JP5221940B2 - 半導体素子の実装構造 - Google Patents

半導体素子の実装構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5221940B2
JP5221940B2 JP2007302017A JP2007302017A JP5221940B2 JP 5221940 B2 JP5221940 B2 JP 5221940B2 JP 2007302017 A JP2007302017 A JP 2007302017A JP 2007302017 A JP2007302017 A JP 2007302017A JP 5221940 B2 JP5221940 B2 JP 5221940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor element
substrate
mounting structure
adhesive
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007302017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009130056A (ja
Inventor
充彦 植田
佳治 佐名川
孝昌 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007302017A priority Critical patent/JP5221940B2/ja
Publication of JP2009130056A publication Critical patent/JP2009130056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5221940B2 publication Critical patent/JP5221940B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/31Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
    • H01L24/32Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/14Integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/146Mixed devices
    • H01L2924/1461MEMS
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/156Material
    • H01L2924/15786Material with a principal constituent of the material being a non metallic, non metalloid inorganic material
    • H01L2924/15787Ceramics, e.g. crystalline carbides, nitrides or oxides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)
  • Die Bonding (AREA)

Description

本発明は、半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造に関するものである。
電子デバイスの小型高機能化のニーズに伴い、層間絶縁膜として低誘電率(low-k)材料を用いたICチップや、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスなどの半導体素子の開発が各所で行われているが、この種の半導体素子は、脆弱であり、基板(例えば、セラミック基板、プリント配線基板など)に実装する実装工程で発生する応力が問題視されている。
これに対して、実装工程で発生する応力を低減した半導体素子の実装構造を採用したものとして、半導体素子である半導体加速度センサチップを基板に実装した加速度センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、上記特許文献1に記載された加速度センサは、例えば、図6に示すように、半導体加速度センサチップからなる半導体素子1’と、一面が開放された箱状であって内底面からなる搭載面3a’に半導体素子1’の裏面側の4箇所が接着剤からなる接着部2’により固着された基板(パッケージ)3’と、半導体素子1’と協働する信号処理回路が形成され半導体素子1’の主表面側の4箇所が接着剤からなる接着部4’により固着されたIC基板5’と、基板3’の上記一面を閉塞する矩形板状のパッケージ蓋6’とを備えている。ここにおいて、上記特許文献1では、上述の接着剤2’,4’として、球状のスペーサが混合されたシリコーン樹脂を用いている。なお、半導体素子1’の主表面側のパッド19’はボンディングワイヤ71’を介してIC基板5’のパッド59’と電気的に接続されている。
特開2006−133123号公報
上述の半導体素子1’の実装構造では、半導体素子1’が4箇所で接着部2’により基板3’に固着されているので、半導体素子1’を基板3’に実装するにあたって、図7(a)に示すように基板3’における半導体素子1’の搭載面3a’上の4箇所に常温下で接着剤2a’を塗布してから半導体素子1’を搭載した後、接着剤2a’が硬化するように所定温度(例えば、150℃)に加熱すると図7(b)に示すように基板3’が熱変形し、その後、常温になると図7(c)に示すように基板3が熱変形のない状態に戻ろうとするが、半導体素子1’は基板3’が熱変形した状態で固定されていたので、半導体素子1’が変形して応力が発生してしまう。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、半導体素子に生じる応力を低減することが可能な半導体素子の実装構造を提供することにある。
請求項1の発明は、半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造であって、前記半導体素子の外周形状が矩形状であり、前記半導体素子が前記外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所のみで接着剤からなる接着部により基板に固着されており、前記3箇所の前記接着部は、前記半導体素子の変形により生じる応力を低減するものであることを特徴とする。
この発明によれば、半導体素子が当該半導体素子の外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤からなる接着部により基板に固着されているので、基板への実装時などの温度変化に起因して半導体素子が変形するのを抑制することができ、半導体素子に生じる応力を低減することが可能となる
請求項2の発明は、半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造であって、前記半導体素子の外周形状が矩形状であり、前記半導体素子が前記外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所のみで接着剤からなる接着部により基板に固着されており、前記半導体素子が、前記基板における前記半導体素子の搭載面に対して傾いており、前記半導体素子の表面を3点で決定できることを特徴とする。
この発明によれば、半導体素子が当該半導体素子の外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤からなる接着部により基板に固着されているので、基板への実装時などの温度変化に起因して半導体素子が変形するのを抑制することができ、半導体素子に生じる応力を低減することが可能となる。
請求項3の発明は、半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造であって、前記半導体素子の外周形状が矩形状であり、前記半導体素子が前記外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤からなる接着部により基板に固着されており、前記半導体素子は、前記基板側とは反対側の表面側において全てのパッドが1辺に沿って配置されており、当該1辺の両端の2箇所と、当該1辺に平行な辺上の1箇所との3箇所に前記接着部が位置していることを特徴とする。
この発明によれば、半導体素子が当該半導体素子の外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤からなる接着部により基板に固着されているので、基板への実装時などの温度変化に起因して半導体素子が変形するのを抑制することができ、半導体素子に生じる応力を低減することが可能となる。
また、この発明によれば、前記半導体素子は、前記基板側とは反対側の表面側において全てのパッドが1辺に沿って配置されており、当該1辺の両端の2箇所と、当該1辺に平行な辺上の1箇所との3箇所に前記接着部が位置しているので、各パッドにボンディングワイヤを安定してボンディングすることができる。
請求項4の発明は、半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造であって、前記半導体素子の外周形状が矩形状であり、前記半導体素子が前記外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤からなる接着部により基板に固着されており、前記半導体素子は、前記基板側とは反対側の表面側において全てのパッドが隣り合う2辺に沿って配置されており、当該2辺に共通の一端の1箇所と、当該2辺それぞれの他端の2箇所との3箇所に前記接着部が位置していることを特徴とする。
この発明によれば、半導体素子が当該半導体素子の外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤からなる接着部により基板に固着されているので、基板への実装時などの温度変化に起因して半導体素子が変形するのを抑制することができ、半導体素子に生じる応力を低減することが可能となる。
また、この発明によれば、前記半導体素子は、前記基板側とは反対側の表面側において全てのパッドが隣り合う2辺に沿って配置されており、当該2辺に共通の一端の1箇所と、当該2辺それぞれの他端の2箇所との3箇所に前記接着部が位置しているので、各パッドにボンディングワイヤを安定してボンディングすることができる。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4の発明において、前記接着剤は、シリコーン系樹脂であることを特徴とする。
この発明によれば、前記接着剤としてエポキシ樹脂に比べて弾性率の低いシリコーン系樹脂を用いることにより、前記基板から前記半導体素子への応力の伝達を抑制することができる。
請求項6の発明は、請求項1ないし請項5の発明において、前記接着剤は、球状のスペーサが混合されたものであることを特徴とする。
この発明によれば、前記半導体素子と前記基板との間のギャップ長をスペーサにより確保することが可能となり、前記半導体素子と前記基板との間の前記接着部の厚み精度の向上が可能となる。また、この発明によれば、前記半導体素子と前記基板との間のギャップ長をスペーサにより大きくすることができ、前記基板から前記半導体素子への応力の伝達抑制効果も大きくなる。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記スペーサは、シリカもしくはシリコンにより形成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記スペーサが金属や合成樹脂により形成されている場合に比べて、前記スペーサの寸法精度を高めることができ、前記半導体素子と前記基板との間の前記接着部の厚み精度をより向上させることが可能となる。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7の発明において、前記各接着部は、前記半導体素子の外周部に位置していることを特徴とする。
この発明によれば、前記各接着部が前記半導体素子の外周部よりも内側に位置している場合に比べて、前記半導体素子を安定して固定することができる。
請求項1の発明では、半導体素子に生じる応力を低減することが可能となるという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態では図1に示すように、半導体加速度センサチップからなる半導体素子1を基板(例えば、セラミック基板、ガラスエポキシ樹脂基板を用いたプリント配線基板など)3に実装した実装構造について説明する。
半導体素子1は、枠状(本実施形態では、矩形枠状)のフレーム部11を備え、フレーム部11の内側に配置される重り部12が一表面側(図1(b)における上面側)において可撓性を有する4つの短冊状の撓み部13を介してフレーム部11に揺動自在に支持されている。言い換えれば、半導体素子1は、枠状のフレーム部11の内側に配置される重り部12が重り部12から四方へ延長された4つの撓み部13を介してフレーム部11に揺動自在に支持されている。ここにおいて、半導体素子1は、シリコン基板からなる支持基板10a上のシリコン酸化膜からなる絶縁層(埋込酸化膜)10b上にn形のシリコン層(活性層)10cを有するSOIウェハを加工することにより形成してあり、フレーム部11は、SOIウェハの支持基板10a、絶縁層10b、シリコン層10cそれぞれを利用して形成してある。これに対して、撓み部13は、SOIウェハにおけるシリコン層10cを利用して形成してあり、フレーム部11よりも薄肉となっている。
重り部12は、上述の4つの撓み部13を介してフレーム部11に支持された直方体状のコア部12aと、半導体素子1の上記一表面側から見てコア部12aの四隅それぞれに連続一体に連結された直方体状の4つの付随部12bとを有している。言い換えれば、重り部12は、フレーム部11の内側面に一端部が連結された各撓み部13の他端部が外側面に連結されたコア部12aと、コア部12aと一体に形成されコア部12aとフレーム部11との間の空間に配置される4つの付随部12bとを有している。つまり、各付随部12bは、半導体素子1の上記一表面側から見た平面視において、フレーム部11とコア部12aと互いに直交する方向に延長された2つの撓み部13,13とで囲まれる空間に配置されており、各付随部12bそれぞれとフレーム部11との間にはスリット14が形成され、撓み部13を挟んで隣り合う付随部12b間の間隔が撓み部13の幅寸法よりも長くなっている。ここにおいて、コア部12aは、上述のSOIウェハの支持基板10a、絶縁層10b、シリコン層10cそれぞれを利用して形成し、各付随部12bは、SOIウェハの支持基板10aを利用して形成してある。しかして、半導体素子1の上記一表面側において各付随部12bの表面は、コア部12aの表面を含む平面から半導体素子1の上記他表面側(図1(b)における下面側)へ離間して位置している。なお、半導体素子1の上述のフレーム部11、重り部12、各撓み部13は、マイクロマシニング技術を利用して形成すればよい。
ところで、図1(a),(b)それぞれの右下に示したように、半導体素子1の上記一表面に平行な面内でフレーム部11の一辺に沿った一方向をx軸の正方向、この一辺に直交する辺に沿った一方向をy軸の正方向、半導体素子1の厚み方向の一方向をz軸の正方向と規定すれば、重り部12は、x軸方向に延長されてコア部12aを挟む2つ1組の撓み部13,13と、y軸方向に延長されてコア部12aを挟む2つ1組の撓み部13,13とを介してフレーム部11に支持されていることになる。なお、上述のx軸、y軸、z軸の3軸により規定した直交座標では、半導体素子1において上述のシリコン層10cにより形成された部分の表面における重り部12の中心位置を原点としている。
重り部12のコア部12aからx軸の正方向に延長された撓み部13(図1(a)の右側の撓み部13)は、コア部12a近傍に2つ1組のゲージ抵抗Rx2,Rx4が形成されるとともに、フレーム部11近傍に1つのゲージ抵抗Rz2が形成されている。一方、重り部12のコア部12aからx軸の負方向に延長された撓み部13(図1(a)の左側の撓み部13)は、コア部12a近傍に2つ1組のゲージ抵抗Rx1,Rx3が形成されるとともに、フレーム部11近傍に1つのゲージ抵抗Rz3が形成されている。ここに、コア部12a近傍に形成された4つのゲージ抵抗Rx1,Rx2,Rx3,Rx4は、x軸方向の加速度を検出するために形成されたもので、平面形状が細長の長方形状であって、長手方向が撓み部13の長手方向に一致するように形成してあり、図2における左側のブリッジ回路Bxを構成するように図示しない配線(半導体素子1に形成されている拡散層配線、金属配線など)によって接続されている。なお、ゲージ抵抗Rx1〜Rx4は、x軸方向の加速度がかかったときに撓み部13において応力が集中する応力集中領域に形成されている。
また、重り部12のコア部12aからy軸の正方向に延長された撓み部13(図1(a)の上側の撓み部13)はコア部12a近傍に2つ1組のゲージ抵抗Ry1,Ry3が形成されるとともに、フレーム部11近傍に1つのゲージ抵抗Rz1が形成されている。一方、重り部12のコア部12aからy軸の負方向に延長された撓み部13(図1(a)の下側の撓み部13)はコア部12a近傍に2つ1組のゲージ抵抗Ry2,Ry4が形成されるとともに、フレーム部11側の端部に1つのゲージ抵抗Rz4が形成されている。ここに、コア部12a近傍に形成された4つのゲージ抵抗Ry1,Ry2,Ry3,Ry4は、y軸方向の加速度を検出するために形成されたもので、平面形状が細長の長方形状であって、長手方向が撓み部13の長手方向に一致するように形成してあり、図2における中央のブリッジ回路Byを構成するように図示しない配線(半導体素子1に形成されている拡散層配線、金属配線など)によって接続されている。なお、ゲージ抵抗Ry1〜Ry4は、y軸方向の加速度がかかったときに撓み部13において応力が集中する応力集中領域に形成されている。
また、フレーム部11近傍に形成された4つのゲージ抵抗Rz1,Rz2,Rz3,Rz4は、z軸方向の加速度を検出するために形成されたものであり、図2における右側のブリッジ回路Bzを構成するように図示しない配線(半導体素子1に形成されている拡散層配線、金属配線など)によって接続されている。ただし、2つ1組となる撓み部13,13のうち一方の組の撓み部13,13に形成したゲージ抵抗Rz1,Rz4は長手方向が撓み部13,13の長手方向と一致するように形成されているのに対して、他方の組の撓み部13,13に形成したゲージ抵抗Rz2,Rz3は長手方向が撓み部13,13の幅方向(短手方向)と一致するように形成されている。
ここで、半導体素子1の基本的な動作の一例について説明する。
いま、半導体素子1に加速度がかかっていない状態で、半導体素子1に対してx軸の正方向に加速度がかかったとすると、x軸の負方向に作用する重り部12の慣性力によってフレーム部11に対して重り部12が変位し、結果的にx軸方向を長手方向とする撓み部13,13が撓んで当該撓み部13,13に形成されているゲージ抵抗Rx1〜Rx4の抵抗値が変化することになる。この場合、ゲージ抵抗Rx1,Rx3は引張応力を受け、ゲージ抵抗Rx2,Rx4は圧縮応力を受ける。一般的にゲージ抵抗は引張応力を受けると抵抗値(抵抗率)が増大し、圧縮応力を受けると抵抗値(抵抗率)が減少する特性を有しているので、ゲージ抵抗Rx1,Rx3は抵抗値が増大し、ゲージ抵抗Rx2,Rx4は抵抗値が減少することになる。したがって、図2に示した一対の入力端子VDD,GND間に外部電源から一定の直流電圧を印加しておけば、図2に示した左側のブリッジ回路Bxの出力端子X1,X2間の電位差がx軸方向の加速度の大きさに応じて変化する。同様に、y軸方向の加速度がかかった場合には図2に示した中央のブリッジ回路Byの出力端子Y1,Y2間の電位差がy軸方向の加速度の大きさに応じて変化し、z軸方向の加速度がかかった場合には図2に示した右側のブリッジ回路Bzの出力端子Z1,Z2間の電位差がz軸方向の加速度の大きさに応じて変化する。しかして、上述の半導体素子1は、各ブリッジ回路Bx〜Bzそれぞれの出力電圧の変化を検出することにより、当該半導体素子1に作用したx軸方向、y軸方向、z軸方向それぞれの加速度を検出することができる。
ここにおいて、半導体素子1は、上述の3つのブリッジ回路Bx,By,Bzに共通の2つの入力端子VDD,GNDと、ブリッジ回路Bxの2つの出力端子X1,X2と、ブリッジ回路Byの2つの出力端子Y1,Y2と、ブリッジ回路Bzの2つの出力端子Z1,Z2とを備えており、これらの各入力端子VDD,GNDおよび各出力端子X1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2が、上記一表面側にパッド(外部接続用電極)19として設けられている。ここにおいて、8つのパッド19は、半導体素子1の1辺に沿って配置されている。なお、半導体素子1は、上記一表面側において上記シリコン層10c上にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜からなる絶縁膜16が形成されており、パッド19および上記金属配線は絶縁膜16上に形成されている。
上述の各ゲージ抵抗(ピエゾ抵抗)Rx1〜Rx4,Ry1〜Ry4,Rz1〜Rz4および上記各拡散層配線は、上記シリコン層10cにおけるそれぞれの形成部位に適宜濃度のp形不純物をドーピングすることにより形成され、上記金属配線は、絶縁膜16上にスパッタ法や蒸着法などにより成膜した金属膜(例えば、Al膜、Al合金膜など)をリソグラフィ技術およびエッチング技術を利用してパターニングすることにより形成されている。なお、上記金属配線は絶縁膜16に設けたコンタクトホールを通して拡散層配線と電気的に接続されている。
