JP5230330B2 - 圧電デバイス - Google Patents

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本発明は、携帯用通信機器やPDA(Personal Digital Assistant)、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の電子機器に用いる圧電デバイスに関するものである。
従来より、外部接続電極やマウント電極、内部配線を有するパッケージ内に圧電振動素子を実装し気密封止した圧電デバイスが知られている。図5は、従来の電極構造を備えた圧電デバイスの一例を示す図で、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は下面図である。
図5に示すように、従来の電子デバイス100においては、シリコン基板などから成る半導体基板110の一主面側に箱型の凹部111が設けられ、その凹部111底面上に圧電振動素子130を実装するための二つの実装用端子112が形成され、それら二つの実装用端子112上に互いに電気的極性の異なる二つの励振電極を備えた圧電振動素子130が導電性接着剤を介して実装されている。(特許文献1参照)
凹部111底面上に形成された二つの実装用端子112のうち一方の実装用端子の直下には、凹部111底面からそれと対向する半導体基板110の下面へ向かって貫通する貫通電極115が設けられ、一方で他方の実装用端子には、凹部111底面の長手方向へ延びる一筋の引き回し配線114が形成され、その引き回し配線114の先端部直下に凹部111底面からそれと対向する半導体基板110の下面へ向かって貫通する貫通電極115が設けられている。貫通電極115は、半導体基板110の凹部111底面とそれと対向する下面との間の肉厚部に設けられた円柱状の貫通孔に金属などの導電材料が充填、又はその内面全体に薄膜状に堆積されることで形成されている。
半導体基板110の下面には、圧電振動素子130の励振電極を外部と電気的に接続するための二つの外部接続端子113が絶縁層を介して形成され、それら二つの外部接続端子113のうち一方の外部接続端子113は、貫通電極115を介して一方の実装用端子112と接続され、他方の外部接続端子113は、貫通電極115を介して他方の実装用端子112と接続されており、これにより圧電振動素子130の二つの励振電極がそれぞれ対応する外部接続端子113と電気的に接続されている。
半導体基板110に設けられた凹部111の周囲を取り囲む壁部の上端部には、平板状の蓋部材120が接合されており、これにより凹部111空間内が気密封止された状態となっている。
尚、以上の圧電デバイス100においては、半導体基板110と実装用端子112、引き回し配線114、及び貫通電極115との間にも図示しない絶縁層が介在しており、半導体基板とそれらとは互いに電気的に絶縁されている。
又、圧電デバイス100を構成する基板として、上述した半導体基板のほかに、セラミックやガラスなどの絶縁性材料や、アルミなどの金属材料を用いることも知られている。
また、特許文献2では、圧電発振器を低背化する手段として、多層の誘電体基板からなるパッケージ210と、パッケージ210の蓋代わりの集積回路220と、圧電振動子230とで構成される圧電発振器200が開示されている。図6は、従来の保護膜を有する圧電発振器の略断面図であり、圧電発振器200の一部を、金属性、あるいは絶縁性の保護膜240で覆い、電磁界シールド効果を得ることで、出力周波数を一定に保持することを可能としている。
特開2007−267101号公報 特開2003−17941号公報
圧電デバイスの小型化・薄型化が進むに伴い、圧電デバイスのパッケージを構成する基板も薄肉化するため、パッケージに形成した保護膜の応力や、基板自身の応力により、パッケージの変形が発生しやすい。
本発明は、パッケージの変形を抑制することが可能な圧電デバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の圧電デバイスは、第一基板と第二基板からなるパッケージ内に、圧電振動素子を収納した圧電デバイスであって、前記パッケージの互いに異なる表面に前記パッケージの反りを相殺する、引張応力材料及び/又は圧縮応力材料からなる応力膜が形成され、前記互いに異なる表面の少なくとも一方の前記応力膜は積層されていることを特徴とする。
