手段に対してもっぱら、横断的に方位され、無端引張り手段31上に設けられる多数の比較的に薄い横断要素32とを含む。駆動プーリ1の回転において、ディスク4、5と駆動ベルト3との間の摩擦が前記駆プーリ1から従動プーリ2への前記運動方向Mにおいて、横断要素32を押し進め、再び戻し、それにより、引張り手段31により案内されて支持されるように、横断要素32は前記クランプ力を受取る。変速機の幾何学的な変速比は、従動プーリ2での駆動ベルト2の有効接触半径R2と駆動プーリ1での駆動ベルト3の有効接触半径R1との商により決定され、値の範囲内で連続的に変化できる。
図2は、周知な駆動ベルト3の横断面を提供し、横断面は駆動ベルトの長手方向に向いている。図2において、駆動ベルト3の横断要素部品32は正面図で示される。横断要素32は3つの主要な部分、すなわち、比較的に幅広く本質的に矢じり形状の頂部の部分33と、比較的に幅広く本質的に台形の底部分35と、頂部の部分33と底部分35を相互連結する比較的に限定された幅の本質的に長方形の柱部分34とを含む。
横断要素32は、駆動ベルトの無端引張り手段31上に装着される駆動ベルト3内に組込まれ、無端引張り手段は、2つの積層部分から成り、各積層部分は多数の薄く平坦な金属リング30により形成され、これらの金属リングは半径方向で互いに入れ子にされ、各積層部分は横断要素32内のそれぞれの開口または凹所36内に収容され、所36は横断要素の頂部33と底部分35との間の柱部分34の両側に設けられる。
さらに、長手方向に突出するスタッド(突出部)39は、横断要素32の前方主面40上に設けられ、スタッド39は隣接する横断要素32の後方主面41内に設けられる孔42内に収容される。変速機内での作動中に、スタッド39と孔42は、駆動ベルト3の隣接する横断要素32を相互に長手方向に対して横方向に整列させるために設けられる。プーリ1、2のディスク4、5間でクランプされる時に、軸方向に向いた傾斜エッジ32の周りを隣接する横断要素32が相互に傾斜できるように、いわゆる傾斜エッジ36の下方の横断要素32の底部分35において、横断要素の厚さは少なくとも実質的に先細りとなる。
この形式の横断要素32を生産する時に生じる第1の問題は、図3で図示されるように、スタッド39を十分に収容するは孔42が浅すぎることである。そのような孔42の不十分な深さは、生産工程での偏差、又は単純に、孔内に存在する異物により生じる可能性がある
図3は、駆動ベルト3内に適用できるような2つの隣接する横断要素32a、32bの側面図を示すが、それによれば、先行する横断要素32aの孔42は後続の横断要素32bのスタッド39の全体を受け入れるには浅すぎる。横断要素32a、32b間の接触力Fsは、前記スタッド39において不都合なことに集中するのは明白でありそのことが典型的に変速機の操作中に発せられる騒音を少なくとも増加させるが、また、横断要素を破壊することになる。さらに、プーリ1、2間において、前記要素32a、32bは相互に関してわずかに傾斜しておりそのことが典型的に無端引張り手段31の不都合な追加の負荷を生じる。
この形式の横断要素32を生産する時に生じる第2の問題は、比較的に幅のある頂部の部分33と底部分35、他方、その間を連結する比較的に制限された幅の柱部分34とを含む特定の設計に関係。この特別な設計のために、最終生産物の駆動ベルト3の品質および性能にとって非常に重要な基準である横断要素32の平坦性は、生産工程中の種々な段階において維持することは困難である。すなわち、横断要素の平坦性は、柱部分34の捩れ、つまり、歪みにより容易に影響され、それにより、それぞれの要素32の底部分35は、図4で図示されるように、頂部の部分33に対してわずかに回転している。
図4は、駆動ベルト3内に適用されているような2つの隣接する横断要素32a、32bの頂面図をし、その最下方の一方の要素32aは柱捩れの上記の現象を受ける。駆動ベルト3の作動中において、横断要素32a、32bは、図3において力矢印Fcで示される、要素32a、32bを順番に強く押す圧縮負荷を受ける。これにより、柱捩れの程度が両方の隣接要素32a、32bで同じでない時、無負荷状態で存在する横断要素のそれぞれの底部分33の間の周方向間隔A1は、0に減少される。例えば、図示の場合、結果として、回転M1は最下方横断要素32aのヘッド部分35に適用され、それにより、特に、柱部分34は追加の、さらに周期的に変化する応力、すなわち、疲労応力を受ける。これらの応力は、断要素32aの早期の故障、すなわち、破壊を生じ、それにより、体として駆動ベルト3の寿命に影響を及ぼす。
したがって、駆動ベルト3の最終製品の最適な品質を実現するために、孔42の深さと清潔さ、並びに柱捩れの量は、好ましくは、生産工程において監視され、それにより、これに関して一定の許容水準を越える断要素32は、駆動ベルト3の組立工程から除外される。
本発明は、そのような不良な横断要素32を識別する方法を提供し、図5に沿って図示されるようにその方法は、光源10から離れて要素32へ向かう方向へ走り、それにより、要素32のそれぞれの主面40、41の部分を照明する、実質的に平面の光線を発生するステップと、前記それぞれの主面40、41からの光線の反射R−を検出するステップと、横断要素32の品質を前記反射R−強度、形状または他の特性に関係付けるステップを少なくとも含む。その後前記品質が所定の基準を満足しない場合、それぞれの横断要素32は駆動ベルト3を製造する工程から除外され、または、手直しのために選別もしくは標識付けされる。
好ましくは、レーザ10は光線Iを発生するために使用され、つ以上の長方形開口またはスロットを有するマスクの後ろに設置され、レーザ光がレーザ10と照明される物体、すなわち、要素32との間で最少の散乱のよく定義された平面ビーム形状で提供される。また好ましくは、カメラ11が、横断要素32の光線Iの反射R−を検出するために使用され、例えば、関連する所定の基準と比較して、前記反射R−強度、形状または他の特性に関して自動的に分析できるデジタル画像を記録する、それは適切にプログラムされた一般の適切なコンピュータを使用することによる。
本発明による上記の方法の第1の改良は、特に、孔42の清潔さを監視するために応用される。この場合、図6で図示されるように、光線は孔42を含む横断要素32(ここでは、頂部の部分33の断面で示される)の主面41の部分を照明する。光線の検出される反射R−が孔42の位置から歪められる(すなわち、長方形でない、または強度が非常に低い)ならば、それぞれの孔42は汚され、つまり、外部の小片Pが孔内に存在すると仮定できる。小片の反射特性は、孔42の底を形成すると仮定される滑らかな金属表面の特性とは相当に異なるので、実質的に、すべての外部の小片Pは、このようにして検出できる。
本発明による上記の方法の第2の改良は、特に、孔42の深さを監視するために応用される。この場合、図7で図示されるように、光線は孔42を含む横断要素32(ここでは、側面図で示される)の主面41の一部を照明し、他方、光線は前記主面41のそれぞれに照明される部分と鋭角α−Iをなす。孔42の位置での光線の反射R− 42と、前記主面41上の位置での光線の反射R− 41との間の垂直距離Dを測定することにより、要素32の正面図の図8で示されるように、孔41の深さは前記距離D×前記角度α−Iのタンジェントとして容易に計算できる。
最後に、本発明による上記の方法の第3の改良は、特に、柱の捩れ量を監視するために応用され、第3の改良は図9で図示される。この場合、実質的に2本の平面の光線IIが発生され、それらの光線の内、一方の光線は要素の頂部の部分33の位置で要素32の主面41を照明し、他方の光線IIは要素32の底部分35内のそれぞれの主面41を照明し、それにより、前記光線IIはそれぞれの主面41に対して鋭角の入射角をなす
図10は、横断要素32の照明されたそれぞれの主面41の実際の写真画像を表し、角度βは、それぞれの前記光線II細長い長方形反射R−とR−IIの長軸線の間で観察される。光線IIのそれぞれの空間的方位後者の角度βを相関させることにより、柱の捩れ量を容易に測定できる。前記光線IIが相互に平行に発生され、すなわち、平行な平面を占め/定めるならば、もちろん、このために必要とされる計算は、かなり簡単化できる。
この後者の場合、度βの0から任意の偏移は、それぞれの横断要素が柱の捩れを受けることを示す。
駆動ベルトと2つのプーリとを備えた周知な無段変速機の概要を示す斜視図ある。 長手方向に向く周知な駆動ベルトの断面図である。 周知な駆動ベルトの2つの横断要素の簡単化された側面図であり、横断要素の孔の不十分な深さに伴う問題を示す 周知な駆動ベルトの2つの横断要素の簡単化された頂面図であり、柱の捩れの現象に伴う問題を示す 本発明による方法を実施できる装置の可能な設定における、本発明による方法を示す図である 本発明による方法の第1の改良を示す図である 本発明による方法の第2の改良を示す横断要素の側面図である 本発明による方法の第2の改良を示す横断要素の正面図である 本発明による方法の第3の改良を示す図である 前記第3の改良による本発明による方法を実施する内で記録される横断要素の画像を示す図である
1、2 プーリ
3 駆動ベルト
4、5 プーリディスク
10 光源
32 横断要素
40 主面
41 主面
42 孔
II 光線
R− 反射

Claims (4)

  1. 駆動ベルト(3)製造工程内で、または製造工程用に、生産される横断要素(32)の品質を監視する方法において、
    前記要素(32)へ向けて光源(10)から離れる方向に走り、それにより前記要素(32)のそれぞれの主面(4041)の一部を照明する、実質的に平面の光線()を発生するステップと、
    前記主面(41)は孔(42)を含み、前記孔(42)は前記要素(32)の材料内に設けられ、
    前記それぞれの主面(4041)から前記光線()の反射(R−)を検出するステップと、
    前記孔(42)の位置で、前記光線(I)の前記反射光(R−I)が歪められ、非常に弱く、又は検出されない場合、前記横断要素の前記孔(42)のクリーニングのために前記それぞれの横断要素を選別もしくは標識付けすることにより、前記横断要素(32)の品質を前記反射(R−)の強度、形状または他の特性と関係付けるステップと
    含むことを特徴とする駆動ベルト製造工程内で横断要素の品質を監視する方法。
  2. 駆動ベルト(3)の製造工程内で、または製造工程用に、生産される横断要素(32)の品質を監視する方法において、
    前記要素(32)へ向けて光源(10)から離れる方向に走り、それにより前記要素(32)のそれぞれの主面(40;41)の一部を照明する、実質的に平面の光線(I)を発生するステップと、
    別の実質的に平面の光線(II)を発生するステップと、
    ここにおいて前記別の光線(II)は、同様に前記要素(32)に向けて前記光源(10)から離れる方向へ走り、そして同様に前記要素(32)の前記主面(4041)のそれぞれの部分を照明2つの光線(I、II)は、各々、前記光線により照明される前記主面(4041)と鋭角をなし
    それぞれの主面(40;41)からの前記2つの光線(I、II)の細長い長方形の反射光(R−I、R−II)を検知するステップと、
    それぞれの主面(4041)からの前記2つの光線(I、II)の細長い長方形の反射R−I、R−II)の長軸線間の角度(β)を測定するステップと、
    前記測定された角度(β)が、既定の許容範囲外の値である場合、それぞれの前記横断要素(32)を前記駆動ベルト(3)製造工程から除外し、または、少なくとも、それぞれの前記横断要素(32)を真直ぐにする、すなわち、捩れを直すために選別もしくは標識付けすることにより、
    前記横断要素(32)の品質を、そのように測定された前記角度(β)に関係付けるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  3. 前記測定された角度(β)は、前記2つの光線(I、II)の鋭角入射角度の間の差に等しい値により修正される、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 前記2つの光線(I、II)は、相互に平行な面内にあることを特徴とする請求項またはに記載の方法。
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