ところで、半導体素子1は、当該半導体素子1の外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤(例えば、弾性率が1MPa以下のシリコーン樹脂などのシリコーン系樹脂など)からなる接着部2により基板に固着されている。ここにおいて、半導体素子1は、基板3側とは反対側の表面側(上記一表面側)において全てのパッド19が1辺に沿って配置されており、当該1辺の両端の2箇所と、当該1辺に平行な辺上の1箇所との3箇所とに頂点を有する仮想三角形の各頂点に接着部2が位置しており、各パッド19にボンディングワイヤを安定してボンディングすることができる。
以下、半導体素子1を基板3に実装する際の半導体素子1および基板3の状態変化について図3に基づいて説明するが、(a)〜(c)それぞれにおける上段は概略側面図、下段は概略斜視図である。
半導体素子1を基板3に実装するにあたっては、図3(a)に示すように基板3における半導体素子1の搭載面3a上の3箇所に常温下で接着剤2aをディスペンサなどにより塗布してから半導体素子1を搭載した後、接着剤2aが硬化するように所定温度(例えば、150℃)に加熱すると図3(b)に示すように基板3が熱変形し、その後、常温になると図3(c)に示すように基板3が熱変形のない状態に戻ろうとする。ここで、半導体素子1は基板3が熱変形した状態で固定されていたが、基板3に対して3箇所のみしか接着部2により固着されていないので、常温に戻ったときに温度変化による基板3側の変形が半導体素子1には当該半導体素子1の傾きとして伝わり、半導体素子1の表面を3点で決定でき、半導体素子1が変形して応力が発生するのを防止することができる。基板3が常温に戻ったときに半導体素子1は図1(c)の下段の概略斜視図に示すように若干傾くが、高低差がナノメータレベルの傾きであり、特に問題ない。なお、半導体素子1としてチップサイズが1mm□〜10mm□、厚みが0.1mm〜1mm程度の場合、接着剤2aはφ200μm〜φ1000μm程度の領域に塗布すればよい。
以上説明した本実施形態の半導体素子1の実装構造では、基板3への実装時などの温度変化に起因して半導体素子1が変形するのを抑制することができ、半導体素子1に生じる応力を低減することが可能となる。ここで、半導体素子1が上述のような半導体加速度センサチップであれば、フレーム部11の4つの角部を固着した場合(つまり、4箇所で固着した場合)やフレーム部11を全周に亙って固着した場合に比べて、基板3から半導体素子1への応力が撓み部13に作用しにくく安定した精度の高い加速度測定が可能となる。
また、本実施形態では、接着剤2aとしてエポキシ樹脂に比べて弾性率の低いシリコーン系樹脂を用いることにより、基板3から半導体素子1への応力の伝達を抑制する(つまり、応力を緩和する)ことができる。ここにおいて、接着剤2aとして、シリコーン系樹脂に球状のスペーサが混合されたものを用いれば、半導体素子1と基板3との間のギャップ長をスペーサにより確保することが可能となり、半導体素子1と基板3との間の接着部2の厚み精度の向上が可能となり、半導体素子1を構成する半導体加速度センサチップの重り部12の過度な変位による破損を防止することが可能となる。また、半導体素子1と基板3との間のギャップ長をスペーサにより大きくすることができ、基板3から半導体素子1への応力の伝達抑制効果も大きくなる。また、上記スペーサをシリカもしくはシリコンにより形成するようにすれば、金属や合成樹脂により形成する場合に比べて、上記スペーサの寸法精度を高めることができ、半導体素子1と基板3との間の接着部2の厚み精度をより向上させることが可能となる。なお、上記スペーサとしては、例えば、直径が3μm〜30μmのものを用い、シリコーン系樹脂に対して1〜20%程度の割合で混合させればよい。
また、本実施形態の半導体素子1の実装構造によれば、各接着部2が半導体素子1の外周部に位置しているので、各接着部2が半導体素子1の外周部よりも内側に位置している場合に比べて、半導体素子1を安定して固定することができる。ここで、半導体素子1が上述のような半導体加速度センサチップであれば、各接着部2の一部がフレーム部11と重り部12との間のスリット14や重り部12と基板3との間のギャップまで広がって形成されることによる動作不良をなくすことができる。
(実施形態2)
本実施形態の半導体素子1の実装構造は実施形態1と略同じであって、図4に示すように、半導体素子1においてパッド19が、一表面側(基板3側とは反対側の表面側)で隣り合う2辺に沿って配置されており(矩形枠状のフレーム部11の4辺のうちの2辺のみに上述のパッド19を設けてあり)、当該2辺に共通の一端の1箇所と、当該2辺それぞれの他端の2箇所との3箇所に前記接着部が位置している点が相違し、他の構成は実施形態1と同様なので説明を省略する。
しかして、本実施形態の半導体素子1の実装構造では、各パッド19にボンディングワイヤを安定してボンディングすることができ、また、半導体素子1が半導体加速度センサチップのようなMEMSデバイスの場合に配線の設計自由度が高くなり、しかも、パッド19の数を増やすことも可能となる。
ところで、上述の各実施形態では、平面視における外周形状が正方形状の半導体素子1を3箇所で接着部2により基板3に固着しているが、接着部2の位置は各実施形態の位置に限定するものではなく、半導体素子1をバランス良く支持できる位置であればよく、図5の(a)〜(l)の位置でもよい。ここで、図5(a)は実施形態2における各接着部2の配置と同じであり、半導体素子1の3つの端点(角)それぞれに接着部2が位置する例、同図(b)は実施形態1における各接着部2の配置と同じであり、半導体素子1の2つの端点と当該2つの端点を結ぶ辺に平行な辺の中央とに接着部2が位置する例、同図(c),(d)は半導体素子1の2つの端点と当該2つの端点を結ぶ辺に隣り合う1辺の中間とに接着部2が位置する例、同図(e)〜(j)は半導体素子1の1つの端点と4辺のうちの2辺の中間とに接着部2が位置する例、同図(k),(l)は半導体素子1の4辺のうちの3辺の中間に接着部2が位置する例を示している。ここにおいて、3箇所の接着部2は、仮想三角形の頂点に対応するように位置しているが、当該仮想三角形の面積が大きく、且つ、当該仮想三角形内に半導体素子1の中心が内包されることが望ましく、実施形態1のようにパッド19が半導体素子1の1辺に沿って配置されている場合、3箇所の接着部2の配置は、図5(a)〜(j)の中では同図(b)の配置が最良の配置となり、実施形態2のようにパッド19が半導体素子1の隣り合う2辺に沿って配置されている場合、3箇所の接着部2の配置は、同図(a)の配置が最良の配置となる。
上述の各実施形態では、半導体素子1として、MEMSデバイスの一例としてピエゾ抵抗形の半導体加速度センサチップを例示したが、半導体素子1は、半導体加速度センサチップに限らず、例えば、容量形の加速度センサチップやジャイロセンサ、圧力センサ、マイクロアクチュエータ、マイクロリレー、マイクロバルブ、赤外線センサなどのMEMSデバイスや、ICチップなどにも適用できる。また、半導体素子1の外周形状は正方形状に限らず、矩形状であればよい。
実施形態1の半導体素子の実装構造を示し、(a)は要部概略平面図、(b)は要部概略断面図である。 同上の半導体素子である半導体加速度センサチップの回路図である。 同上における基板への半導体素子の実装工程の説明図である。 実施形態2の半導体素子の実装構造を示し、(a)は要部概略平面図、(b)は要部概略断面図である。 同上における各接着部の配置例の説明図である。 従来例における加速度センサを示し、(a)は概略分解斜視図、(b)は概略断面図である。 同上における基板への半導体加速度センサチップからなる半導体素子の実装工程の説明図である。
符号の説明
1 半導体素子
2 接着部
2a 接着剤
3 基板
19 パッド

Claims (8)

  1. 半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造であって、前記半導体素子の外周形状が矩形状であり、前記半導体素子が前記外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所のみで接着剤からなる接着部により基板に固着されており、前記3箇所の前記接着部は、前記半導体素子の変形により生じる応力を低減するものであることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  2. 半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造であって、前記半導体素子の外周形状が矩形状であり、前記半導体素子が前記外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所のみで接着剤からなる接着部により基板に固着されており、前記半導体素子が、前記基板における前記半導体素子の搭載面に対して傾いており、前記半導体素子の表面を3点で決定できることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  3. 半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造であって、前記半導体素子の外周形状が矩形状であり、前記半導体素子が前記外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤からなる接着部により基板に固着されており、前記半導体素子は、前記基板側とは反対側の表面側において全てのパッドが1辺に沿って配置されており、当該1辺の両端の2箇所と、当該1辺に平行な辺上の1箇所との3箇所に前記接着部が位置していることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  4. 半導体素子を基板に実装した半導体素子の実装構造であって、前記半導体素子の外周形状が矩形状であり、前記半導体素子が前記外周形状に基づいて規定した仮想三角形の3つの頂点に対応する3箇所で接着剤からなる接着部により基板に固着されており、前記半導体素子は、前記基板側とは反対側の表面側において全てのパッドが隣り合う2辺に沿って配置されており、当該2辺に共通の一端の1箇所と、当該2辺それぞれの他端の2箇所との3箇所に前記接着部が位置していることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  5. 前記接着剤は、シリコーン系樹脂であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体素子の実装構造。
  6. 前記接着剤は、球状のスペーサが混合されたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の半導体素子の実装構造。
  7. 前記スペーサは、シリカもしくはシリコンにより形成されてなることを特徴とする請求項6記載の半導体素子の実装構造
  8. 前記各接着部は、前記半導体素子の外周部に位置していることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の半導体素子の実装構造。
JP2007302017A 2007-11-21 2007-11-21 半導体素子の実装構造 Expired - Fee Related JP5221940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007302017A JP5221940B2 (ja) 2007-11-21 2007-11-21 半導体素子の実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007302017A JP5221940B2 (ja) 2007-11-21 2007-11-21 半導体素子の実装構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009130056A JP2009130056A (ja) 2009-06-11
JP5221940B2 true JP5221940B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=40820697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007302017A Expired - Fee Related JP5221940B2 (ja) 2007-11-21 2007-11-21 半導体素子の実装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5221940B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013210215A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Hitachi Automotive Systems Ltd 慣性センサモジュール
JP2019039885A (ja) 2017-08-29 2019-03-14 セイコーエプソン株式会社 物理量センサー、複合センサー、慣性計測ユニット、携帯型電子機器、電子機器、および移動体

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4442339B2 (ja) * 2004-07-08 2010-03-31 株式会社デンソー 角速度検出装置
JP2006332686A (ja) * 2006-07-03 2006-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009130056A (ja) 2009-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20040010394A (ko) 도핑된 반도체층을 배선으로 사용한 반도체 가속도 센서
JP4589605B2 (ja) 半導体多軸加速度センサ
JP4925275B2 (ja) 半導体装置
JP4925272B2 (ja) 半導体装置
JP4839826B2 (ja) センサモジュール
JP5221940B2 (ja) 半導体素子の実装構造
JP3938198B1 (ja) ウェハレベルパッケージ構造体およびセンサエレメント
JP5475946B2 (ja) センサモジュール
JP3938199B1 (ja) ウェハレベルパッケージ構造体およびセンサ装置
JP4715503B2 (ja) センサモジュールの製造方法
JP5033045B2 (ja) 半導体素子の実装構造
JP2010008123A (ja) センサモジュール
JP2007173757A (ja) センサエレメント
JP2010008172A (ja) 半導体装置
JP4665733B2 (ja) センサエレメント
JP5069410B2 (ja) センサエレメント
JP4925274B2 (ja) 半導体装置
JP4466344B2 (ja) 加速度センサ
JP2006300904A (ja) 物理量センサ
JP4816065B2 (ja) センサモジュールの製造方法
JP2009047650A (ja) センサ装置およびその製造方法
JP5067295B2 (ja) センサ及びその製造方法
JP3938203B1 (ja) センサエレメントおよびウェハレベルパッケージ構造体
JP4925273B2 (ja) 半導体装置
JP2007171153A (ja) センサエレメント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100525

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101224

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5221940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees