JP5216162B2 - 位相調整回路、位相調整方法 - Google Patents
位相調整回路、位相調整方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5216162B2 JP5216162B2 JP2012508080A JP2012508080A JP5216162B2 JP 5216162 B2 JP5216162 B2 JP 5216162B2 JP 2012508080 A JP2012508080 A JP 2012508080A JP 2012508080 A JP2012508080 A JP 2012508080A JP 5216162 B2 JP5216162 B2 JP 5216162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- local signal
- signal
- circuit
- phase adjustment
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/32—Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
- H04L27/34—Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
- H04L27/36—Modulator circuits; Transmitter circuits
- H04L27/366—Arrangements for compensating undesirable properties of the transmission path between the modulator and the demodulator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
を備え、
前記第2のIローカル信号および前記第2のQローカル信号は、直交ミキサに入力される。このような構成によれば、直交変復調回路に用いるIQローカル信号の精密な位相調整を、実現することができる。
また、前記第1の増幅部は、利得が固定であってもよい。
前記第1の増幅部は、バイアス電流を変化させることにより、利得が調整されることが望ましい。バイアス電流を変化させて利得が調整されることにより、IQローカル信号の位相調整を精密に行うことができる。
前記一方のローカル信号と前記第2の増幅部からの出力信号とを加算もしくは減算し、前記一方のローカル信号が前記第1のIローカル信号であるとき第2のIローカル信号を出力し、前記一方のローカル信号が前記第1のQローカル信号であるとき第2のQローカル信号を出力する第2の加減算部と、
を更に備えていてもよい。このような構成によれば、直交変復調回路に用いるIQローカル信号の精密な位相調整を、実現することができる。
前記第2の増幅部は、利得が変化可能であることが望ましい。利得が変化可能であるため、IQローカル信号の位相調整を精密に行うことができる。
また、前記第2の増幅部は、利得が固定であってもよい。
前記第2の増幅部は、バイアス電流を変化させることにより、利得が調整されることが望ましい。バイアス電流を変化させて利得が調整されることにより、IQローカル信号の位相調整を精密に行うことができる。
前記第2の増幅部には、ロード抵抗が接続されており、前記ロード抵抗に前記バイアス電流が供給されていてもよい。バイアス電流を変化させて相互コンダンクタンス値を変化させ、これとロード抵抗との積によって決定される利得が調整されることにより、IQローカル信号の位相調整を精密に行うことができる。
位相調整回路の他の態様において、前記第1のIローカル信号と前記第1のQローカル信号との位相差が90度からずれた誤差である位相誤差の値の正負に応じて、前記第1の増幅部及び前記第2の増幅部の一方の利得が零に設定されてもよい。このような構成によれば、一方のみの増幅器の動作のみの簡潔な構成で位相調整回路を実現することができる。
前記第2の加減算部には、第3の増幅部を介して、前記一方のローカル信号が入力され、
前記第1の加減算部には、第4の増幅部を介して、前記他方のローカル信号が入力されることを特徴とする。このような構成によれば、直交変復調回路に用いるIQローカル信号の精密な位相調整を、実現することができる。
前記第2の加減算部は、前記第2の増幅部の出力と前記第3の増幅部の出力との結線によって実現されることを特徴とする。このような構成によれば、出力を結線することで加減算部を実現できるため、位相調整回路を簡易な構成で実現することができる。
前記第1のIローカル信号および前記第1のQローカル信号のうち、他方のローカル信号と前記一方のローカル信号を増幅した信号とを加算もしくは減算し、前記一方のローカル信号が前記第1のIローカル信号であるとき第2のQローカル信号を出力し、前記一方のローカル信号が前記第1のQローカル信号であるとき第2のIローカル信号を出力する第2のステップと、
を備え、
前記第2のIローカル信号および前記第2のQローカル信号は、直交ミキサに入力される。この方法によれば、直交変復調回路に用いるIQローカル信号の精密な位相調整を、実現することができる。
(直交変調回路、直交復調回路)
図1は本実施形態によるIQ位相調整回路を用いた直交変調回路の例であり、図2は本実施形態によるIQ位相調整回路を用いた直交復調回路の例である。図1の直交変調回路、図2の直交復調回路のいずれにおいても、位相誤差を持ったローカル信号として、互いに位相がおよそ90度異なるローカル信号Aおよびローカル信号BがIQ位相調整回路10に入力され、このIQ位相調整回路10において位相誤差を抑えたローカル信号A2およびローカル信号B2が直交ミキサ20に入力される。直交ミキサ20は、ローカル信号A2を入力の一方とするIミキサ20aと、ローカル信号B2を入力の一方とするQミキサ20bとを備えている。
図3は本実施形態によるIQ位相調整回路の構成例を示すブロック図である。ローカル信号Bは、利得すなわちゲインが調整できる可変アンプAMP2(第2の増幅部)に入力され、その出力が加減算回路(加減算部)5においてローカル信号Aから加算もしくは減算され、ローカル信号A2として出力される。同時に、ローカル信号Bはそのままローカル信号B2として出力される。このローカル信号A2およびローカル信号B2が直交ミキサに使用するIQローカル信号となる。
特に、IQ直交ローカル信号生成回路からミキサ回路への伝播経路につく抵抗成分、容量成分のミスマッチによるIQ間ミスマッチと、IQ直交ローカル信号生成回路そのものがもつIQ間ミスマッチと、直交ミキサのばらつきで生じるIQ間ミスマッチと、に起因する位相誤差が零になるように位相調整を行うことができる。
図5は本実施形態によるIQ位相調整回路の他の構成例を示すブロック図である。ローカル信号Aは、利得すなわちゲインが調整できる可変アンプAMP1に入力され、その出力が減算器4においてローカル信号Bから減算され、ローカル信号B2として出力される。同様に、ローカル信号Bは、利得が調整できる可変アンプAMP2に入力され、その出力が加算器3においてローカル信号Aと加算され、ローカル信号A2として出力される。このローカル信号A2およびローカル信号B2が直交ミキサに使用するIQローカル信号となる。
ここで、ローカル信号Aが、IQ位相調整回路に入力されるIローカル信号(第1のIローカル信号)であり、ローカル信号Bが、IQ位相調整回路に入力されるQローカル信号(第1のQローカル信号)であるとき、ローカル信号A2が、IQ位相調整回路から出力されるIローカル信号(第2のIローカル信号)となり、ローカル信号B2が、IQ位相調整回路から出力されるQローカル信号(第2のQローカル信号)となる。
図7は、可変アンプを実現する具体的な回路の一例として、差動回路を用いた構成を示す図である。この構成では、電流源VRI1の電流量を細かく調整することで、トランジスタM12aおよびM12bとロード抵抗R2aおよびR2bで構成されるアンプの利得を調整するものである。図7においては、電流源VRI1の電流が、トランジスタM12aおよびM12bとロード抵抗R2aおよびR2bとに供給される。この可変アンプの利得は、トランジスタM12aおよびM12bの相互コンダクタンス値と、ロード抵抗R2aおよびR2bとの積で表される。このため、相互コンダクタンス値を決める電流源VRI1の電流量を細かく調整することで、アンプの利得を細かく調整することができる。
図8は、本実施形態によるIQ位相調整回路の他の構成例を示すブロック図である。図8において、ローカル信号Aは、利得すなわちゲインが調整できる可変アンプAMP1に入力されるとともに、任意のゲインをもつアンプAMP3に入力される。同様に、ローカル信号Bは、利得すなわちゲインが調整できる可変アンプAMP2に入力されるとともに、任意のゲインをもつアンプAMP4に入力される。そして、可変アンプAMP1の出力が減算器4においてアンプAMP4の出力から減算され、ローカル信号B2として出力される。同時に、可変アンプAMP2の出力が加算器3においてアンプAMP3の出力に加算され、ローカル信号A2として出力される。
特に、IQ直交ローカル信号生成回路からミキサ回路への伝播経路につく抵抗成分、容量成分のミスマッチによるIQ間ミスマッチと、IQ直交ローカル信号生成回路そのものがもつIQ間ミスマッチと、直交ミキサのばらつきで生じるIQ間ミスマッチと、に起因する位相誤差が零になるように位相調整を行うことができる。
図10は、図8および図9に示した例のIQ位相調整回路を実現する具体的な回路の一例として、差動回路を用いた構成を示す図である。一般に、直交ミキサに用いるIQローカル信号は、アンプで増幅して使用されることが多い。これは、直交ミキサにおけるIQ間のゲイン差や製造個体差間でのゲインばらつきを小さく抑えるために、周波数変換効率が飽和した状態で使用するためである。この回路例ではこの点に着眼し、信号増幅のために必要となるアンプを活用して容易にIQローカル信号の位相調整を行うものである。
このように接続された構成とすることで、主アンプ11Aおよび11Bとサブアンプ12A、12Bとの出力を電流加算および電流減算することができる。
また、サブアンプ12A、12Bの可変電流源VRI1、VRI2によりバイアス電流を調整することで、サブアンプ12A、12Bのゲインをそれぞれ調整することができる。これにより、従来からもともと必要であった増幅アンプにサブアンプ12A、12Bを付加するだけで、IQ位相調整回路を容易に実現することができる。
特に、IQ直交ローカル信号生成回路からミキサ回路への伝播経路につく抵抗成分、容量成分のミスマッチによるIQ間ミスマッチと、IQ直交ローカル信号生成回路そのものがもつIQ間ミスマッチと、直交ミキサのばらつきで生じるIQ間ミスマッチと、に起因する位相誤差が零になるように位相調整を行うことができる。
図11は、半導体集積回路内で図5の回路を実現した場合の回路配置例を示すイメージ図である。図11において、サブアンプ12A、12Bを構成するトランジスタM12a、M12b、M12c、M12dは、主アンプのトランジスタM1a、M2a、M1b、M2bに付随して配置され、また破線で示した単純な配線の追加のみで加算回路、減算回路を構成できることが本回路配置の特徴である。一般に、サブアンプの利得は主アンプの利得に対してcosα倍(αは位相誤差量)で済むため、サブアンプは主アンプにくらべて小さいトランジスタで実現可能である。このことから、図10の回路は、半導体集積回路内で実現する場合、非常に小面積規模で実現できることがわかる。図11のコア回路構成に、電流源回路を、通常行われる方法で付加することで、本例のIQ位相調整回路が容易に実現可能である。
一般に、直交変調器および直交復調器においては、所望のローカル周波数の2倍または4倍の周波数の信号を用意し、その信号を2分周または4分周して90度位相の異なるIQローカル信号を生成することが多い。この場合の直交変調回路を図12に、直交復調回路を図13に、それぞれ示す。図12の直交変調回路、図13の直交復調回路のいずれにおいても、分周回路(分周部)30によって得られるローカル信号A2、B2が、直交ミキサ20内のミキサ20a、20bに入力されている。
