JP5229256B2 - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

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本発明は、燃料を蓄圧容器へ圧送するプランジャポンプと、蓄圧容器に蓄圧された燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関の燃料噴射システムに適用された、燃料噴射制御装置に関する。
従来より、プランジャポンプで圧送した燃料をコモンレール(蓄圧容器)に蓄圧させて燃料噴射弁から噴射させるコモンレール式のディーゼル機関では、次のように燃料噴射量を制御している。
先ず、機関回転速度や機関負荷等の運転条件に応じて燃料の目標噴射量を算出する。次に、目標噴射量となるような燃料噴射弁の開弁時間(指令噴射期間)を算出する。ここで、噴射開始時点でのコモンレール内の燃圧(噴射開始時レール圧)が異なれば、開弁時間が同じであっても実際の噴射量は異なってくる。そのため、目標噴射量に基づき指令噴射期間を算出するにあたり、噴射開始時レール圧に応じて算出する。
ここで、レール圧センサの検出値は所定クランク角毎に取得するのが一般的であるため、実際には、噴射直前に検出されたレール圧(噴射直前レール圧)を噴射開始時レール圧とみなして指令噴射期間を算出する。しかし、プランジャポンプの圧送期間と燃料噴射弁の噴射期間とが重複する場合には、噴射直前レール圧は噴射開始時までに上昇していく。
そこで従来では、圧送期間と噴射期間とが重複する時間を加味して、噴射直前レール圧に基づき噴射開始時レール圧を推定している。そして、推定した噴射開始時レール圧及び目標噴射量に基づき指令噴射期間を算出する(特許文献1等参照)。
特開2009−270520号公報
しかしながら、圧送期間と噴射期間とが重複する場合において、プランジャの変位速度が速いほど、プランジャから吐出された燃料は慣性でコモンレール内に流入しやすくなるので、レール圧の上昇が促進される。つまり、噴射直前レール圧及び重複期間が同じであっても、その時のプランジャ速度に応じて噴射開始時レール圧は異なってくる。そのため、特許文献1に記載された指令噴射期間の算出手法では、実際のレール圧を十分に加味して指令噴射期間を算出しているとは言えず、改良の余地が有る。
以上の点を鑑み、本発明の目的は、指令噴射期間の算出手法を改良することで、高精度な噴射量制御を実現可能にした燃料噴射制御装置を提供することにある。また、高精度な噴射時期制御を実現可能にした燃料噴射制御装置を提供することを他の目的とする。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明では、燃料を蓄圧容器へ圧送するプランジャポンプと、前記蓄圧容器に蓄圧された燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関の燃料噴射システムに適用され、前記内燃機関の運転条件に応じて燃料の目標噴射量を算出する目標噴射量算出手段と、噴射直前の前記蓄圧容器内の燃圧である噴射直前燃圧を取得する燃圧取得手段と、前記目標噴射量及び前記噴射直前燃圧に基づき前記燃料噴射弁に対する指令噴射期間を算出する指令噴射期間算出手段と、を備え、前記指令噴射期間算出手段は、前記プランジャポンプの圧送期間と前記燃料噴射弁の噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得した後の前記プランジャポンプのプランジャ速度変化を加味して、前記目標噴射量及び前記噴射直前燃圧に基づき前記指令噴射期間を算出することを特徴とする。
本発明は、「プランジャの変位速度が速いほど、プランジャから吐出された燃料は慣性で蓄圧容器内へ流入しやすくなるので、蓄圧容器内の燃圧の上昇が促進される」といった上述の知見に基づき為されたものである。この知見を鑑みた本発明では、目標噴射量及び噴射直前燃圧に基づき指令噴射期間を算出するにあたり、圧送期間と噴射期間とが重複する場合にはプランジャ速度変化を加味して算出するので、蓄圧容器内の実際の燃圧挙動を十分に加味して指令噴射期間を算出することができ、ひいては高精度な噴射量制御を実現できる。
請求項2記載の発明では、前記指令噴射期間算出手段は、噴射開始時点での前記蓄圧容器内の燃圧である噴射開始時燃圧を、前記噴射直前燃圧に基づき推定する推定手段と、推定した前記噴射開始時燃圧及び前記目標噴射量に基づき前記指令噴射期間を算出する算出手段と、を有し、前記推定手段は、前記圧送期間と前記噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までにおける前記プランジャ速度変化を加味して、前記噴射直前燃圧に基づき前記噴射開始時燃圧を推定することを特徴とする。
これによれば、噴射直前燃圧に基づき噴射開始時燃圧を推定するにあたり、圧送期間と噴射期間とが重複する場合には、噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までにおけるプランジャ速度変化を加味して推定するので、噴射開始までの実際の燃圧挙動を十分に加味してその推定精度を向上できる。そして、このように推定した噴射開始時燃圧を用いて指令噴射期間を算出するので、高精度な噴射量制御を実現できる。
請求項3記載の発明では、前記推定手段は、前記圧送期間と前記噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までに変位したプランジャ変位量をも加味して、前記噴射開始時燃圧を推定することを特徴とする。
プランジャ変位量(ストローク量)が多いほどポンプ吐出量は多くなるので、噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までにおけるプランジャ変位量が多いほど、噴射開始時燃圧は高くなる。この点を鑑みた上記発明によれば、プランジャ速度変化に加え噴射開始までのプランジャ変位量をも加味して噴射開始時燃圧を推定するので、その推定精度をより一層向上できる。
請求項4記載の発明では、前記指令噴射期間算出手段は、前記噴射開始時点での前記蓄圧容器内の燃圧である噴射開始時燃圧を、前記噴射直前燃圧に基づき推定する推定手段と、推定した前記噴射開始時燃圧及び前記目標噴射量に基づき前記指令噴射期間を算出する算出手段と、を有し、前記算出手段は、前記圧送期間と前記噴射期間とが重複する場合には、噴射開始から噴射終了までにおける前記プランジャ速度変化を加味して、前記噴射開始時燃圧及び前記目標噴射量に基づき前記指令噴射期間を算出することを特徴とする。
これによれば、噴射開始時燃圧及び目標噴射量に基づき指令噴射期間を算出するにあたり、圧送期間と噴射期間とが重複する場合には、噴射開始から噴射終了までにおけるプランジャ速度変化を加味して算出するので、噴射期間中における蓄圧容器内の実際の燃圧挙動を十分に加味して指令噴射期間を算出することができ、ひいては高精度な噴射量制御を実現できる。
請求項5記載の発明では、前記算出手段は、噴射開始から噴射終了までに変位したプランジャ変位量をも加味して、前記指令噴射期間を算出することを特徴とする。
プランジャ変位量(ストローク量)が多いほどポンプ吐出量は多くなるので、噴射期間中に変位したプランジャ変位量が多いほど、噴射開始時燃圧は高くなる。この点を鑑みた上記発明によれば、プランジャ速度変化に加え噴射期間におけるプランジャ変位量をも加味して指令噴射期間を推定するので、その推定精度をより一層向上できる。
請求項6,7記載の発明では、燃料を蓄圧容器へ圧送するプランジャポンプと、前記蓄圧容器に蓄圧された燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関の燃料噴射システムに適用され、噴射直前の前記蓄圧容器内の燃圧である噴射直前燃圧を取得する燃圧取得手段と、前記燃料噴射弁へ噴射開始を指令する信号を出力してから実際に噴射が開始されるまでの無効噴射期間を、前記噴射直前燃圧に基づき算出する無効噴射期間算出手段と、を備え、前記無効噴射期間算出手段は、前記プランジャポンプの圧送期間と前記燃料噴射弁の噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までにおける前記プランジャポンプのプランジャ速度変化を加味して、前記噴射直前燃圧に基づき前記無効噴射期間を算出することを特徴とする。
本発明は、「プランジャの変位速度が速いほど、プランジャから吐出された燃料は慣性で蓄圧容器内へ流入しやすくなるので、蓄圧容器内の燃圧の上昇が促進される」といった上述の知見に基づき為されたものである。そして、燃圧が高いほど無効噴射期間は短くなる。そこで本発明では、噴射直前燃圧に基づき無効噴射期間を算出するにあたり、圧送期間と噴射期間とが重複する場合にはプランジャ速度変化を加味して算出するので、蓄圧容器内の実際の燃圧挙動を十分に加味して無効噴射期間を算出することができ、ひいては噴射開始時期を高精度で制御できる。
本発明の一実施形態にかかる燃料噴射システムの構成図。 図1中の燃料ポンプの構成を示す断面図。 同実施形態にかかる燃料噴射制御に関する処理を示すブロック図。 重複期間Tcにて噴射量が増大する量は、プランジャ変位速度が速いほど多くなることを表す試験結果。 同実施形態において、指令噴射期間TFIN及び無効噴射期間Tdを算出する手順を示すフローチャート。 噴射期間Tbと圧送期間Taとが重複する場合の一態様を示すタイムチャート。
以下、本発明にかかる燃圧制御装置を車両用ディーゼル機関の燃圧制御装置に適用した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるシステム構成を示す。
図示されるように、燃料タンク10内の燃料(軽油)は、クランク軸12の回転に伴って駆動される機関駆動式の燃料ポンプ14によって汲み上げられる。燃料ポンプ14から吐出される燃料は、コモンレール16に加圧供給(圧送)される。コモンレール16は、燃料ポンプ14から圧送された燃料を高圧状態で蓄え、これを高圧燃料通路18を介して各気筒の燃料噴射弁20に供給するための気筒間で共有される蓄圧容器である。
燃料噴射弁20は、その噴射口22がディーゼル機関の燃焼室に突出するようにして配置されている。そして、燃料噴射弁20は、噴射口22を開閉するニードル21を備えている。ニードル21には、コモンレール16から高圧燃料通路18を介して供給される高圧燃料の燃圧が印加される。詳しくは、ニードル21には、噴射口22の開閉のそれぞれに対応した変位方向の双方に対して燃圧が印加される。ここで、ニードル21を閉弁させる側に圧力を印加する燃料を充填する背圧室23は、電磁ソレノイド24によって駆動されるバルブ25の開弁によって、低圧系(低圧燃料通路19、燃料タンク10側)に連通される。こうした構成によれば、バルブ25の開閉によって、ニードル21の変位方向のそれぞれに燃料が加える力の相対的な大小関係を調節することで、燃料噴射弁20を開閉させることができる。
図2に、燃料ポンプ14の構成を示す。
この燃料ポンプ14は、基本的には、フィードポンプ40によって上記燃料タンク10から汲み上げられた燃料をプランジャポンプ50にて加圧して吐出するものであり、且つプランジャポンプ50に吸入される燃料量が調量弁60により調節されるものである。
フィードポンプ40は、駆動軸41の回転により駆動されるトロコイドポンプであり、上記燃料タンク10の燃料を入口42から吸引してプランジャポンプ50へ送る低圧供給ポンプとして機能する。なお、駆動軸41は、ディーゼル機関の上記クランク軸12の回転に伴い回転駆動される。
レギュレータバルブ43は、フィードポンプ40の吐出圧が所定圧以上となるときにフィードポンプ40の吐出側と供給側とを連通させるものであり、これにより、フィードポンプ40の吐出圧が所定圧以下に制限される。
調量弁60は、燃料通路44を介してフィードポンプ40からプランジャポンプ50へ吸入される燃料量を調節する。詳細には、調量弁60は、スプール62及びスプリング66をシリンダ61内に収容して構成されており、電子制御装置(ECU30)によりソレノイド68が通電されると、ソレノイド68に生じる磁界によりスプリング66の弾性力に抗してスプール62は吸引され、スプール62及びシリンダ61により形成される連通路の開度(調量弁60の開度)が増大する。したがって、この調量弁60の開度は、ソレノイド68に対する指令電流に応じて調節され、指令電流が大きいほど開度が増大し、プランジャポンプ50へ吸入される燃料量が増大する。
プランジャポンプ50は、調量弁60によって調量された燃料を加圧して外部へ吐出(圧送)するプランジャポンプである。このプランジャポンプ50は、駆動軸41によって往復駆動されるプランジャ51と、このプランジャ51の往復動によって容積が変化する加圧室52と、加圧室52とフィードポンプ40側とを連通及び遮断する吸入弁53と、加圧室52と上記コモンレール16側とを連通及び遮断する吐出弁54とを備える。
プランジャ51は、駆動軸41のエキセンカム55の周囲に装着されたカムリング56にスプリング57によって押し付けられており、駆動軸41が回転するとカムリング56の偏心動作に伴ってプランジャ51が圧送上死点と圧送下死点との間を往復動する。ここで、プランジャ51の下降により加圧室52内の圧力が低下すると、吐出弁54が閉弁するとともに吸入弁53が開弁する。これにより、調量弁60を介してフィードポンプ40から加圧室52内に燃料が吸入される。逆に、プランジャ51の上昇により加圧室52内の圧力が上昇すると、吸入弁53が閉弁する。そして、加圧室52内の圧力が所定圧力に達すると吐出弁54が開弁して加圧室52内で加圧された高圧燃料が上記コモンレール16へ向けて吐出(圧送)される。
ECU30は、ディーゼル機関を制御対象とする制御装置である。図1に示すように、ECU30は、コモンレール16内の燃圧を検出する燃圧センサ32や、クランク軸12の回転角度を検出するクランク角センサ34、燃料ポンプ14内の燃料の温度を検出する温度センサ36等、エンジンシステムの各種状態を検出するセンサの検出値を取り込む。更に、ECU30は、ユーザによるアクセル操作部材(アクセルペダル)の操作量を検出するアクセルセンサ38の出力信号を取り込む。
上記ECU30では、上記各種入力信号に基づき、ディーゼル機関の各種アクチュエータを操作することで、ディーゼル機関の燃料噴射制御を行う。図3に、ECU30の行う処理のうち、上記燃料噴射制御に関する処理を示す。
指令噴射量算出部B2(目標噴射量算出手段)は、ディーゼル機関の運転状態を示すパラメータに基づき、燃料噴射弁20に対する噴射量の指令値(指令噴射量QFIN)を算出する。詳しくは、上記パラメータとして、ディーゼル機関の負荷を示すパラメータと回転速度NEとを用いる。特に本実施形態では、負荷を示すパラメータとしてアクセル操作量ACCPを用いている。なお、指令噴射量QFINは、負荷が大きいほど大きい値に設定する。
指令噴射期間算出部B4(指令噴射期間算出手段)は、上記指令噴射量QFIN(目標噴射量に相当)に基づき、燃料噴射弁20に対する噴射期間の指令値(指令噴射期間TFIN)を算出する。詳しくは、コモンレール16内の燃圧の検出値(実レール圧NPC)と指令噴射量QFINとに基づき、指令噴射期間TFINを算出する。これにより、燃料噴射弁20の開弁期間が操作される。なお、プランジャ51による燃料の圧送期間Ta(図6参照)と、燃料噴射弁20による燃料の噴射期間Tb(図6参照)とが重複する場合には、実レール圧NPCを増大させるよう補正する。また、圧送期間Taと噴射期間Tbとが重複する場合には、補正部B5(指令噴射期間算出手段)により指令噴射期間TFINを短くするよう補正する。これらの補正内容については後に詳述する。
目標燃圧設定部B6は、ディーゼル機関の運転状態を示すパラメータに基づき、コモンレール16内の燃圧の目標値(目標圧力PFIN)を設定する。詳しくは、上記パラメータとして、ディーゼル機関の負荷を示すパラメータと回転速度NEとを用いる。特に本実施形態では、負荷を示すパラメータとして、指令噴射量QFINを用いている。なお、目標圧力PFINは、負荷が大きいほど高い値に設定する。
偏差算出部B8では、実レール圧NPCに対する目標圧力PFINの偏差ΔPを算出する。フィードバック制御部B10では、実レール圧NPCを目標圧力PFINにフィードバック制御するための操作量を算出する。ここで、操作量として、調量弁60に対する燃料の調量量の指令値(指令調量量)を設定する。この処理は、本実施形態では、偏差ΔPの比例積分微分演算にて行われる。操作部B12では、指令調量量を、調量弁60に対する通電量の指令電流に変換し、調量弁60を通電操作する。
図4(a)(b)(c)は、プランジャ51の変位量の変化、プランジャ51の変位速度の変化、燃料噴射弁20からの噴射量の変化をそれぞれ表す試験データである。図4の態様では、噴射期間Tb中にプランジャ51による燃料の圧送が為された場合であり、噴射期間Tbと圧送期間Taとが重複する重複期間Tcでは、噴射量が一時的に増大している。この増大分を加味して、補正部B5では指令噴射期間TFINを短くするよう補正する。
そして、図4の試験結果により次のことが明らかとなった。すなわち、重複期間Tcにて噴射量が増大する量は、プランジャ変位速度が速いほど多くなる。図4の例では、圧送開始のt2時点で噴射量の増大分が最大となっており、その後変位速度の低下に伴って噴射量増大分も低下している。この事実は、プランジャ51の変位速度が速いほど、プランジャ51から圧送された燃料は慣性でコモンレール16内に流入しやすくなり、レール圧NPCの上昇が促進されることに起因する。
また、図4では噴射が開始されるt3時点の後に、プランジャ51による圧送がt2時点で開始されている。これに対し、図6に例示されるように、噴射開始(t3)の前に圧送が開始(t2)する場合においては、噴射開始時点t3でのレール圧NPCは、噴射開始直前における圧送により上昇する。この上昇分を加味して、指令噴射期間算出部B4で用いるレール圧NPCを増大するよう補正する。このようなレール圧NPCの上昇量も、プランジャ変位速度が速いほど多くなる。
図5は、噴射期間Tbと圧送期間Taとが重複する場合において、上述した補正部B5による補正、及び指令噴射期間算出部B4で用いるレール圧NPCの補正を実施して指令噴射期間TFINを算出する手順を示すフローチャートである。なお、図5の算出処理は、ECU30によって、例えば所定周期で繰り返し実行される。また、図6(a)〜(g)は、燃料噴射弁20へ出力する駆動指令信号、燃料噴射弁20の電磁ソレノイド24を流れる駆動電流、ニードル21のリフト量、実噴射率、実レール圧、ポンプ吐出量、及びプランジャ変位速度をそれぞれ示す。そして、図6を参酌しつつ、図5の処理手順について以下に説明する。
この一連の処理では、まずステップS10において、現時点でのクランク角が燃料噴射直前のクランク角(基準クランク角)であるか否かを判定する。なお、燃圧センサ32の検出値は、所定クランク角毎に取得して実レール圧NPCを算出可能である。基準クランク角でないと判定された場合(S10:NO)には図5の処理を一旦終了する。基準クランク角であると判定されれば(S10:YES)、ステップS11(燃圧取得手段)に進み、燃圧センサ32の検出値を取得して噴射直前の燃圧P1(図6参照)を算出する。
続くステップS12では、以下に説明する如く圧送期間Ta及び噴射期間Tbを算出する。そして、算出した圧送期間Taと噴射期間Tbとが重複するか否かを判定する。
すなわち、ディーゼル機関の負荷を示すパラメータ(例えばアクセル操作量ACCP)、機関回転速度NE等に基づき、噴射開始時期t3(図6参照)を設定する。そして、指令噴射期間算出部B4により算出された指令噴射期間TFIN(補正部B5による補正前の指令値)に基づき、噴射開始時期t3から噴射終了時期t5(図6参照)までの噴射期間Tbを算出する。
また、操作部B12で算出した、調量弁60に対する通電量の指令電流に基づき、加圧室52内の圧力が所定圧力に達して吐出弁54が開弁する圧送開始時期t2(図6参照)を推定する。また、圧送終了時期t4(図6参照)はプランジャ51が上死点となる時期であり、プランジャの位置はクランク角により特定されるので、クランク角に基づき圧送終了時期t4を算出することができる。以上により、圧送開始時期t2及び圧送終了時期t4を取得することができ、ひいては圧送期間Taを取得できる。
圧送重複がないと判定されれば(S12:NO)、ステップS19に進み、指令噴射量算出部B2で算出した指令噴射量QFIN及びステップS11で取得した噴射直前燃圧P1に基づき、指令噴射期間TFINを算出する。換言すれば、指令噴射期間算出部B4の算出で用いる実レール圧NPCとして、噴射直前燃圧P1を用いる。なお、厳密には、燃料噴射弁20内部等で燃料のリークが生じることにより、噴射開始時燃圧は噴射直前燃圧P1よりも低下する筈である。よって、上記リークを考慮して噴射直前燃圧P1を低下させるよう補正した値を、指令噴射期間算出部B4の算出で用いる実レール圧NPCとして用いるようにしてもよい。
圧送重複があると判定されれば(S12:YES)、ステップS13に進み、プランジャストローク量に基づく燃料の吐出量Qを算出する。詳細には、噴射直前燃圧P1を取得した時点t1以降のうち、吐出弁54が開弁して吐出が開始される時点t2を推定する。また、プランジャ51が上死点に達して吐出が終了する時点t4及び燃料噴射弁20からの噴射が終了する時点t5のうち、早い時点(図6の例では圧送終了時点t4)を推定する。そして、吐出開始時点t2から圧送終了時点t4までのプランジャストローク量(ストローク量の積算値)に基づき、ストローク量に起因したポンプ吐出量Q(図6(f)中の網点面積に相当)を算出する。つまり、吐出開始時点t2から圧送終了時点t4までにプランジャ51が変位した量(ストローク量)が大きいほど、ポンプ吐出量Qは多くなる。
続くステップS14では、吐出開始時点t2から圧送終了時点t4までのプランジャ変位速度(変位速度の積算値)に基づき、その変位速度に起因したポンプ吐出量R(図6(f)中の斜線面積に相当)を算出する。つまり、吐出開始時点t2から圧送終了時点t4までにおいてプランジャ変位速度を加算した値が大きいほど、ポンプ吐出量Rは多くなる。なお、プランジャ変位速度は、プランジャ51が上死点及び下死点の中間に位置する時に最も速くなる。一方、上死点及び下死点に位置する時にはプランジャ変位速度はゼロとなる。したがって、上記ストローク量が同じであっても、上記中間の位置を通過する場合の吐出量(レール圧増大量)の方が、中間の位置を通過しない場合の吐出量よりも多くなる。
したがって、ステップS13で算出したストローク量に起因する吐出量Qと、S14で算出した変位速度に起因する吐出量Rとの合計が、プランジャポンプ50からコモンレール16へ圧送される吐出量に相当する。
ここで、ディーゼル機関の負荷を示すパラメータ(例えばアクセル操作量ACCP)、機関回転速度NE等に基づき目標噴射開始時期を算出し、その目標噴射開始時期となるよう、燃料噴射弁20へ駆動指令信号を出力するタイミングを制御しているが、駆動指令信号を出力してから実際に噴射が開始されるまでには応答遅れ(無効噴射期間Td)が生じる。例えば、電磁ソレノイド24の吸引力によりバルブ25が開弁してから、背圧室23の燃圧が低下してニードル21が開弁作動するまでの時間が、無効噴射期間Tdに相当する。
そして、無効噴射期間Tdはその時のレール圧が高いほど短くなるので、吐出開始時点t2から噴射開始時点t3までの期間のレール圧に応じて算出される。そこで、次のステップS15(無効噴射期間算出手段)では、ステップS13,S14で算出した吐出量Q,Rのうち、吐出開始時点t2から噴射開始時点t3までの吐出量Qa,Raに基づき、無効噴射期間Tdを補正する。すなわち、この吐出量Qa,Raが多いほど、吐出開始時点t2から噴射開始時点t3までの期間のレール圧は上昇して高くなるので、無効噴射期間Tdを短くするよう補正する。
続くステップS16(推定手段)では、ステップS11で取得した噴射直前燃圧P1、及び吐出開始時点t2から噴射開始時点t3までの吐出量Qa,Raに基づき、噴射開始時燃圧P3を算出する。すなわち、この吐出量Qa,Raが多いほど、レール圧は、t1時点から噴射開始時点t3までに上昇して高くなるので、その上昇量ΔPを高く設定する。そして、設定した上昇量ΔPを噴射直前燃圧P1に加算して噴射開始時燃圧P3を算出(推定)する。
続くステップS17(指令噴射期間算出手段、算出手段)では、指令噴射量算出部B2で算出した指令噴射量QFIN及びステップS16で推定した噴射開始時燃圧P3に基づき、指令噴射期間TFINを算出する。換言すれば、指令噴射期間算出部B4の算出で用いる実レール圧NPCとして、噴射開始時燃圧P3を用いる。なお、厳密には、燃料噴射弁20内部等で燃料のリークが生じることにより、圧送開始時点t2での燃圧P2は噴射直前燃圧P1よりも低下する。そのため、実際の噴射開始時燃圧は、噴射直前燃圧P1に上昇量ΔPを加算した値よりも前記リーク分だけ低くなる筈である。よって、上記リークを考慮して噴射開始時燃圧P3を低下させるよう補正した値を、指令噴射期間算出部B4の算出で用いる実レール圧NPCとして用いるようにしてもよい。
続くステップS18(指令噴射期間算出手段)では、ステップS13,S14で算出した吐出量Q,Rのうち、噴射開始時点t3から圧送終了時点t4までの吐出量Qb,Rb(要するに噴射期間中における吐出量Qb,Rb)を算出する。そして、当該吐出量Qb,Rbに基づき、ステップS17で算出した指令噴射期間TFINを補正する。すなわち、この吐出量Qb,Rbが多いほど、噴射期間中のレール圧の下降は抑制されて噴射量が増大するので、その増大分だけ指令噴射期間TFINを短くするよう補正する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)圧送重複する場合(S12:YES)には、指令噴射量QFIN及び噴射直前燃圧P1に基づき算出した指令噴射期間TFINを、プランジャ51の変位速度に起因したポンプ吐出量Rbが多いほど短くするよう補正する(S18)ので、圧送重複時におけるプランジャ変位速度が大きいことに起因して噴射量が増大してしまうことの回避を促進できる。
さらに、プランジャ51のストローク量に起因したポンプ吐出量Qbが多いほど、指令噴射期間TFINを短くするよう補正する(S18)ので、圧送重複時におけるプランジャストローク変位量が多いことに起因して噴射量が増大してしまうことを高精度で回避できる。
(2)圧送重複する場合(S12:YES)には、指令噴射期間TFINの算出に用いるレール圧NPC(噴射直前燃圧P1)を、プランジャ51の変位速度に起因したポンプ吐出量Raが多いほど高くするよう補正する(S16)ので、圧送重複時におけるプランジャ変位速度が大きいことに起因して噴射量が増大してしまうことを回避できる。
さらに、プランジャ51のストローク量に起因したポンプ吐出量Qaが多いほど、指令噴射期間TFINの算出に用いるレール圧NPC(噴射直前燃圧P1)を高くするよう補正する(S16)ので、圧送重複時におけるプランジャストローク変位量が多いことに起因して噴射量が増大してしまうことを高精度で回避できる。
(3)圧送重複する場合(S12:YES)には、噴射開始時期の制御に用いる無効噴射期間Tdを、プランジャ51の変位速度に起因したポンプ吐出量Raが多いほど短くするよう補正する(S15)ので、圧送重複時におけるプランジャ変位速度が大きいことに起因して噴射開始時期が早くなってしまうことを回避できる。
さらに、プランジャ51のストローク量に起因したポンプ吐出量Qaが多いほど、無効噴射期間Tdを短くするよう補正する(S15)ので、圧送重複時におけるプランジャストローク変位量が多いことに起因して噴射開始時期が早くなってしまうことを高精度で回避できる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施形態では、プランジャ変位速度に起因したポンプ吐出量Rb及びプランジャストローク量に起因したポンプ吐出量Qbに基づき指令噴射期間TFINを補正しているが、これらの吐出量Rb,Qbのうち変位速度に起因した吐出量Rbの方が噴射量増大への影響が大きいので、少なくとも変位速度に起因した吐出量Rbに基づき指令噴射期間TFINを補正すればよい。
・上記実施形態では、プランジャ変位速度に起因したポンプ吐出量Ra及びプランジャストローク量に起因したポンプ吐出量Qaに基づき噴射開始時燃圧P3を推定しているが、これらの吐出量Ra,Qaのうち変位速度に起因した吐出量Raの方が噴射直前燃圧P1から噴射開始時までの燃圧上昇量ΔPへの影響が大きいので、少なくとも変位速度に起因した吐出量Raに基づき噴射開始時燃圧P3を推定すればよい。
・内燃機関としては、ディーゼル機関に限らず、例えば筒内噴射式ガソリン機関であってもよい。こうした場合であっても、筒内噴射式内燃機関であるなら、蓄圧容器に高圧燃料を蓄える構成となりやすいため、本発明の適用が有効である。
16…コモンレール(蓄圧容器)、20…燃料噴射弁、50…プランジャポンプ、B2…目標噴射量算出手段、B4,B5,S17,S18…指令噴射期間算出手段、S11…燃圧取得手段、S15…無効噴射期間算出手段、S16…推定手段、S17…算出手段。

Claims (7)

  1. 燃料を蓄圧容器へ圧送するプランジャポンプと、前記蓄圧容器に蓄圧された燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関の燃料噴射システムに適用され、
    前記内燃機関の運転条件に応じて燃料の目標噴射量を算出する目標噴射量算出手段と、
    噴射直前の前記蓄圧容器内の燃圧である噴射直前燃圧を取得する燃圧取得手段と、
    前記目標噴射量及び前記噴射直前燃圧に基づき前記燃料噴射弁に対する指令噴射期間を算出する指令噴射期間算出手段と、
    を備え、
    前記指令噴射期間算出手段は、前記プランジャポンプの圧送期間と前記燃料噴射弁の噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得した後の前記プランジャポンプのプランジャ速度変化を加味して、前記目標噴射量及び前記噴射直前燃圧に基づき前記指令噴射期間を算出することを特徴とする燃料噴射制御装置。
  2. 前記指令噴射期間算出手段は、
    噴射開始時点での前記蓄圧容器内の燃圧である噴射開始時燃圧を、前記噴射直前燃圧に基づき推定する推定手段と、
    推定した前記噴射開始時燃圧及び前記目標噴射量に基づき前記指令噴射期間を算出する算出手段と、
    を有し、
    前記推定手段は、前記圧送期間と前記噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までにおける前記プランジャ速度変化を加味して、前記噴射直前燃圧に基づき前記噴射開始時燃圧を推定することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射制御装置。
  3. 前記推定手段は、前記圧送期間と前記噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までに変位したプランジャ変位量をも加味して、前記噴射開始時燃圧を推定することを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射制御装置。
  4. 前記指令噴射期間算出手段は、
    前記噴射開始時点での前記蓄圧容器内の燃圧である噴射開始時燃圧を、前記噴射直前燃圧に基づき推定する推定手段と、
    推定した前記噴射開始時燃圧及び前記目標噴射量に基づき前記指令噴射期間を算出する算出手段と、
    を有し、
    前記算出手段は、前記圧送期間と前記噴射期間とが重複する場合には、噴射開始から噴射終了までにおける前記プランジャ速度変化を加味して、前記噴射開始時燃圧及び前記目標噴射量に基づき前記指令噴射期間を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の燃料噴射制御装置。
  5. 前記算出手段は、噴射開始から噴射終了までに変位したプランジャ変位量をも加味して、前記指令噴射期間を算出することを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射制御装置。
  6. 前記燃料噴射弁へ噴射開始を指令する信号を出力してから実際に噴射が開始されるまでの無効噴射期間を、前記噴射直前燃圧に基づき算出する無効噴射期間算出手段を備え、
    前記無効噴射期間算出手段は、前記圧送期間と前記噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までにおける前記プランジャ速度変化を加味して、前記噴射直前燃圧に基づき前記無効噴射期間を算出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の燃料噴射制御装置。
  7. 燃料を蓄圧容器へ圧送するプランジャポンプと、前記蓄圧容器に蓄圧された燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関の燃料噴射システムに適用され、
    噴射直前の前記蓄圧容器内の燃圧である噴射直前燃圧を取得する燃圧取得手段と、
    前記燃料噴射弁へ噴射開始を指令する信号を出力してから実際に噴射が開始されるまでの無効噴射期間を、前記噴射直前燃圧に基づき算出する無効噴射期間算出手段と、
    を備え、
    前記無効噴射期間算出手段は、前記プランジャポンプの圧送期間と前記燃料噴射弁の噴射期間とが重複する場合には、前記噴射直前燃圧を取得してから噴射開始までにおける前記プランジャポンプのプランジャ速度変化を加味して、前記噴射直前燃圧に基づき前記無効噴射期間を算出することを特徴とする燃料噴射制御装置。
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