JP5218134B2 - 充電システム - Google Patents

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Description

本発明は、寒冷な環境でも充電システムの取り扱いを容易にする技術に関する。
充電システムは、充電対象が電気自動車に搭載された二次電池などであるときに、充電ケーブルを利用して充電対象を充電する。特許文献1が開示する充電ケーブルは、それ自身の発熱を抑制するために、冷却水が流れる冷媒管を備える。
特開平10−106362号公報
充電ケーブルは、外径側にゴム被覆を備える。寒冷な環境では、充電ケーブルのゴム被覆が凍結することがあるため、充電ケーブルの取り扱いが困難になることがある。
特許文献1が開示する充電ケーブルは、それ自身の発熱を抑制するために、冷却水が流れる冷媒管を備えることに代えて、それ自身の凍結を抑制するために、温熱水が流れる熱媒管を備えることができる。しかし、充電ケーブルの直径を小さくできない。
本発明は、充電ケーブルの凍結を抑制でき、かつ、充電ケーブルの直径を小さくできる、寒冷な環境でも充電システムの取り扱いを容易にする技術を提供する。
本発明の充電システムは、充電装置と充電ケーブルを備える。充電装置は、特性通知手段、短絡手段、加熱手段を備える。充電ケーブルは、充電装置からの充電電流を充電対象に供給して充電し、電流供給線と特性通知線を備える。
充電装置は、電流供給線を介して、充電対象を充電する。特性通知手段は、充電対象に特性通知線を介して、コネクタの形状又は充電電源の電流容量を含むケーブル特性のデータを送信する。短絡手段は、非充電時に電流供給線のみを短絡でき、あるいは、電流供給線と特性通知線をともに短絡できる。加熱手段は、非充電時に短絡された電流供給線のみに電流を供給でき、あるいは、短絡された電流供給線と特性通知線にともに電流を供給できる。
つまり、充電ケーブルは、充電時に充電対象を充電するために利用され、非充電時にそれ自体を昇温するために利用される。そこで、充電ケーブル全体の凍結を抑制できる。そして、温熱水が流れる熱媒管が利用されず、充電用と昇温用の双方として機能する充電ケーブルが利用される。そこで、充電ケーブル全体の直径を小さくできる。したがって、寒冷な環境でも本発明の充電システムの取り扱いが容易になる。
充電ケーブル全体の凍結を抑制でき、かつ、充電ケーブル全体の直径を小さくできるため、寒冷な環境でも本発明の充電システムの取り扱いが容易になる。
充電システムの構成要素を示すブロック図である。 充電時の通電経路を示すブロック図である。 非充電時の第1の通電経路を示すブロック図である。 非充電時の第2の通電経路を示すブロック図である。 AC/DCコンバータの構成要素を示すブロック図である。 DC/DCコンバータの構成要素を示すブロック図である。 非充電時の第1の通電処理を示すフローチャートである。 非充電時の第2の通電処理を示すフローチャートである。
{充電システムの構成要素}
図1は、充電システムの構成要素を示すブロック図である。充電システムは、充電装置1、AC電源2、コネクタ3、インレット4などから構成される。充電装置1とコネクタ3の相互間に、電流供給線31,32とCPLT(Control Pilot)線33,34が介在する。
充電装置1は、図2に示すように、電気自動車に搭載された二次電池などの充電対象5を充電する。充電装置1は、充電時にAC電源2から交流電流を供給され、コネクタ3を充電対象5に接続することにより、充電対象5を充電する。充電装置1は、非充電時にAC電源2から交流電流を供給され、コネクタ3をインレット4に接続することにより、充電ケーブルを昇温する。充電装置1は、充電対象5に交流電流を供給してもよく直流電流を供給してもよい。この実施形態では、交流電流が供給される。他の実施形態では、後述するAC/DCコンバータ11を利用して、直流電流が供給される。充電装置1は、充電電源から交流電流を供給されてもよく直流電流を供給されてもよい。
電流供給線31,32は、充電時に充電対象5を充電するための配線である。CPLT線33,34は、充電時に充電対象5にコネクタ3の形状又はAC電源2の電流容量を含むケーブル特性のデータを送信するための配線である。電流供給線31,32とCPLT線33,34は、束ねられた状態でゴム被覆により覆われる。充電装置1は、非充電時に充電ケーブルを吊り下げるスタンド形状のものであってもよく、非充電時に充電ケーブルを巻き取るリール形状のものであってもよい。
充電装置1は、AC/DCコンバータ11、CPLT回路12、漏電検出部13、電流測定部14、接地部15、充電スイッチ16、昇温スイッチ17、CPLTスイッチ18、インレットスイッチ19などから構成される。
AC/DCコンバータ11は、AC電源2から交流電流を供給され、交流電流を直流電流に変換する。そして、昇温スイッチ17を介して電流供給線31,32に直流電流を供給し、CPLTスイッチ18を介してCPLT回路12に直流電流を供給する。CPLT回路12は、CPLTスイッチ18を介してAC/DCコンバータ11から直流電流を供給され、コネクタ3の形状又はAC電源2の電流容量を含むケーブル特性のデータを記憶して充電対象5に送信する。電流測定部14が電流供給線31,32の電流値を測定することにより、漏電検出部13は電流供給線31,32の漏電を検出する。漏電検出部13と電流測定部14は、充電スイッチ16と昇温スイッチ17の下流側及びコネクタ3の上流側に配置される。下流側とは、コネクタ3側を指す。上流側とは、AC電源2側を指す。接地部15は、CPLT線34を接地する。
充電スイッチ16は、オンにされることにより、AC/DCコンバータ11を介さず、AC電源2とコネクタ3を接続する。昇温スイッチ17は、オンにされることにより、AC/DCコンバータ11を介して、AC電源2とコネクタ3を接続する。CPLTスイッチ18は、オンにされることにより、AC/DCコンバータ11とCPLT回路12を接続する。インレットスイッチ19は、後述する図3での第1の通電経路では、オンにされることにより、電流供給線31,32の端子同士を接続する。インレットスイッチ19は、後述する図4での第2の通電経路では、オンにされることにより、電流供給線31,32の端子同士を接続するうえに、CPLT線33,34の端子同士を接続する。
{充電時の通電経路}
図2は、充電時の通電経路を示すブロック図である。コネクタ3は、インレット4から外されて、充電対象5に接続される。CPLT回路12は、CPLT線33,34の電圧降下を検出することにより、以下のようにスイッチ操作を実行する。充電スイッチ16は、オンにされている。昇温スイッチ17は、オフにされている。CPLTスイッチ18は、オンにされている。インレットスイッチ19は、オフにされている。
AC電源2は、充電対象5に、充電スイッチ16、電流供給線31,32、コネクタ3を介して、交流電流を供給する。電流供給線31,32の端子同士は、図2の右上に示したように、充電装置5において接続される。電流測定部14は、電流供給線31,32の電流値を測定し、漏電検出部13は、電流供給線31,32の漏電を検出する。
AC電源2は、AC/DCコンバータ11に、交流電流を供給する。AC/DCコンバータ11は、交流電流を直流電流に変換する。そして、CPLT回路12に、CPLTスイッチ18を介して、直流電流を供給する。CPLT回路12は、充電対象5に、CPLT線33,34とコネクタ3を介して、コネクタ3の形状又はAC電源2の電流容量を含むケーブル特性のデータを送信する。CPLT線33,34の端子同士は、図2の右上に示したように、充電装置5において接続される。
{非充電時の通電経路}
非充電時の2種類の通電経路について、図3と図4を用いて説明する。
図3は、非充電時の第1の通電経路を示すブロック図である。コネクタ3は、充電対象5から外され、インレット4に接続される。CPLT回路12は、CPLT線33,34の電圧上昇を検出することにより、以下のようにスイッチ操作を実行する。充電スイッチ16は、オフにされている。昇温スイッチ17は、オンにされている。CPLTスイッチ18は、オフにされている。インレットスイッチ19は、オンにされている。
AC電源2は、AC/DCコンバータ11に、交流電流を供給する。AC/DCコンバータ11は、交流電流を直流電流に変換する。そして、電流供給線31,32に、昇温スイッチ17を介して、直流電流を供給する。電流供給線31,32の端子同士は、図3の右下に示したように、インレット4とインレットスイッチ19を用いて短絡される。つまり、電流供給線31,32は、充電対象5を充電するという本来の役割を果たしていないが、電気抵抗として発熱することにより充電ケーブル全体を昇温できる。さらに、温熱水が流れる熱媒管を利用しないで、充電用と昇温用の双方として機能する電流供給線31,32を利用するため、充電ケーブル全体の直径を小さくできる。そこで、寒冷な環境でも充電システムの取り扱いが容易になる。
図4は、非充電時の第2の通電経路を示すブロック図である。コネクタ3は、充電対象5から外され、インレット4に接続される。CPLT回路12は、CPLT線33,34の電圧上昇を検出することにより、以下のようにスイッチ操作を実行する。充電スイッチ16は、オフにされている。昇温スイッチ17は、オンにされている。CPLTスイッチ18は、オフにされている。インレットスイッチ19は、オンにされている。図4での第2の通電経路では、図3での第1の通電経路と異なり、昇温スイッチ20が準備されており、昇温スイッチ20は、オンにされている。
図4での第2の通電経路では、図3での第1の通電経路と同じく、電流供給線31,32が電気抵抗として発熱する。図4での第2の通電経路では、図3での第1の通電経路と異なり、CPLT線33,34が電気抵抗として発熱する。
AC電源2は、AC/DCコンバータ11に、交流電流を供給する。AC/DCコンバータ11は、交流電流を直流電流に変換する。そして、CPLT線33,34に、昇温スイッチ20を介して、直流電流を供給する。CPLT線33,34の端子同士は、図4の右下に示したように、インレット4とインレットスイッチ19を用いて短絡される。つまり、CPLT線33,34は、充電対象5にコネクタ3の形状又はAC電源2の電流容量を含むケーブル特性のデータを送信するという本来の機能を果たしていないが、電気抵抗として発熱することにより充電ケーブル全体を昇温できる。さらに、温熱水が流れる熱媒管を利用しないで、特性通知用と昇温用の双方として機能するCPLT線33,34を利用するため、充電ケーブル全体の直径を小さくできる。そこで、寒冷な環境でも充電システムの取り扱いが容易になる。
図3での第1の通電経路では、電流供給線31,32が、充電時に充電対象5を充電する役割と、非充電時に充電ケーブル全体を昇温させるという役割とを兼ねる。図4での第2の通電経路では、電流供給線31,32が、充電時に充電対象5を充電する役割と、非充電時に充電ケーブル全体を昇温させるという役割とを兼ね、CPLT線33,34が、充電時に充電対象5にコネクタ3の形状又はAC電源2の電流容量を含むケーブル特性のデータを送信するという役割と、非充電時に充電ケーブル全体を昇温させるという役割とを兼ねる。図4での第2の通電経路では、図3での第1の通電経路と比較して、昇温速度を上昇できる。ここで、昇温スイッチ17をオフにすることにより、電流供給線31,32が非充電時に充電ケーブル全体を昇温させることなく、昇温スイッチ20をオンにすることにより、CPLT線33,34が非充電時に充電ケーブル全体を昇温させてもよい。
図3での第1の通電経路では、漏電検出部13と電流測定部14が、電流供給線31,32に供給される直流電流に対して適用されている。図4での第2の通電経路では、漏電検出部13と電流測定部14が、電流供給線31,32に供給される直流電流に対して適用されているが、漏電検出部と電流測定部が、CPLT線33,34に供給される直流電流に対して準備されていない。図3での第1の通電経路では、図4での第2の通電経路と比較して、充電時にも非充電時にも充電ケーブル全体の漏電を確実に検出できる。
図4での第2の通電経路では、直流電流が、AC/DCコンバータ11の正端子、並列に配線された電流供給線31,32、並列に配線されたCPLT線33,34、AC/DCコンバータ11の負端子と接地部15、の順序で閉じられた経路を流れる。ここで、インレット4の配線を変更することにより、直流電流が、AC/DCコンバータ11の正端子、直列に配線された電流供給線31,32、AC/DCコンバータ11の負端子と接地部15、の順序で閉じられた経路と、AC/DCコンバータ11の正端子、直列に配線されたCPLT線33,34、AC/DCコンバータ11の負端子と接地部15、の順序で閉じられた経路と、を流れるようにしてもよい。
{AC/DCコンバータの構成要素}
図5と図6は、それぞれ、AC/DCコンバータ11とDC/DCコンバータ112の構成要素を示すブロック図である。非充電時に所定の電圧が充電ケーブルに印加されるならば、高温時に充電ケーブルの抵抗値が大きくなるため、充電ケーブルの電流値が小さくなり、低温時に充電ケーブルの抵抗値が小さくなるため、充電ケーブルの電流値が大きくなる。そこで、AC/DCコンバータ11は、充電ケーブルに印加される電圧を制御することなく、充電ケーブルに供給される電流を制御することにより、充電対象5が充電されていない低温時にも充電ケーブルの電流容量を遵守する。
図5において、AC/DCコンバータ11は、整流回路111とDC/DCコンバータ112などから構成される。整流回路111は、AC電源2から交流電流を供給され、交流電流を直流電流に変換し、DC/DCコンバータ112に直流電流を供給する。DC/DCコンバータ112は、整流回路111から直流電流を供給され、充電ケーブルの直流電流について測定値を目標値に一致させることにより、充電対象5が充電されていない低温時にも充電ケーブルの電流容量を遵守する。そして、図3での第1の通電経路では、電流供給線31,32に直流電流を供給する。さらに、図4での第2の通電経路では、電流供給線31,32とCPLT線33,34に直流電流を供給する。
図6において、DC/DCコンバータ112は、フィードフォーワード制御部113、フィードバック制御部114、減算器115、加算器116、DC/DCコンバータ回路117などから構成される。フィードフォーワード制御部113と加算器116は、フィードフォーワード制御を実行し、DC/DCコンバータ回路117に入力されるデューティ信号に含まれるデューティ比率を調整する。フィードバック制御部114と減算器115は、フィードバック制御を実行し、DC/DCコンバータ回路117に入力されるデューティ信号に含まれるデューティ比率を調整する。フィードバック制御での制御ゲインは、外気温などに応じて適宜に設定される。フィードフォーワード制御とフィードバック制御のうち、いずれの制御がともに実行されてもよく、いずれかの制御のみが実行されてもよい。DC/DCコンバータ回路117は、デューティ信号に含まれるデューティ比率に基づいて、測定電流値Iを目標電流値I*に一致させることにより、充電対象5が充電されていない低温時にも充電ケーブルの電流容量を遵守する。
{非充電時の通電処理}
非充電時の2種類の通電処理について、図7と図8を用いて説明する。
図7は、非充電時の第1の通電処理を示すフローチャートである。ユーザがコネクタ3を充電対象5から外してインレット4に接続するときに(ステップS1においてYES)、ステップS2が実行される。ユーザがコネクタ3を充電対象5に接続するままであるときに(ステップS1においてNO)、ステップS1が繰り返し実行される。
充電装置1は、不図示の外気温測定部において、外気温を測定する(ステップS2)。外気温が所定値以下であるときに(ステップS2においてYES)、AC/DCコンバータ11は、充電ケーブルの抵抗値を測定するために、テスト通電を実行する(ステップS3)。図3での第1の通電経路では、電流供給線31,32に対してテスト通電が実行される。図4での第2の通電経路では、電流供給線31,32とCPLT線33,34に対してテスト通電が実行される。外気温が所定値以下でないときに(ステップS2においてNO)、最後に後述するステップS6が実行される。
充電装置1は、テスト通電信号により、充電ケーブルの抵抗値を測定する(ステップS4)。充電ケーブルの抵抗値が所定値以下であるときに、つまり、充電ケーブルの温度が所定値以下であるときに(ステップS4においてYES)、AC/DCコンバータ11は、充電ケーブルを昇温させるために、昇温通電を実行する(ステップS5)。図3での第1の通電経路では、電流供給線31,32に対して昇温通電が実行される。図4での第2の通電経路では、電流供給線31,32とCPLT線33,34に対して昇温通電が実行される。充電ケーブルの抵抗値が所定値以下でないときに、つまり、充電ケーブルの温度が所定値以下でないときに(ステップS4においてNO)、最後に後述するステップS6が実行される。
ここで、外気温が測定されるとともに、充電ケーブルの抵抗値が測定されることには、以下のような意義がある。つまり、充電が終了してから時間が経過していないときなどでは、外気温が所定値以下であるときにも、充電ケーブルの温度が高いため、昇温通電が実行されない。しかし、充電が終了してから時間が経過しているときなどでは、外気温が所定値以下であるときには、充電ケーブルの温度が低いため、昇温通電が実行される。つまり、外気温と充電ケーブルの温度が異なる可能性を考慮しているのである。
ユーザがコネクタ3をインレット4から外して充電対象5に接続するときに(ステップS6においてYES)、非充電時の通電処理は終了する。ユーザがコネクタ3をインレット4に接続するままであるときに(ステップS6においてNO)、ステップS2又はステップS4からのステップが繰り返し実行されればよい。
図8は、非充電時の第2の通電処理を示すフローチャートである。ステップS11は、ステップS1と同様である。充電装置1は、不図示の充電ケーブル温度測定部において、充電ケーブルの温度を測定する(ステップS12)。充電ケーブルの温度は、温度センサを利用することにより、直接的に測定されてもよく、充電ケーブルの抵抗値を測定することにより、間接的に測定されてもよい。充電ケーブルの抵抗値を測定するときには、温度センサを利用しなくてもよく、充電ケーブルをそのまま利用すればよい。ステップS13は、ステップS5と同様である。ステップS14は、ステップS6と同様である。
図7での第1の通電処理では、外気温が測定されるとともに、充電ケーブルの抵抗値が測定される。図8での第2の通電処理では、充電ケーブルの温度が測定される。ここで、充電ケーブルの抵抗値の温度変化が大きいならば、充電ケーブルの温度を精度よく測定できるため、図8での第2の通電処理のように、充電ケーブルの抵抗値を測定すればよく、外気温を測定しなくてもよい。これにより、昇温通電が必要であるかどうかを簡便に判断できる。しかし、充電ケーブルの抵抗値の温度変化が小さいならば、充電ケーブルの温度を精度よく測定できないため、図7での第1の通電処理のように、充電ケーブルの抵抗値を測定するとともに、外気温を測定すればよい。これにより、昇温通電が必要であるかどうかを確実に判断できる。図7及び図8での第1及び第2の通電処理では、昇温通電が必要であると判断されたときに、昇温スイッチ17、インレットスイッチ19、昇温スイッチ20がオンにされるようにしてもよい。
1 充電装置、2 AC電源、3 コネクタ、4 インレット、5 充電対象、11 AC/DCコンバータ、12 CPLT回路、13 漏電検出部、14 電流測定部、15接地部、16 充電スイッチ、17 昇温スイッチ、18 CPLTスイッチ、19 インレットスイッチ、20 昇温スイッチ、31,32 電流供給線、33,34 CPLT線、111 整流回路、112 DC/DCコンバータ、113 フィードフォーワード制御部、114 フィードバック制御部、115 減算器、116 加算器、117 DC/DCコンバータ回路。

Claims (10)

  1. 充電装置と、
    前記充電装置からの充電電流を充電対象に供給して充電する充電ケーブルと、
    を備える充電システムであって、
    前記充電ケーブルは、
    前記充電電流が通電される電流供給線、
    を有し、
    前記充電装置は、
    前記充電対象の非充電時において、
    前記電流供給線を短絡する短絡手段と、
    前記短絡手段により短絡された前記電流供給線に電流を供給することで前記充電ケーブルを加熱する加熱手段と、
    を有することを特徴とする充電システム。
  2. 充電装置と、
    前記充電装置からの充電電流を充電対象に供給して充電する充電ケーブルと、
    を備える充電システムであって、
    前記充電ケーブルは、
    前記充電電流が通電される電流供給線と、
    コネクタ形状又は充電電源の電流容量を含むケーブル特性のデータを前記充電対象に送信する特性通知線と、
    を有し、
    前記充電装置は、
    前記充電対象の非充電時において、
    前記電流供給線と前記特性通知線の少なくともいずれかを短絡する短絡手段と、
    前記短絡手段により短絡された線に電流を供給することで前記充電ケーブルを加熱する加熱手段と、
    を有することを特徴とする充電システム。
  3. 請求項2に記載の充電システムにおいて、
    前記短絡手段は、前記電流供給線と前記特性通知線をともに短絡するものであり、前記電流供給線の正極側と負極側を短絡するとともに前記特性通知線の正極側と負極側を短絡し、
    前記加熱手段は、前記短絡手段により短絡された前記電流供給線と前記特性通知線にそれぞれ別個に前記電流を供給することを特徴とする充電システム。
  4. 請求項2に記載の充電システムにおいて、
    前記短絡手段は、前記電流供給線と前記特性通知線をともに短絡するものであり、前記電流供給線の正極側と負極側を短絡するとともに前記特性通知線の正極側と負極側を短絡し、かつ、短絡された前記電流供給線と前記特性通知線を互いに直列接続するように短絡し、
    前記加熱手段は、前記短絡手段により短絡され互いに直列接続された前記電流供給線と前記特性通知線に前記電流を供給することを特徴とする充電システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の充電システムにおいて、さらに、
    前記充電ケーブルの温度を検出する温度検出手段、
    を有し、
    前記加熱手段は、前記充電ケーブルの温度が所定温度以下の場合に前記電流を供給して前記充電ケーブルを加熱し、前記充電ケーブルの温度が前記所定温度を超える場合には前記充電ケーブルを加熱しないことを特徴とする充電システム。
  6. 請求項5に記載の充電システムにおいて、
    前記温度検出手段は、前記短絡手段により短絡された線にモニタ電流を供給することで検出される前記線の内部抵抗値から前記充電ケーブルの温度を検出することを特徴とする充電システム。
  7. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の充電システムにおいて、さらに、
    外気温を検出する外気温検出手段と、
    前記短絡手段により短絡された線にモニタ電流を供給することで前記線の内部抵抗値を検出する抵抗値検出手段と、
    を有し、
    前記加熱手段は、前記外気温が所定温度以下の場合であって前記線の内部抵抗値が所定値以下である場合に前記電流を供給して前記充電ケーブルを加熱し、前記外気温が前記所定温度以下の場合であって前記線の内部抵抗値が前記所定値を超える場合、あるいは、前記外気温が前記所定温度を超える場合には前記充電ケーブルを加熱しないことを特徴とする充電システム。
  8. 請求項1に記載の充電システムにおいて、さらに、
    前記充電対象の充電時において前記電流供給線を通電する前記充電電流の漏電を検出する漏電検出回路、
    を有し、
    前記漏電検出回路は、前記充電対象の非充電時において前記充電ケーブルを加熱する前記電流の漏電を検出することを特徴とする充電システム。
  9. 請求項2に記載の充電システムにおいて、
    前記充電装置は、
    交流電源から供給された交流電流を直流電流に変換する変換手段と、
    前記変換手段から供給された直流電流により動作し、前記ケーブル特性のデータを記憶して前記特性通知線に供給する特性通知手段と、
    を有し、
    前記充電対象の充電時において、前記交流電流を前記充電電流として前記電流供給線に供給するとともに前記変換手段からの前記直流電流により前記特性通知手段を動作させ、前記充電対象の非充電時において、前記変換手段からの前記直流電流を前記短絡手段により短絡された線に供給することで前記充電ケーブルを加熱することを特徴とする充電システム。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の充電システムにおいて、さらに、
    前記短絡手段により短絡された線に供給される前記電流と目標電流指令値との差分に基づき、前記電流が前記目標電流指令値に一致するように前記電流を増減制御する制御手段、
    を有することを特徴とする充電システム。
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