JP5221662B2 - 自動車の給油口構造 - Google Patents

自動車の給油口構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5221662B2
JP5221662B2 JP2010528757A JP2010528757A JP5221662B2 JP 5221662 B2 JP5221662 B2 JP 5221662B2 JP 2010528757 A JP2010528757 A JP 2010528757A JP 2010528757 A JP2010528757 A JP 2010528757A JP 5221662 B2 JP5221662 B2 JP 5221662B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
opening
nozzle
shutter
partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010528757A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010029989A1 (ja
Inventor
真也 村林
雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010528757A priority Critical patent/JP5221662B2/ja
Publication of JPWO2010029989A1 publication Critical patent/JPWO2010029989A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5221662B2 publication Critical patent/JP5221662B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/04Tank inlets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/04Tank inlets
    • B60K15/0406Filler caps for fuel tanks
    • B60K2015/0451Sealing means in the closure cap
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/04Tank inlets
    • B60K2015/0458Details of the tank inlet
    • B60K2015/048Arrangements for sealing the fuel inlet during filling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

本発明は、フィラーパイプを開閉するシャッターが設けられ、このシャッターを給油用のノズルで押し込むことで開状態に保つ自動車の給油口構造に関する。
自動車の給油口構造のなかには、給油用のノズルを差込可能な給油口近傍に開閉可能にシャッターが設けられ、このシャッターの上方に環状の作動リングが設けられたものが知られている。この自動車の給油口構造によれば、給油口から給油用のノズルを差し込んだ際に、差し込んだノズルで作動リングを拡径し、作動リングの拡径に連動してシャッターのロックが解除される。
シャッターのロックを解除した状態で、給油用のノズルをシャッターに向けて差し込むことで、シャッターがノズルで押し下げられて開放する。シャッターが開放した状態で、給油用のノズルが給油位置まで差し込まれ、差し込まれたノズルから燃料を燃料タンクに供給する技術が、例えば、特許文献1に開示されているように知られている。
しかし、特許文献1の給油口構造によれば、給油用のノズルでシャッターを開放しない状態で給油用のノズルから燃料を誤って供給してしまうことが考えられる。この場合、給油用のノズルから供給された燃料が給油口側に流れ(逆流し)、逆流した燃料が給油口から外部に勢いよく排出して使用者にかかってしまうおそれがある。
給油用のノズルは、一般的に、ノズル内の先端部に液面検知センサーが設けられている。給油用のノズルによる燃料の供給中に燃料の液面が液面検知センサーまで上昇した際に、液面検知センサーで燃料の液面を検知する。液面検知センサーで燃料の液面検知したとき、その検知信号に基づいて燃料の供給を停止する。
しかし、検知センサーが故障すると、燃料の液面を検知センサーで検知して燃料の供給を停止することができなくなる。このため、給油用のノズルから供給された燃料が給油口側に逆流して、逆流した燃料が給油口から外部に勢いよく排出し、排出した燃料が使用者にかかってしまう。
特表2007−518619号公報
本発明は、給油用のノズルから供給された燃料が給油口側に逆流したとき、逆流した燃料を給油口から外部に緩やかに排出させ、排出した燃料が使用者にかかることを防止する自動車の給油口構造を提供することを課題とする。
本発明の一面によれば、給油用のノズルが差込可能である給油口を有するフィラーパイプと、該フィラーパイプを開閉するシャッターとを備えており、該シャッターが前記給油用のノズルで押し込まれた状態で開状態に保たれ、この状態で前記給油用のノズルが給油位置まで差込可能である自動車の給油口構造であって、前記シャッターおよび前記給油口間に所定間隔をおいて、前記給油用のノズルが挿通可能な第1及び第2の仕切部が設けられ、前記給油用のノズルが挿通可能な第1開口部は、前記第1仕切部に形成され、この第1開口部に周方向に所定幅を有する少なくとも1つの第1空隙部が形成され、前記給油用のノズルが挿通可能な第2開口部は、前記第2仕切部に形成され、この第2開口部に周方向に所定幅を有する少なくとも1つの第2空隙部が形成され、前記第1空隙部と前記第2空隙部とを周方向にオフセットさせて配置することで、前記シャッターおよび前記給油口間にラビリンスを形成することを特徴とする自動車の給油口構造が提供される。
好ましくは、前記第1仕切部は、前記給油用のノズルが前記第1開口部に差し込まれたとき、前記第1開口部が拡径することで前記シャッターのロックを解除する作動リングである。
本発明の別の面によれば、前記第2の開口部の角部に面取部が形成されることにより、前記第2の開口部および前記給油用のノズル間の隙間を経て前記シャッター側から前記給油口に向けて流れる燃料の流速を抑える。
好ましくは、前記面取部は、前記第2の開口部の内周縁に形成されている。
好ましくは、前記面取部は、傾斜面である。
好ましくは、前記面取部は、凸状の湾曲面からなる。
本発明の一面では、給油用のノズルを挿通可能な第1、第2の仕切部を備え、これら第1、第2の仕切部をシャッターおよび給油口間に所定間隔をおいて設けた。さらに、第1仕切部に第1開口部を形成し、第1開口部に周方向に所定幅を有する少なくとも1つの第1空隙部を形成した。さらにまた、第2仕切部に第2開口部を形成し、第2開口部に周方向に所定幅を有する少なくとも1つの第2空隙部を形成した。第1、第2の空隙部を周方向にオフセットさせて配置してシャッターおよび給油口間にラビリンスを形成した。よって、給油用のノズルから供給された燃料が、シャッター側から給油口側に流れた(逆流した)場合に、逆流した燃料の流速をラビリンスで抑えることができる。これにより、逆流した燃料を給油口から外部に緩やかに排出させ、排出した燃料が使用者にかかることを防止することができる。
第1仕切部は作動リングで構成されている。この作動リングは、給油用のノズルが第1開口部に差し込まれたときシャッターのロックを解除する既存の部材である。このように、第1仕切部を既存の作動リングで兼用することで、第1仕切部として新たな部材を用意する必要がないので構成の簡素化を図ることができる。
本発明の別の面では、給油用のノズルを挿通可能な仕切部を設け、この仕切部の開口部の角部に面取部を形成した。よって、仕切部の開口部および給油用のノズル間の隙間を経て、シャッター側から給油口側に流れた(逆流した)燃料の流速を抑えることができる。これにより、逆流した燃料を給油口から外部に一層緩やかに排出させ、排出した燃料が使用者にかかることを防止することができる。
前記面取部は、開口部の内周縁に形成され、傾斜面又は凸状の湾曲面からなる。従って、内周縁および給油ノズル間を流れる燃料の流速を抑制することができる。
本発明による自動車の給油口構造を備えた自動車の斜視図である。 図1の2−2線による拡大された断面図である。 図2に示された給油口構造の斜視図である。 図2に示された外筒仕切壁の外筒仕切開口部を示した断面図である。 図3に示された外筒仕切壁の外筒仕切開口部および作動リングのリング開口部によりラビリンスを形成した斜視図である。 図2に示した給油口構造に給油ノズルを途中まで差し込んだ状態を示した図である。 図2に示した給油口構造に給油ノズルを給油位置まで差し込んだ状態を示した図である。 給油口構造の第2シャッターまで給油ノズルを差し込んだときの燃料の流れる状態を示した図である。 給油口から燃料が緩やかに溢れ出る状態を示した図である。 給油口構造の給油位置まで給油ノズルを差し込んだ状態を示した図である。 給油口構造の給油口から燃料が緩やかに溢れ出る状態を示した図である。 図5に示された面取部の変形例を示した図である。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付した図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示された自動車10は、車体11の床部下方に燃料タンク12が設けられ、燃料タンク12の左後側部12aにフィラーパイプ14のパイプ基端部14aが設けられ、フィラーパイプ14のパイプ頂部14bに自動車の給油口構造20が設けられ、自動車の給油口構造20を覆うフュエルリッド16が車体11に開閉自在に取り付けられている。
自動車の給油口構造20は、給油所に備えられた給油ガン22の給油用のノズル23(図7)を差込可能で、差し込まれた給油用のノズル23をフィラーパイプ14に案内可能に構成されている。以下、自動車の給油口構造20について説明する。
図2及び図3に示すように、自動車の給油口構造20は、フィラーパイプ14のパイプ頂部14b内に設けられた内筒体25と、内筒体25に設けられた外筒体27と、外筒体27内に設けられた作動リング(第1仕切部)28およびノズルガイド部29と、外筒体27の外筒頂部27aに設けられた給油口リング31とを備えている。
給油口リング31の給油口73には、第1のシャッターとなる給油口用シャッター(図示せず)が設けられている。内筒体25内には、第2のシャッターとなるパイプ用シャッター(シャッター)26が設けられている。
この自動車の給油口構造20は、給油口用シャッターとパイプ用シャッター26とを備えることで給油口73から給油口キャップが除去された、いわゆるキャップレスタイプの給油口構造である。
フィラーパイプ14は、図1に示すように、燃料タンク12の左後側部12aにパイプ基端部14aが設けられ、パイプ頂部14bにパイプフランジ33(図3)が形成されている。パイプ頂部14bの開口に内筒体25が差し込まれている。
内筒体25は、パイプ頂部14bの開口に同軸上に差し込まれた筒状の内筒壁部35と、内筒壁部35の端部35aに形成された内筒仕切壁36および内筒フランジ37とを備えている。
内筒体25の内筒壁部35がパイプ頂部14bの開口に差し込まれ、内筒フランジ37がパイプフランジ33に当接されている。内筒仕切壁36に、図7に示す給油用のノズル23が差込可能な内筒仕切開口部38が形成されている。内筒体25の内筒内部空間41にパイプ用シャッター26が設けられている。
パイプ用シャッター26は、後述する給油口73に対してフィラーパイプ14側に所定間隔L1(図2)をおいて開閉可能に設けられている。このパイプ用シャッター26は、支持ピン43を軸にして閉位置P1および開位置P2(図7)間でスイング自在に支持され、外周26aに環状のシール材44が設けられている。支持ピン43は、支持部材45に設けられている。支持部材45は、内筒体25の内筒内部空間41に配置された状態で内筒壁部35に設けられている。
パイプ用シャッター26は、復帰用のコイルばね46の付勢力で閉位置P1に保持され、ロック機構(図示せず)で閉位置P1にロックされている。コイルばね46は支持ピン43に設けられている。前記ロック機構は、作動リング28が拡径したときロックが解除されるように構成されている。
コイルばね46の付勢力でパイプ用シャッター26が閉位置P1に保持される。この状態で、パイプ用シャッター26がロック機構でロックされている。パイプ用シャッター26が閉位置P1に保持されることで、内筒仕切開口部38の周縁に環状のシール材44が当接する。これにより、内筒仕切開口部38はパイプ用シャッター26で閉塞される。
一方、ロック機構のロックが解除された状態で、パイプ用シャッター26がコイルばね46の付勢力に抗して開位置P2までスイング可能となる。パイプ用シャッター26が開位置P2までスイングすることで内筒仕切開口部38が開放される。
外筒体27は、内筒体25に同軸上に設けられた筒状の外筒壁部51と、外筒壁部51に形成された外筒仕切壁(第2仕切部、仕切部)52とを備えている。
外筒壁部51は、内筒体25の内筒フランジ37およびパイプフランジ33に嵌合可能に拡径された嵌合周壁部54と、嵌合周壁部54に一体形成されて作動リング28を収容可能な収容周壁部55とを備えている。嵌合周壁部54に内筒フランジ37およびパイプフランジ33が嵌合された状態で、外筒体27が内筒体25に対して同軸上に設けられている。
外筒仕切壁52は、パイプ用シャッター26と給油口73との間、詳しくはパイプ用シャッター26と作動リング28との間に設けられている。外筒仕切壁52は、嵌合周壁部54内の嵌合内部空間57と収容周壁部55内の収容内部空間58とを仕切る仕切壁であって、外筒仕切開口部(第2開口部、開口部)61が外筒壁部51と同軸上に形成されている。外筒仕切壁52の外筒仕切開口部61については図4〜図5で詳しく説明する。
作動リング28は、外筒仕切壁52と給油口73との間、詳しくは外筒仕切壁52と給油口73との間に設けられている。具体的には、作動リング28は、収容内部空間58において外筒仕切開口部61に対して同軸上に設けられるとともに、外筒仕切壁52に対して、給油ノズル23の差込/抜出方向に所定間隔L2をおいて設けられている。
この作動リング28は、外筒仕切開口部61と同軸上に設けられた環状のリング本体63と、リング本体63の周方向に一定の間隔をおいて設けられた複数の挿入ガイド部64とを備えている。複数の挿入ガイド部64の各々は、弾性変形可能な樹脂材で形成された部材であって、リング本体63の内周壁側に湾曲状に設けられたガイド片64aを有している。
リング本体63に複数の挿入ガイド部64を一定の間隔をおいて設けることで、複数のガイド片64aでリング開口部(第1開口部)65が形成されている。リング開口部65は、給油ノズル23が挿通可能(差込可能)に給油ノズル23の外径D1(図7)に対して小径の穴径D2に形成されている。
この作動リング28のリング開口部65に給油ノズル23(図7参照)が差し込まれることにより、複数のガイド片64aが給油ノズル23で半径方向外側に向けて弾性変形する。よって、リング開口部65の穴径D2が給油ノズル23の外径D1と同じ寸法に拡径される。
複数のガイド片64aが拡径する方向に弾性変形することで、パイプ用シャッター26のロック機構(図示せず)のロック状態が解除される。作動リング28のリング開口部65については図4〜図5で詳しく説明する。
収容周壁部55の収容内部空間58には、作動リング28に隣接してノズルガイド部29が同軸上に設けられている。ノズルガイド部29は、略筒状に形成され、周壁部71(特に、上壁部71a)が給油ノズル23(図7)を作動リング28のリング開口部65に案内する部材である。給油ノズル23をノズルガイド部29でリング開口部65に案内することで、給油ノズル23をリング開口部65に容易に差し込むことが可能である。
給油口リング31は、給油ノズル23を差込可能な給油口73を備えた部材であって、外筒体27の外筒頂部27aに設けられている。給油口73は、図7に示す給油ノズル23が差し込まれる開口部である。
給油口リング31に、図示しない給油口用シャッターが開閉自在に設けられている。この給油口用シャッターは、給油口73から差し込まれた給油ノズル23の先端部23a(図7)で押し開けられ、給油ノズル23を給油口73から抜き出したとき復帰ばね(図示せず)のばね力で閉位置に保たれるように構成されている。
図4及び図5に示すように、外筒仕切開口部61は、給油ノズル23の外径D1に対して僅かに大径の穴径D3に形成されている。すなわち、外筒仕切開口部61は、給油ノズル23が挿通可能(差込可能)に形成されている。さらに、外筒仕切開口部61は、外筒仕切開口部61の内周縁61aおよび給油ノズル23間の隙間(開口部および給油用のノズル間の隙間)がS1になるように形成されている。
この外筒仕切開口部61は、内周縁61aの一対の角部に傾斜面(面取部)75がそれぞれ形成されている。よって、傾斜面75および給油ノズル23間の隙間S2が、内周縁61aおよび給油ノズル23間の隙間S1に比して大きく形成されている。これにより、内周縁61aおよび給油ノズル23間を流れる燃料の流速を抑えることができる。また、隙間S2を隙間S1に比して大きく形成することで、給油ノズル23の挿通をスムーズに誘導することができる。
さらに、外筒仕切開口部61は、内周部61bに周方向に所定間隔をおいて所定幅を有する仕切凹部(第2空隙部)76が複数形成されている。外筒仕切開口部61に仕切凹部76を形成した理由ついては後述する。
図5に示すように、作動リング28は、リング本体63の周方向に一定の間隔をおいて複数の挿入ガイド部64を設けることで、複数のガイド片64aおよびリング本体63で複数のリング凹部(第1空隙部)68が形成される。すなわち、リング開口部65は、周方向に所定間隔をおいて所定幅を有するリング凹部68が複数形成されている。
複数のリング凹部68は、外筒仕切開口部61の複数の仕切凹部76に対して周方向にオフセットさせて(互い違いに)配置されている。複数のリング凹部68を複数の仕切凹部76に対して周方向にオフセットさせて(互い違いに)配置することで、複数のリング凹部68および複数の仕切凹部76でラビリンス81が形成されている。これにより、複数のリング凹部68および複数の仕切凹部76で形成したラビリンス81で、図2に示すパイプ用シャッター26側から給油口73に向けて流れる燃料の流速を抑えることができる。リング凹部68の幅寸法や仕切凹部76の幅寸法は、それぞれ同等である必要はなく、任意に設定することが可能である。
作動リング28は、通常の給油口構造に使用されている既存の部材である。このように、既存の作動リング28を利用してラビリンス81を形成することで、新たな部材を用意する必要がない。これにより、燃料の流速を抑えるラビリンス81を簡単な構成で形成することが可能になり構成の簡素化を図ることができる。
つぎに、自動車の給油口構造20から燃料83を給油する例を図6、図7に基づいて説明する。
図6に示すように、給油ガン22の給油ノズル23を給油口73から矢印Aの如く差し込む。給油ノズル23の先端部23aが給油口73およびノズルガイド29を経て作動リング28のリング開口部65に差し込まれる。
リング開口部65に給油ノズル23の先端部23aを差し込むことにより、複数の挿入ガイド部64のガイド片64aが給油ノズル23で半径方向外側に向けてそれぞれ弾性変形する。よって、リング開口部65の穴径D2(図2)が給油ノズル23の外径D1と同じ寸法に拡径される。
複数のガイド片64aが拡径する方向に弾性変形することで、パイプ用シャッター26のロック機構(図示せず)のロック状態が解除される。この状態において、給油ノズル23を矢印Aの如く継続して差し込むことで、給油ノズル23の先端部23aが外筒仕切開口部61を経てパイプ用シャッター26に当接する。
パイプ用シャッター26が給油ノズル23の先端部23aで押し込まれる。コイルばね46の付勢力に抗してパイプ用シャッター26が矢印Bの如く閉位置P1から開位置P2に向けてスイングする。
図7に示すように、パイプ用シャッター26を給油ノズル23で押し込むことで、パイプ用シャッター26が開位置P2まで開放される。よって、給油ノズル23を給油位置P3まで矢印Aの如く差し込むことが可能になる。給油ノズル23を給油位置P3まで差し込んだ状態で、給油ガン22を操作して給油ノズル23の先端部23aから燃料83をフィラーパイプ14に供給する。
燃料タンク12に燃料83が供給され、フィラーパイプ14のFULL位置(満タン位置)P4まで燃料83が上昇する。燃料83の液面83aが、給油ノズル23の先端部23aに設けられた燃料検知センサー85まで到達する。燃料検知センサー85が燃料83を検知し、燃料検知センサー85の検知信号に基づいて燃料83の供給を停止する。
つぎに、給油ガン22の給油ノズル23を給油位置P3まで差し込まないで燃料83を供給する例を図8及び図9に基づいて説明する。
図8(a)において、給油ガン22の給油ノズル23を給油口73から矢印Aの如く差し込む。給油ノズル23の先端部23aが外筒仕切開口部61を経てパイプ用シャッター26まで到達する。この状態で、使用者が勘違いして、給油ガン22の給油ノズル23から燃料83をフィラーパイプ14に供給することが考えられる。
図8(b)において、給油ノズル23の先端部23aから供給された燃料83がパイプ用シャッター26に当たって矢印Cの如く外筒仕切開口部61側に逆流する。外筒仕切開口部61は、内周縁61aおよび給油ノズル23間に隙間S1が形成されている。よって、矢印Cの如く逆流した燃料83のうち、一部の燃料83は、内周縁61aおよび給油ノズル23間の隙間S1を経て矢印Dの如く流れる。残りの燃料83については図9(a)で詳しく説明する。
外筒仕切開口部61の内周縁61aに傾斜面(面取部)75がそれぞれ形成されている。よって、傾斜面75および給油ノズル23間の隙間S2が大きく確保されている。これにより、矢印Cの如く逆流した燃料83が、内周縁61aおよび給油ノズル23間を矢印Dの如く流れる際に、逆流した燃料83の流速を抑えることができる。
図9(a),(b)は、給油口から燃料が緩やかに溢れ出る状態を示している。図9(a)は、燃料83の流速の理解を容易にするために給油ノズル23を除去した状態で示している。
図9(a)において、外筒仕切開口部61は、内周部61bに複数の仕切凹部76が形成されている。よって、矢印Cの如く逆流した燃料83のうち、残りの燃料83は、複数の仕切凹部76を経て矢印Eの如く流れる。
残りの燃料83の一部は、内周部61bによって流れが遮られる。よって、残りの燃料83の一部は、内周部61bを迂回して矢印Fの如く仕切凹部76に流れる。これにより、残りの燃料83が、複数の仕切凹部76を経て矢印E,Fの如く流れる際の流速を抑えることができる。
作動リング28のリング開口部65には、複数のリング凹部68が形成されている。複数のリング凹部68を複数の仕切凹部76に対して周方向にオフセットさせて(互い違いに)配置することで、複数のリング凹部68および複数の仕切凹部76でラビリンス81が形成されている。よって、複数の仕切凹部76を経て矢印E,Fの如く流れた燃料83は、挿入ガイド部64のガイド片64aによって流れが遮られる。これにより、矢印E,Fの如く流れた燃料83は、ガイド片64aを迂回して矢印Gの如くリング凹部68に流れる。したがって、矢印E,Fの如く流れた燃料83が、複数のリング凹部68を経て矢印Gの如く流れる流速を抑えることができる。このように、複数のリング凹部68および複数の仕切凹部76でラビリンス81を形成することで、矢印Cの如く逆流した燃料83のうちの残りの燃料83の流速を抑えることができる。
図9(b)において、外筒仕切開口部61の内周縁61aに傾斜面(面取部)75を形成し、リング凹部68および仕切凹部76でラビリンス81(図9(a))を形成することで、パイプ用シャッター26に当たって逆流した燃料83の流速を抑えることができる。よって、逆流した燃料83を給油口73から自動車の給油口構造20の外部に矢印Hの如く緩やかに排出させることができる。これにより、排出した燃料83が使用者にかかることを防止することができる。
加えて、逆流した燃料83を給油口73から外部に緩やかに排出させることで、給油ノズル23の先端部23aに燃料83を蓄えることができる。よって、蓄えられた燃料83の液面83aが燃料検知センサー85まで到達する。燃料検知センサー85が燃料83を検知し、燃料検知センサー85の検知信号に基づいて燃料83の供給を停止することができる。
つぎに、給油ガン22の燃料検知センサー85に不具合が生じた例を図10及び図11に基づいて説明する。図10(a),(b)は、給油位置まで給油ノズル23を差し込んだ状態を示している。
図10(a)において、給油ガン22の給油ノズル23を給油口73から矢印Aの如く差し込む。給油ノズル23でパイプ用シャッター26を押し込んで開位置P2に開放し、給油ノズル23を給油位置P3まで差し込む。この状態で、給油ガン22の給油ノズル23から燃料83をフィラーパイプ14に供給する。
図1に示した燃料タンク12に燃料83が供給され、フィラーパイプ14のFULL位置(満タン位置)P4まで燃料83が上昇する。燃料83の液面83aが、給油ノズル23の燃料検知センサー85まで到達する。このような状態のとき、燃料検知センサー85に不具合が生じることが考えられる。
燃料検知センサー85に不具合が生じたとき、燃料83がFULL位置(満タン位置)P4を超えて供給される。このとき、供給された燃料83が、フィラーパイプ14から溢れて外筒仕切開口部61側に逆流する。
図10(b)において、外筒仕切開口部61は、内周縁61aおよび給油ノズル23間に隙間S1が形成されている。よって、逆流した燃料83のうち、一部の燃料83は、内周縁61aおよび給油ノズル23間の隙間S1を経て矢印Iの如く流れる。残りの燃料83については図11(a)で詳しく説明する。
外筒仕切開口部61の内周縁61aに傾斜面(面取部)75がそれぞれ形成されている。よって、傾斜面75および給油ノズル23間の隙間S2が大きく確保されている。これにより、フィラーパイプ14(図10(a))から逆流した燃料83が、内周縁61aおよび給油ノズル23間を矢印Iの如く流れる際に、逆流した燃料83の流速を抑えることができる。
図11(a),(b)は、給油口から燃料が緩やかに溢れ出る状態を示している。図11(a)は、燃料83の流速の理解を容易にするために給油ノズル23を除去した状態を示している。
図11(a)において、外筒仕切開口部61は、内周部61bに複数の仕切凹部76が形成されている。よって、フィラーパイプ14(図10(a))から逆流した燃料83のうち、残りの燃料83は、複数の仕切凹部76を経て矢印Jの如く流れる。
この際、残りの燃料83の一部は、内周部61bによって流れが遮られる。よって、残りの燃料83の一部は、内周部61bを迂回して矢印Kの如く仕切凹部76に流れる。これにより、残りの燃料83が、複数の仕切凹部76を経て矢印J,Kの如く流れる際の流速を抑えることができる。
作動リング28のリング開口部65には、複数のリング凹部68が形成されている。複数のリング凹部68を複数の仕切凹部76に対して周方向にオフセットさせて(互い違いに)配置することで、複数のリング凹部68および複数の仕切凹部76でラビリンス81が形成されている。よって、複数の仕切凹部76を経て矢印J,Kの如く流れた燃料83は、挿入ガイド部64のガイド片64aによって流れが遮られる。これにより、矢印J,Kの如く流れた燃料83は、ガイド片64aを迂回して矢印Lの如くリング凹部68に流れる。したがって、矢印J,Kの如く流れた燃料83が、複数のリング凹部68を経て矢印Lの如く流れる際に流速を抑えることができる。このように、複数のリング凹部68および複数の仕切凹部76でラビリンス81を形成することで、フィラーパイプ14から逆流した燃料83のうちの残りの燃料83の流速を抑えることができる。
図11(b)において、外筒仕切開口部61の内周縁61aに傾斜面(面取部)75を形成し、リング凹部68および仕切凹部76でラビリンス81(図11(a))を形成することで、フィラーパイプ14から逆流した燃料83の流速を抑えることができる。よって、フィラーパイプ14から逆流した燃料83を給油口73から自動車の給油口構造20の外部に矢印Mの如く緩やかに排出させることができる。これにより、排出した燃料83が使用者にかかることを防止することができる。
図12は、図5に示された面取部75の変形例を示している。図5に示した実施例では、外筒仕切開口部61を形成する内周縁61aの角部を傾斜面からなる面取部75の例を示したが、該面取部75は、図12に示すように、凸状の湾曲面であっても、傾斜面と同様の作用、効果を発揮する。
本実施例では、第1仕切部として作動リング28を利用した例について説明したが、これに限らないで、第1仕切部として新たな部材を用意することも可能である。
本実施例では、第1空隙部として複数のリング凹部68を備えるとともに、第2空隙部として複数の仕切凹部76を備えた例について説明したが、これに限らないで、1つのリング凹部68および1つの仕切凹部76を周方向にオフセットさせてラビリンスを形成することも可能である。
さらに、本実施例では、第1、第2の空隙部としてリング凹部68および仕切凹部76(すなわち、凹部)を例示したが、これに限らないで、開口部(穴部)などの他の空隙部を採用することも可能である。
さらにまた、本実施例では、自動車の給油口構造20に、ラビリンス81を備えるとともに、外筒仕切開口部61の内周縁61aに傾斜面75を形成した例について説明したが、これに限らないで、ラビリンス81および傾斜面75のいずれか一方を適用することも可能である。
本実施例では、いわゆるキャップレスタイプの給油口構造20に適用した例について説明したが、これに限らないで、給油口に給油口キャップを備えた給油口構造に適用することも可能である。
さらに、本実施例で示したフィラーパイプ14、パイプ用シャッター26、作動リング28、外筒仕切壁52、リング凹部68および仕切凹部76などの形状は、例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、フィラーパイプを開閉するシャッターが設けられ、シャッターを給油用のノズルで押し込むことで開状態に保つ給油口構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…自動車、11…車体、14…フィラーパイプ、20…自動車の給油口構造、23…給油ノズル(給油用のノズル)、26…パイプ用シャッター(シャッター)、28…作動リング(第1仕切部)、52…外筒仕切壁(第2仕切部、仕切部)、61…外筒仕切開口部(第2開口部、開口部)、65…リング開口部(第1開口部)、68…リング凹部(第1空隙部)、73…給油口、75…傾斜面(面取部)、76…仕切凹部(第2空隙部)、81…ラビリンス、83…燃料、P3…給油位置、S1…内周縁および給油ノズル間の隙間(開口部および給油用のノズル間の隙間)、S2…傾斜面および給油ノズル間の隙間。

Claims (6)

  1. 給油用のノズルが差込可能である給油口を有するフィラーパイプと、該フィラーパイプを開閉するシャッターとを備えており、該シャッターが前記給油用のノズルで押し込まれた状態で開状態に保たれ、この状態で前記給油用のノズルが給油位置まで差込可能である自動車の給油口構造であって、
    前記シャッターおよび前記給油口間に所定間隔をおいて、前記給油用のノズルが挿通可能な第1及び第2の仕切部が設けられ、
    前記給油用のノズルが挿通可能な第1開口部は、前記第1仕切部に形成され、この第1開口部に周方向に所定幅を有する少なくとも1つの第1空隙部が形成され、
    前記給油用のノズルが挿通可能な第2開口部は、前記第2仕切部に形成され、この第2開口部に周方向に所定幅を有する少なくとも1つの第2空隙部が形成され、
    前記第1空隙部と前記第2空隙部とを周方向にオフセットさせて配置することで、前記シャッターおよび前記給油口間にラビリンスを形成することを特徴とする自動車の給油口構造。
  2. 前記第1仕切部は、
    前記給油用のノズルが前記第1開口部に差し込まれたとき、前記第1開口部が拡径することで前記シャッターのロックを解除する作動リングである請求項1に記載の自動車の給油口構造。
  3. 前記第2の開口部の角部に面取部が形成されることにより、前記第2の開口部および前記給油用のノズル間の隙間を経て前記シャッター側から前記給油口に向けて流れる燃料の流速を抑えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動車の給油口構造。
  4. 前記面取部は、前記第2の開口部の内周縁に形成されている請求項3に記載の自動車の給油口構造。
  5. 前記面取部は、傾斜面である請求項4に記載の自動車の給油口構造。
  6. 前記面取部は、凸状の湾曲面からなる請求項4に記載の自動車の給油口構造。
JP2010528757A 2008-09-11 2009-09-11 自動車の給油口構造 Expired - Fee Related JP5221662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010528757A JP5221662B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-11 自動車の給油口構造

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008233567 2008-09-11
JP2008233567 2008-09-11
JP2010528757A JP5221662B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-11 自動車の給油口構造
PCT/JP2009/065892 WO2010029989A1 (ja) 2008-09-11 2009-09-11 自動車の給油口構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010029989A1 JPWO2010029989A1 (ja) 2012-02-02
JP5221662B2 true JP5221662B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=42005239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010528757A Expired - Fee Related JP5221662B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-11 自動車の給油口構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8555937B2 (ja)
EP (1) EP2332766B1 (ja)
JP (1) JP5221662B2 (ja)
CN (1) CN102149560B (ja)
WO (1) WO2010029989A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2322373B1 (en) * 2008-08-25 2013-09-11 Nifco INC. Device for preventing fueling error
KR101835896B1 (ko) * 2010-03-10 2018-03-07 샐플렉스 폴리머스 리미티드 목 조립체
JP5666330B2 (ja) * 2011-02-07 2015-02-12 株式会社ニフコ 給油口開閉装置
JP5926051B2 (ja) * 2011-12-28 2016-05-25 株式会社アステア 給油口
US10000117B2 (en) 2012-02-17 2018-06-19 Stant Usa Corp. Filler neck closure assembly
JP2013169837A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Honda Motor Co Ltd 燃料供給管の給油部構造
CN104136256B (zh) * 2012-02-20 2017-02-22 本田技研工业株式会社 燃料供给管的加油部结构
US8490661B1 (en) * 2012-03-13 2013-07-23 Ti Automotive Technology Center Gmbh Fuel tank filler neck
US10436365B2 (en) * 2012-04-27 2019-10-08 Leigh Maxwell Remfry Refueling coupling
JP5995553B2 (ja) * 2012-06-29 2016-09-21 株式会社ニフコ 弁装置
US9610836B2 (en) * 2012-09-05 2017-04-04 Ford Global Technologies, Llc Venting system for a diesel exhaust fluid filler pipe
US9102229B2 (en) * 2013-07-24 2015-08-11 GM Global Technology Operations LLC Oil filler neck for a cylinder head cover
DE102014102622A1 (de) * 2014-02-27 2015-08-27 Illinois Tool Works Inc. Tank- oder Lademulde
US9187307B2 (en) 2014-04-09 2015-11-17 Fox Environmental Products, Llc Fuel surge arrestor
US9233823B2 (en) 2014-04-09 2016-01-12 Fox Environmental Products, Llc Fuel surge arrestor
JP6140635B2 (ja) * 2014-04-10 2017-05-31 本田技研工業株式会社 燃料供給系
US9266428B2 (en) 2014-04-15 2016-02-23 Honda Motor Co., Ltd. Capless fuel filler assembly for vehicle
EP3025893B1 (de) * 2014-11-27 2017-03-01 Magna Steyr Fuel Systems GesmbH Vorrichtung zum schutz vor fehlbetankung
JP6419054B2 (ja) * 2015-10-09 2018-11-07 株式会社ニフコ 給油口装置
US10800648B2 (en) * 2017-03-01 2020-10-13 Ford Global Technologies, Llc Funnel for a fuel tank filler pipe
US10569645B2 (en) * 2017-03-01 2020-02-25 Ford Global Technologies, Llc Insert for a fuel tank filler pipe

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021462U (ja) * 1988-06-06 1990-01-08

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2105012A1 (ja) * 1970-09-16 1972-04-28 Leplat Robert
DE4021218A1 (de) * 1990-07-04 1992-01-09 Blau Kg Kraftfahrzeugtech Tankfuellstutzen fuer einen treibstofftank
US5195566A (en) * 1991-05-01 1993-03-23 Mecrom Ott & Holey Ohg Cap for the filler neck of liquid containers
US5404906A (en) * 1992-12-21 1995-04-11 Nissan Motor Co., Ltd. Fuel tank
JP2562201Y2 (ja) 1992-12-21 1998-02-10 キーパー株式会社 燃料タンクの給油部構造
ATE213710T1 (de) * 1995-04-21 2002-03-15 Stant Mfg Inc Verschlussanordnung eines tankstutzens
US5730194A (en) * 1996-03-21 1998-03-24 Stant Manufacturing Inc. Capless filler neck closure system
DE19729267A1 (de) * 1997-07-09 1999-01-14 Mannesmann Vdo Ag Abdichtvorrichtung für eine Befüllöffnung und Verfahren zu deren Steuerung
DE19934422B4 (de) 1999-07-22 2006-06-01 Audi Ag Einfüllstutzen
DE102004002994B3 (de) * 2004-01-19 2005-09-22 Itw Automotive Products Gmbh & Co. Kg Einfüllstutzen für das Einfüllen von Kraftstoff in einen Fahrzeugtank
US6945290B1 (en) * 2004-06-10 2005-09-20 Eaton Corporation Check valve for use in filler tube vapor recirculation system and method of making same
US7302977B2 (en) * 2004-09-30 2007-12-04 Stant Manufacturing Inc. Fuel-dispensing nozzle inhibitor
FR2887497B1 (fr) * 2005-06-28 2008-09-05 I T W De France Soc Par Action Tete pour tubulure de remplissage en carburant d'un vehicule
US7415997B2 (en) * 2005-07-26 2008-08-26 Illinois Tool Works Inc. Seal assembly for fuel fill pipes
US7360565B2 (en) * 2006-06-20 2008-04-22 University Of Maine System Fuel overflow prevention device
CA2654820C (en) * 2008-02-21 2012-09-11 Stant Manufacturing Inc. Fuel-dispensing nozzle inhibitor
DE102008036979B3 (de) * 2008-08-08 2010-04-15 Kautex Textron Gmbh & Co. Kg Einfüllstutzen
WO2010021829A1 (en) * 2008-08-20 2010-02-25 Illinois Tool Works Inc. Mis-fuel inhibitor
US8714214B2 (en) * 2009-03-12 2014-05-06 Illinois Tool Works Mis-fuel inhibitor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021462U (ja) * 1988-06-06 1990-01-08

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010029989A1 (ja) 2010-03-18
CN102149560B (zh) 2013-10-09
JPWO2010029989A1 (ja) 2012-02-02
EP2332766B1 (en) 2012-11-14
EP2332766A1 (en) 2011-06-15
US20110162754A1 (en) 2011-07-07
EP2332766A4 (en) 2011-10-19
CN102149560A (zh) 2011-08-10
US8555937B2 (en) 2013-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5221662B2 (ja) 自動車の給油口構造
JP5666330B2 (ja) 給油口開閉装置
KR101148037B1 (ko) 자동차 연료 탱크로 연료를 주입하기 위한 주입부 목
JP2009502611A (ja) 燃料補給ミス防止装置
US9102230B2 (en) Fuel tank opening and closing device
JP5926051B2 (ja) 給油口
US20140332530A1 (en) Fuel-dispensing nozzle inhibitor
WO2010113980A1 (ja) カップホルダー用の径許容機構及びこれを用いたカップホルダー
JP6106073B2 (ja) フラップ弁装置及びフラップ弁装置を備えた気液分離装置
JP6213412B2 (ja) 燃料タンクの開閉装置
JP2012501910A (ja) 騒音低減バッフル及びそのようなバッフルを備えるプラスチックの燃料タンク
US20150034174A1 (en) Valve device for fuel tank
JPWO2011074593A1 (ja) 車両用燃料給油管装置
WO2012120983A1 (ja) 給油ノズル用ガイド装置
JP2008536757A (ja) 燃料タンク用のキャップレスの閉鎖アセンブリと方法
JP6297080B2 (ja) フィラーパイプ
US9597955B2 (en) Structure for filling section of fuel filler pipe
JP2013169837A (ja) 燃料供給管の給油部構造
JP2009166821A (ja) フィラーパイプ構造
JP4881660B2 (ja) 液体遮断弁装置
JP5764515B2 (ja) 燃料タンクの開閉装置
JP7003779B2 (ja) 車両用給油部構造
WO2013085044A1 (ja) 弁装置
JP5360009B2 (ja) ロールオーババルブ
JP6878002B2 (ja) トリガー式液体噴出器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5221662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees