JP5222742B2 - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信装置における受信設定方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信装置における受信設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、個別の環境に応じて発生する受信障害を解消する受信設定が可能なデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信装置における受信設定方法に関する。
近年、世界的にテレビ放送のアナログ方式からデジタル方式への移行が推進されており、各国で地上デジタル放送が開始されている。日本における地上デジタル放送方式は、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が用いられ、ISDB−T(Integrated Service Digital Broadcasting -Terrestrial)規格として運用されている。また、日本における衛星デジタル放送方式は、8PSK(Phase Shift Keying)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調が用いられ、ISDB−S(Integrated Service Digital Broadcasting -Satellite)規格として運用されている。
特に、地上デジタル放送においては、送信局から遠い場所での受信環境における弱電界受信や、ガードインターバル長を超え遅延波が存在するマルチパス受信環境など、受信性能を劣化させる要因が多く存在する。
これらの受信性能劣化要因に対して、受信性能を改善するために検知情報と制御情報を関係づけるデジタル放送受信部の設定パラメータテーブルを自動的に作成できる、対応関係情報作成システム、受信装置、および特性制御関係情報作成方法等を提供する手段が開示されている。(例えば、特許文献1)
また、これらのデジタル放送を受信するデジタル放送受信装置では、装置の制御プログラムに不具合が存在する場合や、受信性能を向上させるために、放送波による制御プログラムのダウンロード機能が提供されている。(例えば、非特許文献1)
特開2008−199127号公報 「デジタル放送用受信装置 標準規格(望ましい仕様)ARIB STD−B21 4.6版」財団法人電波産業会、平成11年10月26日策定、平成19年3月14日4.6版改定
しかしながら、上記の従来技術によれば、設置されている受信環境固有で発生する受信障害を解消するために、最適な受信設定パラメータを設定できる機能を受信装置が備える場合、前記プログラムダウンロード機能によって、受信障害対策用設定データが上書きされてしまい、受信機固有の設定値が無効となってしまうという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、デジタル放送受信装置が設置された個別の環境に応じて発生する受信障害を解消するための復調・誤り訂正部に対する受信障害対策用設定データを設定でき、前記受信障害対策用設定データがプログラムダウンロードによっても書き換えられない受信障害対策を行うことを可能にするデジタル放送受信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、デジタル放送を受信し、選局した信号に対して、復調及び誤り訂正を施した多重化データから、映像情報、音声情報及び制御情報を抽出するデジタル放送受信装置であって、前記制御情報に基づく受信装置のプログラムデータが記憶されたプログラムデータ格納領域と前記復調及び誤り訂正に対する受信障害対策のためのデータが記憶された受信障害対策データ格納領域とを有する記憶部を備えたデジタル放送受信装置における受信設定方法であって、受信装置の更新すべきプログラムデータを取得するダウンロードステップと、前記ダウンロードステップで取得された更新すべきプログラムデータをプログラムデータ格納領域に記憶させる記憶ステップと、前記記憶ステップで記憶されたプログラムデータを実行して受信装置を起動させる起動ステップと、起動ステップで起動された受信装置で、前記受信障害対策データ格納領域に記憶された前記受信障害対策のためのデータを取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得されたデータに基づき、復調・誤り訂正の設定を行う設定ステップを有するデジタル放送受信装置における受信設定方法とする。
また、上記受信設定方法を行うために、デジタル放送を受信し、選局した信号に対して、復調及び誤り訂正を施した多重化データから、映像情報、音声情報及び制御情報を抽出するデジタル放送受信装置であって、前記制御情報に基づいて、受信装置の更新すべきプログラムデータを取得するダウンロードデータ取得部と、前記復調及び誤り訂正に対する受信障害対策のためのデータを設定する設定部と、第1格納領域と、第2格納領域とを有する記憶部と、前記プログラムデータを第1の格納領域に記憶させ、受信障害対策のためのデータを第2の格納領域に記憶させる制御手段とを備えることを特徴とするデジタル放送受信装置とする。
デジタル放送受信装置が設置された個別の環境に応じて発生する受信障害を解消するための復調・誤り訂正部に対する受信障害対策用設定データを設定でき、前記受信障害対策用設定データがプログラムダウンロードによっても書き換えられない受信障害対策を行うことを可能にするデジタル放送受信装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳述する。なお、図面において、同一符号は、同一または相当部分を示す。また、本発明は、図示例に限定されるものではない。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1乃至図7を参照して詳述する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。図1において、デジタル放送受信装置100は、選局部110と、復調・誤り訂正部120と、デマルチプレクサ130と、音声デコーダ140と、映像デコーダ150と、映像信号合成部160と、音声信号出力部170と、映像信号出力部180と、ダウンロードデータ取得部190と、制御部200と、制御バス210と、プログラム格納領域プログラム格納領域221と設定データ格納領域222を備える不揮発性メモリ220と、OSD信号生成部230と、リモコン受光部240と、外部記録媒体I/F部260と、ネットワークI/F部270と、を備える。
このデジタル放送受信装置100では、例えば、放送局から送信された放送波信号を受信する受信アンテナ101を接続することにより、受信アンテナ101によって受信した放送波信号がデジタル放送受信装置100の入力として供給される。
選局部110は、受信アンテナ101により受信した放送波信号の内、所望の物理チャンネルを選局して中間周波数信号に周波数変換し、その中間周波数信号を復調・誤り訂正部120に供給する。この選局部110での選局動作は制御部200により制御バス210を介して制御される。ここでの制御とは、選局部110で選局する物理チャンネルの周波数を設定することを意味する。
復調・誤り訂正部120は、供給された中間周波数信号に対してデジタル復調及び誤り訂正処理を施し、MPEG−2トランスポートストリーム(MPEG-2 Transport Stream、以下、TSとする)を出力する。復調・誤り訂正部120から出力されたTSはデマルチプレクサ130に供給される。
また、復調・誤り訂正部120では、選局部110で選局された物理チャンネルの放送波信号を復調及び誤り訂正した時の受信品質情報を検出することが可能である。ここで受信品質情報とは、復調・誤り訂正部で復調処理を行なう際に検出される搬送波電力対雑音電力比(CNR(Carrier to Noise Ratio))、信号電力対雑音電力比(SNR(Signal to Noise Ratio))、変調誤差比(MER(Modulation Error Ratio))や、誤り訂正処理を行なう際に検出されるデータ誤り率などが挙げられる。更に、選局部110で選局された物理チャンネルの放送波信号が、畳み込み符号による内符号とリードソロモン符号による外符号との連接符号化方式が採用されているデジタル放送方式で運用されている場合、前述のデータ誤り率は、ビタビ復号処理におけるビタビ復号後ビット誤り率(BER(Bit Error Rate))と、リードソロモン復号処理におけるリードソロモン復号後パケット誤り率(PER(Packet Error Rate))などを検出することが可能である。但し、本発明に係るデジタル放送受信装置においては、これらの受信品質情報に限定されるものではない。
復調・誤り訂正部120での信号処理に関する制御は制御部200により制御バス210を介して制御される。ここでの制御とは、復調・誤り訂正部120の信号処理に関するパラメータを設定することを意味する。また、制御部200は、復調・誤り訂正部120において検出した受信品質情報を、制御バス210を介して取得することが可能である。
制御バス210ではI2Cプロトコルによる通信を用いることが一般的であるが、本発明に係るデジタル放送受信装置においては、これに限定されるものではない。また、制御部200から選局部110に至る制御バス210について、図1に図示していない構成として、復調・誤り訂正部120の内部に設けたON/OFFスイッチを経由する構成や、復調・誤り訂正部120からデータ転送する構成としても良い。
デマルチプレクサ130は、供給されたTS信号を映像/音声/データの各コンポーネント信号に多重分離する。多重分離されたデータコンポーネント信号に含まれる伝送制御情報(PSI:Program Specification Information)と番組配列情報(SI:Service Information)とSDTT(Software Download Trigger Table)は、制御部200に供給される。
ここで、デマルチプレクサ130に供給されるTS信号には一般的に複数の番組が多重されており、番組を構成するための映像コンポーネント信号と音声コンポーネント信号などを指定するパケットID(以下、PIDとする)がPSIとSIに記述されている。制御部200は、PSIとSIに記述された情報を元に、任意の番組を構成する映像コンポーネント信号のPIDと音声コンポーネント信号のPIDをデマルチプレクサ130に対して指定する。デマルチプレクサ130は、制御部200により指定されたPIDの映像コンポーネント信号を映像デコーダ150に供給し、制御部200により指定されたPIDの音声コンポーネント信号を音声デコーダ140に供給する。
また、制御部200はデマルチプレクサ130から供給されたPSIとSIとSDTTに記述された情報を元に、受信装置100のソフトウェアを更新するためのデータが伝送されているPIDをデマルチプレクサ130に対して指定する。デマルチプレクサ130は、制御部200により指定されたPIDを持つデータパケットをダウンロードデータ取得部190に供給する。ダウンロードデータ取得部190は、供給されたデータパケットから受信装置100のソフトウェアデータを取得し、制御部200に供給する。ここで、ダウンロードデータ取得部190は、制御部200により制御される。
映像デコーダ150は、供給された映像コンポーネント信号を復号し、映像信号に変換する。映像デコーダ150で変換された映像信号は映像信号合成部160に供給される。また、OSD信号生成部230では、EPG(Electronic Program Guide)やデジタル放送受信装置100の各種設定画面など、いわゆるOSD(On Screen Display)表示信号を生成し、映像信号合成部160に供給する。ここで、OSD信号生成部230は制御部200によって制御され、OSD表示信号を生成する。映像信号合成部160では、映像デコーダ150から供給された映像信号と、OSD信号生成部230から供給されたOSD表示信号とを合成し、映像・OSD合成信号を映像信号出力部180に供給する。映像信号出力部180は、例えば液晶ディスプレイなどの表示デバイスや外部への映像出力端子であり、供給された映像・OSD合成信号をデジタル放送受信装置100の映像出力として表示または出力させる。
音声デコーダ140は、供給された音声コンポーネント信号を復号し、音声信号に変換する。次に、音声デコーダ140で変換された音声信号は音声出力部170に供給される。音声出力部170は、例えばスピーカなどの音声出力デバイスや外部への音声出力端子であり、供給された音声信号をデジタル放送受信装置100の音声出力として外部に出力する。
なお、図1には図示していないが、映像デコーダ150及び音声デコーダ140でのデコード処理の開始や停止などは制御部200によって制御される。
リモコン250は、デジタル放送受信装置100に対して選局指示、各種設定指示、OSD表示におけるカーソル移動指示などを行うデバイスであり、リモコン250に備えられたキーを押すことにより操作を行う。ここで図面には図示していないが、リモコン250には電源ON/OFFキー、上下チャンネル選局キー、数字入力キー、上下左右選択キー、決定キー、キャンセルキーなどを備える。リモコン250は、前述したキーを押すことにより、そのキーに対応した光信号(例えば、赤外線信号)を生成し、リモコン250から送出する。リモコン受光部240は、リモコン250から送出された光信号を受光し、受光した光信号に対応するリモコンコード信号に変換して制御部200に供給する。ここで、本発明に係るデジタル放送受信装置においては、リモコン250から送出される信号は、赤外線信号などの光信号に限定されるものではなく、種々のリモコン伝送方式を用いても良い。
また、デジタル放送受信装置100に電源ON/OFFキー、上下チャンネル選局キー、数字入力キー、上下左右選択キー、決定キー、キャンセルキーに対応した入力ボタンを備えることにより、リモコン250を使用せずに同様の操作を行うことも可能である。
外部記録媒体I/F部260は、SDカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体270とのインターフェースであり、外部記録媒体へのデータの書き込みと、外部記録媒体からのデータの読み出しを行う。外部記録媒体I/F部260でのデータ書き込みと読み出しは制御部200によって制御される。
ネットワークI/F部280は、LAN(Local Area Network)などのネットワークとの接続インターフェースであり、外部機器や外部サーバーとのデータ通信が可能である。ネットワークI/F部280でのデータ通信は制御部200によって制御される。
制御部200は、供給されたリモコンコード信号に応じて、電源のON/OFF、チャンネル選局処理、EPGやデジタル放送受信装置100の各種設定画面の起動指示、前記EPGや各種設定画面上でのカーソル移動と設定値入力などの処理を実行する。また、これらの処理を実行するために、制御部200は、選局部110と復調・誤り訂正部120とデマルチプレクサ130と、音声デコーダ140と、映像デコーダ150と、ダウンロードデータ取得部190と、OSD信号生成部230と、外部記録媒体I/F部260と、ネットワークI/F部280と、を制御する。
更に制御部200は、復調・誤り訂正部120で検出した受信品質情報を取得し、デマルチプレクサ130で多重分離されたPSI/SI/SDTTを取得し、ダウンロードデータ取得部190で取得したダウンロードデータを取得し、リモコン受光部で変換されたリモコンコードを取得する。また、制御部200は不揮発性メモリ220へのデータの書き込みと読み出しを制御し、前述した受信品質情報と、PSI/SI/SDTTと、ダウンロードデータと、外部記録媒体270から読み出したデータと、ネットワークI/F部280を通してネットワーク経由で取得したデータと、を不揮発性メモリ220に書き込みまたは読み出しを行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における、動作用プログラム起動方法と、ダウンロードデータ格納方法を、図2を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における不揮発性メモリの記憶領域を模式的に表した説明図である。図2において、不揮発性メモリ220は、ブート用プログラム格納領域221と、第1のプログラム格納領域222と、第2のプログラム格納領域223と、設定データ格納領域224と、を備える。
ブート用プログラム格納領域221は、デジタル放送受信装置100の起動用プログラムが格納される領域であり、制御部200によって書き換えられない領域である。一方、第1のプログラム格納領域222及び第2のプログラム格納領域223は、デジタル放送受信装置100の動作用プログラムまたはダウンロードデータが格納される領域であり、制御部200によって書き換えられる領域である。また、設定データ格納領域224は、デジタル放送受信装置100の各種設定や、復調・誤り訂正部120の設定パラメータが格納される領域であり、制御部200によって書き換えられる領域である。
ブート用プログラム格納領域221に格納された起動用プログラムは、起動時に第1のプログラム格納領域222に格納されたプログラムと、第2のプログラム格納領域223に格納されたプログラムとから、どちらか一方のプログラムを選択して起動させる機能を備えている。
例えば、製品出荷時には、第1のプログラム格納領域222にデジタル放送受信装置100の動作用プログラムが格納されており、第2のプログラム格納領域223には何も格納されていない。この場合においてデジタル放送受信装置100が起動されると、制御部200は、ブート用プログラム格納領域221に格納された起動用プログラムを実行する。次に起動用プログラムは第1のプログラム格納領域222と第2のプログラム格納領域223に格納されている動作プログラムとを比較し、新しいバージョンが格納されているプログラム格納領域の先頭アドレスを制御部200に通知する。この場合、第1のプログラム格納領域222の先頭アドレスが通知される。次に制御部200は、通知された先頭アドレスからプログラムを実行する。従って、第1のプログラム格納領域222に格納された動作用プログラムが実行され、デジタル放送受信装置100が動作する。
さらに、デジタル放送受信装置100が第1のプログラム格納領域222に格納された動作用プログラムで動作している場合、制御部200にダウンロードデータが供給されると、制御部200は供給されたダウンロードデータを第2のプログラム格納領域223に格納する。そして、デジタル放送受信装置100が再起動された場合に制御部200は、ブート用プログラム格納領域221に格納された起動用プログラムを実行する。次に起動用プログラムは第1のプログラム格納領域222と第2のプログラム格納領域223に格納されている動作プログラムとを比較し、新しいバージョンが格納されているプログラム格納領域の先頭アドレスを制御部200に通知する。この場合、第2のプログラム格納領域223の先頭アドレスが通知される。次に制御部200は、通知された先頭アドレスからプログラムを実行する。従って、第2のプログラム格納領域223に格納された動作用プログラムが実行され、デジタル放送受信装置100が動作する。
さらに、デジタル放送受信装置100が第2のプログラム格納領域223に格納された動作用プログラムで動作している場合、制御部200にダウンロードデータが供給されると、制御部200は供給されたダウンロードデータを第1のプログラム格納領域222に格納する。そして、デジタル放送受信装置100が再起動された場合に制御部200は、ブート用プログラム格納領域221に格納された起動用プログラムを実行する。次に起動用プログラムは第1のプログラム格納領域222と第2のプログラム格納領域223に格納されている動作プログラムとを比較し、新しいバージョンが格納されているプログラム格納領域の先頭アドレスを制御部200に通知する。この場合、第1のプログラム格納領域222の先頭アドレスが通知される。次に制御部200は、通知された先頭アドレスからプログラムを実行する。従って、第1のプログラム格納領域222に格納された動作用プログラムが実行され、デジタル放送受信装置100が動作する。
以後、制御部200がダウンロードデータを取得すると、上述した動作を繰り返すこととなる。
以下、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における、受信機固有の受信障害対策設定方法について、図3及至図6を参照して詳述する。
図3及至図6は、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における受信障害対策設定画面の一例を示した図であり、制御部200で制御されたOSD信号生成部230によってOSD表示信号が生成され、映像出力部180により表示される。
図3及至図6において、受信障害対策設定画面300には、デバイス選択表示301と、項番列302と、レジスタアドレス列303と、設定データ列304と、設定データ送信ボタン列305と、設定データ受信ボタン列306と、設定削除ボタン列307と、全設定データ書き込みボタン311と、全設定データ読み出しボタン312と、が図3に示すように配置されている。
また、レジスタアドレス列303と、設定データ列304と、設定データ送信ボタン列305と、設定データ受信ボタン列306と、設定削除ボタン列307と、全設定データ書き込みボタン311と、全設定データ読み出しボタン312のうち、どれか一つを選択するカーソルが存在する。
この受信障害対策設定画面300において、カーソルの移動はリモコン250の上下左右キーによって制御部200に対して指示され、レジスタアドレス列303及び設定データ列304でのデータ入力はリモコン250の数字入力キーによって制御部200に対して指示され、設定データ送信ボタン列305と設定データ受信ボタン列306と設定削除ボタン列307と全設定データ書き込みボタン311と全設定データ読み出しボタン312はリモコン250の決定キーにより制御部200に対して指示される。制御部200はリモコン250から指示された内容に従って、OSD信号生成部230と、復調・誤り訂正部120と、不揮発性メモリ220への設定データ書き込みと、不揮発性メモリ220からの設定データの読み出しを制御する。
この受信障害対策設定画面300の起動は、リモコン250の操作により、デジタル放送受信装置100のユーザーが行うことも可能であるが、本実施の形態におけるデジタル放送受信装置100では、特別なリモコンコードやパスワードなどにより、起動を制限させることを想定している。
また、受信障害対策設定画面300においてデバイス選択表示301は、設定対象となるデバイスの種類を明示するための表示であり、図3及至図6では復調・誤り訂正部120が設定対象であることを示している。
まず初めに、個別設定データを復調・誤り訂正部120に一時的に適用する場合の動作について、図3を参照して説明する。項番列302のNo.1行において、リモコン250の数字入力キーによってレジスタアドレス“0x00”と設定データ“0x08”を入力する。図3は既に入力された状態を示している。次にカーソルを個別設定データ送信ボタン308に合わせて決定キーを押すことにより、制御部200は復調・誤り訂正部120のレジスタアドレス“0x00”にデータ“0x08”を書き込む。ここで設定されるデータは、デジタル放送受信装置100が設置された個別の環境に応じて発生する受信障害を解消するための設定データである。この動作により、デジタル放送受信装置100の映像信号出力部180に出力される映像信号や、復調・誤り訂正部120によって検出される受信品質情報によって、受信障害対策の有効性を確認することが可能である。
次に、復調・誤り訂正部120から個別設定データを取得する場合の動作について、図4及び図5を参照して説明する。項番列302のNo.2行において、リモコン250の数字入力キーによってレジスタアドレス“0x67”を入力する。図4は既に入力された状態を示している。次にカーソルを個別設定データ受信ボタン309に合わせて決定キーを押すことにより、制御部200は、復調・誤り訂正部120のレジスタアドレス“0x67”から設定データを取得し、図5に示すように取得したデータを設定データ列304のNo.3行に表示する。図5では復調・誤り訂正部120のレジスタアドレス“0x67”に設定されているデータが“0x80”の場合を示している。
次に、受信障害対策用設定データを不揮発性メモリ220に書き込む場合の動作について、図5を参照して説明する。図5では、項番列302のNo.1行においてレジスタアドレス“0x00”と設定データ“0x08”が入力され、項番列302のNo.2行においてレジスタアドレス“0x67”と設定データ“0x80”が入力されている状態である。次にカーソルを全設定データ書き込みボタン311に合わせて決定キーを押すことにより、制御部200は、復調・誤り訂正部120に対する受信障害対策用設定データとして、レジスタアドレス“0x00”と設定データ“0x08”、レジスタアドレス“0x67”と設定データ“0x80”の二組のデータを不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に書き込む。ここで設定される受信障害対策用設定データは、デジタル放送受信装置100が設置された個別の環境に応じて発生する受信障害を解消するための受信障害対策用設定データである。
次に、不揮発性メモリ220から受信障害対策用設定データを読み出す場合の動作について、図6を参照して説明する。復調・誤り訂正部120に対する受信障害対策用設定データとして、レジスタアドレス“0x00”と設定データ“0x08”、レジスタアドレス“0x67”と設定データ“0x80”、 レジスタアドレス“0x75”と設定データ“0xC2”、の三組のデータが不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に書き込まれている場合において、カーソルを全設定データ読み出しボタン312に合わせて決定キーを押すことにより、制御部200は上述した三組のデータを不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224から読み出し、図6に示すように表示する。
次に、個別設定データを削除する場合の動作について、図5及び図6を参照して説明する。図6は不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に書き込まれている受信障害対策用設定データを読み出した後の表示で、復調・誤り訂正部120に対する受信障害対策用設定データとして、レジスタアドレス“0x00”と設定データ“0x08”、レジスタアドレス“0x67”と設定データ“0x80”、 レジスタアドレス“0x75”と設定データ“0xC2”、の三組のデータが不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に書き込まれていることを示している。この場合において、カーソルを個別設定削除ボタン310に合わせて決定キーを押すことにより、制御部200は図5に示すように表示させる。ここで、カーソルを全設定データ書き込みボタン311に合わせて決定キーを押すと、制御部200は、復調・誤り訂正部120に対する受信障害対策用設定データとして、レジスタアドレス“0x00”と設定データ“0x08”、レジスタアドレス“0x67”と設定データ“0x80”の二組のデータを不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に書き込み、レジスタアドレス“0x75”と設定データ“0xC2”の一組は削除される。
以上、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における受信機固有の受信障害対策設定方法について、リモコン250の操作による設定方法を説明した。その他の設定方法として、受信障害対策用データを格納した外部記憶媒体260を外部記憶媒体I/F部に挿入して、制御部200が受信障害対策用データを不揮発性メモリ220へ転送する方法も可能である。さらに、ネットワークI/F部280とパソコンまたはインターネット回線を接続し、受信障害対策用データをデータ通信によって取得し、不揮発性メモリ220に書き込む方法も可能である。
以上のように構成されたデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部120の初期化処理手順と初期化後の選局手順について、図7を参照して説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部120の初期化処理手順と初期化後の選局手順を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS400においてデジタル放送受信装置100の電源が起動されると、制御部200においてブート用プログラムが実行され、第1のプログラム格納領域または第2のプログラム格納領域に格納されている動作用プログラムが実行される。この動作用プログラムによって、デジタル放送受信装置100の動作が開始され、ステップS401に進む。以下では、第1のプログラム格納領域に格納されている動作用プログラム(以下、第1の動作プログラム)で動作しているものとして説明する。
ステップS401において制御部200は、復調・誤り訂正部120のレジスタの初期値を設定し、ステップS402に進む。ステップS401において復調・誤り訂正部120に設定する初期値は、復調・誤り訂正部120がハードウェアリセットなどによって自動的に設定されるレジスタ初期値と、第1の動作プログラムで記述された復調・誤り訂正部120に対する初期値を意味する。ここでは、「レジスタアドレス“0x00”に対して設定データ“0x04”」と、「レジスタアドレス“0x67”に対して設定データ“0x20”」と、「レジスタアドレス“0x75”に対して設定データ“0xC2”」の三組の初期値が設定されるものとする。
ステップS402において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に、受信障害対策用設定データが存在するか否かを判定し、存在する場合はステップS403に進み、存在しない場合はステップS406に進む。
ステップS403において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224から受信障害対策用設定データを取得し、ステップS404に進む。ステップS404において制御部200は、前記受信障害対策用設定データを復調・誤り訂正部120のレジスタに設定し、ステップS406に進む。このステップS404により、ステップS401で設定された復調・誤り訂正部120の初期値に対して上書きすることとなる。ここでは、受信障害対策用設定データが「レジスタアドレス“0x00”に対して設定データ“0x08”」と、「レジスタアドレス“0x67”に対して設定データ“0x80”」の二組であったとする。
ここまでのステップにより、復調・誤り訂正部120には、「レジスタアドレス“0x00”に対して設定データ“0x08”」と、「レジスタアドレス“0x67”に対して設定データ“0x80”」と、「レジスタアドレス“0x75”に対して設定データ“0xC2”」の三組のデータが設定されていることとなる。
次に、ステップS406において制御部200は、所望の物理チャンネルに応じた選局データを選局部110に対して設定し、ステップS407に進む。ステップS407において制御部200は、復調・誤り訂正部120に対して復調処理を開始するための復調リセット処理を実行し、ステップS408に進む。ステップS408において制御部200はデマルチプレクサ130に対して映像と音声のPIDを指示し、映像デコーダ150と音声デコーダ140でのデコードを開始させる。そして、次にチャンネルアップやチャンネルダウンなどの選局指示があった場合には、制御部200はステップS406から処理を開始する。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置では、デジタル放送受信装置が設置された個別の環境に応じて発生する受信障害を解消するための復調・誤り訂正部に対する受信障害対策用設定データを設定でき、プログラムダウンロードによっても書き換えられない受信障害対策を行うことを可能にするデジタル放送受信装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置では、選局部110と復調・誤り訂正部120の組み合わせを1系統備える形態について説明したが、選局部110と復調・誤り訂正部120の組み合わせをそれぞれ複数系統備える構成としても、同様の効果を得ることが可能である。
例えば、地上波デジタル放送用の選局部と地上波デジタル放送用の復調・誤り訂正部の組み合わせをそれぞれ2系統備えると共に、衛星デジタル放送用の選局部と衛星デジタル放送用の復調・誤り訂正部の組み合わせをそれぞれ2系統備える構成(4系統受信構成とする)としても良い。この4系統受信構成の場合、図3及至図6で説明した受信障害対策用設定画面300について、4系統の復調・誤り訂正部に対応する受信障害対策用設定画面300を設け、受信障害対策用設定画面300の起動時に4系統の内の一つを選択する構成とし、4系統の復調・誤り訂正部に対応する受信障害対策用データを、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に個別に格納するように動作すればよい。また、この4系統受信構成の場合、デバイス選択表示301に前記選択した復調・誤り訂正部の種類を、「第1の地上波デジタル放送用復調・誤り訂正部」や「第2の衛星デジタル放送用復調・誤り訂正部」などのように明示するよう動作してもよい。
さらにこの4系統受信構成を備えたデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部の初期化処理手順は、ステップS401からステップS404の動作を、各受信系統の選局部と復調・誤り訂正部に対して行うよう制御すればよい。
以下、本発明の第2の実施形態について、図1乃至図6と図8及至図9を参照して詳述する。本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成と、動作用プログラム起動方法と、ダウンロードデータ格納方法は本発明の第1の実施形態と同一である
本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置における受信機固有の受信障害対策設定方法の説明では、選局する物理チャンネルで共通する受信障害対策設定を扱っており、図1乃至図6を参照して説明した受信障害対策設定をチャンネル共通受信障害対策設定とする。一方、本発明の第2の実施形態では、受信機固有の受信障害対策設定を受信チャンネルごとに設定する方法について、図8及び図9を参照して詳述する。以下、物理チャンネルごとに設定された受信障害対策設定を、物理チャンネル別受信障害対策設定とする。
図8は、受信機固有の受信障害対策設定を受信物理チャンネルごとに設定する受信障害対策設定画面の一例を示した図であり、制御部200で制御されたOSD信号生成部230によってOSD表示信号が生成され、映像出力部180により表示される。図8における図6との差異は、物理チャンネル表示313が追加された点である。
受信障害対策設定を行う物理チャンネルの選択は、リモコン250による数字キーの入力やチャンネルリストからの選択などが挙げられるが、本発明の第2の実施形態においては、選択方法に左右されるものではない。
次に、物理チャンネル別受信障害対策用設定データを不揮発性メモリ220に書き込む場合の動作について、図8を参照して説明する。図8では、項番列302のNo.1行においてレジスタアドレス“0x82”と設定データ“0x42”が入力されている状態である。次にカーソルを全設定データ書き込みボタン311に合わせて決定キーを押すことにより、制御部200は、復調・誤り訂正部120に対する物理チャンネル別受信障害対策用設定データとして、レジスタアドレス“0x82”と設定データ“0x42”の一組のデータを不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に書き込む。ここで設定される物理チャンネル別受信障害対策用設定データは、デジタル放送受信装置100が設置された個別の環境に応じて発生する受信障害を解消するための受信障害対策用設定データである。
以上のように構成されたデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部120の初期化処理手順と初期化後の選局手順について、図9を参照して説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部120の初期化処理手順と初期化後の選局手順を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS500においてデジタル放送受信装置100の電源が起動されると、制御部200においてブート用プログラムが実行され、第1のプログラム格納領域または第2のプログラム格納領域に格納されている動作用プログラムが実行される。この動作用プログラムによって、デジタル放送受信装置100の動作が開始され、ステップS501に進む。以下では、第1のプログラム格納領域に格納されている動作用プログラム(以下、第1の動作プログラム)で動作しているものとして説明する。
ステップS501において制御部200は、復調・誤り訂正部120のレジスタの初期値を設定し、ステップS502に進む。ステップS501において復調・誤り訂正部120に設定する初期値は、復調・誤り訂正部120がハードウェアリセットなどによって自動的に設定されるレジスタ初期値と、第1の動作プログラムで記述された復調・誤り訂正部120に対する初期値を意味する。
ステップS502において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に、チャンネル共通受信障害対策用設定データが存在するか否かを判定し、存在する場合はステップS503に進み、存在しない場合はステップS505に進む。
ステップS503において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224からチャンネル共通受信障害対策用設定データを取得し、ステップS504に進む。ステップS504において制御部200は、前記チャンネル共通受信障害対策用設定データを復調・誤り訂正部120のレジスタに設定し、ステップS505に進む。このステップS504により、ステップS501で設定された復調・誤り訂正部120の初期値に対して上書きすることとなる。
次に、ステップS505において制御部200は、復調・誤り訂正部120の全レジスタに設定されてある設定値を取得し、ステップS506に進む。ステップS506において制御部200は、取得した設定値を不揮発性メモリに初期化時設定データとして書き込み、ステップS507に進む。
次に、ステップS507において制御部200は、所望の物理チャンネルに応じた選局データを選局部110に対して設定し、ステップS508に進む。ここで選局する物理チャンネルを“N”、選局されていた物理チャンネルを“N’”とする。但し、初期化時においてN’は空白である。
次に、ステップS508において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に、物理チャンネルN’に対する物理チャンネル別受信障害対策用設定データが存在するか否かを判定し、存在する場合はステップS509に進み、存在しない場合はステップS510に進む。仮に、初期化以外の選局動作において、物理チャンネルN’が選局されている状態で、物理チャンネルN’に対する物理チャンネル別受信障害対策用設定データが存在する場合、既に復調・誤り訂正部120に対して物理チャンネル別受信障害対策用設定データが設定されているため、初期化時設定データに戻す必要がある。そこで、ステップS509において制御部200は、ステップS505において取得した初期化時設定データから、物理チャンネル別受信障害対策用設定データの対象レジスタの設定値を取得し、ステップS510に進む。ステップS510において制御部200は、復調・誤り訂正部120の対象レジスタに対して初期化時設定データを書き込み、ステップS511に進む。
次に、ステップS511において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に、物理チャンネルNに対する物理チャンネル別受信障害対策用設定データが存在するか否かを判定し、存在する場合はステップS512に進み、存在しない場合はステップS514に進む。
次に、ステップS512において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224から物理チャンネル別受信障害対策用設定データを取得し、ステップS513に進む。ステップS513において制御部200は、前記物理チャンネル別受信障害対策用設定データを復調・誤り訂正部120のレジスタに設定し、ステップS514に進む。
ステップS514において制御部200は、復調・誤り訂正部120に対して復調処理を開始するための復調リセット処理を実行し、ステップS515に進む。ステップS515において制御部200はデマルチプレクサ130に対して映像と音声のPIDを指示し、映像デコーダ150と音声デコーダ140でのデコードを開始させる。そして、次にチャンネルアップやチャンネルダウンなどの選局指示があった場合には、制御部200はステップS508から処理を開始する。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置では、デジタル放送受信装置が設置された個別の環境に応じて発生する受信障害を解消するための復調・誤り訂正部に対する受信障害対策用設定データを全チャンネル共通と受信する物理チャンネル個別とに分けて設定でき、プログラムダウンロードによっても書き換えられない受信障害対策を行うことを可能にするデジタル放送受信装置を提供することができる。
以下、本発明の第3の実施形態について、図1乃至図6と図10を参照して詳述する。本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成と、動作用プログラム起動方法と、ダウンロードデータ格納方法と、受信機固有の受信障害対策設定方法は、本発明の第1の実施形態と同一である。
本発明の第1の実施形態では、プログラムダウンロードによっても書き換えられない受信障害対策用設定データを設定していたが、プログラムダウンロードによって最適な受信障害対策用設定データが指定されている場合には、指定されたデータを設定するようにした方が性能改善が見込める。
そこで、本発明の第3の実施形態では、プログラムダウンロードによって最適な受信障害対策用設定データが指定されている場合には、指定されたデータを強制的に設定するようにする。
以上のように構成されたデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部120の初期化処理手順について、図10を参照して説明する。
図10は、本発明の第3の実施形態に係るデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部120の初期化処理手順を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS400においてデジタル放送受信装置100の電源が起動されると、制御部200においてブート用プログラムが実行され、第1のプログラム格納領域または第2のプログラム格納領域に格納されている動作用プログラムが実行される。この動作用プログラムによって、デジタル放送受信装置100の動作が開始され、ステップS401に進む。以下では、第1のプログラム格納領域に格納されている動作用プログラム(以下、第1の動作プログラム)で動作しているものとして説明する。
ステップS401において制御部200は、復調・誤り訂正部120のレジスタの初期値を設定し、ステップS402に進む。ステップS401において復調・誤り訂正部120に設定する初期値は、復調・誤り訂正部120がハードウェアリセットなどによって自動的に設定されるレジスタ初期値と、第1の動作プログラムで記述された復調・誤り訂正部120に対する初期値を意味する。ここでは、「レジスタアドレス“0x00”に対して設定データ“0x04”」と、「レジスタアドレス“0x67”に対して設定データ“0x20”」と、「レジスタアドレス“0x75”に対して設定データ“0xC2”」の三組の初期値が設定されるものとする。
ステップS402において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224に、受信障害対策用設定データが存在するか否かを判定し、存在する場合はステップS403に進み、存在しない場合はステップS405に進む。
ステップS403において制御部200は、不揮発性メモリ220の設定データ格納領域224から受信障害対策用設定データを取得し、ステップS404に進む。ステップS404において制御部200は、前記受信障害対策用設定データを復調・誤り訂正部120のレジスタに設定し、ステップS405に進む。このステップS404により、ステップS401で設定された復調・誤り訂正部120の初期値に対して上書きすることとなる。ここでは、受信障害対策用設定データが「レジスタアドレス“0x00”に対して設定データ“0x08”」と、「レジスタアドレス“0x67”に対して設定データ“0x80”」の二組であったとする。
ステップ405において制御部200は、第1の動作プログラムに指定された復調・誤り訂正部120に対する受信障害対策用設定データがあれば、これを、復調・誤り訂正部120のレジスタに強制的に上書きするように設定し、ステップS406に進む。ここでは、強制上書きされた設定データが「レジスタアドレス“0x67”に対して設定データ“0x82”」であったとする。
ここまでのステップにより、復調・誤り訂正部120には、「レジスタアドレス“0x00”に対して設定データ“0x08”」と、「レジスタアドレス“0x67”に対して設定データ“0x82”」と、「レジスタアドレス“0x75”に対して設定データ“0xC2”」の三組のデータが設定されていることとなる。
次に、ステップS406において制御部200は、所望の物理チャンネルに応じた選局データを選局部110に対して設定し、ステップS407に進む。ステップS407において制御部200は、復調・誤り訂正部120に対して復調処理を開始するための復調リセット処理を実行し、ステップS408に進む。ステップS408において制御部200はデマルチプレクサ130に対して映像と音声のPIDを指示し、映像デコーダ150と音声デコーダ140でのデコードを開始させる。そして、次にチャンネルアップやチャンネルダウンなどの選局指示があった場合には、制御部200はステップS406から処理を開始する。以上のように、本発明の第3の実施形態に係るデジタル放送受信装置では、デジタル放送受信装置が設置された個別の環境に応じて発生する受信障害を解消するための復調・誤り訂正部に対する受信障害対策用設定データを設定し、プログラムダウンロードによっても書き換えられない受信障害対策を行うことを可能にするデジタル放送受信装置を提供することができる。更に、本発明の第3の実施形態に係るデジタル放送受信装置では、個別の受信障害対策データに対して初期化で更に上書きするステップを設けることにより、全家庭に遍く適用すべき設定を可能とするデジタル放送受信装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における不揮発性メモリの記憶領域を模式的に表した説明図である。 本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における受信障害対策設定画面の一例を示した図であり、個別設定データを復調・誤り訂正部に一時的に適用する場合の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における受信障害対策設定画面の一例を示した図であり、復調・誤り訂正部から個別設定データを取得する場合の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における受信障害対策設定画面の一例を示した図であり、復調・誤り訂正部から設定データを取得する場合の動作、及び、受信障害対策用設定データを不揮発性メモリに書き込む場合の動作、及び、個別設定データを削除する場合の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置における受信障害対策設定画面の一例を示した図であり、不揮発性メモリから受信障害対策用設定データを読み出す場合の動作、及び、個別設定データを削除する場合の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部の初期化処理手順と初期化後の選局手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置におけるチャンネル別受信障害対策設定画面の一例を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部の初期化処理手順と初期化後の選局手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置において、電源起動時に行う復調・誤り訂正部の初期化処理手順と初期化後の選局手順を説明するためのフローチャートである。
100…デジタル放送受信機
101…受信アンテナ
110…選局部
120…復調・誤り訂正部
130…デマルチプレクサ
140…音声デコーダ
150…映像デコーダ
160…映像信号合成部
170…音声信号出力部
180…映像信号出力部
190…ダウンロードデータ取得部
200…制御部
210…制御バス
220…不揮発性メモリ
221…ブート用プログラム格納領域
222…第1のプログラム格納領域
223…第2のプログラム格納領域
224…設定データ格納領域
230…OSD信号生成部
240…リモコン受光部
250…リモコン
260…外部記録媒体I/F部
270…外部記録媒体
280…ネットワークI/F部
300…受信障害対策設定画面
301…デバイス選択表示
302…項番列
303…レジスタアドレス列
304…設定データ列
305…設定データ送信ボタン列
306…設定データ受信ボタン列
307…設定削除ボタン列
308…個別設定データ送信ボタン
309…個別設定データ受信ボタン
310…個別設定削除ボタン
311…全設定データ書き込みボタン
312…全設定データ読み出しボタン
313…物理チャンネル表示
プログラム格納領域設定データ格納領域

Claims (6)

  1. デジタル放送を受信し、選局した信号に対して、復調及び誤り訂正を施した多重化データから、映像情報、音声情報及び制御情報を抽出するデジタル放送受信装置における受信設定方法であって、
    前記デジタル放送受信装置は、前記デジタル放送受信装置の起動用プログラムが記憶されたブート用プログラム格納領域と、前記デジタル放送受信装置の動作用プログラムが記憶された少なくとも2つのプログラム格納領域と、受信障害対策のための前記復調及び誤り訂正に対する設定パラメータが記憶された設定データ格納領域とを有する記憶部を備え、
    前記デジタル放送受信装置が設置された環境における固有の受信障害に対する前記設定パラメータを前記設定データ格納領域に記憶させる受信障害対策設定ステップと、
    前記デジタル放送受信装置の更新すべき動作用プログラムを取得するダウンロードステップと、
    前記ダウンロードステップで取得された前記動作用プログラムを、少なくとも2つの前記プログラム格納領域の内の一つ、前記設定パラメータを変更することなく記憶させるダウンロードデータ記憶ステップと、
    前記ブート用プログラム格納領域に格納された前記起動用プログラムを実行し、前記プログラム格納領域に記憶された前記動作用プログラムを実行して前記デジタル放送受信装置を起動させる起動ステップと、
    前記設定データ格納領域に記憶された前記設定パラメータ、前記起動ステップで前記デジタル放送受信装置を起動した後に取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された前記設定パラメータに基づき、受信障害対策のための復調・誤り訂正の上書き設定を行う設定ステップを有することを特徴とするデジタル放送受信装置における受信設定方法。
  2. 前記設定パラメータに基づく復調・誤り訂正の上書き設定を選局した信号ごとに行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置における受信設定方法。
  3. 前記ダウンロードステップで取得された動作用プログラムで設定パラメータが指定されている場合は、前記設定ステップでの設定を、指定された設定パラメータに基づき再設定する再設定ステップを有することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置における受信設定方法。
  4. デジタル放送を受信し、選局した信号に対して、復調及び誤り訂正を施した多重化データから、映像情報、音声情報及び制御情報を抽出するデジタル放送受信装置であって、
    前記デジタル放送受信装置の起動用プログラムが記憶されたブート用プログラム格納領域と、前記デジタル放送受信装置の動作用プログラムが記憶された少なくとも2つのプログラム格納領域と、受信障害対策のための前記復調及び誤り訂正に対する設定パラメータが記憶された設定データ格納領域とを有する記憶部と、
    前記制御情報に基づいて、前記デジタル放送受信装置の更新すべき動作用プログラムを取得するダウンロードデータ取得部と、
    前記記憶部と前記ダウンロードデータ取得部とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記デジタル放送受信装置が設置された環境における固有の受信障害に対する前記設定パラメータを前記設定データ格納領域に記憶させ、
    前記ダウンロードデータ取得部により取得された前記動作用プログラムを、少なくとも2つの前記プログラム格納領域の内の一つに、前記設定パラメータを変更することなく記憶させ、
    前記ブート用プログラム格納領域に格納された前記起動用プログラムを実行し、前記プログラム格納領域に記憶された前記動作用プログラムを実行して前記デジタル放送受信装置を起動させ、
    前記設定データ格納領域に記憶された前記設定パラメータを、前記デジタル放送受信装置を起動した後に取得し、
    取得した前記設定パラメータに基づき、受信障害対策のための復調・誤り訂正の上書き設定を行う
    ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  5. 前記映像情報を出力する出力部をさらに備え、
    前記制御部は、前記設定パラメータを設定するための設定画面を前記出力部で出力させることを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記制御部は、前記設定画面において、前記復調・誤り訂正のためのレジスタアドレスを入力する第1入力列と、前記レジスタアドレスに設定する設定パラメータを入力する第2入力列と、前記1入力列に入力されたレジスタアドレスと第2入力列に入力された設定パラメータとを前記記憶部の設定データ格納領域に書き込むための書き込みボタンと表示させることを特徴とする請求項5に記載のデジタル放送受信装置。
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