JP5214177B2 - トリポード型等速自在継手 - Google Patents

トリポード型等速自在継手 Download PDF

Info

Publication number
JP5214177B2
JP5214177B2 JP2007154410A JP2007154410A JP5214177B2 JP 5214177 B2 JP5214177 B2 JP 5214177B2 JP 2007154410 A JP2007154410 A JP 2007154410A JP 2007154410 A JP2007154410 A JP 2007154410A JP 5214177 B2 JP5214177 B2 JP 5214177B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
tripod
constant velocity
joint member
velocity universal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007154410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008304039A (ja
Inventor
裕志 村上
達朗 杉山
卓 板垣
正幸 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2007154410A priority Critical patent/JP5214177B2/ja
Priority to PCT/JP2008/059984 priority patent/WO2008152923A1/ja
Publication of JP2008304039A publication Critical patent/JP2008304039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5214177B2 publication Critical patent/JP5214177B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/202Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
    • F16D3/205Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
    • F16D3/2055Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints

Description

本発明は、自動車や各種産業機械等の動力伝達装置に使用される等速自在継手に関し、特に摺動式のトリポード型等速自在継手に関するものである。
図6と図7に示すように、等速自在継手(トリポード型等速自在継手)は、外側継手部材51と、内側継手部材としてのトリポード部材52と、トルク伝達部材としてのローラ53を主要な構成要素としている。
外側継手部材51は一体に形成されたマウス部54とステム部55とからなる。マウス部54は、一端にて開口したカップ状で、内周の円周方向三等分位置に軸方向に延びるトラック溝56が形成してある。各トラック溝56の円周方向で向き合った内側壁にローラ案内面57、57が形成される。
トリポード部材52はボス58と脚軸59とを備える。ボス58にはシャフト60とトルク伝達可能に結合するスプラインまたはセレーション孔61が形成してある。脚軸59はボス58の円周方向三等分位置から半径方向に突出している。トリポード部材52の各脚軸59はローラ53を担持している。脚軸59とローラ53との間には、複数の針状ころ62が総ころ状態で配設されている。
そして、各脚軸59には、針状ころ62およびローラ53の抜けを規制する抜け止め機構65が付設されている(例えば、特許文献1)。この抜け止め機構65は、脚軸59の軸方向先端部に装着されるリテーナ66及びスナップリング67にて構成される。
すなわち、スナップリング67は、脚軸59の軸方向先端部に設けられる凹周方向溝68に嵌合され、リテーナ66の抜けを規制している。リテーナ66は、針状ころ62の外端面に対向するフランジ部66aと、フランジ部66aの外径側から針状ころ62に対して離れる方向に延びる立ち上がり部66bと、この立ち上がり部66bの外方端から外径側へ延びる抜け止め部66cとからなる。
このため、リテーナ66のフランジ部66aによって針状ころ62を規制し、リテーナ66の抜け止め部66cによって、ローラ53の抜けを規制している。