本発明の圧電デバイスは、前記応力膜を前記第一基板に形成することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第一基板に前記圧電振動素子を収納するキャビティを形成することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記応力膜を前記第一基板のキャビティ内面に形成することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記応力膜を前記第一基板のキャビティ外面に形成することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第一基板を導電性材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第一基板を金属材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第一基板を半導体材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第一基板を絶縁性材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第一基板をセラミックからなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第一基板をガラスからなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記応力膜を前記第二基板に形成することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第二基板に前記圧電振動素子を収納するキャビティを形成することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記応力膜を前記第二基板のキャビティ内面に形成することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記応力膜を前記第二基板のキャビティ外面に形成することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第二基板を導電性材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第二基板を金属材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第二基板を半導体材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第二基板を絶縁性材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第二基板をセラミックからなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記第二基板をガラスからなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記応力膜を絶縁性材料からなすことができる。
本発明の圧電デバイスは、前記応力膜をポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、SiO、SiNのうちの何れか一つ又は二つ以上から選択することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記パッケージには前記圧電振動素子と電気的に接続された配線が設けられ、前記応力膜を当該配線と前記パッケージとの間に配置することができる。
本発明の圧電デバイスは、前記圧電振動素子を水晶とすることができる。
引張応力材料及び/又は圧縮応力材料からなる応力膜を、圧電デバイスのパッケージ表面に設けることで、パッケージの残留応力を低減させ、パッケージの変形を防止し、圧電デバイスの信頼性を向上させることができる。
本発明の圧電デバイスについて、基板の材料として半導体材料であるシリコンを用いた例として説明する。また、本発明の圧電デバイスにおける圧電振動素子は音叉型水晶振動片とする。以下、本発明の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、実施例1における圧電デバイスを示す図で、(a)は(b)のA−A’概略断面図、(b)は第二基板(蓋部材)を除いた概略上面図、(c)は概略下面図である。
本実施例における圧電振動素子30は、水晶母材から切り出された水晶ウェハにフォトリソグラフィー工程等により励振電極や接続電極(不図示)を形成し、エッチングにて個片化された音叉型水晶振動子である。