図14は、図12の直交変調回路、図13の直交復調回路において用いられる、2分周回路を用いて実現したIQ位相調整回路の具体的な回路構成例を示す図である。同図の破線部分が本来IQローカル信号の生成に必要となる2分周回路30である。この2分周回路30は、周知の差動Dラッチ回路を2段組み合わせた構成になっている。すなわち、図14において、2段に組み合わされた差動Dラッチ回路31、32によって、2分周回路30が構成されている。
この場合も、たとえば数MHzから数GHzで動作するような広い周波数範囲のローカル信号について非常に精度よく調整を行うことが容易に可能となる。
図15は、図12の直交変調回路、図13の直交復調回路において用いられる、4分周回路の具体的な回路構成例である。同図の破線部分が本来IQローカル信号の生成に必要となる4分周回路30である。この4分周回路30は、図14を参照して説明した2分周回路を2段組み合わせた構成になっている。すなわち、図15において、4段に組み合わされた差動Dラッチ回路31、32、33、34によって、4分周回路30が構成されている。
この場合も、たとえば数MHzから数GHzで動作するような広い周波数範囲のローカル信号について非常に精度よく調整を行うことが容易に可能となる。
一般に、直交変調器および直交復調器においては、所望のローカル周波数の信号を用意し、その信号の位相をシフトするポリフェーズフィルタ(位相分割部)などを用いておよそ90度位相の異なるIQローカル信号を生成することもある。図16はポリフェーズフィルタを有する直交変調回路の構成を示す図、図17はポリフェーズフィルタを有する直交復調回路の構成を示す図である。図16および図17において、0°/90°分割ポリフェーズフィルタ40は、高周波信号Cを入力とし、90度位相の異なるIQローカル信号である、ローカル信号A、Bを出力する。
一般に、ポリフェーズフィルタなどを用いて90度位相の異なるIQローカル信号を生成する場合、そのフィルタを構成する素子の精度ばらつきなどの理由で時定数が理想値からずれるために、IQローカル信号の位相差が90度からずれてしまう。しかしながら、そのような場合においても、図5および図6に示すようなIQ位相調整回路10を用いることで、位相差90度への補正を実現することが可能となる。
上述した位相調整回路によれば、以下のような位相調整方法が実現されている。すなわち、第1のIローカル信号、および前記第1のIローカル信号と同一の周波数で位相が異なる第1のQローカル信号のうち、一方のローカル信号を増幅する第1のステップと、
前記第1のIローカル信号および前記第1のQローカル信号のうち、他方のローカル信号と前記一方のローカル信号を増幅した信号とを加算もしくは減算し、前記一方のローカル信号が前記第1のIローカル信号であるとき第2のQローカル信号を出力し、前記一方のローカル信号が前記第1のQローカル信号であるとき第2のIローカル信号を出力する第2のステップと、を備えた位相調整方法が実現されている。この方法によれば、直交変復調回路に用いるIQローカル信号の精密な位相調整を、実現することができる。
本発明により、直交変復調回路に用いるIQローカル信号の精密な位相調整を広いローカル周波数範囲で実現することができる。また、半導体集積回路内でIQ位相調整回路を実現する上で、非常に小さい面積規模でIQ位相調整回路を実現することができる。
さらに、分周回路を用いてIQ位相調整回路を構成し、ローカル周波数の2倍の周波数の信号を2分周、またはローカル周波数の4倍の周波数の信号を4分周してIQローカル信号を生成する場合には、より簡便な回路構成によって、IQ位相調整回路を実現することができる。
4 減算器
5 加減算器
10 IQ位相調整回路
11A、11B 主アンプ
12A、12B サブアンプ
20 直交ミキサ
20a、20b ミキサ
30 分周回路
31〜34 差動Dラッチ回路
40 ポリフェーズフィルタ
AMP1、AMP2 可変アンプ
AMP3、AMP4 アンプ
VRI1 可変電流源
M12a、M12b トランジスタ
R2a、R2b 抵抗
Claims (17)
- 第1のIローカル信号、および前記第1のIローカル信号と同一の周波数で位相が異なる第1のQローカル信号のうち、一方のローカル信号が入力され、且つ前記第1のIローカル信号と前記第1のQローカル信号とに所望の位相差を与えるための調整量に応じた利得を有する第1の増幅部と、
前記第1のIローカル信号および前記第1のQローカル信号のうち、他方のローカル信号と前記第1の増幅部からの出力信号とを加算もしくは減算し、前記一方のローカル信号が前記第1のIローカル信号であるとき第2のQローカル信号を出力し、前記一方のローカル信号が前記第1のQローカル信号であるとき第2のIローカル信号を出力する第1の加減算部と、
を備え、
前記第2のIローカル信号および前記第2のQローカル信号は、直交ミキサに入力されることを特徴とする位相調整回路。 - 前記第1の増幅部は、利得が変化可能であることを特徴とする請求項1に記載の位相調整回路。
- 前記第1の増幅部は、利得が固定であることを特徴とする請求項1に記載の位相調整回路。
- 前記第1の増幅部は、バイアス電流を変化させることにより、利得が調整されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の位相調整回路。
- 前記第1の増幅部には、ロード抵抗が接続されており、前記ロード抵抗に前記バイアス電流が供給されることを特徴とする請求項4に記載の位相調整回路。
- 前記他方のローカル信号が入力され、且つ前記第1のIローカル信号と前記第1のQローカル信号とに所望の位相差を与えるための調整量に応じた利得を有する第2の増幅部と、
前記一方のローカル信号と前記第2の増幅部からの出力信号とを加算もしくは減算し、前記一方のローカル信号が前記第1のIローカル信号であるとき第2のIローカル信号を出力し、前記一方のローカル信号が前記第1のQローカル信号であるとき第2のQローカル信号を出力する第2の加減算部と、
を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の位相調整回路。 - 前記第2の増幅部は、利得が変化可能であることを特徴とする請求項6に記載の位相調整回路。
- 前記第2の増幅部は、利得が固定であることを特徴とする請求項6に記載の位相調整回路。
- 前記第2の増幅部は、バイアス電流を変化させることにより、利得が調整されることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の位相調整回路。
- 前記第2の増幅部には、ロード抵抗が接続されており、前記ロード抵抗に前記バイアス電流が供給されることを特徴とする請求項9に記載の位相調整回路。
- 前記第1のIローカル信号と前記第1のQローカル信号との位相差が90度からずれた誤差である位相誤差の値の正負に応じて、前記第1の増幅部及び前記第2の増幅部の一方の利得が零に設定されることを特徴とする請求項6に記載の位相調整回路。
- 前記第1の加減算部及び前記第2の加減算部は、一方が加算を行い、他方が減算を行うことを特徴とする請求項6から請求項11のいずれか1項に記載の位相調整回路。
- 前記第2の加減算部には、第3の増幅部を介して、前記一方のローカル信号が入力され、
前記第1の加減算部には、第4の増幅部を介して、前記他方のローカル信号が入力されることを特徴とする請求項6に記載の位相調整回路。 - 前記第1の加減算部は、前記第1の増幅部の出力と前記第4の増幅部の出力との結線によって実現され、
前記第2の加減算部は、前記第2の増幅部の出力と前記第3の増幅部の出力との結線によって実現されることを特徴とする請求項13に記載の位相調整回路。 - 前記第1のIローカル信号及び前記第1のQローカル信号を生成するローカル信号生成部を更に備え、前記ローカル信号生成部は、第5のローカル信号を入力し所定の分周比で分周して前記第1のIローカル信号及び前記第1のQローカル信号を生成する分周部を有することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の位相調整回路。
- 前記第1のIローカル信号及び前記第1のQローカル信号を生成するローカル信号生成部を更に備え、前記ローカル信号生成部は、第5のローカル信号を入力し位相をシフトさせて前記第1のIローカル信号及び前記第1のQローカル信号を生成する位相分割部を有することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の位相調整回路。
- 第1のIローカル信号、および前記第1のIローカル信号と同一の周波数で位相が異なる第1のQローカル信号のうち、一方のローカル信号を前記第1のIローカル信号と前記第1のQローカル信号とに所望の位相差を与えるための調整量に応じた利得で増幅する第1のステップと、
前記第1のIローカル信号および前記第1のQローカル信号のうち、他方のローカル信号と前記一方のローカル信号を増幅した信号とを加算もしくは減算し、前記一方のローカル信号が前記第1のIローカル信号であるとき第2のQローカル信号を出力し、前記一方のローカル信号が前記第1のQローカル信号であるとき第2のIローカル信号を出力する第2のステップと、
を備え、
前記第2のIローカル信号および前記第2のQローカル信号は、直交ミキサに入力されることを特徴とする位相調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012508080A JP5216162B2 (ja) | 2010-03-29 | 2011-03-28 | 位相調整回路、位相調整方法 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010075414 | 2010-03-29 | ||
JP2010075414 | 2010-03-29 | ||
PCT/JP2011/001827 WO2011121979A1 (ja) | 2010-03-29 | 2011-03-28 | 位相調整回路、位相調整方法 |
JP2012508080A JP5216162B2 (ja) | 2010-03-29 | 2011-03-28 | 位相調整回路、位相調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5216162B2 true JP5216162B2 (ja) | 2013-06-19 |
JPWO2011121979A1 JPWO2011121979A1 (ja) | 2013-07-04 |
Family
ID=44711742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012508080A Active JP5216162B2 (ja) | 2010-03-29 | 2011-03-28 | 位相調整回路、位相調整方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8942621B2 (ja) |
EP (1) | EP2555483A4 (ja) |
JP (1) | JP5216162B2 (ja) |
CN (1) | CN102484633B (ja) |
WO (1) | WO2011121979A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5890852B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2016-03-22 | アンリツ株式会社 | 移動体端末試験装置および試験方法 |
US9685931B2 (en) | 2014-08-28 | 2017-06-20 | Qualcomm Incorporated | High accuracy millimeter wave/radio frequency wideband in-phase and quadrature generation |
US9438463B2 (en) * | 2014-09-25 | 2016-09-06 | Stmicroelectronics S.R.L. | System for the correction of amplitude and phase errors of in-quadrature signals, corresponding receiver and method |
US9729378B1 (en) * | 2015-04-13 | 2017-08-08 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Receiver architecture for constant envelope OFDM |
JP6557874B2 (ja) | 2015-05-25 | 2019-08-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線通信装置および無線通信方法 |
CN110678761B (zh) * | 2017-07-07 | 2022-03-08 | 株式会社岛津制作所 | 导电率检测器以及求相位调整值的方法 |
US10998627B2 (en) * | 2017-10-23 | 2021-05-04 | Nec Corporation | Phase adjustment circuit and array antenna device |
CN107883589A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-04-06 | 广州帝胜智能科技有限公司 | 一种快热式热水器出厂校正的调试系统 |
US10444785B2 (en) * | 2018-03-15 | 2019-10-15 | Samsung Display Co., Ltd. | Compact and accurate quadrature clock generation circuits |
CN109039467A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-12-18 | 天津师范大学 | 基于iq调制器的准恒包络光ofdm信号调制解调系统及其调制解调方法 |
US10965331B2 (en) * | 2019-04-22 | 2021-03-30 | Semiconductor Components Industries, Llc | Broad range voltage-controlled oscillator |
CN115765722B (zh) * | 2022-12-26 | 2023-04-14 | 深圳市华普微电子股份有限公司 | 一种正交六分频电路 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1198212A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Yokogawa Electric Corp | 直交変調器 |
JPH11284490A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Texas Instr Japan Ltd | 位相変換回路 |
JP2003218649A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-07-31 | Hitachi Ltd | 通信用半導体集積回路および無線通信装置 |
JP2005252931A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直交変調器 |
JP2005252861A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Toshiba Corp | 複数の無線システムに対応可能な無線通信装置 |
Family Cites Families (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3660764A (en) * | 1969-11-26 | 1972-05-02 | Bell Telephone Labor Inc | Non-coherent differential phase detection |
JPH04275746A (ja) * | 1991-03-01 | 1992-10-01 | Toshiba Corp | 直交変調器 |
JPH05130156A (ja) | 1991-11-08 | 1993-05-25 | Nec Corp | 直交変調器 |
JPH06283966A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-07 | Toshiba Corp | π/2位相制御回路 |
US5406629A (en) * | 1993-12-20 | 1995-04-11 | Motorola, Inc. | Apparatus and method for digitally processing signals in a radio frequency communication system |
JPH07303028A (ja) * | 1994-05-09 | 1995-11-14 | Hitachi Ltd | 90度移相回路 |
JPH09153741A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-06-10 | Fujitsu Ltd | 変調器、間接変調型変調器、及び周波数逓倍器 |
JP3098464B2 (ja) * | 1997-06-26 | 2000-10-16 | 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 | 90度移相回路 |
JP3561184B2 (ja) | 1998-09-03 | 2004-09-02 | テクトロニクス・インターナショナル・セールス・ゲーエムベーハー | Iqスプリッタ装置 |
US6377620B1 (en) | 1999-01-19 | 2002-04-23 | Interdigital Technology Corporation | Balancing amplitude and phase |
DE19946669C2 (de) * | 1999-09-29 | 2001-09-27 | Rohde & Schwarz | Verfahren zum Einstellen eines Phasenwinkels eines Phasenschiebers einer Sendeeinrichtung |
US6674998B2 (en) * | 2000-10-02 | 2004-01-06 | Intersil Americas Inc. | System and method for detecting and correcting phase error between differential signals |
US7133649B2 (en) | 2002-12-24 | 2006-11-07 | Hitachi Kokusai Electric, Inc. | Negative feedback amplifier for transmitter, transmitter, and method of correcting error in the negative feedback amplifier |
JP2004222259A (ja) | 2002-12-24 | 2004-08-05 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 送信機の負帰還増幅器、送信機、及び負帰還増幅器の誤差補正方法 |
JP3926324B2 (ja) | 2003-12-19 | 2007-06-06 | 埼玉日本電気株式会社 | ディジタル変調回路 |
JP4246166B2 (ja) * | 2004-03-04 | 2009-04-02 | パナソニック株式会社 | 分周回路及びそれを用いたマルチモード無線機 |
EP1594221A1 (en) * | 2004-05-05 | 2005-11-09 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Single conversion tuner |
CN1835489B (zh) * | 2005-03-16 | 2010-04-21 | 联发科技股份有限公司 | 一种可补偿同相/正交相不平衡的装置及其方法 |
US8198945B2 (en) | 2005-06-13 | 2012-06-12 | Nxp B.V. | Quadrature oscillator with high linearity |
JP2007104007A (ja) | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Toshiba Corp | 直交変調器及び直交変調器におけるベクトル補正方法 |
TWI311855B (en) * | 2006-04-17 | 2009-07-01 | Via Tech Inc | Harmonic-rejection modulating devices and methods |
JP4172805B2 (ja) | 2006-07-12 | 2008-10-29 | 株式会社東芝 | 通信装置、直交誤差補償の設定値算出方法および直交誤差補償プログラム |
JP4830898B2 (ja) | 2007-02-20 | 2011-12-07 | パナソニック電工株式会社 | ダイレクトコンバージョン方式の無線送受信装置 |
KR100847801B1 (ko) * | 2007-02-21 | 2008-07-23 | 지씨티 세미컨덕터 인코포레이티드 | Iq 불일치 측정 장치 및 방법 |
CN101316112A (zh) | 2007-05-28 | 2008-12-03 | 安国国际科技股份有限公司 | 应用于跳频系统的频率合成器 |
-
2011
- 2011-03-28 WO PCT/JP2011/001827 patent/WO2011121979A1/ja active Application Filing
- 2011-03-28 CN CN201180003591.2A patent/CN102484633B/zh active Active
- 2011-03-28 EP EP11762227.4A patent/EP2555483A4/en not_active Withdrawn
- 2011-03-28 US US13/518,031 patent/US8942621B2/en active Active
- 2011-03-28 JP JP2012508080A patent/JP5216162B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1198212A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Yokogawa Electric Corp | 直交変調器 |
JPH11284490A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Texas Instr Japan Ltd | 位相変換回路 |
JP2003218649A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-07-31 | Hitachi Ltd | 通信用半導体集積回路および無線通信装置 |
JP2005252861A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Toshiba Corp | 複数の無線システムに対応可能な無線通信装置 |
JP2005252931A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直交変調器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102484633B (zh) | 2014-11-26 |
US8942621B2 (en) | 2015-01-27 |
EP2555483A1 (en) | 2013-02-06 |
EP2555483A4 (en) | 2017-06-28 |
CN102484633A (zh) | 2012-05-30 |
US20120256673A1 (en) | 2012-10-11 |
WO2011121979A1 (ja) | 2011-10-06 |
JPWO2011121979A1 (ja) | 2013-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5216162B2 (ja) | 位相調整回路、位相調整方法 | |
JP4616093B2 (ja) | Rf受信器ミスマッチ校正システム及び方法 | |
US9749172B2 (en) | Calibration method and calibration apparatus for calibrating mismatch between first signal path and second signal path of transmitter/receiver | |
EP1829202B1 (en) | Direct conversion device with compensation means for a transmission path of a wireless communication equipment | |
US8451941B2 (en) | Communications device with separate I and Q phase power amplification having selective phase and magnitude adjustment and related methods | |
US9344302B2 (en) | Loopback technique for IQ imbalance estimation for calibration in OFDM systems | |
US8112047B2 (en) | Configurable RF transmitter | |
JP5151785B2 (ja) | 送信機及び送受信装置 | |
US7218163B2 (en) | Radio-frequency mixer arrangement | |
WO2005039043A1 (ja) | 増幅回路 | |
US20050134396A1 (en) | Polar modulation using amplitude modulated quadrature signals | |
TWI547126B (zh) | 校正傳送器/接收器的第一、第二訊號路徑之間的不匹配的寬頻校正方法與寬頻校正裝置 | |
JP2007104007A (ja) | 直交変調器及び直交変調器におけるベクトル補正方法 | |
CA2737533A1 (en) | Communications device with separate i and q phase power amplification having selective phase and magnitude adjustment and related methods | |
US7221915B2 (en) | Electromagnetic wave transmitter, receiver and transceiver systems, methods and articles of manufacture | |
Oveisi et al. | A study of a millimeter-wave transmitter architecture realizing QAM directly in RF domain | |
US7773969B2 (en) | Current converter, frequency mixer, radiofrequency transmission system and method for frequency mixing | |
US7243037B2 (en) | Signal processing device, use of the signal processing device and method for signal processing | |
JP5682558B2 (ja) | 直交ミキサ | |
Gueorguiev et al. | A 5.2 GHz CMOS I/Q modulator with integrated phase shifter for beamforming | |
JP2003051860A (ja) | データ送信装置、ミキサ回路、及び携帯電話端末装置 | |
JPH08340363A (ja) | 変調回路 | |
WO2024028679A1 (en) | Method, device and apparatus for generating in-phase (i) and quadrature-phase (q) local oscillator signals | |
JP3134251B2 (ja) | 直交変調信号発生回路 | |
WO2024059513A1 (en) | Multiphase frequency modulation for reduced peak deviation |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5216162 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |