JP2005318564A - 放送受信装置及び放送受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えば、所望のテレビ放送ネットワークを受信することが可能な放送受信装置に関して、受信できないと判定されたTV放送ネットワークに切替指示することなく、TV放送ネットワークへの切替指示を無効化することを目的とする。
【解決手段】 複数の異なるテレビ放送ネットワークから所望のテレビ放送ネットワークを切替選択して受信することが可能な放送受信装置21において、前記各々のテレビ放送ネットワークの受信の可否をテレビ放送ネットワーク毎に判定する判定手段14、10と、前記判定手段14、10により受信ができないと判定されたテレビ放送ネットワークへの切替指示を無効化する無効化手段14とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の異なるテレビ放送ネットワークから所望のテレビ放送ネットワークを切替選択して受信することが可能な放送受信装置に関する。
現在、放送受信装置において受信可能なテレビジョン(以下、テレビまたは、TVという)放送ネットワークは、BS(Broadcasting Satellite;放送衛星)デジタル(以下、BSDという)放送と、CS(Communications Satellite;通信衛星)1デジタル(以下、CS1Dという)放送と、CS2デジタル(以下、CS2Dという)放送と、地上デジタル(以下、地上Dという)放送と、地上アナログ(以下、地上Aという)放送がある。
これらのTV放送ネットワークが受信できる放送受信装置は、複数のTV放送ネットワークより番組を選択することになるから、リモートコントローラ(以下、リモコン装置という)にTV放送ネットワーク切替キーが付されている。
従来の地上A放送のみを受信する放送受信装置では、1つの周波数帯内で割り当てられた周波数に同調して受信するものでよかった。しかし、TV放送ネットワーク毎に、異なる周波数帯で異なる符号化方式の放送方式が定められているので、あたかも従来のチャンネルを替えるようにしてユーザーが視聴できるようにするには、TV放送ネットワークを直接指定する役割を持つダイレクトネットワーク切替キーや、TV放送ネットワークを所定の順番で呼び出し選択する役割を持つネットワークトグル切替キーといったTV放送ネットワーク切替キーを付する必要がある。
しかしながら、従来、これらの切替キーによる操作は、ただ、単純に受信すべきTV放送ネットワークを切替えているのみであった。だから、TV放送ネットワークで受信状態ができないものがあったとしても、受信状態の可否にかかわらず、全てのTV放送ネットワークに対して、放送受信装置は受信を行なおうとする処理をしてしまう。
ここで、TV放送ネットワークとは、TV放送受信装置で受信可能なBSD、CS1D、CS2D、地上D、CATV(Cable TV)に加え地上Aを言い、さらに今後、通信衛星の変更により、新たに加わるものも含まれる。
しかしながら、TV放送ネットワークの受信の可否に関わらずにユーザーに選択指示されたTVネットワークに対して、情報取得処理や受信処理を選択指示される度に行なっていては、ユーザーが所望の放送ネットワークにある番組を視聴するまでに無駄な処理待ち時間が発生し、尚且つ待ち時間は改善されること無く受信処理を行なう度に発生してしまう。
そこで、特許文献1では、デジタル放送における受信の判定を、NIT(Network Information Table)といったネットワークで使用される周波数・変調方式等の物理的条件を含んだ伝送制御信号を取得することで行なうことに変えて、NITよりもワード長の短いPAT(Program Association Table)の取得状態を知ることで、TV放送ネットワークを切替えてからの受像するまでの時間を短縮することが提案されている。
また、特許文献2には、アナログ放送のチャンネルに相当する放送単位の提案であって、受信中に放送が受信できなくなった場合には自動的に他の放送を受信し、かつ全ての放送が受信できない場合には自動的に受信機の電源を切断することにより、操作性の向上を図る放送受信機が提案されている。
特開2004−289531号公報 特開平2−94809号公報
例えば、現在存在するBSやCSといったTV放送ネットワークが、将来的に衛星放送の廃止や放送方式の切替等で存在しなくなる場合や、TV放送ネットワークが受信できなくなった事態が考えられる。このような場合であっても、受信できなくなるTV放送ネットワークに対して切替指示や選択を可能な状態にしておくことは、受信可能なTV放送ネットワークのみならず受信できなくなったTV放送ネットワークに対してまでも、受信を行おうとする処理をすることであるから、受信できなくなったTV放送ネットワークの切替処理を行なう分の余計な処理で必要以上に待ち時間が発生してしまうという問題がある。
また、特許文献1に開示された受信装置は、単にデジタル放送特有のパケット識別子の取得状態からTV放送ネットワークの受信可否を簡易的に判断しているに過ぎないから、TV放送ネットワークの受信不能以外の原因によってPATが取得できなかった場合や、TV放送ネットワーク自体が終了してしまうような場合、PATを持っていないTV放送ネットワーク(例えば地上アナログ波)が混在するようなTV放送ネットワークの場合には利用できない。
また、特許文献2では、単に地上アナログ波の受像に関してのみ放送が遷移するものであって、放送を受像しない場合は、TVチャンネル単位である放送から次の放送へ自動的に遷移していくに過ぎない。だから、放送の受信可否の判定は行なわれているとしても、受信不能による対策は何ら講じられていない。よって、この遷移動作が行われる度に受信できない放送に対してまでも放送の切替指示がなされるため、放送受信装置は余分な動作をしている。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、例えば、複数の異なるテレビ放送ネットワークから所望のテレビ放送ネットワークを切替選択して受信することが可能な放送受信装置に関して、受信できないと判定されたTV放送ネットワークに切替指示することなく、すなわち、受信ができないと判定されたTV放送ネットワークへの切替指示を無効化することを可能とし、ユーザーに対して高い利便性を供与することができる放送受信装置を提供することを目的とするものである。
本願第1の発明は、複数の異なるTV放送ネットワークから所望のTV放送ネットワークを切替選択して受信することが可能な放送受信装置において、前記各々のTV放送ネットワークの受信の可否をTV放送ネットワーク毎に判定する判定手段と、前記判定手段により受信ができないと判定されたTV放送ネットワークへの切替指示を無効化する無効化手段とを備えたことを特徴とする。
本願第2の発明は、所定のタイミングで前記TV放送ネットワーク毎に受信の可否を自動的に判定することを特徴とする。
本願第3の発明は、ユーザーの指示に応じて前記TV放送ネットワーク毎に受信の可否を自動的に判定することを特徴とする。
本願第4の発明は、前記判定手段により受信ができないと判定されたTV放送ネットワークをユーザーに報知し、該TV放送ネットワークへの切替指示を無効化することをユーザーに確認させた後、該TV放送ネットワークへの切替指示を無効化することを特徴とする。
本願第5の発明は、ユーザーが切替選択し得る受信TV放送ネットワークから、前記判定手段により受信ができないと判定されたTV放送ネットワークを削除することを特徴とする。
本願第6の発明は、判定手段により受信ができないと判定されたTV放送ネットワークへの切替指示操作キーには、予め決められた他の機能を割り当てることを特徴とする。
本願第7の発明は、判定手段の前段における物理的及び電気的要因による不具合を検出する検出手段を備え、前記検出手段により不具合が検出された場合、前記判定手段は、前記テレビ放送ネットワークに対する受信の可否の判定を行わないことを特徴とする。
本願第8の発明は、複数の異なるTV放送ネットワークから所望のTV放送ネットワークを切替選択して受信することが可能な放送受信方法において、前記各々のTV放送ネットワークの受信の可否をTV放送ネットワーク毎に判定する判定ステップと、前記受信ができないと判定されたTV放送ネットワークへの切替指示を無効化する無効化ステップとを有することを特徴とする。
本発明の放送受信装置によれば、TV放送ネットワークが存在しなくなった場合、存在しなくなったTV放送ネットワークへの切替指示を無効化にすることにより、ユーザーに受信できないTV放送ネットワークを選択させることを防ぐことが可能になる。従って、受信することができないTV放送ネットワークに対する無駄な受信処理を省くことが出来るとともに、無駄な受信処理による受信待ち時間を無くすることができる。
(実施形態1)
本発明の放送受信装置の実施形態1を、例えばテレビジョン放送受信装置について、図1乃至図5とともに説明する。ここで、図1は本実施形態に係る放送受信装置の構成を示すブロック図、図2はTV放送ネットワークに関するデジタル放送の方式比較を示す図、図3は本実施形態に係るリモコン装置を示す外観図、図4は受信可否判定と無効化処理を示すフローチャート、図5は本実施形態に係るTV放送ネットワーク切替処理フローチャートである。
本実施形態の放送受信装置は、図1に示すように、地上デジタル放送、BS/CS放送、地上アナログ放送に対して信号処理部10がある。そして、放送受信装置21は、地上デジタル、BS/CS、地上アナログ毎にアンテナ、チューナ及び復調部を必要とする。これは、本実施形態のデジタルテレビジョン放送が、図2に示すように、地上、BS、CSの放送毎に各々異なった使用周波数帯や符号化方式を採用しているためである。ここで、信号処理部10は、地上デジタル放送やBS/CS放送により送信されたデジタル信号を処理する場合には、該デジタル信号に多重されている映像信号、音声信号、データ信号を分離(デマルチプレクス)するとともに、地上アナログ放送により送信されたアナログ信号を処理する場合には、該アナログ信号をデジタル信号に変換して、所定の処理を行うものである。
地上デジタルについては、地上デジタルアンテナ1に地上デジタルチューナ2が接続され、さらに、変調波から信号波を取り出すためにOFDM復調部3が接続され、信号処理部10に接続されている。この場合、信号処理部10は、OFDM復調部3で復調された多重デジタル信号に対してデマルチプレクス処理を行う。また、BS/CSデジタルについては、BS/CSデジタルアンテナ4にデジタル信号を同調するBS/CSデジタルチューナ5が接続され、その後に信号波を取り出すためのQPSK復調部6が接続され、信号処理部10へと接続されている。この場合も、信号処理部10は、QPSK復調部6で復調された多重デジタル信号に対してデマルチプレクス処理を行う。
最後に、地上アナログ波については、地上デジタルと共用した地上デジタルアンテナ1に地上アナログチューナ7が接続され、さらに、変調波から信号波を取り出すためにアナログ復調部9が接続され、信号処理部10に接続されている。この場合、信号処理部10は、アナログ復調部9で復調されたアナログ信号をデジタル信号に変換して、地上アナログ用の同調した周波数より、映像データと音声データとを分離する。
すなわち、信号処理部10には、上述したOFDM復調部3、QPSK復調部6、アナログ復調部8が接続されており、上述した経路によって送られてきた多重化信号を分離してそれぞれの後段に出力する処理を行なう。この出力信号を信号処理部10と接続されたデータ処理部11、映像処理部12、音声処理部13へ送り、各々で所定の処理を行った後に表示装置17にて文字と音声と画像が再生されるよう接続されている。
次に、リモコン装置18には操作部19が付されており、これにより放送受信装置21へ指示入力を行なう。また、指示入力による情報を受信するリモコン受信部16は、適当な処理をする制御部14と接続されており、リモコン装置18を用いたユーザーによる指示内容に応じて、制御部14は接続された各構成部を制御する。
次に、本実施形態に係るTV放送ネットワークの受信可否判定処理は、主に制御部14と、上述した信号処理部10とで行なわれる。その処理結果に基づいて、ユーザーによる特定のTVネットワークに対する切替指示を無効化するように制御する。
実際は、受信可能なBSD、CS1D等の各々のTV放送ネットワークに関する情報で、各々のTV放送ネットワークが使用している周波数帯に関して、各々の周波数帯にある周波数での信号の状態を信号処理部10より読み出す。次に、制御部14にて、読み出したある周波数での信号が検波可能かどうか判定し、この判定結果を基に信号が検波できればそのTV放送ネットワークは受信可能であると受信の可否判定をする。
このとき、あるTV放送ネットワークでは信号波が検波されないなら、そのTVネットワークは受信不能であると判定する。その後、制御部14にて受信不能であると判定されたTV放送ネットワークに対しては、制御部14でユーザーによる切替選択指示を無効にする制御を行なう。これによって、該TV放送ネットワークをユーザーが切替選択できないようにされる。
次に、本実施形態で用いるリモコン装置18は、図3に示すように、少なくともネットワーク切替指示キー40が付されており、ネットワーク切替キー40を1回押下する毎に、BSD→CS1D→CS2D→地上D→地上A→BSDとTV放送ネットワークのトグル切替を行なうことができる。
本実施形態では、初めに、各々のTV放送ネットワークの受信の可否判定を信号処理部10より読み出した該TV放送ネットワークの周波数帯中の周波数から信号波が検波されるかどうかで行なう。次に、受信の可否判定より、受信不能と判定されたTV放送ネットワークをユーザーに報知する。その後、ユーザーに無効化の確認を行ない、受信不能と判定されたTV放送ネットワークの切替指示を無効化するというものである。
本実施形態に係るTV放送ネットワークの切替指示を無効化する処理を、図4のフローチャートと共に説明する。尚、説明中の処理上のステップは図4に付されたSを示す。
まず、初めに、変数の初期化が行なわれる(ステップ1)。N(N:整数)は、TV放送ネットワークのネットワーク単位で識別するための変数、M(M:整数)は、放送受信装置21で受信可能なTV放送ネットワーク数、F(N)は、上述した変数Nに対応してTV放送ネットワークの受信状態等を保存しておくフラグの役目を果たす。どのTV放送ネットワークを選択して判定しているかは、“NET”に格納した変数Nの数値によって管理されている。
図4中のテーブルに示されるように、N=1であれば、TV放送ネットワークとしてBSDを選択しており、N=2であれば、TV放送ネットワークとしてCS1Dを選択しており、同様に、N=3であればCS2Dを、N=4であれば地上Dを、N=5であれば、TV放送ネットワークとして、地上Aを選択している。また、“M”は、上述したようにTV放送ネットワークの数であるから、本実施形態では、TV放送ネットワークとして、BSD、CS1D、CS2D、地上D、地上Aの5つ存在するためM=5である。また、受信可否状態を格納するフラグはF(N=1〜M)=0に初期化する。
次に、“NET”=Nにおける周波数帯の周波数で信号が存在するか調査する(ステップ2)。この場合、N=1でTV放送ネットワークはBSDが選択されているので、図2に示されているように、BS放送での使用周波数帯(11.7〜12.2GHz)での周波数の信号を信号処理部10より読み出し、制御部14にて信号が検波できるかどうかを判定する。
次に、TV放送ネットワークを受信可能と判定したのであればN=N+1にする(ステップ6)。この場合、N=2になるから、“NET”=2となり、次に、CS1Dの判定をする。その後、ステップ2より、N=1の時同様に、CS1Dで使用される周波数帯でこの範囲にある周波数より信号が検波できるか判定をする。
次に上述したステップ3において、“NET”=1(BSD)ではBSDの使用周波数帯での周波数で信号が検波されず、制御部14でBSDのTV放送ネットワークは受信不能と判定された場合は、受信不能フラグである1がF(1)に代入される(ステップ4)。この結果のF(1)の値は、制御部14に格納される。
次に、変数のN=Mかどうかの比較をする(ステップ5)。この場合、N=5でなければ、ステップ6にてN=N+1の処理を行い、ステップ2に戻って、“NET”=NにおけるTV放送ネットワークが使用する周波数帯の周波数で信号が検波できるか判定をする。
その後、他のTV放送ネットワークに対しても上述の判定をステップ2、ステップ3、ステップ4に従って繰り返す。そして、本実施形態では、BSD(“NET“=1)より”NET“=5である地上AまでのTV放送ネットワーク各々の使用周波数帯の周波数での信号の検波による判定が終われば、ステップ5でN=Mになる。ここで、上述したステップ1乃至ステップ6は、放送受信機20の主電源がOFFされたタイミングで行なわれる。
次に、ABS(F(N))=1の値が代入されているF(N)のNを読み出す(ここで、ABSはAbusoluteであって、カッコ内の数字及び数式の絶対値をとる命令を示す)(ステップ7)。この方法によって受信不能と判定されたTV放送ネットワーク名を呼び出す。
次に、F(N)のNに対応した“NET”を表示部17に表示して、受信不能と判定されたTV放送ネットワークをユーザーに報知する(ステップ8)。
次に、表示部17に表示した受信不能なTV放送ネットワークから、ユーザーがTV放送ネットワークの切替指示を無効化したいものを選択したか判定する(ステップ9)。
次に、ユーザーが選択したTV放送ネットワークに対する切替指示を無効化する(ステップ10)。このとき、ステップ9にてユーザーが選択したTV放送ネットワークの切替指示を無効化する情報を基に、制御部14とリモコン受信部16で受信したリモコン信号に対し、所定の処理を施すことで、該当するTV放送ネットワークへの選択キー操作を無効にする。これにより、受信できないと判定されたTV放送ネットワークの削除が完了する。このとき、放送受信装置21にある機器間及び回路間で物理的な接続を切断することで無効化を行なっているのではない。その後、本フローは終了する(END)。
ここで、上述したステップ7乃至ステップ10のTV放送ネットワークの無効化処理は、放送受信機20の主電源をONにした後に行なわれるものである。
次に、上述の処理が行なわれた後に、リモコン装置18に付されたネットワーク切替キー40をユーザーが押下し、受信するTV放送ネットワークの切替を指示する場合の動作を、図5のフローチャートと共に説明する。
変数Nに1が代入される(ステップ101)。Nは、上述した図4のフロー同様に“NET”に係る数値であって、対象となるTV放送ネットワークを示すものである。
次にユーザーによってネットワーク切替キー40が押下されたかを判定し(ステップ102)、押下されれば、NとMを比較する(ステップ103)。この時、N>Mであれば、ステップ101へ戻る。このN>Mとなるときは、TV放送ネットワークでM番目のTV放送ネットワークの選択が終了したときである。よってこの場合、再度、N=1にして、ステップ101よりネットワーク切替キーの切替指示処理をおこなう。
ステップ103でNがMより大きくなければ、次に、F(N)を読み出す(ステップ104)。今の場合、N=1であるから、F(1)の値を読み出す。ここで、F(N)は、上述の図4のフローにより該当するTV放送ネットワークの使用周波数帯の周波数で信号が検波されるか判定した結果が納められているものである。この結果より、F(N)に0が納められていれば、該当するTV放送ネットワークは受信可能であり、1がF(N)に納められていれば受信不能である。
次に“NET“=Nに対応するF(N)が0か判定する(ステップ105)。N=1の時はF(1)について、つまり、TV放送ネットワークがBSDについて受信の可能な判定であったかを判定する。このとき、F(N)が0でなければ、N=N+1にし(ステップ108)、ステップ103へ戻り、次のNに対応するF(N)を読み出し、F(N)が1になるものが現れるまでこの処理を繰り返す。
次に、ステップ105で、F(N)が0であればNに対応したTV放送ネットワークに対して切替指示を行なう(ステップ106)。
その後、表示部17へNに対応したTV放送ネットワークが表示される。次に、N=N+1にし(ステップ107)、ステップ102へ戻り、再度、ユーザーによってネットワーク切替キー40が押下されれば(ステップ102)、ステップ104及びステップ105のステップで、F(N)が1のNが現れるまで、同様の処理を繰り返す。
そして、上述したようにステップ103にてN>Mになれば、N=1にして、再度TV放送ネットワークに対し同様の処理をする。
以上のとおり、受信不能なTV放送ネットワークに対する受信切替処理をしないでスキップするように制御するから、受信可能なTV放送ネットワークへ、素早く切替表示後、ユーザーが視聴できる。加えて、ユーザーのキー操作数は減少するから操作性が向上し、ユーザービリティの高い放送受信装置を提供することができる。
さらに、本実施形態により受信が不能と判定し、受信切替処理を行なわないようにした無効化したTV放送ネットワークに対しては、NIT等の番組に関する情報を取得する処理を行わないですむことから、放送受信装置21内での余計な処理が減る。よって、受信不能なTV放送ネットワークへの切替指示を無効化することで、この間のユーザーに待ち時間を与えないですむ。
さらに、視聴可能なTV放送ネットワークのサービスが変化するのに伴い、放送受信装置21で切替受信可能になるTV放送ネットワークについて追加及び削除が随時行える。例えば、現在存在するBSDやCSDといったサービスが、将来的に存在しなくなる場合も考えられるのであるが、このような場合であっても本実施形態によれば有効に対応できる。
(実施の形態2)
次に、本発明の放送受信装置の実施形態2について、図6乃至図9とともに説明するが、上述した発明の実施形態1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。ここで、図6は本実施形態の放送受信装置の概略構成を示すブロック図、図7は本実施形態のリモコン装置を示す外観図、図8は本実施形態の機械的な不具合とTV放送ネットワーク受信可否を判定し無効化する方法を示すフローチャート、図9は本実施形態におけるTV放送ネットワークの切替処理を示すフローチャートを示す説明図である。
本実施形態の放送受信装置21は、図6に示すように、上述した実施形態1の構成に加えて、アンテナ1、4、7と放送受信機20との機械的な接続状態の不具合を検出する不具合判断部15が備わっており、制御部22と接続されている。制御部22は、構成部の各々と接続されており、各部への命令、判定結果の判断をする。
次に本実施形態で用いるリモコン装置18は、図7に示すように、BSDネットワーク切替キー41、CS1Dネットワーク切替キー42、CS2Dネットワーク切替キー43、地上Dネットワーク切替キー44、及び地上Aネットワーク切替キー45が付されており、各々の切替キーを押下することで、直接対応するTV放送ネットワークに切替えることが可能である。
次に、本実施形態に係るTV放送ネットワークの切替指示を無効化する処理について、図8のフローとともに説明する。また、説明中の処理上のステップは、図8に付されたSを示す。
まず、初めに、変数等の初期化を行なう(ステップ001)。変数が持つ役割は、上述した実施形態1と同様である。N=1を代入し、M=5を代入し、F(N)(N=1〜M)に0を代入する。
“NET”=Nにおける機械的な接続不良を不具合判断部15により調査する(ステップ002)。ここで、不具合とは、アンテナ部の接続不良や、断線といった機械的不備によるTV放送ネットワークの視聴不能の要因を言う。
次に“NET”=Nにおいて機械的接続による不具合が生じているかを検出して判定する(ステップ003)。これは、不具合判断部15の結果を基に制御部22で行なわれる。
TV放送ネットワークに機械的接続の不備による不具合が生じていないのであればステップ005へ進む。
一方で、先のステップ003で不具合が生じていると判定した場合は、機械的接続の不具合の状態を表す−1をF(N)に代入する。(ステップ004)。例えば、“NET”=1のときにF(1)=−1が代入されたのであれば、BSDは機械的接続等の不具合が生じていると検出し判定したことになる。このとき、F(N)の値は、制御部22に格納する。
次に、N=Mかどうか比較する(ステップ005)。上述した、ステップ003で機械的接続の不具合が生じていないと判定した場合は、ステップ005を実行する。次に、NとMが異なれば、N=N+1の処理をする(ステップ006)。これによって、新たな“NET”=Nについて、次のTV放送ネットワークでの機械的接続の不具合が生じているかを検出する。そして、不具合が生じていると判定したのであれば、上述と同様にF(N)=−1とする。これらの処理をN=Mになるまで繰り返す。
その後、ステップ005にてN=Mの比較を行ない、N=Mであれば、全てのTV放送ネットワークに関して機械的接続の不備の検出と判定が終了したものとみなす。
次にN=1を代入する(ステップ007)。これによって、Nを初期化する。次にNに対応したF(N)を読出す(ステップ008)。
F(N)=−1かどうか判定をする(ステップ009)。上述したように、F(N)が−1であることは、不具合判断部によって不具合が生じているものとされたTV放送ネットワークである。
次に、N=N+1にする(ステップ014)。その後ステップ008へ戻り、更新したNの値に対応したF(N)を読出す。
一方で、ステップ009でF(N)=−1かの判定をする際に、F(N)が−1でなければ、“NET”=Nにおける使用周波数帯での周波数の信号を検波する(ステップ010)。次に、“NET”=Nにおいて使用周波数帯の周波数より信号が検波できたかによってTV放送ネットワーク受信の可否判定をする(ステップ011)。ここでは、N=1でTV放送ネットワークとしてBSDを選択しているときに、不具合判断部15で接続不備の状態を検出して、機械的接続に起因した不具合が生じていないと判定していた場合にのみ、BS放送の使用周波数帯(11.7〜12.2GHz)における周波数で信号の検波を行なって、検波が出来たのなら受信可能であるとの判定をする。
次に、判定を行っているTV放送ネットワークが受信可能であるとした場合、NET=N+1にする(ステップ014)。例えば、元々N=1であれば、本ステップでは、N=2となるから、次の判定の対象となるTV放送ネットワークは“NET”=2になる。つまり、CS1Dの使用周波数帯(12.2〜12.75GHz)の周波数で信号が検波可能かを判定する。
次に先のステップ011で“NET”=NでTV放送ネットワークを受信不能と判定をすれば、受信不能である旨のフラグの1がF(N)に代入される。このとき、F(N)の値を制御部22に格納する。
次に、N=Mか比較する(ステップ013)。NがTV放送ネットワーク数であるMに達していないようであれば、ステップ014でN=N+1にして、次の“NET”=Nに対応したTV放送ネットワークの使用周波数帯の周波数で検波の可否判定を行い、結果をF(N)に書き込み、TV放送ネットワークの数であるMに達するまで(N=Mになるまで)繰り返される。
その後、ステップ013にてN=Mになれば、終了する。つまり、“NET”=5となれば、BSDより地上Aまでの全てのTV放送ネットワークに関して、受信可否の判定が終了したことになる。
尚、上述したステップ001乃至ステップ014で説明した受信可否の判定処理は、放送受信機20の主電源をOFFにしたタイミングや、ユーザーによって受信可否の判定処理の指示がなされたタイミングで行なわれる。
その後、ABS(F(N))=1の値になるような、F(N)を読み出す(ステップ015)。ここでは、制御部22にて保存していたF(N)に関して、F(N)が1と−1のものを読み出す。
次に、表示部17に機械的接続の不具合と判定されたTV放送ネットワークと受信可否の判定より受信不能であると判定されたTV放送ネットワークを報知する(ステップ016)。このとき、先程のF(N)より、機械的接続の不具合と判定されたTV放送ネットワークと受信可否の判定より受信不能である判定されたTV放送ネットワークの番号Nを読み出して、対応した“NET”によるTV放送ネットワーク名をユーザーに報知する。これは、受信可否判定より受信不能であると判定されたTV放送ネットワークに対して切替指示の無効化の可否をダイアログ等でユーザーに提示している。
次に、報知した該TV放送ネットワークに対してユーザーが切替指示を無効化にすると選択したか判定する(ステップ017)。
最後に、ユーザーが選択した受信不能なTV放送ネットワークに対する切替指示を無効化する(ステップ018)。そして、本フローは終了する(END)。
尚、上述したステップ014乃至018で説明した切替表示を無効化にする処理は、放送受信機20の主電源をONにしたタイミングや、ユーザーによって切替表示を無効化処理の指示がなされたタイミングで行なわれる。
次に、上述の処理の後に、リモコン装置18に付された、ダイレクトネットワーク切替キー41〜45を用いてTV放送ネットワークを選択する場合について述図9のフローチャートとともに説明する。
まず、リモコン装置18より所望のネットワーク切替キーが押下されて、その後、リモコン装置18より信号Rc=Nが送信される。NはTV放送ネットワークと対応している。
次に放送受信装置20側のリモコン受信部16にて、信号Rc=Nを受信する(ステップ201)。受信した情報は、制御部22で処理する。次に、リモコン信号であるRc=NのNよりF(N)を読み出す(ステップ202)。
次に、F(N)=0か判定する(ステップ203)。F(N)が0であれば、上述したTV放送ネットワークの受信可否判定結果より受信可能と判定したものであるから、指示操作のネットワーク切替キーに対応したTV放送ネットワークで“NET“=Nへの受信切替処理を行なう(ステップ204)。その後、表示部17に所望のTV放送ネットワークである“NET“=Nを表示する。
一方で、ステップ203において、F(N)=0でない(本実施形態の場合は1または−1)場合は、指示操作されたネットワーク切替キーに対応したTV放送ネットワークへの切替指示は無効状態であることをユーザーに報知する(ステップ205)。
上述のとおり、本実施形態によれば、さらに、受信不能な原因が、機械的な接続不備であるか、所望のTV放送ネットワークが検波できないものかの原因をユーザーは誤認することなく正確に認知できる。よってユーザーはこれら機械的接続の不具合に対して正確な対処を行なえる。さらに、原因が選択的に分かることからユーザーは選択的にTV放送ネットワークへの切替指示を無効化にできる。
また、機械的接続不具合の判定は、放送受信機内部で信号処理部等の信号処理に関わる構成部に対して判定を行なっているのではなく、アンテナ接続のように放送受信機の外部に関して判定しているので、実行するタイミングの自由度は高く、放送信号の処理を妨げるような不都合を与えない。
さらに、機械的接続の不具合があるTV放送ネットワークを検出しておき、不具合が接続されたTV放送ネットワークを除いて受信可否判定を行なえば、受信可否判定のみ行なうよりも要する処理時間が短縮できる。さらに、短時間で上述の判定が行なえると、ユーザーが受信放送番組を視聴しているタイミングでも非常に実行しやすくなる。
本実施形態においては、不具合判断部15では、地上デジタルアンテナ1やBS/CSデジタルアンテナ4の機械的接続の不具合を検出したが、本発明はこれに限られない。不具合判断部15では、放送受信機20内の地上デジタルチューナ2、BS/CSデジタルチューナ5並びに地上アナログチューナ7といったチューナ部の故障(物理的或いは電気的な不具合)や、さらには、OFDM復調部3、QPSK復調部6並びにアナログ復調部8といった復調部の故障(物理的或いは電気的な不具合)を検出する構成としても良い。すなわち、判定手段の前段における物理的及び電気的要因による不具合を検出してもよい。
本実施形態においては、受信不能なTVネットワークに対する切替指示を無効化し、これに対応するネットワーク切替キーを押下した場合、該ネットワーク切替キーによる切替指示が無効である旨をユーザーに報知するものであったがこれに限られず、文字や画像による表示と共に音声により報知してもよい。さらには、切替指示操作を無効化されたネットワーク切替キーを押下すれば、無効になった切替指示機能とは異なる指示機能が割り当てられてもよい。
例えば、リモコン装置からは指示操作できなくて放送受信装置本体よりのみ指示操作できる指示機能を、無効化された放送ネットワークに対応するネットワーク切替キーで指示操作できるようにしてもよい。さらに、ユーザーにより所望の指示機能の割り当てができるようにしてもよい。また、リモコン装置であれば、他の電子機器とリモコン装置を共用して使用できるから、リモコン装置で操作可能な所望の電気機器の処理機能を割り当てるようにしてもよい。
このように、受信不能と判定して切替指示を無効化したTV放送ネットワークを選択するための切替キーに別の機能を割り当てることから、リモコン装置のキーでブランク状態になってしまうものがなく、また、不使用な状態のキーを作らないことから、効率よく少ないキー数で放送受信装置を操作できる。
さらに、本実施形態においては、機械的な接続の不具合を判定し、TV放送ネットワークの受信可否判定と切替指示の無効化を行なったが、これに限られない。いつもこの順番で終了するとは限られないからである。TV放送ネットワークの受信可否判定処理と切替指示の無効化処理を行なった後に、さらに不具合を判定する処理のみ行われて終了してもよいし、ユーザーの意思により随時各々の受信可否判定と切替操作の無効化や不具合を判定する処理行えるようにしてもよい。
さらに、本実施形態において、全てのTV放送ネットワークの受信可否の判定を行なった後に、受信不能と判定されたTV放送ネットワークへの切替指示の無効化を行なったが、これに限られず、無効化処理をする前に確認の目的で再度受信可否判定や機械的接続による不具合を確認する処理を行なえるように構成してもよい。
さらに、本実施形態においては、受信装置の電源OFF時にTV放送ネットワークの受信可否の判定を行なったが、これに限られず、任意のタイミングで行うようにしてもよい。例えば、ユーザーが放送プログラムを視聴中や、CM時に全てのTV放送ネットワークに対して受信可否判定を行ってもよい。さらには、ユーザーによってまたは工場出荷時にタイマーを設定しておいて、所望の時刻に判定をおこなえるようにしてもよい。これらにより、ユーザーにストレスを感じさせない、常に最適なTV放送ネットワークの選択待ち状態を保つことができる。
本実施形態においては、受信の可否判定によってTV放送ネットワークが存在しないと判定した場合、切替指示の無効化の要否についてダイアログ等でユーザーに報知することで、ユーザーの意思決定を促した。加えて、無効化の処理を自動的に行い、ユーザーが認識していない間に自動的にTV放送ネットワークの無効化をするようにしてもよい。さらには、適当なタイミングにて再度判定を行い、無効になった切替指示を有効化するようにしてもよい。
本実施形態においては、TV放送ネットワークの操作部19はリモコン装置18に付されたものであったが、これに限られず、図3及び図7のリモコン装置18に付されたキーと同一の機能を持ったキーを表示部または放送受信装置に付して、TV放送ネットワークの切替指示ができる構成であってもよい。この場合、操作部の押下により入力された指示情報は、直接制御部22へ送られ、実施形態と同様の処理が行われることになる。
また、本実施形態による放送受信装置の構成は一例であってこれに限られない。装置の外観としては、放送受信装置と表示部とが一体化されたものであってもよい。また、BSとCS放送の受信に関しては、BS/CSデジタルアンテナ4とBS/CSデジタルチューナ5とを共用した構成に限らず、BSとCS放送毎に別々にアンテナとチューナとを備えた構成であってもよい。加えて、放送受信装置の部品構成と、フロー図の変数の使用等アルゴリズムとは、本発明を説明するための一例であってこれに限られないことは言うまでもない。
以上のとおり、本実施形態においては、複数の放送を受信可能な放送受信機と、前記放送受信機を遠隔操作する遠隔操作手段とからなり、前記放送受信機の操作部及び前記遠隔操作手段は、受信可能な特定ネットワークへの切替をする切替手段を備え、前記放送受信機の操作部または前記遠隔操作手段からの切替操作によりネットワークの切替を行なうようにした放送受信装置において、前記放送受信機は、複数のネットワークを選局するネットワーク選局手段と、ネットワーク内の同調可能な周波数をサーチする周波数サーチ手段と、前記ネットワーク内に受信可能なサービスが存在することを判別する機能と受信可能な前記特定ネットワークが無くなったことを判定する機能を備えた判別手段と、受信可能な前記特定ネットワークが無くなった際に、無くなった前記特定ネットワークへの前記切替手段のネットワーク切替機能を削除する削除手段とを具備してもよい。
また、本実施形態は、放送受信機の機構的な不具合を判断する不具合判断手段を具備し、前記不具合判断手段は、上記特定ネットワークが無くなったことの判定を自動で行なう際に、前記放送受信機の機構的な不具合の判断結果に基づいて前記特定ネットワークの削除の判定を変更する機能を備えてもよい。
さらに、本実施形態の判別手段は、上記特定ネットワークが無くなったことの判定を自動で行った後、削除の必要なネットワークが存在すると判定した場合に、無くなった上記特定ネットワークの削除の許可をユーザーに求めるためのネットワーク削除許可要求を表示手段に表示する機能を備えてもよい。
さらに、本実施形態の判別手段は、上記特定ネットワークが無くなったことの判定を上記放送受信機の操作部や上記遠隔操作手段のユーザー操作により実行する機能を備えてもよい。
また、本実施形態の削除手段は、受信可能な上記特定ネットワークが無くなった際に、前記特定ネットワークへの切替手段のネットワーク切替機能を削除し、削除された前記特定ネットワークへの切替手段にネットワーク切替機能とは異なる別の機能を割り当てる機能を備えてもよい。
さらに、本実施形態は、複数の放送を受信可能な放送受信機の選局ネットワーク削除方法であって、複数のネットワークを選局するネットワーク選局工程と、ネットワーク内の同調可能な周波数をサーチする周波数サーチ工程と、受信可能な特定ネットワークへの切り替えを行なう切替工程と、前記ネットワーク内に受信可能なサービスが存在することを判別すると共に、受信可能な前記特定ネットワークが無くなったかの判定を行なう判別工程と、受信可能な前記特定ネットワークが無くなった際に、無くなった前記特定ネットワークへの切替手段のネットワーク切替機能を削除する削除工程を含むことを特徴とする放送受信機の選局ネットワーク削除方法でもよい。
さらには、ネットワークが存在しなくなった場合、存在しなくなったネットワークへの切替手段のネットワーク切替機能を無効にすることにより、ユーザーに選局不可能なネットワークを選局させることを無くすことが可能な放送受信装置及び放送受信機の選局ネットワーク削除方法を得ることができる。
本発明の実施形態1に係る放送受信装置の概略構成を示すブロック図である。 TV放送ネットワークのデジタル放送の方式比較を示す図である。 本発明の実施形態1に係るリモコン装置を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係る受信可否判定と無効化処理とを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るTV放送ネットワーク切替処理フローチャートである。 本発明の実施形態2に係る放送受信装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るリモコン装置を示す概略図である。 本発明の実施形態2に係る機械的な不具合の判断をするとともにTV放送ネットワーク受信可否を判定し無効化する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るTV放送ネットワークの切替処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 地上デジタルアンテナ
2 地上デジタルチューナ
3 OFDM復調部
4 BS/CSデジタルアンテナ
5 BS/CSデジタルチューナ
6 QPSK復調部
7 地上アナログチューナ
8 アナログ復調部
10 信号処理部
11 データ処理部
12 映像処理部
13 音声処理部
14 制御部
15 不具合判断部
16 リモコン受信部
17 表示部
18 リモコン装置
19 操作部
20 放送受信機
21 放送受信装置
22 制御部
40 ネットワーク切替キー
41 BSDネットワーク切替キー
42 CS1Dネットワーク切替キー
43 CS2Dネットワーク切替キー
44 地上Dネットワーク切替キー
45 地上Aネットワーク切替キー

Claims (8)

  1. 複数の異なるテレビ放送ネットワークから所望のテレビ放送ネットワークを切替選択して受信することが可能な放送受信装置において、
    前記各々のテレビ放送ネットワークの受信の可否をテレビ放送ネットワーク毎に判定する判定手段と、
    前記判定手段により受信ができないと判定されたテレビ放送ネットワークへの切替指示を無効化する無効化手段とを備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記判定手段は、所定のタイミングで前記テレビ放送ネットワーク毎に受信の可否を自動的に判定することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記判定手段は、ユーザーの指示に応じて前記テレビ放送ネットワーク毎に受信の可否を判定することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記判定手段により受信ができないと判定されたテレビ放送ネットワークをユーザーに報知し、該テレビテレビ放送ネットワークへの切替指示を無効化することをユーザーに確認させた後、該テレビ放送ネットワークへの切替指示を無効化することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の放送受信装置。
  5. ユーザーが切替選択し得る受信テレビ放送ネットワークから、前記判定手段により受信ができないと判定されたテレビ放送ネットワークを削除することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の放送受信装置。
  6. 前記判定手段により受信ができないと判定されたテレビ放送ネットワークへの切替指示操作キーには、予め決められた他の機能を割り当てることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の放送受信装置。
  7. 前記判定手段の前段における物理的及び電気的要因による不具合を検出する検出手段を備え、
    前記検出手段により不具合が検出された場合、前記判定手段は、前記テレビ放送ネットワークに対する受信の可否の判定を行わないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の放送受信装置。
  8. 複数の異なるテレビ放送ネットワークから所望のテレビ放送ネットワークを切替選択して受信することが可能な放送受信方法において、
    前記各々のテレビ放送ネットワークの受信の可否をテレビ放送ネットワーク毎に判定する判定ステップと、
    前記受信ができないと判定されたテレビ放送ネットワークへの切替指示を無効化する無効化ステップとを有することを特徴とする放送受信方法。

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