JP5221800B1 - ナッツ類の切断方法及び切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナッツ類の厚さ方向中央部を、バラつきなく一定の厚さでカットすることができる、ナッツ類の切断方法及び切断装置を提供する。
【解決手段】このナッツ類の切断装置10は、一対の片刃回転刃35,35が、平坦面35a側どうしが対向するように所定間隔をおいて、共通の回転軸31上に装着された刃付き回転体30と、各片刃回転刃35の刃先が挿入されるスリット43を有する回転ローラ40と、刃付き回転体30の一対の片刃回転刃35,35の間に、ナッツ類の厚さ方向中央部が配置されるように、刃付き回転体30と回転ローラ40との間にナッツ類を供給するナッツ類供給手段50と、刃付き回転体30及び回転ローラ40により切断されたナッツ類を回収するナッツ類回収手段とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、アーモンド等のナッツ類を薄く切断するための、ナッツ類の切断方法及びナッツ類の切断装置に関する。
アーモンドやカシューナッツ、マカダミアナッツ等のナッツ類は、例えば、チョコレートやクッキー、ビスケット等の食品内に挿入されたり、食品上にトッピングされたりして広く利用されている。この種のナッツ類は、皮や殻をむいたものをそのまま利用することもあるが、適宜大きさに砕いたり、切断したりして利用することも多い。
一方、食品の裁断装置として、下記特許文献1には、扁平状に加工された果実・野菜等の食品を千切り状に切断するものであって、多刃ディスクカッターと、受けローラーと、多刃ディスクカッターと受けローラーとを互いに逆方向へ同期して回転する駆動装置と、多刃ディスクカッターと受けローラーとの間に扁平状の食品を供給するコンベアとを有する食品切断装置が記載されている。多刃ディスクカッターは、共通の回転軸に所定間隔で配列された複数の切れ刃を有しており、各切れ刃は、その刃先の両側面がテーパ状をなす、いわゆる両刃形状をなしている。
そして、コンベアによって扁平状の食品が、多刃ディスクカッターと受けローラーとの間に供給されると、多刃ディスクカッターの複数の切れ刃によって、食品が千切り状に切断されるようになっている。
実用新案登録第3174223号公報
ところで、アーモンドやカシューナッツ等のナッツ類は、適宜大きさに砕いたり、細断したりして、比較的細かい粒状にして、チョコレートやクッキー、ビスケット等の食品中に添加されることが多い。
これに対して、本発明者らは、ナッツ類を比較的大きなスライス片にして、風味や食感が増大した、食べ応えのある具材として食品中に添加することを検討した。
しかしながら、ナッツ類は、ラグビーボール状や球状等の中央部が膨らんだ形状をなしていて、しかも比較的形状が小さいため、大きなスライス片に切断しようとすると、図10に示すように、ナッツ類1の厚さ方向の中央部を切り出し、両側部を分離する方法を採用する必要があった。
そこで、前記特許文献1に記載されたような両刃形状の2枚の回転刃7,7を用いて、ナッツ類1の厚さ方向中央部を切り出すと、一対の回転刃7,7の刃先7a、7aの両側のテーパー面にそれぞれ矢印方向の力が作用し、その力によって刃先7a、7aを軸方向に押す力が作用する。すなわち、刃先7a、7aの外側のテーパ面にかかる押圧力は、刃先7a、7aを内側に押す力となり、刃先7a、7aの内側のテーパ面にかかる押圧力は、刃先7a、7aを外側に押す力となる。
このうち、刃先7a、7aを内側に押す力は、回転刃7,7に挟まれたナッツ類1の中央部によって受け止められるが、刃先7a、7aを外側に押す力は、切断された外側の部分がそれぞれ外方に撓んで逃げるため、受け止めることができず、刃先7a、7aが、図10中の想像線で示すように、次第に外側に反ってしまい、ナッツ類1の中央部のスライス片を平らな板状に切り出すことが困難になることがわかった。
したがって、本発明の目的は、ナッツ類の厚さ方向中央部を、バラつきなく一定の厚さでカットすることができる、ナッツ類の切断方法及び切断装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のナッツ類の切断方法は、ナッツ類の厚さ方向中央部を、両側部から分離するように、一対の回転刃で切断して、厚さ方向中央部のスライス片と、厚さ方向両側部のスライス片とを得るようにしたものであって、所定間隔をおいて、各回転刃のテーパのついていない平坦面側どうしが対向するように配置された、一対の片刃回転刃を有する刃付き回転体を用い、前記刃付き回転体の一対の片刃回転刃の間に、ナッツ類の厚さ方向中央部が配置されるようにナッツ類を供給して、ナッツ類を切断し、切断されたナッツ類を回収することを特徴とする。
上記発明によれば、刃付き回転体の一対の片刃回転刃の間に、ナッツ類の厚さ方向中央部が配置されるように、ナッツ類を供給することにより、刃付き回転体と一体に回転する一対の片刃回転刃がナッツ類に切り込まれて、ナッツ類の厚さ方向の中央部が一対の片刃回転刃の間に入ると共に、ナッツ類の厚さ方向の両側部が一対の片刃回転刃の外側に入り、一対の片刃回転刃によってナッツ類が切断されて、ナッツ類の厚さ方向中央部と、両側部とに分かれる。
このとき、ナッツ類に切り込まれた一対の片刃回転刃は、その刃先に形成されたテーパ面によって回転軸方向に押される力を受けるが、その力は互いに内側に作用するため、一対の片刃回転刃の間に入り込んだナッツ類の厚さ方向中央部によって、内側への撓みが規制され、ナッツ類の厚さ方向中央部をほぼ平行な面で一定の厚さに切断することができ、ナッツ類の厚さ方向中央部を切り出した一定の厚さのスライス片を得ることができる。このスライス片は、ナッツ類の最も美味しい厚さ方向中央部を切り出したものであるため、極めて美味であると共に、形状もフラットで整っているため、チョコレートや焼菓子などの具材として使用することができる。
また、ナッツ類の両側部は、上記厚さ方向中央部とは分離して回収できるので、これを適当な粒度に砕いてナッツ破砕物とし、例えばチョコレート、焼菓子、飴、キャンディー等の各種菓子類の具材として利用することができる。
本発明のナッツ類の切断方法においては、前記刃付き回転体と平行な回転軸により支持され、前記各片刃回転刃の刃先が挿入されるスリットを有するか又は前記刃先が挿入可能な材質で形成された周面を有し、前記刃付き回転体と逆方向に回転する回転ローラを設置し、前記刃付き回転体と前記回転ローラとの間にナッツ類を供給することが好ましい。
これによれば、一対の片刃回転刃の刃先が、回転ローラのスリットに挿入されるか又は同回転ローラの外周に挿入されるようになっているので、ナッツ類が、刃付き回転体と回転ローラとの間を通るときに、一対の片刃回転刃によってナッツ類を完全に切断することができる。
本発明のナッツ類の切断方法においては、前記刃付き回転体の、切断された前記ナッツ類の取出し側であって、前記一対の片刃回転刃の間に掻き出し手段を配置すると共に、該掻き出し手段よりも回転方向手前における、前記一対の片刃回転刃の外側に隣接して分離板を配置し、前記一対の回転刃で切断して得られる、前記ナッツ類の厚さ方向両側部を、前記分離板で分離して回収すると共に、前記ナッツ類の厚さ方向中央部を、前記掻き出し手段で分離して回収することが好ましい。
これによれば、ナッツ類が刃付き回転体で切断されるとき、ナッツ類の厚さ方向中央部は、刃付き回転体の一対の片刃回転刃の間に入り、ナッツ類の厚さ方向の両側部が一対の片刃回転刃の外側に入る。そして、ナッツ類の厚さ方向の両側部は、分離板によって片刃回転刃から分離されて回収され、ナッツ類の厚さ方向中央部は、掻き出し手段によって一対の片刃回転刃の間から掻き出されて回収される。
一方、本発明のナッツ類の切断装置は、一対の片刃回転刃が、それらのテーパのついていない平坦面側どうしが対向するように所定間隔をおいて、共通の回転軸上に装着された刃付き回転体と、前記刃付き回転体の一対の片刃回転刃の間に、ナッツ類の厚さ方向中央部が配置されるように、ナッツ類を供給するナッツ類供給手段と、前記刃付き回転体により切断されたナッツ類を回収するナッツ類回収手段とを備えることを特徴とする。
上記発明によれば、ナッツ類供給手段により、刃付き回転体の一対の片刃回転刃の間に、ナッツ類の厚さ方向中央部が配置されるように、ナッツ類を供給すると、刃付き回転体と一体に回転する一対の片刃回転刃がナッツ類に切り込まれて、ナッツ類の厚さ方向の中央部が一対の片刃回転刃の間に入ると共に、ナッツ類の厚さ方向の両側部が一対の片刃回転刃の外側に入り、一対の片刃回転刃によってナッツ類が切断されて、ナッツ類の厚さ方向中央部と、両側部とに分かれる。
これによって、前述したように、ナッツ類の厚さ方向中央部を切り出した一定の厚さのスライス片と、両側部とを得ることができる。
本発明のナッツ類の切断装置においては、前記刃付き回転体と平行な回転軸により支持され、前記各片刃回転刃の刃先が挿入されるスリットを有するか又は前記刃先が挿入可能な材質で形成された周面を有し、前記刃付き回転体と逆方向に回転する回転ローラを更に備えており、前記ナッツ類回収手段により、前記刃付き回転体と前記回転ローラとの間にナッツ類を供給するように構成されていることが好ましい。
これによれば、一対の片刃回転刃の刃先が、回転ローラのスリットに挿入されるか又は同回転ローラの外周に挿入されるようになっているので、ナッツ類が、刃付き回転体と回転ローラとの間を通るときに、一対の片刃回転刃によってナッツ類を完全に切断することができる。
本発明のナッツ類の切断装置においては、前記ナッツ類回収手段は、前記刃付き回転体の、切断された前記ナッツ類の取出し側であって、前記一対の片刃回転刃の間に配置された掻き出し手段と、該掻き出し手段よりも回転方向手前における、前記一対の片刃回転刃の外側に隣接して配置された分離板とを有することが好ましい。
これによれば、前述したように、ナッツ類の厚さ方向の両側部は、分離板によって片刃回転刃から分離して回収でき、ナッツ類の厚さ方向中央部は、掻き出し手段によって一対の片刃回転刃の間から掻き出して回収することができる。
本発明のナッツ類の切断装置においては、前記ナッツ類供給手段は、ガイド溝を有するガイド部材、及び、該ガイド部材を振動させて前記ナッツ類を移動させる振動フィーダで構成されているか、又は、ガイド溝を有するガイド部材、及び、前記ナッツ類を前記ガイド部材とで挟持しながら移動させるコンベアで構成されているか、又は、前記ナッツ類を挟持しながら移動させる一対のコンベアで構成されていることが好ましい。
これによれば、ナッツ類を、ガイド部材及び振動フィーダや、ガイド部材及びコンベア、更に一対のコンベアによって、刃付き回転体の一対の片刃回転刃の間に、確実に供給することができる。
本発明によれば、一対の片刃回転刃の間に、ナッツ類の厚さ方向中央部が配置されるようにナッツ類を供給すると、一対の片刃回転刃の刃先は、テーパ面により回転軸方向に互いに内側に向けて押されるが、一対の片刃回転刃の間に入り込んだナッツ類の厚さ方向中央部により内側への撓みが規制されるので、ナッツ類の厚さ方向中央部をほぼ平行な面で一定の厚さに切断したスライス片を得ることができる。このスライス片は、ナッツ類の最も美味しい厚さ方向中央部を切り出したものであるため、極めて美味であると共に、形状もフラットで整っているため、チョコレートや焼菓子などの具材として使用することができる。
本発明に係るナッツ類の切断装置の第1実施形態を示す斜視図である。 同ナッツ類の切断装置の要部拡大斜視図である。 同ナッツ類の切断装置の要部拡大側面説明図である。 同ナッツ類の切断装置の要部拡大正面説明図である。 同ナッツ類の切断装置において、ナッツ類の切断構造の要部拡大説明図である。 本発明に係るナッツ類の切断装置の第2実施形態を示しており、その要部拡大平面図である。 本発明に係るナッツ類の切断装置の第3実施形態を示しており、その要部拡大説明図である。 本発明に係るナッツ類の切断装置の第4実施形態を示しており、その要部拡大斜視図である。 同ナッツ類の切断装置を構成するナッツ類供給手段の平面説明図である。 従来の、食品切断装置の構造を示す説明図である。
以下、図1〜5を参照して、本発明に係るナッツ類の切断装置の第1実施形態について説明する。
このナッツ類の切断装置は、図5に示すように、ナッツ類1の厚さ方向中央部2(以下、「中央部2」とする)を切り出して、一定厚さのスライス片を得るためのものである。図1〜5に示すように、この実施形態におけるナッツ類の切断装置10(以下、「切断装置10」とする)は、一対の片刃回転刃35,35を有し、所定方向に回転する刃付き回転体30(以下、「回転体30」とする)と、この回転体30に対して逆方向に回転する回転ローラ40と、一対の片刃回転刃35,35の間に、ナッツ類1の中央部2が配置されるように、回転体30及び回転ローラ40の間に、ナッツ類1を供給するナッツ類供給手段50と、回転体30及び回転ローラ40により切断された、ナッツ類1を回収するナッツ類回収手段60とから主として構成されている。
図1〜3に示すように、この実施形態の切断装置10は、設置面に対して斜めに設置される支持板20と、この支持板20に対して平行に配置される図示しない支持板と、これらを連結する複数の連結棒21とからなるフレーム構造を有している。
そして、支持板の上方寄り中央に、回転軸31が回転可能に支持されていると共に、支持板の下方寄り中央に、回転軸41が前記回転軸31に対して平行に回転可能に支持されている。また、前記回転軸31に、複数の回転体30が所定間隔をあけて連結されると共に、前記回転軸41に、前記複数の回転体30に整合するように、複数の回転ローラ40が所定間隔をあけて連結されている。回転軸31、41の軸心を結ぶ線は、設置面に対して斜めになっており、後述するナッツ類供給手段50によってナッツ類が斜め上方から、回転体30と回転ローラ40との間に供給されるようになっている。なお、回転軸31に装着された回転体30と、回転軸41に装着された回転ローラ40は、少なくとも1個ずつあればよい。また、複数の回転ローラ40は、軸方向に連続した共通の1本のローラで構成されていてもよい。
図4及び図5に示すように、各回転体30は、その中央に前記回転軸31が挿通固定された円盤状の基部32,32と、両基部32,32の対向する内面側にそれぞれ取付けられた一対の片刃回転刃35,35(以下、「回転刃35」)と、該回転刃35,35の間に配置されたスペーサ33とを有している。なお、一対の回転刃35,35の間隔は、ナッツ類1の中央部2の所望厚さに応じてスペーサ33の厚さを変えることにより、適宜変更することができる。
図5に示すように、各回転刃35は、その厚さ方向の一側面が平坦面35aをなすと共に、厚さ方向の他側面の外周縁部に、回転刃35の半径方向外方に向けて次第に肉薄となるテーパ面35bが形成されて、鋭利な刃先35cを有する片刃形状をなしている。そして、一対の回転刃35,35は、その平坦面35a,35aどうしを内側に向け、テーパ面35b,35bを外側に向けて、互いに平行となるように回転体30に装着されている。
一方、図2、図4及び図5に示すように、各回転ローラ40は、所定厚さの円盤状をなしており、その外周であって、前記回転体30の一対の回転刃35,35に整合する位置に、環状をなした一対のスリット43,43が互いに平行に形成されており、この一対のスリット43,43内に、一対の回転刃35,35の刃先35c,35cが挿入されるようになっている。特に図5に示すように、この実施形態におけるスリット43は、その断面形状が所定深さの角形の溝状をなしているが、V字状やU字状、円弧状等の溝としてもよく、特に限定されない。
また、この実施形態における回転ローラ40は金属製となっているが、回転体の回転刃の刃先が挿入可能なゴムや樹脂等で形成されたライニング部材を、外周に設けた回転ローラや、回転刃の刃先が挿入可能なゴムや樹脂等で、全体を形成した回転ローラなどを用いてもよく、特に限定されない。これらの、回転刃の刃先が挿入可能な材質で形成された周面を有する回転ローラを用いた場合には、回転体及び回転ローラの回転に伴って、回転刃の刃先が回転ローラの外周に食い込むように挿入されて、ナッツ類が切断されるようになっている。
図1、図2及び図4に示すように、回転軸31,41を回転支持する一対の支持板のうち、一方の支持板20の外側には、連結板25aを介して固定フレーム25が取付けられており、該固定フレーム25にモータ26,27が装着されている。各モータ26,27の回転軸26a,27aには、カップリング28を介して前記回転軸31,41がそれぞれ連結されており、また、各回転軸26a,27aは互いに逆方向に回転するように設定されている。各回転軸26a,27aは、逆方向であれば、同じ速度で回転させてもよく、回転速度を変えてもよい。
そのため、モータ26,27の回転軸26a,27aが回転すると、カップリング28を介して、回転軸31,41が互いに逆方向に回転すると共に、回転体30の回転刃35,35の刃先35c,35cが回転ローラ40のスリット43,43内に挿入された状態で、各回転体30と各回転ローラ40とが互いに逆方向に回転するようになっている。
そして、回転体30及び回転ローラ40の斜め上方に位置する隙間C1(図3参照)から、ナッツ類供給手段50を介してナッツ類1を供給すると、ナッツ類1は、回転体30と一体に回転する一対の回転刃35,35により、中央部2と、厚さ方向両側部3,3(以下、「両側部3,3」とする)とに分離されて、回転ローラ40の他方の隙間C2(図3参照)から排出されるようになっている。
なお、この実施形態では、各回転軸31,41がモータ26,27によりそれぞれ独立して回転するようになっているが、例えば、モータとギヤを組み合わせたり、モータ、プーリ及びベルトを組み合わせたりして、1つのモータで回転軸31,41を連動して回転させるようにしてもよい。
ナッツ類供給手段50は、この実施形態の場合、ガイド溝53を有するガイド部材51と、該ガイド部材51を振動させてナッツ類を移動させる振動フィーダ55とから構成されている。
前記ガイド部材51は、細長の板状をなしており、その幅方向中央に、基端部側から先端部側に向けて、ナッツ類1を摺動させるガイド溝53が形成されている。このガイド部材51の先端部52は、その上下面が先細テーパ状をなしている。また、このガイド部材51は、振動フィーダ55の振動部55aに連結されており、振動部55aが振動するのに伴って振動するようになっている。
そして、この実施形態では、回転軸31,41の軸方向に、一組ずつ配列された回転体30及び回転ローラ40に対応して、ガイド部材51と振動フィーダ55とがそれぞれ設置されるようになっている。具体的には、図1〜3に示すように、一対の支持板の斜め上側の一側面に、長板状の取付部材59が取付けられ、この取付部材59に各振動フィーダ55が固定されると共に、各ガイド部材51の先端部52が、回転体30及び回転ローラ40のナッツ供給側の隙間C1に挿入配置され、各ガイド部材51は、その先端部52が基端部に対して斜め下方に向くように設置されている。
したがって、ガイド部材51のガイド溝51内にナッツ類1が挿入された状態で、振動フィーダ55が動作すると、その振動部55aを介してガイド部材51が振動し、その結果、ナッツ類1は、ガイド溝53を滑りながら移動して、回転体30及び回転ローラ40のナッツ供給側の隙間C1へと供給されるようになっている。
なお、各ガイド部材51の基端部側に、ナッツ類1を充填したホッパー等を設置しておきガイド部材51のガイド溝53にナッツ類1を連続供給するようにしてもよい。
図1に示すように、この実施形態におけるナッツ類回収手段60は、回転体30の、切断されたナッツ類1の取出し側であって、一対の回転刃35,35の間に配置された掻き出し手段61と、該掻き出し手段61よりも、回転体30の回転方向手前側における、一対の回転刃35,35の外側に隣接した位置に配設された分離板65と、ナッツ類1の中央部2を受け入れる中央部受け部材67と、ナッツ類1の両側部3,3を受け入れる両側部受け部材68とから構成されている。
図2及び図3に示すように、前記掻き出し手段61は、ブロック状の基体62と、該基体62に取付けられた板状の掻き出し板63とを有している。掻き出し板63は、先端側がテーパ状にカットされており、先細の先端部63aが設けられている。
この実施形態では、回転軸31の軸方向に沿って配置された複数の回転体30に対応して、複数の掻き出し手段61が配置されている。すなわち、図1に示すように、各掻き出し手段61の基体62に一本の連結軸64が挿通固定されており、この連結軸64の両端が、回転軸31,41を回転支持する一対の支持板に支持されて、各回転体30の一対の回転刃35,35の間に、各掻き出し手段61の掻き出し板63が挿入されるように配置されている。また、各掻き出し板63は、その先端部63aを、回転体30に対して斜め下方に向けてかつ、回転刃35,35間のスペーサ33に近接する位置となるように配置されている(図3参照)。
一方、この実施形態における分離板65は、回転軸31,41を回転支持する一対の支持板の間隔に適合する長さで伸びる長板状をなしており、その長さ方向に沿った一側面には、回転体30の回転刃35,35が挿入される刃挿入溝65aが、複数の回転体30の間隔に適合して設けられている。
この分離板65は、掻き出し手段61の掻き出し板63よりも回転体30の回転方向手前側において、刃挿入溝65a側の一側面を、回転体30に対して斜め上方に向けて、かつ、各刃挿入溝65aに各回転体30の回転刃35,35が挿入されるように配置されて、L字アングル状の取付部材66(図3参照)を介して一対の支持板に取付けられている。
そして、図2及び図3に示すように、回転体30及び回転ローラ40によりカットされ、一対の回転刃35,35間に入り込んだナッツ類1の中央部2は、分離板65の刃挿入溝65aを通過して、分離板65よりも回転方向奥側に配置された掻き出し板63に当接して、一対の回転刃35,35から掻き出されて分離されると共に、回転体30の回転刃35,35の外側に配置されたナッツ類1の両側部3,3は、分離板65の、刃挿入溝65aの裏面側周縁に当接して、回転刃35,35から分離されるようになっている。
図1〜3に示すように、分離板65の、回転体30とは反対側の他側部から斜め下方の位置に、中央部受け部材67が設置されており、この中央部受け部材67が、掻き出し板63により回転刃35,35間から掻き出されたナッツ類1の中央部2を受け入れる部分となっている。また、分離板65の、長さ方向に直交する幅方向中央部の下方に、両側部受け部材68が設置されており、この両側部受け部材68が、分離板65の下面に当接して回転刃35,35から分離されたナッツ類1の両側部3,3を受け入れる部分となっている。
各受け部材67,68は長板状をなすと共に、その長手方向両側部が上方に向けて折り曲げられた形状をなしている。また、図面上では明示していないが、各受け部材67、68は、長手方向一端が他端よりも高く支持されており、各受け部材67、68に載ったナッツ類の切断物が、それぞれの受け部材67、68上を滑って、他端から取り出すことができるようになっている。なお、各受け部材67,68は箱状にしたり、或いは、コンベヤとしてナッツ類1の中央部2や両側部3,3を所定方向に搬送するようにしたりしてもよい。
なお、この実施形態においては、一対の片刃回転刃35,35を有する回転体30と、この回転体30に対して逆方向に回転する回転ローラ40とを用いて、その間にナッツ類1を供給して移送しながら切断するようなっているが、この態様に限定されるものではない。例えば、一対の片刃回転刃35,35を有する回転体30に対向して、所定方向に回動するコンベアを設置し、このコンベアでナッツ類1を移送しながら、回転体30の片刃回転刃35,35で切断するようにしてもよい。
次に、上記構造の切断装置10を用いた、本発明に係るナッツ類の切断方法について説明する。
この切断方法により切断されるナッツ類1としては、例えば、アーモンド、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ピーナッツ、クルミ、ヘイゼルナッツ、ピスタチオ、クリ、等を対象とすることができる。
まず、ガイド部材51の基端部からガイド溝53内にナッツ類1を供給し、回転体30及び回転ローラ40の供給側の隙間C1に向けてナッツ類1を滑り落としていく。ナッツ類1として、例えばアーモンドを用いた場合は、その偏平面をガイド溝53の両側内面に向け、その長さ方向をガイド溝53の通路方向に向けて滑り落とすことが好ましい。
そして、振動フィーダ55の振動部55aが振動すると、それに伴ってガイド部材51が振動し、ナッツ類1がガイド溝53内を滑りながら移動する。
このとき、ナッツ類1を振動フィーダ55により振動させながらガイド溝53に沿って移動させるようになっているので、ナッツ類1が傾いた状態とされていても、ナッツ類1の姿勢をガイド溝53に沿って移動させつつ是正することができ、回転体30の一対の回転刃35,35の間に、ナッツ類1の中央部2が整合する位置となるように、回転体30及び回転ローラ40の隙間C1に、ナッツ類1を供給することができる。
そして、回転体30の一対の回転刃35,35の間にナッツ類1の中央部2が整合するように、ガイド部材51から回転体30及び回転ローラ40の隙間C1にナッツ類1が供給されると、回転体30と一体に回転する一対の回転刃35,35が、ナッツ類1に切り込まれて、ナッツ類1の中央部2が一対の回転刃35,35の間に入り込むと共に、ナッツ類1の両側部3,3が一対の回転刃35,35の外側に位置する(図5参照)。
このとき、一対の回転刃35,35は、その刃先35c,35cが回転ローラ40のスリット43,43に挿入されているので、互いに逆方向に回転する回転体30と回転ローラ40との間をナッツ類1が通るときに、ナッツ類1は、一対の回転刃35,35により完全に切断されて中央部2と両側部3,3とに分離される。
このとき、ナッツ類1に切り込まれた一対の回転刃35,35は、その平坦面35a,35aどうしが互いに向き合い、テーパ面35b,35bが外側に向けて配置されているので、刃先外側のテーパ面35bによって、図5の矢印に示すように、両刃先35c,35cが回転体30の回転軸31方向の内側に向けて押されることになる。しかし、両刃先35c,35cの間には、ナッツ類1の中央部2が入り込むため、刃先35c,35cの内側への撓みを規制することができ、ナッツ類1の中央部2をほぼ平行な面で一定の厚さに切断することができ、ナッツ類1の中央部2を切り出した一定の厚さのスライス片を得ることができる(図2参照)。
そして、一対の回転刃35,35により切断されたナッツ類1の中央部2は、一対の回転刃35,35の間に入り込んだ状態で回転体30と共に回転し、分離板65の刃挿入溝65aを通過して、分離板65よりも回転方向奥側の掻き出し板63に当接すると、一対の回転刃35,35から掻き出されて分離して、分離板65上に落下し、分離板65上を滑って中央部受け部材67により回収される(図2及び図3参照)。一方、一対の回転刃35,35の外側に位置するナッツ類1の両側部3,3は、分離板65の刃挿入溝65aの裏面側周縁に当接して、回転刃35,35から分離されて、両側部受け部材68上に落下することで回収される(図2及び図3参照)。このように、この実施形態では、ナッツ類1が切断されることにより得られる、比較的厚みのあるフラットな中央部2と、それ以外の両側部3,3とを、確実に且つ効率的に分別して回収することができる。
そして、ナッツ類1の中央部2を切り出した一定の厚さのスライス片は、ナッツ類1の最も美味しい中央部2を切り出したものであるため、極めて美味であると共に、形状もフラットで整っているため、例えば、チョコレートや焼き菓子等の具材として使用することができる。
一方、ナッツ類1の両側部3,3は、上述したように中央部2と分離して回収することができるので、これを適当な粒度に砕いてナッツ破砕物とし、例えばチョコレート、焼菓子、飴、キャンディー等の各種菓子類の具材として、無駄なく利用することができる。
図6には、本発明に係るナッツ類の切断装置の第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。また、図6は、その要部拡大平面図である。
図6に示すように、この実施形態におけるナッツ類の切断装置10aの、ナッツ類供給手段50aは、複数の回動ローラ56a及びそれに張設されたベルト56bからなり、所定方向に回動するコンベア56と、該コンベア56に対向して設置されたガイド部材51aとから構成されている。前記ガイド部材51aの、コンベア56側の面には、その軸方向に沿ってガイド溝53aが形成されている。また、ガイド部材51aは、図示しない付勢手段によって、コンベア56に向けて付勢されている。
そして、ナッツ類1は、コンベア56とガイド部材51aとで挟持されながら、コンベア56によってガイド溝53aに沿って移動していき、図示しない回転体30と回転ローラ40との間に供給されて切断されるようになっている。
なお、この第2実施形態では、ガイド部材51aとコンベア56とでナッツ類供給手段50aを構成しているが(片側コンベア構造)、これ以外のナッツ類供給手段として、例えば、互いに逆方向に回動する一対のコンベアを対向して設置して(両側コンベア構造)、これらの一対のコンベアでナッツ類1を挟持しながら移動させるように構成してもよい。
図7には、本発明に係るナッツ類の切断装置の第3実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。また、図7は、その要部拡大説明図である。
図7に示すように、この実施形態におけるナッツ類の切断装置10bにおいては、回転ローラ40aは、軸方向の両端部外周から半径方向外方に向かって、環状の突出部45,45が突設された構造をなしている。また、回転ローラ40aの軸方向中間部に、上記実施形態と同様に、環状のスリット43,43が形成されている。
そして、図7に示すように、回転体30の片刃回転刃35,35が、回転ローラ40aの凹んだ部分に入り込んでスリット43,43内に挿入されると共に、片刃回転刃35,35の外側に、回転ローラ40aの突出部45,45がそれぞれ配置されて、片刃回転刃35,35がカバーされるようになっている。
その結果、ナッツ類供給手段により回転体30と回転ローラ40aとの間にナッツ類1を供給する際に、ナッツ類1の厚さ方向中間部が、一対の片刃回転刃35,35に対して位置ずれしていても、一対の突出部45,45によって、回転ローラ40aの軸方向中間部の凹んだ部分に、ナッツ類1をガイドしつつスムーズに供給して、一対の片刃回転刃35,35によって、厚さ方向中央部2と両側部3,3とに確実に切断することができる。
また、上記構造をなした回転ローラ40aを用いたことにより、ナッツ類1のガイド性が高められて、突出部45,45間の凹んだ部分にナッツ類1がスムーズに供給されるので、回転体30及び回転ローラ40aの隙間C1(図3参照)に対して、振動フィーダーやコンベア等のナッツ類供給手段の先端部を奥深くまで挿入して、回転体30や回転ローラ40aの直前に至るまで近接して配置する必要がなく、ナッツ類供給手段の先端部を、回転体30や回転ローラ40aからある程度離して配置することができる。その結果、ナッツ類供給手段により順次搬送されるナッツ類1が、ナッツ類供給手段の先端部と、回転体30及び回転ローラ40aとの間において、詰まってしまうことを効果的に防止することができる。
図8及び図9には、本発明に係るナッツ類の切断装置の第4実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。図8は要部拡大斜視図であり、図9はそのナッツ類供給手段の平面説明図である。
図8及び図9に示すように、この実施形態におけるナッツ類の切断装置10cの、ナッツ類供給手段50bは、ガイド溝53bを有数するガイド部材51bと、該ガイド部材51bのガイド溝53bを移動するナッツ類1の姿勢を是正する複数のエアーノズル57とから構成されている。
図9に示すように、ガイド部材51bの両側部には、基端側から先端側に向けて斜めに伸び、ガイド溝53b内に連通する左右一対のエアー通路57a,57aが、通路方向に沿って所定間隔をあけて複数対形成されていると共に、ガイド部材51bの先端側において、ガイド溝53bの通路方向に直交して伸び、ガイド溝53b内に連通する一対のエアー通路57b,57bが形成されている。
また、各エアー通路57a,57bには、図示しないコンプレッサー等にチューブ58を介して接続されたエアーノズル57がそれぞれ装着されており、図9に示すように、各エアー通路57a,57bを通して、ガイド溝53bの対向する内側面から、ナッツ類1の両側面に向けてエアーが吹き付けられるようになっている。
したがって、ガイド部材51bの基端部のガイド溝53b内に挿入されたナッツ類1は、ガイド溝53b内を滑りながら、左右一対のエアーノズル57,57から吹き付けられたエアーによって、中央部2がガイド溝53bの中央部に位置するように、姿勢を是正しつつ移送することができる。
1 ナッツ類
2 厚さ方向中央部(中央部)
3,3 厚さ方向両側部(両側部)
10,10a,10b,10c ナッツ類の切断装置(切断装置)
20 支持板
21 連結棒
25 固定フレーム
25a 連結板
26,27 モータ
26a,27a 回転軸
28 カップリング
30 刃付き回転体(回転体)
31 回転軸
33 スペーサ
35,35 片刃回転刃(回転刃)
35a 平坦面
35b テーパ面
35c 刃先
40 回転ローラ
41 回転軸
43 スリット
45 突出部
50,50a,50b ナッツ類供給手段
51,51a,51b ガイド部材
52 先端部
53,53a,53b ガイド溝
55 振動フィーダ
55a 振動部
56 コンベア
57 エアーノズル
57a,57b エアー通路
58 チューブ
59 取付部材
60 ナッツ類回収手段
61 掻き出し手段
62 基体
63 掻き出し板
63a 先端部
64 連結軸
65 分離板
65a 刃挿入溝
66 取付部材
67 中央部受け部材
68 両側部受け部材
C1 隙間
C2 隙間

Claims (7)

  1. ナッツ類の厚さ方向中央部を、両側部から分離するように、一対の回転刃で切断して、厚さ方向中央部のスライス片と、厚さ方向両側部のスライス片とを得るようにしたナッツ類の切断方法において、
    所定間隔をおいて、各回転刃のテーパのついていない平坦面側どうしが対向するように配置された、一対の片刃回転刃を有する刃付き回転体を用い、
    前記刃付き回転体の一対の片刃回転刃の間に、ナッツ類の厚さ方向中央部が配置されるようにナッツ類を供給して、ナッツ類を切断し、切断されたナッツ類を回収するナッツ類の切断方法。
  2. 前記刃付き回転体と平行な回転軸により支持され、前記各片刃回転刃の刃先が挿入されるスリットを有するか又は前記刃先が挿入可能な材質で形成された周面を有し、前記刃付き回転体と逆方向に回転する回転ローラを設置し、前記刃付き回転体と前記回転ローラとの間にナッツ類を供給する請求項1記載のナッツ類の切断方法。
  3. 前記刃付き回転体の、切断された前記ナッツ類の取出し側であって、前記一対の片刃回転刃の間に掻き出し手段を配置すると共に、該掻き出し手段よりも回転方向手前における、前記一対の片刃回転刃の外側に隣接して分離板を配置し、前記一対の回転刃で切断して得られる、前記ナッツ類の厚さ方向両側部を、前記分離板で分離して回収すると共に、前記ナッツ類の厚さ方向中央部を、前記掻き出し手段で分離して回収する請求項1又は2記載のナッツ類の切断方法。
  4. 一対の片刃回転刃が、それらのテーパのついていない平坦面側どうしが対向するように所定間隔をおいて、共通の回転軸上に装着された刃付き回転体と、
    前記刃付き回転体の一対の片刃回転刃の間に、ナッツ類の厚さ方向中央部が配置されるように、ナッツ類を供給するナッツ類供給手段と、
    前記刃付き回転体により切断されたナッツ類を回収するナッツ類回収手段とを備えることを特徴とするナッツ類の切断装置。
  5. 前記刃付き回転体と平行な回転軸により支持され、前記各片刃回転刃の刃先が挿入されるスリットを有するか又は前記刃先が挿入可能な材質で形成された周面を有し、前記刃付き回転体と逆方向に回転する回転ローラを更に備えており、前記ナッツ類回収手段により、前記刃付き回転体と前記回転ローラとの間にナッツ類を供給するように構成されている請求項4記載のナッツ類の切断装置。
  6. 前記ナッツ類回収手段は、前記刃付き回転体の、切断された前記ナッツ類の取出し側であって、前記一対の片刃回転刃の間に配置された掻き出し手段と、該掻き出し手段よりも回転方向手前における、前記一対の片刃回転刃の外側に隣接して配置された分離板とを有する請求項4又は5記載のナッツ類の切断装置。
  7. 前記ナッツ類供給手段は、ガイド溝を有するガイド部材、及び、該ガイド部材を振動させて前記ナッツ類を移動させる振動フィーダで構成されているか、又は、ガイド溝を有するガイド部材、及び、前記ナッツ類を前記ガイド部材とで挟持しながら移動させるコンベアで構成されているか、又は、前記ナッツ類を挟持しながら移動させる一対のコンベアで構成されている、請求項4〜6のいずれか1つに記載のナッツ類の切断装置。
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