JP5217705B2 - 静電潜像現像用トナーと画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、静電潜像現像用トナー(以下、単にトナーともいう)と、それを熱定着器を用いて定着する画像形成方法に関するものである。
近年省資源や地球温暖化防止の観点から、静電潜像現像方式による画像形成において定着熱エネルギーの低減が大きな課題となっている。
具体的な対応策としては、トナー技術としては低温定着可能なトナーの開発、定着機器技術という面からは低熱容量化、温度制御の適正化による不使用時の加熱に要する熱エネルギーの低減が図られている。
そしてこれまで、トナーの低温定着化に対しては、トナー樹脂の改良による軟化点の低温化によって改善を図っていた。しかし、トナー軟化点の低温化は、トナー保管や機内装填時のパッキングやブロッキングを引き起こし易くすると共に、定着時の低温オフセットの発生が問題となっている。
上記問題に対して、これまではトナー樹脂の分子量を特定の範囲に規定する(特許文献1)、特定の分子構造の樹脂を選択する(特許文献2)、コアシェル構造を採用したトナーとする(特許文献3)といった幾つかの方法が提案されている。しかし、これらはいずれも樹脂の熱特性を制御して、低温定着性とそれに伴う課題解決の両立を図っているため、これらの特性の中間的な特性しか得られず、十分な効果が得られていなかった。
特開2007−179033号公報 特開2007−178566号公報 特開2007−212739号公報
トナーを熱定着するとき、現状の定着システムでは、トナーの軟化点は80〜110℃であるが、定着ローラの表面温度は140〜170℃に設定されている。この温度ギャップ(例えばプラス60℃程度)は、トナーが溶解に必要な熱量を伝熱するのに必要な温度勾配を形成する為に設けられている。
特に、熱伝導が律速のトナーでは、ニップ時間を長くして必要な熱伝導の確保を図っているが、この結果、紙にとられる熱量も増加し、更なる必要熱量増加を引き起こしていた。
本発明の目的は、定着時の消費熱量を低減する方法としてトナーの熱伝導性を向上させ、特に高速機に於いて問題となる低温定着性が達成できるトナーと、それを用いた画像形成方法を提供することである。
本発明者は、上記定着時の温度ギャップを小さく出来れば、定着時のエネルギー量を低減できると考えた。即ち、例えばトナーの軟化点は80〜110℃であっても、定着ローラの表面温度を110〜140℃(例えばプラス30℃)に出来るなら、定着器へ与える過剰熱量の大きな抑制を図ることが出来る。
本発明は、上記の技術思想を実現すべく検討する中で成し遂げたものである。
本発明の目的は、下記構成を採ることにより達成される。
(1)
少なくとも樹脂と着色剤を含有する静電潜像現像用トナーにおいて、該トナー中に、熱伝導率Zが0.8W・m-1・K-1以上の熱伝導剤を含有し、且つ、該熱伝導剤をトナー粒子の表面よりも内部に高濃度に含有しており、
前記トナー粒子がコアとシェルを有し、該コアと該シェルの双方に前記熱伝導剤を含有し、シェルの熱伝導剤濃度よりもコアの熱伝導剤濃度が高いことを特徴とする静電潜像現像用トナー。

前記熱伝導剤がダイヤモンド、アルミナ、炭化ケイ素、窒化ケイ素であることを特徴とする(1)記載の静電潜像現像用トナー。

(1)または(2)記載の静電潜像現像用トナーを用い、加熱接触定着することを特徴とする画像形成方法。
本発明により、定着時の消費熱量を低減する方策としてトナーの熱伝導性を向上させ、特に高速機に於いて問題となる低温定着性が達成できるトナーと、それを用いた画像形成方法を提供することが出来る。
本発明のトナーは、樹脂、着色剤、熱伝導剤を含有する静電潜像現像用トナーであり、熱伝導剤をトナー表面よりも内部に多く存在させたことを特徴とするものである。
一般にトナーの熱伝導は、トナー粒子表面から内部に伝わり、また複数のトナー層を形成した画像においては、最下層のトナーへの熱伝導においても、接触している部分を通じて熱伝導するのが速度が速く、主要なルートであると予想される。ところが、トナーの構成成分は樹脂、或いは顔料といった有機物であるため、熱伝導係数は小さく熱伝導しにくい。
此に対し本発明のトナーは、トナー粒子内部に高い熱伝導性を有する熱伝導剤を含有させることにより、トナーにあまり過剰な熱を与えなくとも熱伝導が効果的に行われ、定着ローラ表面の設定温度を低くしても十分に定着可能な画像形成システムを構築することが可能となる。従って、特に熱伝導時間の短い加熱ローラ間に紙を通紙して定着するローラ定着方式を用いても、高速で定着を行うことが出来る有効な技術手段である。
本発明は、樹脂の軟化温度等の熱特性を変えることなく、ローラの設定温度を低温に設定することが可能である点で、従来の低温定着トナーやニップ幅を大きく採った熱定着器による方法とは、全く技術思想の異なる低温化の技術である。
〔本発明のトナー粒子とその構造〕
トナー粒子の構造が、複数の層を有する、いわゆるコアシェル構造の場合には、内部に高濃度の熱伝道剤を含有することにより、コアシェル構造をとっていない単層のトナーの場合は、トナー粒子の中心部分に高濃度の熱伝導剤を含有させることにより本発明の目的を達成できる。
図1は本発明の代表的な構成のコアシェルトナーの模式図である。コア部に、熱伝導剤を有し、表面には熱伝導剤がコアよりも低いか又は有さないシェル部を有している。
図1に示した本発明のトナーは、例えば樹脂Aと着色剤を含有するコア部の表面に、塩析/融着法によって樹脂Bを有する樹脂粒子を塩析/融着させてシェル部を形成して作製することができる。又、コア部は、樹脂Aを有する樹脂粒子と着色剤粒子とを塩析/融着させることにより作製することができる。
本発明のトナーは、シェル層の厚さは10〜500nmが好ましく、100〜300nmがより好ましい。
シェル部は、必ずしもトナー表面を完全に被覆していなくてもトナー表面から1μm以内の領域にシェル部が存在すれば本発明の課題を解消することが確認されており、トナー表面の40〜100%、好ましくは50〜95%を被覆することで、低温での定着性と保管時の耐熱保管性を両立できる可能性がある。又、シェル部の一部がコア部の内部に入り込んでいても、コア部表面の全面をシェル層で覆ったものでも本発明の効果は発現する。
本発明において、「塩析/融着」とは、塩析(樹脂粒子の凝集)と融着(樹脂粒子間の界面消失)とが同時に起こること、又は、塩析と融着とを同時に起こさせる行為をいう。塩析と融着とを同時に行わせるためには、樹脂粒子を構成する樹脂のガラス転移温度(Tg)以上の温度条件下において粒子を凝集させる必要がある。
本発明のトナーは、トナーの製造工程で、樹脂と熱伝導剤および必要に応じて、着色剤、ワックスを含有するコア部の表面に、コア部とは添加濃度の異なる熱伝導剤を樹脂B及び必要に応じて着色剤、ワックスと共に添加して形成された樹脂粒子を塩析/凝集してシェル部を形成して得ることができる。
〔熱伝導剤〕
本発明の熱伝導剤は、熱伝導率が0.8W・m−1・K−1以上のものである。熱伝導率が低いと低温定着化の効果が小さいので、好ましくは30W・m−1・K−1以上である。熱伝導率に上限は無いが、一般に熱伝導率が高いものは電気抵抗の低いものが多く、この結果、トナー抵抗が低下して充分な性能が得られないことがある。好ましくは、ダイヤモンド、炭化ケイ素、窒化ケイ素、アルミナ等であり、特に好ましくは、熱伝導率と抵抗のバランスの良好なアルミナである。熱伝導剤を多量に入れた場合、高温高湿(HH)条件下におけるトナーの帯電性の低下が問題となる場合があり、電気抵抗と熱伝導率のバランスの点で、上記アルミナは特に好ましい。
熱伝導剤の含有濃度は、好ましくは、全トナー成分質量に対し5〜60質量%、より好ましくは10〜30質量%である。添加量が少なすぎると効果が小さく、過剰に入れすぎると、定着性が低下してしまう。
本発明の熱伝導率は、市販の熱伝導率測定器(例えば英弘精機株式会社製NC074シリーズや株式会社シロ産業社製迅速熱伝導率計M69M−500、株式会社アルバック社製TC7000シリーズなど)により測定することができる。
熱伝導率は物性値であり、測定誤差の範囲内ではいずれの方法でも測定可能である。本発明では、レーザーフラッシュ法により測定した。測定法を以下に示す。
サンプルは、既知の熱伝導率を有する樹脂に、測定熱伝導剤を混合し、膜厚2mm直径10mmのサンプルを作製する。本サンプルを株式会社アルバック社製TC7000にて測定した。近似式、及び計算式は装置設定のものをそのまま用いた。
トナー中の内部及び表面の熱伝導剤の含有濃度は、各層を構成する成分組成を変えることにより制御できるが、実際に得られたトナー中の濃度分布の様子は、例えば、トナーを200nmの切片とし、透過型電子顕微鏡装置(TEM)で観察し、熱伝導剤の陰影を表面側と内部側を比較することにより確認できる。透過型電子顕微鏡装置(TEM)としては、例えば「H−9000NAR」(日立製作所社製)、「JEM−200FX」(日本電子社製)等が挙げられる。本発明では、10,000倍の倍率で10個以上のトナーの投影面からトナー内におけるコア部の熱伝導剤の濃度とシェル部の濃度を透過型電子顕微鏡写真の画像中の熱伝導剤の個数を数えることにより算出することができる。尚、観察の面積は、観察トナー1個の最大断面長の1/10を1辺とする正方形とする。表面とは、1個のトナーで、トナー表面から0.5μm内側の位置が画像の中心(対角線の交点)にある、TEM画像で測定した熱伝導剤の面積比率をいい、内部とは1.5μm以上内側の位置での画像の中心にあるTEM画像で測定した熱伝導剤の面積比率をいう。画面にトナーが全て入らない場合にはトナーの占める面積で割って規格化して求める。
本発明に用いられる、炭化ケイ素としては、平均一次粒子径が0.1〜1.5μm、比表面積が10〜50m/gであることが好ましい。上記平均一次粒子径よりも小さいと、分散に過大のエネルギーが必要となることが多く、大きいと、均一にトナー粒子内に取り込むのが難しくなりやすい。本発明に用いられる炭化ケイ素微粉末は、例えば次のような方法により製造される。先ずAcheson法で製造されたα−炭化ケイ素を、乾式粉砕法により粗粉砕し、更に湿式粉砕により微粉砕する。微粉砕スラリーを酸処理により除鉄した後、水洗を行う。酸処理では、塩酸や硫酸等の酸を使用することが可能である。次いで、得られたスラリーを所望の粒度の炭化ケイ素微粉体が得られるまで必要回数湿式分級した後、凝集剤を加え炭化ケイ素微粉体を凝集沈降させる。
本発明に用いられるアルミナ粒子は、公知慣用のものがいずれも使用可能である。なかでも、平均一次粒径が0.1μm〜3.0μm、あるいはBET比表面積が300m/g以下、好ましくは30〜200m/gの微粒子を使用することが好ましく、特にそれらの中でも疎水性処理されたものが最とも好ましい。具体的な粒子の例としては以下のものが挙げられる。
マイクロン社製 球状アルミナ AX1−15H
AEROSIL 酸化アルミニウムC、RFY−C
本発明に用いられるダイヤモンドとしては、合成或いは天然のダイヤモンドが用いられる。
好ましくは、粒径が100オングストローム以下の丸味を帯びた形状に整粒化したダイヤモンド粒子クラスター(以下「ダイヤモンド粒子クラスター」という)を、水性または油性溶液に分散させてなるスラリーを造り添加することが好ましい。
本発明に用いられる、窒化珪素としては、平均1次粒径が0.1μm〜3μmであることが好ましい。
図2のようにトナーがコアシェル構造をとっていない構成の場合には、塩析/融着(会合)工程で、まず熱伝導剤を高濃度に添加された乳化液で会合を開始し、後に低濃度の熱伝導剤を添加された乳化液を添加する、複数段の塩析/融着を行うことにより、表面と内部の濃度を変えたトナーを得ることができる。
また、熱伝導剤の表面を疎水化処理し、水界面に出づらくして、内部の濃度を高めることにより達成できる。疎水化の為の疎水化処理剤としては、含ケイ素表面処理剤であるシランカップリング剤とシリコーンオイルが好ましい。
本発明に用いられるシランカップリング剤は、従来公知のものが使用できる。
例えば、ジメチルジクロルシラン、トリメチルクロルシラン、アリルジメチルクロルシラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロルシラン、ジビニルクロルシラン、ジメチルビニルクロルシラン等のクロルシラン、ヘキサメチルジシラザン等のシラザン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、トリメチルメトキシシラン、ヒドロキシプロピルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、n−ヘキサデシルトリメトキシシラン、n−オクタデシルトリメトキシシラン、n−ブチルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン等を用いることができる。また、特に疎水性を増す為に、フッ素含有シラン化合物を用いても良い。これらは、トナーバインダーの疎水性とのバランスで適宜選択できる。
アルミナ粉体の疎水化処理に用いるフッ素含有シラン化合物としては、例えば以下の化合物が用いられる。
13CHCHSi(OCH
CFCHCHOCHCHCHSi(OCH
CHCHOCHCHSiCH(OC
13CHCHO(CHCHO)(CHSi(OCH
本発明に用いられるシリコーンオイルは一般式(V)で表される構造を持つ従来公知のものが使用できる。
(式中、R、Rは水素、アルキル基、アリール基を表し、R、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、メチルスチリル基、脂肪酸エステル基を示す。R、Rのアルキル基、アリール基、アルコキシ基はハロゲン等の置換基を有していても良い。また、m、nは0を含む正の数である。)
これらの含ケイ素表面処理剤のうち、アルコキシシラン系のカップリング剤が均一処理しやすい点で好ましい。
熱伝導剤の疎水化度がメタノール滴定試験によって測定された疎水化度として、30以上の値を示す様に疎水化された場合に、トナーの内部に熱伝導剤が高濃度に含有することができ好ましい。
疎水化度
熱伝導剤に疎水化度を評価するために本明細書において規定される“メタノール滴定試験”は次の如く行う。供試熱伝導剤0.2gを容量250mlの三角フラスコ中の水50mlに添加する。メタノールをビューレットから熱伝導剤の全量が湿潤されるまで滴定する。この際、フラスコ内の溶液はマグネチックスターラーで常時撹拌する。その終点は熱伝導剤の全量が液体中に懸濁されることによって観察され、疎水化度は終点に達した際のメタノール及び水の液状混合物中のメタノールの百分率として表わされる。
本発明のトナーの表面とは、トナーの粒子径の20%以下の表面領域をいい、内部とは表面領域以外の部分をいう。表面領域の定義は、図3に示すように、トナーの切断面の面積中心を通る直線とトナーの輪郭の交点を粒子径と定義し、その表面側の領域とする。
〈トナーコア部樹脂の分子量〉
コア部を構成する樹脂粒子(樹脂粒子(A))の重量平均分子量(MwA)は、通常15,000〜500,000とされ、好ましくは20,000〜200,000、更に好ましくは25,000〜150,000とされる。
樹脂粒子(A)は、分子量の異なる複数の樹脂粒子(例えば、高分子量樹脂粒子、中間分子量樹脂粒子、低分子量樹脂粒子)から構成されていてもよいし、多段重合法により分子量の異なる樹脂を多層化(複合化)させた樹脂粒子(複合樹脂粒子)から構成されていてもよい。すなわち、コア粒子は、分子量の異なる複数の樹脂粒子と着色剤粒子とを塩析/融着させることにより、また、複合樹脂粒子と着色剤粒子とを塩析/融着させることにより得ることができる。
樹脂粒子(A)を構成する高分子量樹脂粒子(複合樹脂粒子の高分子量成分)の重量平均分子量(Mw)は、通常160,000〜500,000とされる。かかる高分子量樹脂粒子(高分子量成分)からなる樹脂粒子(A)を使用することにより、得られるトナーに十分な内部凝集力(高温時の耐オフセット性)を付与することができる。
樹脂粒子(A)を構成する低分子量樹脂粒子(複合樹脂粒子の低分子量成分)の重量平均分子量(Mw)は、通常15,000〜20,000とされる。かかる低分子量樹脂粒子(低分子量成分)からなる樹脂粒子(A)を使用することにより、得られるトナーに優れた定着性(画像形成支持体に対する接着力)を付与することができる。
樹脂粒子(A)を構成する中間分子量樹脂粒子(複合樹脂粒子の中間分子量成分)の重量平均分子量(Mw)は、通常20,001〜159,999とされる。
〈トナーシェル部樹脂の分子量〉
樹脂層(シェル)を構成する樹脂粒子(樹脂粒子(B))の重量平均分子量(MwB)は、樹脂粒子(A)の重量平均分子量(MwA)に対して、式):0.1≦(MwA/MwB)≦20.0が成立する範囲にあることが好ましい。また、当該樹脂粒子(B)の重量平均分子量(MwB)は5,000〜200,000であることが好ましい。
また、樹脂粒子(B)を構成する樹脂の全部または一部として、重量平均分子量(Mw)が5,000〜20,000の低分子量樹脂が含有されていることが好ましい。樹脂微粒子(B)中に低分子量樹脂が含有されていることにより、当該樹脂微粒子(B)は、着色粒子表面への融着性・成膜性に優れたものとなり、得られるトナー粒子の表面形状を円滑化することができるとともに、得られるトナーに優れた定着性を付与することができる。樹脂粒子(B)を構成する樹脂のうち、低分子量樹脂(Mw=5,000〜20,000)の割合としては、20〜80質量%であることが好ましく、更に好ましくは30〜70質量%とされる。
また、樹脂粒子(B)を構成する樹脂の一部に、重量平均分子量(Mw)が20,000〜120,000の中間分子量樹脂が含有されていることが好ましい。
樹脂粒子(B)は、分子量の異なる複数の樹脂粒子(例えば、中間分子量樹脂粒子,低分子量樹脂粒子)から構成されていてもよいし、多段重合法により分子量の異なる樹脂を多層化(複合化)させた樹脂粒子(複合樹脂粒子)から構成されていてもよい。すなわち、樹脂層(シェル)は、分子量の異なる複数の樹脂粒子を塩析/融着させることにより、また、複合樹脂粒子を塩析/融着させることにより形成することができる。
〈分子量の測定法〉
樹脂粒子(A)の重量平均分子量〔分子量の異なる複数の樹脂粒子についての個々の重量平均分子量および全体の重量平均分子量(MwA)〕並びに樹脂粒子(B)の重量平均分子量〔分子量の異なる複数の樹脂粒子についての個々の重量平均分子量および全体の重量平均分子量(MwB)〕は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)を使用して測定されたスチレン換算の分子量である。
GPCによる樹脂の分子量の測定方法としては、測定試料0.5〜5.0mg(具体的には1mg)に対してTHFを1ml加え、室温にてマグネチックスターラなどを用いて撹拌を行って十分に溶解させる。次いで、ポアサイズ0.45〜0.50μmのメンブランフィルターで処理した後にGPCへ注入する。GPCの測定条件としては、40℃にてカラムを安定化させ、THFを毎分1mlの流速で流し、1mg/mlの濃度の試料を約100μl注入して測定する。カラムは、市販のポリスチレンジェルカラムを組み合わせて使用することが好ましい。例えば、昭和電工社製のShodex GPC KF−801,802,803,804,805,806,807の組合せや、東ソー社製のTSKgelG1000H、G2000H,G3000H,G4000H,G5000H,G6000H,G7000H,TSKguardcolumnの組合せなどを挙げることができる。また、検出器としては、屈折率検出器(IR検出器)またはUV検出器を用いることが好ましい。試料の分子量測定では、試料の有する分子量分布を単分散のポリスチレン標準粒子を用いて測定した検量線を用いて算出する。検量線測定用のポリスチレンとしては10点程度用いるとよい。
〈トナーを構成する樹脂〉
本発明のトナーを構成する樹脂(樹脂粒子(A)および樹脂粒子(B)を構成する樹脂)を得るための重合性単量体としては、ラジカル重合性単量体を必須の構成成分とし、必要に応じて架橋剤を使用することができる。また、「酸性基を有するラジカル重合性単量体」および「塩基性基を有するラジカル重合性単量体」から選ばれた少なくとも1種類の単量体を使用することが好ましい。
(1)ラジカル重合性単量体:
ラジカル重合性単量体としては特に限定されるものではなく、要求される特性に応じて、従来公知の単量体を1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。かかるラジカル重合性単量体としては、芳香族系ビニル単量体、(メタ)アクリル酸エステル系単量体、ビニルエステル系単量体、ビニルエーテル系単量体、モノオレフィン系単量体、ジオレフィン系単量体、ハロゲン化オレフィン系単量体等を挙げることができる。
芳香族系ビニル単量体としては、例えばスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロロスチレン、p−エチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、3,4−ジクロロスチレン等のスチレン系単量体およびその誘導体が挙げられる。
(メタ)アクリル酸エステル系単量体としては、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、β−ヒドロキシアクリル酸エチル、γ−アミノアクリル酸プロピル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等が挙げられる。
ビニルエステル系単量体としては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等が挙げられる。
ビニルエーテル系単量体としては、例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル、ビニルフェニルエーテル等が挙げられる。
モノオレフィン系単量体としては、例えばエチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン等が挙げられる。
ジオレフィン系単量体としては、例えばブタジエン、イソプレン、クロロプレン等が挙げられる。
ハロゲン化オレフィン系単量体としては、例えば塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル等が挙げられる。
(2)架橋剤:
トナーの特性を改良するための架橋剤として、ラジカル重合性架橋剤を添加してもよい。かかるラジカル重合性架橋剤としては、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、ジビニルエーテル、ジエチレングリコールメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、フタル酸ジアリル等の不飽和結合を2個以上有する化合物が挙げられる。使用する単量体(単量体混合物)に占めるラジカル重合性架橋剤の割合としては0.1〜10質量%であることが好ましい。
(3)酸性基を有するラジカル重合性単量体:
酸性基を有するラジカル重合性単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、フマール酸、マレイン酸、イタコン酸、ケイ皮酸、マレイン酸モノブチルエステル、マレイン酸モノオクチルエステル等のカルボン酸基含有単量体;スチレンスルホン酸、アリルスルホコハク酸、アリルスルホコハク酸オクチル等のスルホン酸基含有単量体が挙げられる。酸性基を有するラジカル重合性単量体の全部または一部は、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩またはカルシウムなどのアルカリ土類金属塩の構造であってもよい。使用する単量体(単量体混合物)に占める酸性基を有するラジカル重合性単量体の割合としては0.1〜20質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.1〜15質量%である。
(4)塩基性基を有するラジカル重合性単量体:
塩基性基を有するラジカル重合性単量体としては、第1級アミン、第2級アミン、第3級アミン、第4級アンモニウム塩等のアミン系化合物を挙げることができる。かかるアミン系化合物の具体例としては、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、およびこれらの第4級アンモニウム塩、3−ジメチルアミノフェニルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルトリメチルアンモニウム塩、アクリルアミド、N−ブチルアクリルアミド、N,N−ジブチルアクリルアミド、ピペリジルアクリルアミド、メタクリルアミド、N−ブチルメタクリルアミド、N−オクタデシルアクリルアミド;ビニルピリジン、ビニルピロリドン;ビニルN−メチルピリジニウムクロリド、ビニルN−エチルピリジニウムクロリド、N,N−ジアリルメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジアリルエチルアンモニウムクロリド等を挙げることができる。使用する単量体(単量体混合物)に占める塩基性基を有するラジカル重合性単量体の割合としては0.1〜20質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.1〜15質量%である。
〈連鎖移動剤〉
本発明のトナーを構成する樹脂の分子量を調整することを目的として、一般的に用いられる連鎖移動剤を用いることができる。連鎖移動剤としては特に限定されるものではなく、例えばオクチルメルカプタン、ドデシルメルカプタン、tert−ドデシルメルカプタン等のメルカプタンおよびスチレンダイマー等を挙げることができる。
〈重合開始剤〉
本発明のトナーを構成する樹脂を得るためのラジカル重合開始剤は、水溶性のラジカル重合開始剤であれば適宜使用することができる。ラジカル重合開始剤の具体例としては、例えば過硫酸塩(過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等)、アゾ系化合物(4,4’−アゾビス4−シアノ吉草酸およびその塩、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩等)、パーオキシド化合物等が挙げられる。さらに、上記のラジカル性重合開始剤は、必要に応じて還元剤と組み合わせレドックス系開始剤とすることができる。レドックス系開始剤を用いることにより、重合活性が上昇して重合温度の低下が図れ、更に重合時間の短縮が期待できる。重合温度は、重合開始剤の最低ラジカル生成温度以上であれば特に限定されないが、例えば50〜90℃の範囲とされる。但し、過酸化水素と還元剤(アスコルビン酸等)との組合せなどの常温開始の重合開始剤を用いることにより、室温またはそれ以上の温度で重合することも可能である。
〈界面活性剤〉
前述のラジカル重合性単量体の重合を行うために使用する界面活性剤としては特に限定されるものではないが、スルホン酸塩(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アリールアルキルポリエーテルスルホン酸ナトリウム)、硫酸エステル塩(ドデシル硫酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ペンタデシル硫酸ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウムなど)、脂肪酸塩(オレイン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、カプリン酸ナトリウム、カプリル酸ナトリウム、カプロン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、オレイン酸カルシウムなど)などのイオン性界面活性剤を好適なものとして例示することができる。また、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイドとポリエチレンオキサイドの組み合わせ、ポリエチレングリコールと高級脂肪酸とのエステル、アルキルフェノールポリエチレンオキサイド、高級脂肪酸とポリエチレングリコールとのエステル、高級脂肪酸とポリプロピレノキサイドとのエステル、ソルビタンエステルなどのノニオン性界面活性剤も使用することができる。これらの界面活性剤は乳化重合時の乳化剤として使用されるが、他の工程または使用目的で使用してもよい。
〈着色剤〉
本発明のトナーを構成する着色剤としては、各種の無機顔料、有機顔料および染料を挙げることができる。無機顔料としては、従来公知のものを用いることができる。どのような顔料でも使用することができるが、好適な無機顔料を以下に例示する。黒色の顔料としては、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、ランプブラック等のカーボンブラック、更にマグネタイト、フェライト等の磁性粉も用いられる。これらの無機顔料は所望に応じて、単独または複数を選択併用することが可能である。本発明のトナーにおける無機顔料の含有割合は、樹脂成分(重合体)100質量部に対して2〜20質量部であることが好ましく、更に好ましくは3〜15質量部とされる。また、磁性トナーにおけるマグネタイトの含有割合は、所期の磁気特性を発現させる観点から、20〜60質量%であることが好ましい。
有機顔料としては、従来公知のものを用いることができる。どのような顔料でも使用することができるが、具体的な有機顔料を以下に例示する。マゼンタまたはレッド用の顔料としては、C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド139、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド222等が挙げられる。オレンジまたはイエロー用の顔料としては、C.I.ピグメントオレンジ31、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー94、C.I.ピグメントイエロー138、等が挙げられる。グリーンまたはシアン用の顔料としては、C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントブルー60、C.I.ピグメントグリーン7等が挙げられる。
また、染料としてはC.I.ソルベントレッド1、同49、同52、同58、同63、同111、同122、C.I.ソルベントイエロー19、同44、同77、同79、同81、同82、同93、同98、同103、同104、同112、同162、C.I.ソルベントブルー25、同36、同60、同70、同93、同95等を用いることができ、またこれらの混合物も用いることができる。
これらの有機顔料および染料は所望に応じて、単独または複数を選択併用することが可能である。
本発明のトナーにおける着色剤の含有割合は、樹脂成分(重合体)100質量部に対して2〜20質量部であることが好ましく、更に好ましくは3〜15質量部とされる。
本発明のトナーを構成する着色剤(着色剤粒子)は、表面改質されていてもよい。ここに、表面改質剤としては、従来公知のものを使用することができ、具体的にはシランカップリング剤、チタンカップリング剤、アルミニウムカップリング剤等を好ましく用いることができる。
〈その他の添加剤〉
本発明のトナーには、必要に応じて通常よく用いられる離型剤、荷電制御剤等の添加剤を添加することが出来る。
又、通常は外添剤として酸化チタンやシリカ等の金属酸化物粒子、あるいはメタクリル酸樹脂等の有機樹脂粒子を添加する。
〔画像形成方法と画像形成装置〕
画像形成方法としては、現像方式としては特に限定はなく、1成分系の現像方式にも2成分の現像方式にも本発明のトナーを用いることができる。2成分の現像方式においては、本発明のトナーの他にキャリアが必要になるが、公知の方法で造られたキャリアを特に限定無く用いることができる。また、定着方式においても接触加熱方式であれば、ローラ定着方式でもベルト定着方式でも、その他の方式でもよい。
図4は本発明の画像形成方法の一例を示す画像形成装置の概略図である。
図4に示すように、この画像形成装置1はタンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成ユニット9Y、9M、9C、9Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙手段と搬送手段とトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5K、定着装置10、及び操作部91等から構成されている。
イエロー色の画像を形成する画像形成ユニット9Yは、像担持体(以下、感光体と称す)1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y、転写手段7Y、クリーニング手段8Yを有する。
マゼンタ色の画像を形成する画像形成ユニット9Mは、感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M、転写手段7M、クリーニング手段8Mを有する。
シアン色の画像を形成する画像形成ユニット9Cは、感光体1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C、転写手段7C、クリーニング手段8Cを有する。
黒色画像を形成する画像形成ユニット9Kは、感光体1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像装置4K、転写手段7K、クリーニング手段8Kを有する。
中間転写体6は、複数のローラ6A、6B、6Cに巻回され、回動可能に支持されている。
画像形成ユニット9Y、9M、9C、9Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C、7Kにより逐次1次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。
給紙手段である給紙カセット20内に収容された用紙(転写材、転写紙、記録材、画像支持体などともいわれ、通常は普通紙である)Pは、給紙ローラ21により一枚ずつ給紙され、レジストローラ22を経て、転写手段7Aに搬送され、用紙P上に前記カラー画像が2次転写される。
カラー画像が転写された前記用紙Pは、本発明の定着装置である定着装置10により定着処理され、搬送手段である搬送ローラ23、24を経て、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
以下に本発明の具体的な態様を示し、本発明の構成と効果を説明する。
(1)トナーの作製
〔調製例HP−1〕
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた5000mlのセパラブルフラスコに、アニオン系界面活性剤(ドデシルスルフォン酸ナトリウム:SDS)7.08gをイオン交換水2760gに溶解させた界面活性剤溶液(水系媒体)を仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた。この界面活性剤溶液に、重合開始剤(過硫酸カリウム:KPS)0.45gをイオン交換水200gに溶解させた開始剤溶液を添加し、温度を75℃とした後、スチレン115.1g、n−ブチルアクリレート42.0g、メタクリル酸10.9gからなる単量体混合液を1時間かけて滴下し、この系を75℃で2時間にわたり加熱・撹拌することにより、ラテックス(高分子量の樹脂粒子の分散液)を調製した。これを「ラテックス(HP−1)」とする。このラテックス(HP−1)を構成する樹脂粒子の重量平均分子量(Mw)は318,000であった。また、この樹脂粒子の重量平均粒径は105nmであった。
〔調製例MP−1〕
撹拌装置を取り付けたフラスコにて、上記式19)で表される化合物(以下、「例示化合物(19)」という。)72.0gを、スチレン383.6g、n−ブチルアクリレート140.0g、メタクリル酸36.4g、ドデシルメルカプタン5.6gからなる単量体混合液に添加し、80℃に加温し溶解させて単量体溶液を調製した。一方、撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入管を取り付けた5000mlのセパラブルフラスコに、アニオン系界面活性剤(SDS)1.6gをイオン交換水2000gに溶解させた界面活性剤溶液(水系媒体)を仕込み、内温を80℃に昇温させた。次いで、循環経路を有する機械式分散機「クレアミックス」(エム・テクニック(株)製)により、前記界面活性剤溶液(80℃)中に、前記単量体溶液(80℃)を混合分散させ、均一な分散粒子径を有する乳化粒子(油滴)の分散液を調製した。次いで、この分散液に、重合開始剤(KPS)19.1gをイオン交換水240gに溶解させた開始剤溶液と、イオン交換水750gとを添加し、この系を80℃にて3時間にわたり加熱・撹拌することにより重合を行い、ラテックス(例示化合物(19)を含有する中間分子量の樹脂粒子の分散液)を調製した。これを「ラテックス(MP−1)」とする。このラテックス(MP−1)を構成する樹脂粒子の重量平均分子量(Mw)は93,000であった。また、この樹脂粒子の重量平均粒径は105nmであった。
〔調製例LP−1〕
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けたフラスコに、アニオン系界面活性剤(SDS)60gをイオン交換水5000gに溶解させた界面活性剤溶液(水系媒体)を仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた。この界面活性剤溶液に、重合開始剤(KPS)22.8gをイオン交換水200gに溶解させた開始剤溶液を添加し、温度を80℃に保った状態で、スチレン850g、ブチルアクリレート252g、メタクリル酸98g、t−ドデシルメルカプタン32gからなる単量体混合液を1時間かけて滴下し、この系を80℃で2時間にわたり加熱・撹拌することにより、ラテックス(低分子量の樹脂粒子の分散液)を調製した。これを「ラテックス(LP−1)」とする。このラテックス(LP−1)を構成する樹脂粒子の重量平均分子量(Mw)は16,000であった。また、この樹脂粒子の重量平均粒径は100nmであった。
〔フッ素含有表面処理アルミナ粒子〕
BET比表面積100m/g、水分量5.0質量%の気相法アルミナ(デグサ社品、商品名:酸化アルミニウムC)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながらアルミナ粒子100gに対して、ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン(KBM−7803、信越化学工業社製)10gおよびヘキサメチルジシラザン2gの混合溶液をスプレーし、200℃で120分加熱撹拌後冷却し、フッ素含有アルミナ粒子を得た。
〔トナー製造例1〕
n−ドデシル硫酸ナトリウム150gをイオン交換水1600mlに撹拌溶解した。この溶液を撹拌しながら、カーボンブラック「モーガルL」(キャボット社製)200g、アルミナ微粒子410.0g(マイクロン社製 粒径1.2μm、AX1−15H)、を徐々に添加し、次いで、「クレアミックス」(エム・テクニック(株)製)を用いて分散処理することにより、着色剤粒子の分散液(以下、「着色剤分散液()」という。)を調製した。
調製例HP−1で得られたラテックス(HP−1)3000gと、調製例MP−1で得られたラテックス(MP−1)2500gと、調製例LP−1で得られたラテックス(LP−1)6000gと、イオン交換水2000gと、着色剤分散液()1800gとを、温度センサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を取り付けた反応容器に仕込み撹拌した。内温を30℃に調整した後、この溶液に5Nの水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを11.0に調整した。次いで、塩化マグネシウム6水和物526gをイオン交換水720mlに溶解した水溶液を、撹拌下、30℃にて10分間かけて添加した。3分間放置した後に昇温を開始し、この系を6分間かけて90℃まで昇温した(昇温速度=10℃/分)。その状態で、「コールターカウンターTA−II」にて測定された融着粒子の体積平均粒径が6.5μmになり、かつ、インラインに組み込んだ形状測定装置(FPIA)によって測定された融着粒子(着色粒子)の平均円形度が0.860になった時点で、調製例MP−1で得られたラテックス(MP−1)2000gと、調製例LP−1で得られたラテックス(LP−1)3000gと、塩化マグネシウム400gをイオン交換水500mlに溶解させた水溶液とを添加し、30分間撹拌した。次いで、塩化ナトリウム1150gをイオン交換水7000mlに溶解した水溶液を添加して粒子成長を停止させ、さらに、熟成処理として液温度85℃にて2時間にわたり加熱撹拌することにより融着を継続させた。その後、8℃/分の条件で30℃まで冷却し、塩酸を添加してpHを2.0に調整し、撹拌を停止した。生成した融着粒子を濾過し、イオン交換水で繰り返し洗浄し、その後、40℃の温風で乾燥してトナー粒子を得た。このようにして得られたトナー粒子を「トナー粒子1」とする。
上記で得られた「トナー粒子1」に、疎水性シリカ(数平均一次粒子径=12nm)を1質量%添加し、ヘンシェルミキサーにより混合して「トナー1」を作製した。
本トナーには、中心のコア部分にアルミナが含有している一方シェル部分には、熱伝導剤の含有はないトナーが得られた。
〔トナー製造例2〕
製造例1の融着粒子(着色粒子)が得られた後に、MP−1、LP−1、塩化マグネシウムの量は同様で、更にアルミナ粒子120gを添加した以外は製造例1と同様にして、トナー粒子を得た。得られたトナーは、シェル部にコア部よりも低濃度のアルミナを含有しているトナーである。
以下添加した熱伝導剤の種類、量を表1のように変えてトナーを作製した。
〔トナー製造例3〕
n−ドデシル硫酸ナトリウム150gをイオン交換水1600mlに撹拌溶解した。この溶液を撹拌しながら、カーボンブラック「モーガルL」(キャボット社製)200g、前記AX1−15Hをn−ブチルトリメトキシシランで処理したアルミナ微粉体(疎水化度50%)410.0g、を徐々に添加し、次いで、「クレアミックス」(エム・テクニック(株)製)を用いて分散処理することにより、着色剤粒子の分散液(以下、「着色剤分散液()」という。)を調製した。
調製例HP−2で得られたラテックス(HP−2)3000gと、調製例MP−2で得られたラテックス(MP−2)2500gと、調製例LP−2で得られたラテックス(LP−2)6000gと、イオン交換水2000gと、着色剤分散液()1800gとを、温度センサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を取り付けた反応容器に仕込み撹拌した。内温を30℃に調整した後、この溶液に5モル/Lの水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを11.0に調整した。次いで、塩化マグネシウム6水和物526gをイオン交換水720mlに溶解した水溶液を、撹拌下、30℃にて10分間かけて添加した。3分間放置した後に昇温を開始し、この系を6分間かけて90℃まで昇温した(昇温速度=10℃/分)。その状態で、「コールターカウンターTA−II」にて測定された融着粒子の体積平均粒径が6.5μmになり、かつ、インラインに組み込んだ形状測定装置(FPIA)によって測定された融着粒子(着色粒子)の平均円形度が0.860になった。この融着粒子トナー粒子21とする。
得られたトナー粒子をトナー1と同様に疎水性シリカと混合し、トナー粒子15を得た。
以下添加した熱伝導剤の種類、量を表2のように変えてトナー粒子16〜18を作製した。

評価は以下の方法で行った。
〔耐熱保管性〕
耐熱保管性は、上記で作製した各トナー100gを、55℃、90%RHの条件下に24時間放置した後、目開き45μmのフルイで篩い、フルイ上に残った凝集物の量(割合)で評価した。
評価基準
◎:フルイ上の量が、5%未満で凝集量が非常に少なく耐熱保管性優良(断熱梱包材が全く無しで夏場に輸送を行なっても凝集物の発生無し)
○:フルイ上の量が、5〜30%で凝集量が少なく耐熱保管性良好(ダンボール梱包のみで夏場に輸送を行なっても凝集物の発生無し)
×:フルイ上の量が、30%より多く、凝集量が多く実用上問題(保冷輸送を行なう必用がある)
〔定着性〕
プリント画像は、電子写真方式を採用する市販の複合機「BizhubPro1050」(コニカミノルタビジネステクノロジー社製)の定着器を用い、線速を480、600mm/sec、に変化させ、未定着画像を別の機械で出し、本定着器に通紙してプリント画像を作成した。プリント画像の評価は20℃、50%RHの環境で、以下の評価項目について行った。
画像データは、画素率が10%の画像(文字画像が7%、人物顔写真、べた黒画像がそれぞれ1/4等分にある画像)を、A4版上質紙(64g/m)上に作成を行った。
〈定着強度〉
定着強度は、定着ローラーの表面温度を130℃に設定し、全色でトナー付着量が0.6mg/cmである2.54cm角のべた定着画像を作製し、べた画像部を180°折り曲げ、折り曲げたところのトナー画像の剥離状態で評価した。
◎:折り曲げたところのトナー画像に剥離が無く定着強度良好
○:折り曲げたところのトナー画像に剥離がやや見られるが定着強度は実用上問題なし
×:折り曲げたところのトナー画像が剥離し、転写材が見え定着強度不足で問題有り。
〈低温定着性〉
定着可能温度の評価は、常温常湿(20℃、50%RH)の環境で、定着ローラーの表面温度を100〜170℃まで5℃刻みで変更し、定着画像を作成して行った。それぞれの表面温度の際に、搬送方向に対して垂直方向に5mm幅のベタ黒帯状画像を有するA4画像を縦送りで搬送定着した後に、搬送方向に対して垂直に5mm幅のベタ黒帯状画像と20mm幅のハーフトーン画像を有するA4画像を横送りで搬送し、定着オフセットに起因する画像汚れが発生したときの温度を測定し下記の評価基準により判定した。
◎:定着下限温度が120℃未満であった
○:定着下限温度が120℃以上140℃未満であった
×:定着下限温度が140℃以上であった
〔高温高湿(HH)条件での画像特性〕
得られたトナーを「Bizhub Pro 1050」に搭載し、30℃、80%RH条件下で、印字率5%の文字チャートを10000プリント実写し、一晩放置後の朝に画像出しを行った。
◎:ランニング中及び翌日朝一番の画像とも問題なし
○:ランニング中又は朝一番で、画像濃度0.05未満のカブリが発生するが実用上問題なし
×:ランニング中又は朝一番で、画像濃度0,05以上のカブリ発生
表3から明らかなように、従来の樹脂と着色剤を含有するトナーでは、高速度にて紙送りをすると、過剰な熱量が必要であり、省エネルギー化を達成できず、無理に定着器の温度を下げた場合には、定着不良が発生するのに対し、本発明内の構成を有するものは、同じ樹脂を使用したトナーでも、低温定着が出来るため省エネルギー化が達成できる。
本発明の代表的な構成のコアシェルトナーの模式図。 トナーがコアシェル構造をとっていない構成の模式図。 トナー粒子内部と表面領域の部分を説明する図。 本発明の画像形成方法に用いられると画像形成装置の一例を示す断面図。
符号の説明
5Y、5M、5C、5K トナーカートリッジ
6 中間転写体
9Y、9M、9C、9K 画像形成ユニット
10 定着装置
91 操作部

Claims (3)

  1. 少なくとも樹脂と着色剤を含有する静電潜像現像用トナーにおいて、該トナー中に、熱伝導率Zが0.8W・m-1・K-1以上の熱伝導剤を含有し、且つ、該熱伝導剤をトナー粒子の表面よりも内部に高濃度に含有しており、
    前記トナー粒子がコアとシェルを有し、該コアと該シェルの双方に前記熱伝導剤を含有し、シェルの熱伝導剤濃度よりもコアの熱伝導剤濃度が高いことを特徴とする静電潜像現像用トナー。
  2. 前記熱伝導剤がダイヤモンド、アルミナ、炭化ケイ素、窒化ケイ素であることを特徴とする請求項1記載の静電潜像現像用トナー。
  3. 請求項1または2記載の静電潜像現像用トナーを用い、加熱接触定着することを特徴とする画像形成方法。
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