JP5223058B2 - 遊技機の幕板構造体及び外枠 - Google Patents
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例えば、特許文献1の遊技機枠においては、上横片、下横片、左縦片及び右縦片から構成した固定枠に対し、金属から形成した幕板を、下横片の前部と左縦片の下前部および右縦片の下前部に結合させることが開示されている。この幕板は、放音孔を有する幕基盤と、幕基盤に配設したスピーカーとを備えている。そして、遊技機の内部空間の拡大と強度向上との両立を図っている。
該幕板構造体は、ケース内にスピーカーを収納してなり、
上記ケースにおける下面部は、上記下辺部の前面側に配置する前面側配置部を下方に突出形成することによって、該前面側配置部の後方に上記下辺部を収納するための下面段差凹部を有しており、
上記ケースにおける上面部は、その前方側端部に、上記本体枠の前方側下端部の下方に対向する前方側対向部を有すると共に、該前方側対向部の後方に、上記スピーカーの前方側上端部を配置するために当該前方側対向部よりも上方へ突出するスピーカー配設用突出部を有しており、
該スピーカー配設用突出部と上記前方側対向部とによって、上記本体枠の前方側下端部を配置する上面段差凹部を形成しており、
該上面段差凹部の後方に、上記スピーカーの前方側上端部が位置していることを特徴とする遊技機の幕板構造体にある(請求項1)。
具体的には、ケースにおける下面部は、前面側配置部を下方に突出形成することによって、外枠の下辺部を収納するための下面段差凹部を有している。これにより、遊技機において、幕板構造体のケースを下辺部の前方にまで拡大して形成し、幕板構造体の高さ寸法を低く抑えることができる。
これにより、本体枠の一部である前方側下端部と、ケースの一部であるスピーカー配設用突出部及びスピーカーとを、前後方向において重ねて配置することができる。そのため、本体枠の形成領域を下方へ効果的に拡大することができると共に、幕板構造体の高さ寸法を低く抑えて、ケース内におけるスピーカーの配置スペースを効果的に拡大することができる。
該外枠の枠形状における下辺部は、穴開け加工以外の形状加工がない直方体形状を有していることを特徴とする遊技機の外枠にある(請求項4)。
これにより、下辺部の強度を向上させることができ、かつ、下辺部に対する加工は穴開け加工のみとすることができる。そして、幕板との干渉を避ける目的で行われていた下辺部表面のフライス加工などを行わないことにより、コストダウン及び生産性の向上を図ることができる。
本発明において、上記スピーカー配設用突出部は、スピーカーを配設する左右方向の位置にのみ対応して、前方側対向部から上方に突出して形成することができる。また、上記スピーカー配設用突出部は、スピーカーの配設箇所からスピーカーを配設していない箇所まで左右方向に連続して形成することもできる。
なお、上記スピーカー配設用突出部の前面上側角部に形成する防犯用突起は、例えば、スピーカー配設用突出部を一対のスピーカーの配設位置にのみ対応して2箇所に形成した場合には、この2箇所のスピーカー配設用突出部の前面上側角部に対して左右方向に連続して形成することができる。
一般に、スピーカーの特性により特定の周波数(例えば100Hz周辺)をピークにその前後の音圧が低下する傾向にあるが、振動板(ドロンコーン)を併用することによってピーク周辺の周波数における音圧を維持し、広範囲の周波数帯で効率的に音を出力することができる。
上記ケースにおいて、上記スピーカーは、1個又は複数個配設することができ、上記振動板は、1個配設することができる。
本例の遊技機の幕板構造体1は、図1に示すごとく、遊技機において遊技盤を設けた本体枠6の下方であって、本体枠6を配置する枠形状の外枠5の下辺部51を覆うように配設される。この幕板構造体1は、合成樹脂製のケース2内に、低音領域(例えば、100Hz周辺)の音の再生を行うスピーカー(ウーハー)3を収納してなる。
ケース2における下面部201は、下辺部51の前面側に配置する前面側配置部21を下方に突出形成することによって、前面側配置部21の後方に下辺部51を収納するための下面段差凹部22を有している。
図3に示すごとく、本例の遊技機は、パチンコ遊技機であり、外枠5の前面側において、幕板構造体1の上方には、本体枠6が配設してある。本体枠6の前面には、遊技盤前面をガラス板等で覆うガラス枠(透明板保持枠)62を配置してあり、同様に本体枠6の前面でガラス枠62の下方には遊技球を貯留する球皿63が配設してある。ガラス枠62には、高音領域の音の再生を行うツイーター(又はスコーカー)64等が配設されている。
また、本例の各図においては、遊技機の前方側を矢印Frによって示す。
