JP5216964B2 - 扁平形電池およびタイヤ空気圧検出センサ - Google Patents

扁平形電池およびタイヤ空気圧検出センサ Download PDF

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Description

本発明は、ボタン型電池やコイン型電池等の扁平形電池、およびこのような扁平形電池を用いたタイヤ空気圧検出センサに関する。
扁平形電池は、様々な小型装置の電源として用いられている。この扁平形電池は、例えば特許文献1〜5に示すように、電極材である正極材と負極材とをセパレータを挟んで対向させた状態で、その電極材を正極缶と負極缶とを有する電池缶内に収容して構成されている。その正極材は、粉末状の二酸化マンガン等を含有する正極合剤を加圧成形する等によって作製されるため、比較的脆いという特性を有し、正極材を電池缶の正極缶の内面に導電性接着剤等で固定することは困難である。そのため、正極材は、正極缶の内面に配置された状態で電池缶内に収容されている。
また、このような従来の扁平形電池では、正極材と電池缶の内面との接触性を高めて、放電性能の低下を抑制する工夫がなされている。例えば、特許文献1〜5の扁平形電池では、正極缶の底面にばね等を配置して、そのばね等の付勢力により、正極材を負極材側に押し付けて、正極材と電池缶の内面との接触性を確保することが提案されている。
特開平3−22346号公報(第1図) 特開昭61−133571号公報(第1−2図) 特開昭63−175345号公報(第1図) 特公平6−7493号公報(第3図) 特公昭63−6984号公報(第2図)
近年、このような扁平形電池は、例えばタイヤの空気圧を検出する無線式のタイヤ空気圧センサに使用されることがある。そのタイヤ空気圧センサは、車両のタイヤホイール等に取り付けられるために、車両が走行する際に、扁平形電池は加速度や振動等の影響を受けることになる。
しかしながら、従来の扁平形電池のように、ばね等によって正極材を負極材側に押し付けた程度では、このような加速度や振動等による影響を受けた場合に、正極材が電池缶内部にて動くことがあり、正極材の動きを確実に抑えることができないという問題がある。このような場合にあっては、正極材が負極材との適正な対向位置からずれてしまって発電量が低下する。また、正極材が、電池缶の内面や、正極缶と負極缶との間を封止するガスケット等に衝突して破損する等のおそれがある。このような加速度や振動等により影響を受けた場合には、電池缶内部にて正極材は、上下方向の移動だけでなく、左右方向の移動、さらに回転移動など、様々な方向に動く可能性がある。
さらに、タイヤ空気圧センサは、熱の影響を受けるため、扁平形電池は熱の影響により電池缶が膨張する場合があり、このような場合にあっては、電池缶内部にて、正極材がより動き易くなってしまう。
本発明の目的は、電池缶の内部にて電極材が振動等の外的影響によって動くことを確実に抑えることができる扁平形電池を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、活物質を含む電極材と、
電極材を内部に収容するとともに、内面から内向きに延びる複数の突起部材がその内面に固定された電池缶と、
突起部材が固定された電池缶の内面に配置された弾性部材とを備え、
弾性部材により電極材を電池缶の内面と対向する内面に向けて付勢しながら、それぞれの突起部材が電極材に挿入された状態にて、電極材が電池缶内に収容されている、扁平形電池を提供する。
本発明の第2態様によれば、電池缶の内面に固定された平板部材をさらに備え、
平板部材の一の端部が折り曲げられて突起部材が形成され、
平板部材の他の一の端部が折り曲げられて、弾性部材が板ばねとして形成されている、第1態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第3態様によれば、電極材は扁平形状を有し、その厚さ方向の一の端面に、それぞれの突起部材が挿入されており、
それぞれの突起部材は、電池缶の内側への突出寸法が、電極材の厚さ寸法の1/10〜2/3の範囲内に設定されている、第1態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第4態様によれば、突起部材および弾性部材が導電性材料により形成されている、第1態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第5態様によれば、突起部材は、尖った先端を有している、第1態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第6態様によれば、電極材は、