第一基板10、第二基板20は共に半導体材料であるシリコン基材からなり、第一基板10には圧電振動素子30を収容するための凹部(キャビティ)11が設けられている。図1に示すように、その凹部11底面には、引き回し配線14や貫通電極15を介して外部電極13と接続された電気的極性が異なる二つのマウント電極12が形成されており、このマウント電極12と圧電振動素子30の接続電極とが導電性接着剤を介して接続固定されている。外部電極13は、圧電デバイス1と外部回路との接続を行うためのものである。
第一基板10の凹部11底面上に形成された二つのマウント電極12のうち一方のマウント電極の直下には、凹部11底面からそれと対向する第一基板10の下面へ向かって貫通する貫通電極15が設けられ、一方で他方のマウント電極12には、凹部11底面の長手方向へ延びる一筋の引き回し配線14が形成され、その引き回し配線14の先端部直下に凹部11底面からそれと対向する第一基板10の下面へ向かって貫通する貫通電極15が設けられている。貫通電極15は、第一基板10の凹部11底面とそれと対向する下面との間の肉厚部に設けられた円柱状の貫通孔に金属などの導電材料が充填、又はその内面全体に薄膜状に堆積されることで形成されている。尚、ここでは貫通電極15を円柱状としているが、機械的特性を向上させるためには、断面二次モーメントが大きい四角柱状にするのが良い。
尚、パッケージを構成する基板の表面に形成されるマウント電極、引き回し配線、外部接続電極などの各導電層の相互間で、静電容量(以下パッケージ静電容量(Cp)とする)が発生し、圧電デバイスの電気的特性、特に励振状態に悪影響を及ぼすという問題があり、基板に絶縁膜を厚く成膜することによりパッケージ静電容量(Cp)を小さくすることができるが、絶縁膜の残留応力が発生し、基板の反りが発生し、基板から絶縁膜が剥離するなどの虞がある。
第一基板10において、マウント電極12および引き回し配線14と第一基板10との間に第一の絶縁膜16a、貫通電極15と第一基板10との間に第二の絶縁膜16b、外部電極13と第一基板10との間に第三の絶縁膜16cが成膜され、第一基板10と各導電層は互いに絶縁されている。
各絶縁膜は圧縮応力を有するSiO膜で形成され、第一基板10が、第一の絶縁膜16aと第三の絶縁膜16cとで挟み込まれることで、第一基板10自身の応力と第一の絶縁膜16aの応力と第三の絶縁膜16cの応力が相殺され、第一基板10全体の残留応力が相殺されている。さらに、第一の絶縁膜16a、第二の絶縁膜16b、および第三の絶縁膜16cは、パッケージ静電容量(Cp)を減少させている。
この第一基板10のマウント電極12と圧電振動素子30の接続電極とは、ハンダや導電性接着剤などの導電性材料を介して接続され、第一基板10の凹部11に圧電振動素子30が収納されている。
第一基板10の凹部11に圧電振動素子30を収納した後、レーザーやイオンビームなどを用いて周波数調整用の重りを除去し、周波数調整を行う。
第一基板10と第二基板20とは陽極接合や直接接合などの接合手段を用いて接合され、圧電振動素子30が気密封止されている。
パッケージを構成する第一基板10および/または第二基板20の材料として半導体材料を使用することで、量産性に優れた半導体プロセスを使用した生産が可能となり、大量生産による低コスト化が可能となる。また高度加工が可能となる。
また、導電性材料からなる基板と引き回し配線との間に絶縁膜を形成しパッケージ静電容量(Cp)を小さくするとともに、パッケージの変形を抑制することが可能となる。
この圧電デバイス1は、安定した励振状態を保持し、残留応力による変形を抑制することが可能である。
図2は、実施例2における圧電デバイスを示す図で、(a)は(b)のA−A’概略断面図、(b)は第二基板(蓋体)を除いた概略上面図、(C)は概略下面図である。
本実施例の圧電デバイス1は、実施例1の圧電デバイスを構成する第一基板10の外部電極13側の絶縁膜を厚膜化したものであり、最下層の第三の絶縁膜16cに第四の絶縁膜16d(SiO膜)と、第五の絶縁膜16e(ポリイミド樹脂)とを積層し、外部電極13側の絶縁膜を多層絶縁膜とし、パッケージ静電容量(Cp)を更に小さくしたものである。
異なる応力特性を有する材料、すなわち圧縮応力を有するSiO膜と引張応力を有するポリイミド樹脂とを積層することで、絶縁膜を厚膜化しつつ第一基板10の残留応力を相殺することができる。特に、パッケージ静電容量(Cp)対策として膜厚は10μm以上が好ましく、30〜40μm程度に形成するのが最適である。
尚、外部電極13側の絶縁膜を厚膜化するために、第三の絶縁膜16cに第四の絶縁膜16d、第五の絶縁膜16eを積層し多層化したが、これに限定するものではなく、更に複数の絶縁層を積層しても良い。
