JP5219621B2 - 非水電解質電池 - Google Patents
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Description
正極の表面に無機粒子層を形成した場合には、正極活物質からの溶出物や電解液の分解物を無機粒子層で完全にトラップすることはできず、その一部が負極表面で反応し、負極表面を覆うことがある。このため、電解液の液回りが低下して、高温における保存特性やサイクル特性が低下したりすることがある。これに対して、負極の表面に無機粒子層を形成した場合には、無機粒子表面で正極からの溶出物や分解物をトラップするので、堆積物が負極表面を直接覆うのを抑制できる。このため、電解液の液回りの低下が抑えられるので、高温における保存特性やサイクル特性が低下したりするのを抑制できるからである。また、負極は充放電に伴う活物質の膨張、収縮量が正極よりも多くなるので、負極の方が電解液不足を生じ易く、正極よりも負極に電解液を供給する必要性が高くなるからである。
このような形状であれば、上述した非球状の無機粒子の添加効果を一層発揮できるからである。但し、非球状の無機粒子はこれらの形状に限定するものではなく、球状又は実質的に球状の無機粒子を除く全ての無機粒子を含むものである。また、棒状、鱗片状、不定形、繊維状、多角形状のものを少なくとも1種含んでいれば良く、これらを2種以上含んでいても良いことは勿論である。
非球状の無機粒子の中でも不定形の無機粒子は、上述した非球状の無機粒子の添加効果をより一層発揮できると共に、棒状や鱗片状等の無機粒子よりも平均粒径が1μm以下の微粒子を作製しやすいという利点もある。尚、無機粒子の平均粒径が1μm以下の微粒子が好ましいのは、無機粒子の平均粒径が大きくなると、それに伴って無機粒子層の厚みが大きくなるため、電池内において、電池の発電に直接関与する正極活物質や負極活物質の量が少なくなるという不都合を生じるからである。
尚、本明細書における平均粒径とは、レーザー回折法により求めた値をいう。
不定形の無機粒子の割合が少なくなりすぎると、無機粒子層中の空隙率が低くなり過ぎて電解液の浸透性が低下するため、サイクル特性が低下する場合がある。一方、不定形の無機粒子の割合が多くなり過ぎると、無機粒子層中の空隙率が高くなり過ぎてトラップ効果が十分に働かず、高温での保存特性の向上効果が十分に発揮されない場合がある。加えて、不定形の無機粒子の割合が多くなり過ぎると、スラリーの分散性が低下して塗工性が低下するため、電極の反応均一性が阻害され、高温でのサイクル特性等の電池諸特性が低下する場合もある。
このように、無機粒子として無機粒子、特にルチル型のチタニア又はアルミナに限定するのは、これらのものは、電池内での安定性に優れ(リチウムとの反応性が低く)、しかもコストが安価であるという理由によるものである。また、ルチル構造のチタニアとするのは、アナターゼ構造のチタニアはリチウムイオンの挿入離脱が可能であり、環境雰囲気、電位によっては、リチウムを吸蔵して電子伝導性を発現するため、容量低下や、短絡の危険性があるからである。また、ルチル型のチタニアはスラリーの分散性に優れているので、均質な無機粒子層を作製することができるという利点もある。
また、無機粒子層の厚みが大きくなり過ぎるのを防止すべく、無機粒子は平均粒径が1μm以下のものが好ましく、また、スラリーの分散性を考慮するとアルミニウムやケイ素、チタンで表面処理されているものが特に好ましい。
このように規制するのは、アルミナは焼結することで不定形の粒子が得やすく、しかも、平均粒径を1μm以下に制御し易い。また、チタニアはインク業界では一般的に使用されており、平均粒径が1μm以下のものが安価に入手可能だからである。
このように無機粒子に対するバインダー濃度の上限を定めるのは、バインダーの濃度が余り高くなると、リチウムイオンの活物質層への透過性が極端に低下し(電解液の拡散を阻害し)、電極間の抵抗が増加することにより、充放電容量の低下を招くからである。但し、無機粒子に対するバインダーの割合が1質量%未満になると無機粒子層における結着性が低下するので、無機粒子に対するバインダーの割合が1質量%以上であることが望ましい。
このように規制するのは、無機粒子の平均粒径がセパレータの平均孔径より小さい場合には、電池を作製する際の巻き潰し時に、無機粒子がセパレータの一部を貫通して、セパレータに大きなダメージを与えることがあり、しかも、セパレータの微多孔内へ無機粒子が侵入して、電池の諸特性を低下させることがあるため、これらの不都合を回避するためである。
これは、正極活物質として層状構造のものを用いる場合には、リチウム参照極電位に対して正極が4.30V以上充電されると、容量が増加する利点を発揮する反面、コバルト等が溶出するという不都合が生じる。また、正極活物質としてスピネル構造のものを用いる場合には、リチウム参照極電位に対して正極が4.20V以上充電されると、マンガン等が溶出するという不都合が生じる。したがって、上記構成の電池では、無機粒子層の有無によって高温における保存特性やサイクル特性の差異が顕著に現れるからである。
尚、正極活物質としてコバルト酸リチウムを用いる場合には、上記コバルト等が溶出するという不都合を回避すべく、コバルト酸リチウムにアルミニウム、ジルコニウム、マグネシウムが添加或いは固溶されていることが好ましい。
上述したトラップ効果は、無機粒子層の厚みが大きい程発揮されるとはいうものの、無機粒子層の厚みが大きくなり過ぎると、電池内部抵抗の増大により負荷特性が低下したり、正負両極の活物質量が少なくなることによる電池エネルギー密度の低下を招来したりすることになるからである。また、薄くても効果はあるが、トラップ効果等を十分に得るには薄すぎない方がいいからである。尚、ここでいう無機粒子層の厚みとは、片面での厚みをいう。
先ず、正極活物質であるコバルト酸リチウム(Al及びMgがそれぞれ1.0mol%固溶されており、且つZrが0.05mol%表面に固着されているもの)と、炭素導電剤としてのアセチレンブラックと、結着剤としてのPVDFとを、95:2.5:2.5の質量比で混合した後、NMPを溶剤としてプライミクス製コンビミックスを用いてこれらを攪拌し、正極合剤スラリーを調製した。次に、この正極合剤スラリーを正極集電体であるアルミニウム箔の両面に塗着し、更に、乾燥、圧延することにより、アルミニウム箔の両面に正極活物質層が形成された正極を作製した。尚、正極活物質層の充填密度は3.60g/ccとした。
炭素材料(人造黒鉛)と、CMC(カルボキシメチルセルロース)と、SBR(スチレンブタジエンゴム)とを、98:1:1の質量比で水溶液中にて混合して負極合剤スラリーを調製した後、負極集電体である銅箔の両面に負極合剤スラリーを塗着し、更に、乾燥、圧延することにより、負極集電体の両面に負極活物質層を形成した。尚、負極活物質層の充填密度は1.60g/ccとした。
エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)とが容積比で3:7の割合で混合された混合溶媒に、主としてLiPF6を1.0モル/リットルの割合で溶解させて調製した。
正、負極それぞれにリード端子を取り付け、ポリエチレン製微多孔膜から成るセパレータ(平均孔径0.1μm)を介して渦巻状に巻き取ったものをプレスして、扁平状に押し潰した電極体を作製した後、電池外装体としてのアルミニウムラミネートフィルムの収納空間内に電極体を装填し、更に、当該空間内に非水電解液を注液した後に、アルミニウムラミネートフィルム同士を溶着して封止することにより電池を作製した。尚、この電池設計においては、正負両極の活物質量を調整することにより、充電終止電圧が4.40Vになるように規定し、且つ、この電位で正負極の容量比(負極の初回充電容量/正極の初回充電容量)が1.08になるように規定した。また、上記電池の設計容量は850mAhである。尚、充電終止電圧は、4.40V以上に限るものではないが、充電終止電圧が高いほど、より本発明の効果が大きく現れる。
実施例1としては、前記最良の形態で示した電池を用いた。
このようにして作製した電池を、以下、本発明電池A1と称する。
無機粒子としての球状のルチル型チタニアと不定形のアルミナとの割合を、質量比で50:50としたこと以外は、上記実施例1と同様にして電池を作製した。
このようにして作製した電池を、以下、本発明電池A2と称する。
また、実施例2で用いた無機粒子スラリーを本発明スラリーa2と称する。
無機粒子としての球状のルチル型チタニアと不定形のアルミナとの割合を、質量比で75:25としたこと以外は、上記実施例1と同様にして電池を作製した。
このようにして作製した電池を、以下、本発明電池A3と称する。
負極に無機粒子層を設けない以外は、上記実施例1と同様にして電池を作製した。
このようにして作製した電池を、以下、比較電池Z1と称する。
無機粒子として球状のルチル型チタニアのみを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして電池を作製した。
このようにして作製した電池を、以下、比較電池Z2と称する。
また、比較例2で用いた無機粒子スラリーを比較スラリーz2と称する。
無機粒子として不定形のアルミナのみを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして電池を作製した。
このようにして作製した電池を、以下、比較電池Z3と称する。
また、比較例3で用いた無機粒子スラリーを比較スラリーz3と称する。
無機粒子としてアルミナのみを用い、且つ、そのアルミナとして球状のアルミナ(住友化学(株)製AKP50であって、平均粒径0.3μm、タップ密度1.1g/cc)を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして電池を作製した。
このようにして作製した電池を、以下、比較電池Z4と称する。
また、比較例4で用いた無機粒子スラリーを比較スラリーz4と称する。
本発明スラリーa2及び比較スラリーz2〜z4における分散性(スラリーの凝集状態および気泡の有無)を評価したので、その結果を図3〜図5及び表1に示す。図3は本発明スラリーa2における評価を示すグラフ、図4は比較スラリーz2における評価を示すグラフ、図5は比較スラリーz3における評価を示すグラフである。また、当該評価には、センサテクノロジー製アピアランスモニターを用いた。
尚、図には示していないが、球状のアルミナを用いた比較スラリーz4では、凝集粒子や気泡が見られ、分散性及び塗工性に劣ることが認められた。したがって、同じ球状の無機粒子であっても、分散性及び塗工性の点においては、チタニアの方がアルミナより好ましいことがわかった。
本発明電池A1〜A3及び比較電池Z1〜Z3における保存特性(高温保存後の残存容量率)とサイクル特性(サイクル寿命)とを調べたので、その結果を表2に示す。また、ここで得られた結果をもとに、不定形アルミナの割合とサイクル寿命との相関について検討したので、その結果を図6に示す。尚、充放電条件及び保存条件は、下記の通りである。
1.0It(850mA)の電流で、電池電圧が4.4Vとなるまで定電流充電を行なった後、1.0It(850mA)の電流で、電池電圧が3.0Vまで定電流放電を行なうという条件。
尚、充放電の間隔は10分である。
・保存条件
上記充放電条件で充放電を1回行い、再度、上記充電条件で設定電圧まで充電した電池を60℃で20日間放置するという条件である。
・残存容量の算出
上記電池を室温まで冷却し、上記放電条件と同一の条件で放電を行って残存容量を測定し、保存試験後1回目の放電容量と保存試験前の放電容量とを用いて、下記(1)式より、残存容量率を算出した。
残存容量率(%)=
(保存試験後1回目の放電容量/保存試験前の放電容量)×100・・・(1)
45℃において、上記充放電条件で充放電を繰り返し行ない、1サイクル目の放電容量の80%に達するまでのサイクル数を測定し、これをサイクル寿命とした。尚、表2においては、比較電池Z1のサイクル寿命を100とした指数で表している。
表2から明らかなように、負極表面に無機粒子層が形成された本発明電池A1〜A3及び比較電池Z2、Z3は、負極表面に無機粒子層が形成されていない比較電池Z1と比べて、高温保存特性(高温充電保存後の残存容量率)が向上していることがわかる。これは、高温充電保存時には正極活物質から元素が溶出したり電解液の分解が生じたりするが、本発明電池A1〜A3及び比較電池Z2、Z3の如く無機粒子層が存在していれば、正極活物質からの溶出物や電解液の分解物を当該無機粒子層でトラップすることができるので、負極やセパレータのダメージが軽減され、高温保存特性が向上するものと考えられる。
また、表2から明らかなように、球状のチタニアと不定形のアルミナとを混合したものを用いて無機粒子層を形成した本発明電池A1〜A3は、不定形のアルミナを用いて無機粒子層を形成した比較電池Z3や球状のチタニアを用いて無機粒子層を形成した比較電池Z2に比べて、高温時におけるサイクル特性が向上していることがわかる。これは、以下に示す理由によるものと考えられる。
球状のルチル型チタニア(チタン工業(株)製KR380)と、不定形のアルミナ(住友化学(株)製AKP3000)とを、所定の比率で混合したときのかさ密度とタップ密度とを調べたので、その結果を表3及び図7に示す。また、ルチル型チタニアが全く添加されていない場合(試料1)のタップ密度を100としたときの各試料(試料2〜試料7)のタップ密度の割合を表3及び図8に示す。
(1)上記実施例では負極活物質層の表面に無機粒子層を設けているが、正極活物質層の表面に無機粒子層を設けても良いことは勿論である。
(2)電池の充電電圧等に応じて球状又は実質的に球状の無機粒子と非球状の無機粒子との比率を変化させることにより、より非水電解質電池の性能向上を図ることができる。具体的には、電池の充電電圧が高くなる場合には、溶出物や分解物が増えるので、球状又は実質的に球状の無機粒子の割合を多くして、無機粒子層中の空隙率を低くすることにより、トラップ効果を大きくする等である。
(3)球状の無機粒子と非球形の無機粒子とを混合することにより無機粒子層中の空隙率を規制するのみならず、粒径の異なる球状の無機粒子を混合することによっても無機粒子層中の空隙率を規制することが可能である。但し、この場合には、小径の無機粒子のみならず大径の無機粒子をも用いる必要があるため、無機粒子層の厚みが大きくなるという不都合がある。
(I)電池の製造工程に耐え得る結着性を確保する機能
(II)電解液を吸収した後の膨潤による無機粒子間の隙間を充填する機能
(III)無機粒子の分散性を確保する機能(再凝集防止機能)
(IV)電解液への溶出が少ないという特性
Claims (10)
- 正極、負極、これら正負極間に配置されたセパレータ、及び、非水電解質を備え、且つ、上記正負両極のうち少なくとも一方の電極表面には無機粒子とバインダーとを含む無機粒子層が配置された非水電解質電池において、
上記無機粒子が、球状又は実質的に球状の無機粒子と不定形の無機粒子とから構成され、上記無機粒子の総量に対する上記不定形の無機粒子の割合が、25質量%以上75質量%以下である、非水電解質電池。 - 上記負極の表面に上記無機粒子層が配置されている、請求項1記載の非水電解質電池。
- 上記無機粒子の総量に対する上記不定形の無機粒子の割合が、40質量%以上75質量%以下である、請求項1または2記載の非水電解質電池。
- 上記無機粒子がルチル型のチタニア又はアルミナから成る、請求項1〜3のいずれか1項に記載の非水電解質電池。
- 上記不定形の無機粒子がアルミナから成り、上記球状の無機粒子がルチル型のチタニアから成る、請求項1〜4のいずれか1項に記載の非水電解質電池。
- 上記無機粒子に対する上記バインダーの割合が30質量%以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の非水電解質電池。
- 上記無機粒子の平均粒径がセパレータの平均孔径より大きい、請求項1〜6のいずれか1項に記載の非水電解質電池。
- 上記正極における正極活物質として層状構造のものを用いる場合には、リチウム参照極電位に対して正極が4.30V以上充電される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の非水電解質電池。
- 上記正極における正極活物質としてスピネル構造のものを用いる場合には、リチウム参照極電位に対して正極が4.20V以上充電される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の非水電解質電池。
- 上記無機粒子層の厚みが1μm以上4μm以下である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の非水電解質電池。
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