JP5212383B2 - Ip電話機、付加サービス制御プログラム - Google Patents

Ip電話機、付加サービス制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、ユーザからサービス実行の要求を受け付け、ベンダー毎に異なる付加サービスを実行するIP電話機、付加サービス制御プログラに関する。
近年、WLANと3Gなどの複数の通信ベアラを持つデュアル型携帯電話の普及や、固定電話と移動電話の融合を狙いとしたFMCサービスの浸透により、企業網と公衆網など、1人のユーザが複数のIP電話サービスを使用するケースが今後増加すると考えられる(特許文献1参照)。このような場合には、1台の電話端末で複数のIP電話サービスに接続する複数ベンダー対応IP電話端末が必要になる。
例えば、IP電話の呼制御プロトコルとしてはSIPを用いるのが主流となっており、端末登録や通話、保留、転送などの基本的なサービスのシーケンスは標準化によりほぼ同様の実装となっている。しかし、実装される付加サービス(例えば、パーク保留やピックアップ、着信転送の設定や解除、通話予約、会議通話など)に関しては、標準化がなされておらず、ベンダー固有の実装がなされている。
そのため、各ベンダーの付加サービスすべてに対応するSIPスタックの開発が困難となり、1台の電話端末で複数ベンダーのIP電話サービスを利用するためには、各ベンダーに特化したSIPスタックを個別に開発し端末に搭載するというアプローチがとられている。
特開2004−328195号公報
ところで、上記の従来技術では、各ベンダーに特化したSIPスタックを個別に開発し端末に搭載するので、各ベンダーの付加サービスが多種多様なサービスシーケンスを利用した実装となっていることから、呼状態遷移を適切に通知するための判断が、サービスシーケンスにより異なってしまう。
具体的には、IP電話端末が、基本サービスや付加サービスを実現するに当たって、UI(User Interface)で付加サービス要求などのユーザ操作をSIPスタックへ要求し、さらに、SIPスタックのSIPシーケンス実行部がさまざまなSIPメッセージを送受信することでサービスシーケンスを実現している。
さらに、そのサービスシーケンスの過程において有意義な状態変化を呼状態遷移通知として上位モジュールであるUIに通知し、UIがユーザへ状況通知を行うことで、さまざまな電話サービスを実現している。ここで、各ベンダーの付加サービスが多種多様なサービスシーケンスを利用した実装となっていることから、呼状態遷移を適切に通知するための判断が、サービスシーケンスにより異なってしまう。
例えば、付加サービスとして、パーク保留を実現するためのSIP実装としては、通話中の呼とは異なる別の制御用のシグナリング(制御呼)を用いて第2呼発信を特別な番号に対して行う方法と、通話中の呼をパーク保留用の特別な番号に転送する方法とがある。
この2種類の実装に対応可能な共通のSIPスタックを開発した場合において、第2呼発信を特別な番号に対して行う方法では、第2呼発信の呼確立通知を受信すると、その通知が「転送」のための通話呼であるか「パーク保留」のための制御呼であるかをUI(もしくはそれを利用するユーザ)が判断しなければならない。一方、パーク保留用の特別な番号に転送する方法では、転送の完了をUIに通知するさいに、この転送完了通知がパーク保留に基づく転送完了の通知であるのか、基本サービスとしての転送完了通知であるのかをUI(もしくはそれを利用するユーザ)で判断しなければならない。
このように、適切な呼状態遷移通知の判断基準は付加サービスのシーケンスごとに異なっている結果、個別のSIPスタックとして開発するので、開発工数の増加を引き起こし、複数のベンダーに対応する端末を開発するのは非常に効率が悪くなるという課題があった。
そこで、この発明は、複数ベンダーに対応したSIPスタックの開発効率を向上することを目的とする。
この装置は、ユーザからサービス実行の要求を受け付けるユーザインタフェース部と、当該ユーザインタフェース部から付加サービス実行の要求を受け付け、ベンダー毎に異なる付加サービスを実行するサービス拡張部とを備えるIP電話機であって、サービスを一意に識別するサービス識別子と、当該サービスの実行を要求する要求先とを対応付けて要求先管理記憶部に格納する要求先管理格納手段と、呼を一意に識別する呼識別子と、当該呼の状態遷移を示す呼状態遷移通知の通知先とを対応付けて通知先管理記憶部に格納する通知先管理格納手段と、前記ユーザインタフェース部から付加サービスの要求を受け付け、当該付加サービスのサービス識別子に対応する前記要求先を前記要求先管理記憶部から取得し、当該要求先に前記付加サービスの要求を転送する要求転送手段と、前記呼状態遷移通知を受け付け、当該呼状態遷移通知の呼識別子に対応する前記通知先を前記通知先管理記憶部から取得し、当該通知先に前記呼状態遷移通知を転送する通知転送手段と、を備えることを要件とする。
開示の装置は、付加サービスの実行時には、SIPスタックで発生する呼状態遷移通知を受けてサービスシーケンスを進め、そのサービスシーケンス状態から上位への適切な呼状態遷移通知を行うように判断し、その判断基準を要求された付加サービスに応じて切り替える。
例えば、上記パーク保留において、第2呼発信を特別な番号に対して行う方法では、パーク保留用の制御呼である第2呼の呼状態遷移通知を上位へ通知せずに、呼接続通知をパーク保留の完了として通知するような判断基準とし、一方、パーク保留用の特別な番号に転送する方法では、転送完了通知をパーク保留完了の通知として上位へ通知するような判断基準とするといった、実装に合わせた判断基準の切り替えが可能となる。
これにより、異なるSIP実装による付加サービスの実行時も上位への呼状態遷移通知を共通化することが可能となり、UIやSIPスタック全体を別途開発することなく、付加サービスシーケンスの開発のみで複数ベンダーのさまざまな付加サービスへ対応することが可能となり、複数ベンダーに対応したSIPスタックの開発効率を向上することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るIP電話機、付加サービス制御プログラの実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係るIP電話機の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[IP電話機の構成]
次に、図1を用いて、実施例1に係るIP電話機10の構成を説明する。図1は、実施例1に係るIP電話機10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、このIP電話機10は、UI(User Interface)11、基本SIPシーケンス実行部12、シーケンス拡張部13、サービス拡張部14を備える。以下にこれらの各部の処理を説明する。
UI(User Interface)11は、ユーザの操作により付加サービス要求などを受け付けて、シーケンス拡張部13へ要求する。また、シーケンス拡張部13から呼状態変化通知を受け付けて、ユーザへ状況通知を出力する。
基本SIPシーケンス実行部12は、基本サービスシーケンスを実行する。具体的には、基本SIPシーケンス実行部12は、シーケンスに応じたSIPメッセージを送受信し、シーケンスの過程における状態変化を呼状態遷移通知としてシーケンス拡張部13に通知する。
シーケンス拡張部13は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによってサービス要求や呼状態遷移通知を振り分ける処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、要求先管理テーブル13a、通知先管理テーブル13b、要求監視転送部13cおよび通知監視転送部13dを備える。
要求先管理テーブル13aは、図2に例示すように、サービスIDに対して要求先(例えば、関数ポインタなど)を関連付けることで付加サービスの要求先を管理する。また、要求先管理テーブル13aは、SIPスタックの初期化時に、後述するサービス拡張部14から各サービスIDに対する要求先エントリを読み出し、保存して構築される。
通知先管理テーブル13bは、図3に例示するように、呼IDに対してサービス状態および通知先を関連付けることで呼状態遷移の通知先を管理する。また、通知先管理テーブル13bは、図4に示すように、後述する要求監視転送部13cおよび通知監視転送部13dにより更新される。
具体的には、通知先管理テーブル13bは、「呼ID」について、呼生成要求および呼解放要求に応じて項目が作成され、作成時の通知先が作成要求元により変更される。また、通知先管理テーブル13bは、「サービス状態」について、サービス要求およびサービス完了通知に基づき、対応する呼IDのサービス状態が変更する。また、通知先管理テーブル13bは、「通知先」について、サービス開始通知およびサービス完了通知に基づき、対応する呼IDの通知先が変更される。
要求監視転送部13cは、付加サービス要求を監視し、付加サービスの要求先管理テーブル13aを参照して要求を転送する。具体的には、要求監視転送部13cは、UI11や基本SIPシーケンス実行部12からのサービス要求の要求元を監視し、通知先管理テーブル13bを更新し、要求先管理テーブル13aを参照し要求先を決定する。
ここで、図5を用いて、要求監視転送部13cの処理の流れを説明する。同図に示すように、要求監視転送部13cは、要求を受信すると(ステップS101)、付加サービス要求であるか否かを判定する(ステップS102)。その結果、要求監視転送部13cは、付加サービス要求である場合には(ステップS102肯定)、要求先管理テーブル13aを参照し、サービスIDから要求先を取得し(ステップS103)、取得した要求先に要求を転送する(ステップS104)。
また、要求監視転送部13cは、付加サービス要求でない場合には(ステップS102否定)、呼生成要求であるか否かを判定する(ステップS105)。その結果、要求監視転送部13cは、呼生成要求であると判定した場合には(ステップS105肯定)、通知先管理テーブル13bに呼IDを追加して(ステップS108)、基本SIPシーケンス実行部12に要求を転送する(ステップS109)。
また、要求監視転送部13cは、呼生成要求でないと判定した場合には(ステップS105否定)、呼解放要求か判定する(ステップS106)。その結果、要求監視転送部13cは、呼解放要求である場合には(ステップS106肯定)、通知先管理テーブル13bから呼IDを削除して、基本SIPシーケンス実行部12に要求を転送し(ステップS109)、呼解放要求でない場合には(ステップS106否定)、通知先管理テーブル13bを変更せずに、基本SIPシーケンス実行部12に要求を転送する(ステップS109)。
通知監視転送部13dは、呼状態遷移の通知を監視し、付加サービス実行時には呼状態遷移の通知先管理テーブル13bを参照して通知先を変更する。具体的には、通知監視転送部13dは、基本SIPシーケンス実行部12やサービス拡張部14からの呼状態遷移通知の通知元、通知内容を監視し、通知先管理テーブル13bを更新し、通知先管理テーブル13bを参照して通知先を決定する。
ここで、図6を用いて、通知監視転送部13dの処理の流れを説明する。同図に示すように、通知監視転送部13dは、呼状態変化通知を受信すると(ステップS201)、通知元はどこかを判定する(ステップS202)。その結果、通知監視転送部13dは、通知元が基本SIPシーケンス実行部12である場合には、通知先管理テーブル13bを参照して呼IDから通知先を取得し(ステップS203)、取得した通知先に通知を転送する(ステップS204)。
また、通知監視転送部13dは、通知元がサービス拡張部14である場合には、サービス開始要求であるか判定する(ステップS205)。その結果、通知監視転送部13dは、サービス開始要求である場合には(ステップS205肯定)、通知先管理テーブル13bの呼IDの通知先をサービス拡張部14に更新して(ステップS208)、UI11に呼状態変化通知を通知する(ステップS209)。
また、通知監視転送部13dは、サービス開始要求でない場合には(ステップS205否定)、サービス完了要求であるか判定する(ステップS206)。その結果、通知監視転送部13dは、サービス完了要求である場合には(ステップS206肯定)、通知先管理テーブル13bの呼IDの通知先をサービス拡張部14に更新して(ステップS207)、UI11に呼状態変化通知を通知する(ステップS209)。
また、通知監視転送部13dは、サービス完了要求でない場合には(ステップS206否定)、通知先管理テーブル13bを変更せずに、UI11に呼状態変化通知を通知する(ステップS209)。
図1の説明に戻ると、サービス拡張部14は、付加サービスシーケンスを実行する。具体的には、サービス拡張部14は、シーケンス拡張部13より通知される呼状態遷移通知を受けてSIPサービスシーケンスを実行しつつ、そのSIPサービスシーケンスの状態から判断して適切な呼状態遷移通知のみをシーケンス拡張部13を通じてUI11に通知する。なお、このサービス拡張部14は、対象とする付加サービス実装やベンダーに応じて、構成および処理が異なる。
ここで、図7を用いて、サービス拡張部14の処理の流れを説明する。同図に示すように、サービス拡張部14は、シーケンス拡張部13から要求を受信すると(ステップS301)、要求を実行し(ステップS302)、また、シーケンス拡張部13から通知を受信すると(ステップS303)、通知内容とシーケンス状態から適切な要求を実行して(ステップS304)、シーケンス状態を更新する(ステップS305)。なお、上記ステップS302およびS304の要求実行については、実装された付加サービスのベンダー毎に異なる処理となる。
そして、サービス拡張部14は、サービス開始状態か否か判定し(ステップS306)、サービス開始状態である場合には(ステップS306肯定)、サービス開始通知を通知監視転送部13dへ通知する(ステップS307)。
続いて、サービス拡張部14は、サービス完了状態であるか判定し(ステップS308)、サービス完了状態である場合には(ステップS308肯定)、サービス完了通知を通知監視転送部13dへ通知する(ステップS309)。
その後、サービス拡張部14は、UI11に通知すべき状態かの判断をし(ステップS310)、UI11に通知すべき状態であると判断した場合には(ステップS310肯定)、適切な通知内容を生成して通知監視転送部13dへ呼状態変化を通知する(ステップS311)。なお、上記ステップS310およびS311の判断および通知内容生成については、実装された付加サービスのベンダー毎に異なる処理となる。
ここで、図8を用いて、各構成部間の要求および通知の送受信について具体例を用いて説明する。図8の例では、サービス拡張部14が付加サービスとして、サービス拡張「パーク保留(CALLPark())」、「ピックアップ(Pickup())」を実装する。また、シーケンス拡張部13の要求先管理テーブル13aは、サービスID「パーク保留」と要求先「CallPark()」とを対応付け、サービスID「ピックアップ」と要求先「Pickup()」とを対応付けて、それぞれ記憶する。
同図に例示すように、シーケンス拡張部13の要求監視転送部13cは、UI11から要求を受信し、付加サービス要求でない場合には、基本SIPシーケンス実行部12に要求を転送する。また、要求監視転送部13cは、付加サービス「パーク保留」の要求であった場合には、要求先管理テーブル13aを参照し、サービスID「パーク保留」に対応する要求先「CallPark()」を取得する。そして、要求監視転送部13cは、取得された要求先であるサービス拡張部14の「CallPark()」に要求を転送する。
また、通知監視転送部13dは、基本SIPシーケンス実行部12またはサービス拡張部14から呼状態変化通知を受信する。通知監視転送部13dは、サービス拡張部14から通知を受信した場合には、通知先管理テーブル13bを更新してUI11に通知する。
一方、通知監視転送部13dは、基本SIPシーケンス実行部12から通知を受信した場合には、通知先管理テーブル13bを参照し、呼IDから通知先を取得し、その通知先に通知を転送する。つまり、図8の例では、通知監視転送部13dは、呼ID「既存」である場合には、UI11に通知し、呼ID「特番」である場合には、サービス拡張部14に通知する。
[IP電話機による処理]
次に、図9〜図12を用いて、実施例1に係るIP電話機10による処理を説明する。図9は、実施例1に係るIP電話機による基本発信および相手切断処理の流れを示すシーケンス図であり、図10および図11は、実施例1に係るIP電話機による付加サービス(パーク保留)処理の流れを示すシーケンス図であり、図12は、実施例1に係るIP電話機による付加サービス(ピックアップ)処理の流れを示すシーケンス図である。
図9に示すように、IP電話機10の要求監視転送部13cは、UI11から呼生成要求を受信すると(ステップS401)、基本サービス要求であることを判定し、基本SIPシーケンス実行部12へ呼生成要求を転送するとともに(ステップS402)、UI11からの呼生成要求に基づき通知先管理テーブル13bに呼IDを追加する(ステップS403)。
そして、要求監視転送部13cは、UI11から発信要求を受信すると(ステップS404)、基本SIPシーケンス実行部12に転送する(ステップS405)。基本SIPシーケンス実行部12は、発信要求を受信すると、SIPサーバとの間で、呼接続処理(ステップS406〜S408)を行い、接続が完了した後、呼接続通知を通知監視転送部13dに送信する(ステップS409)。
また、通知監視転送部13dは、通知先管理テーブル13bを参照して、通知先(図9の例では、通知先「UI」)を取得し(ステップS410)、呼接続通知をUI11に通知する(ステップS411)。
そして、通話が行われた後、基本SIPシーケンス実行部12は、呼切断「BYE」がSIPサーバから通知された場合には(ステップS412)、通知監視転送部13dに呼切断通知を通知する(ステップS413)。そして、通知監視転送部13dは、通知先管理テーブル13bを参照して、通知先(図9の例では、通知先「UI」)を取得し(ステップS414)、呼切断通知をUI11に通知する(ステップS415)。
その後、要求監視転送部13cは、UI11から呼解放要求を受信すると(ステップS416)、通知先管理テーブル13bから呼IDを削除して(ステップS417)、基本SIPシーケンス実行部12に呼解放要求を転送する(ステップS418)。
続いて、実施例1に係るIP電話機がパーク保留を実現するにあたり、第2呼発信による制御呼を利用する例として、図10および図11を用いて、付加サービス(パーク保留)処理の流れを説明する。図10に示すように、IP電話機10の要求監視転送部13cは、UI11からパーク保留のサービス要求を受信すると(ステップS501)、サービス要求に基づいて、通知先管理テーブル13bのサービス状態を更新する(ステップS502)。
そして、要求監視転送部13cは、要求先管理テーブル13aを参照して要求先(図10の例では、「CallPark_A」)を決定し、サービス拡張部14の「CallPark_A」を呼び出す(ステップS503)。そして、要求監視転送部13cは、特殊番号の呼生成要求をサービス拡張部14から受信し(ステップS504)、その呼生成要求を基本SIPシーケンス実行部12に転送するとともに(ステップS505)、特殊番号の呼生成要求に基づき、呼ID「特番」の項目を追加する(ステップS506)。
そして、要求監視転送部13cは、特殊番号への第二呼発信要求をサービス拡張部14から受信し(ステップS507)、その発信要求を基本SIPシーケンス実行部12に転送する(ステップS508)。その後、基本SIPシーケンス実行部12は、第二呼接続処理として、「INVITE」をSIPサーバに送信する(ステップS509)。
そして、通知監視転送部13dは、サービス拡張部14からサービス開始通知を受信すると(ステップS510)、サービス開始通知を契機に、既存呼の通知先をサービス拡張部14に変更する(ステップS511)。その後、通知監視転送部13dは、サービス開始通知をUI11に転送する(ステップS512)。これにより、以降の呼状態遷移通知がすべてサービス拡張部14に通知され、付加サービスシーケンスをサービス拡張部14で実行可能となる。
また、図11に示すように、基本SIPシーケンス実行部12は、INVITEをSIPサーバに送信した後(図10のステップS509)、第二呼接続を行って(ステップS513、S514)、特殊番号の呼接続通知を通知監視転送部13dに通知する(ステップS515)。そして、通知監視転送部13dは、通知先管理テーブル13bを参照し(ステップS516)、対応する通知先に特殊番号の呼接続要求を送信する(ステップS517)。
そして、通知監視転送部13dは、サービス拡張部14からサービス完了通知を受信すると(ステップS518)、既存呼通知先をUIに変更し(ステップS519)、サービス完了通知をUI11に通知する(ステップS520)。
続いて、基本SIPシーケンス実行部12が特殊番号の呼切断「BYE」がSIPサーバから通知されると(ステップS521)、通知監視転送部13dは、特殊番号の呼切断通知を基本SIPシーケンス実行部12から受信し(ステップS522)、通知先管理テーブル13bを参照して通知先(図11の例では、「サービス拡張A」)を取得し(ステップS523)、サービス拡張部14のサービス拡張Aに呼切断通知を通知する(ステップS524)。
続いて、要求監視転送部13cは、サービス拡張部14から特殊番号の呼解放要求を受信すると(ステップS525)、呼解放要求に基づき、通知先管理テーブル13bの項目(図11の例では、呼ID「特番」の項目)を削除する(ステップS526)。そして、要求監視転送部13cは、呼解放要求を基本SIPシーケンス実行部12に転送する(ステップS527)。
その後、基本SIPシーケンス実行部12は、既存呼の呼切断「BYE」がSIPサーバから通知されると(ステップS528)、既存呼の呼切断通知を通知監視転送部13dに通知する(ステップS529)。そして、通知監視転送部13dは、既存呼の呼切断通知を受信すると、通知先管理テーブル13bを参照して通知先(図11の例では、「UI」)を取得し(ステップS530)、UI11に呼切断通知を転送する(ステップS531)。
続いて、図12を用いて、実施例1に係るIP電話機が通話中の呼をパーク保留用の特別な番号に転送する例として、図12を用いて、付加サービス(ピックアップ)処理の流れを説明する。同図に示すように、要求監視転送部13cは、付加サービスとしてパーク保留の要求をUI11から受信すると(ステップS601)、サービス要求に基づいて、通知先管理テーブル13bのサービス状態を更新する(ステップS602)。
そして、要求監視転送部13cは、要求先管理テーブル13aを参照して要求先(図12の例では、「CallPark_B」)を決定し、サービス拡張部14の「CallPark_B」を呼び出す(ステップS603)。そして、要求監視転送部13cは、転送要求をサービス拡張部14から受信し(ステップS604)、その転送要求を基本SIPシーケンス実行部12に転送する(ステップS605)。
そして、基本SIPシーケンス実行部12は、通話中の呼をパーク保留用の特別な番号に転送する旨を要求する「REFER」をSIPサーバに送信する(ステップS606)。また、通知監視転送部13dは、サービス開始通知をサービス拡張部14から受信すると(ステップS607)、通知先管理テーブル13bの呼ID「既存」の通知先を「サービス拡張B」に変更する(ステップS608)。
その後、基本SIPシーケンス実行部12が転送が完了した旨の「NOTIFY」をSIPサーバから受信すると(ステップS609)、通知監視転送部13dは、サービス開始通知をUI11に通知する(ステップS610)。
そして、通知監視転送部13dは、転送完了通知を基本SIPシーケンス実行部12から受信すると(ステップS611)、通知先管理テーブル13bを参照し、呼ID「既存」から通知先「サービス拡張B」を取得し(ステップS612)、サービス拡張部14に転送完了通知を転送する(ステップS613)。続いて、通知監視転送部13dは、サービス完了通知をサービス拡張部14から受信すると(ステップS614)、既存呼通知先を「UI」に変更し(ステップS615)、サービス完了通知をUI11に転送する(ステップS616)。
その後、基本SIPシーケンス実行部12が既存呼の呼切断「BYE」がSIPサーバを受信すると(ステップS617)、通知監視転送部13dは、呼切断通知を基本SIPシーケンス実行部12から受信し(ステップS618)、通知先管理テーブル13bを参照して、呼ID「既存」から通知先「UI」を取得し(ステップS619)、呼切断通知をUI11に通知する(ステップS620)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、IP電話機10は、異なるSIP実装による付加サービスの実行時も上位モジュールであるUI11への呼状態遷移通知を共通化することが可能となり、UIやSIPスタック全体を別途開発することなく、付加サービスシーケンスの開発のみで複数ベンダーのさまざまな付加サービスへ対応することが可能となり、複数ベンダーに対応したSIPスタックの開発効率を向上することが可能である。
また、実施例1によれば、サービス拡張部14を異なるモジュールで実現することで、端末開発ベンダー以外の開発、たとえばIP電話サービス提供ベンダーによる開発も可能となり、モジュールの追加や置き換えによる新規サービス対応などの機能拡張も容易に実現可能であるといった効果もある。さらに、複数ベンダーに対応する際に、SIPスタックなどの共通利用可能なモジュールが多くなるため、端末のストレージ領域やメモリ領域の消費を抑えることができ、動作リソースの少ない携帯型IP電話端末においても有利であるという効果も奏する。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)ベンダーID
また、本発明は、これに限定されるものではなく、ベンダーを一意に識別するベンダーIDとサービス内容を一意に識別するサービスIDの組に対するモジュールIDを管理するモジュール管理テーブルを備えるようにしてもよい。
具体的には、図13に示すように、実施例2に係るIP電話機のモジュール管理テーブルは、ベンダーID、サービスID、モジュールIDをそれぞれ対応付けて記憶する。このモジュール管理テーブルは、ベンダー拡張モジュール導入時に、拡張モジュールが対象とするベンダーIDおよびサービスIDに関連付けてテーブルを更新される。
そして、IP電話機は、要求先管理テーブルの更新するために、利用ベンダー決定時に、当該決定された利用ベンダーのベンダーIDに対応するサービスIDと拡張モジュールIDとの組み合わせをモジュール管理テーブルから取得する。その後、IP電話機は、拡張モジュールIDから要求先エントリを取得し、サービスIDと要求先の組み合わせとして要求先管理テーブルに保存する。
このように、モジュール拡張部を複数のモジュールで構成し、要求の転送先をベンダーIDとサービスIDから決定することで、複数ベンダーへの対応を容易にすることが可能である。
(2)排他制御
また、本発明は、サービス状態を参照して付加サービス実行の排他制御を行うようにしてもよい。具体的には、図14に示すように、実施例2に係るIP電話機の要求監視転送部は、付加サービス要求を受け取った場合に、該当する付加サービスのサービスIDに対応するサービス状態を通知先管理テーブルで参照し、サービス要求の可否を判断する。例えば、IP電話機は、サービス実行中である場合には、受け取ったサービス要求を棄却するように排他制御を行う。
(3)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、要求監視転送部13cと通知監視転送部13dを統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(4)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図15を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図15は、付加サービス制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、IP電話機としてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮するIP電話機、つまり、図15に示すように、要求監視転送プログラム631および通知監視転送プログラム632が予め記憶されている。なお、プログラム631〜632については、図1に示したIP電話機の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631〜632をROM630から読み出して実行することで、図15に示すように、各プログラム631〜632は、要求監視転送プロセス641および通知監視転送プロセス642として機能するようになる。各プロセス641〜642は、図1に示した要求監視転送部13c、通知監視転送部13dにそれぞれ対応する。
また、HDD610には、図15に示すように、要求先管理テーブル611および通知先管理テーブル612が設けられる。なお、要求先管理テーブル611および通知先管理テーブル612は、図1に示した要求先管理テーブル13aおよび通知先管理テーブル13bに対応する。そして、CPU640は、要求先管理テーブル611および通知先管理テーブル612に対してデータを登録するとともに、要求先管理テーブル611および通知先管理テーブル612から要求先管理データ621および通知先管理データ622を読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納された要求先管理データ621および通知先管理データ622に基づいて情報を管理する処理を実行する。
以上のように、本発明に係るIP電話機、付加サービス制御プログラは、ユーザからサービス実行の要求を受け付け、ベンダー毎に異なる付加サービスを実行することに有用であり、特に、複数ベンダーに対応したSIPスタックの開発効率を向上する場合に適する。
図1は、実施例1に係るIP電話機の構成を示すブロック図である。 図2は、要求先管理テーブルを説明するための図である。 図3は、通知先管理テーブルを説明するための図である。 図4は、通知先管理テーブルの構築と変更について説明するための図である。 図5は、要求監視転送部の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図6は、通知監視転送部の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図7は、サービス拡張部の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図8は、各構成部間の要求および通知の送受信について具体例を用いて説明するための図である。 図9は、実施例1に係るIP電話機による基本発信および相手切断処理の流れを示すシーケンス図である。 図10は、実施例1に係るIP電話機による付加サービス(パーク保留)処理の流れを示すシーケンス図である。 図11は、実施例1に係るIP電話機による付加サービス(パーク保留)処理の流れを示すシーケンス図である。 図12は、実施例1に係るIP電話機による付加サービス(ピックアップ)処理の流れを示すシーケンス図である。 図13は、実施例2に係るIP電話機について説明するための図である。 図14は、実施例2に係るIP電話機について説明するための図である。 図15は、付加サービス制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
10 IP電話機
11 UI(User Interface)
12 基本SIPシーケンス実行部
13 シーケンス拡張部
13a 要求先管理テーブル
13b 通知先管理テーブル
13c 要求監視転送部
13d 通知監視転送部
14 サービス拡張部

Claims (10)

  1. ユーザからサービス実行の要求を受け付けるユーザインタフェース部と、当該ユーザインタフェース部から付加サービス実行の要求を受け付け、ベンダー毎に異なる付加サービスを実行するサービス拡張部とを備えるIP電話機であって、
    サービスを一意に識別するサービス識別子と、当該サービスの実行を要求する要求先とを対応付けて要求先管理記憶部に格納する要求先管理格納手段と、
    呼を一意に識別する呼識別子と、当該呼で実行するサービスの状態と、当該呼の状態遷移を示す呼状態遷移通知の通知先とを対応付けて通知先管理記憶部に格納する通知先管理格納手段と、
    前記ユーザインタフェース部から付加サービスの要求を受け付け、当該付加サービスのサービス識別子に対応する前記要求先を前記要求先管理記憶部から取得し、当該要求先に前記付加サービスの要求を転送する要求転送手段と、
    前記呼状態遷移通知を受け付け、当該呼状態遷移通知の呼識別子および当該呼で実行するサービスの状態に対応する前記通知先を前記通知先管理記憶部から取得し、当該通知先に前記呼状態遷移通知を転送する通知転送手段と、
    を備えることを特徴とするIP電話機。
  2. 前記要求転送手段は、前記ユーザインタフェース部から基本サービスの要求を受け付け、当該要求が呼生成要求である場合には、生成される呼の識別子を前記通知先管理記憶部に追加し、当該要求が呼解放要求である場合には、解放される呼の識別子を前記通知先管理記憶部から削除することを特徴とする請求項1に記載のIP電話機。
  3. 前記通知転送手段は、前記呼状態遷移通知を受け付け、当該呼状態遷移通知の通知元が前記サービス拡張部からであって、前記呼状態遷移通知がサービス開始要求通知である場合には、サービスが開始される呼識別子の通知先を前記サービス拡張部となるように前記通知先管理記憶部を更新し、前記呼状態遷移通知の通知元が前記サービス拡張部からであって、前記呼状態遷移通知がサービス完了要求通知である場合には、サービスが完了する呼識別子の通知先を前記ユーザインタフェース部となるように前記通知先管理記憶部を更新することを特徴とする請求項1に記載のIP電話機。
  4. ベンダーを一意に識別するベンダー識別子と、当該ベンダーのサービス識別子と、当該サービスを実行するモジュールを一意に識別するモジュール識別子とを対応付けてモジュール管理記憶部に格納するモジュール管理格納手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のIP電話機。
  5. 前記通知先管理格納手段は、前記呼識別子および前記通知先とともに、サービス実行状態を対応付けて前記通知先管理記憶部に記憶し、
    前記要求転送手段は、前記ユーザインタフェース部からサービスの要求を受け付けた場合に、前記通知先管理記憶部に記憶された前記サービス実行状態を参照し、サービス実行中であれば、受け付けられたサービスの要求を棄却することを特徴とする請求項1に記載のIP電話機。
  6. ユーザインタフェース部がユーザからサービス実行の要求を受け付け、サービス拡張部がベンダー毎に異なる付加サービスを実行する付加サービス制御方法をコンピュータに実行させる付加サービス制御プログラムであって、
    サービスを一意に識別するサービス識別子と、当該サービスの実行を要求する要求先とを対応付けて要求先管理記憶部に格納する要求先管理格納手順と、
    呼を一意に識別する呼識別子と、当該呼で実行するサービスの状態と、当該呼の状態遷移を示す呼状態遷移通知の通知先とを対応付けて通知先管理記憶部に格納する通知先管理格納手順と、
    前記ユーザインタフェース部から付加サービスの要求を受け付け、当該付加サービスのサービス識別子に対応する前記要求先を前記要求先管理記憶部から取得し、当該要求先に前記付加サービスの要求を転送する要求転送手順と、
    前記呼状態遷移通知を受け付け、当該呼状態遷移通知の呼識別子および当該呼で実行するサービスの状態に対応する前記通知先を前記通知先管理記憶部から取得し、当該通知先に前記呼状態遷移通知を転送する通知転送手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする付加サービス制御プログラム。
  7. 前記要求転送手順は、前記ユーザインタフェース部から基本サービスの要求を受け付け、当該要求が呼生成要求である場合には、生成される呼の識別子を前記通知先管理記憶部に追加し、当該要求が呼解放要求である場合には、解放される呼の識別子を前記通知先管理記憶部から削除することを特徴とする請求項6に記載の付加サービス制御プログラム。
  8. 前記通知転送手順は、前記呼状態遷移通知を受け付け、当該呼状態遷移通知の通知元が前記サービス拡張部からであって、前記呼状態遷移通知がサービス開始要求通知である場合には、サービスが開始される呼識別子の通知先を前記サービス拡張部となるように前記通知先管理記憶部を更新し、前記呼状態遷移通知の通知元が前記サービス拡張部からであって、前記呼状態遷移通知がサービス完了要求通知である場合には、サービスが完了する呼識別子の通知先を前記ユーザインタフェース部となるように前記通知先管理記憶部を更新することを特徴とする請求項6に記載の付加サービス制御プログラム。
  9. ベンダーを一意に識別するベンダー識別子と、当該ベンダーのサービス識別子と、当該サービスを実行するモジュールを一意に識別するモジュール識別子とを対応付けてモジュール管理記憶部に格納するモジュール管理格納手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6に記載の付加サービス制御プログラム。
  10. 前記通知先管理格納手順は、前記呼識別子および前記通知先とともに、サービス実行状態を対応付けて前記通知先管理記憶部に記憶し、
    前記要求転送手順は、前記ユーザインタフェース部からサービスの要求を受け付けた場合に、前記通知先管理記憶部に記憶された前記サービス実行状態を参照し、サービス実行中であれば、受け付けられたサービスの要求を棄却することを特徴とする請求項6に記載の付加サービス制御プログラム。
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