また、外部電極13側に限らず、凹部11に設けたマウント電極12側の絶縁膜の厚膜化も同様に可能である。
更に、積層した絶縁膜間に導電層(引き回し配線等)を形成すれば、導電層の絶縁と保護を同時に行うことができる。
次に、応力膜に関して説明する。図3は、本発明の一実施形態における絶縁膜の厚さと応力との関係を説明する図である。図のX軸はSiO膜およびポリイミド樹脂を成膜した際の残留応力を示す。図4は、本発明の一実施形態における積層された絶縁膜の厚さとパッケージ静電容量(Cp)との関係を説明する図である。図のX軸に絶縁膜厚さ、Y軸にパッケージ静電容量(Cp)を示す。またこのモデルは図2に示した実施例2における、第四の絶縁膜16d(SiO膜)および第五の絶縁膜16e(ポリイミド樹脂)の総厚に対するパッケージ静電容量の変化である。
SiO膜の成膜プロセスとしては、TEOS(珪酸エチル)と酸素の混合ガスを真空中に放出し高周波プラズマにより成膜する技術、即ちPCVD(Prazma Chemical Vapor Deposition)により行ったもので、プラズマ発生用電源の電力値とガス流量をそれぞれ3水準変化させたものである。またポリイミド樹脂は市販されているA社製、B社製の2水準ついて行った。成膜方法はスピンコートによりポリイミド樹脂を塗布し、熱硬化させたものである。残留応力の測定は一般的に利用されている片持ち梁法を用い短冊状のSi基板にそれぞれを成膜し、Si基板の反り量から残留応力値を求めたものである。また、引張応力はプラス、圧縮応力はマイナスと符合付けした。SiO膜の残留応力は概ねマイナス200MPaからマイナス300MPa程度であった。ポリイミド樹脂の残留応力は概ねプラス30MPaからプラス50MPa程度であった。
圧電デバイスのパッケージ静電容量を小さくするためには、絶縁層を厚くする必要があるが、同一面上に異なる絶縁材料を積層して応力を相殺するためには、以上の結果より、膜厚比をポリイミド樹脂を1とした場合、SiO膜を4から10程度にすることが良い。
SiO膜の残留応力をマイナス200MPa以上にする場合は、高周波プラズマの電力量を下げることにより可能となるが、膜の応力値が不安定になり、規定値を制御できず、膜の密着性が低下し剥離してしまう等の問題があるため、マイナス200MPa以上にすることは好ましくない。また残留応力をマイナス300MPa以下にした場合は、膜の残留応力により基板の反りが顕著になり安定したプロセスを行うことが困難となる。
尚、実施例2における第四の絶縁層16dはSiO膜、第五の絶縁層16eはポリイミド樹脂であり、応力相殺によりほぼ残留応力をなくすための膜厚比をSiO膜:ポリイミド樹脂=1:5とした。また図4から、積層された絶縁膜が厚くなるに従い、指数関数的にパッケージ静電容量(Cp)が減少することがわかる。
以上、実施例では絶縁性を有する応力膜として、SiO膜とポリイミド樹脂を一例として説明したが、必ずしもこの材料ではなく、その他絶縁材料とされる材料において引張応力材料、圧縮応力材料を選定し、これらを組み合わせて積層することで、残留応力をなくすと同時に、圧電デバイスのパッケージ静電容量を低減することができる。例えば、SiO膜の代わりにSiN膜等、ポリイミド樹脂の代わりにエポキシ樹脂等が挙げられる。
また、シリコンを基板の材料として説明したが、基板の材料としては、シリコンに限定するものではなく、ガラスやセラミックなどの絶縁材料や、コバールなどの導電性材料を用いた基板に対しても、本発明は有効である。
また、第一基板に応力膜を成膜しパッケージの変形を抑制することを説明したが、当然、第二基板にも第一基板と同様に応力膜を成膜することで、同様の効果を得ることができる。
実施例1における圧電デバイスを示す図で、(a)は(b)のA−A’概略断面図、(b)は第二基板(蓋部材)を除いた概略上面図、(c)は概略下面図 実施例2における圧電デバイスを示す図で、(a)は(b)のA−A’概略断面図、(b)は第二基板(蓋体)を除いた概略上面図、(C)は概略下面図 本発明の一実施形態における絶縁膜の厚さと応力との関係を説明する図 本発明の一実施形態における積層された絶縁膜の厚さとパッケージ静電容量(Cp)との関係を説明する図 従来の電極構造を備えた電子デバイスの一例を示す図で、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は下面図 従来の保護膜を有する圧電発振器の略断面図
符号の説明
1 圧電デバイス
10 第一基板
11 凹部(キャビティ)
12 マウント電極
