JP5214733B2 - 超音波検査用生体モデル - Google Patents

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Description

本発明は、超音波検査用生体モデルに関する。
例えば肝臓等の臓器に生じた病変部を検査する際には、超音波検査装置が用いられている。超音波検査装置は、一般的に、超音波を発生させ(送信し)、該発生した超音波が病変部で反射した超音波(エコー)を受信するプローブ(探触子)と、プローブを介して受信したデータを処理する処理部と、処理部によって処理されたデータを画像として表示するモニタ(ディスプレイ)とで構成されている。病変部検査では、超音波検査装置のモニタに表示された病変部(画像)を観察しつつ、当該病変部に対し、例えば穿刺針で穿刺する等の処理(処置)を施す。
ところで、病変部検査で穿刺針によって穿刺処理を行うには、事前に、その訓練をする場合がある。この訓練を行うための生体モデルとしては、直方体をなすモデル本体と、モデル本体内に埋設された疑似病変部(疑似前立腺)とで構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の生体モデルでは、モデル本体は、その内部を視認可能な程度に透明性を有するものである。また、疑似病変部は、着色により不透明化されたものである。
しかしながら、この特許文献1に記載の生体モデルは、超音波検査装置の取り扱いに慣れるのには適しているが、病変部が外部から視認できない実際の人体(臨床上)とは異なり、透明なモデル本体を介して疑似病変部が外部から視認可能であるため、その位置や大きさ等を容易に確認することができてしまう。このため、疑似病変部に対し穿刺処理を容易に施すことができ、モニタを見ながら穿刺するという臨床に即した訓練にならない。
特開2002−360572号公報
本発明の目的は、生体組織に生じた病変部のように外部から視認不可能な疑似病変部に対し、超音波ガイド下で確実に処理を施す訓練を行うことができる超音波検査用生体モデルを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、
超音波ガイド下で用いられる超音波検査用生体モデルであって、
人体組織に近似した超音波伝達性を有する不透明な弾性材料で構成され、生体組織を模したモデル本体と、
前記モデル本体の内部に埋設されており、該モデル本体と色および超音波伝達性の程度が異なる弾性材料で構成され、生体組織に生じた病変部を模した少なくとも1つの疑似病変部とを備えており、内部が視認不可能な前記モデル本体に対して前記超音波ガイド下で前記疑似病変部に向けて穿刺の訓練ができることを特徴とする超音波検査用生体モデルである。
これにより、人体や動物の生体組織に生じた病変部に対して確実に処理を施すことができるようにするために、この病変部と同様の条件、すなわち、外部から視認不可能な疑似病変部に対して超音波ガイド下でその処理を確実に施す訓練を行うことができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似病変部は、前記モデル本体よりも超音波伝達性が高いものであるのが好ましい。
これにより、超音波ガイド下での画像では、疑似病変部がモデル本体よりも映えるように見え、よって、当該疑似病変部の大きさ、形状および位置を確実に確認する(把握する)ことができる。これにより、外部から視認不可能な(目視不可能な)生体組織の病変部に対し超音波ガイド下で処理を施すのと同様の訓練を行うことができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記モデル本体は、超音波伝達性を変化させる材料を含有する樹脂材料で構成されているのが好ましい。
これにより、モデル本体が確実に不透明なものとなり、よって、目視では、疑似病変部を視認することができない。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似病変部は、着色剤を含有する樹脂材料で構成されているのが好ましい。
これにより、疑似病変部は、その色がモデル本体の色と異なるものとなる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似病変部は、前記モデル本体よりも硬さが高いものであるのが好ましい。
これにより、穿刺操作の過程で、その操作を行っている手に、当該超音波検査用生体モデルの硬さが変化するのが感じられる。この感覚と超音波ガイド下での画像の確認とで、疑似病変部を穿刺したのを確実に認識することができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記モデル本体の色は、白色または明色であるのが好ましい。
これにより、モデル本体が確実に不透明なものとなり、よって、目視では、疑似病変部を視認することができない。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似病変部の色は、黒色または暗色であるのが好ましい。
これにより、疑似病変部を生検針で穿刺した際、そのサンプリング結果から穿刺状態を確実に確認することができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記モデル本体は、その形状が柱状またはドーム状をなすのが好ましい。
これにより、モデル本体に埋設されている疑似病変部に対し、当該モデル本体の軸周りのいかなる方向からも穿刺動作を行なうことができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似病変部は、その形状が球状をなすのが好ましい。
これにより、疑似病変部は、例えば腫瘍のような病変部を模したものとなる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似病変部は、2つ配置されているのが好ましい。
これにより、1つの超音波検査用生体モデルで、穿刺操作の訓練を2回行うことができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記2つの疑似病変部は、当該超音波検査用生体モデルを使用する際に、互いに高さが異なるように配置されているのが好ましい。
これにより、穿刺操作の訓練を行う際、まず、モデル本体の外表面からの深さが浅い方の疑似病変部で穿刺の練習をし、次いで、深さが深い方の疑似病変部で穿刺の練習をすることができる。これにより、生体においてその病変部の深さに応じた確実な穿刺操作を容易に取得することができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記2つの疑似病変部は、互いに大きさ、形状および硬さのうちの少なくとも1つの条件が異なるのが好ましい。
これにより、例えば大きさが異なっている場合、穿刺操作の訓練を行う際、まず、大きさが大きい方の疑似病変部で穿刺の練習をし、次いで、大きさが小さい方の疑似病変部で穿刺の練習をすることができる。これにより、確実な穿刺操作を容易に取得することができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記モデル本体は、硬さが異なる高剛性層と低剛性層とで構成された積層構造をなすのが好ましい。
これにより、より生体に近似した生体モデルとすることができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似病変部は、前記高剛性層内に位置しているのが好ましい。
これにより、疑似病変部に対し、超音波ガイド下で確実に処理を施す訓練を行うことができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記モデル本体は、該モデル本体を貫通する貫通孔またはその貫通孔に挿入されたチューブで構成され、血管または胆管を模した疑似管腔部を有するのが好ましい。
これにより、血管または胆管のような生体管腔に対しても穿刺訓練を行なうことができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似管腔部は、当該超音波検査用生体モデルを使用する際に前記疑似病変部よりも下方に位置するように配置されているのが好ましい。
これにより、穿刺操作の訓練を行う際、疑似病変部を避けつつ、疑似管腔部を穿刺する訓練をすることができる。
また、本発明の超音波検査用生体モデルでは、前記疑似管腔部は、その途中が複数に分岐しているのが好ましい。
これにより、穿刺操作の訓練を行う際、例えば、疑似管腔部の分岐した部分に対して穿刺行為を行なったり、またはその反対に、疑似管腔部の分岐した部分を穿刺しないように、当該部分を避けた穿刺行為を行なったりすることができる。
図1は、本発明の超音波検査用生体モデルの第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す超音波検査用生体モデルの平面図である。 図3は、図1に示す超音波検査用生体モデルの使用方法の一例(第1使用例)を順を追って説明するための図である。 図4は、図1に示す超音波検査用生体モデルの使用方法の一例(第1使用例)を順を追って説明するための図である。 図5は、図1に示す超音波検査用生体モデルの使用方法の一例(第1使用例)を順を追って説明するための図である。 図6は、図1に示す超音波検査用生体モデルの使用方法の一例(第1使用例)を順を追って説明するための図である。 図7は、図5に示す状態で超音波検査装置のモニタに映し出された超音波検査用生体モデルを示す図面代用写真である。 図8は、超音波検査装置のモニタに映し出された肝臓を示す図面代用写真である。 図9は、図1に示す超音波検査用生体モデルの使用方法の一例(第2使用例)を順を追って説明するための図である。 図10は、図1に示す超音波検査用生体モデルの使用方法の一例(第2使用例)を順を追って説明するための図である。 図11は、本発明の超音波検査用生体モデルの第2実施形態を示す縦断面図である。
以下、本発明の超音波検査用生体モデルを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の超音波検査用生体モデルの第1実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す超音波検査用生体モデルの平面図、図3〜図6は、それぞれ、図1に示す超音波検査用生体モデルの使用方法の一例(第1使用例)を順を追って説明するための図、図7は、図5に示す状態で超音波検査装置のモニタに映し出された超音波検査用生体モデルを示す図面代用写真、図8は、超音波検査装置のモニタに映し出された肝臓を示す図面代用写真、図9および図10は、それぞれ、図1に示す超音波検査用生体モデルの使用方法の一例(第2使用例)を順を追って説明するための図である。なお、以下では、説明の都合上、図1、図3〜図6、図9および図10中(図11についても同様)の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
図1および図2に示す超音波検査用生体モデル(以下単に「生体モデル」と言う)1は、人体(または動物)の肝臓(生体組織)を模したものである。肝臓に生じた病変部を検査する際、超音波検査装置20のモニタ(図示せず)に表示された病変部(画像)を観察しつつ、当該病変部に対し、例えば生検針30の穿刺針301で穿刺する処理(処置)を施す場合がある(例えば、図3〜図6参照)。生体モデル1は、超音波ガイド下でこの処置を行う訓練に用いられる。
超音波検査装置20は、超音波Uを発生させ(送信し)、該発生した超音波Uが病変部(疑似病変部3aおよび3b)で反射した超音波U(エコー)を受信するプローブ(探触子)201と、プローブ201を介して受信したデータを処理する処理部(図示せず)と、処理部によって処理されたデータを画像として表示するモニタ(図示せず)とで構成されている(例えば、図3参照)。
図1、図2に示すように、生体モデル1は、モデル本体2と、モデル本体2の内部に埋設された2つの疑似病変部3aおよび3bとを有している。以下、各部の構成について説明する。
モデル本体2は、人体の肝臓の一部に相当し、その形状が円柱状をなすものである。このモデル本体2の上面21に超音波検査装置20のプローブ201を当接させ(載置し)、この状態で超音波Uを発生させる(図3参照)。
モデル本体2がこのような形状をなすことにより、モデル本体2に埋設されている各疑似病変部3a、3bに対し、当該モデル本体2の軸周りのいかなる方向からも生検針30の穿刺針301によって穿刺することができる。例えば、図4に示すように、疑似病変部3aに対しては、図中左側、すなわち、モデル本体2の表面から疑似病変部3aまでの到達距離が比較的短くなる(疑似病変部3aに到達し易い)位置より穿刺することができる。また、疑似病変部3bに対しては、図4中右側、すなわち、モデル本体2の表面から疑似病変部3bまでの到達距離が比較的短くなる(疑似病変部3bに到達し易い)位置より穿刺することができる。
このモデル本体2は、人体組織に近似した超音波伝達性を有する弾性材料で構成されている。この弾性材料の基材としては、特に限定されず、例えば、アクリル系樹脂を構成材料の1つとするゲル状材料が挙げられる。このゲル状材料は、固体であり、その柔軟性が人体に比較的近い材料である。
