JP6939008B2 - 液体吐出装置および液体吐出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出装置および液体吐出方法に関する。
従来、例えば、特許文献1に記載された循環型インクジェット装置では、インク室内のインクを吐出するためのアクチュエーターの駆動力がインク室に連通したインク出口流路に逃げてしまうことを抑制するため、インク吐出時にインク出口流路の流路抵抗を高めている。
特開2011−213094号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、インク出口流路の流路抵抗を高める際に、インク出口流路の容積変動に伴ってインク出口流路からインク室にインクが逆流し、インク室に連通するノズルから、インクが漏れる虞があった。また、特許文献1に記載の技術では、インク吐出時の圧力が、インク供給流路に逃げてしまう可能性があり、適切にインクを吐出できない虞があった。そのため、無用なインクがノズルから漏れることを抑制し、適切にインクを吐出可能な技術が求められていた。このような課題は、インクを吐出する循環型インクジェット装置に限らず、液体を吐出可能な液体吐出装置全般に共通した課題であった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態は、液体吐出装置であって、液体を吐出するためのノズルに連通する液室と、前記液室の容積を変更するための容積変更部と、前記液室に接続され、前記液室に前記液体を流入させる流入路と、前記液室に接続され、前記液室から前記液体を流出させる流出路と、前記流入路の流路抵抗を変更するための第1流路抵抗変更部と、前記流出路の流路抵抗を変更するための第2流路抵抗変更部と、前記容積変更部と前記第1流路抵抗変更部と前記第2流路抵抗変更部とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2流路抵抗変更部を制御して前記流出路の流路抵抗を前記流入路の流路抵抗よりも大きくするのと同時に前記容積変更部を制御して前記液室の容積を大きくする充填制御を行うことによって、前記液室に前記液体を充填し、前記充填制御を実行した後、前記流出路の流路抵抗を大きくしたまま、前記第1流路抵抗変更部を制御して前記流入路の流路抵抗を大きくし、前記容積変更部を制御して前記液室の容積を小さくする吐出制御を行うことによって、前記ノズルから前記液体を吐出させる、液体吐出装置である。本発明は以下の形態としても実現可能である。
(1)本発明の一形態によれば、液体吐出装置が提供される。この液体吐出装置は、液体を吐出するためのノズルに連通する液室と;前記液室の容積を変更するための容積変更部と;前記液室に接続され、前記液室に前記液体を流入させる流入路と;前記液室に接続され、前記液室から前記液体を流出させる流出路と;前記流入路の流路抵抗を変更するための第1流路抵抗変更部と;前記流出路の流路抵抗を変更するための第2流路抵抗変更部と;前記容積変更部と前記第1流路抵抗変更部と前記第2流路抵抗変更部とを制御する制御部と;を備える。そして、前記制御部は、前記第1流路抵抗変更部および前記第2流路抵抗変更部を制御して前記流入路および前記流出路の流路抵抗を大きくし、前記容積変更部を制御して前記液室の容積を大きくし、前記流入路および前記流出路の流路抵抗が大きい状態で、前記容積変更部を制御して前記液室の容積を小さくすることによって、前記ノズルから前記液体を吐出させる。
このような形態の液体吐出装置であれば、流出路の流路抵抗を大きくした際に、流出路中の液体が液室に逆流したとしても、液室の容積を大きくするので、逆流した液体がノズルから漏れることを抑制できる。更に、流出路の流路抵抗と流入路の流路抵抗とを両方とも大きくして液体を吐出させるため、液体を吐出するための圧力が流入路および流出路に逃げてしまうことを抑制できる。そのため、無用なインクがノズルから漏れることを抑制しつつ、適切にインクを吐出することができる。
(2)上記形態の液体吐出装置において、前記制御部は、前記第2流路抵抗変更部を制御して前記流出路の流路抵抗を前記流入路の流路抵抗よりも大きくするとともに、前記容積変更部を制御して前記液室の容積を大きくする充填制御を行うことによって、前記液室に前記液体を充填し、前記充填制御を実行した後、前記流出路の流路抵抗を大きくしたまま、前記第1流路抵抗変更部を制御して前記流入路の流路抵抗を大きくし、前記容積変更部を制御して前記液室の容積を小さくする吐出制御を行うことによって、前記ノズルから前記液体を吐出させてもよい。このような液体吐出装置であれば、無用なインクがノズルから漏れることを抑制しつつ、適切にインクを吐出することができる。
(3)上記形態の液体吐出装置において、前記制御部は、前記充填制御を実行する前に、前記第1流路抵抗変更部を制御して前記流入路から前記液室に前記液体を流通させつつ前記流入路の流路抵抗を前記流出路の流路抵抗よりも大きくする待機制御を行うことによって、前記液室内の前記液体の圧力を、前記ノズル内の前記液体のメニスカスが耐え得る圧力以下にしてもよい。このような形態の液体吐出装置であれば、待機状態において、ノズルから液体が漏れることを抑制できる。
本発明は、上述した液体吐出装置としての形態以外にも、種々の形態で実現することが可能である。例えば、液体吐出装置によって実行される液体吐出方法や、液体吐出装置を制御するためのコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムが記録された一時的でない有形な記録媒体等の形態で実現することができる。
液体吐出装置の概略構成を示す説明図である。 ヘッド部の概略構成を示す説明図である。 液体吐出方法の処理内容を表すタイミングチャートである。 ヘッド部の動作を示す図である。 ヘッド部の動作を示す図である。 ヘッド部の動作を示す図である。 第2実施形態における液体吐出方法の処理内容を表すタイミングチャートである。 第2実施形態におけるヘッド部の動作を示す図である。 第3実施形態における液体吐出装置の概略構成を示す説明図である。
A.第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態における液体吐出装置100の概略構成を示す説明図である。液体吐出装置100は、タンク10と、加圧ポンプ20と、流入路30と、ヘッド部40と、流出路50と、液体貯留部60と、負圧発生源70と、制御部80と、を備える。
タンク10には液体が収容されている。液体としては、例えば、所定の粘度を有するインクが収容される。タンク10内の液体は加圧ポンプ20により、流入路30を通じてヘッド部40に供給される。ヘッド部40に供給された液体は、ヘッド部40により吐出される。ヘッド部40の動作は、制御部80により制御される。
ヘッド部40によって吐出されなかった液体は、流出路50を通じて液体貯留部60に排出される。液体貯留部60には、各種ポンプによって構成可能な負圧発生源70が接続されている。負圧発生源70は、液体貯留部60内を負圧にすることにより、流出路50を通じてヘッド部40から液体を吸引する。加圧ポンプ20および負圧発生源70は、流入路30と流出路50とに差圧を発生させて流入路30に液体を供給する液体供給部として機能する。なお、加圧ポンプ20および負圧発生源70のいずれか一方を省略して、加圧ポンプ20または負圧発生源70のいずれか単体で液体供給部を構成してもよい。上記のように、本実施形態では、ヘッド部40から吐出されなかった液体がヘッド部40から流出路50に排出されるので、ヘッド部40内に液体内の沈降成分が堆積することを抑制することができる。
本実施形態では、液体貯留部60とタンク10とは、循環路90によって接続されている。液体貯留部60に貯留された液体は、循環路90を通じてタンク10に戻され、再び、加圧ポンプ20によってヘッド部40に供給される。循環路90には、液体貯留部60から液体を吸引するためのポンプが備えられていてもよい。なお、循環路90を省略し、液体吐出装置100を、液体を循環させない構成とすることも可能である。
図2は、ヘッド部40の概略構成を示す説明図である。図2の下方は重力方向下向きであるものとする。ヘッド部40は、ノズル41と液室42と容積変更部43と第1流路抵抗変更部44と第2流路抵抗変更部45とを備えている。
液室42は、液体が供給される部屋である。液室42は、液体を外部に吐出するためのノズル41に連通している。液室42には、流入路30と流出路50とが接続されている。液室42およびノズル41は、例えば、金属材料内に空間を形成することによって構成されている。
液室42の上部には、液室42の容積を変更するための容積変更部43が設けられている。容積変更部43は、例えば、液室42内で上下方向に移動可能なピストンと、ピストンを上下方向に駆動する積層型のピエゾアクチュエーターとによって構成することができる。
流入路30は、液室42に接続され、液室42に液体を流入させる流路である。流入路30には、流入路30の流路抵抗を変更するための第1流路抵抗変更部44が設けられている。第1流路抵抗変更部44は、例えば、流入路30内で上下方向に移動可能なピストンと、ピストンを上下方向に駆動する積層型のピエゾアクチュエーターとによって構成することができる。
流出路50は、液室42に接続され、液室42から液体を流出させる流路である。流出路50には、流出路50の流路抵抗を変更するための第2流路抵抗変更部45が設けられている。第2流路抵抗変更部45は、例えば、流出路50内で上下方向に移動可能なピストンと、ピストンを上下方向に駆動する積層型のピエゾアクチュエーターとによって構成することができる。
容積変更部43、第1流路抵抗変更部44および第2流路抵抗変更部45は、制御部80(図1)に接続されている。制御部80は、容積変更部43、第1流路抵抗変更部44および第2流路抵抗変更部45を制御する。制御部80は、第1流路抵抗変更部44および第2流路抵抗変更部45を制御して流入路30および流出路50の流路抵抗を大きくし、容積変更部43を制御して液室42の容積を大きくし、流入路30および流出路50の流路抵抗が大きい状態で、容積変更部43を制御して液室42の容積を小さくすることによって、ノズル41から液体を吐出させる。制御部80による詳しい処理内容については後述する。制御部80は、CPUやメモリーを備えたコンピューターとして構成されており、メモリーに記憶された制御プログラムを実行することにより、後述する種々の処理を実現する。なお、制御プログラムは、一時的でない有形な種々の記録媒体に記録されていてもよい。
以下の説明において、流入路30および流出路50における最大の流路抵抗とは、第1流路抵抗変更部44または第2流路抵抗変更部45が調整可能な最大の流路抵抗である。また、最小の流路抵抗とは、第1流路抵抗変更部44または第2流路抵抗変更部45が調整可能な最小の流路抵抗である。流入路30が最大の流路抵抗に設定された場合には、流入路30は閉塞されることが好ましく、流出路50が最大の流路抵抗に設定された場合には、流出路50が閉塞されることが好ましい。また、液室42の最小の容積とは、容積変更部43が調整可能な最小の液室42の容積であり、最大の容積とは、容積変更部43が調整可能な最大の液室42の容積である。
図3は、制御部80によって実行される液体吐出方法の処理内容を表すタイミングチャートである。図3の横軸は経過時間を示し、縦軸は、流入路30の流路抵抗と、流出路50の流路抵抗と、液室42の容積と、を示している。
まず、制御部80は、図3に示すタイミングt0からタイミングt1において、第1流路抵抗変更部44を制御して流入路30から液室42に液体を流通させつつ流入路30の流路抵抗を流出路50の流路抵抗よりも大きくする待機制御を行うことにより、液室42内の液体の圧力を、ノズル41内の液体のメニスカス耐圧以下にする。より具体的には、本実施形態では、制御部80は、流入路30の流路抵抗を、最大抵抗よりも小さな中間抵抗にするとともに、流出路50の流路抵抗を最小とし、更に、液室42の容積を最小とする。本実施形態において中間抵抗とは、タンク10から流入する液体の圧力を、ノズル41内の液体のメニスカス耐圧以下の圧力まで減圧可能な流路抵抗である。この待機制御により、タンク10から供給された液体は、適切な圧力に調整された後、液室42を通って、液体貯留部60に流出する。なお、メニスカス耐圧とは、液体のメニスカスが破壊されない(つまり、メニスカスが耐え得る)最大の圧力のことをいう。
待機制御を実行した後、制御部80は、タイミングt1からタイミングt2にかけて、第2流路抵抗変更部45を制御して流出路50の流路抵抗を流入路30の流路抵抗よりも大きくするとともに、容積変更部43を制御して液室42の容積を大きくする充填制御を行う。より具体的には、本実施形態では、制御部80は、流入路30の流路抵抗を中間抵抗から最小抵抗まで小さくし、流出路50の流路抵抗を最小から最大抵抗まで大きくし、液室42の容積を最小から最大まで大きくする。この充填制御により、吐出を行うための液体が液室42およびノズル41に充填される。
充填制御によって液室42およびノズル41に液体が充填された後、制御部80は、タイミングt2からタイミングt3までの間に、流出路50の流路抵抗を大きくしたまま、第1流路抵抗変更部44を制御して流入路30の流路抵抗を大きくし、容積変更部43を制御して液室42の容積を小さくする吐出制御を行う。より具体的には、本実施形態では、制御部80は、流出路50の流路抵抗を最大にしたまま、流入路30の流路抵抗を最小から最大まで大きくし、流入路30と流出路50の流路抵抗が最大の状態で、液室42の容積を最大から急減させて最小にする。この吐出制御を行うことによって、液室42に連通したノズル41から液体が吐出される。なお、この吐出制御では、液室42の容積を急減させることにより、ノズル41内の液体の圧力が、メニスカス耐圧を超える圧力となり、液体がノズル41から吐出される。
ノズル41から液体が吐出された後、制御部80は、タイミングt3以降、前述した待機制御を行う。より具体的には、本実施形態では、流入路30の流路抵抗を最大から中間抵抗まで小さくし、流出路50の流路抵抗を最大から最小まで小さくし、液室42の容積を最大から最小まで小さくする待機制御を行う。この待機制御により、タンク10から供給された液体は、再び、液室42を通って、液体貯留部60に流出することになる。制御部80は、以上で説明した処理を繰り返し実行することにより、ノズル41から連続的に液滴状の液体を吐出することができる。
図4〜図6は、本実施形態におけるヘッド部40の動作を示す図である。以上で説明した本実施形態の液体吐出装置100では、充填制御を実行する前の待機制御において、図4に示すように、流入路30の流路抵抗を大きくして中間抵抗に設定することにより、液室42内に流入した液体が、ノズル41内の液体のメニスカス耐圧以下になるように減圧する。そのため、液室42内の液体は、ノズル41から排出されることなく、流路抵抗が最小に設定された流出路50から排出される。そのため、待機状態においてノズル41から無駄な液体が漏れることを抑制できる。
また、本実施形態では、前述した充填制御において、図5に示すように、流出路50の流路抵抗が最大に設定され、流入路30の流路抵抗が最小に設定されるので、液体が流出路50から排出されることを抑制しつつ、液室42内に効率的に液体を充填することができる。また、この充填制御では、流出路50の流路抵抗を大きくするのと同時に、液室42の容積も大きくするので、流出路50の流路抵抗を大きくするために第2流路抵抗変更部45を流出路50内に押し込んだ際に、第2流路抵抗変更部45の直下にある液体が液室42に逆流したとしても、その逆流した液体を、容積を大きくした液室42で捕捉することができる。従って、流出路50から逆流した液体がノズル41から漏れてしまうことを抑制できる。この結果、無用な液体がノズル41から漏れることを抑制できる。また、この充填制御では、液室42の容積を大きくするのと同時に、流入路30の流路抵抗を小さくするので、液室42の容積を大きくすることによってノズル41側から液室42に液体が引き込まれることを抑制できる。そのため、吐出制御時において、吐出不良が生じることを抑制できる。
また、本実施形態では、前述した吐出制御において、図6に示すように、流出路50の流路抵抗が最大に設定されたまま、流入路30の流路抵抗も最大に設定されるため、液体を吐出するための圧力が、流入路30および流出路50に逃げてしまうことを抑制できる。そのため、効率的に液体を吐出することができる。
なお、本実施形態では、制御部80は、第2流路抵抗変更部45を制御して流出路50の流路抵抗を流入路30の流路抵抗よりも大きくするとともに、容積変更部43を制御して液室42の容積を大きくする充填制御を行うことによって、液室42に液体を充填している。これに対して、例えば、制御部80は、第1流路抵抗変更部44と第2流路抵抗変更部45とを制御して流入路30と流出路50の両方の流路抵抗を大きくしながら、容積変更部43を制御して液室42の容積を大きくすることにより、液室42に液体を充填してもよい。この場合であっても、流出路50の流路抵抗を大きくする際に液室42の容積を大きくするため、流出路50の流路抵抗を大きくした際に、流出路50から逆流した液体がノズル41から漏れてしまうことを抑制できる。制御部80は、このような制御を、後述する第2実施形態や第3実施形態でも同様に行ってよい。
B.第2実施形態:
図7は、第2実施形態において制御部80によって実行される液体吐出方法の処理内容を表すタイミングチャートである。図8は、第2実施形態におけるヘッド部40の動作を示す図である。第2実施形態では、制御部80によって行われる待機制御の内容が第1実施形態と異なり、他の制御や液体吐出装置100の構成は第1実施形態と同じである。
図3に示したように、第1実施形態では、制御部80は、タイミングt0からタイミングt1までの待機制御、および、タイミングt4以降の待機制御において、流入路30の流路抵抗を中間抵抗に設定している。これに対して、本実施形態では、これらのタイミングにおける待機制御において、図7および図8に示すように、制御部80は、第1流路抵抗変更部44を制御して、流入路30の流路抵抗を最小に設定する。
以上で説明した第2実施形態であっても、タンク10から流入路30に供給された液体の圧力がノズル41内の液体のメニスカス耐圧以下であれば、ノズル41から液体が漏れることなく、待機状態において、液体を流出路50に流すことが可能である。従って、第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
C.第3実施形態:
図9は、第3実施形態における液体吐出装置100Aの概略構成を示す説明図である。本実施形態における液体吐出装置100Aは、複数のヘッド部40を備えている。そのため、本実施形態の液体吐出装置100Aは、複数の液室42を備えており、液室42ごとに、分岐流入路301と分岐流出路501と容積変更部43と第1流路抵抗変更部44と第2流路抵抗変更部45とを備えている。各分岐流入路301は、流入路30に接続されており、各分岐流出路501は、流出路50に接続されている。
制御部80は、各ヘッド部40の容積変更部43、第1流路抵抗変更部44および第2流路抵抗変更部45に接続され、第1実施形態または第2実施形態と同様に、これらの動作を制御する。制御部80は、ヘッド部40ごとにこれらを制御することにより、各ヘッド部40から個別に液体を吐出することができる。
以上で説明した第3実施形態の液体吐出装置100Aによれば、制御部80によって個別に第1流路抵抗変更部44を制御できるので、例えば、製造誤差等によって、液室42ごとに容積のばらつきがあったとしても、各分岐流入路301の流路抵抗を個別に調整することによって、各液室42から吐出される液体の重量やサイズを均一化することができる。例えば、液室42の容積が他の液室42よりも小さなヘッド部40については、充填制御において、第1流路抵抗変更部44を制御して他のヘッド部40よりも分岐流入路301の流路抵抗を大きくすることによって、液室42に流入する液体量を低減することにより、ノズル41から吐出される液体の量を、他のヘッド部40との間で均一化することが可能である。
なお、図9に示した液体吐出装置100Aでは、各ヘッド部40に対して個別に第2流路抵抗変更部45が備えられている。これに対して、例えば、第2流路抵抗変更部45は、分岐流出路501が合流した流出路50に1つ備えられ、その1つの第2流路抵抗変更部45が複数のヘッド部40で共用されてもよい。
D.変形例:
<変形例1>
上記実施形態では、容積変更部43、第1流路抵抗変更部44および第2流路抵抗変更部45を、ピストンと積層型のピエゾアクチュエーターによって構成している。これに対して、これらは、振動板や弾性ゴムなどの弾性体と屈曲型のピエゾアクチュエーターとを組み合わせて構成してもよい。
<変形例2>
上記実施形態では、容積変更部43、第1流路抵抗変更部44および第2流路抵抗変更部45を、ピエゾアクチュエーターによって構成している。しかし、これらは、ピエゾアクチュエーターに限らず、エアシリンダーやソレノイド、磁歪材料などの他のアクチュエーターによって構成してもよい。
<変形例3>
本発明は、インクを吐出する液体吐出装置に限らず、インク以外の他の液体を吐出する任意の液体吐出装置にも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体吐出装置に本発明は適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置。
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材吐出装置。
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ(Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材吐出装置。
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を吐出する液体吐出装置。
(5)精密ピペットとしての試料吐出装置。
(6)潤滑油の吐出装置。
(7)樹脂液の吐出装置。
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する液体吐出装置。
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に吐出する液体吐出装置。
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を吐出する液体吐出装置。
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置。
なお、「液滴」とは、液体吐出装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体吐出装置が消費できるような材料であればよい。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。液体の代表的な例としてはインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態や変形例の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…タンク、20…加圧ポンプ、30…流入路、40…ヘッド部、41…ノズル、42…液室、43…容積変更部、44…第1流路抵抗変更部、45…第2流路抵抗変更部、50…流出路、60…液体貯留部、70…負圧発生源、80…制御部、90…循環路、100…液体吐出装置、100A…液体吐出装置、301…分岐流入路、501…分岐流出路

Claims (3)

  1. 液体吐出装置であって、
    液体を吐出するためのノズルに連通する液室と、
    前記液室の容積を変更するための容積変更部と、
    前記液室に接続され、前記液室に前記液体を流入させる流入路と、
    前記液室に接続され、前記液室から前記液体を流出させる流出路と、
    前記流入路の流路抵抗を変更するための第1流路抵抗変更部と、
    前記流出路の流路抵抗を変更するための第2流路抵抗変更部と、
    前記容積変更部と前記第1流路抵抗変更部と前記第2流路抵抗変更部とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第2流路抵抗変更部を制御して前記流出路の流路抵抗を前記流入路の流路抵抗よりも大きくするのと同時に前記容積変更部を制御して前記液室の容積を大きくする充填制御を行うことによって、前記液室に前記液体を充填し、
    前記充填制御を実行した後、前記流出路の流路抵抗を大きくしたまま、前記第1流路抵抗変更部を制御して前記流入路の流路抵抗を大きくし、前記容積変更部を制御して前記液室の容積を小さくする吐出制御を行うことによって、前記ノズルから前記液体を吐出させる、
    液体吐出装置。
  2. 請求項に記載の液体吐出装置であって、
    前記制御部は、前記充填制御を実行する前に、前記第1流路抵抗変更部を制御して前記流入路から前記液室に前記液体を流通させつつ前記流入路の流路抵抗を前記流出路の流路抵抗よりも大きくする待機制御を行うことによって、前記液室内の前記液体の圧力を、前記ノズル内の前記液体のメニスカスが耐え得る圧力以下にする、
    液体吐出装置。
  3. 液体を吐出するためのノズルに連通する液室と、
    前記液室の容積を変更するための容積変更部と、
    前記液室に接続され、前記液室に前記液体を流入させる流入路と、
    前記液室に接続され、前記液室から前記液体を流出させる流出路と、
    前記流入路の流路抵抗を変更するための第1流路抵抗変更部と、
    前記流出路の流路抵抗を変更するための第2流路抵抗変更部と、
    を備える液体吐出装置によって実行される液体吐出方法であって、
    前記第2流路抵抗変更部を制御して前記流出路の流路抵抗を前記流入路の流路抵抗よりも大きくするのと同時に前記容積変更部を制御して前記液室の容積を大きくする充填制御を行うことによって、前記液室に前記液体を充填し、
    前記充填制御を実行した後、前記流出路の流路抵抗を大きくしたまま、前記第1流路抵抗変更部を制御して前記流入路の流路抵抗を大きくし、前記容積変更部を制御して前記液室の容積を小さくする吐出制御を行うことによって、前記ノズルから前記液体を吐出させる、
    液体吐出方法。
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