JP5216363B2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents
固体電解コンデンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5216363B2 JP5216363B2 JP2008042331A JP2008042331A JP5216363B2 JP 5216363 B2 JP5216363 B2 JP 5216363B2 JP 2008042331 A JP2008042331 A JP 2008042331A JP 2008042331 A JP2008042331 A JP 2008042331A JP 5216363 B2 JP5216363 B2 JP 5216363B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- rising
- lead frame
- bent
- solid electrolytic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1の固体電解コンデンサの斜視図であり、図2は実施形態1の固体電解コンデンサを陽極ワイヤ21からコンデンサ素子1に連なる方向からみたときの正面図(a)及び側面図(b)である。該固体電解コンデンサは、陽極ワイヤ21が突出したコンデンサ素子1と、陽極リードフレーム6と、陰極リードフレーム7とを具え、外装樹脂8で被覆されている。ここでコンデンサ素子1は、図5に記載のような構成をしている。すなわち、陽極ワイヤ21が植立された陽極体22を有し、該陽極ワイヤ21と陽極体22で陽極部2を形成している。陽極体22の周面には誘電体皮膜層3、固体電解質層4、陰極引出層5が順次形成されている。陰極引出層5は、導電性カーボン層51と、銀ペースト層52から成っている。
(実施形態2)
図3は、本発明の実施形態2の固体電解コンデンサの斜視図であり、図4はその正面図(a)および側面図(b)である。また図9は、本発明の実施形態2に用いるリードフレームの斜視図である。実施形態2の固体電解コンデンサは、陽極ワイヤ21が突出しているコンデンサ素子1を2つと、陽極リードフレーム6と陰極リードフレーム7とを具えている。陽極リードフレーム6は、陽極端子部61と、陽極端子部61から繋がる立ち上がり部62と、該立ち上がり部62の一部からなり陽極リードフレーム6と陰極リードフレーム7が連なる方向の陽極リードフレーム6側に折曲されている折曲部63を有している。鉛直方向における立ち上がり部62の折曲部63との境界には、複数の突部が形成されている。また、折曲部63を挟む立ち上がり部62間の距離L’は、陽極ワイヤ21の端面水平方向の幅l’に略等しいことが好ましい。陽極ワイヤ21は、立ち上がり部62間を通り突部で接触し、折曲部63上に載置されている。従って陽極ワイヤ21は、立ち上がり部62と折曲部63とで接触している。このように本発明は、陽極ワイヤ21と陽極リードフレーム6との接触箇所を多く設けることができ、接触面積が増大する。従って固体電解コンデンサのESRが低減する。また、前述のように折曲部63を挟む立ち上がり部62間の距離L’が陽極ワイヤ21の端面水平方向の幅l’と略等しいことにより、立ち上がり部62と陽極ワイヤ21との接触箇所が増大する。このことにより、陽極ワイヤ21と陽極リードフレーム6との接触面積が増大し、接続が強固となり、また固体電解コンデンサの低ESR化にも寄与する。
上記実施形態は、本発明を説明するためのものに過ぎず、特許請求の範囲に記載の発明を限定する様に解すべきでない。本発明は、特許請求の範囲内及び均等の意味の範囲内で自由に変更することができる。例えば、実施形態2では、2つのコンデンサ素子を例に挙げたが、複数のコンデンサ素子を有していれば特に限定されるべきではない。
2 陽極部
3 誘電体皮膜層
4 固体電解質層
5 陰極引出層
6 陽極リードフレーム
7 陰極リードフレーム
8 外装樹脂
9 導電性部材
Claims (3)
- 陽極ワイヤが突出し、周面に陰極引出層が形成されているコンデンサ素子と、前記陽極ワイヤと接続される陽極リードフレームと、前記陰極引出層と接続される陰極リードフレームと、前記コンデンサ素子を被覆する外装樹脂を有する固体電解コンデンサにおいて、
前記陽極リードフレームは、陽極端子部と、立ち上がり部と、折曲部とを有し、
前記陽極端子部は、前記外装樹脂から露出する部分を有し、
前記立ち上がり部は、前記陽極端子部から前記陽極ワイヤに向かって立ち上がる第1立ち上がり部を有すると共に、前記陽極ワイヤを挟む第2立ち上がり部と第3立ち上がり部とを有し、
前記折曲部は、前記第2立ち上がり部と前記第3立ち上がり部と間の位置において前記第1立ち上がり部につながり、前記陽極ワイヤの突出方向に沿って前記コンデンサ素子から遠ざかる向きに延び、
前記第2立ち上がり部及び前記第3立ち上がり部は、前記陽極ワイヤと接触する側の面に複数の突部を有し、
前記陽極ワイヤは、前記複数の突部及び前記折曲部に接触していることを特徴とする固体電解コンデンサ。 - 前記陽極ワイヤと前記陽極リードフレームとが接触する部分の周囲には導電性ペーストが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
- 陽極ワイヤを突出し、周面に陰極引出層が形成されたコンデンサ素子を形成する工程と、
陽極端子部と、立ち上がり部と、折曲部と有する陽極リードフレームを形成する工程と、
前記陽極ワイヤを前記陽極リードフレームに接続する工程と、
前記陰極引出層を陰極リードフレームに接続する工程と、
前記コンデンサ素子を外装樹脂により被覆する工程と、を有する固体電解コンデンサの製造方法において、
前記陽極リードフレームを形成する工程は、
前記陽極端子部となる部分と、前記立ち上がり部となる部分と、前記折曲部となる部分と、が連なった形状をフレームから打ち抜く工程と、
前記陽極端子部となる部分と前記立ち上がり部となる部分とが連なる方向に沿って少なくとも2つの切り込みを前記立ち上がり部となる部分と前記折曲部となる部分との境界に形成することにより、該2つの切り込みの間に折曲部と、前記折曲部を挟む前記立ち上がり部の一部である第2立ち上がり部及び第3立ち上がり部と、前記陽極端子部と前記第2立ち上がり部及び前記第3立ち上がり部との間に前記立ち上がり部の一部である第1立ち上がり部とを形成すると共に、前記切り込みにより、前記折曲部と前記第2立ち上がり部との境界及び前記折曲部と前記第3立ち上がり部との境界に、複数の突部を形成する工程と、
前記陽極端子部と前記第1立ち上がり部との境界において前記陽極端子部に対して前記第1立ち上がり部が垂直となる曲げ加工をし、前記第1立ち上がり部と前記折曲部との境界において前記第1立ち上がり部に対して前記折曲部が垂直となる曲げ加工をする工程と、を含み、
前記陽極ワイヤを前記陽極リードフレームに接続する工程は、前記陽極ワイヤを、前記第2立ち上がり部及び前記第3立ち上がり部の前記複数の突部と前記折曲部とに接触させる工程を含むことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008042331A JP5216363B2 (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008042331A JP5216363B2 (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 固体電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009200369A JP2009200369A (ja) | 2009-09-03 |
JP5216363B2 true JP5216363B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=41143531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008042331A Expired - Fee Related JP5216363B2 (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5216363B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110447085B (zh) | 2017-03-29 | 2021-10-15 | 松下知识产权经营株式会社 | 固体电解电容器及其制造方法 |
JP7012260B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2022-01-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
CN112687471B (zh) * | 2020-12-24 | 2024-05-10 | 福建国光新业科技股份有限公司 | 一种表面安装型固态铝电解电容器及其制备方法 |
KR20230133470A (ko) * | 2022-03-11 | 2023-09-19 | 삼성전기주식회사 | 탄탈 커패시터 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS594628U (ja) * | 1982-07-02 | 1984-01-12 | 松尾電機株式会社 | 固体電解コンデンサ |
JPS6225880Y2 (ja) * | 1984-11-05 | 1987-07-02 | ||
JPS6225881Y2 (ja) * | 1984-11-05 | 1987-07-02 | ||
JPH02106014A (ja) * | 1988-10-15 | 1990-04-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モールドチップタンタル固体電解コンデンサ |
JP2003068576A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-07 | Rohm Co Ltd | 面実装型固体電解コンデンサの構造及びその製造方法 |
JP4177322B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2008-11-05 | ローム株式会社 | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
-
2008
- 2008-02-25 JP JP2008042331A patent/JP5216363B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009200369A (ja) | 2009-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5132374B2 (ja) | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
JP4836738B2 (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
JP5158966B2 (ja) | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
JP5216363B2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
WO2007049509A1 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP5279569B2 (ja) | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
JP2010205907A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP2011049225A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP5349112B2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP2020194978A (ja) | リード線端子の製造方法、チップ型電解コンデンサ及びリード線端子の半製品 | |
JP2008283094A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP4775958B2 (ja) | 下面電極型固体電解コンデンサ | |
JP6550363B2 (ja) | 電解コンデンサ用のリード線端子、電解コンデンサ及び電解コンデンサの製造方法 | |
JP2011049347A (ja) | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
JP2011146548A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP4531830B2 (ja) | Ledリードフレームの製造方法 | |
JP5796193B2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP2012004342A (ja) | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
JP2006228980A (ja) | 金属板製のチップ抵抗器とその製造方法 | |
JP4832053B2 (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
JP5796195B2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP5289123B2 (ja) | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
JP4789252B2 (ja) | 積層型コンデンサ | |
JP4122019B2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
KR102401140B1 (ko) | 칩형 전해 콘덴서용 리드선 단자의 제조 방법 및 칩형 전해 콘덴서 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110127 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20111117 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130304 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5216363 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |