JP5224574B2 - 車両用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、車両に取付けられるようになっているタイヤに関し、より詳細には、自動二輪車のような二輪付き自動車両に取付けられるようになっているタイヤに関する。
このような用途に限定されないが、本発明を特にこのような自動二輪車またはオートバイ用のタイヤについて説明する。
特に自動二輪車用のタイヤ補強アーマチュアすなわちタイヤ補強体は、現在のところおよび最もしばしば、従来から「カーカスプライ」、「クラウンプライ」などを示す1つまたはそれ以上のプライを積み重ねることによって構成されている。補強アーマチュアを示すこの方法は、しばしば長さ方向のコード補強体を備えたプライの形態で一連の半仕上げ製品を製造し、次いでタイヤ素材を構成するようにこれらの半仕上げ製品を組付けたり積重ねたりすることよりなる製造方法に由来している。これらのプライは、大きな寸法で平らに製造され、次いで所定の製品の寸法の関数として切断される。また、これらのプライを第1段階で実質的に平らに組付ける。かくして製造された素材をタイヤの代表であるトロイダル輪郭に成形する。次いで、加硫の用意のできた製品を得るために、「仕上げ用製品」として知られている半仕上げ製品を素材に付設する。
このような従来の種類の方法は、特にタイヤ素材製造段階では、タイヤビード帯域におけるカーカス補強体の固定または保持を行なうのに使用される固定要素(一般にビードワイヤ)の使用を伴う。かくして、この種類の方法では、タイヤのビードに配置されたビードワイヤのまわりにカーカス補強体を構成するプライすべて(またはほんの幾つか)の一部から折返部が形成される。これにより、カーカス補強体がビードに固定される。
この種類の従来方法の工業界における広範囲の使用により、当業者は、この方法に由来する用語法、従って、特に語「プライ」、「カーカス」、「ビードワイヤ」、平らな輪郭からトロイダル輪郭への変化を示す「成形」を含む一般使用における専門用語法を使用するようになってきた。
厳密に言えば、上記定義に合う「プライ」または「ビードワイヤ」を備えていないタイヤが現在存在している。例えば、文献ヨーロッパ特許第0582196号は、プライの形態の半仕上げ製品の助けなしに製造されるタイヤを述べている。例えば、種々の補強構造体の補強要素はゴム混合物よりなる隣接した層に直接付設され、全体は、この方法において製造されるタイヤの最終輪郭に似ている輪郭を直接得ることができる形状のトロイダルコアに直接付設される。かくして、この場合、もはや、「半仕上げ製品」または「プライ」または「ビードワイヤ」が無い。ゴム混合物およびコードまたはフィラメントの形態の補強要素のような基礎製品はコアに直接付設される。このコアは形状がトロイダルであるので、素材は、もはや、平らな輪郭からトーラスの形態の輪郭へ変態されるために成形されなくてもよい。
更に、この文献に記載のタイヤはビードワイヤのまわりに「慣例の」カーカスプライ折返部を有していない。この種類の固定の代わりに、周方向のコードが側壁補強構造体に隣接して配置されており、全体が固定用または接合用ゴム混合物に埋設されている構成が使用される。
また、トロイダルコアを使用する組付け方法が存在しており、この方法は、特に中央コアに急速で、効果的および簡単に布設されるようになっている半仕上げ製品を使用している。最後に、プライ、ビードワイヤなどのような)或る構造上の特徴を達成するために或る半仕上げ製品よりなる複合体を使用することも可能である(他の特徴は混合物および/または補強要素の直接付設により達成される)。
この文献では、製造分野および製品の設計の両方における最近の技術開発を考慮して、「プライ」、「ビードワイヤ」などのような従来の語は、使用する方法の種類に無関係である中立語により有利に置き換えられる。かくして、半仕上げ製品を使用しない方法により製造されるタイヤのものであって、一般に側壁部の高さのところに付設される従来方法におけるカーカスプライの補強要素および対応する補強要素を示すのに、語「カーカス型の補強体」または「側壁補強体」を使用し得る。語「固定帯域」は、その一部について、従来方法のビードワイヤのまわりの「慣例の」カーカスプライ折返部、および周方向補強要素と、ゴム混合物と、トロイダルコアへの付設を含む方法を使用して製造される底帯域の隣接した側壁補強部分とにより構成される組立体の両方を示す。
すべての他のタイヤの場合におけるように、自動二輪車のラジアル化を目の当たりに見ており、このようなタイヤの構造は、周方向に対して65°と90°との間でもよい角度を形成する補強要素よりなる1つまたはそれ以上の層で構成されたカーカス補強体を備えており、前記カーカス補強体は少なくとも一般に布の補強要素で構成されたクラウン補強体により半径方向に覆われている。しかしながら、非ラジアルなタイヤが未だに存在しており、本発明はこれらの非ラジアルなタイヤにも関する。また、本発明は部分的にラジアルなタイヤに関し、すなわち、このタイヤのカーカス補強体の補強要素は前記カーカス補強体の少なくとも一部わたって、例えば、タイヤのクラウンに対応する部分においてラジアルである。
タイヤが自動二輪車の前部または後部に取付けられるようになっているかどうかに応じて、多くのクラウン補強構造体が提案されてきた。第1の構造体は前記クラウン補強体用では、全くの周方向のケーブルを使用することにあり、より詳細には、前記構造体は後部位置用に使用される。乗用車タイヤに一般に使用されている構造体により感じが抱かれる第2の構造体が耐摩耗性を改良するために使用されてきており、この第2の構造体は、補強要素よりなる少なくとも2つのクラウン層を使用することにあり、これらの補強要素は各層内では互いに平行であるが、層同士が互いに交差されて周方向に対して鋭角を形成しており、このようなタイヤは自動二輪車の前部により特に適している。前記2つのクラウン層は、ゴムで被覆された少なくとも1つの補強要素よりなるストリップを螺旋状に巻き付けることによって一般に得られる周方向の要素よりなる少なくとも1つの層と関連されてもよい。
かくして、フランス特許第2561588号は、補強要素が周方向に対して0°と8°との間で変化してもよい角度を形成する少なくとも1つのプライを有するクラウン補強体を述べている。かかる要素の弾性率は少なくとも6000N/mm2に達し、カーカス補強体と周方向要素よりなるプライとの間には、プライ同士が互いに交差されて互いの間に60°と90°との間の角度を形成する要素よりなる2つのプライで主として構成されたショック吸収層が配置されており、前記交差プライは、少なくとも6000N/mm2の弾性率を有する布補強要素で構成されている。
文献ヨーロッパ特許第0456933号は、高速で優れた安定性ならびに地面との優れた接触を有する自動二輪車タイヤを提供する目的で、例えば、少なくとも2つのプライでクラウン補強体が製造されるべきであり。カーカス補強体に半径方向に最も近い第1のプライが周方向に対して40°と90°との間の角度で配向されたケーブルで構成されており、トレッドに半径方向に最も近い第2のプライが周方向に螺旋状に巻かれたケーブルで構成されていることを教示している。
米国特許第5301730号は、自動二輪車の後部用に設計されたタイヤの駆動能力を高める目的で、半径方向カーカス補強体からトレッドへ進んで、実質的に周方向の要素よりなる少なくとも1つのプライと、プライ同士が互いに交差されて周方向に対して35°と55°との間でもよい角度を形成する要素よりなる2つのプライとで構成されているクラウン補強体を提案しており、芳香族ポリアミドよりなる要素が、周方向と平行な要素よりなるプライとして使用するのに適しており、脂肪族ポリアミドが交差要素よりなるプライ用に適していることを提案している。
本発明の目的は、クラウン補強構造体が周方向に配向された補強要素を備えていないが、作用補強要素よりなる少なくとも1つの層を備えている自動二輪車用タイヤを、使用者を満足させるのに必要とされる特性をすべてではないが損なうことなしに、現在得られるものより低いコストで提供することである。