また、モデル本体2を構成する弾性材料は、超音波Uの伝達性を変化させる材料(以下この材料を「伝達性変化材」と言う)を含有している。このような伝達性変化材としては、超音波Uを反射や減衰させる材料であり、例えば金属酸化物の微粒子であり、好適には酸化アルミナである。伝達性変化材の形状としては、微粒子に限定されず、例えば、ファイバ状であってもよい。伝達性変化材として酸化アルミナを用いた場合、その含有量にもよるが、モデル本体2は、白く不透明化する(内部が視認不可能な程度に不透明なものとなる)。これにより、目視では、疑似病変部3aおよび3bを視認することができない。すなわち、超音波検査装置20を使用しなければ(超音波ガイド下でなければ)、疑似病変部3aおよび3bを確認することができない。
疑似病変部3aおよび3bは、それぞれ、球体で構成され、肝臓に生じた病変部(腫瘍)を模したものである。各疑似病変部3a、3bは、それぞれ、モデル本体2に埋設されているため、実際に肝臓に生じた病変部のように外部から視認不可能である。
疑似病変部3aを構成する構成材料と疑似病変部3bを構成する構成材料とは、同じであるため、以下、疑似病変部3aの構成材料について、代表的に説明する。
疑似病変部3aは、超音波伝達性を有する弾性材料で構成されている。この弾性材料としては、特に限定されず、例えば、モデル本体2と同様に、アクリル系樹脂を構成材料の1つとするゲル状材料を用いることができる。
また、疑似病変部3aを構成する弾性材料は、着色剤を含有している。この着色剤としては、特に限定されず、例えば、墨汁や、グラファイト等のような炭素系微粒子が挙げられる。このような着色剤は、それ自体黒色であり、またそれが混合された弾性材料も黒色または暗色となる。これにより、疑似病変部3aは、その色がモデル本体2の色と異なるものとなる。疑似病変部3aが黒色または暗色に着色されていることにより、穿刺針301で疑似病変部3aを穿刺した際、サンプリング結果から穿刺針301の疑似病変部3aに対する穿刺状態を確実に確認することができる。
疑似病変部3aは、前述した酸化アルミナのように超音波Uの伝達性を変化させる材料を含有していない。これにより、疑似病変部3aは、モデル本体2よりも超音波伝達性が高いものとなる。超音波検査装置20のモニタで表示される生体モデル1では、モデル本体2が白く映り、疑似病変部3aが黒く映る(図7参照)。これにより、モニタ上で疑似病変部3aがモデル本体2よりも映えるように見え、よって、当該疑似病変部3aの位置や大きさを確実に確認することができる。これにより、外部から視認不可能な(目視不可能な)肝臓の病変部に対し超音波ガイド下で穿刺処理を施すのと同様の訓練を行うことができる。なお、図8に示すように、超音波検査装置20のモニタで表示される実際の人体の肝臓でも、生体モデル1の場合と同様に、当該肝臓に生じた病変部Pは黒く映る。
本実施形態においては、疑似病変部3aには、伝達性変化材を含有していない例として説明したが、当該疑似病変部3aを構成する弾性材料内にその量よりも少ない量の伝達性変化材を疑似病変部3aに含有してもよい。また、当該疑似病変部3aは伝達性変化材をモデル本体2よりも多く含有してもよい。この場合には、モニタには、モデル本体2よりも疑似病変部3aの方が白く映る。
また、疑似病変部3aは、例えばその構成材料の1つとして用いるアクリル系樹脂の種類にもよるが、モデル本体2よりも柔軟性が低く、すなわち、硬くなっている。これにより、図4に示すように、モデル本体2の上面21から生検針30の穿刺針301を穿刺し、穿刺針301の針先302が疑似病変部3aに到達した際、生検針30を把持している手に、生体モデル1の硬さが変化するのが感じられる。この感覚と超音波検査装置20のモニタの画像の確認とで、穿刺針301の針先302が疑似病変部3aに到達したのを確実に認識することができる。
前述したように、モデル本体2には、疑似病変部3aと同様の材料で構成された疑似病変部3bが埋設されている。
図1に示すように、疑似病変部3aと疑似病変部3bとは、互いに大きさが異なっている。すなわち、疑似病変部3aが疑似病変部3bよりも大きくなっている。これにより、穿刺操作の訓練を行う際、まず、大きさが大きい方の疑似病変部3aで穿刺の練習をし、次いで、大きさが小さい方の疑似病変部3bで穿刺の練習をすることができる(図3〜図6参照)。これにより、確実な穿刺操作を容易に取得することができる。
また、各疑似病変部3a、3bの構成材料の1つとして用いるアクリル系樹脂の種類を変えることにより、疑似病変部3aと疑似病変部3bとが互いに硬さ(柔軟性)が異なるものとなる。これにより、例えば肝臓に硬さが異なる複数の病変部が存在している場合の各病変部に対する穿刺操作を確実に行えるような訓練をすることができる。
図3〜図6に示すように、疑似病変部3aと疑似病変部3bとは、生体モデル1を使用する際に、互いに高さが異なるように配置されている。図示の構成では、疑似病変部3aが疑似病変部3bよりも上方に位置している。これにより、穿刺操作の訓練を行う際、まず、モデル本体2の上面21からの深さが浅い方の疑似病変部3aで穿刺の練習をし、次いで、深さが深い方の疑似病変部3bで穿刺の練習をすることができる(図3〜図6参照)。これにより、肝臓においてその病変部の深さに応じた確実な穿刺操作を容易に取得することができる。
なお、疑似病変部3aと疑似病変部3bとは、図示の構成では互いに形状が同じ、すなわち、球状をなしているが、これに限定されず、例えば、互いに形状が異なっていてもよい。疑似病変部3aと疑似病変部3bとが互いに形状が異なっている場合、例えば、一方を球体とし、他方を直方体や円柱とすることができる。
また、疑似病変部3aと疑似病変部3bとは、互いに同じ材料で構成されているため、同じ硬さとなっているが、これに限定されず、例えば、互いに硬さが異なっていてもよい。
図2に示すように、疑似病変部3aと疑似病変部3bとは、平面視で、生体モデル1(モデル本体2)の径方向に離間して配置されている。これにより、超音波ガイド下で、生体モデル1にはいくつの疑似病変部が埋設されているのかを確実に把握することができる。
図1に示すように、モデル本体2には、当該モデル本体2をその中心軸と垂直な方向に貫通する貫通孔22が形成されている。図2に示すように、この貫通孔22は、平面視でY字状をなす、すなわち、その途中が複数(図示の構成では2つ)に分岐している。
生体モデル1では、さらに貫通孔22に、可撓性を有する材料(例えばポリ塩化ビニル)で構成されたチューブ4が挿入されている。このチューブ4は、胆管を模した疑似胆管(疑似管腔部)41として機能する。前述した貫通孔22は、その途中が分岐しており、またこの貫通孔22に挿入されたチューブ4(疑似胆管41)もその途中が分岐したものとなる。これにより、疑似胆管41に分岐部42が形成される。生体モデル1では、穿刺操作の訓練を行う際、例えば、分岐部42に対して穿刺行為を行なったり、またはその反対に、分岐部42を穿刺しないように、当該分岐部42を避けて、疑似胆管41の分岐部42以外の部分に対して穿刺行為を行なったりすることができる。
また、チューブ4は、その3つの端部がモデル本体2の外周面(側面)23から突出している。この突出した各端部は、それぞれ、液体Lが流入出するポート24a、24b、24cとして機能する。これにより、図9、図10に示すように、液体Lが循環する循環回路を構成することができる。
このような疑似胆管41は、生体モデル1を使用する際に疑似病変部3a、3bよりも下方に位置するように配置されている。これにより、穿刺操作の訓練を行う際、疑似病変部3a、3bを避けつつ、疑似胆管41を穿刺する訓練をすることができる(図9、図10参照)。
なお、生体モデル1では、チューブ4を省略することができる。この場合、モデル本体2の貫通孔22が疑似胆管として機能する。
また、チューブ4は、胆管を模したものとすることができる他、人体の血管を模したものとすることができる。
以上のような構成の生体モデル1は、例えば、以下に記載するような製造方法によって製造することができる。
球状をなすキャビティを有する金型に、疑似病変部3aを構成し得る液状材料(着色剤が含有された液状の樹脂材料)を充填する。そして、この液状材料を固化し、離型することにより、疑似病変部3aを得る。疑似病変部3bについても、疑似病変部3aと同様の方法により、得ることができる。
次に、円柱状をなすキャビティを有する金型に、モデル本体2を構成し得る液状材料(伝達性変化材が含有された液状の樹脂材料)を充填する。このキャビティに充填された液状材料中に、前記得られた疑似病変部3a、3bを所望の位置で維持して埋没させる。そして、この状態で、キャビティ中の液状材料を固化し、離型することにより、生体モデル1を得る。
次に、生体モデル1の使用方法の一例について詳細に説明する。
<<第1使用例>>
[1−1] まず、図3に示すように、超音波検査装置20を作動させ、そのプローブ201を一方の手で把持して生体モデル1の上面21に当てながら、超音波検査装置20のモニタで疑似病変部3a、3bの位置を確認する。
前述したようにモデル本体2が不透明なものであるため疑似病変部3a、3bを視認することができないが、超音波検査装置20のモニタに表示された画像によって、疑似病変部3a、3bの位置や大きさ(形状)を確認することができる。
[1−2] 次に、疑似病変部3aおよび3bのうちの、大きい方の疑似病変部3aに対して、穿刺訓練を行う。
超音波検査装置20のモニタ画像を見つつ、プローブ201を最適な角度に調節しながら、図4に示すように、他方の手で生検針30を用いて、その穿刺針301を生体モデル1の上面21から疑似病変部3aに向けて穿刺する。このとき、モニタ画像は、二次元であるのに対し、疑似病変部3aは、実際には三次元で存在するので、プローブ201で疑似病変部3aの位置を慎重に探りながら、頭の中で立体的な位置関係を構想したうえで、生検針30の疑似病変部3a(生体モデル1)に対する穿刺位置と角度(穿刺角度)とを定める。この際、もう1つの重要な点は、穿刺針301を疑似病変部3aに向けて穿刺していったとしても、その穿刺深さ(穿刺方向)が深くなる程、穿刺針301の刃面の角度によって穿刺針301が疑似病変部3aに対してズレて(反れて)いく。このため、そのズレを計算に入れて、穿刺位置と穿刺角度を決める必要がある。以上の2点を把握したうえで、疑似病変部3aに向けて穿刺する。
穿刺針301の針先302が疑似病変部3aの外表面31に到達した際、超音波検査装置20で得られたモニタ画像と、生検針30を介して感じられる生体モデル1の硬さの変化とで、その到達が確認される。
[1−3] 次に、図4に示す状態から、生検針30の穿刺ボタン303を押圧操作する。これにより、穿刺針301内に収納されていた中空の内針304が疑似病変部3aに突出する(図5参照)。この突出した内針304内に疑似病変部3aの一部32が切り取られる(コアリング)。
[1−4] 次に、図6に示すように、生検針30を生体モデル1から抜去する。これにより、サンプリングを得る。
[1−5] 次に、生検針30の内針304内部から、上述したサンプリングを取り出す。サンプリングが全て黒色であれば疑似病変部3aの採取に成功し、白色であれば不成功であることが判る。同様に、小さい方の疑似病変部3bに対して、穿刺訓練を行う。以上のように、常に黒色のサンプリングになるように技能を向上させる。
<<第2使用例>>
[2−1] まず、図9、図10に示すような、疑似胆管41を通過する液体Lの循環回路を構成する。途中が2つに分岐したチューブ40を用意し、このチューブ40の3つの端部401をそれぞれ生体モデル1の各ポート24a〜24cに接続する。また、このチューブ40の途中には、液体Lが充填されて(貯留されて)いるタンク50と、液体Lの流れを生じさせるポンプ60とが設置されている。ポンプ60の作動により、タンク50内の液体Lは、チューブ40、疑似胆管41を順に図中矢印A方向に向かって流下し、ポンプ60を経由して、タンク50に戻るように循環する。
[2−2] 液体Lを循環させた状態で、超音波検査装置20のモニタに表示された画像で、疑似胆管41の位置や大きさ(形状)を確認する。
[2−3] 次に、超音波検査装置20のモニタ画像を見つつ、穿刺針70の内針701が接続された(挿入された)穿刺針80の中空の穿刺部(外針)801を、生体モデル1の上面21から疑似胆管41に向けて穿刺する。このとき、疑似病変部3a、3bを避けて、穿刺針80を疑似胆管41に向けて穿刺することができる。
穿刺針80の針先802が疑似胆管41を穿刺して当該疑似胆管41を確保した際、超音波検査装置20で得られたモニタ画像と、穿刺針80を介して穿刺針70に流入した液体L(フラッシュバック)とによって、その確保が確認される。
[2−4] 次に、図9に示す状態から穿刺針70の内針701を穿刺針80から抜去して、当該穿刺針80の穿刺部(外針)801を介して、ガイドワイヤ90を疑似胆管41に送り込む(図10参照)。これにより、ガイドワイヤ90を疑似胆管41に留置することができる。
このように、目視では確認することができない胆管に対してガイドワイヤ90を留置するような処理を施すことができるようにするために、臨床と同様の条件下で生体モデル1を用いることにより、そのガイドワイヤ留置訓練を行うことができる。
<第2実施形態>
図11は、本発明の超音波検査用生体モデルの第2実施形態を示す縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の超音波検査用生体モデルの第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、超音波検査用生体モデルの形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図11に示す生体モデル1Aは、モデル本体2Aの全体形状がドーム状(山状)をなしており、乳房を模したものとなっている。
このモデル本体2Aは、積層構造を有している。すなわち、モデル本体2Aは、高剛性層25と、この高剛性層25上に積層された低剛性層26とで構成されている。高剛性層25は、低剛性層26よりも剛性が高い層である。生体モデル1Aでは、低剛性層26は、乳房の皮下に位置する脂肪組織を模したものとなっている。また、高剛性層25は、乳房の脂肪組織よりも奥側に位置する乳腺およびその周辺の部位を模したものとなっている。また、低剛性層26(モデル本体2A)の頂部には、乳頭を模した突部27が設けられている。
高剛性層25および低剛性層26は、それぞれ、前記第1実施形態のモデル本体2と同様に、超音波伝達性を変化させる材料を含有したアクリル系樹脂を構成材料の1つとするゲル状材料で構成されている。超音波伝達性を変化させる材料は、低剛性層26よりも高剛性層25の方がその含有量は少なく、後述する疑似病変部3cには含有させていない。また、高剛性層25と低剛性層26との剛性(硬さ)の相違は、各層に配合されるアクリルアミドの配合量の相違によって生じる。高剛性層25では、低剛性層26よりもアクリルアミドの配合量が多い。また、突部27は、低剛性層26と同様の材料で構成することができる。
高剛性層25内には、疑似病変部3cが配置されている。この疑似病変部3cは、乳腺に生じた腫瘍(乳がん)を模している。この疑似病変部3cは、高剛性層25よりも硬いものである。疑似病変部3cは、前記第1実施形態の疑似病変部3a、3bと同様に、着色剤を含有したアクリル系樹脂材料で構成されている。疑似病変部3cと高剛性層25との剛性(硬さ)の相違は、それぞれに配合されるアクリルアミドの配合量の相違によって生じる。疑似病変部3cでは、高剛性層25よりもアクリルアミドの配合量が多い。
以上のような構成の生体モデル1Aでも、これにより、前記第1実施形態の生体モデル1と同様に、人体の乳房に生じた腫瘍のように外部から視認不可能な疑似病変部3cに対し、超音波ガイド下で確実に穿刺処理を施す訓練を行うことができる。
以上、本発明の超音波検査用生体モデルを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、超音波検査用生体モデルを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の超音波検査用生体モデルは、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、超音波検査用生体モデルは、肝臓や乳房を模したものに限定されず、例えば、胃、腸等のような臓器を模したものであってもよい。
また、疑似病変部の設置数は、1つまたは2つに限定されず、例えば、3つ以上であってもよい。
また、疑似病変部は、弾性材料で構成されているが、例えば、ゲル状をなす材料で構成されていてもよい。疑似病変部がゲル状をなす材料で構成されている場合、その材料を例えば注射器で吸引することができる。
本発明の超音波検査用生体モデルは、超音波ガイド下で用いられる超音波検査用生体モデルであって、人体組織に近似した超音波伝達性を有する不透明な弾性材料で構成され、生体組織を模したモデル本体と、前記モデル本体の内部に埋設されており、該モデル本体と色および超音波伝達性の程度が異なる弾性材料で構成され、生体組織に生じた病変部を模した少なくとも1つの疑似病変部とを備えており、内部が視認不可能な前記モデル本体に対して前記超音波ガイド下で前記疑似病変部に向けて穿刺の訓練ができる。従って、本発明の超音波検査用生体モデルは、産業上の利用可能性を有する。

Claims (5)

  1. 超音波ガイド下で用いられる超音波検査用生体モデルであって、
    人体組織に近似した超音波伝達性を有する不透明な弾性材料で構成され、生体組織を模したモデル本体と、
    前記モデル本体の内部に埋設されており、該モデル本体と色および超音波伝達性の程度が異なる弾性材料で構成され、生体組織に生じた病変部を模した少なくとも1つの疑似病変部とを備えており、内部が視認不可能な前記モデル本体に対して前記超音波ガイド下で前記疑似病変部に向けて穿刺の訓練ができることを特徴とする超音波検査用生体モデル。
  2. 前記疑似病変部は、前記モデル本体よりも超音波伝達性が高いものである請求項1に記載の超音波検査用生体モデル。
  3. 前記モデル本体は、超音波伝達性を変化させる材料を含有する樹脂材料で構成されている請求項2に記載の超音波検査用生体モデル。
  4. 前記疑似病変部は、着色剤を含有する樹脂材料で構成されている請求項2に記載の超音波検査用生体モデル。
  5. 前記疑似病変部は、前記モデル本体よりも硬さが高いものである請求項1に記載の超音波検査用生体モデル。
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