図4に示すごとく、本例の後方側突出部26は、ケース2の上面部202における左右方向Wの全長に渡って形成してあり、本例のスピーカー配設用突出部24は、スピーカー3の配設箇所からスピーカー3を配設していない箇所まで左右方向Wに連続して形成してある。本例のスピーカー配設用突出部24は、後方側突出部26の前方に位置する左右の端部の近傍を除いて、左右方向Wに連続して形成してある。また、スピーカー3の前方側上端部31の上端は、前方側対向部23の上端面よりも上方に位置している(図1参照)。また、スピーカー配設用突出部24の上面には、これに対して本体枠6の下面が当接したときの摺動を円滑にするための複数の突起242が左右方向Wに複数並べて形成してある。なお、中央部分の突起242は省略して示す。
図1に示すごとく、本体枠6の前方側下端部61には、前面側部分から後方側へ屈曲する防犯用リブ611が形成してある。そして、防犯用リブ611は、上面段差凹部25内であって、スピーカー配設用突出部24における防犯用突起241の下方に配置されている。そして、スピーカー配設用突出部24の前面上側角部に形成した防犯用突起241と、後方側突出部26の前面上側角部に形成した防犯用突起261との二重の突起構造によって、差込棒等の不正道具によって、本体枠6の前方側下端部61と幕板構造体1のケース2における上面部202との間から遊技に対する不正を行うことを効果的に防止することができる。
なお、ケース2に配設するスピーカー3は、1つとし、ケース2の左右方向Wにスピーカー3とドロンコーン4とを並べて配設することもできる。また、ドロンコーン4は、斜め上方の前方に向けて配設する以外にも、音響出力するコーン部分を前方に向けて配設することもできる。
また、図5に示すごとく、ケース2における前面側のパネル部203の裏面(後側面)には、一対のスピーカー3及びドロンコーン4の配設部位を除いて、音のビビリ(不要な振動)を防ぐために、線状の突起部28を連続する多角形状(蜂の巣形状)を形成するように突出させている。
また、図4に示すごとく、ケース2における前面側のパネル部203において、左右のスピーカー3の前方及びドロンコーン4の前方に位置する部位には、音を放出する複数の穴が形成されている。
これにより、本体枠6の一部である前方側下端部61と、ケース2の一部であるスピーカー配設用突出部24及びスピーカー3とを、前後方向において重ねて配置することができる。そのため、本体枠6の形成領域を下方へ効果的に拡大することができると共に、幕板構造体1の高さ寸法を低く抑えて、ケース2内におけるスピーカー3及びドロンコーン4の配置スペースを効果的に拡大することができる。
また、幕板構造体1のケース2における下面段差凹部22に、下辺部51を配置する構成により、本体枠6の形成領域を下方へ効果的に拡大することができる外枠5を形成することができる。
2 ケース
201 下面部
202 上面部
21 前面側配置部
22 下面段差凹部
23 前方側対向部
24 スピーカー配設用突出部
241 防犯用突起
25 上面段差凹部
26 後方側突出部
261 防犯用突起
3 スピーカー
4 ドロンコーン(振動板)
5 外枠
51 下辺部
6 本体枠
W 左右方向
Fr 前方側
Claims (4)
- 遊技機において遊技盤を設けた本体枠の下方であって、該本体枠を配置する枠形状の外枠の下辺部に近接して配設される幕板構造体において、
該幕板構造体は、ケース内にスピーカーを収納してなり、
上記ケースにおける下面部は、上記下辺部の前面側に配置する前面側配置部を下方に突出形成することによって、該前面側配置部の後方に上記下辺部を収納するための下面段差凹部を有しており、
上記ケースにおける上面部は、その前方側端部に、上記本体枠の前方側下端部の下方に対向する前方側対向部を有すると共に、該前方側対向部の後方に、上記スピーカーの前方側上端部を配置するために当該前方側対向部よりも上方へ突出するスピーカー配設用突出部を有しており、
該スピーカー配設用突出部と上記前方側対向部とによって、上記本体枠の前方側下端部を配置する上面段差凹部を形成しており、
該上面段差凹部の後方に、上記スピーカーの前方側上端部が位置していることを特徴とする遊技機の幕板構造体。 - 請求項1において、上記ケースにおける上面部は、上記スピーカー配設用突出部の後方に、該スピーカー配設用突出部よりも上方へ突出すると共に左右方向に連続して形成した後方側突出部を有しており、
上記スピーカー配設用突出部の前面上側角部と上記後方側突出部の前面上側角部とには、前方に向けて突出させた防犯用突起が左右方向に連続して形成してあることを特徴とする遊技機の幕板構造体。 - 請求項1又は2において、上記ケースには、上記スピーカーの音響出力による音圧を受けて振動する振動板が配設してあることを特徴とする遊技機の幕板構造体。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の幕板構造体を配設した外枠であって、
該外枠の枠形状における下辺部は、穴開け加工以外の形状加工がない直方体形状を有していることを特徴とする遊技機の外枠。
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