13 外部電極
14 引き回し配線
15 貫通電極
16a 第一の絶縁層
16b 第二の絶縁層
16c 第三の絶縁層
16d 第四の絶縁層
16e 第五の絶縁層
20 第二基板
30 圧電振動素子
100 圧電デバイス
110 半導体基板
111 凹部
112 実装用端子
113 外部接続端子
114 引き回し配線
115 貫通電極
120 蓋部材
130 圧電振動素子
200 圧電発振器
210 パッケージ
220 集積回路
230 圧電振動子

Claims (26)

  1. 第一基板と第二基板からなるパッケージ内に、圧電振動素子を収納した圧電デバイスであって、前記パッケージの互いに異なる表面にそれぞれ前記パッケージの反りを相殺する、引張応力材料及び/又は圧縮応力材料からなる応力膜が形成され、前記互いに異なる表面の少なくとも一方の前記応力膜は積層されていることを特徴とする圧電デバイス。
  2. 前記応力膜が前記第一基板に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  3. 前記第一基板に前記圧電振動素子を収納するキャビティが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧電デバイス。
  4. 前記応力膜が前記第一基板のキャビティ内面に形成されていることを特徴とする請求項に記載の圧電デバイス。
  5. 前記応力膜が前記第一基板のキャビティ外面に形成されていることを特徴とする請求項又はに記載の圧電デバイス。
  6. 前記第一基板が導電性材料からなることを特徴とする請求項1〜の何れか一つに記載の圧電デバイス。
  7. 前記第一基板が金属材料からなることを特徴とする請求項に記載の圧電デバイス。
  8. 前記第一基板が半導体材料からなることを特徴とする請求項に記載の圧電デバイス。
  9. 前記第一基板が絶縁性材料からなることを特徴とする請求項1〜の何れか一つに記載の圧電デバイス。
  10. 前記第一基板がセラミックからなることを特徴とする請求項に記載の圧電デバイス。
  11. 前記第一基板がガラスからなることを特徴とする請求項に記載の圧電デバイス。
  12. 前記応力膜がポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、SiO、SiNのうちの何れか一つ又は二つ以上から選択されるものであることを特徴とする請求項11に記載の圧電デバイス。
  13. 前記応力膜が前記第二基板に形成されていることを特徴とする請求項1〜12の何れか一つに記載の圧電デバイス。
  14. 前記第二基板に前記圧電振動素子を収納するキャビティが形成されていることを特徴とする請求項1〜13の何れか一つに記載の圧電デバイス。
  15. 前記応力膜が前記第二基板のキャビティ内面に形成されていることを特徴とする請求項14に記載の圧電デバイス。
  16. 前記応力膜が前記第二基板のキャビティ外面に形成されていることを特徴とする請求項14又は15に記載の圧電デバイス。
  17. 前記第二基板が導電性材料からなることを特徴とする請求項1〜16の何れか一つに記載の圧電デバイス。
  18. 前記第二基板が金属材料からなることを特徴とする請求項17に記載の圧電デバイス。
  19. 前記第二基板が半導体材料からなることを特徴とする請求項17に記載の圧電デバイス。
  20. 前記第二基板が絶縁性材料からなることを特徴とする請求項1〜16の何れか一つに記載の圧電デバイス。
  21. 前記第二基板がセラミックからなることを特徴とする請求項20に記載の圧電デバイス。
  22. 前記第二基板がガラスからなることを特徴とする請求項20に記載の圧電デバイス。
  23. 前記応力膜が絶縁性材料からなることを特徴とする請求項1〜22の何れか一つに記載の圧電デバイス。
  24. 前記応力膜がポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、SiO、SiNのうちの何れか一つ又は二つ以上から選択されるものであることを特徴とする請求項23に記載の圧電デバイス。
  25. 前記パッケージには前記圧電振動素子と電気的に接続された配線が設けられ、前記応力膜が当該配線と前記パッケージとの間に配置されていることを特徴とする請求項23又は24に記載の圧電デバイス。
  26. 前記圧電振動素子が水晶からなることを特徴とする請求項1〜25の何れか一つに記載の圧電デバイス。
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