JP5214931B2 - 診療支援装置、診療支援方法、及び診療支援システム - Google Patents

診療支援装置、診療支援方法、及び診療支援システム Download PDF

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本発明は、病院や診療所等の医療機関における診療支援装置に係り、患者の疾病に対して診断装置や診療期間等を想定して、適正な診断や処置(診療)を行うための支援を行い、医療費の適正化と医療機関の経営的支援を図った診療支援装置、診療支援方法及び診療支援システムに関するものである。
一般に、病院や診療所等の医療機関では、X線CT装置やMRI装置等の各種の診断装置が使用されており、患者の疾病、容態に合わせてどのような診断装置を使用するかを決定している。また診断や処置、薬の処方、或いは診療期間等によって患者の医療費が決まってくる。
一方、近年では医療費の定額化が叫ばれており、2003年からDPCによる包括評価での支払い方式が導入されている。DPC(Diagnosis Procedure Combination)は、「診断群分類による包括評価制度」であり、DPCにおける診療報酬については、診断群分類に対応した保険点数から計算する包括評価部分と、ドクターフィー的要素から計算する出来高部分から構成される。また保険点数も疾病ごとに決まった点数付けが行われようとしている。
このDPCは、主要診断群と傷病分類コード、さらに診療行為と副傷病名で構成され、現在、2347分類に設定されている。包括評価部分では、このDPCに対応した保険点数が1日当たりの単価を意味し、在院日数、及び病院や診療所等の医療機関が独自に定義した係数を使って、診療報酬金額を算出している。なお、このDPCの分類に該当しない場合の診療報酬は、出来高で計算される。
このDPCは、医療費抑制の方策として受け取られており、この診断医療の包括化に伴い、病院や診療所などの医療機関で行われる診断や処方が、過少診療化(粗診粗療)に繋がる可能性も否めない。
一方、患者としても、適切な診断や処置が行われたかどうかを確認したり、請求された医療費が適切な金額か否かを確認するために、その疾病に対する検査基準や処方基準等の情報を容易に知り得る手段が必要になる。また医療機関も経営的な側面から、診断装置や検査回数、入院日数、さらに処方する薬の量等を適正に決定して利益を生み出す必要がある。
特許文献1には、診療行為の標準化や標準診療計画の策定作業を支援する診療情報分析システムについて記載されている。この例では、DPCによる包括評価での支払い方式の導入に伴い、過去の診療実績の検索・分析を行って適正な資料を提示することで、医療機関独自の適切な診療計画を策定するようにしている。
また、特許文献2には、病院選択システムについて記載されている。この例では、患者自身が、複数の病院の診断や治療方針、或いは治療日数や費用を自宅で対比できるようにし、好ましい病院を選択できるようにしている。
しかしながら、特許文献1の例では、患者に対して検査基準や処方基準等の情報を提示することはできない。また特許文献2の例では、医療機関に対して、適正な診療計画の策定や経営的支援を行うには不十分なものであった。したがつて、現状では、患者及び医療機関の両者に対して適切な情報を提示するための具体的な解決策は見出されていない。
特開2006−31649号公報 特開2002−163370号公報
DPCによる診断医療の包括化に伴い、病院や診療所などの医療機関で行われる診断や処方が、過少診療化(粗診粗療)に繋がる可能性がある。このため、医療機関では、診断装置や検査回数、入院日数、処方薬の量等を適正に算出して決める必要があった。また、患者としても、疾病に対する検査基準や処方基準、医療費等の情報を容易に知り得る手段が必要になっている。
本発明は上記事情に鑑みて成されたもので、患者の疾病に対して適正な診断や処置を行うための支援を行い、かつ医療費の適正化と医療機関の経営的支援を図った診療支援装置、診療支援方法、及び診療支援システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の診療支援装置は、ネットワークに接続され、表示部及び各種の指示情報を入力可能な操作部を有する情報端末と、診断群分類(DPC)コードのデータを格納するとともに、該DPCコードで定義される疾病毎に、診療に要する経費の定額部分及び出来高部分決定する基準データを格納するデータベースであって、前記出来高部分を決定する基準データとして、患者の容態及び診断装置の種類によって決まる処置グレードのデータと、前記処置グレードによって決まる保険点数のデータを格納したデータベースと、前記ネットワークに接続され、前記情報端末から入力された指示情報に応答して前記データベースに格納されたデータを処理し、検査回数又は入院日数の経過に応じて前記処置グレードを切り替え、各種の診療情報を前記情報端末に出力する情報処理部と、を具備し、前記情報処理部は、前記診療情報を前記情報端末に提示可能にしたことを特徴とする。
また、請求項記載の本発明の診療支援方法は、情報端末と情報処理部をネットワークに接続し、診断群分類(DPC)コードのデータ、及び該DPCコードで定義される疾病毎に、診療に要する経費の定額部分及び出来高部分決定する基準データをデータベースに格納するとともに、前記出来高部分を決定する前記基準データとして、前記DPCコードで定義される疾病毎に、患者の容態及び診断装置の種類によって決まる処置グレードのデータと、前記処置グレードによって決まる保険点数のデータを前記データベースに格納し、前記情報端末から入力された指示情報に応答して、前記データベースに格納されたデータを前記情報処理部で処理し、検査回数又は入院日数の経過に応じて前記処置グレードを切り替え、前記処理結果を基に各種の診療情報を前記情報端末に表示することを特徴とする。
さらに、請求項13記載の本発明の診療支援システムは、医療機関に設置されたネットワークと、前記ネットワークに接続され、表示部及び各種の指示情報を入力可能な操作部を有する情報端末と、診断群分類(DPC)コードのデータを格納するとともに、該DPCコードで定義される疾病毎に、診療に要する経費の定額部分及び出来高部分決定する基準データを格納するデータベースであって、前記出来高部分を決定する前記基準データとして、前記DPCコードで定義される疾病毎に、患者の容態及び診断装置の種類によって決まる処置グレードのデータと、前記処置グレードによって決まる保険点数のデータを格納したデータベースと、前記ネットワークに接続され、前記情報端末から入力された指示情報に応答して前記データベースに格納されたデータを処理し、検査回数又は入院日数の経過に応じて前記処置グレードを切り替え、各種の診療情報を生成する情報処理部と、を具備し、前記診療情報を前記情報端末に表示可能にしたことを特徴とする。
本発明によれば、病院や診療所などの医療機関では、患者の疾病及び容態に応じて処置グレードを設定することにより、検査回数や入院日数に応じた診療計画を提示することができ、経営的な観点から損益を把握することができる。また、患者に対して入院日数に比例した医療費の概算額を提示できるため、医療機関から請求される医療費の妥当性を判断でき、医療機関を選択する際に有益な情報を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の診療支援装置を適用した医用システムの全体的な構成を示す図である。
病院内の各部門間では、HIS(Hospital Information System )と呼ばれる病院情報システムが構築されている。また放射線部門でのRIS(Radiology Information System)と呼ばれる情報システムや、PACS(Picture Archiving Communication System)等の画像ファイル通信保管システムが構築され、情報伝達のオンライン化が図られている。
図1において、100はHISであり、部門毎の端末装置120がネットワーク130に接続されている。部門としては、診察部門、薬剤部門、会計部門等がある。また、ネットワーク130には、診療支援システム10を構成する情報処理部20が接続され、情報処理部20には、ネットワーク130を介して情報端末30が接続され、さらに情報処理部20には、データベース40が接続されている。
尚、情報端末30は、医療機関のユーザ(医師、技師等)が操作するものであるが、患者用の情報端末30を設け、患者が自己の疾病に対してどれ位の医療費がかかるか等を知りたいときに操作できるようにしても良い。但し入力項目が多く操作が困難であることを考慮すると、医療機関のユーザが患者の要求に応じて操作するのが一般的である。
また200は、RISであり医用画像診断装置、例えばX線CT装置220,MRI装置230,X線撮影装置240等がネットワーク210に接続されている。またネットワーク210には、PACS250が接続され、PACS250には画像データベース260が接続されている。画像データベース260には撮影した患者の画像データ等が保存される。
本発明では、診療支援装置10を利用することにより、病院や診療所などの医療機関は、患者の疾病及び容態に応じて、どのようなグレードで処置するか、どれだけの検査回数や入院日数を要するか等の指標を提示できるようにしている。これにより、指標に沿った診療計画を基に適切な診療を行うことができ、また経営的な観点から見れば、処置グレードや、検査回数、入院日数等に比例した診療費用の推移情報を基に損益分岐点を把握することができる。
また患者に対しては、自己の疾病に対してどのような処方が成されるのか、請求される医療費がどれ位になるかといった情報を提示できるようにしている。これにより、医療費の金額の妥当性を患者側が判断でき、医療機関を選択する際の指標を得ることができる。
以下、診療支援装置10の詳細について説明する。図2は、診療支援装置10の構成と、各種の情報の流れを示す説明図である。診療支援装置10は、情報処理部20と、情報端末30と、データベース40から構成されている。
情報端末30はキーボート、マウス等を含む入力部31と、表示部32を有し、webブラウザやアプリケーションソフトウェアを使用して各種の指示情報を情報処理部20に入力することができる。また、情報処理部20からの情報を表示部32に表示することができる。
データベース40には、診断群を分類したDPCコードや、それに対する固定点数(保険点数)、及び使用する診断装置の機種、患者の容態、処置グレードの情報、及び患者の履歴情報等が保管されている。情報処理部20は、情報端末30からの入力情報を基に、データベース40から必要な情報を読み込んで処理し、各種の診療情報を情報端末30に提示する。
情報端末30、情報処理部20、データベース40間の情報の流れを説明すると、情報端末30から情報処理部20には、a1〜a3で示す情報が入力され、それを受けて情報処理部20は、データベース40から必要な情報b1〜b3を取り込み、処理したデータc1〜c3を情報端末30に提示する。またデータベース40は必要に応じて情報d1を更新する。尚、情報a1〜a3、b1〜b3、c1〜c3の詳細については以下に述べる。
先ず、情報端末30からの入力情報a1〜a3について説明する。情報端末30を医療機関のユーザが操作する場合、情報端末30から情報処理部20に以下の情報a1,a2が送信される。
a1:DPCコード、診断装置名、機種(装置グレードを含む)、診断した患者の疾病名称、患者の容態等の情報を情報処理部20に送信。
a2:同一患者に関する過去に依頼した検査回数、入院日数等の履歴情報を取得したい場合に、その要求を情報処理部20に送信。
図3は、情報端末30での入力画面の一例を示している。図3において、33は、DPCコードの入力ボックスであり、例えば01001003022001といった14桁で構成されるDPCコードを入力する。34は、装置名、疾病名称、患者の容態を入力するボックスである。
また、35は過去の履歴情報が欲しい場合に、いつからいつまでといった期間を入力するボックスである。さらに36は、アウトプットの書式を選択するボックスであり、後述する図9,図10で示すような出力表示を行う場合に使用する。
また、情報端末30を患者の要求によって操作する場合、情報端末30からデータベース40に、以下の情報a3が送信される。
a3:医療費の概算情報を取得したい場合に、DPCコード、診断装置名、疾病名称、入院日数等の情報を情報処理部20に送信する。
図4は、医療費の概算情報を取得したい場合の情報端末30での入力画面の一例を示している。図4において、33は、DPCコードの入力ボックスであり、34は、装置名、疾病名称、患者の容態を入力するボックスである。また、35は過去の履歴情報が欲しい場合に、いつからいつまでといった期間を入力するボックスである。さらに37は、入院日数の入力ボックスであり、入院を想定してその期間を入力するボックスである。
次に情報処理部20の処理と、情報端末30に表示される各種の診療情報について説明する。情報処理部20は、情報端末30から情報a1〜a3が入力されると、データベース40から必要な情報b1〜b3を取り込み、処理したデータc1〜c3を情報端末30に提供して表示する。
b1:情報端末30から送信されたパラメータa1をキーにして、データベース40を検索し、保険点数から算出した診療報酬金額を検査回数と入院日数を基準に算出する。このとき、処置グレード別(例えば、ABC別)に診療報酬金額を算出する(上記の保険点数や処置グレードのデータが情報b1に相当する)。
これらのグレード別の診療報酬金額の算出結果は、診療費用の推移情報c1として送信元に返送される。
b2:情報端末30から履歴情報の取得要求a2を受信した場合、データベース40に保管されている履歴データb2を検索し、過去の診断費用の推移情報等を含む履歴情報を作成する。作成された履歴情報c2は送信元に返送される。
b3:情報端末30から送信されたパラメータa3をキーにして、データベース40を検索し、該当疾病に対する保険点数、及び入院日数に比例した医療費(診療報酬金額)の概算情報を算出する(上述した保険点数のデータが情報b3に相当する)。算出した医療費の概算情報c3は送信元に返送される。
グレード別に算出した診療費用の推移情報c1は、患者の疾病及び容態に応じて、検査回数や入院日数を想定し、グレード別に診療費用がどれだけかかるか等を提示するものである。
過去の履歴情報c2は、過去において同一患者が入院(又は通院)していたときの情報を提示するものであり、同じ患者が再入院した場合に、過去にどのような診断装置を使用してどれ位の治療期間を要したか、また医療費がどれだけ掛かったかといった情報を提示するものである。
算出した医療費の概算情報c3は、患者が医療機関に入院するに際して、どれ位の医療費が掛かるかを想定して提示するものである。
データベース40に保管している各種のデータ(保険点数、及び診療報酬等)は、自動更新される。
次にデータベース40に保管されているデータについて説明する。
図5は、データベース40のメインテーブルのデータを示すもので、DPCコード(14桁)と、そのコードに対応する疾病名称のデータが保管されている。また、それらの疾病の診療に適した診断装置名、機種名、患者の容態、処理グレードのデータが保管されている。これらのデータは、患者が入院したときに医療機関のユーザ(医師、技師等)がデータベース40に入力する。
尚、処置グレードは、使用する診断装置や患者の容態等に合わせて決定される。例えばグレードAは、最新式の高性能機種を用いて検査を行う場合が該当する。グレードBは、最新式ではないが患者を検査する上で十分な性能を有する装置を用いて検査を行う場合が該当する。グレードCは、さらに簡便な装置を用いて検査する場合が該当する。処置グレードは、患者の容態に応じて設定されるので、処置グレードが低いからといって診療の質が低下するというものではない。
図6は、グレード係数テーブルのデータを示すもので、処置グレード毎に設定された保険点数(係数)のデータを示している。処置グレードや、グレード毎の保険点数は、医療機関毎に定義されるデータであり、医療機関が診療に要する経費の内、出来高部分を決定する基準データとなる。
図7は、DPC定義テーブルのデータを示すもので、DPCコードによる疾病名称毎に固定点数が決まっており、この固定点数は、各医療機関で統一的な数値であり、この固定点数が高い程、医療報酬金額が高くなる。つまり、この固定点数のデータは、医療機関が診療に要する経費の内、定額部分を決定する基準データとなる。
図8は、履歴情報テーブルのデータを示すもので、DPCコードによる疾病名称毎に医療費(係数)が保管されている。この場合、検査回数、入院日数のデータも保管されており、どのような症状の患者がいつ入院して、どれ位の診療期間を要したかといったデータが保管されている。
情報処理部20は、情報端末30から入力されたデータを基に、データベース40から図5〜図8に示す任意のデータを抽出して、各種の診療情報を作成することになる。図9〜図11は、情報端末30に表示される各種の診療情報の一例を示している。
図9は、情報処理部20で算出した処置グレード別の診療費用の推移を示したグラフである。この例では、保険点数から算出した診療金額の推移を、検査回数に基づいて処置グレード別に算出したものである。
図9のグラフでは、グレードA,B,Cで処置したときの診療金額と、固定点数(図7)による診療金額を比較して示し、固定点数のグラフよりも診療金額が下回れば、利益が出ることを示している。したがって、図9では、医療機関側が診療計画を策定する際に、医療費の損益分岐点を把握する上で有効なデータを提供することができる。
例えば、グレードAによる処置を毎回行えば毎回利益がでることが分かる。またグレードBでは検査回数が5回までは利益が出るが、6回以上になると赤字になることが分かる。さらに、グレードCでは、検査回数が3回までは利益は出ないが、4回目以降からは利益が出ることが分かる。したがって、図9の場合は、検査回数5回まではグレードBで処置を行い、6回目からはグレードCに変更して処置すれば最も利益が出ることになる。
図10は、保険点数から算出した診療金額の推移を、入院日数に基づいて処置グレード別に算出したものである。図10のグラフにおいても、グレードA,B,Cで処置したときの診療金額と、固定点数による診療金額を比較して示し、固定点数のグラフよりも診療金額が下回れば、利益が出ることを示している。
例えば、グレードAによる処置では、入院日数が18日以上なら利益が出ることが分かる。またグレードBでは入院回数が12日までは利益が出るが、13日以上になると赤字になることが分かる。さらにグレードCでは、利益が出ないことが分かる。したがって、例えば入院日数が12日まではグレードBで処置を行い、その後、グレードAに変更するように設定すればトータル的に利益を出すことができる。
こうして、診療計画を立てる際には、図9,図10のグラフを診断指標として表示し、入院日数や検査回数に合わせて処置グレードを設定することで、利益が出る処置方法を選ぶことができる。勿論、患者の診療の質を落とさず、かつ利益が出る処置方法を選択することが肝要である。
図11は、情報処理部20で算出した医療費の概算を表示したグラフである。このグラフは、患者側において医療費がどれ位掛かるかを知りたいときに有効である。患者が各医療機関A,B,Cにおいて掛かる医療費の概算を知ることができれば、医療機関の選択を行う場合に役立つ。
図11では、図4の入力ボックス37で設定した期間(例えば13日間)入院した場合に、どれ位の医療費が掛かるかを医療機関A,B,C毎に比較して示したものである。固定値による金額は医療機関毎に統一された数値であり、各病院のグラフは医療機関A,B,Cで算出された医療費の金額を示している。このグラフからは、医療機関Aが最も医療費が安く,医療機関Cが最も医療費が高いことが分かる。
したがって、複数の医療機関から提示される情報を比較することで、医療機関を選択する際の指標を得ることができる。勿論、各医療機関が同様の診療支援装置10を備えていることが前提となる。
また、医療費だけでなく、どのような診断装置を用いてどのような処方がされるかといった情報も合わせて表示するようにすることもできる。さらに、過去に入院履歴があれば、図4の入力ボックス35で期間を指定することにより、過去にどのような処置がなされ、どれ位の金額が掛かったか等の情報も表示することができる。
次に、図12〜図16を参照して、診療支援装置10の動作フローを説明する。
図12は、情報端末30の入力手順を示したフローチャートである。図12において、ステップS1は、診断計画の入力画面を表示するステップであり、入力部31を操作することで表示部32には、図3の画面が表示される。
ステップS2は各種のパラメータを入力するステップであり、入力ボックス33,34にDPCコード、使用する診断装置名、患者の疾病名称、患者の容態を入力し、入力ボックス36で出力画面の指定を行う。ステップS3は、履歴情報を取得するか否かの設定ステップであり、入力ボックス35に入力して設定する。
ステップS4は、情報端末30から情報処理部20へ各種のパラメータを送信するステップであり、パラメータの入力に間違いがなければステップS5で各種パラメータを情報処理部20に送信する。パラメータの入力ミスがあった場合は、ステップS6で各種パラメータの変更を行い、ステップS2に戻って正しい入力を行う。
図13は、情報処理部20での動作を示すフローチャートである。図13において、ステップS11は情報端末30からの要求(情報a1,a2)を取得するステップであり、ステップS12は各種のパラメータに従ってデータベース40を検索するステップである。
ステップS13は、収益が最大値となるパラメータの組み合わせを算出するステップであり、算出結果として図9、図10で示したグラフを情報端末30に表示し、検査回数や入院日数を基にグレード別の診療費用を情報端末30に表示する。また図9の例に照らして検査回数5回まではグレードBで処置を行い、6回目からはグレードCで処置するといった組み合わせを算出して情報端末に提示する。
次のステップS14で、算出した組み合わせにユーザが納得しなければステップS15において条件を変えて再検索を行う。またユーザが納得すればステップS16に移行する。こうしてユーザが納得するようなパラメータの組み合わせが設定可能となる。
ステップS16は患者が過去に入院(通院)した履歴があるか否かを判断するステップであり、履歴情報があればステップS17に移行して履歴情報を取得しステップS18で送信元(情報端末30)に返し、無ければそのままステップS18に移行し、過去の履歴の有無を表示する。
図14は、医療費の提示要求を行う際の情報端末30の入力手順を示したフローチャートである。図14において、ステップS31は、医療費計算用の入力画面を表示するステップであり、入力部31を操作することで表示部32には、図4の画面が表示される。
ステップS32は各種のパラメータを入力するステップであり、入力ボックス33,34にDPCコード、使用する診断装置名、患者の疾病名称、患者の容態を入力する。ステップS33は、履歴情報を取得するか否かの設定ステップであり、入力ボックス35に期間を入力して設定する。
ステップS34は、情報端末30から情報処理部20へ各種のパラメータを送信するステップであり、パラメータの入力に間違いがなければステップS35で各種パラメータを情報処理部20に送信する。パラメータの入力ミスがあった場合は、ステップS36で各種パラメータの変更を行い、ステップS32に戻って正しい入力を行う。
図15は、医療費の概算を算出する際の情報処理部20の動作を示すフローチャートである。図15において、ステップS41は情報端末30からの要求(情報a3)を取得するステップであり、ステップS42は各種のパラメータに従ってデータベース40を検索するステップである。
ステップS43は、医療費を算出するステップであり、算出結果として例えば図11で示すようなグラフを情報端末30に表示する。医療機関がAであれば、図11の医療機関Aのグラフが表示される。
ステップS44は過去に入院(通院)した履歴があるか否かを判断するステップであり、履歴情報があればステップS45に移行して履歴情報を取得し、ステップS46で送信元(情報端末30)に返し、無ければそのままステップS46に移行し、過去の履歴の有無を表示する。また要求に応じて過去の医療費も表示することができる。
図16は、情報端末30での出力手順を示すフローチャートである。図16において、ステップS51は、出力用画面を表示するステップであり、ステップS52は情報処理部20からの処理結果を取得するテップである。またステップS53は、履歴情報を取得するステップであり、ステップS54は、表示するか否かを判断するステップである。
必要なデータが取得できればステップS55に移行し、図9〜図11で示すような各種の診療情報を表示し、必要なデータが取得できていない場合は、ステップS56で情報処理部20に対してデータの取得要求を行い、ステップS52に戻って情報処理部20から処理結果を取得する。
こうして、本発明の診療支援装置10を利用することにより、病院や診療所などの医療機関では、患者の疾病及び容態に応じて、どのようなグレードで(どのような診断装置を用いて)処置するか、どれ位の検査回数や入院日数を要するか等の診断指標を提示することができ、指標に沿った診療計画を基に適切な診療を行うことができる。また経営的な側面から見れば、グレードや、検査回数、入院日数等に比例した診療費の推移情報を基に、損益を把握することができる。
また、患者に対しては、入院日数に比例した医療費の概算額を提示できるため、医療機関から請求される医療費の妥当性を判断でき、医療機関を選択する際に有益な情報を提供することができる。
尚、以上の説明では、1つの医療機関内での診療支援装置10について説明したが、例えば図1のネットワーク130を他の医療機関300にネットワーク接続して通信できるようにしても良い。この場合、他の医療機関300でも同様の診療支援装置10を備えれば、広域の診療支援システムを構築することができ、患者は複数の医療機関でそれぞれ医療費がどれ位掛かるかを比較することが可能となるため、医療機関の選択が容易になる。
また以上の説明に限定されることなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明の診療支援装置を備えた病院システムの一例を示すネットワーク図。 本発明の診療支援装置の一実施形態の構成を示すブロック図。 同実施形態での情報端末に表示される入力用画面の一例を示す説明図。 同実施形態での情報端末に表示される入力用画面の他の例を示す説明図。 同実施形態でのデータベースのメインテーブルに保管されたデータの一例を示す説明図。 同実施形態でのデータベースのグレード係数テーブルに保管されたデータの一例を示す説明図。 同実施形態でのデータベースのDPC定義テーブルに保管されたデータの一例を示す説明図。 同実施形態でのデータベースの履歴情報テーブルに保管されたデータの一例を示す説明図。 同実施形態でのグレード別の診療費用の表示画面の一例を示す説明図。 同実施形態でのグレード別の診療費用の表示画面の他の例を示す説明図。 同実施形態での概算医療費の表示画面の一例を示す説明図。 同実施形態での情報端末の入力手順を示すフローチャート。 同実施形態での情報処理部の動作の一例を示すフローチャート。 同実施形態での情報端末の入力手順の他の例を示すフローチャート。 同実施形態での情報処理部の動作の他の例を示すフローチャート。 同実施形態での情報端末の出力手順を示すフローチャート。
符号の説明
10…診療支援装置
20…情報処理部
30…情報端末
40…データベース
100…HIS
130…ローカルネットワーク
200…RIS
210…ローカルネットワーク

Claims (15)

  1. ネットワークに接続され、表示部及び各種の指示情報を入力可能な操作部を有する情報端末と、
    診断群分類(DPC)コードのデータを格納するとともに、該DPCコードで定義される疾病毎に、診療に要する経費の定額部分及び出来高部分決定する基準データを格納するデータベースであって、前記出来高部分を決定する基準データとして、患者の容態及び診断装置の種類によって決まる処置グレードのデータと、前記処置グレードによって決まる保険点数のデータを格納したデータベースと、
    前記ネットワークに接続され、前記情報端末から入力された指示情報に応答して前記データベースに格納されたデータを処理し、検査回数又は入院日数の経過に応じて前記処置グレードを切り替え、各種の診療情報を前記情報端末に出力する情報処理部と、を具備し、
    前記情報処理部は、前記診療情報を前記情報端末に提示可能にしたことを特徴とする診療支援装置。
  2. 前記情報処理部は、前記データベースに格納された前記基準データを基に、前記処置グレード別に患者の検査回数又は入院日数によって推移する診療費用を算出し、この算出結果を前記診療情報として前記情報端末に提示可能にしたことを特徴とする請求項記載の診療支援装置。
  3. 前記情報処理部は、前記患者の検査回数又は入院日数によって推移する診療費用のデータを基に、前記検査回数又は入院日数の経過に応じて前記処置グレードを切り替え前記診療費用を低減するための組み合わせを算出し、この算出結果を前記診療情報として前記情報端末に提示可能にしたことを特徴とする請求項記載の診療支援装置。
  4. 前記情報処理部は、前記データベースに格納された前記基準データを基に、患者の検査回数又は入院日数によって推移する医療費の概算を算出し、この算出結果を前記診療情報として前記情報端末に提示可能にしたことを特徴とする請求項1記載の診療支援装置。
  5. 前記データベースには、さらに患者の履歴情報が格納され、
    前記情報処理部は、前記情報端末からの履歴情報の提示要求があった場合には、前記情報端末に対して前記履歴情報を提示可能にしたことを特徴とする請求項1記載の診療支援装置。
  6. 前記情報処理部は、前記基準データの変更を要する場合は、前記データベースにアクセスして随時更新することを特徴とする請求項1記載の診療支援装置。
  7. 情報端末と情報処理部をネットワークに接続し、
    診断群分類(DPC)コードのデータ、及び該DPCコードで定義される疾病毎に、診療に要する経費の定額部分及び出来高部分決定する基準データをデータベースに格納するとともに、前記出来高部分を決定する前記基準データとして、前記DPCコードで定義される疾病毎に、患者の容態及び診断装置の種類によって決まる処置グレードのデータと、前記処置グレードによって決まる保険点数のデータを前記データベースに格納し、
    前記情報端末から入力された指示情報に応答して、前記データベースに格納されたデータを前記情報処理部で処理し、検査回数又は入院日数の経過に応じて前記処置グレードを切り替え、
    前記処理結果を基に各種の診療情報を前記情報端末に表示することを特徴とする診療支援方法。
  8. 前記情報処理部は、前記データベースに格納された前記基準データを基に、前記処置グレード別に患者の検査回数又は入院日数によって推移する診療費用を算出し、
    この算出結果を前記診療情報として前記情報端末に表示することを特徴とする請求項記載の診療支援方法。
  9. 前記情報処理部は、前記患者の検査回数又は入院日数によって推移する診療費用のデータを基に、前記検査回数又は入院日数の経過に応じて前記処置グレードを切り替え前記診療費用を低減するための組み合わせを算出し、
    この算出結果を前記診療情報として前記情報端末に表示することを特徴とする請求項記載の診療支援方法。
  10. 前記情報処理部は、前記データベースに格納された前記基準データを基に、患者の検査回数又は入院日数によって推移する医療費の概算を算出し、
    この算出結果を前記診療情報として前記情報端末に表示することを特徴とする請求項記載の診療支援方法。
  11. 前記データベースには、さらに患者の履歴情報を格納し、
    前記情報処理部は、前記情報端末からの履歴情報の提示要求があった場合には、前記情報端末に対して前記履歴情報を表示することを特徴とする請求項記載の診療支援方法。
  12. 前記情報処理部は、前記基準データの変更を要する場合、前記データベースにアクセスして随時更新することを特徴とする請求項記載の診療支援方法。
  13. 医療機関に設置されたネットワークと、
    前記ネットワークに接続され、表示部及び各種の指示情報を入力可能な操作部を有する情報端末と、
    診断群分類(DPC)コードのデータを格納するとともに、該DPCコードで定義される疾病毎に、診療に要する経費の定額部分及び出来高部分決定する基準データを格納するデータベースであって、前記出来高部分決定する前記基準データとして、前記DPCコードで定義される疾病毎に、患者の容態及び診断装置の種類によって決まる処置グレードのデータと、前記処置グレードによって決まる保険点数のデータを格納したデータベースと、
    前記ネットワークに接続され、前記情報端末から入力された指示情報に応答して前記データベースに格納されたデータを処理し、検査回数又は入院日数の経過に応じて前記処置グレードを切り替え、各種の診療情報を生成する情報処理部と、を具備し、
    前記診療情報を前記情報端末に表示可能にしたことを特徴とする診療支援システム。
  14. 前記データベースには、前記基準データのほかに患者の履歴情報が格納され、
    前記情報処理部は、前記情報端末からの履歴情報の提示要求があった場合には、前記情報端末に対して前記履歴情報を提示可能にしたことを特徴とする請求項13記載の診療支援システム。
  15. 前記医療機関は、前記ネットワークを介して他の医療機関と通信可能にしたことを特徴とする請求項13記載の診療支援システム。
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