JP5222263B2 - ケーブルカッター - Google Patents

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本発明は、主として、通電用導電線を絶縁材で被覆した大径の被覆ケーブルを切断するためのケーブルカッターに関するものである。
従来から、枢軸を介して開閉可能に連結した一対の刃体に長尺のハンドルを連結して、このハンドルを西洋鋏のように開閉させてテコ機能によりケーブルを切断するようにしたケーブルカッターは、既に多品種のものが製造され公知となっている。
しかしながら、テコ機能により小さな力で大きな切断力を得るためにはハンドルを長くする必要があり、重量が増大し、持ち運びや操作性に難点を生じる。そこで、倍力機構を組み込んでハンドルに作用する力を倍増させるようにしたケーブルカッターが既に提案されている(特許文献1参照)。
この倍力機能を備えたケーブルカッターでは、切断に要する力が小さくて済むのでハンドルの長さを比較的短くすることができる利点がある。しかし、この先行技術のものは、ハンドルの初期操作時から切断終了の最終操作時まで倍力機能が作用する構造となっているので、ハンドルの操作量(切断に要するハンドルの開閉角度)が、図9に示したように一般的な倍力機構を有しない場合のα1に比べ、α2と著しく大きくなり、やはり操作性に問題点が残っている。
また、硬質の芯線を比較的柔らかい絶縁体で被覆した大径のケーブルを、通常のテコ機能方式のケーブルカッターで切断する場合、ハンドルにかかる荷重推移は、切断初期の絶縁体を切断するまでは荷重が小さく、硬質の芯線を半分以上切断するまでは大きな荷重を必要とし、切断する芯線が残り少なくなった時点からは荷重が小さくなることが解明されている。
特開平8−276079号公報
そこで本発明は、ケーブルの切断操作において、大きな切断力を要しない切断初期段階または切断終期段階もしくはその両方での切断を通常のテコ機能によって行わせ、大きな切断力を要する中間段階での切断操作では倍力機能で行い得るようにし、これにより、ケーブル切断時のハンドルの操作性を改善できるようにした新規な構成を備えたケーブルカッターを提供することを主たる目的とするものである。
該目的を達成するために、本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発明にいうところのケーブルカッターにあっては、枢軸3を介して開閉可能に連結された固定側刃体1と移動側刃体2とを備え、固定側刃体1は第1ハンドル4に固定連結され、移動側刃体2は第一軸6並びに第二軸7を介して第2ハンドル5に連結され、移動側刃体2には枢軸3を中心とした円弧を描く弧状長孔8と、枢軸3からみて前記弧状長孔8より遠隔位置で枢軸3に対して放射方向に延びる直線状長孔10とが設けられ、
固定側刃体1には段差部を備えた切換用長孔9が設けられ、前記第2ハンドル5から突設された第一軸6が弧状長孔8と切換用長孔9に、第二軸7が直線状長孔10に夫々スライド可能に挿入されており、前記弧状長孔8には前記両ハンドル4,5の全開位置において第一軸6が嵌り込んで第2ハンドル5と移動側刃体2を一体化するポケット8aを備え、これら両ハンドル4,5の開閉途中において第一軸6が切換用長孔9の段差部によってポケット8aから押し出されて弧状長孔8に移行し、該長孔8内をスライドすることにより倍力機能が動作するように構成したものである。
また、請求項2に記載の構成は、前記請求項1に記載のケーブルカッターにおける切換用長孔9が、弧状長孔8と同じ半径で円弧を描く第1円弧部9aと、段差部9cを介して第1円弧部9aと連なって該第1円弧部9aより小径に形成された第2円弧部9bとを備えていて、前記第1、第2両ハンドル4,5の全開姿勢で、第一軸6が切換用長孔9の第2円弧部9bの終端部と弧状長孔8のポケット8aとに位置し、切断終了後の刃体閉止姿勢で切換用長孔9の第1円弧部9aの終端部と弧状長孔8の終端部とに位置するように設定されている構成としたものである。
また、請求項3に記載の構成は、枢軸3を介して開閉可能に連結された固定側刃体1と移動側刃体2とを備え、固定側刃体1は第1ハンドル4に固定連結され、移動側刃体2は第一軸6並びに第二軸7を介して第2ハンドル5に連結され、移動側刃体2には枢軸3を中心とした円弧を描く弧状長孔8と、枢軸3からみて前記弧状長孔8より遠隔位置で枢軸3に対して放射方向に延びる直線状長孔10とが設けられ、固定側刃体1には前記弧状長孔8と同じ半径の円弧で形成された切換用長孔9が設けられ、前記第2ハンドル5から突設された第一軸6が弧状長孔8と切換用長孔9に、第二軸7が直線状長孔10に夫々スライド可能に挿入されており、第1、第2両ハンドルによる切断操作の初期段階において第一軸6が弧状長孔8と切換用長孔9とに位置して両長孔に沿ってスライドすることにより倍力機能が作動するように形成され、切断操作の途中で第一軸6が切換用長孔9の端部に当接して第2ハンドル5と移動側刃体2を一体化することによりテコ機能が作動するように形成されている構成としたものである。
本発明にいうところのケーブルカッターによれば、比較的力の要しない初期切断操作において、第2ハンドル5と移動側刃体2とが一体化して回動することにより通常のテコ機能により行われ、大きな力を要する中間切断操作において、倍力機能に切り替わって行われるので、全て倍力機能による切断操作に比べてテコ機能による切断操作分だけハンドル回動量を小さくすることができ、これによりケーブル切断時のハンドル操作性を改善と、切断時間を短縮を図ることができると共に、その機構が弧状長孔と切換用長孔との組合せによる簡単な構造であるから、少ない部品点数でコンパクトに且つ低コストで製作することができるといった効果がある。
また、本発明の請求項2に記載の構成によれば、比較的大きな力を要しない切断終期において倍力機能から再び通常のテコ機能に切り替わって切断動作を続けるので、ハンドルの持ち運びや操作性がよいばかりではなく、ケーブルの切断を容易に行い得て、切断に要する時間を更に改善することができる利点がある。
また、本発明の請求項3に記載の構成によれば、比較的大きな力の要しない切断終期において倍力機能からテコ機能に切り替わるので、全て倍力機能による切断操作に比べてテコ機能による切断操作分だけハンドル回動量を小さくすることができ、これによりケーブル切断時のハンドル操作性を改善と、切断時間を短縮を図ることができる。
本発明のケーブルカッターの一実施例を示す要部の分解斜視図。 同ケーブルカッターのハンドル開放状態の全体平面図。 ケーブル切断時の第1段階(切断初期段階)を示す平面図。 ケーブル切断時の第2段階を示す平面図。 ケーブル切断時の第3段階を示す平面図。 ケーブル切断時の第4段階を示す平面図。 ケーブル切断時の第5段階(切断完了段階)を示す平面図。 ケーブルカッターにおける弧状長孔と切換用長孔の拡大説明図。 本発明のカッターと、従来のテコ機能カッターと、先行技術の全て倍力機能使用のカッターとの、ハンドル操作量を比較するための説明図。 本発明にかかるケーブルカッターの別実施例を示す要部の平面図。 本発明にかかるケーブルカッターの更に別の実施例を示す要部の分解斜視図。 上記実施例におけるケーブル切断時の第1段階(切断初期段階)を示す平面図。 上記ケーブル切断時の第2段階(切り替わり段階)を示す平面図。 上記ケーブル切断時の第3段階(切断完了段階)を示す平面図。
以下において、本発明にかかるケーブルカッターの詳細を、その実施図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のケーブルカッターの一実施例を示す要部の分解斜視図であり、図2は全体の平面図である。この実施例のケーブルカッターは、硬質の芯線を樹脂等の比較的柔らかい絶縁体で被覆する大径のケーブルCを切断するものであって、固定側刃体1と移動側刃体2とを備え、枢軸3によって回転可能に連結されており、西洋鋏のように枢軸3を支点として互いに交差回動することによりケーブルCを切断するように形成されている。
前記固定側刃体1は、第1ハンドル4に固定連結され、移動側刃体2は第一軸6並びに第二軸7を介して第2ハンドル5に連結されている。前記第一軸6並びに第二軸7は移動側刃体2に一体的に突設されている。
移動側刃体2には枢軸3より離れた位置で枢軸3を中心とした半径R1(図8参照)で円弧を描く弧状長孔8と、枢軸3からみて前記弧状長孔8より遠隔位置で枢軸3に対して放射方向に直線に延びる直線状長孔10とが設けられている。そして、第2ハンドル5から突設された第一軸6が円弧状長孔に、第二軸7が直線状長孔10にスライド可能に挿入されている。
弧状長孔8並びに直線状長孔10は、それぞれに挿入された第一軸6並びに第二軸7がガタツキ無くスライドできる巾で形成されている。また弧状長孔8はその一端で枢軸3方向に折れ曲がったポケット8aを備えている。そして、両ハンドル4,5の全開姿勢で第一軸6がこのポケット8aに位置し、切断を終了した完全閉じ姿勢で第一軸6が弧状長孔8の他端部に位置するように設定されている。また、前記ポケット8aは、第一軸6をしっかりと受け入れると共に、円滑に抜け出すことができる深さで形成され、その深さの寸法は第一軸6の約半径分とするのが好ましい。
更に、固定側刃体1には、第一軸6を摺動可能に受け入れる切換用長孔9が設けられている。この切換用長孔9は、前記弧状長孔8と同じ半径R1(図8参照)で円弧を描く第1円弧部9aと、段差部9cを介して前記第1円弧部9aと連なって形成された第2円弧部9bとからなり、第2円弧部9bは枢軸3を中心とした半径R2の円弧で形成されている。半径R2は、第一軸6の半径分だけ半径R1より小径に形成されている。
また、図2、図3の両ハンドル4,5の全開姿勢で、第一軸6が切換用長孔9の第2円弧部9bの終端部と弧状長孔8のポケット8aに位置し、切断を終了した完全閉じ姿勢で切換用長孔9の第1円弧部9aの終端部と弧状長孔8の終端部(ポケット8aの反対側)に位置するように設定されている。
次に、このケーブルカッターで、硬質の芯線を比較的柔らかい樹脂等の絶縁皮膜で被覆した大径のケーブルCを切断する際の作動について説明する。
図2並びに図3はケーブルカッターの全開姿勢を示す。この状態で両ハンドル4,5を閉じ方向(矢印方向)に回動すると、その切断操作の初期において、第一軸6が移動側刃体2の弧状長孔8のポケット8aに嵌り込んでいるので、移動側刃体2は第2ハンドル5と一体となって閉じ方向に回動する。即ち、第3図に示すように、第2ハンドル5の閉じ力は第一軸6並びに第二軸7を介して移動側刃体2に伝達され、第2ハンドル5と一体となって枢軸3を支点として回動し、これにより、枢軸3を支点とする通常のテコ機能による切断操作が行われる。
両ハンドル4,5の回動が進展すると、第一軸6が切換用長孔9の第2円弧部9bに沿って移動し、図4に示すように、段差部9cの上縁側9d(図8参照)で第1円弧部9aに押し出されると同時に、弧状長孔8のポケット8aから押し出される。更に両ハンドル4,5の回動が進展すると、図5に示すように、第一軸6は固定側刃体1の切換用長孔9に対しては段差部9cの下縁側9e(図8参照)で受け止められた状態で移動側刃体2の弧状長孔8に沿って移行するので、移動側刃体2が第二軸7に対して弧状長孔8のストロークだけ揺動することになる。これにより、移動側刃体2が第2ハンドル5の開閉操作力以上の動作力(倍力機能)でケーブルを切断することができる。
