JP5219016B2 - 照明制御装置および照明システム - Google Patents
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Description
しかし、展示場、図書館などにあっては、物品の展示位置または利用者の好みにより、要求される照度が異なる場合があり、従来、このような要求に応じるものとして、個々の照明機器または小範囲のエリア毎の照明機器の光度を、手動にて調節するものがあったが、その調節作業は、非常に面倒であるという欠点があった。
予め設定された複数の光度生成範囲のうち、所定の光度生成範囲内で変化される発光光度の変化量およびそれに対応して得られる測定照度の変化量に基づき、各照明機器が照度測定装置の測定照度に与える影響度合いを判断するための回帰係数を演算する回帰係数演算手段と、
この回帰係数演算手段で求められた回帰係数および目標照度に対する測定照度の偏差に基づき、次の発光光度を生成するための上記所定の光度生成範囲を選択する光度生成範囲選択手段と、
この光度生成範囲選択手段で選択された光度生成範囲内で変化される光度値でもって発光光度を生成する光度生成手段と、
この光度生成手段にて生成された発光光度、この発光光度での発光による測定照度、回帰係数、および照明機器の消費電力に基づき、上記生成された発光光度の良否を評価するための評価値を演算する評価値演算手段と、
照度測定装置が移動したことを検知し得る移動検知手段とを具備し、
さらに上記移動検知手段を、照度測定装置により取得した測定照度が目標照度の設定許容範囲内であるか否かを判断する照度値判断部と、この照度値判断部にて目標照度の設定許容範囲から外れていると判断された場合には、その継続回数をカウントするカウント部と、このカウント部からのカウント数を入力して設定回数と比較して超える場合には移動と判断する移動判断部と、この移動判断部にて移動中であると判断された場合に、回帰係数の演算をリセットするリセット部とから構成したものである。
回帰係数に対する補正値を求める推定誤差共分散の逐次演算と、この補正値を用いて推定値である回帰係数の逐次演算とを有し、入力値である光度変化量を基準としたときの観測値である照度変化量の観測予測誤差を最小とする推定値である回帰係数を再帰的に推定する逐次型最小二乗法を用いるもので、
下記(1)式に基づき、或る時刻(演算ステップに相当する)(k)における入力値x(k)、前の時刻(前回の演算ステップに相当する)(k−1)における推定値の誤差共分散P(k)および観測雑音wの共分散R(k)を用いて、観測値の予測誤差共分散S(k)を演算する観測予測誤差共分散演算部と、
下記(2)式に基づき、入力値x(k)、推定誤差共分散P(k−1)および観測予測誤差共分散S(k)を用いて、補正係数W(k)を演算する補正係数演算部と、
下記(3)式に基づき、推定誤差共分散P(k−1)、補正係数W(k)、観測予測誤差共分散S(k)を用いて、或る時刻(k)における推定誤差共分散P(k)を演算する推定誤差共分散演算部と、
下記(4)式に基づき、入力値x(k)および前の時刻における推定値β(k−1)を用いて、或る時刻における観測値の予測値*y(k)を演算する観測予測値演算部と(なお、記号「*」は、以下に示す式中において、この後に続く文字にハット記号が付されていることを示す、以下同じ)、
下記(5)式に基づき、或る時刻(k)における観測値y(k)および観測予測値*y(k)を用いて、観測値の予測誤差ε(k)を演算する観測予測誤差演算部と、
下記(6)式に基づき、前の時刻における回帰係数β(k−1)、補正係数W(k)および観測予測誤差ε(k)を用いて、或る時刻における推定値*β(k)を演算する推定値演算部とを有するものである。
W(k)=P(k−1)x(k)S−1(k)+R(k) ・・・(2)
P(k)=P(k−1)−W(k)S(k)W(k) ・・・(3)
上記照度測定装置は、
受光により照度値を検出し得る光センサ部と、目標照度を設定し得る目標照度設定部と、上記光センサ部にて測定された測定照度上記目標照度設定部で設定された目標照度、および当該照度測定装置の識別情報をデータ通信手段に出力するデータ出力部とから構成し、
上記照明制御装置は、
任意に変化される発光光度の変化量または所定の方法で変化される発光光度の変化量と測定照度の変化量とに基づき、各照明機器が照度測定装置の照度に与える影響度合いを判断するための回帰係数を演算する回帰係数演算手段と、
この回帰係数演算手段で求められた回帰係数および目標照度に対する測定照度の偏差に基づき、次に生成する光度範囲を選択する光度生成範囲選択手段と、
この光度生成範囲選択手段で選択された光度生成範囲内で任意に変化される光度値または所定の方法で変化される光度値でもって発光光度を生成する光度生成手段と、
この光度生成手段にて生成された発光光度、この発光光度での発光による測定照度、回帰係数、および照明機器の消費電力に基づき、当該生成された発光光度の良否を評価するための評価値を演算する評価値演算手段と、
上記照度測定装置の移動を検知し得る移動検知手段とを有し、
さらに上記移動検知手段を、照度測定装置により取得した測定照度が目標照度の設定許容範囲内であるか否かを判断する照度値判断部と、この照度値判断部にて目標照度の設定許容範囲から外れていると判断された場合には、その継続回数をカウントするカウント部と、このカウント部からのカウント数を入力して設定回数と比較して超える場合には移動と判断する移動判断部と、この移動判断部にて移動中であると判断された場合に、回帰係数の演算をリセットするリセット部とから構成したものである。
回帰係数に対する補正値を求める推定誤差共分散の逐次演算と、この補正値を用いて推定値である回帰係数の逐次演算とを有し、入力値である光度変化量を基準としたときの観測値である照度変化量の観測予測誤差を最小とする推定値である回帰係数を再帰的に推定する逐次型最小二乗法を用いるもので、
下記(1)式に基づき、或る時刻(演算ステップに相当する)(k)における入力値x(k)、前の時刻(前回の演算ステップに相当する)(k−1)における推定値の誤差共分散P(k)および観測雑音wの共分散R(k)を用いて、観測値の予測誤差共分散S(k)を演算する観測予測誤差共分散演算部と、
下記(2)式に基づき、入力値x(k)、推定誤差共分散P(k−1)および観測予測誤差共分散S(k)を用いて、補正係数W(k)を演算する補正係数演算部と、
下記(3)式に基づき、推定誤差共分散P(k−1)、補正係数W(k)、観測予測誤差共分散S(k)を用いて、或る時刻(k)における推定誤差共分散P(k)を演算する推定誤差共分散演算部と、
下記(4)式に基づき、入力値x(k)および前の時刻における推定値β(k−1)を用いて、或る時刻における観測値の予測値*y(k)を演算する観測予測値演算部と(なお、記号「*」は、以下に示す式中において、この後に続く文字にハット記号が付されていることを示す、以下同じ)、
下記(5)式に基づき、或る時刻(k)における観測値y(k)および観測予測値*y(k)を用いて、観測値の予測誤差ε(k)を演算する観測予測誤差演算部と、
下記(6)式に基づき、前の時刻における回帰係数β(k−1)、補正係数W(k)および観測予測誤差ε(k)を用いて、或る時刻における推定値*β(k)を演算する推定値演算部とを有するものである。
W(k)=P(k−1)x(k)S−1(k)+R(k) ・・・(2)
P(k)=P(k−1)−W(k)S(k)W(k) ・・・(3)
以下、本発明の実施の形態に係る照明制御装置および照明システムを、図1〜図25に基づき説明する。
この照明制御装置4は、予め設定された複数の光度生成範囲(光度変化範囲ともいい、後述する)のうち、所定の光度生成範囲内で、照明機器3における光度をランダムに変化させて発光光度を生成するとともにこの変化された発光光度を順次出力し得る光度生成手段11と、ネットワーク回線7を介して送られる識別情報、目標照度、測定照度、消費電力などの各種データを取り込むデータ取込手段12と、このデータ取込手段12にて取り込まれたデータを所定回数分(少なくとも、演算に必要とする回数分を超える回数)を記憶(格納)し得るデータ記憶手段13と、このデータ記憶手段13に記憶されたデータを取り込むとともにこのデータに基づき照度測定装置5が移動しているか否か、つまり利用者が移動したか否か(移動中であるか否かも含む)を検知する移動検知手段14と、ランダムに変化される発光光度の変化量とそれに対応して得られた測定照度の変化量とに基づき、各照明機器3の照度測定装置5に対する照度の影響度合い(距離的位置関係ともいえる)を判断するための回帰係数を演算する回帰係数演算手段15と、この回帰係数演算手段15で求められた回帰係数および上記照度測定装置5により得られた照度状態(具体的には、目標照度に対する測定照度の偏差などである)に基づき、次に生成する発光光度(以下、次光度ともいう)の範囲を、予め設定されている複数の光度生成範囲から選択する光度生成範囲選択手段16と、上記光度生成手段11にて出力された次光度およびこの次光度に基づく発光による測定照度並びに照明機器3の消費電力に基づき、当該次光度の良否を評価するための評価値を評価式(目的関数ともいう)を用いて演算する評価値演算手段17とから構成されている。
この回帰係数演算手段15の機能を概略的に説明すると、照明機器3と照度測定装置5との因果関係を光度変化量[説明変数(入力値でもある)x]と照度変化量(観測値y)とで表される単回帰式を下記(1)式にて示すように定式化し、この単回帰式を説明する回帰係数(β)を求めることで、両者の影響度合いを得るようにしたものである。
この回帰係数演算手段15は、回帰係数に対する補正値を求める推定誤差共分散の逐次演算と、この補正値を用いて推定値である回帰係数の逐次演算とを有し、入力値である光度変化量を基準としたときの観測値である照度変化量の観測予測誤差を最小とする推定値である回帰係数を、再帰的に推定する逐次型最小二乗法を用いるもので、
下記(2)式に基づき、或る時刻(演算ステップに相当する)(k)における入力値x(k)、前の時刻(前回の演算ステップに相当する)(k−1)における推定値の誤差共分散P(k)および観測雑音wの共分散R(k)を用いて、観測値の予測誤差共分散S(k)を演算する観測予測誤差共分散演算部21と、下記(3)式に基づき、入力値x(k)、推定誤差共分散P(k−1)および観測予測誤差共分散S(k)を用いて、補正値である補正係数W(k)を演算する補正係数演算部22と、下記(4)式に基づき、推定誤差共分散P(k−1)、補正係数W(k)および観測予測誤差共分散S(k)を用いて、或る時刻(k)における推定誤差共分散P(k)を演算する推定誤差共分散演算部23と、下記(5)式に基づき、入力値x(k)および前の時刻における推定値β(k−1)を用いて、或る時刻における観測値の予測値*y(k)を演算する観測予測値演算部24と(なお、記号「*」は、以下に示す式中において、この後に続く文字にハット記号が付されていることを示す、以下同じ)、下記(6)式に基づき、或る時刻(k)における観測値y(k)および観測予測値*y(k)を用いて、観測値の予測誤差ε(k)を演算する観測予測誤差演算部25と、下記(7)式に基づき、前の時刻における回帰係数β(k−1)、補正係数W(k)および観測予測誤差ε(k)を用いて、或る時刻における推定値*β(k)を演算する推定値演算部26とから構成されている。
W(k)=P(k−1)x(k)S−1(k)+R(k) ・・・(3)
P(k)=P(k−1)−W(k)S(k)W(k) ・・・(4)
なお、以下の説明では、所定時間間隔おきに(つまり、所定周期毎に)データが取り込まれるとともに、これらデータおよび前回の回帰係数に基づき、次の回帰係数を推定値として求めるのであるが、この求める手順を「探索」と称して説明する。さらに、照度測定装置5を照度センサと称して説明する。
図5に示される照明環境は、所定間隔おきに配置された3つの照明機器3(3A,3B,3C)のうち、2つの照明機器3A,3Bのそれぞれ下方に照度センサ5(5A,5B)が配置されたものである。
この光度生成範囲選択手段16は、回帰係数を用いて、照明機器3と照度測定装置5との近傍度を検出するとともに、この近傍度と目標照度に対する測定照度の偏差の程度を示す照度状況とから得られる選択条件(以下、選択条件を決定することを近傍設計ともいう)により、予め、設定されている複数の光度生成範囲、例えば図8に示す7種類(A〜G)から使用すべき、すなわち最適な次光度の生成範囲を選択するためのものである。
すなわち、図8に示すように、7種類の光度生成範囲つまり近傍範囲A〜Gが次光度生成に用いられる。近傍範囲Aおよび近傍範囲Bは減光を重視した範囲であり、近傍範囲Aは現在の光度から急激に光度を下げることを重視した範囲、近傍範囲Bは近傍範囲Aよりは低速であるが減光を重視した範囲である。また、近傍範囲C、DおよびEは光度の調節を行う範囲であり、近傍範囲Cは減光傾向、近傍範囲Eは増光傾向、近傍範囲Dは現在の光度を維持するように光度調整を行う範囲である。また、近傍範囲FおよびGは近傍範囲AおよびBとは逆に増光を重視した範囲であり、近傍範囲Fは低速、近傍範囲Gは急激に増光するようにした範囲である。なお、図8中の数値は、照明機器3の最大点灯光度を100(%)とした際の光度変化量(%)であり、これらの値は実験的に求められたものである。数値的に説明すると、光度生成範囲は、許容可視変動範囲[人が知覚し得ない範囲であり、目標光度の1.06(+6%)〜0.92(−8%)の範囲]が望ましいが、近傍範囲によっては、その範囲を少し超えるものもあるが、やはり、人の知覚では殆ど気が付くことがないため、支障は生じない。すなわち、図8にて示した光度の生成範囲を、拡大許容可視変動範囲ということができる。
(1)回帰係数を用いて各照度センサに対して、その照度に基づきランク付けを行う。
(2)各照度センサの照度状況に応じて選択条件を決定する。
(3)照明機器は照度センサのランクと選択条件から近傍範囲を一意に決定する。
(2)項において、各照明機器は各照度センサの照度状況、および(1)で得た自身のランクに基づき選択条件を決定する。その際には、図9に示すツリー構造が用いられる。図9の下部に、照度状況(分岐ルール)を示しておく。
この評価値演算手段17は、得られた次光度が良好であるか不良であるかを判断するもので、つまりシステム全体の消費電力量と、目標照度に対する各照度測定装置5で得られる測定照度の偏差(値の大小)とを考慮して判断するためのもので、下記(8)式にて得られる評価値fに基づき判断される。
この移動検知手段14は、図11に示すように、取得した測定照度が、図12に示す許容下限値以上で許容上限値以下の範囲(イ)、許容上限値超える範囲(ロ)、許容下限値未満の場合(ハ)の3つのいずれに属するか否かを判断する照度値判断部51と、この照度値判断部51にて上下限から外れていると[つまり(ロ)と(ハ)の場合]判断された場合には、その継続回数(継続探索回数)をカウントするカウント部52と、このカウント部52からのカウント数を入力して設定回数と比較して超える場合には移動と判断する移動判断部53と、この移動判断部53にて移動中であると判断された場合に、回帰係数および推定誤差共分散に外れ値を与えて回帰係数の推定演算をリセットするリセット部54とから構成されている。
すなわち、本発明に係る回帰係数を用いた照明制御アルゴリズム(自律分散型適応的近傍アルゴリズムともいう)においては、照度測定装置5の移動を照明機器3自ら検知する必要がある。ここで、実際の照明環境下における照度測定装置5の移動について考えると、照度測定装置5の移動発生時には、その照度が一時的に大きく変化する。そこで、照明機器3は、移動検知のために、探索過程において、常に全ての照度測定装置5の照度状態を監視している。なお、照度状態の監視は、図12に示すように目標照度範囲内[照度範囲(イ)]および目標照度範囲を超えるおよび未満の2つの状態[照度範囲(ロ)および(ハ)]の3段階で行う。図12の縦軸は、目標照度を基準とした照度変動率であり、その上下限範囲内は目標照度収束状態を示している。また、照度範囲の監視には、環境雑音(ノイズである)すなわち外的要因で生じる照度変化に注意が必要となる。例えば、照度測定装置5の光センサ部5bに人影が入るといった外的要因が考えられる。そこで、大きく照度変化が起こったことを感知した後、数回の探索を移動検知期間として設け、移動の有・無を確認する。具体的には、移動検知期間中に目標照度を満たさない探索回数をカウントし、連続して照度範囲(ロ)または(ハ)の状態が続くようであれば、照度測定装置5が移動したと見なす。これにより、外的要因による照度変化については、すぐに反応(検知)しないようにする。なお、移動を検知した際には、上述したように、推定誤差共分散に外れ値を与えることによって推定をリセットし、移動後の環境においても、正しい推定を行い得るようにする。
照明機器3が蛍光灯である場合、その構造により光の強さに指向性が存在するため、照度測定装置5の配置によっては、照明機器3と照度測定装置5との位置関係の把握が難しく、目標照度を下回る場合が生じる。目標照度を満たすのが難しい照明環境を、図13に示す。なお、図13の説明においては、照明機器を単に「照明」と称し、また照度測定装置を「センサ」と称し、またその後方の番号は、機器番号を示すものとする。
すなわち、このステップ2では、光度生成手段11により、初期設定により設定された初期光度が生成されて照明機器3が点灯されるとともに、所定の光度生成範囲(例えば、光度生成範囲D)で、且つ所定時間間隔(例えば、1秒間隔)でもって、ランダムにその光度が変化される。具体的には、コンピュータ装置の演算処理部(マイクロチップ)で乱数(正確には、擬似乱数)を発生させることにより行われる。ここで発生された光度は、他の照明機器とは全く無関係に決定される。
上記ステップ4で、照度センサ5の移動が検知されると、評価値を求めるために用いる回帰係数を、前回の回帰係数とするようにリセットされる(ステップ5)。
次に、評価値演算手段17にて、取得した発光光度、照度センサの識別情報、目標照度、測定照度および消費電力を用いて評価値が演算される(ステップ6)。
次に、次光度に基づく測定照度、消費電力などが取得され(ステップ8)、そして回帰係数演算手段15により新たに回帰係数が演算される(ステップ9)。
そして、ステップ11で改善されていると判断された場合には、演算終了判断部(例えば、演算を強制的に終了させるもので、無くてもよい)を介して(ステップ13)、上記ステップ3に戻り、引き続き、上記各ステップ3〜13が実行される。
図16に示すように、部屋の天井に、照明(以下、1〜15の番号を付して説明する)を15個配置するとともに、3個の照度センサ5A,5B,5Cが配置されたものであり、照度センサ5Aの目標照度は750ルクスに、照度センサ5Bの目標照度は700ルクスに、照度センサ5Cの目標照度は800ルクスに設定されているものとする。このときのパラメータは、下記の第3表に示す通りである。なお、以下の説明では、15個の照明機器3を区別するのに、単に、「照明」という語句の後に、その番号を付すとともに、3個の照度センサについては、「センサ」という語句の後に、A〜Cの文字を付す。
図17(c)より、探索回数1000回目のセンサAの移動により大幅に目標照度が下回るが、探索回数1054回でセンサA,BおよびCの照度は、744,743および803ルクスとなり、相関係数を用いた場合の約1/2倍の探索回数で全ての照度センサが目標照度収束範囲に達することが確認できる。すなわち、センサAの移動前に影響していた照明が即座に減光し、移動後に影響する照明が急速に増光している。これは、回帰係数の推定により、照度センサの照明機器に対する照度の影響度合い(距離的位置関係)が正しく把握できているためである。しかし、図23(a)より、照明5の光度が一時的に増光していることが確認できる。これは、図23(c)より、センサAの移動直後に行う推定値である回帰係数のリセットにより、一時的に誤ったランクを得てしまった結果である。勿論、探索を進めると、この誤りを訂正することができる。
すなわち、この照明制御方法は、複数の照明機器と、これら各照明機器に対応して配置されて各照明機器で発光させる発光光度を制御する複数の照明制御装置と、上記各照明機器にて消費される消費電力を計測する電力計と、上記照明機器による照度を測定し得る照度測定装置と、上記各照明制御装置、電力計および照度測定装置との間で、所定データの受け渡しを行い得るデータ通信手段とを具備し、
且つ上記複数の照明機器の影響下に位置する照度測定装置からの測定照度および目標照度に基づき、少なくとも、当該照度測定装置の測定照度に影響を与える照明機器に対して、測定照度が目標照度に近づくように、その発光光度を制御する際に、上記測定照度に影響を与える照明機器を判断する指標として、所定の光度生成範囲内で変化されて照明機器に与えられる発光光度の変化量および照度測定装置にて測定される測定照度の変化量に基づき演算される回帰係数を用いるようにした照明システムにおける照明制御方法であって、
上記各照明機器を、所定の光度生成範囲内で発光光度を変化させて点灯させる第1のステップと、上記照明機器の影響下にある照度測定装置から測定照度および識別情報並びに消費電力を取得する第2のステップと、取得した測定照度に基づき照度測定装置が移動しているか否かを判断する第3のステップと、上記第3のステップにて照度測定装置の移動を検知すると現在の回帰係数をリセットする第4のステップと、取得した発光光度、照度測定装置の識別情報、測定照度および消費電力を用いて現在の発光光度の評価を行うための評価値を演算する第5のステップと、予め設定された複数の光度生成範囲から、次に発光すべき光度生成範囲を選択する第6のステップと、上記第6のステップで選択された光度範囲内で変化される光度値、照度値および消費電力を取得する第7のステップと、上記第7のステップで取得されたデータに基づき、新たに回帰係数を演算する第8のステップと、上記第8のステップで求められた回帰係数、および上記第7のステップで取得された発光光度、照度測定装置の識別情報、測定照度および消費電力に基づき評価値を演算する第9のステップと、上記第9のステップで求められた評価値と上記第5のステップで求められた前回の評価値とを比較して当該評価値が改善されているか否かを判断する第10のステップとを具備し、
且つ上記第10のステップにて改善されていると判断された場合に最初のステップに戻るようにするとともに、改善されていないと判断された場合に、第6のステップで求められた発光光度を破棄して最初のステップに戻るようにした制御方法である。
2 電気配線
3 照明機器
3a 蛍光灯
3b 光度調節部
4 照明制御装置
5 照度測定装置
5a カード本体部
5b 光センサ部
5c データ入力部
5d データ記憶部
5e データ出力部
6 電力計
7 ネットワーク回線
11 光度生成手段
12 データ取込手段
13 データ記憶手段
14 移動検知手段
15 回帰係数演算手段
16 光度生成範囲選択手段
17 評価値演算手段
21 観測予測誤差共分散演算部
22 フィルタゲイン演算部
23 推定値誤差共分散演算部
24 観測予測値演算部
25 観測予測誤差演算部
26 推定値演算部
31 ランク付け部
32 近傍選択部
41 選択指標決定部
42 依存値演算部
43 加算部
44 評価値判断部
51 照度値判断部
52 カウント部
53 移動判断部
54 リセット部
Claims (4)
- 複数の照明機器の発光光度およびこれら照明機器の影響下に位置する照度測定装置からの測定照度および当該照度測定装置に設定された目標照度並びに照明機器の消費電力に基づき、測定照度が目標照度の設定許容範囲内に入るように制御する照明制御装置であって、
予め設定された複数の光度生成範囲のうち、所定の光度生成範囲内で変化される発光光度の変化量およびそれに対応して得られる測定照度の変化量に基づき、各照明機器が照度測定装置の測定照度に与える影響度合いを判断するための回帰係数を演算する回帰係数演算手段と、
この回帰係数演算手段で求められた回帰係数および目標照度に対する測定照度の偏差に基づき、次の発光光度を生成するための上記所定の光度生成範囲を選択する光度生成範囲選択手段と、
この光度生成範囲選択手段で選択された光度生成範囲内で変化される光度値でもって発光光度を生成する光度生成手段と、
この光度生成手段にて生成された発光光度、この発光光度での発光による測定照度、回帰係数、および照明機器の消費電力に基づき、上記生成された発光光度の良否を評価するための評価値を演算する評価値演算手段と、
照度測定装置が移動したことを検知し得る移動検知手段とを具備し、
さらに上記移動検知手段を、照度測定装置により取得した測定照度が目標照度の設定許容範囲内であるか否かを判断する照度値判断部と、この照度値判断部にて目標照度の設定許容範囲から外れていると判断された場合には、その継続回数をカウントするカウント部と、このカウント部からのカウント数を入力して設定回数と比較して超える場合には移動と判断する移動判断部と、この移動判断部にて移動中であると判断された場合に、回帰係数の演算をリセットするリセット部とから構成したことを特徴とする照明制御装置。 - 回帰係数演算手段は、
回帰係数に対する補正値を求める推定誤差共分散の逐次演算と、この補正値を用いて推定値である回帰係数の逐次演算とを有し、入力値である光度変化量を基準としたときの観測値である照度変化量の観測予測誤差を最小とする推定値である回帰係数を再帰的に推定する逐次型最小二乗法を用いるもので、
下記(1)式に基づき、或る時刻(演算ステップに相当する)(k)における入力値x(k)、前の時刻(前回の演算ステップに相当する)(k−1)における推定値の誤差共分散P(k)および観測雑音wの共分散R(k)を用いて、観測値の予測誤差共分散S(k)を演算する観測予測誤差共分散演算部と、
下記(2)式に基づき、入力値x(k)、推定誤差共分散P(k−1)および観測予測誤差共分散S(k)を用いて、補正係数W(k)を演算する補正係数演算部と、
下記(3)式に基づき、推定誤差共分散P(k−1)、補正係数W(k)、観測予測誤差共分散S(k)を用いて、或る時刻(k)における推定誤差共分散P(k)を演算する推定誤差共分散演算部と、
下記(4)式に基づき、入力値x(k)および前の時刻における推定値β(k−1)を用いて、或る時刻における観測値の予測値*y(k)を演算する観測予測値演算部と(なお、記号「*」は、以下に示す式中において、この後に続く文字にハット記号が付されていることを示す、以下同じ)、
下記(5)式に基づき、或る時刻(k)における観測値y(k)および観測予測値*y(k)を用いて、観測値の予測誤差ε(k)を演算する観測予測誤差演算部と、
下記(6)式に基づき、前の時刻における回帰係数β(k−1)、補正係数W(k)および観測予測誤差ε(k)を用いて、或る時刻における推定値*β(k)を演算する推定値演算部と
を有することを特徴とする請求項1に記載の照明制御装置。
S(k)=x(k)P(k−1)S(k)+R(k) ・・・(1)
W(k)=P(k−1)x(k)S−1(k)+R(k) ・・・(2)
P(k)=P(k−1)−W(k)S(k)W(k) ・・・(3)
- 複数の照明機器と、これら各照明機器に対応して配置されて各照明機器で発光させる発光光度を制御する複数の照明制御装置と、上記各照明機器にて消費される消費電力を計測する電力計と、上記照明機器による照度を測定し得る照度測定装置と、上記各照明制御装置、電力計および照度測定装置との間で、所定データの受け渡しを行い得るデータ通信手段とを具備する照明システムであって、
上記照度測定装置は、
受光により照度値を検出し得る光センサ部と、目標照度を設定し得る目標照度設定部と、上記光センサ部にて測定された測定照度上記目標照度設定部で設定された目標照度、および当該照度測定装置の識別情報をデータ通信手段に出力するデータ出力部とから構成し、
上記照明制御装置は、
任意に変化される発光光度の変化量または所定の方法で変化される発光光度の変化量と測定照度の変化量とに基づき、各照明機器が照度測定装置の照度に与える影響度合いを判断するための回帰係数を演算する回帰係数演算手段と、
この回帰係数演算手段で求められた回帰係数および目標照度に対する測定照度の偏差に基づき、次に生成する光度範囲を選択する光度生成範囲選択手段と、
この光度生成範囲選択手段で選択された光度生成範囲内で任意に変化される光度値または所定の方法で変化される光度値でもって発光光度を生成する光度生成手段と、
この光度生成手段にて生成された発光光度、この発光光度での発光による測定照度、回帰係数、および照明機器の消費電力に基づき、当該生成された発光光度の良否を評価するための評価値を演算する評価値演算手段と、
上記照度測定装置の移動を検知し得る移動検知手段とを有し、
さらに上記移動検知手段を、照度測定装置により取得した測定照度が目標照度の設定許容範囲内であるか否かを判断する照度値判断部と、この照度値判断部にて目標照度の設定許容範囲から外れていると判断された場合には、その継続回数をカウントするカウント部と、このカウント部からのカウント数を入力して設定回数と比較して超える場合には移動と判断する移動判断部と、この移動判断部にて移動中であると判断された場合に、回帰係数の演算をリセットするリセット部とから構成したことを特徴とする照明システム。 - 回帰係数演算手段は、
回帰係数に対する補正値を求める推定誤差共分散の逐次演算と、この補正値を用いて推定値である回帰係数の逐次演算とを有し、入力値である光度変化量を基準としたときの観測値である照度変化量の観測予測誤差を最小とする推定値である回帰係数を再帰的に推定する逐次型最小二乗法を用いるもので、
下記(1)式に基づき、或る時刻(演算ステップに相当する)(k)における入力値x(k)、前の時刻(前回の演算ステップに相当する)(k−1)における推定値の誤差共分散P(k)および観測雑音wの共分散R(k)を用いて、観測値の予測誤差共分散S(k)を演算する観測予測誤差共分散演算部と、
下記(2)式に基づき、入力値x(k)、推定誤差共分散P(k−1)および観測予測誤差共分散S(k)を用いて、補正係数W(k)を演算する補正係数演算部と、
下記(3)式に基づき、推定誤差共分散P(k−1)、補正係数W(k)、観測予測誤差共分散S(k)を用いて、或る時刻(k)における推定誤差共分散P(k)を演算する推定誤差共分散演算部と、
下記(4)式に基づき、入力値x(k)および前の時刻における推定値β(k−1)を用いて、或る時刻における観測値の予測値*y(k)を演算する観測予測値演算部と(なお、記号「*」は、以下に示す式中において、この後に続く文字にハット記号が付されていることを示す、以下同じ)、
下記(5)式に基づき、或る時刻(k)における観測値y(k)および観測予測値*y(k)を用いて、観測値の予測誤差ε(k)を演算する観測予測誤差演算部と、
下記(6)式に基づき、前の時刻における回帰係数β(k−1)、補正係数W(k)および観測予測誤差ε(k)を用いて、或る時刻における推定値*β(k)を演算する推定値演算部と
を有することを特徴とする請求項3に記載の照明システム。
S(k)=x(k)P(k−1)S(k)+R(k) ・・・(1)
W(k)=P(k−1)x(k)S−1(k)+R(k) ・・・(2)
P(k)=P(k−1)−W(k)S(k)W(k) ・・・(3)
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