JP5223934B2 - インクジェット装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット装置に関する。
インクジェット装置とは、入力信号に応じて、任意のタイミングで必要な液量のインクを対象物に向けて塗布することができるヘッドを備える装置である。特に圧電(ピエゾ)方式のインクジェット装置は、幅広い種類のインクを、高精度に制御しながら塗布することができることから、現在、積極的に開発が行われている。
一般的にピエゾ方式のインクジェット装置は、インク供給流路と、インク供給流路と連通しかつノズルを有するインク流路と、インク流路内に充填されたインクに圧力を加える圧電素子とで構成される。そして該圧電素子に駆動電圧を印加することで圧電素子に機械的な歪みを生じさせ、インク流路内のインクに圧力を加えることでノズルからインクを吐出する。なお、インク流路のうち、特にインクが集められる空間をインク室、或いは、圧力室と言う。
例えば、代表的なインクジェット装置の構成としては、圧電素子を吐出口の上流側の圧力室の壁面に配設される構成が知られ、該圧電素子の駆動によって、圧力室の壁面を押圧して圧力室内に充填されたインクを加圧することで、吐出口からインクを吐出する技術である(特許文献1参照)。その他、特許文献2に開示されるような、インク供給通路11の一部に電歪素子4を配置し、ノズル9からインクを吐出させるインクジェットヘッドが知られている。また、特許文献3〜10のようなインクジェット装置も知られている。
特開2001−121693号公報(図1) 特開昭60−217160号公報(第1図) 特開2007−175921号公報 特表2006−510506号公報 特開2004−259865号公報 特開2001−347660号公報 米国特許出願公開第2006/0227179号明細書 米国特許第6450627号明細書 米国特許第7157837号明細書 米国特許第7111927号明細書
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載された技術には、インクジェット装置において、インクを循環させるという考えの開示が一切ない。つまり、特許文献1及び2に記載されたインクジェット装置は、単に圧力室(インク供給通路)に溜まった液体を圧電素子の駆動によってノズル孔から押し出すという技術に過ぎず、インク供給流路とインク排出流路とを設け、インクを循環させる技術ではない。
とりわけ特許文献1のインクジェット装置の構成では、圧力室の隅部やノズル孔にインクが滞留し、ノズル孔の詰りなどの原因になり兼ねない。無論、粘度の高いインクを使用した場合、ノズル孔からインクを吐出することも難しくなる。また、特許文献2のインクジェットヘッドでは、電歪素子4を駆動させることで生じるインク供給通路11を流れるインクへの圧力を、電歪素子4よりも上流側(ノズル9が形成される側とは反対の方向)に分散させてしまい、ノズル9に向けてインクを強く吐出させることが難しくなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、1.高粘度のインクを確実に吐出すべく強いインクの吐出と、2.ノズル付近の乾燥を防ぐべくインクの循環とを両立させ、かつ、3.装置全体の小型化をも可能とする、インクジェット装置を提供することを目的とする。
本発明のインクジェット装置は、以下のような特徴を有するものである。
[1]インク導入口からインクが供給されるインク供給流路と、インク排出口にインクを排出するインク排出流路と、前記インク供給流路と前記インク排出流路とを連通し、かつ、インクを吐出するノズルを有するインク流路と、を備え、前記インク流路は、前記インクが第1の方向に対して逆向きに転回し、かつ、前記インク流路のうち前記インク供給流路のインク供給孔と前記ノズルとの間に配置されるターン部を有し、少なくとも1つの前記ターン部を有する前記インク流路に圧電素子が設けられ、前記圧電素子は、前記ターン部より上流側のインク流路と、前記ターン部より下流側のインク流路とに面して配置され、かつ、前記インク供給流路から前記ターン部に向かうインク流路は、流路断面積が段階的に小さくなる、インクジェット装置。
これにより、本発明のインクジェット装置は、高粘度のインクの場合でも、ノズルからインクを確実に吐出できることに加え、ノズル付近の乾燥をも確実に防ぐことができる。更に、本発明のインクジェット装置は、インクジェット装置全体の小型化をも可能となる。
[2]上記[1]において、ノズルは、インク流路のうち圧電素子とターン部とで形成される空間に設けられることが望ましい。
[3]上記[1]又は[2]において、圧電素子の端部は、インク流路のターン部に面して配置されることが望ましい。この構成により、インク流路を流れるインクを、極力、狭い空間に集めることができ、その状態で該インクに圧電素子が駆動することによる力を加えるために、ノズルからより強い力でインクを吐出することができる。
[4]上記[1]又は[2]において、ターン部より上流側に配置される圧電素子の複数の電極の電極間幅は、ターン部より下流側に配置される圧電素子の複数の電極の電極間幅よりも広いとなお良い。これは、ノズルから吐出するインクを効果的にインク流路内に集めることができるためである。
[5]上記[1]〜[4]において、圧電素子とインク流路との間には振動板が配置されてなると良い。また、[6]上記[1]〜[5]において、ノズルからインク排出流路に向かうインク流路において、流路断面積が大から小に変化する箇所を有することで、ノズルからインクを吐出する力をより一層高めることができる。
[7]上記[6]において、インク供給流路からターン部に向かうインク流路において、流路断面積が小から大に変化する箇所を有することが望ましい
本発明のインクジェット装置は、圧電素子を、インク流路に形成されるターン部より上流側の流路と、該ターン部より下流側の流路とに面するように配置する構成であることから、インク流路にインクを効果的に集められる。その状態でインクを押圧するため、本発明のインクジェット装置は、ノズルから吐出するインクに強い吐出力を加えることができ、高粘度のインクを確実に吐出させることができる。また、本発明のインクジェット装置は、インク流路を、インク供給流路とインク排出流路とを連通する流路として配置する構成であることから、インク循環を可能とし、その結果、ノズル付近の乾燥を防ぐことができる。その結果、インクジェット装置の信頼性を向上させることができる。
加えて、本発明のインクジェット装置の圧電素子は、ノズルの上流側と下流側のそれぞれに面するように配置される。そのため、本発明の圧電素子は、インク流路のうちノズル上流側のインクをノズル側に流動させる機能と、ノズル下流側のインクに流体抵抗を与える機能とを併せ持ち、ノズルの上流側と下流側のそれぞれに圧電素子に配置する構成に比べ、インクジェット装置の小型化を可能とする。
本発明のインクジェットヘッドの斜視図 実施の形態1のインクジェットヘッドの断面図 実施の形態1のインクジェットヘッドの上面図 実施の形態1の変形例1に係るインクジェット装置の断面図 実施の形態1の変形例2に係るインクジェット装置の断面図 本発明のインクジェット装置の動作(圧電素子の駆動とインク流れとの関係)を示す図 本発明の圧電素子の構造を示す図 実施の形態1の変形例3に係るインクジェット装置の断面図 実施の形態1の変形例4に係るインクジェット装置の断面図 本実施の形態に係るインク供給流路やインク排出流路の端部の構造を示す図 比較対象のインクジェット装置の断面図
<本発明のインクジェット装置について>
本発明のインクジェット装置は、複数のインク室を有するドロップオンデマンド型の圧電式インクジェット装置である。
ドロップオンデマンド型のインクジェット装置とは、入力信号に応じて必要なときに必要な量のインクを塗布することができる装置として知られ、特に圧電方式のドロップオンデマンド型インクジェット装置は、幅広い種類のインクを細かく制御しながら塗布することができるものである。また、本発明のインクジェット装置は、インク室内をインクが流れるインク循環型のインクジェット装置を想定するものである。
本発明のインクジェット装置は、インク供給流路と、インク排出流路と、複数のインク室(或いは、インク流路)と、複数の圧電素子とを有する構成である。複数のインク室は並列に配置され、それぞれのインク室に対応して、圧電素子が配置される。そして、圧電素子を、インク流路に形成されるターン部より上流側の流路と、該ターン部より下流側の流路とに面するように配置することで、本発明のインクジェット装置は、高粘度のインクを確実に吐出させると共に、ノズル付近の乾燥をも防ぐことができ、なおかつ、装置全体の小型化を実現することができる。
1.インクジェット装置の基本構成:
以下、インクジェット装置における構成部材について説明する。
インク供給流路は、外部からインクが供給されるインク導入口を有し、インク室に供給するインクが流れる流路である。インク供給流路に供給されるインク供給量は、特に限定されず、数ml/minであっても、それ以上であっても良い。インク導入口を通してインク供給流路に供給されたインクは、複数のインク室のそれぞれに分配され提供される。
インク排出流路は、外部にインクを排出するためのインク排出口を有し、複数のインク室から排出されたインクが流れる流路である。
インク室は、ノズルから吐出させるインクを収容するための空間である。本発明のインクジェット装置では、インク供給流路とインク排出流路とを連通するインク流路のうち、後述する圧電素子と、インク流路に設けられるターン部とで形成される空間をインク室とする。1のインク供給流路およびインク排出流路に連通するインク室の最大数は、通常1024個である。
そして、インク室とインク供給流路とは、インク供給孔によって接続されている。また、インク室とインク排出流路とは、インク排出孔によって接続されている。従って、インク室内ではインクがインク供給孔からインク排出孔まで流れる。これにより、インク室内には常に新しいインクが供給されるようになっている。このように、インク室内に常に新しいインクを供給することで、インク室内のインクのよどみや詰り、エアーの混入などを防止することができる。また、インク室内のインクの流量は、10〜100ml/minであることが好ましい。
ノズルは、インク流路に備えられる。ノズルは外部に対しインクを吐出する場所である。具体的には、インク室内のインクは、ノズル内部を通り、吐出口から外部に吐出される。吐出口の口径は、特に限定されるものではなく、例えば10〜100μm程度であり、約20μmであることが多い。インクがノズルから吐出される方向は、インク室内のうち、ノズル付近をインクが流れる方向と略垂直な方向ある(図2参照)。
また、インク室に収容されるインクの種類は、特に限定されず、製造物の種類によって適宜選択される。例えば、製造物が有機ELパネルや液晶パネルである場合、インク室に収容されるインクの例には、発光材料などの有機発光物質を含む溶液や、液晶材料などの高粘度のインクが含まれる。上述のように、本発明のインクジェット装置は、強い吐出力を有するので、高粘度のインクであっても十分に塗布できる。
圧電素子は、駆動電圧を含む制御信号を実際の動きに変換し、インク流路(インク室)の壁面(図4のように「振動板」を有する場合もあり得る)を変位させる作動装置である。圧電素子に電圧を印加することで、圧電素子の高さが増加し、インク室内のインクに圧力が加わる。これにより、ノズルからインクを吐出され得る。また、本発明の圧電素子は、インク流路に形成されるターン部より上流側の流路と、該ターン部より下流側の流路とに面するように配置される。本発明における圧電素子は、薄膜型の圧電素子であっても、積層型の圧電素子であっても良いが、積層型の圧電素子であることがより好ましい。
これは、薄膜型の圧電素子の場合、入力に対する出力応答が速いが、出力が低くなりがちである。そのため、薄膜型の圧電素子は、吐出するべきインク室内のインク圧力や粘度によって吐出がばらつきやすくなる。そのため、インクの種類によっては適切な吐出ができない場合があるためである。一方、積層型の圧電素子の場合には、入力に対する出力応答が遅いが、出力を高めやすいため、吐出するべきインク室内のインク圧力に影響を受けにくく、安定した吐出を実現し得る。なお、積層型の圧電素子の高さ(積層方向の長さ)は、通常、100〜1000μmである。
また、積層型の圧電素子は、圧電素子プレート上にチタン酸ジルコニウム酸鉛(PZT)のシートと導電膜とを複数積層して駆動体を作製し、そして駆動体を分割することで作製されれば良い。駆動体を分割するには、回転ブレードが組み込まれたダイシング装置を用いれば良い。
2.その他:
本発明のインクジェット装置は、上述の主要構成部材を具備する他、公知のインクジェット装置の部材を適宜有する。例えば、インクを塗布する対象物を載置して移動するための移動ステージなどを有する。
また、本発明のインクジェット装置は、インクの循環を行うことを前提とするため、インク循環装置(図示せず)を具備する。インク循環装置は、インクに駆動圧力を供給することでインクを循環させる。インクに駆動圧力を供給するには、ポンプを用いても良いが、圧縮空気を利用して圧力を供給するレギュレータを用いることが好ましい。レギュレータを用いることで駆動圧力が一定になり、インクの循環速度が安定するからである。本発明のインクジェット装置では、インクジェット装置のインクを、装置作動中に絶えず循環させることが好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、本発明はこれらの実施の形態により限定されない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係るインクジェット装置100の斜視図である。図1に示されるようにインクジェット装置100は、インク供給流路101と、インク排出流路102と、複数のインク室110とを有する。また、インク供給流路101はインク導入口103を有する。インク排出流路102はインク排出口104を有する。なお、図1のインクジェット装置100は、後述する変形例と共通するもの(斜視図)である。
図2は、図1に示されたインクジェット装置100のA線による断面図である。図3は、図1に示されたインクジェット装置100のB線による断面図(上面図)である。
図2および図3に示すように、インク室110は、ノズルプレート120に形成され、かつ、外部にインクを吐出するためのノズル111を有する。ノズル111は、図2に示す通り、インク流路130のうち圧電素子113とインク流路130のターン部112とで形成される空間に形成されることが望ましいが、圧電素子113の直下、或いは、圧電素子113が配置される位置よりも下流のインク流路130に形成しても良い。例えば、ノズル111を圧電素子113の直下に配置した場合には、インク吐出の応答性が高めることができる。また、ノズル111を圧電素子113が配置される位置よりも下流のインク流路130に形成した場合でも、圧電素子113を駆動した場合の力がノズル111に伝播されるようであれば、特段の問題はない。
また、インク室110は、インク供給孔107を介してインク供給流路101に連通しており、インク排出孔108を介してインク排出流路102に連通している。
図2および図3において、インクは、インク供給流路101を流れ(図2の場合には、紙面に対して垂直に手前向きに流れ)、インク供給孔107を介して、インク室110に流れる。そして、圧電素子113の一方の面を介してインク流路130のターン部112を流れる。圧電素子113が駆動することで、ノズル111から一部のインクが外部に吐出され、残りのインクは圧電素子113の他方の面、並びに、インク排出孔108を介して、インク排出流路102に流れる(図2では、紙面に対して垂直の奥行き向きに流れ形態を示す)。
圧電素子113は、インクジェット装置の基材(符号なし)に固定されている。具体的には、図2に示すように、圧電素子113のうちインク流路130と面する側とは反対の面をインクジェット装置の基材と結合される。なお、図2及び図3に示す矢印はインクの流れ方向を表すものである。以降の変形例についても同様である。
このとき、図4に示すような、実施の形態1の変形例(その1)のインクジェット装置100もあり得る。つまり、第1の変形例のインクジェット装置100は、インク流路130のうち、少なくとも圧電素子113が面する箇所に振動板140を備え、圧電素子113の駆動によって振動板140を変位させる構成である。このように、振動板140を介してインク流路のインクに圧力を加える形態は、図2に示すような実施の形態1に比べ、インクジェット装置の信頼性が高まる。これは、例えば、図2に示すような形態では、圧電素子113が直接インクと触れるため、圧電素子113の表面がインク乾燥などで荒れてしまうため、所望の応答性が発揮できなくなったり、インクにゴミ(インク乾燥によってできたものが剥がれ落ちる際に生じるダストなど)が混入する場合もあり得る。一方、第1の変形例のインクジェット装置100は、圧電素子113が直接、インクに触れることがないので、インクジェット装置の信頼性が向上する。
また、図5に示すような、実施の形態1の変形例(その2)のインクジェット装置100もあり得る。つまり、第2の変形例のインクジェット装置100は、圧電素子113の一端がインク流路130のターン部112に面するように配置される構成である。これは、圧電素子113をインク流路130のターン部112に最大限近づけることを意味し、圧電素子113を駆動させた際に、インクをインク流路の狭い区域(領域)に圧縮することができる。その結果、ノズル111からインクを吐出させる際の力(勢い)を高めることができる。
次に、図6を参照しながら、本実施の形態のインクジェット装置100の動作について説明する。
図6(a)に示すように、インクジェット装置100において、ノズル111からインクを吐出しない場合、つまり、圧電素子113を駆動しない場合には、インクはインク供給流路101からインク流路130に流れ、インク排出流路に戻る経路になる。図6における矢印は、インクの流れ方向とその強さを示すものである。そして、ノズル111からインクを吐出させる場合には、圧電素子113を所望の周期で駆動させる。図6(b)は圧電素子113に駆動電圧を印加し、圧電素子113の一方の面と他方の面とがインク流路130方向に延びた状態を示すものである。
すると、圧電素子113の駆動周期に併せて、図6(b)に示すように、一時的にインク流路130のうち圧電素子113とターン部112とで形成される空間(領域)〔これを「インク貯蔵部」と言う〕にインクが圧縮させられる。つまり、図6(b)のように、インク貯蔵部にインクが圧縮(集結)され、ノズル111からインクを勢い良く吐出させることができる。そして、圧電素子113を元の位置に戻すと、図6(c)に示すように、再び、インク流路をインクが流れ、インクジェット装置100はインク循環も円滑に行うことができる。
このとき、インク貯蔵部にインクを効果的に集めることが望ましい。具体的には、圧電素子113の一方の面(インク流路の上流側に配置される面)に比べ、圧電素子113の他方の面(インク流路の下流側に配置される面)の応答速度を遅らせることで、インク供給通路101からインク排出通路102に流れるインク流路のインク貯蔵部に、効果的にインクを集めることができる。これを具現化する方法として、例えば、図7に示すような圧電素子113の構造とすれば良い。つまり、圧電素子113におけるコンデンサの容量C [F]は、圧電素子113を構成する電極の表面積をS[m2]、電極間距離をd[
m]、比例定数(真空誘電率)をεoとしたとき、
Figure 0005223934
で定義できる。ここで、ε0とSは一定であることから、圧電素子113の一方の面(インク流路の上流側に配置される面)に比べ、圧電素子113の他方の面(インク流路の下流側に配置される面)の応答速度を遅らせる(小さくする)ためには、圧電素子113のうち、インク流路130の上流側に面する側の電極間距離d1(ギャップ)を、インク流路130の下流側に面する側の電極間距離d2に比べ広くすればよい。この点に関する技術的裏付けについては後述する。
このような圧電素子113の構成により、圧電素子113の一方の面と他方の面との間に相対的な応答速度差をつけることができるので、インク流路のインク貯蔵部に、インクを効果的に集めることができる。
次に圧電素子の静電容量と応答性の関係について述べる。圧電素子を扱う場合、例えば、K31の場合、電気機械変換係数は以下の式で記述することができる。
Figure 0005223934
の関係が成り立つ。ただし、
Figure 0005223934
となる。つまり、電気機械変換係数は、以下の式で書き表すことができる。
Figure 0005223934
つまり、電気機械変換係数については一定であるために、d(圧電定数)が大きくなると誘電率も大きくなるという特徴を有している。
例えば、圧電素子の静電容量の計算式は以下のように計算することができる。
Figure 0005223934
以上の関係から、圧電素子の応答性を議論する。その抵抗R(Ω)とコンデンサーC(F)の直列回路に直流電圧E(V)を加えときの応答性を考える。電圧をかけた瞬間を時刻0とするとき、時刻tで回路に流れる電流をi(t)(A)、コンデンサーに蓄えられた電気量をq(t)(クーロン)とする。このとき回路の方程式は次のようになる。
Figure 0005223934
ここで
Figure 0005223934
(電流は電子の流れ、即ち、荷電量の時間変化の大きさ)であるから、上式は次のような電荷量q(t)についての微分方程式に書き換えられる。
Figure 0005223934
上式を解くと、q(t)はtに関して以下のような指数関数で表わされることが分かる。
Figure 0005223934
さらに、コンデンサー両端の電圧をec(t)とすれば、q(t)=Cec(t)から、
Figure 0005223934
という関係式を得る。ここでτをこのRC回路の時定数と定義する。τが大きいほど ec(t)がその最大値Eになるまでの時間が長くなる。時定数は回路の抵抗値と静電容量
に比例する。回路の抵抗が大きいほど、また、コンデンサーなどに誘起される電荷量が大きいほどコンデンサーの充電に要する時間が長くなる。
以上の関係より、圧電素子において、時定数τを計算すると以下のようになる。
Figure 0005223934
となる。つまり、積層された圧電素子のギャップが大きくなるほど、静電容量は小さくなり、時定数が短くなることになる。つまり、応答性をあげるためには、ギャップを大きくし、圧電素子の積層枚数が少ないほど、応答性に対して有利になる。
本実施の形態の変形例として、図8に示すような第3の変形例もあり得る。つまり、第3の変形例のインクジェット装置100は、インク供給流路101からターン部に向かうインク流路の流路断面積を段階的に小さくなるように構成するものである。このような構成によって、インク貯蓄部にインクを効果的に集めることができることに加え、インクに強い押圧を加えることができ、ノズル111におけるインクの吐出力をより一層高めることができる。なお、図8は、図2に示すインクジェット装置の一部を、ノズル111方向から視斜したときの断面図である。
また、本実施の形態の変形例として、図9(a)に示すような第4の変形例もあり得る。つまり、第4の変形例のインクジェット装置100は、ノズル111からインク排出流路102に向かうインク流路130の一部に、流路断面積が変化する箇所(具体的には、流路断面積を大から小に変化する箇所)を有する構成である。このような構成によって、インク流路130のうち、ノズル111より下流側の流路の流路抵抗を高めることができ、ノズル111からインクを吐出する力をより一層高めることができる。また、図9(b)に示すようなインクジェット装置100もあり得る。すなわち、インク供給流路101から圧電素子113に向かうインク流路130の一部に、流路断面積が変化する箇所、具体的には、流路断面積を小から大に変化する箇所を有する構成である。
これは、圧電素子113を駆動させた場合、圧電素子113のうちインク流路130の上流側に面する一面がインクを押圧する力が、インク供給流路101に逆流すること防ぐ効果がある。つまり、圧電素子113が駆動する力をターン部112方向に効果的に伝播させることができ、ノズル111から強い吐出を実現することができる。
なお、本実施の形態のインク供給流路101において、インク供給流路101の最下流部(図3における端部A)は、図10(a)のようにテーパー形状、或いは、図10(b)のように曲面形状であると好適である。その理由は、インク供給流路101からインク室110にインクが流れる際、インク供給流路101のコーナ部でインクが滞留する可能性があるためである。さらに、図10(c)のように、インク供給流路101の流路そのものを下流に向かうにつれて狭くする構造としてもよい。
図示はしないものの、同様な考えにより、インク排出流路102の最上流部(図3における端B)においても、テーパー形状、或いは、曲面形状を施す工夫、更にはインク排出流路102そのものを上流に向かうにつれて狭くする工夫があると、インク流れの観点から良い。これらの考えは、前述の実施の形態1(変形例を含む)に共通する形態である。
3.発明の効果について:
本発明は、上述の通り、1.高粘度のインクを確実に吐出すべく強いインクの吐出と、2.ノズル付近の乾燥を防ぐべくインクの循環とを両立させ、かつ、3.装置全体の小型化をも可能とする、点を発明の効果として掲げている。以下、それぞれ効果についてまとめる。
まず、第1の効果については、本発明のインクジェット装置は、インク流路に形成されるターン部の上下流部に圧電素子を配置する構成であり、該インク流路にインクを効果的に集められる。その状態で該圧電素子に電圧を印加し、該圧電素子の変位によってインクを押圧するため、ノズルから勢い良くインクを吐出させることができる。また、本発明のインクジェット装置は、上述の通り、インク流路にターン部が形成される構成であるため、該ターン部によってインク流路を流れるインクを混ぜ合わすことができる。そのため、インク流路においてインクの滞留が生じる可能性が低くなり、ノズルから高品位のインクを確実に吐出させることができる。
次に、第2の効果については、本発明のインクジェット装置は、インク供給流路とインク排出流路とを連通してインク流路が配置される構成であることから、インク循環を可能とする。このとき、上記第1の発明でも言及する通り、本発明のインクジェット装置は、インク流路にターン部が形成される構成であることから、インクを効果的に混ぜ合わせることができ、インク濃度の濃淡が生じにくくなる。そのため、インク流路、とりわけ、ノズル近傍でのインクの滞留が生じにくくなることに加え、ノズル付近の乾燥をも防ぐことができる。その結果、インクジェット装置の信頼性を向上させることができる。
最後に、第3の効果については、図11に示すような、ノズルの上流側と下流側のそれぞれに圧電素子に配置するインクジェット装置と比較して述べる。
図11のインクジェット装置において、インクは、インク供給流路101を流れ(図11の場合には、紙面に対して垂直に手前向きに流れ)、インク室110を介して、インク排出流路102に流れる(図11では、紙面に対して垂直の奥行き向きに流れ形態を示す)。このとき、ノズル111の上流側には圧電素子PZ1(幅:lp1)が配置され、ノズル111の下流側には圧電素子PZ2(幅:lp2)が配置される。すると、インク供給流路101から圧電素子PZ2のインク排出流路102側の端部までの距離L2は、インク供給流路101から圧電素子PZ1のインク供給流路101側の端部までの距離L0と、圧電素子PZ1と圧電素子PZ2のそれぞれの幅(lp1とlp2)とを加えた、L0+lp1+lp2になる。
無論、圧電素子PZ1と圧電素子PZ2とは一部は重複していても良いので、距離L2は、L0+lp1+lp2よりも小さくなる場合も設計上は考えられるが、図11のインクジェット装置の形態の場合、圧電素子PZ1と圧電素子PZ2とが完全に重複して配置されることは有り得ない。そのため、図11のようなインクジェット装置は、本発明のインクジェット装置に比べ、装置の幅方向の寸法が必然的に大となる。よって、本発明のインクジェット装置は、小型化を可能とできる。
また、更なる効果として、本発明のインクジェット装置は、インク流路にターン部を形成する構成であるため、ノズルの上流側に配置される圧電素子113とノズルの下流側に配置される圧電素子113との相互干渉が生じにくい。例えば、図11のようなインクジェット装置の構成では、ノズルの下流側に配置される圧電素子PZ2が駆動した場合、圧電素子PZ2によるインクの波動が、圧電素子PZ2が配置される上流側にも伝わることになる。つまり、ノズルの上流側に配置される圧電素子PZ1にも影響し、ノズルからインクを吐出する際の妨げにもなり得る。
他方、本発明のインクジェット装置は、インク流路にターン部を形成する構成であるため、ノズルの上下流側にそれぞれ配置される圧電素子同士の相互干渉は生じにくく、好適なインク吐出を実現でき得る。
本発明のインクジェット装置は、インクの吐出力が強く、そのうえインクの循環も可能とするため、粘度の高いインクを、被塗布物に安定して塗布することができる。そのため、例えば有機ELディスプレイパネルの製造における有機発光材料を塗布形成するためのインクジェット装置として好ましく用いられる。
100 インクジェット装置
101 インク供給流路
102 インク排出流路
103 インク導入口
104 インク排出口
107 インク供給孔
108 インク排出孔
110 インク室
111 ノズル
112 ターン部
113 圧電素子
120 ノズルプレート
130 インク流路
140 振動板

Claims (7)

  1. インク導入口からインクが供給されるインク供給流路と、
    インク排出口にインクを排出するインク排出流路と、
    前記インク供給流路と前記インク排出流路とを連通し、かつ、インクを吐出するノズルを有するインク流路と、を備え、
    前記インク流路は、前記インクが第1の方向に対して逆向きに転回し、かつ、前記インク流路のうち前記インク供給流路のインク供給孔と前記ノズルとの間に配置されるターン部を有し、
    少なくとも1つの前記ターン部を有する前記インク流路に圧電素子が設けられ、
    前記圧電素子は、前記ターン部より上流側のインク流路と、前記ターン部より下流側のインク流路とに面して配置され、かつ、前記インク供給流路から前記ターン部に向かうインク流路は、流路断面積が段階的に小さくなること、
    を特徴とするインクジェット装置。
  2. 前記ノズルは、前記インク流路のうち圧電素子と前記ターン部とで形成される空間に設けられる、
    請求項1記載のインクジェット装置。
  3. 前記圧電素子の端部は、前記インク流路の前記ターン部に面して配置される、請求項1又は2に記載のインクジェット装置。
  4. 前記ターン部より上流側に配置される圧電素子の複数の電極の電極間幅は、前記ターン部より下流側に配置される圧電素子の複数の電極の電極間幅よりも広い、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット装置。
  5. 前記圧電素子と前記インク流路との間には振動板が配置されてなる、請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット装置。
  6. 前記ノズルから前記インク排出流路に向かうインク流路において、流路断面積が大から小に変化する箇所を有する、
    請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェット装置。
  7. 前記インク供給流路から前記ターン部に向かうインク流路において、流路断面積が小から大に変化する箇所を有する、
    請求項6記載のインクジェット装置
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