この目的は、本発明によれば、補強要素で構成され、且つ各側において基部がリムシートに取付けられるようになっているビードに固定されている連続したカーカス型補強構造体を備えており、各ビードが側壁部により外側に向けて半径方向に延長されており、これらの側壁部が外側に向けて半径方向においてトレッドと合流しており、また作用層として知られている補強要素よりなる少なくとも1つの層よりなるクラウン補強構造体をトレッドの下に備えており、前記クラウン補強構造体がいずれの周方向の配向された補強要素を備えていないタイヤであって、半径方向平面におけるタイヤの輪郭にわたって、カーカス型補強構造体の曲線横座標と回転軸線に対する垂線との2つの接触点の半径方向外側の部分において、作用補強要素よりなる少なくとも1つの層が、少なくとも部分的に、カーカス型補強構造体の曲線横座標と回転軸線に対する垂線との2つの接触点の半径方向外側にあるカーカス型補強構造体の部分の半径方向内側にあるタイヤにより達成される。
タイヤの長さ方向または周方向は、タイヤの周囲に対応し、且つタイヤの転動方向により定められる方向である。
周方向平面または周方向断面平面はタイヤの回転軸線と垂直な平面である。赤道平面はトレッドの中心またはクラウンを通る周方向平面である。
タイヤの横方向または軸方向はタイヤの回転軸線と平行である。
半径方向平面はタイヤの回転軸線を含む。
本発明の目的で、作用プライは、カーカス型補強構造体の曲線横座標と回転軸線に対する垂線との2つの接触点の間に曲線横座標を有しており、かくして、作用プライの軸方向幅はカーカス型補強構造体の曲線横座標と回転軸線に対する垂線とのこれらの2つの接触点の間の軸方向距離より短い。
本発明の目的で、連続したカーカス型補強構造体が、1つのビードから他のビードまで連続している補強要素で構成されている。
本発明のタイヤは、2つの点で財政節約を許容する。第1に、作用補強要素よりなる層を形成するのに使用される材料の量が、カーカス型補強構造体に対する作用補強要素よりなる層の少なくとも一部の半径方向内側の位置に起因して、同じ寸法の従来のタイヤに対して減少される。その結果、作用補強要素よりなる前記層のための製造時間が、特にハードコアを使用する製造の場合、在来のタイヤの層を生じるのに必要な時間より短い。
本発明によれば、タイヤが少なくとも2つのカーカス型補強層を備えている場合、作用補強要素よりなる少なくとも1つの層が、少なくとも一部、少なくとも2つのカーカス型補強層の半径方向内側にある。
かくして、カーカス型補強構造体の半径方向内側に形成されたクラウン補強構造体の少なくとも一部を有する本発明によるタイヤが、ハードコアまたは剛性型種類の製造方法を使用して有利に製造される。
本発明の第1実施形態によれば、クラウン補強構造体は全体的に、少なくとも1つのカーカス構造体の半径方向内側、すなわち、少なくとも1つのカーカス層の内側に製造される。かくして、少なくとも1つのカーカス型補強構造体はクラウン補強構造体全体を半径方向に覆う。
本発明の第2実施形態によれば、クラウン補強構造体の作用補強要素よりなる少なくとも1つの層はカーカス型補強構造体の半径方向外側にある。本発明のこの第2実施形態によれば、作用補強要素よりなる層はクラウン補強構造体のカーカスおよび他の層を可能な機械的応力に対して保護する機能を呈する。
本発明の有利な変形例では、作用補強要素よりなる層は、タイヤの種々の半径方向の位置または異なる高さに位置決めされた幾つかの部分に分けて設けられてもよい。このようなタイヤは、特に、タイヤの中央部分におけるカーカス構造体の補強要素の半径方向外側に、すなわち、トレッドの中央部分の下に作用補強要素よりなる層の一部を備えてもよい。かくして、作用補強要素よりなる層のこの部分は、特に、最も露出されたものと考えられるトレッドの中央部分に影響するいずれの応力に対してもカーカスの保護を行なう。更に、本発明によれば、異なる半径方向位置に位置決めされた幾つかの部分に分けて形成された作用補強要素よりなる層の場合、これらの種々の部分の分布が赤道平面、すなわち、タイヤのクラウンの中心を通る周方向平面に対して対称ではない。また、このような非対称の分布は作用層の補強要素用の異なる材料の選択と関連されることがある。
幾つかの部分に分割された作用補強要素よりなる層のこの種類の具体例によれば、本発明は、有利には、前記部分の軸方向端部の相互重なりを設けている。
本発明の有利な変形例によれば、作用補強要素よりなる少なくとも1つの層は、長さ方向に対して形成された同じ角度を有する前記層の部分を中央帯域に形成する少なくとも1つの連続した補強コードよりなり、前記角度は周方向平面との交差点で測定されており、2つの隣接した部分は前記コードにより形成されたループまたは曲がり部により連結されており、前記部分は長さ方向に対して10°と80°との間の角度を形成している。
本発明の好適な実施形態によれば、前記作用層の中央帯域において、前記部分はすべての周方向平面にわたって互いから等距離にある。
また、本発明の他の有利な実施の形態によれば、部分パターンがすべての周方向平面にわたって互いから等距離にある。部分パターンは所定の繰り返し構成に配置された幾つかの部分の集合体を意味するものと理解されるべきである。
作用層の中央帯域はその軸方向外側の2つの横方向帯域の間の軸方向の前記層の周方向帯域である。本発明の好適な実施の形態によれば、この中央帯域はタイヤトレッドのクラウンに心出しされている。
語「コード」は、一般に、モノフィラメント、(場合により、互いのまわりに撚られた)多フィラメント繊維、または布または金属ケーブル、もろより糸のような集合体、または例えば、ハイブリッドケーブルのような任意の種類の同等な集合体のうちのいずれかを示しており、これは、これらのコードの材料または可能な処理が何であろうとも、例えば、ゴムまたは任意の他の材料への付着を改良するための表面処理またはコーティングまたはプレサイジングであっても、そうである。
本発明のこの有利な変形例によれば、作用層は、この層の縁部に自由端部は存在しない少なくとも1つのコードで構成されている。好ましくは、この層は単一のコードで構成されており、この層は「モノフィラメント」型のものである。しかしながら、このような層の工業生産によれば、特にリールの変化に起因して不連続が生じる。更に、本発明の好適な実施形態は、作用層用に単一または少数のコードのみを使用することにあり、前記層の中央帯域にコードの始点および端部を配置することが適切である。
かくして本発明により製造されたタイヤは、作用層の軸方向外縁部の高さのところにいずれの補強要素の自由端部を表さない補強構造体を備えている。
研究を行なった結果、特に、長さ方向に対して角度を形成する補強要素よりなる従来の層の存在により、局部的な周方向剛性および剪断剛性が前記層の縁部の近くで最小になり、周方向要素の端部における張力がゼロであった。補強要素についてのゼロの局部的な張力の結果、この帯域における前記補強要素の効果性が低減される。層の縁部の剛性は、タイヤが最も厳しいキャンバーで使用される場合、前記帯域に対応するタイヤの部分が地面に面するコーナリングのときに、特に重要である。
自動二輪車用タイヤの製造の結果、これらのタイヤを或るキャンバーに使用しようとするなら、大きい曲率値が生じる。かくして、作用層の軸方向外縁部の高さのところにいずれの補強要素の自由端部を表さない補強構造体を備えている本発明のこの変形例により製造されたタイヤによれば、特に、厳しいキャンバーに使用するためのタイヤのグリップおよび駆動能力の特性を高めることが可能である。
作用層の中央帯域において、すなわち、諸部分を互いに連結するループを有していない作用層の部分において、これらの部分は長さ方向に対して同じ角度を示し、これらの角度は、周方向平面がどんなものであれ、周方向平面との交差点で測定されている。換言すると、所定の周方向断面平面の場合、前記部分はすべて、前記周方向断面平面との交差点で長さ方向に対して形成された同じ角度を示す。更に、前記角度は考察されている周方向断面平面に応じて変化してもよい。
前述の好適な実施の形態によれば、作用層の中央帯域において、前記部分は周方向断面平面において互いから等距離にあり、隣接した部分の間の距離は、それ自身、考察されている周方向断面平面に応じて変化することができ、より正確には、隣接した部分の間の距離は軸方向に変化することが可能である。
前述のように、ハードコアまたはトロイダルコア式の方法を使用して有利に製造されるこのようなタイヤによれば、特に、補強要素を準最終位置に位置決めすることができ、実際、この種類の方法では成形段階が必要とされないので、補強要素は、それらの位置決め後、それ以上、変位されない。タイヤの輪郭に平らなプライを成形するか或いは付設する段階のような成形段階を備えている方法が使用されれば、自動二輪車用タイヤの湾曲は、同じ角度を示し、できるだけすべての周方向平面にわたって互いから等距離にあり、ループにより連結されている諸部分を得るために特別なプライを調製することを必要としており、特に、プライの端部において、従ってループの高さのところで、自動二輪車用タイヤの湾曲に応じた成形の結果、特にタイヤの縁部において変化が生じ、これにより補強要素の位置を変更する。この位置の変更はループの存在により更に乱され、それにより非均一な変更を引起こす。この理由で、種々の部分は、長さ方向に対して形成され、周方向断面平面において同じである角度を示さない。同様に、これらの部分は周方向断面平面において互いから等距離ではない。
本発明の有利な実施形態では、特に、タイヤの子午線に沿って補強構造体の剛性を最適にするために、特に作用層の縁部では、長さ方向に対して作用層のコードの前記部分により形成される角度は、補強要素よりなる層の半径方向外縁部のところで、タイヤの赤道平面の高さのところで測定された前記部分の角度に対して大きいように、横方向に変化可能である。
特に、成形段階の必要なしに準最終位置における補強要素の位置決めを許容するハードコア式の方法の使用は更なる利点を示す。実際、ハードコア式の方法は、特に、成形段階を備えている方法を使用して得ることが可能なものより明らかに大きい簡単な角度変化を許容する。更に、角度が作用層の縁部のところで90°に向かう傾向がある前記角度変化の結果、ピッチの増大が生じ、且つ嵩の減少に因りループの発生を促進する。
更に、本発明は、補強要素で構成され、且つ各側において基部がリムシートに取付けられるようになっているビードに固定されている連続したカーカス型補強構造体を備えており、各ビードが側壁部により外側に向けて半径方向に延長されており、これらの側壁部が外側に向けて半径方向においてトレッドと合流しており、また作用層として知られている補強要素よりなる少なくとも1つの層よりなっていて、いずれの周方向に配向された補強要素を備えていないクラウン補強構造体をトレッドの下に備えているタイヤであって、半径方向平面におけるタイヤの輪郭にわたって、作用補強要素よりなる少なくとも1つの層が、少なくとも部分的に、カーカス型補強構造体の曲線横座標と回転軸線に対する垂線との2つの接触点の半径方向外側にあるカーカス型補強構造体の部分の半径方向内側にあり、作用補強要素よりなる前記層がその諸部分を中央帯域に形成する少なくとも1つの連続した補強コードよりなり、2つの隣接した部分がループにより連結され、前記諸部分が、長さ方向に対して10°と80°との間に角度を形成するようになっており、前記部分により長さ方向に対して前記角度が、補強要素よりなる層の軸方向外縁部のところで、タイヤ赤道平面の高さにところで測定された前記部分の角度に対して大きくなるように横方向に変化可能である、タイヤを提案する。
長さ方向に対して作用層のコードの前記部分により形成される角度が横方向に変化可能である本発明の変形実施形態の第1実施形態は、前記部分の角度をタイヤの赤道平面から作用層の縁部まで単調に変化させることよりなる。
これらの変形例の第2実施形態は、タイヤの赤道平面から作用層の縁部まで徐々に展開させることよりなる。
これらの変形例の最後の実施形態は、所定の値が所定の軸方向位置ごとに得られるように角度を展開させることよりなる。
換言すると、長さ方向に対して作用層のコードの前記部分により形成される角度が横方向に変化可能である本発明の変形実施形態のこれらの種々の実施形態によれば、タイヤのクラウン帯域における、すなわち、赤道平面を取り囲む帯域における閉鎖角、すなわち、小さい角度の存在に起因して、クラウン補強構造体のかなりの周方向の剛性が得られる。他方、開放角度、すなわち、45°または90°に向かう傾向がある角度の存在が、作用層の縁部のところ、より正確には、タイヤの肩部の高さのところで得られて、タイヤのグリップ、駆動能力、快適性、または実に、作動温度を改良することができ、実際、角度のこのような変化により、作用層の剪断剛性を調整することができる。
有利には、ラジアル構造の場合、カーカス型補強構造体の補強要素は周方向に対して65°と90°との間の角度を形成する。
本発明の好適な実施形態によれば、前記諸部分は長さ方向に対して20°と75°との間の角度を形成する。好ましくは、この角度は50°未満、より好ましくは40°未満である。
本発明の好適な実施形態によれば、タイヤのクラウン補強構造体は、補強要素よりなる少なくとも2つの層を備えており、1つの層から次の層まで、諸部分がそれらの間に20°と160°との間、好ましくは、40°と100°との間の角度を形成するようになっている。
本発明の好適な実施形態によれば、作用層の補強要素は布材製である。
本発明の他の実施形態によれば、作用層の補強要素は金属製である。
本発明の他の有利な詳細および特徴は、図1ないし図5を参照して行なう本発明の実施形態の例の説明か以下に明らかになるであろう。
図1ないし図5の理解を簡単にするために、図1ないし図5は一定の比率ではない。
図1は布型の補強要素よりなる単一層2よりなるカーカス補強体を備えているタイヤ1を示している。層2は半径方向に配置された補強要素よりなる。これらの補強要素の半径方向の位置決めは前記補強要素の布設角度により定められ、半径方向の配置は65°と90°との間のタイヤの長さ方向に対する前記要素の布設角度に対応する。
前記カーカス層2は、タイヤ1の両側で、基部がリムシートに取付けられるようになっているビード3に固定されている。各ビード3は側壁部4によって外側に向けて半径方向に延長されており、前記側壁部4は外側に向けて半径方向においてトレッド5と合流している。かくして構成されたタイヤ1は0.15より大きい、好ましくは0.3より大きい曲率値を有している。曲率値は、Ht/Wtにより、すなわち、タイヤのトレッドの高さ対トレッドの最大幅の比により定められる。曲率値は、有利には、自動二輪車の前部に取付けられるようになっているタイヤでは、0.25と0.5との間であり、有利には、後部に取付けられるようになっているタイヤでは、0.2と0.5との間である。
タイヤ1は、更に、クラウン補強体をトレッドの下に備えており、このクラウン補強体は、この場合、2つの作用層6、7よりなる。前記作用層6、7は、本発明によれば、前記カーカス層2の曲線横座標と回転軸線に対する垂線100、101との2つの接触点A、Bの半径方向外側のカーカス層2の部分の半径方向内側に位置決めされている。
前述のように、この種類の実施形態は2つの点で財政節約を許容する。第1に、かかる作用補強要素層を形成するのに使用される材料の量が、カーカスの半径方向外側の作用層を備えて従来のようにして製造された同じタイヤと比較して、カーカス層2の内側の層6、7の半径方向位置に起因して減少される。その結果、前記層6、7の補強コードのための布設時間もまた、前述の在来の層の製造に必要な時間より短い。
作用層6、7は、本発明により製造された布補強体よりなり、少なくとも1つの連続した補強コードが前記層の中央帯域に平行な部分を形成し、隣接部分がループにより連結されている。コードの配置は諸部分が層6と次の層7が互いに交差されるような配置である。
図2aは部分10を形成するように位置決めされた単一のコード9よりなるこのような作用層6の本発明による実施形態の例を示している。これらの部分10は、長さ方向Lに対して10°と80°との間の角度を形成するように配向されている。図2におけるこの例示では、これらの部分は、作用層7の縁部のところで大きくなるように変化し得る角度で形成されている。このような変形実施形態によれば、特に、赤道のまわりに、すなわち、前記部分の角度が遠心作用に抵抗するように最も小さいタイヤの中央部分に、かなりの周方向剛性が与えられる。他方、作用層6の縁部のところの、有利には、肩部の高さのところの最も大きい角度により、角度が約45°のときに作用層の剪断剛性を最適にすることにより或るキャンバーでタイヤのグリップおよび駆動能力の向上をもたらし、または変更例として、角度が90°に近づくと、或るキャンバーで快適性の向上をもたらす。
図2aは、また、2つの周方向断面平面XX'、YY'と、補強要素が前記周方向平面XX'、YY'との種々の交差点のところで長さ方向に対して形成する角度α、βとを示している。一方では、角度α、他方では角度βは、どの補強要素を考慮しても、同じである。更に、角度α、βは互いに異なっている。
図2aは、また、層6がタイヤのクラウンまたは赤道に心出しされている場合、赤道がコード9により形成される部分10の屈曲点を含む線12を形成していることを示している。
図2bは図2aの実施形態と同様な本発明の他の変形実施形態を示しており、この実施形態によれば、諸部分の長さが規則的ではない。図2bの場合、コード9'は2つの異なる長さの部分10'、10''を形成するように配置されている。このような構成によれば、軸方向に密度の変化が得られ、補強要素の量はこの同じ方向に変化している。この種類の密度の変化は、すべて、地面に面しているトレッドおよび補強構造体の異なる部分に起因してタイヤの直線部分と種々の傾斜部分との間に必要とされる作用層の異なる剛性を最適して採用することに関して、自動二輪車用のタイヤを設計する際により重要である。
図2bの場合、2つの異なる部分の長さが設けられているが、本発明はこのことに制限されるものと解されてはいけなく、異なる部分の数がもっと多くても可能である。
図2aおよび図2bに示される実施形態のうちの一方または他方によれば、層6、6'は、好ましくは、単一のコードで作成されている。しかしながら、種々の理由で、意図的にせよ、そうでないにせよ、作用層6、7、6'、7'を生じるのに幾つかのコードを使用する場合、前記コードの端部はタイヤの中央部分に位置決めされる。より正確には、作用層の縁部には、自由端部が現われなく、作用層のこの高さのところに存在するのはすべてループ11、11'である。作用層の縁部のところに補強要素の自由端部が存在しない本発明のこの特徴により、タイヤの製造と関連された種々の所望の特性を損なうことなしに、タイヤの品質、より詳細には、グリップ、駆動能力、快適性、または、実に、作動温度を改良することが可能である。
更に、このようなタイヤの製造に関しては、これは、ハードコアタイプの製造により有利に達成される。かくして、コード9、9'の布設は、これらのコードをそれらの最終位置に所望の角度で正確に設置するロボットにより行なわれてもよい。実際、ハードコアタイプの製造によれば、コードの正確な位置決めが行なわれる。何故なら、ハードコアタイプは必要とされる内部キャビティの形状を設定するので、構成中、タイヤの輪郭が変更を受けないからである。
図3は図1の変形実施形態であるタイヤ13を示している。この変形実施形態によれば、作用層63は作用層73により半径方向に覆われるカーカス層2の半径方向内側に形成されている。その場合、作用層73はその主機能に加えて、特にカーカス層2のための保護をもたらす保護機能を有する。
図4は、作用層64が、半径方向に異なる高さでタイヤ14に位置決めされた幾つかの部分64a、64b、64cで構成されている本発明の実施形態を示している。このような実施形態によれば、例えば、作用層64が特にカーカスプライ24に関して保護の役割を局部的に維持することができ、更に、前記差様相64を部分的に半径方向下側の位置に形成することにより製造コストを低減することができる。この選択は、また、局部的に必要とされるだけであるタイヤの他の特性に影響することもある。図4に示される場合では、カーカス層24の半径方向外側の軸方向外側部分65bの位置により、特に、厳しいキャンバーで安定性の向上をもたらす。このタイヤは、更に、同様に保護機能を果たす作用層74を備えている。
図5は、図4の場合におけるように、半径方向に異なる高さのところでタイヤに位置決めされた多数の部分65a、65bに作用層65が設けられている本発明の実施形態を示している。図4と対照的に、この図5における表示は赤道平面20に対して対称を示していない。このような実施形態は、例えば、実質的に一方の側に沿ってキャンバー応力にさらす特定のサーキットにおいて使用するように設計されたタイヤの場合、タイヤ15の使用が対称でないときに特に求められている。実際、このようなタイヤの提供は、特に、曲線または曲がり部の大部分が同じ方向にあるトラックにおける使用に関連している。
幾つかの部分における作用層65のこのような具体例は、特にカーカス層25に関して保護機能を補強するためにカーカス層の半径方向外側における第2作用層75の存在と組み合わされてもよい。
本発明の一実施形態によるタイヤの子午線方向図である。 本発明の第1実施形態による作用層の概略図である。 本発明の第2実施形態による作用層の概略図である。 本発明の第2実施形態によるタイヤの子午線方向図である。 本発明の第3実施形態によるタイヤの子午線方向図である。 本発明の第4実施形態によるタイヤの子午線方向図である。

Claims (7)

  1. 補強要素で構成され、且つ、タイヤの各側において基部がリムシートに取付けられるようになっているビードに固定されている連続したカーカス型補強構造体を備えており、各ビードが側壁部により外側に向けて半径方向に延長されており、これらの側壁部が外側に向けて半径方向においてトレッドと合流しており、また作用層として知られている作用補強要素よりなる少なくとも1つの層よりなるクラウン補強構造体をトレッドの下に備えており、作用補強要素よりなる少なくとも1つの層は、長さ方向に対して形成された同じ角度を有する前記層の部分を中央帯域に形成する少なくとも1つの連続した補強コードよりなり、前記角度は周方向平面との交差点で測定されており、2つの隣接した部分がループにより連結されており、前記部分が長さ方向に対して10°と80°との間の角度を形成しており、前記クラウン補強構造体が周方向に配向された補強要素を全く備えていない自動二輪車用のタイヤにおいて、半径方向平面におけるタイヤの輪郭にわたって、カーカス型補強構造体の回転軸線に対する垂線との2つの接触点の半径方向外側の部分において、前記作用補強要素よりなる少なくとも1つの層が、少なくとも部分的に、カーカス型補強構造体と回転軸線に対する垂線との2つの接触点の半径方向外側のカーカス型補強構造体の部分の半径方向内側にある、タイヤ。
  2. 前記層の中央帯域において、前記2つの隣接した部分はすべての周方向平面にわたって、互いに隣接する前記部分から等距離にあることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記部分の角度はタイヤの赤道平面から作用層の縁部まで徐々に変化していることを特徴とする請求項に記載のタイヤ。
  4. クラウン補強構造体は作用補強要素よりなる少なくとも2つの層を備えており、1つの層の前記部分は、隣接する層の前記部分に対して、20°と160°との間の角度を形成していることを特徴とする請求項1ないしのうちのいずれか1つの項に記載のタイヤ。
  5. カーカス型補強構造体の補強要素は周方向に対して65°と90°との間の角度を形成していることを特徴とする請求項1ないしのうちのいずれか1つの項に記載のタイヤ。
  6. 作用層の作用補強要素は織物からなることを特徴とする請求項1ないしのうちのいずれか1つの項に記載のタイヤ。
  7. 作用層の作用補強要素は金属製であることを特徴とする請求項1ないしのうちのいずれか1つの項に記載のタイヤ。
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