正極活物質を含む正極材と、
負極活物質を含む負極材と、
正極材と負極材との間に介在するセパレータとを備え、
電池缶は、
開口部を有して正極材を収容する正極缶と、
開口部を有して負極材を収容する負極缶と、
正極缶の開口部と負極缶の開口部との間を封止するガスケットとを備え、
それぞれの突起部材は、正極缶の底面に固定され、
弾性部材は、正極缶の底面と正極材との間に配置され、正極材を負極材に向けて付勢する、第1態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第7態様によれば、正極缶の底面において、その縁部よりも内側の領域が、縁部より下がるように段部が形成され、
正極材が縁部よりも内側の領域に配置されるとともに、縁部よりも内側の領域にそれぞれの突起部材が固定されている、第6態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第8態様によれば、正極材の側面および底面の縁部を覆い、正極材よりも高い剛性を有する導電性材料により形成されたリング状部材をさらに備え、
弾性部材は、導電性材料により形成され、リング状部材の底面を付勢して、正極材と正極缶の底面との間の導通を保持する、第6態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第9態様によれば、正極活物質を含む正極材と、
負極活物質を含む負極材と、
正極材と負極材との間に介在するセパレータと、
開口部を有して正極材を収容する正極缶と、
開口部を有して負極材を収容する負極缶と、
正極缶の開口部と負極缶の開口部との間を封止するガスケットと、
正極缶の底面に固定され、正極缶に収容された正極材の収容位置を固定する平板部材により形成された正極材用固定部材とを備え、
正極材用固定部材は、正極缶の内向きに平板部材の一の端部が折り曲げられて形成された複数の突起部材と、正極缶の内向きに平板部材の他の一の端部が折り曲げられて形成された板ばねとを有し、
それぞれの突起部材が正極材に挿入された状態にて、板ばねにより負極材に向けて正極材が付勢されて、正極材の収容位置が固定されている、扁平形電池を提供する。
本発明の第10態様によれば、正極缶の底面において、その縁部よりも内側の領域が、縁部より下がるように段部が形成され、
正極材が縁部よりも内側の領域に配置されるとともに、縁部よりも内側の領域にそれぞれの突起部材および板ばねが配置されている、第9態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第11態様によれば、正極材の側面および底面の縁部を覆い、正極材よりも高い剛性を有する導電性材料により形成されたリング状部材をさらに備え、
正極材用固定部材は、導電性材料により形成され、
板ばねは、リング状部材の底面を付勢して、正極材と正極缶の底面との間の導通を保持する、第9態様に記載の扁平形電池を提供する。
本発明の第12態様によれば、第9態様に記載の扁平形電池を、その電力供給源とする車両用のタイヤ空気圧検出センサを提供する。
本発明によれば、扁平形電池において、電池缶の内面から内向きに延びる複数の突起部材が電池缶の内面に固定されており、それぞれの突起部材が電極材に挿入された状態にて、電極材が電池缶内に収容される。そのため、それぞれの突起部材により電極材が、電極缶の内面に対して固定された状態とされている。したがって、振動等の外的影響を扁平形電池が受けるような場合であっても、電極材が動くことを確実に防止することができる。よって、電池缶内部にて、電極材を適切な位置に固定することができ、安定した発電を行うことができる。また、電極材が、電池缶の内面等の他の部材に衝突して破損することを確実に防止することができる。さらに、熱的な影響を受けることにより電池缶が膨張するような場合であっても、電極材を電池缶の内面と対向する内面に向けて付勢する弾性部材が設けられていることにより、電池缶内にて電極材が動くことをさらに確実に防止することができる。また、突起部材が電極材内に挿入されている分だけ突起部材が電極材から離脱する可能性が低くなる。したがって、電池缶が膨張しても、突起部材の挿入による固定および弾性部材の付勢力による固定により電極材を電池缶の内面に確実に固定することができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の記述を続ける前に、添付図面において同じ部品については同じ参照符号を付している。
図1および図2は、本発明を適用した扁平形電池の一の実施形態を示している。本実施形態の扁平形電池101は、図1および図2に示すように、発電要素5および非水電解液を電池缶10内に収容していて、例えば全体が扁平なコイン形状に形成されている。電池缶10は、図2に示すように、図示上向きに開口する正極缶1と、図示下向きに開口する負極缶2と、正極缶1と負極缶2との周縁間に配されて正極缶1と負極缶2との間を封止する円環状のガスケット3とを備えている。
発電要素5は、活物質等を含む電極材と、不織布等により構成されるセパレータ9とを有している。電極材は、正極活物質等を含んでいて所定の厚さの円盤状に形成した正極材6と、負極活物質の金属リチウム又はリチウム合金を所定の厚さの円盤状に形成した負極材7とにより構成される。また、図1および図2に示すように、電池缶10内において、正極材6の図示上側にセパレータ9を介在させて負極材7が配置される。
正極材6は、図2に示すように、その外周側面の少なくとも図示下側部分を含む側面部から正極材6の図示下側の端面6aの縁部にかけての部分を覆うように、リング状部材の一例である正極リング11が装着されている。具体的には、正極リング11は、上下が開口していて正極材6の側面部に接する円筒部15と、円筒部15の図示下端から正極材6の下面の中央側へ向けて水平状に延びる円環形状のフランジ部16とを有する。円筒部15の上面が開口していることで、正極材6は放電時に上方へ自由に膨張できる。また、正極リング11は、少なくとも正極材6自体の剛性よりも高い所定の剛性を有するとともに導電性を有するステンレス鋼等の素材で形成される。このように正極リング11が正極材6の側面を覆うように装着されていることにより、後述するように比較的脆いという特性を有する正極材6に割れや欠けが生じることを防止することができる。なお、正極リング11は、導電性を有しないセラミック等で形成してもよい。
そして、電池缶10の内部に発電要素5および非水電解液を収容するとともに、正極缶1と負極缶2との間にガスケット3を介在させた状態で、正極缶1の開口内縁に負極缶2をかしめ固定することで、ガスケット3によって正極缶1と負極缶2との間が封止(密封)される(図2の状態)。なお、ガスケット3は絶縁材料にて形成されており、正極缶1と負極缶2とはガスケット3によって電気的に絶縁される。例えば、扁平形電池101の外径寸法は24.5mm、全厚寸法は5.0mmである。
ここで、図2の扁平形電池101の分解断面図を図3に示す。電池組み立て前のブランク状態の正極缶1は、図3に示すように、例えば丸皿形状のプレス成形品として形成されている。正極缶1の底壁12の外周縁に連続して円筒状の周壁13が立ち上げられるように形成されている。正極缶1の底壁12の内面側である正極缶1の底面1aにおいて、その縁部よりも内側の領域である中央部1bが、縁部よりも一段下げられて形成されている。すなわち、正極缶1の底面1aにおいて、その縁部と中央部1bとの間には、環状の段部1cが形成されている。この正極缶1の底面1aの中央部1bは、正極材6の厚さ方向の一端側(図3では下側)の端面6aと対面しており、正極缶1の中央部1bに正極材6が正極リング11と共に受け止められて、配置される(図2参照)。なお、正極缶1の中央部1bは平坦面になっている。このように正極缶1の中央部1bが、縁部よりも一段下げられて形成されている場合には、振動などで正極材6が段部1cに衝突して破損する、あるいは正極材6が段部1cに乗り上がって正極材6と負極材7とでセパレータ9を過度に強く挟み込んでセパレータ9を切断してしまう等の問題が生じる場合があるが、後述するように、本実施形態の扁平形電池の構成を採る事によって正極材6が動くことを防止できるため、このような問題が生じることを防止できる。
また、正極缶1の底面1aの中央部1bには、図3および図4に示すように、導電性を有するステンレス鋼等で形成された正極材用固定部材の一例であるスパイク部材70が、スポット溶接等によって固定されている。また、このスパイク部材70は、平面視で略十字形状を有する平板部材にて形成されている。
ここで、スパイク部材70の模式斜視図を図5に示す。図5に示すように、スパイク部材70は、帯状の第1部材71と、第1部材よりも長い帯状の第2部材72とが、互いに交差して十字形状が形成されるように、一体的に形成されている。図5に示すように、第1部材71の両端部には、それぞれの端部が図示上方に向けて折り曲げられて、2個の突起部材73が形成されている。この突起部材73は、後述するように正極材6の内部に挿入されることで、正極材6を固定する役割を有する。
2個の突起部材73は、例えば、帯状の平板部材の端部を上方に向けて折り曲げて形成された略長方形状を有しており、その高さ寸法が0.3mm以上、2.0mm以下の範囲に設定されており、より好ましくは0.5mm以上、1.0mm以下の範囲に設定される。このような突起部材73の高さ寸法(電池缶10の内方への突出寸法)Lの範囲と正極材6の厚さ寸法Tとの関係(図1参照)は、突起部材73の高さ寸法Lが、正極材6の厚さ寸法Tの1/10倍以上、2/3倍以下の範囲に設定され、より好ましくは1/7倍以上、1/3倍以下に設定される。そして、スパイク部材70の各突起部材73が、図1および図2に示すように、正極材6の端面6aに突き刺さることで正極材6の端面6aからその正極材6内に挿入されている。このように2個の突起部材73が正極材6内に挿入されることによって、正極材6が、突起部材73を介して正極缶1の底面1aの中央部1bに固定される。すなわち、正極缶1の底面1a上への正極材6の配置位置が、それぞれの突起部材73により固定された状態となる。
突起部材73の突出寸法Lが正極材6の厚さ寸法Tの2/3倍よりも大きい場合には、突起部材73の先端が正極材6を突き抜けてセパレータ9を傷付けるおそれや、突起部材73の過度の挿入によって比較的脆い材料である正極材6が割れるおそれがある。さらに、正極材6内に過度に挿入されたそれぞれの突起部材73により、正極材6の放電反応が均一に進行することが阻害されるおそれもある。正極材6の割れの防止および均一な放電反応の進行を確実に実現するためには、突起部材73の突出寸法Lが正極材6の厚さ寸法Tの1/3倍以下に設定することがより好ましい。
また、扁平形電池101が振動等の外的影響を受けた場合であっても、正極材6から突起部材73が外れることなく、正極缶1内への正極材6の固定を保持する(すなわち、正極材6の位置ずれを防止する)ためには、突起部材73の突出寸法Lが正極材6の厚さ寸法Tの1/10倍以上に設定することが好ましい。また、扁平形電池101は、熱的な影響を受けた場合に、電池缶10が上下方向に膨らむように膨張する場合があり、このように膨張状態においても、突起部材73の正極材6への挿入状態を保持するという観点から、このような範囲に突出寸法Lを設定することが好ましい。さらに正極材6の位置ずれを確実に防止するためには、1/7倍以上に設定することがより好ましい。なお、スパイク部材70は、アルミニウム等の金属や導電性カーボンを含む樹脂等の導電性を有する素材で形成してもよい。正極材6は、正極缶1の底面1aの中央部1bに少なくとも部分的に固定されていれば、正極材6が部分的に正極缶1の底面1aの中央部1bから僅かに浮くような場合であってもよい。
また、図2に示すように、円盤状の正極材6の中心位置Xに対する正極材6の外周位置をXとし、中心位置Xに対する突起部材73の形成位置をXとすると、X/Xは、10%以上、90%以下の範囲に設定されることが好ましい。このような範囲に設定することで、突起部材73が正極材6内に挿入されることにより正極材6に割れや欠けが生じることを、防止することができる。さらに、X/Xを、40%以上、80%以下の範囲に設定すれば、導電性材料により形成されたスパイク部材70による集電効果をより良好に発揮させることができる。
また、図5に示すように、第1部材71よりも長い第2部材72の両端部は、その端部手前の位置にて図示上方に向けて所定の傾斜角θにて折り曲げられて傾斜された状態とされている。このように第2部材72の端部を傾斜された状態とすることにより、第2部材72の両端部に弾性部材の一例である板ばね74を形成している。それぞれの板ばね74は、図5の図示上方から付加される外力に抗して、上方に向けて付勢力(弾性力)を付与するように、弾性変形することが可能に構成されている。
負極缶2は、例えば丸皿形状のプレス成形品として形成され、図3に示すように、負極缶2は、その負極缶2の図示上壁側に設けられる負極材収容用の収容部25と、収容部25の下端の肩部から外向きに張り出されるフランジ壁26と、フランジ壁26に連続して図示下向きに突出する封止部27とを有して一体に形成されている。なお、封止部27は、はぜ折りされた内外二重の壁で形成されている。
ガスケット3は、例えば射出成形品として形成され、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等を主成分として、それにオレフィン系エラストマー等を含有した樹脂組成物で形成されている。ガスケット3は、リング形状のベース部29と、ベース部29の外周縁から上向きに張り出して正極缶1の周壁13と負極缶2の封止部27との間に配置される外筒壁30と、ベース部29の内周縁から図示上向きに張り出す内筒壁31とを有する。
正極材6は、正極活物質として粉末状の二酸化マンガンを含有しており、その二酸化マンガンに、粉末状の黒鉛、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体およびヒドロキシプロピルセルロースを混合して正極合剤を調整し、所定の金型内に正極リング11をセットしたのちに、正極合剤を充填して円盤状に加圧成形し、その成形体を加熱して形成される。
セパレータ9は、例えば、ポリブチレンテレフタレート製の繊維を素材とする不織布を使用しており、セパレータ9には非水電解液が含浸する。非水電解液としては、プロピレンカーボネイトと1,2−ジメトキシエタンとを混合した溶媒にLiClO4 を溶解した溶液を用いることができる。なお、セパレータ9の厚さ寸法は、例えば0.3〜0.4mm程度である。
扁平形電池101の組み立てには、図3に示す各構成部材を、図3の状態から上下方向に逆姿勢にした状態で行われる。正極材6には、正極リング11が予め装着されている。そして、負極缶2の開口端部にガスケット3を装着し、負極缶2の収容部25の内面に負極材7を導電性接着剤等で固定したのちに、セパレータ9および正極材6を負極材7の上側に重ねるように組み付ける。次に、負極缶2内に非水電解液を注入したうえで、正極缶1を上方より被せて負極缶2とガスケット3とを正極缶1内に嵌め込む。
その後、正極缶1の周壁13の開口端部を内方に向けてかしめ加工する。これによって正極缶1と負極缶2とが、ガスケット3を介在させた状態でかしめ固定されて、扁平形電池101の組み立てが完了する(図2の状態)。このように組み立てられた状態では、正極材6および正極リング11の下面が、導電性を有するスパイク部材70を介して正極缶1の底面1aの中央部1bに接触しているとともに、スパイク部材70の2個の突起部材73が正極材6の端面6aから正極材6内に挿入された状態にて、正極材6が正極缶1の内部にて移動しないように固定されている。なお、図2に示す扁平形電池101の縦断面におけるスパイク部材70は、図5のスパイク部材70の断面線A−Aに相当する部分を示している。すなわち、図2のスパイク部材70の図示左側部分は、板ばね74を有する第2部材72の断面を示しており、図示右側部分は、突起部材73を有する第1部材71の断面を示している。
また、図2に示すように、スパイク部材70の板ばね74の先端は、正極材6の側面に装着された正極リング11のフランジ部16の図示下面に当接された状態にて、正極缶1の底面1aとの間で挟まれて、ほぼ平坦な状態へと弾性変形されている。
このような状態では、正極缶1内において、正極材6が突起部材73の挿入により確実に固定された状態が保たれるとともに、弾性変形された板ばね74の端部が、フランジ部16に対してその付勢力を付与して、板ばね74とフランジ部16との間の接触が確実に保持された状態とされている。したがって、扁平形電池101に対して、振動等の外的な影響が付加されるような場合であっても、正極材6の固定位置の位置ずれが生じることを確実に防止することができるとともに、正極リング11およびスパイク部材70を介して、正極材6と正極缶1との間の導通を維持することができる。
次に、本実施形態の扁平形電池101が膨張状態となった場合の縦断面図を図6に示す。例えば、扁平形電池101が熱的な影響を受けた場合には、電池缶10内でガスが発生して、そのガス圧で正極缶1と負極缶2とがそれぞれ外向きに膨れた状態、すなわち膨張状態となる場合がある。図6に示すように、扁平形電池101が膨張状態となった場合には、正極缶1および負極缶2が、図示上下方向に膨らむように変形され、正極材6の端面6aと正極缶1の底面1aとの間に、空間Sが生じる。
このように空間Sが生じた場合であっても、スパイク部材70の板ばね74により正極リング11に対して付与される付勢力により、正極材6を負極材7側へ向けて押圧することができる。したがって、正極缶1内にて、正極材6が図示上下方向に移動することを抑制することができるとともに、正極リング11およびスパイク部材70を介して正極材6と正極缶1との間の導通を確実に保持することができる。また、このような膨張状態においても、スパイク部材70の突起部材73は、正極材6から抜けることがないようにその突出寸法が設定されているため、正極材6が図示左右方向に移動することを確実に抑制することができる。
また、このように正極材6の図示左右方向の位置ずれを確実に抑制することにより、板ばね74と正極リング11のフランジ部16と配置関係を保持して、両者の接触による導通を保持することができる。板ばね74および正極リング11は、比較的高い導電性を有する金属材料にて形成されているため、接触抵抗の低い部分での導通を確実に保持することができる。
なお、スパイク部材70のそれぞれの板ばね74が、正極リング11のフランジ部16と接触されず、正極材6の端面6aと直接接触されるような構成を採用することもできる。ただし、正極材6が比較的脆い材料であることを考慮すれば、板ばね74が正極リング11のフランジ部16と接触されるような形態を採用することが好ましい。
第2部材72の両端部を傾斜角θにて折り曲げられて傾斜されて形成された板ばね74は、正極缶1内に組み合わせる前の状態、すなわち弾性変形されていない状態において、その傾斜角θが2°以上、30°以下の範囲に設定されており、より好ましくは、5°以上、20°以下の範囲に設定される。このような傾斜角θにより設定される板ばね74の高さ寸法は、0.2mm以上、1.5mm以下の範囲に設定されており、より好ましくは0.3mm以上1.0mm以下の範囲に設定される。すなわち、弾性変形されていない状態において、板ばね74の高さ寸法は、突起部材73の突出寸法とほぼ同じか、あるいは僅かに下回るように設定されることが好ましい。このような範囲に板ばね74の高さ寸法を設定することにより、扁平形電池101が膨張した場合であっても、突起部材73が正極材6から抜けることなく、板ばね74の弾性力により正極材6を付勢することができ、上述した効果を得られやすくすることができる。
このように、正極材6内に挿入される突起部材73と、正極材6に対して弾性力を常時付勢する板ばね74とを備えるスパイク部材70が設けられていることにより、電池缶10が膨張状態となった場合であっても、正極缶1内にて、正極材6が上下方向および左右方向に移動することを確実に抑制することができる。それとともに、スパイク部材70を介して、正極材6と正極缶1との間の導通を確実に保持することができる。また、負極材7は負極缶2の内面に導電性接着剤等で固定されているので、負極缶2が外向きに膨れても負極材7と負極缶2との導通状態は維持される。したがって、扁平形電池101が熱的な影響を受けて膨張状態となった場合において、さらに振動等の外的付加を受けるような場合であっても、それぞれの突起部材73の挿入と板ばね74の弾性力の付勢により正極材6を確実に固定した状態とすることができるため、正極材6が破損等することを防止することができる。
なお、スパイク部材70の各突起部材73は、先端が尖った三角形状になるように加工してもよく、先端を削って刃状に尖るように加工してもよい。このような加工が施される場合、各突起部材73が正極材6に入り込み易くなる。
なお、本実施形態において、スパイク部材70は、突起部材73および板ばね74を設けることができる形状であれば、平面視にて略十字状の形状に限られることなく、その他任意の形状を採用することができる。また、スパイク部材70の突起部材73は、少なくとも1個設ければよいが、正極材6をスパイク部材70の突起部材73で確実に固定するためには、突起部材73は複数個設けることが好ましい。なお、スパイク部材70を平面視した場合のそれぞれの突起部材の角度が、互いに異なるように形成されていることがより好ましい。また、スパイク部材70の板ばね74は、少なくとも1個設ければよいが、正極材6に対してより均等に弾性力を付与するためには、板ばね74は複数個設けられることが好ましい。このように複数の板ばね74が設けられる場合には、それぞれの板ばね74が、スパイク部材70の中心に対して均等な位置に配置されることがより好ましい。
ここで、上記実施形態に扁平形電池101が電源として内蔵された車両用のタイヤ空気圧センサ301が、車両の走行用ホイール302に装備された状態を図7の模式図に示す。タイヤ空気圧センサ301はホイール302の周部に固定されており、タイヤ303の空気圧の変化を図示しない無線通信手段によりドライバに知らせることができる。
このようなタイヤ空気圧センサ301は、ホイール302の回転駆動により、加速度および振動等を受けるとともに、熱的な影響をも受けることになるが、扁平形電池101では、正極材6に位置ずれが生じないように確実に固定されているため、正極材6が損傷することなく、電池としての機能を果たすことができる。
また、上記実施形態の扁平形電池は、タイヤ空気圧センサの用途にのみ限定されるものではなく、加速度、振動、熱的負荷などの外的影響を受ける可能性がある様々な装置の電源として適用することができる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本発明の一の実施形態に係る扁平形電池の要部を示す縦断面図 図1の扁平形電池全体の縦断面図 図2の扁平形電池の分解断面図 図2の扁平形電池における正極缶とスパイク部材とを示す斜視図 図4のスパイク部材の平面図 図2の扁平形電池が膨張した状態を示す縦断面図 本実施形態の扁平形電池が電源として内蔵されたタイヤ空気圧センサを示す模式図
符号の説明
1 正極缶
2 負極缶
3 ガスケット
5 発電要素
6 正極材
7 負極材
9 セパレータ
10 電池缶
11 正極リング
12 底壁
13 周壁
15 円筒部
16 フランジ部
70 スパイク部材
71 第1部材
72 第2部材
73 突起部材
74 板ばね
101 扁平形電池

Claims (12)

  1. 活物質を含む電極材と、
    電極材を内部に収容するとともに、内面から内向きに延びる複数の突起部材がその内面に固定された電池缶と、
    突起部材が固定された電池缶の内面に配置された弾性部材とを備え、
    弾性部材により電極材を電池缶の内面と対向する内面に向けて付勢しながら、それぞれの突起部材が電極材に挿入された状態にて、電極材が電池缶内に収容されている、扁平形電池。
  2. 電池缶の内面に固定された平板部材をさらに備え、
    平板部材の一の端部が折り曲げられて突起部材が形成され、
    平板部材の他の一の端部が折り曲げられて、弾性部材が板ばねとして形成されている、請求項1に記載の扁平形電池。
  3. 電極材は扁平形状を有し、その厚さ方向の一の端面に、それぞれの突起部材が挿入されており、
    それぞれの突起部材は、電池缶の内側への突出寸法が、電極材の厚さ寸法の1/10〜2/3の範囲内に設定されている、請求項1に記載の扁平形電池。
  4. 突起部材および弾性部材が導電性材料により形成されている、請求項1に記載の扁平形電池。
  5. 突起部材は、尖った先端を有している、請求項1に記載の扁平形電池。
  6. 電極材は、
    正極活物質を含む正極材と、
    負極活物質を含む負極材と、
    正極材と負極材との間に介在するセパレータとを備え、
    電池缶は、
    開口部を有して正極材を収容する正極缶と、
    開口部を有して負極材を収容する負極缶と、
    正極缶の開口部と負極缶の開口部との間を封止するガスケットとを備え、
    それぞれの突起部材は、正極缶の底面に固定され、
    弾性部材は、正極缶の底面と正極材との間に配置され、正極材を負極材に向けて付勢する、請求項1に記載の扁平形電池。
  7. 正極缶の底面において、その縁部よりも内側の領域が、縁部より下がるように段部が形成され、
    正極材が縁部よりも内側の領域に配置されるとともに、縁部よりも内側の領域にそれぞれの突起部材が固定されている、請求項6に記載の扁平形電池。
  8. 正極材の側面および底面の縁部を覆い、正極材よりも高い剛性を有する導電性材料により形成されたリング状部材をさらに備え、
    弾性部材は、導電性材料により形成され、リング状部材の底面を付勢して、正極材と正極缶の底面との間の導通を保持する、請求項6に記載の扁平形電池。
  9. 正極活物質を含む正極材と、
    負極活物質を含む負極材と、
    正極材と負極材との間に介在するセパレータと、
    開口部を有して正極材を収容する正極缶と、
    開口部を有して負極材を収容する負極缶と、
    正極缶の開口部と負極缶の開口部との間を封止するガスケットと、
    正極缶の底面に固定され、正極缶に収容された正極材の収容位置を固定する平板部材により形成された正極材用固定部材とを備え、
    正極材用固定部材は、正極缶の内向きに平板部材の一の端部が折り曲げられて形成された複数の突起部材と、正極缶の内向きに平板部材の他の一の端部が折り曲げられて形成された板ばねとを有し、
    それぞれの突起部材が正極材に挿入された状態にて、板ばねにより負極材に向けて正極材が付勢されて、正極材の収容位置が固定されている、扁平形電池。
  10. 正極缶の底面において、その縁部よりも内側の領域が、縁部より下がるように段部が形成され、
    正極材が縁部よりも内側の領域に配置されるとともに、縁部よりも内側の領域にそれぞれの突起部材および板ばねが配置されている、請求項9に記載の扁平形電池。
  11. 正極材の側面および底面の縁部を覆い、正極材よりも高い剛性を有する導電性材料により形成されたリング状部材をさらに備え、
    正極材用固定部材は、導電性材料により形成され、
    板ばねは、リング状部材の底面を付勢して、正極材と正極缶の底面との間の導通を保持する、請求項9に記載の扁平形電池。
  12. 請求項9に記載の扁平形電池を、その電力供給源とする車両用のタイヤ空気圧検出センサ。
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