JP5217995B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用されたシステムの構成を示す概略図である。なお、図1では、実線矢印がガスの流れを示し、破線矢印が信号の入出力を示している。
次に、第1実施形態における動作ラインの設定方法について、具体的に説明する。第1実施形態では、ECU20は、エンジン50のトルク変動(言い換えると、燃焼変動)を考慮して、エンジン50におけるこもり音などの異常音を低減するための動作ライン(以下では、「NV(Noise Vibration)ライン」と呼ぶ。)を設定する。具体的には、ECU20は、エンジン50のトルク変動を考慮して、燃費最適ライン上の動作ポイントからの離間量(以下、「動作ポイント回避量」と呼ぶ。)が最小となる動作ポイントを有するNVラインに設定する。つまり、等パワーに維持した場合において、NVライン上の動作ポイントが燃費最適ライン上の動作ポイントから離れている量が最小となるように、NVラインを設定する。なお、動作ポイント回避量は、エンジン回転数の差などにより規定される。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。前述した第1実施形態では、エンジン50における異常音を低減するためのNVラインを設定していた。これに対して、第2実施形態では、このようなNVラインの代わりに、ハイブリッド車両における第2のモータジェネレータのトルクが0付近の所定範囲内のトルクになることを回避するための動作ライン(以下、「MG2トルク0回避動作ライン」と呼ぶ。)を設定する。
図4は、第2実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用されたハイブリッド車両100の構成を示す概略図である。なお、図4では、破線矢印は信号の入出力を示している。
次に、第2実施形態における動作ラインの設定方法について、具体的に説明する。第2実施形態では、ECU21は、エンジン50のトルク変動を考慮して、第2のモータジェネレータMG2のトルクが0付近の所定範囲内のトルクとなることを回避するための動作ライン(MG2トルク0回避動作ライン)を設定する。言い換えると、ECU21は、第2のモータジェネレータMG2のトルクの伝達系における歯打ち音(ギヤのガタ打ち音)などを低減するための動作ラインを設定する。具体的には、ECU21は、エンジン50のトルク変動を考慮して、燃費最適ライン上の動作ポイントからの離間量(この量についても、以下では「動作ポイント回避量」と呼ぶ。)が最小となる動作ポイントを有するMG2トルク0回避動作ラインに設定する。つまり、等パワーに維持した場合において、MG2トルク0回避動作ライン上の動作ポイントが燃費最適ライン上の動作ポイントから離れている量が最小となるように、MG2トルク0回避動作ラインを設定する。なお、上記した「第2のモータジェネレータMG2のトルクが0付近の所定範囲」とは、第2のモータジェネレータMG2のトルクの伝達系(T/Mなど)において歯打ち音などが発生するような、第2のモータジェネレータMG2におけるトルクが0付近の領域に相当する。このような領域は、実験や演算などにより求められる。
なお、第1実施形態で示したNVライン及び第2実施形態で示したMG2トルク0回避動作ラインのいずれか一方のみに基づいて、エンジン50の制御を行うことに限定はされない。ハイブリッド車両などにおいては、NVライン及びMG2トルク0回避動作ラインの両方に基づいてエンジン50の制御を行うことができる。この場合、車両の運転状態などに応じて、使用するNVライン及びMG2トルク0回避動作ラインを切り替えて制御を行うことができる。例えば、車速が大きい場合には走行音が大きくなるため、エンジン50のこもり音が気にならなくなる傾向にあるので、MG2トルク0回避動作ラインを優先して用いることができる。なお、NVライン及びMG2トルク0回避動作ラインの両方を用いる場合には、前述した第1実施形態及び第2実施形態で示したような方法にて、動作ラインを設定することができる。
6a 気筒
9 排気通路
12 EGR通路
14 水温センサ
15 クランク角センサ
16 A/Fセンサ
20、21 ECU
50 エンジン
74 動力分割機構
100 ハイブリッド車両
MG1 第1のモータジェネレータ
MG2 第2のモータジェネレータ
Claims (7)
- 内燃機関の動作ラインに基づいて制御を行う内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関のトルク変動に基づいて、前記内燃機関における異常音が低減されるように前記動作ラインを設定する動作ライン設定手段を備え、
前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動に基づいて、燃費最適となる動作ライン上の動作ポイントからの離間量が最小となる動作ポイントを有する前記動作ラインに設定し、
前記トルク変動が大きい場合は、前記トルク変動が小さい場合に比べて、前記燃費最適となる動作ライン上の動作ポイントからの離間量を大きくすることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記内燃機関と第1及び第2のモータジェネレータとを具備するハイブリッド車両に適用され、
前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動に基づいて、前記第2のモータジェネレータのトルクが0付近の所定範囲内のトルクとならないように前記動作ラインを設定する請求項1に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関における冷却水の温度に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記動作ライン設定手段は、EGR率に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記動作ライン設定手段は、排気ガスの空燃比に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動率に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関における冷却水の温度、EGR率、及び排気ガスの空燃比、並びに前記内燃機関のトルク変動率のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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