更に、両ハンドル4,5の回動が進展すると、図6に示すように、第一軸6が弧状長孔8の終端に当接して移動側刃体2が第2ハンドル5と一体となって枢軸3を支点として図7の切断完全終了位置まで回動する。これにより再び通常のテコ機能による切断操作が行われる。この回動は、第一軸6が切換用長孔9の第2円弧部9bに沿って移動できるので可能である。切断操作は、両ハンドル4,5に設けたストッパー11,11の当接によって終了するが、第一軸6が切換用長孔9の第1円弧部9aの終端に当接することによっても終了する。
切断初期のテコ機能から倍力機能に切り替わる時期や中間の倍力機能の作動する長さ、及び切断終期の倍力機能からテコ機能に切り替わる時期は、切換用長孔9の第1及び第2円弧部9a,9bの長さや段差部9cの位置及び弧状長孔8の長さによって異なる。
本実施例の場合、初期のテコ機能による切断は、ケーブルの絶縁皮膜を切断する間とし、中間の倍力機能による切断は芯線の切り始めから半分以上切断するまでの間とし、終期のテコ機能による切断は、芯線を半分以上切断してから完全に切断するまでの間となるように、弧状長孔8や切換用長孔9等の各部位の寸法が設定されている。
以上の動作によって、比較的力を要しない絶縁皮膜を切断する初期切断操作が通常のテコ機能により行われ、大きな力を要する芯線を切断する中間切断操作が倍力機能により行われ、比較的力を要しない終期切断操作が再度テコ機能に切り変わって行われる。これにより、両ハンドル4,5の切断操作に要する開閉角度が、図9に示すように全て倍力機能による場合の角度α2に比べ、α3に示すようにテコ機能による切断操作分だけ小さくすることができ、これによりケーブル切断時のハンドル操作性が改善されると共に、切断時間を短縮することができる。
上記実施例では、ケーブル切断の切断操作が、その初期と終期の両方において、通常のテコ機能で行うようにし、中間で倍力機能が作動するようにした実施例を示したが、例えば図10として示した別実施例のように、切換用長孔9の第1円弧部9aを無くして第2円弧部9bと段差部9c(ポケット)のみで切換用長孔9を形成することにより、初期のテコ機能から中間の倍力機能に切り替わった後は、最後まで倍力機能で切断するように形成することもできる。即ち、先の実施例と同様に、ケーブルの切断中期において、段差部9cで倍力機能に切り変わった後は、切断完了位置まで第一軸6が弧状長孔8に沿って移動するように形成する。これにより倍力機能に切り替わった後は切断完了まで倍力機能で切断することができる。
図11〜図14は、本発明の更に別の実施例を示す。この実施例では、切断操作の初期段階から倍力機能が作動し、切断操作の中間、より好ましくは、ケーブルの芯線を半分以上切断した段階から切断完了までテコ機能が作動するように形成したものである。
この実施例では、移動刃体2に設けられた弧状長孔8と切換用長孔9とは、枢軸3を中心とした同じ半径の円弧で形成されており、先の実施例で示した切換用長孔9の段差部9cや弧状長孔8のポケット8aを備えていない。そして、第1、第2両ハンドルによる切断操作の初期段階において、図12に示すように、第一軸6が弧状長孔8と切換用長孔9のハンドル閉じ方向側端部に位置するように配置されている。
従って、第1、第2両ハンドルによる切断操作の初期段階において、図12に示すように、第一軸6は固定側刃体1の切換用長孔9に対して、ハンドル4の閉じ方向側端部で受け止められた状態で移動側刃体2の弧状長孔8に沿って移行するので、移動側刃体2が第二軸7に対して弧状長孔8のストロークだけ揺動することになる。これにより、移動側刃体2が第2ハンドル5の開閉操作力以上の動作力(倍力機能)でケーブルを切断することができる。
更に、両ハンドル4,5の回動が進展すると、図13に示すように、第一軸6が弧状長孔8の終端に当接して移動側刃体2が第2ハンドル5と一体となって枢軸3を支点として図14の切断完全終了位置まで回動する。これにより通常のテコ機能による切断操作が行われる。この回動は、第一軸6が切換用長孔9に沿って移動できるので可能である。切断操作は、両ハンドル4,5に設けたストッパー11,11の当接、もしくは第一軸6が切換用長孔9の終端に当接することによって終了する。この実施例によっても、比較的力の要しない切断終期においてテコ機能に切り替わるので、全て倍力機能による切断操作に比べてテコ機能による切断操作分だけハンドル回動量を小さくすることができ、これによりケーブル切断時のハンドル操作性を改善と、切断時間を短縮を図ることができる。なお、本実施例は、絶縁被膜を有しない鋼線等の切断にも使用することができる。
以上本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではなく、その目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正し、変更することが可能である。
本発明のケーブルカッターは、大径の被覆電線ケーブルを切断する工具として最適の工具であるが、金属パイプや鋼線等を切断する工具としても利用することができる。
C ケーブル
1 固定側刃体
2 移動側刃体
3 枢軸
4 第1ハンドル
5 第2ハンドル
6 第一軸
7 第二軸
8 弧状長孔
8a ポケット
9 切換用長孔
9a 第1円弧部
9b 第2円弧部
9c 段差部
10 直線状長孔

Claims (3)

  1. 枢軸を介して開閉可能に連結された固定側刃体と移動側刃体とを備え、固定側刃体は第1ハンドルに固定連結され、移動側刃体は第一軸並びに第二軸を介して第2ハンドルに連結され、移動側刃体には枢軸を中心とした円弧を描く弧状長孔と、枢軸からみて前記弧状長孔より遠隔位置で枢軸に対して放射方向に延びる直線状長孔とが設けられ、固定側刃体には段差部を備えた切換用長孔が設けられ、前記第2ハンドルから突設された第一軸が弧状長孔と切換用長孔に、第二軸が直線状長孔に夫々スライド可能に挿入されており、前記弧状長孔には前記両ハンドルの全開位置において第一軸が嵌り込んで第2ハンドルと移動側刃体を一体化するポケットを備え、これら両ハンドルの開閉途中において第一軸が切換用長孔の段差部によってポケットから押し出されて弧状長孔に移行し、長孔内をスライドすることにより倍力機能が動作するようにしてあるケーブルカッター。
  2. 切換用長孔が、弧状長孔と同じ半径で円弧を描く第1円弧部と、段差部を介して第1円弧部と連なって該第1円弧部より小径に形成された第2円弧部とを備えていて、第1、第2両ハンドルの全開姿勢で、第一軸が切換用長孔の第2円弧部の終端部と弧状長孔のポケットとに位置し、切断終了後の刃体閉止姿勢で切換用長孔の第1円弧部の終端部と弧状長孔の終端部とに位置するように設定されている請求項1に記載のケーブルカッター。
  3. 枢軸を介して開閉可能に連結された固定側刃体と移動側刃体とを備え、固定側刃体は第1ハンドルに固定連結され、移動側刃体は第一軸並びに第二軸を介して第2ハンドルに連結され、移動側刃体には枢軸を中心とした円弧を描く弧状長孔と、枢軸からみて前記弧状長孔より遠隔位置で枢軸に対して放射方向に延びる直線状長孔とが設けられ、固定側刃体には前記弧状長孔と同じ半径の円弧で形成された切換用長孔が設けられ、前記第2ハンドルから突設された第一軸が弧状長孔と切換用長孔に、第二軸が直線状長孔に夫々スライド可能に挿入されており、第1、第2両ハンドルによる切断操作の初期段階において第一軸が弧状長孔と切換用長孔とに位置して両長孔に沿ってスライドすることにより倍力機能が作動するように形成され、切断操作の途中で第一軸が切換用長孔の端部に当接して第2ハンドルと移動側刃体を一体化することによりテコ機能が作動するように形成されているケーブルカッター。
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