このような従来のトリポード型等速自在継手では、トリポード部材52にころ62及びローラ53を抜け止め部品(リテーナ66及びスナップリング67)を介して組み付けて、一つの部品としてのトラニオンキット(内部部品)を構成する。このため、組立てる場合、トラニオンキット(内部部品)を形成した後、この内部部品を外側継手部材に挿入することになる。このため、市場等での部品交換の際には、外側継手部材からトラニオンキットを引き抜くことになる。この場合、引き抜いたトラニオンキットを一つの部品としているので、各部品(トリポード部材52ところ62とローラ53と抜け止め部品)とが分散することがなく、取扱い性に優れることになる。
特開平8−270668号公報
このように、従来のこの種のトリポード型等速自在継手における抜け止め部品(抜け止め機構)は、取扱い性を良くする為のものである。しかしながら、リテーナ66及びスナップリング67を使用して抜け止め機構を構成することは、部品点数が増加して、組立工程数が増加するとともに、コスト高となっていた。しかも、内部部品(トラニオンキット)を外側継手部材に組み込めば、外側継手部材内では、分散するおそれはない。このため、部品交換を考慮しなければ、トラニオンキットを一つの部品として構成する必要がない。
本発明は、上記課題に鑑みて、部品点数を削減させて、組立性の向上及びコスト低減を図ることができ、しかも、運転中(使用中)に内部部品が外側継手部材から抜け出ることを有効に防止できるトリポード型等速自在継手を提供する。
本発明のトリポード型等速自在継手は、内周に軸線方向に延びる三本のトラック溝を設けると共に各トラック溝の内側壁に互いに対向するローラ案内面を設けた外側継手部材と、三本の脚軸を有するトリポード部材と、前記脚軸に回転自在に支持されると共に前記外側継手部材のトラック溝に転動自在に挿入されたローラとを備えたトリポード型等速自在継手において、前記トリポード部材とローラとを含む内部部品は、外側継手部材内への非収容状態では、ローラがトリポード部材に対する分離が許容され、この内部部品の外側継手部材内への収容状態では、内部部品の分離が規制され、かつ、外側継手部材の開口部に、前記トリポード部材に連結されるシャフトの抜け力よりも大きい規制力にて内部部品の外側継手部材からの抜けを規制する抜け止め機構を設けたものである。
本発明のトリポード型等速自在継手によれば、内部部品においては、ローラがトリポード部材に対して分離可能状態で外側継手部材に収納することになるので、トリポード部材からのローラの抜けを規制(防止)する抜け止め部品を装着する必要がない。
また、内部部品は外側継手部材に収納された状態では、互いに対向するローラ案内面をローラが転動するものであるので、分離しない。しかも、外側継手部材の開口部に内部部品の抜けを規制する抜け止め機構を設けているので、内部部品が外側継手部材から抜け出ない。この抜け止め機構の規制力は、トリポード部材に連結されるシャフトの抜け力よりも大きいので、シャフトに抜け力が作用した場合、内部部品が外側継手部材から抜ける前にシャフトがトリポード部材から抜ける。
前記内部部品の抜け止め機構は、内部部品のローラが係止する外側継手部材の塑性変形部にて構成しても、外側継手部材の開口部に装着されるクリップにて構成してもよい。内部部品は、脚軸の外径面とローラの内径面との間に介在される複数のころを備えるとともに、脚軸の軸方向先端部に、外径が脚軸本体部の外径面よりも外径側で前記ローラの内径面よりも内径側に配置される外鍔部を設けてもよい。
前記シャフトの抜け止めに、シャフトに装着される断面円形のサークリップを用いるのが好ましい。また、内部部品の抜け止め機構の規制力を500N以上とするのが好ましい。
本発明のトリポード型等速自在継手によれば、トリポード部材からのローラの抜けを規制(防止)する従来のような抜け止め部品を装着する必要がない。このため、部品点数の減少が可能となって、組立工程数が減少し、コスト低減及び部品在庫削減を図ることができる。しかも、外側継手部材の開口部に内部部品の抜けを規制する抜け止め機構を設けているので、内部部品が外側継手部材から抜け出ない。このため、使用時には安定した回転伝達が可能となる。
部品交換時等において、シャフトに抜け力を付与した場合には、内部部品が外側継手部材から抜ける前にシャフトがトリポード部材から抜ける。このため、シャフトの引き抜きによって、内部部品が引き抜かれて分離することがなく、部品交換時の作業性の向上を図ることができる。
内部部品の抜け止め機構としては、内部部品のローラが係止する外側継手部材の塑性変形部にて構成しても、外側継手部材の開口部に装着されるクリップにて構成してもよく、これらによって構成すれば、構成の複雑化を招くことなく、安定して内部部品の抜けを規制できる。特に、塑性変形部にて構成すれば、抜け止め機構を安価にかつ容易に形成することができる。
脚軸の軸方向先端部に外鍔部を設けることによって、ころの抜けを有効に規制することができ、使用中の内部部品の分離(分解)を安定して防止できる。
シャフトの抜け止めに断面円形のサークリップを用いれば、シャフトを抜く作業の簡略化を図ることができ、部品交換作業の容易化を達成できる。また、内部部品の抜け止め機構の規制力を500N以上とすれば、部品交換時において、内部部品を外側継手部材に残したままのシャフトの引き抜きが安定する。
以下本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1と図3に示すように、等速自在継手は、外側継手部材1と、内側継手部材としてのトリポード部材2と、トルク伝達部材としてのローラ3とを備える。
外側継手部材1は一体に形成されたマウス部1aとステム軸1bとからなる。マウス部1aは一端にて開口したカップ状で、その内周面に、軸方向に延びる3本のトラック溝5が形成される。各トラック溝5の円周方向で向き合った内側壁にローラ案内面6A、6Bが形成される。
トリポード部材2はボス7と脚軸8とを備える。脚軸8はボス7の円周方向三等分位置から半径方向に突出している。また、脚軸8は、本体部10と、この本体部10の軸方向先端部に設けられる外鍔部11とからなる。なお、外鍔部11は、その外端面(先端面)11aが球状凸部(凸曲面)とされている。ボス7の内径面には雌スプライン9が形成してある。
脚軸8の外径面とローラ3の内径面との間に複数のころ(針状ころ)12が介在される。すなわち、ローラ3が、ころ(針状ころ)12を介して脚軸8の本体部10に回転自在に外嵌されている。この場合、図2に示すように、隣接するころ12が互いに接触する総ころ形式で配設されている。外鍔部11は、その外径が本体部10の外径面よりも外径側でローラ3の内径面よりも内径側に配置される。このように、このローラ3はいわゆるシングルローラタイプである。
図4に示すように、トリポード部材2に、ころ12とローラ3とで組み付けられて、外側継手部材1に収納される内部部品15が構成される。脚軸8の外鍔部11がローラ3の内径面よりも内径側に配置されるので、内部部品15(外側継手部材1に収納していない状態)は、ローラ3を脚軸8から抜くことができ、ローラ3が抜かれれば、ころ12のこの脚軸8から分離することがきる。すなわち、外側継手部材1に収納していない状態では、内部部品15は、トリポード部材2ところ12とローラ3を分離できる。
ところが、内部部品15を外側継手部材1に収納した状態では、互いに対向するローラ案内面6A、6Bをローラ3が転動するものであるので、ローラ3がローラ案内面6A、6Bに挟持された状態となり、脚軸8からのローラ3の抜けが規制される。これによって、トリポード部材2ところ12とローラ3を分離できない状態となる。この場合、ローラ3の抜けが規制されることによって、脚軸8の外径面とローラ3の内径面との間に介在されるころ12の抜けも規制される。また、脚軸8には外鍔部11が設けられているので、ころ12自体の抜けを外鍔部11によって規制することができる。
図1と図2に示すように、外側継手部材1の開口部に抜け抜け止め機構16が形成され、この抜け止め機構16によって、外側継手部材1に収納された内部部品15の外側継手部材1からの抜けが防止される。抜け抜け止め機構16は、外側継手部材1の開口部に形成される塑性変形部17にて構成される。
塑性変形部17は、トラック溝5のローラ案内面6A、6Bの開口側に設けられて内径側へ突出する膨出部からなる。なお、この実施形態においては、図2に示すように、塑性変形部17よりも開口側においては、押込部25が設けられ、塑性変形部17と押込部25との間に段差部26が形成されている。
このような塑性変形部17を設けることによって、ローラ3が最大スライドアウト位置に達した際に、ローラ3の外径面の一部が内側面17aに接触(係止)して、この内部部品15の外側継手部材1からの抜けが規制される。
なお、塑性変形部17は外側継手部材に対する塑性加工で形成できればよいので、鍛造加工、押出し加工、圧延加工、転造加工等の種々の塑性加工方法から任意に選択して採用することができる。この塑性変形部17を形成する塑性加工は、内部部品15を外側継手部材1に収納した状態で行われる。
また、シャフト4がボス7に挿入されて、シャフト4に設けられた雄スプライン19がボス7の雌スプライン9に嵌合し、これによって、シャフト4とトリポード部材2とがトルク伝達可能に結合する。この際、シャフト4の先端部に周方向凹溝20が設けられ、この周方向凹溝20にサークリップ21が嵌合している。これによって、シャフト4のボス7からの軸方向の抜けが規制されている。サークリップ21は、図5に示すように、断面円形のリング状体からなり、その一部に欠損部22が設けられ、拡縮が可能とされる。
この場合、抜け止め機構16の内部部品15の抜けを規制する規制力は、トリポード部材2に連結されるシャフト4の抜け力よりも大きく設定される。抜け止め機構16の規制力としては、500N以上が好ましい。すなわち、このようなトリポード型等速自在継手において、使用時には500N以上の引き抜き力がシャフト4に作用しないからである。
本発明では、内部部品15においては、ローラ3がトリポード部材2に対して分離可能状態で外側継手部材1に収納することになるので、トリポード部材2からのローラ3の抜けを規制(防止)する抜け止め部品を装着する必要がない。このため、部品点数の減少が可能となって、組立工程数が減少し、コスト低減及び部品在庫削減を図ることができる。しかも、外側継手部材1の開口部に内部部品15の抜けを規制する抜け止め機構16を設けているので、内部部品15が外側継手部材から抜け出ない。また、内部部品15は外側継手部材1に収納された状態では、互いに対向するローラ案内面6A、6Bをローラ3が転動するものであるので、分離しない。このため、使用時には安定した回転伝達が可能となる。
抜け止め機構16の規制力は、トリポード部材2に連結されるシャフト4の抜け力よりも大きい。このため、部品交換時等において、シャフト4に抜け力が作用した場合、内部部品15が外側継手部材1から抜ける前にシャフト4がトリポード部材2から抜ける。すなわち、シャフト4の引き抜きによって、内部部品15が引き抜かれて分離することがなく、部品交換時の作業性の向上を図ることができる。
抜け止め機構16としては、内部部品15のローラ3が係止する外側継手部材1の塑性変形部17にて構成することができ、構成の複雑化を招くことなく、安定して内部部品15の抜けを規制できる。しかも、塑性変形にて構成すれば、抜け止め機構16を安価にかつ容易に形成することができる。
脚軸8の軸方向先端部に外鍔部11を設けているので、ころ自体の抜けを規制することができ、使用中の内部部品の分離(分解)を安定して防止できる。シャフト4の抜け止めに断面円形のサークリップ(丸サークリップ)21を用いているので、シャフト4を抜く作業の簡略化を図ることができ、部品交換作業の容易化を達成できる。
また、内部部品15の抜け止め機構16の規制力を500N以上とすれば、部品交換時において、内部部品15を外側継手部材1に残したままのシャフト4の引き抜きが安定する。
抜け止め機構16として、前記実施形態として、塑性変形部17にて構成したが、他の実施形態として、外側継手部材1の開口部の装着されるサークリップ(止め輪)にて構成してもよい。すなわち、外側継手部材1の開口部内径面に周方向溝を形成し、この周方向溝にサークリップを嵌着すればよい。なお、サークリップとしては、シャフト4に装着されるサークリップ21のように、断面が円形の丸サークリップであっても、断面が扁平矩形状の角サークリップであってもよい。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。前記実施形態では、ローラが1個のシングルローラタイプであったが、内側ローラと外側ローラとを有するダブルローラタイプであってもよい。また、抜け止め機構16を塑性変形部17にて構成する場合の形状としても図例のものにかぎらず、ローラ3が係止して内部部品15の抜けが規制されれば、種々の形状、大きさのものを採用できる。このため前記実施形態では、塑性変形部17よりも開口側においては、押込部25が設けられ、塑性変形部17と押込部25との間に段差部26が形成されていたが、このような押込部25や段差部26を有さないものであってもよい。
本発明の実施形態を示すトリポード型等速自在継手の断面図である。 前記図1のY−Y線断面図である。 前記トリポード型等速自在継手の縦断面図である。 前記トリポード型等速自在継手の内部部品の一部断面で示す正面図である。 前記トリポード型等速自在継手に連結されるシャフトの抜け止めに用いられるサークリップの簡略図である。 従来の等速自在継手の縦断面図である。 従来の等速自在継手の横断面図である。
符号の説明
1 外側継手部材
2 トリポード部材
3 ローラ
4 シャフト
5 トラック溝
6A、6B ローラ案内面
8 脚軸
12 ころ
15 内部部品
16 抜け止め機構
17 塑性変形部
21 サークリップ

Claims (6)

  1. 内周に軸線方向に延びる三本のトラック溝を設けると共に各トラック溝の内側壁に互いに対向するローラ案内面を設けた外側継手部材と、三本の脚軸を有するトリポード部材と、前記脚軸に回転自在に支持されると共に前記外側継手部材のトラック溝に転動自在に挿入されたローラとを備えたトリポード型等速自在継手において、
    前記トリポード部材とローラとを含む内部部品は、外側継手部材内への非収容状態では、ローラがトリポード部材に対する分離が許容され、この内部部品の外側継手部材内への収容状態では、内部部品の分離が規制され、かつ、外側継手部材の開口部に、前記トリポード部材に連結されるシャフトの抜け力よりも大きい規制力にて内部部品の外側継手部材からの抜けを規制する抜け止め機構を設けたことを特徴とするトリポード型等速自在継手。
  2. 前記内部部品の抜け止め機構は、内部部品のローラが係止する外側継手部材の塑性変形部にて構成したことを特徴とする請求項1に記載のトリポード型等速自在継手。
  3. 前記内部部品の抜け止め機構は、外側継手部材の開口部に装着されるクリップにて構成したことを特徴とする請求項1に記載のトリポード型等速自在継手。
  4. 内部部品は、脚軸の外径面とローラの内径面との間に介在される複数のころを備えるとともに、脚軸の軸方向先端部に、外径が脚軸本体部の外径面よりも外径側で前記ローラの内径面よりも内径側に配置される外鍔部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトリポード型等速自在継手。
  5. 前記シャフトの抜け止めに、シャフトに装着される断面円形のサークリップを用いたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトリポード型等速自在継手。
  6. 前記内部部品の抜け止め機構の規制力を500N以上としたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のトリポード型等速自在継手。
JP2007154410A 2007-06-11 2007-06-11 トリポード型等速自在継手 Expired - Fee Related JP5214177B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007154410A JP5214177B2 (ja) 2007-06-11 2007-06-11 トリポード型等速自在継手
PCT/JP2008/059984 WO2008152923A1 (ja) 2007-06-11 2008-05-30 トリポード型等速自在継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007154410A JP5214177B2 (ja) 2007-06-11 2007-06-11 トリポード型等速自在継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008304039A JP2008304039A (ja) 2008-12-18
JP5214177B2 true JP5214177B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=40129533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007154410A Expired - Fee Related JP5214177B2 (ja) 2007-06-11 2007-06-11 トリポード型等速自在継手

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5214177B2 (ja)
WO (1) WO2008152923A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149551A (ja) * 2009-12-22 2011-08-04 Ntn Corp トリポード型等速自在継手

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000074085A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Toyoda Mach Works Ltd トリポード型等速ジョイント
JP2002235766A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Ntn Corp トリポード型等速自在継手
JP2004068968A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Toyoda Mach Works Ltd トリポードジョイント
JP4609050B2 (ja) * 2004-11-29 2011-01-12 株式会社ジェイテクト トリポード型等速ジョイント

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008304039A (ja) 2008-12-18
WO2008152923A1 (ja) 2008-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101638212B1 (ko) 베어링 레이스 움직임을 감소시키기 위한 테이퍼구성 리테이닝 링
JP2006258254A (ja) 等速ジョイントのシャフト抜け防止構造
WO2006080132A1 (ja) 等速ジョイントのシャフト抜け防止構造
EP3126690B1 (en) Rotating shaft coupling
JP5073285B2 (ja) 等速ジョイントのシャフト取付構造
JP5133155B2 (ja) シャフト抜け防止構造
JP4558642B2 (ja) トリポード型等速ジョイント
JP5214177B2 (ja) トリポード型等速自在継手
JP6717647B2 (ja) プロペラシャフト
JP2007024088A (ja) 等速自在継手のシャフト嵌合構造
JP2008095843A (ja) サークリップ及び等速ジョイント
JP2008002627A (ja) 摺動式等速自在継手
JP2007270904A (ja) 等速自在継手のシャフト抜け防止構造
JP2007016811A (ja) 等速自在継手のシャフト嵌合構造
JP5304770B2 (ja) 差動装置に対するドライブシャフトの連結構造
JP2006266462A (ja) 等速ジョイントのシャフト抜け防止構造
JP2006266460A (ja) 等速ジョイントのシャフト抜け防止構造
JP2007205521A (ja) スラストころ軸受
JP2010276050A (ja) シャフト抜け止め構造
JP2017203538A (ja) 摺動式等速自在継手
JP2007255659A (ja) シャフト嵌合構造
JP2009255659A (ja) 車輪用軸受装置
JP2007040384A (ja) 等速自在継手のシャフト抜け止め構造
JP2006258206A (ja) 等速ジョイントのシャフト抜け防止構造
JP5241221B2 (ja) トリポード型等速自在継手

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091104

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5214177

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees