JP5227889B2 - シーム溶接倣い装置 - Google Patents
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Description
なお、上カム部101の内側面に形成されている円弧108と、下カム部102の内側面に形成されている円弧109は、(b)に示すように、連続した大きな円弧を形成する。
しかし、内側に2個のガイドローラ104、106を配置する関係で、円弧108、109の曲率半径は必然的に大きくなる。
すなわち、内側面に沿って2個のガイドローラ104、106が配置されている場合には、曲率半径の小さなコーナ部をカムリングに設けることはできない。そのために、ワークの形状が制約されてしまう。
しかし、ワークの形状の自由度を増す上で、曲率半径の小さなコーナ部をカムリングに設けることができるような倣い装置が求められる。
前記第1ローラの両側に第1補助ローラと第2補助ローラとが各々配置され、前記第1補助ローラに接触させる第1補助カム及び前記第2補助ローラに接触させる第2補助カムが、前記カムリングに沿って配置され、
三角形の頂点に配置されている、前記第2ローラと前記第1補助ローラと前記第2補助ローラの3個のローラで、前記ワークの振れを防止するようにしたことを特徴とする。
すなわち本発明によれば、カムリングの内周面の曲率半径を十分に小さくすることができるシーム溶接倣い装置が提供され、結果、ワークの自由度を向上させることができる。
図1に示されるように、シーム溶接倣い装置10は、基台11から関節部12を介して水平に延ばされた第1リンク13と、この第1リンク13に関節部14を介して水平に延ばされた第2リンク15と、この第2リンク15の一方の面に支持されている補助駆動モータ16と、第2リンク15の他方の面に支持されている回転軸17と、この回転軸17で支えられワーク18を支持するワーク支持部20を備えている。
具体的には、補助駆動モータ16を作動させると、回転力はプーリ43、ベルト44、プーリ45の順で回転軸17に伝えられ、回転軸17と共にワーク支持部20が一括して回転するため、慣性モーメントを低減させることができる。
特に、カムリング22が外周面を第1ローラ39で押さえられ、内周面を第2ローラ37で押さえられているため、カムリング22が第1ローラ39と第2ローラ37で案内される。
第1補助ローラ42は、第1ローラ39の右上に配置され、第1補助カム23に当接している。
第2補助ローラ41は、第1ローラ39の左上に配置され、第2補助カム21に当接している。
(c)に示すように、第2ローラ37が第1コーナ部47の中央に位置した場合、第1ローラ39は基準輪郭線46に沿っているが、第1補助ローラ42は基準輪郭線46から離れる。この離れた部分を膨出部48により埋める。結果、第1補助ローラ42は膨出部48に当接する。
(d)に示すように、第2ローラ37が第1コーナ部47の出口に位置した場合も同様である。すなわち、(b)〜(d)により、膨出部48の形状の決定することができる。
(c)に示すように、第2ローラ37が第1コーナ部47の中央に位置した場合、も同様であり、(d)に示すように、第2ロールが第1コーナ部47の出口に位置した場合も同様である。すなわち、(b)〜(d)により、膨出部49の形状の決定することができる。
第1コーナ部47の中央に第2ローラ37が位置した形態が、図6に示されており、この時に、第1ローラ39は基準輪郭線46(すなわちカムリング22の外周面)に接触し、第2ローラ37はカムリング22の内周面に接触し、第1補助ローラ42は膨出部49に接触し、第2補助ローラ41は膨出部49に接触している。
この実施例では、第1補助ローラ42と第2補助ローラ41が付加されているため、図左右の振れは防止される。
すなわち、三角形の頂点に配置されている、第2ローラ37と第1補助ローラ42と第2補助ローラ41の3個のローラで、ワークの振れを防止する。
すなわち本発明によれば、カムリングの内周面の曲率半径を十分に小さくすることができるシーム溶接倣い装置が提供され、結果、ワークの自由度を向上させることができる。
また、第1・第2補助カム及びカムリングの上下配置は、本実施例に限定されるものではなく、任意に順序を変更することができる。
また、第1・第2補助カムは、板カム、リングカムの何れであっても好い。
Claims (1)
- 環状で且つ重ねた形態の被接合部を有するワークがワーク支持部により支持され、このワーク支持部に前記被接合部と同形若しくは相似形の帯状のカムリングが備えられ、このカムリングの外周面と内周面を、対向して配置した第1ローラと第2ローラとで挟みながら案内することで、前記被接合部に電極輪でシーム溶接を施すシーム溶接倣い装置において、
前記第1ローラの両側に第1補助ローラと第2補助ローラとが各々配置され、前記第1補助ローラに接触させる第1補助カム及び前記第2補助ローラに接触させる第2補助カムが、前記カムリングに沿って配置され、
三角形の頂点に配置されている、前記第2ローラと前記第1補助ローラと前記第2補助ローラの3個のローラで、前記ワークの振れを防止するようにしたことを特徴とするシーム溶接倣い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009123606A JP5227889B2 (ja) | 2009-05-21 | 2009-05-21 | シーム溶接倣い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009123606A JP5227889B2 (ja) | 2009-05-21 | 2009-05-21 | シーム溶接倣い装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010269343A JP2010269343A (ja) | 2010-12-02 |
JP5227889B2 true JP5227889B2 (ja) | 2013-07-03 |
Family
ID=43417807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009123606A Active JP5227889B2 (ja) | 2009-05-21 | 2009-05-21 | シーム溶接倣い装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5227889B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5801337B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2015-10-28 | 本田技研工業株式会社 | シーム溶接装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5884685A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シ−ム溶接機の被溶接物誘導装置 |
JPS58209488A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 円周シ−ム溶接機 |
JPS58224083A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | Dengensha Mfg Co Ltd | シ−ム溶接線自動ならい装置 |
JP2002224842A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Dengensha Mfg Co Ltd | シーム溶接方法と溶接軌跡誘導装置 |
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2009
- 2009-05-21 JP JP2009123606A patent/JP5227889B2/ja active Active
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JP2010269343A (ja) | 2010-12-02 |
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