JP5212130B2 - 会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置、会議端末装置及びプログラム - Google Patents

会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置、会議端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5212130B2
JP5212130B2 JP2009006418A JP2009006418A JP5212130B2 JP 5212130 B2 JP5212130 B2 JP 5212130B2 JP 2009006418 A JP2009006418 A JP 2009006418A JP 2009006418 A JP2009006418 A JP 2009006418A JP 5212130 B2 JP5212130 B2 JP 5212130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conference
terminal device
conference terminal
control device
port number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009006418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010166290A (ja
Inventor
聡史 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009006418A priority Critical patent/JP5212130B2/ja
Priority to PCT/JP2009/070989 priority patent/WO2010082425A1/ja
Publication of JP2010166290A publication Critical patent/JP2010166290A/ja
Priority to US13/183,499 priority patent/US8553066B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5212130B2 publication Critical patent/JP5212130B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1813Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
    • H04L12/1827Network arrangements for conference optimisation or adaptation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems
    • H04N7/152Multipoint control units therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置及び会議端末装置に関する。
近年、遠隔地に所在する者同士をインターネットなどのネットワークにより結んで会議を行う会議システムが普及してきている。
例えば、複数の会議端末装置と会議制御装置を有する会議システムが知られている(特許文献1参照)。この会議システムでは、会議端末装置と会議制御装置との間でインターネット等のIP(Internet Protocol)ネットワークを介して音声データや映像データを含む会議データを送受信し、各会議端末装置に備えられた表示部等で会議データに応じた音声や映像等を表示することで会議を行っている。
かかる会議システムにおいては、例えば、質の高いコミュニケーションをとるために、各会議端末装置の表示部等で表示する音声や画像等を高品質に保つ必要がある。そのため、会議システムでは、高品質な会議データ等を送受信するために必要な帯域幅を確保している。
特開2005−20520号公報
しかしながら、上記従来の会議システムでは、会議端末装置間における会議データの送受信を会議制御装置を経由して行っていることから、会議制御装置やその周辺でトラフィックが混雑すると、会議データの送受信に支障を来してしまう虞がある。
そこで、本発明は、会議制御装置やその周辺でネットワークの混雑が発生したときでも、会議データの送受信に及ぼす影響を抑制することができる会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置及び会議端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は 第1の会議端末装置と第2の会議端末装置との間の通信会議を制御する会議制御装置を用いて、前記会議端末装置間の通信を制御する方法において、前記第1の会議端末装置が、前記会議制御装置へ音声データ又は映像データを送信する第1ステップと、前記会議制御装置が、前記第1の会議端末装置から送信された音声データ又は映像データを前記第2の会議端末装置へ送信する第2ステップと、前記会議制御装置が、前記第2ステップが実行されているときに、前記会議制御装置と前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であるか否かを判定する第3ステップと、前記第1の会議端末装置が、前記第3ステップにおいて前記通信帯域幅が所定幅未満であると判定されると、前記第1ステップの実行を中止し、前記会議制御装置に対して、前記第2の会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する第4ステップと、前記要求パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第2の会議端末装置に対して、前記通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを送信する第5ステップと、前記通知要求パケットを受信した前記第2の会議端末装置が、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する第6ステップと、前記応答パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを送信する第7ステップと、前記要求応答パケットを受信した前記第1の会議端末装置が、前記第2の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として音声データ又は映像データを送信する第8ステップと、を有することとした。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の会議端末装置間の通信制御方法において、前記会議制御装置が、前記第8ステップが実行されているときに、前記会議制御装置と前記第1の会議端末装置及び前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅以上であるかを判定する第9ステップと、前記第1の会議端末装置は、前記第9ステップにおいて所定幅以上であると判定されると、前記第8ステップの実行を中止し、前記第1ステップを実行することとした。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の会議端末装置間の通信制御方法において、前記第4ステップは、前記要求パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記要求応答パケットを受信するまでの間の受信待機を要求する待機要求パケットを送信するステップを含むこととした。
また、請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の会議端末装置間の通信制御方法において、前記第7ステップの後に、前記第2の会議端末装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号としたパケットを送信する第10ステップを有することとした。
また、請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の会議端末装置間の通信制御方法において、前記第2の会議端末装置が、前記会議制御装置へ音声データ又は映像データを送信する第11ステップと、前記会議制御装置が、前記第2の会議端末装置から送信された音声データ又は映像データを前記第1の会議端末装置へ送信する第12ステップと、前記会議制御装置が、前記第2ステップ及び前記第12ステップが実行されているときに、前記会議制御装置と前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であるか否かを判定する第13ステップと、前記第2の会議端末装置が、前記第13ステップにおいて所定幅未満であると判定されると、前記第11ステップの実行を中止し、前記会議制御装置に対して、前記第1会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する第14ステップと、当該要求パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを送信する第15ステップと、当該通知要求パケットを受信した前記第1の会議端末装置が、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する第16ステップと、当該応答パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第2の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを送信する第17ステップと、当該要求応答パケットを受信した前記第2の会議端末装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として音声データ又は映像データを送信する第18ステップと、を有し、前記第7ステップ及び前記第17ステップの実行タイミングを一致させることとした。
また、請求項6に係る発明は、第1の会議端末装置と、第2の会議端末装置と、これらの会議端末装置間の通信会議を制御する会議制御装置とを備えた通信会議システムにおいて、前記第1の会議端末装置及び前記第2の会議端末装置は、前記会議制御装置又は他の会議端末装置と音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信手段と、前記データ送受信手段で前記会議制御装置との間で音声データ又は映像データの送受信が行われているときに、前記会議制御装置によって前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置と当該会議制御装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であると判定されると、前記会議制御装置との音声データ又は映像データの送受信を中止し、前記会議制御装置に対して、他の会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する要求パケット送信処理手段と、前記会議制御装置から他の会議端末装置との間の通信路を開設するための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを受信すると、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する応答パケット送信処理手段と、前記会議制御装置から前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを受信すると、当該応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として他の会議端末装置に対して前記データ送受信手段により音声データ又は映像データを送信するデータ送信処理手段と、をそれぞれ備え、前記会議制御装置は、前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間で音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信手段と、前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であるかどうかを判定する手段と、前記判定する手段によって前記通信帯域幅が所定幅未満であると判定された後に一の会議端末装置から前記要求パケットを受信すると、当該要求パケットに対応する他の会議端末装置に対して、前記通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを送信する通知要求パケット送信処理手段と、前記通知要求パケットを送信した前記他の会議端末装置から前記通知要求パケットに対する応答パケットを受信すると、前記一の会議端末装置に対して、当該応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを送信する要求応答パケット送信処理手段と、を備えることとした。
また、請求項7に係る発明は、第1の会議端末装置と第2の会議端末装置との間の通信会議を制御する会議制御装置において、前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間で音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信手段と、前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であるかどうかを判定する手段と、前記判定する手段によって前記通信帯域幅が所定幅未満であると判定された後に一の会議端末装置から他の会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを受信すると、前記他の会議端末装置に対して、前記通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを送信する通知要求パケット送信処理手段と、前記通知要求パケットを受信した前記他の会議端末装置から前記通信路開設用ポート番号を通知する応答パケットを受信すると、前記一の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを送信する要求応答パケット送信処理手段と、を備えることとした。
また、請求項8に係る発明は、会議制御装置によって制御される会議端末装置において、前記会議制御装置又は他の会議端末装置と音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信手段と、前記データ送受信手段で前記会議制御装置との間で音声データ又は映像データの送受信が行われているときに、前記会議制御装置によって前記会議端末装置又は前記他の会議端末装置と当該会議制御装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であると判定されると、前記会議制御装置との音声データ又は映像データの送受信を中止し、前記会議制御装置に対して、他の会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する要求パケット送信処理手段と、前記会議制御装置から他の会議端末装置との間の通信路を開設するための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを受信すると、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する応答パケット送信処理手段と、前記会議制御装置から前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを受信すると、当該応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として他の会議端末装置に対して前記データ送受信手段により音声データ又は映像データを送信するデータ送信処理手段と、を備えることとした。
また、請求項9に係る発明は、プログラムであって、会議制御装置によって制御されるコンピュータに、前記会議制御装置又は他のコンピュータと音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信ステップと、前記データ送受信ステップにより前記会議制御装置との間で音声データ又は映像データの送受信が行われているときに、前記会議制御装置によって前記コンピュータ又は前記他のコンピュータと当該会議制御装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であると判定されると、前記会議制御装置との音声データ又は映像データの送受信を中止し、前記会議制御装置に対して、他のコンピュータとの間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する要求パケット送信処理ステップ、前記会議制御装置から他のコンピュータとの間の通信路を開設するための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを受信すると、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する応答パケット送信処理ステップ、前記会議制御装置から前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを受信すると、当該応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として他のコンピュータに対して音声データ又は映像データを送信するデータ送信処理ステップと、を実行させるものとした。
本発明によれば、会議端末装置間の音声データ又は会議データの送受信を会議制御装置を介さずに行うことができることから、会議制御装置やその周辺でネットワークの混雑が発生したときに、会議データの送受信に及ぼす影響を抑制することができる。
第1実施形態に係るテレビ会議システムの構成を示す図である。 会議端末装置間の第2モードの通信制御手順の説明図である。 IF装置のNATテーブルの説明図である。 会議端末装置間の第2モードの通信制御手順の説明図である。 テレビ会議システムの第2モードの通信路の説明図である。 会議端末装置間の第1モードの通信制御手順の説明図である。 テレビ会議システムの第1モードの通信路の説明図である。 会議端末装置の構成を示す図である。 会議端末装置のメイン処理のフローチャートである。 会議端末装置の第1モード接続処理のフローチャートである。 会議端末装置の第2モード接続処理のフローチャートである。 会議制御装置の構成を示す図である。 会議制御装置のメイン処理のフローチャートである。 会議制御装置の第1モード接続処理のフローチャートである。 会議制御装置の第2モード接続処理のフローチャートである。 第2実施形態に係るテレビ会議システムにおける第2モード接続処理の手順を示す図である。 第2実施形態に係るテレビ会議システムにおける第2モード接続処理の手順を示す図である。 第3実施形態に係るテレビ会議システムにおける第2モード接続処理の手順を示す図である。 第3実施形態に係るテレビ会議システムにおける第2モード接続処理の手順を示す図である。 IF装置のNATテーブルの説明図である。 第3実施形態に係るテレビ会議システムの第1モードの通信路の説明図である。 会議端末装置間の第2モードの通信制御手順の説明図である。
以下、本発明の実施形態のいくつかを図面に基づいて説明する。なお、以下においては会議システムの一例として、音声データ及び映像データを送受信する会議端末装置を備えたテレビ会議システムについて説明するが、音声データのみを送受信する会議端末装置を備えた音声会議システムにも適用することができる。
[1.第1実施形態]
[1.1.テレビ会議システムの概要]
まず、第1実施形態に係るテレビ会議システムについて図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係るテレビ会議システムの構成を示す図である。
(会議システムの構成)
図1に示すように、本実施形態のテレビ会議システム1は、複数の拠点にそれぞれ配置された第1の会議端末装置2a、第2の会議端末装置2b及び会議制御装置3を備えており、これらはインターネットに代表されるWAN(Wide Area Network)である第1ネットワーク4を介してデータの送受信を行う。
各会議端末装置2a,2bは、それぞれLAN(Local Area Network)である第2ネットワーク6a,6bに接続されており、ファイアウォール及びネットワークアドレス変換器(以下、FW/NATとする)を含むインターフェイス(IF)装置5a,5bを介して、第1ネットワーク4に接続される。なお、以下においては、会議端末装置2a,2bのうち任意の会議端末装置を会議端末装置2と呼ぶ場合があり、IF装置5a,5bのうち任意のIF装置をIF装置5と呼ぶ場合があり、第2ネットワーク6a,6bのうち任意の第2ネットワークを第2ネットワーク6と呼ぶ場合がある。また、第1ネットワーク4及び第2ネットワーク6a,6bはIP(Internet Protocol)ネットワークとしている。
会議端末装置2は、カメラで撮像した映像のデータ(以下、映像データとする)やマイクで収集した音声のデータ(以下、音声データとする)を、会議制御装置3を介して通信相手の会議端末装置2と送受信する。これにより、このテレビ会議システム1による会議参加者は他の拠点の参加者との会議を行うことができる。なお、以下においては、映像データ及び音声データを含めて会議データと呼ぶ。
また、会議制御装置3は、呼制御や端末管理などを行うゲートキーパの機能や、FW/NATを介して接続された会議端末装置2間の映像データ及び音声データ(以下、会議データとする)の中継を行うトラバーサルサーバの機能などを備えている。なお、トラバーサルサーバの機能として、ITU−T勧告のH.460.18/19に従って会議制御装置3を介して会議データの送受信を行う第1通信モードと、会議制御装置3を介さずに会議データの送受信を行う第2通信モードとを実行可能としている。
さらに、本実施形態に係るテレビ会議システム1では、各会議端末装置2が会議制御装置3を介して互いに会議データを送受信して会議を進行中に、会議端末装置2と会議制御装置3との間の通信帯域幅が所定幅未満になると、会議データを会議端末装置2間で直接送受信するようにしている。
このようにすることで、会議端末装置2と会議制御装置3との間での通信に支障がでた場合でも、会議端末装置2間の直接通信により会議データの送受信を行うことで、テレビ会議システム1における会議品質の低下を防止することができる。
しかも、各会議端末装置2がFW/NATを有するIF装置5を介して第1ネットワーク4に接続されている場合でも、以下のように、会議端末装置2間の通信路を開設して直接通信を可能としている。
なお、会議端末装置2間の直接通信により会議データの送受信を行うようにした場合であっても、会議制御装置3と会議端末装置2との間には、通信セッションが確立しており、会議制御装置3は会議端末装置2の呼制御や通信制御が可能となっている。
(会議端末装置間の通信制御方法)
本実施形態に係るテレビ会議システム1では、会議端末装置2と会議制御装置3との間の通信帯域幅が所定幅未満になると、以下の手順に従って会議端末装置2間の通信路を確立することになる。図2及び図4は会議端末装置2a,2b間の通信制御手順の説明図、図3はIF装置5のNATテーブルの説明図、図5はテレビ会議システム1の第2モードの通信路の説明図、図6は会議端末装置2間の第1モードの通信制御手順の説明図、図7はテレビ会議システム1の第1モードの通信路の説明図である。
ここでは、第1及び第2の会議端末装置2a,2bと会議制御装置3との間の通信路が設定されている状態であるものとして、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへの会議データの送信路の帯域幅が所定未満となった場合の例について説明する。また、図面中においては、第1の会議端末装置2aを「T1」とし、第2の会議端末装置2bを「T2」とし、会議制御装置3を「TS」とすることとしている。なお、「パケット」とはIPパケットを意味するが、複数のIPパケットを含むものであってもよい。
第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへの会議データの送信路の帯域幅が所定未満となると、図2に示すように、第1の会議端末装置2aは、会議制御装置3への会議データの送信を中止し、第2の会議端末装置2bとの間の通信路の開設を要求する要求パケットとしてOLC要求(Open Logical Channel Request)パケットを会議制御装置3へ送信する(ステップS1)。ここで、「帯域幅が所定未満」とは、例えば、会議端末装置2と会議制御装置3との間で設定された通信帯域幅の50%未満の通信帯域幅になったときをいう。このとき、設定された通信帯域幅が1Mbpsのときに、実際の通信量が500kbps未満となったときに、帯域幅が所定未満になったと判定される。
第1の会議端末装置2aからOLC要求パケットを受信した会議制御装置3は、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへの通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットとしてOLC要求パケットを第2の会議端末装置2bへ送信する(ステップS2)。
会議制御装置3からOLC要求パケットを受信した第2の会議端末装置2bは、会議制御装置3に対して、OLC要求パケットを受信した旨を示すOLC応答(Open Logical Channel Response)パケットを送信する(ステップS3)。
さらに、第2の会議端末装置2bは、会議制御装置3に対して、通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットであるKeep−Aliveパケットを送信する(ステップS4)。なお、このKeep−Aliveパケットは第1の会議端末装置2aとの通信路が開設されるまで所定間隔で第2の会議端末装置2bから送信される。また、会議制御装置3は、Keep−Aliveパケットの送信元IPアドレス及び送信元ポート番号から、第2の会議端末装置2bの第1ネットワーク4側のIPアドレス及び送信元ポート番号に対応するIF装置の第1ネットワーク4側のIPアドレス及び送信元ポート番号を検出する。
このKeep−Aliveパケットにより、第2の会議端末装置2b側にあるIF装置5bのFW/NATでは、第2の会議端末装置2bの第2ネットワーク6b側のIPアドレス及びポート番号が第1ネットワーク4側のIPアドレス及びポート番号に関連付けられる。
例えば、第2の会議端末装置2bの第2ネットワーク6b側のIPアドレスが「b.b.b.b」、通信路開設用ポート番号が「3230」としたときのKeep−Aliveパケットにより、IF装置5bの第1ネットワーク4側のIPアドレスとして「a.a.a.a」、ポート番号「5678」が割り当てられてIF装置5から第1の会議端末装置2aへ送信されたとする。このときIF装置5bには図3に示すようなNATテーブルが設定される。
Keep−Aliveパケットを第2の会議端末装置2bから受信した会議制御装置3は、このKeep−Aliveパケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットであるOLC応答パケットを第1の会議端末装置2aへ送信する(ステップS5)。
会議制御装置3からOLC応答パケットを受信した第1の会議端末装置2aは、第2の会議端末装置2bに対して、このOLC応答パケットに含まれるKeep−Aliveパケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として会議データの送信を開始する(ステップS6)。
このとき、第2の会議端末装置2b側にあるIF装置5bのFW/NATでは、上述のように第2の会議端末装置2bの第2ネットワーク6b側のIPアドレス及びポート番号が第1ネットワーク4側のIPアドレス及びポート番号に関連付けられている。従って、第1の会議端末装置2aから送信される会議データは、第2の会議端末装置2b側のFW/NATを通過して、第2の会議端末装置2bで受信されることになる。これにより、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへの会議データの通信路が開設され、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへ会議データを第1ネットワーク4を介して直接送信することが可能となる。
例えば、IF装置5bに図3に示すようなNATテーブルが設定されているときに、宛先IPアドレスを「a.a.a.a」、宛先ポート番号を「5678」とした会議データを第1の会議端末装置2aからIF装置5bへ送信する。このとき、IF装置5bは設定しているNATテーブルに基づいて、会議データの宛先IPアドレスを「b.b.b.b」に、宛先ポート番号を「3230」にそれぞれ変換して、第2ネットワーク6bへ出力する。これにより、会議データは第2の会議端末装置2bに到達することになる。
なお、上述においては、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへの会議データの送信路の通信帯域幅が所定未満となると、第1の会議端末装置2aは、会議制御装置3への会議データの送信を中止するようにしたが、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへの会議データの通信路を開設した後に、会議制御装置3への会議データの送信を中止し、第2の会議端末装置2bへの会議データの送信を行うようにしてもよい。このようにすることで、通信路の切り替えの際の会議データの中断時間を短縮することができ、通信路のより適切な切り替えが可能となる。
また、ここでは第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへの会議データの通信路を開設する手順について説明したが、第2の会議端末装置2bから第1の会議端末装置2aへの会議データの通信路も図4に示すように、同様の手順(ステップS11〜S16)で開設される。
このように、ステップS1〜S6,S11〜S16の手順を実行することにより、図5に示すように、第1の会議端末装置2aと第2の会議端末装置2bとの間で直接会議データの送受信が行われる。一方、呼制御や他の通信制御は、上記手順を実行する前と同様に会議制御装置3を介して行われることになる。
さらに、会議制御装置3によって、当該会議制御装置3から第1の会議端末装置2aと第2の会議端末装置2bへのOLC応答パケットの送信タイミング、すなわちステップS5及びステップS15の実行タイミングを一致させることによって、第1の会議端末装置2aと第1の会議端末装置2aとの間の通信路を双方向で同時に開設することができる。その結果、第1及び第2の会議端末装置2aでは、会議データの送受信処理の開始タイミングを合わせることができ、処理が複雑にならない。
また、ステップS6及びステップS16の処理が実行されて、第1の会議端末装置2aと第2の会議端末装置2bとが会議制御装置3を介さずに会議データを送受信しているときに、会議制御装置3は、以下の処理を行うようにしている。
会議制御装置3は、各会議端末装置2a,2bとの間の通信帯域幅がそれぞれ所定幅以上に確保できるか否かを判定する。通信帯域幅が所定幅以上に確保できるか否かは、会議制御装置3から各会議端末装置2a,2bへ定期的にテストデータを送信し、そのテストデータの通信レート(単位時間当たりの通信量)から通信帯域幅を求めることによって行われる。
この通信帯域幅が所定幅以上に確保できると判定すると、会議制御装置3は、第1の会議端末装置2a及び第2の会議端末装置2bに対して、会議制御装置3を介して第1の会議端末装置2aと第2の会議端末装置2bとの間の通信路を開設する処理を行うように要求し、通信路の開設が行われる。
会議制御装置3を介した通信路の開設処理は、ITU―T勧告のH.460.18/19に規定する手順で行うようにしており、具体的には以下のように行われる。なお、ここでは、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bへの会議データの送信に用いられる通信路の開設について説明する。
図6(a)に示すように、第1の会議端末装置2aは、会議制御装置3に対して、通信相手である第2の会議端末装置2bとの間の通信路の開設を要求する要求パケットとしてOLC要求パケットを送信する(ステップS21)。
第1の会議端末装置2aからOLC要求パケットを受信した会議制御装置3は、第1の会議端末装置2aに対して、この第1の会議端末装置2aからの会議データを受信するための通信路開設用ポート番号として自装置の宛先ポート番号の情報を含むOLC応答パケットを送信する(ステップS22)。
また、会議制御装置3からOLC応答パケットを受信した第1の会議端末装置2aは、OLC応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として会議データを送信する(ステップS26)。
また、第1の会議端末装置2aからOLC要求パケットを受信した会議制御装置3は、第2の会議端末装置2bに対して、通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットとしてOLC要求パケットを第2の会議端末装置2bへ送信する(ステップS23)。この通信路開設用ポート番号は、会議制御装置3から第2の会議端末装置2bへの通信路の開設を行うための第2の会議端末装置2bのポート番号である。
会議制御装置3からOLC要求パケットを受信した第2の会議端末装置2bは、会議制御装置3に対して、OLC要求パケットを受信した旨を示すOLC応答パケットを送信する(ステップS24)。
さらに、第2の会議端末装置2bは、会議制御装置3に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットであるKeep−Aliveパケットを送信する(ステップS25)。
このKeep−Aliveパケットにより、第2の会議端末装置2b側のFW/NATでは、第2の会議端末装置2bの第2ネットワーク6b側のIPアドレス及びポート番号が第1ネットワーク4側のIPアドレス及びポート番号と関連付けられる(図3参照)。
Keep−Aliveを第2の会議端末装置2bから受信した会議制御装置3は、第2の会議端末装置2bに対して、Keep−Aliveパケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として会議データの送信を開始する(ステップS27)。
このとき、第2の会議端末装置2b側のFW/NATでは、上述のように第2の会議端末装置2bの第2ネットワーク6b側のIPアドレス及びポート番号と第1ネットワーク4側のIPアドレス及びポート番号が関連付けられている。従って、会議制御装置3から送信される会議データは、第2の会議端末装置2b側のFW/NATを通過して、第2の会議端末装置2bで受信されることになる。
また、第2の会議端末装置2bから第1の会議端末装置2aへの会議データの送信に用いられる通信路の開設も図6(b)に示すステップS21’〜S27’のように、同様の手順で行われる。
このようにステップS21〜S27,S21’〜S27’の手順を実行することにより、図7に示すように、会議データの送受信、呼制御及び他の通信制御は、会議制御装置3を介して行われることになる。
なお、上述のステップS1〜S6は、ステップS21,S23〜S25,S22の処理と一部のパケットの送信タイミング及びフィールドの内容が異なるのみであることから、ITU−T規格のH460.18/19に準じた処理の一部を変更するだけで容易にステップS1〜S6の処理を実行することが可能となる。
[1.2.会議端末装置2の具体的構成及び動作の説明]
以下、図面を参照して、上述した会議端末装置2の具体的構成及び動作の一例について説明する。
(会議端末装置2の構成について)
まず、会議端末装置2の構成について説明する。図8は、本実施形態の会議端末装置2の構成を示す図である。
会議端末装置2は、専用のコンピュータの他、一般のパーソナルコンピュータを適用可能であり、図8に示すように、制御部101と、各種の設定値、デフォルト値などを記憶する記憶部102と、第2ネットワーク6を介して、会議制御装置3及び他の会議端末装置2と会議データ及び制御データを送受信するためのデータ送受信手段として機能する通信部103と、通信部103を介して受信した会議データを順次デコードするデコーダ部104と、このデコーダ部104によってデコードされた会議データのうち映像データを後述の表示部106で表示可能な情報に変換処理する映像処理部105と、この映像処理部105からの出力に基づいて映像を表示する液晶表示装置(LCD)などの表示部106と、デコーダ部104によってデコードされた会議データのうち音声データを後述のスピーカ108で音波として出力可能な情報に変換処理する音声処理部107と、この音声処理部107からの出力に基づいて音波を出力するスピーカ108と、マウス及びキーボードなどからなる入力部109とを備えている。なお、制御部101、記憶部102、通信部103、デコーダ部104は、システムバス110を介して相互に接続されている。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)及びRAM(Random Access Memory)から構成される。この不揮発性メモリには、会議制御装置3や他の会議端末装置2と接続して、会議データや制御データを送受信するための情報処理プログラムが格納されており、CPUは不揮発性メモリに記憶されている情報処理プログラムを読み出して実行することによって、要求パケット送信処理手段、応答パケット送信処理手段、データ送信処理手段等として機能する。
要求パケット送信処理手段は、例えば、会議制御装置3に対して、他の会議端末装置2との間の通信路の開設を要求するOLC要求パケットを通信部103を介して送信する。この要求パケット送信処理手段は、例えば、会議制御装置3との間で会議データの送受信が通信部103により行われているときに、会議制御装置3との間の通信帯域幅が所定幅未満になると、会議制御装置3との会議データの送受信を中止し、通知要求パケットであるOLC要求パケットの送信を行う。
応答パケット送信処理手段は、例えば、会議制御装置3から他の会議端末装置2との間の通信路を開設するための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットであるOLC要求パケットを通信部103を介して受信すると、会議制御装置3に対して、通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットであるKeep−Aliveパケットを送信する。この通信路開設用ポート番号は、他の会議端末装置2から会議データを受信するためのポートの番号である。
データ送信処理手段は、例えば、OLC要求パケットに対する要求応答パケットであるOLC応答パケットを会議制御装置3から通信部103を介して受信すると、他の会議端末装置2に対して、通信部103によりこのOLC応答パケットに含まれるKeep−Aliveパケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として会議データの送信を開始し、順次パケット化された会議データの送信を行う。
なお、この情報処理プログラムは、例えば、第1ネットワーク4に接続された会議制御装置3や他のサーバ装置から、通信部103を介して、制御部101の不揮発性メモリにダウンロードされるようにしてもよく、又CD−R、DVD―R等の記録媒体に記録されてから図示しない記録媒体ドライブを介して、制御部101の不揮発性メモリに読み込まれるようにしてもよい。
(会議端末装置2の動作について)
以上のように構成された会議端末装置2の動作を具体的に説明する。なお、以下の各処理は、会議端末装置2の制御部101が上述した各手段等として機能することによって実行されるものである。図9は本実施形態における会議端末装置2のメイン処理のフローチャートである。
図9に示すように、会議端末装置2においてメイン電源スイッチ(図示せず)がONにされたときやリセットスイッチ(図示せず)が操作されたとき、制御部101のCPUは、初期化動作として、記憶部102のアクセス許可、内部メモリの作業領域確保等の初期設定動作を実行し、不揮発性メモリに記憶した情報処理プログラムを読み出して、制御部101としての基本機能を動作状態にして(ステップS30)、ステップS31に処理を移行する。
ステップS31の処理において、制御部101は、会議開始指示があるか否かを判定する。例えば、入力部109へ所定の操作が行われたときに会議開始指示が合ったと判定する。
会議開始指示があると判定したとき(ステップS31:YES)、制御部101は、会議制御装置3と通信部103との間で通信セッションを確立し、制御用通信路を開設する(ステップS32)。この制御用通信路により会議端末装置2は会議制御装置3との制御データの送受信を行うことが可能となる。
次に、制御部101は、第1モード接続処理を実行する(ステップS33)。この第1モード接続処理は、図10に示すステップS40〜S48の処理であり、後で詳述する。
一方、ステップS31において、会議開始指示がない判定したとき(ステップS31:NO)、制御部101は、制御用通信路を介して会議制御装置3から第1モード移行要求があったか否かを判定する(ステップS34)。
この処理において、制御部101は、第1モード移行要求があったと判定すると(ステップS34:YES)、ステップS33の処理に移行し、第1モード移行要求がないと判定すると(ステップS34:NO)、ステップS35へ移行する。
ステップS35の処理において、制御用通信路を介して会議制御装置3から第2モード移行要求があったか否かを判定する。第2モード移行要求があったと判定すると(ステップS35:YES)、ステップS36の処理に移行して、第2モード接続処理を実行する。この第2モード接続処理は、図11に示すステップS50〜S58の処理であり、後で詳述する。
ステップS33、S36の処理が終了したとき、或はステップS35において第2モード移行要求がない判定したとき(ステップS35:NO)、制御部101は、処理をステップS37へ移行して、終了指示有りか否かを判定する(ステップS37)。そして、制御部101は、終了指示有りと判定すると(ステップS37:YES)、メイン処理を終了し、一方、終了指示無しと判定すると(ステップS37:NO)、ステップS31に処理を戻す。
次に、ステップS33の第1モード接続処理について図10を参照して説明する。図10は会議端末装置の第1モード接続処理のフローチャートである。
第1モード接続処理を開始すると、制御部101は、会議制御装置3へOLC要求パケットを通信部103から送信する(ステップS40)。このOLC要求パケットは、ステップS31で指定した他の会議端末装置2の呼び出しを会議制御装置3へ要求する制御パケットである。
次に、制御部101は、会議制御装置3からOLC応答パケットを通信部103で受信したか否かを判定する(ステップS41)。このOLC応答パケットは、ステップS40で送信したOLC要求パケットに対する応答であり、会議制御装置3へ会議データを送信するためのポート番号の情報を含むものである。
このOLC応答パケットを受信したと判定すると(ステップS41:YES)、制御部101は、OLC応答パケットに含まれるKeep−Aliveパケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として通信部103から会議制御装置3に対して会議データの送信を開始する(ステップS42)。
一方、OLC応答パケットを受信してないと判定すると(ステップS41:NO)、制御部101は、会議制御装置3からOLC要求パケットを通信部103で受信したか否かを判定する(ステップS43)。このOLC要求パケットは、会議制御装置3との間の通信路の開設を要求するものであり、所定フィールドに会議データの送信元の相手側の会議端末装置2の情報(IPアドレスやポート番号など)を含んでいる。
このOLC要求パケットを受信したと判定したとき(ステップS43:YES)、制御部101は、会議制御装置3へOLC応答パケットを送信する(ステップS44)。このOLC応答パケットは、会議制御装置3との間の通信路の開設を承諾するときに送信されるものである。このOLC応答パケットを送信すると、制御部101は、次に、会議制御装置3へ通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットであるKeep−Aliveパケットを送信する(ステップS45)。
ステップS43において、OLC要求パケットを受信していないと判定したとき(ステップS43:NO)、制御部101は、会議制御装置3から会議データが送信されているか否かを判定する(ステップS46)。この処理において、会議制御装置3から会議データが送信されていると判定すると、会議データの受信を開始する(ステップS47)。これによりテレビ会議システム1に係る会議端末装置2は、第1モードでの通信を行うことになる。
ステップS42、S45,S47の処理が終了したとき、又はステップS46において会議制御装置3から会議データが送信されていないと判定したとき(ステップS46:NO)、制御部101は、第1モード処理の全ての処理が終了したか否かを判定する(ステップS48)。例えば、図7に示す第1の会議端末装置2aの場合、上述したステップS21,S22,S23’,S24’,S25’,S26,S27’の処理の処理が終了したとき、第1モード処理の全ての処理が終了したと判定する。制御部101は、第1モード処理の全ての処理が終了したと判定すると(ステップS48:YES)、制御部101は、第1モード接続処理を終了し、一方で第1モード処理の全ての処理が終了していないと判定すると(ステップS48:NO)、ステップS41に処理を戻す。
次に、ステップS36の第2モード接続処理について図11を参照して説明する。図11は会議端末装置の第2モード接続処理のフローチャートである。
第2モード接続処理を開始すると、制御部101は、会議制御装置3へOLC要求パケットを通信部103から送信する(ステップS50)。このOLC要求パケットは、ステップS31で指定した他の会議端末装置2の呼び出しを会議制御装置3へ要求する制御パケットである。例えば、第1の会議端末装置2aが第2の会議端末装置2bを呼び出す。
次に、制御部101は、会議制御装置3からOLC応答パケットを通信部103で受信したか否かを判定する(ステップS51)。このOLC応答パケットは、ステップS50で送信したOLC要求パケットに対する応答である。
このOLC応答パケットを受信したと判定すると(ステップS51:YES)、制御部101は、このOLC応答パケットに含まれるKeep−Aliveパケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として通信部103から会議データの送信を開始する(ステップS52)。なお、このOLC応答パケットには、会議データの送信先となる他の会議端末装置2の第1ネットワーク4側のIPアドレスに対応するIF装置の第1ネットワーク4側のIPアドレスの情報も含まれ、このIPアドレスを宛先IPアドレスとして会議データを送信することになる。これにより、ある会議端末装置2から他の会議端末装置2への会議データの送信が開始され、順次会議データの送信が行われることになる。
一方、OLC応答パケットを受信してないと判定すると(ステップS51:NO)、制御部101は、会議制御装置3からOLC要求パケットを通信部103で受信したか否かを判定する(ステップS53)。
このOLC要求パケットを受信したと判定したとき(ステップS53:YES)、制御部101は、会議制御装置3へOLC応答パケットを通信部103から送信する(ステップS54)。このOLC応答パケットは、相手側の会議端末装置2との間の通信路の開設を承諾するときに送信されるものである。このOLC応答パケットを送信すると、制御部101は、次に、会議制御装置3へ通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットであるKeep−Aliveパケットを通信部103から送信する(ステップS55)。
ステップS53において、OLC要求パケットを受信していないと判定したとき(ステップS53:NO)、制御部101は、ステップS50で会議制御装置3へ呼び出しを依頼した相手側の会議端末装置2から会議データが通信部103へ送信されているか否かを判定する(ステップS56)。この処理において、会議制御装置3から会議データが送信されていると判定すると(ステップS56:YES)、会議データの受信を通信部103で開始する(ステップS57)。これによりテレビ会議システム1に係る会議端末装置2は、第2モードでの通信を行うことになる。
ステップS52、S55,S57の処理が終了したとき、又はステップS56において会議制御装置3から会議データが送信されていないと判定したとき(ステップS56:NO)、制御部101は、第2モード処理の全ての処理が終了したか否かを判定する(ステップS58)。例えば、図5に示す第1の会議端末装置2aの場合、上述したステップS1,S5,S6,S12,S13,S14の処理が終了したとき、第2モード接続処理の全ての処理が終了したと判定する。制御部101は、第2モード接続処理の全ての処理が終了したと判定すると(ステップS58:YES)、制御部101は、第2モード接続処理を終了し、一方、第2モード処理の全ての処理が終了していないと判定すると(ステップS58:NO)、ステップS51に処理を移行して上記処理を繰り返す。
[1.3.会議制御装置3の具体的構成及び動作の説明]
以下、図面を参照して、上述した会議制御装置3の具体的構成及び動作の一例について説明する。
(会議制御装置3の構成について)
まず、会議制御装置3の構成について説明する。図12は、本実施形態の会議制御装置3の構成を示す図である。
会議制御装置3は、一般のサーバコンピュータを適用可能であり、図12に示すように、会議制御装置3全体を制御する制御部201と、各種の設定値、デフォルト値などを記憶する書き換え可能な記憶部202と、第1ネットワーク4を介して会議端末装置2と通信するためのデータ送受信手段等として機能する通信部203とを備えており、これらはシステムバス210を介して相互に接続されている。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)、内部メモリなどから構成される。この内部メモリには、会議端末装置2との間で各種パケットを送受信するための情報処理プログラムが格納されており、CPUは内部メモリに記憶されている情報処理プログラムを読み出して実行することによって、通知要求パケット送信処理手段、要求応答パケット送信処理手段等として機能する。
通知要求パケット送信処理手段は、例えば、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bとの間の通信路の開設を要求する要求パケットであるOLC要求パケットを受信すると、第2の会議端末装置2bに対して、通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットであるOLC要求パケットを送信する。
要求応答パケット送信処理手段は、OLC要求パケットを受信した会議端末装置2から送信されるKeep−Aliveパケットを受信すると、他の会議端末装置2に対して、このKeep−Aliveパケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットであるOLC応答パケットを送信する。
なお、この情報処理プログラムは、例えば、第1ネットワーク4に接続された他のサーバから、通信部203を介して、制御部201の内部メモリにダウンロードされるようにしてもよく、又CD−ROM等の記録媒体に記録されてから図示しない記録媒体ドライブを介して、制御部201の内部メモリに読み込まれるようにしてもよい。
(会議制御装置3の動作について)
以上のように構成された会議制御装置3の動作を具体的に説明する。なお、以下の各処理は、会議制御装置3の制御部201が上述した各手段等として機能することによって実行されるものである。図13は本実施形態における会議制御装置3のメイン処理のフローチャートである。
図13に示すように、会議制御装置3においてメイン電源スイッチ(図示せず)がONにされたときやリセットスイッチ(図示せず)が操作されたとき、制御部201のCPUは、初期化動作として、記憶部202のアクセス許可、内部メモリの作業領域確保等の初期設定動作を実行し、不揮発性メモリに記憶した情報処理プログラムを読み出して、制御部201としての基本機能を動作状態にして(ステップS60)、ステップS61に処理を移行する。
ステップS61の処理において、制御部201は、会議端末装置2から他の会議端末装置2の呼び出し要求があるか否かを判定する。例えば、第1の会議端末装置2aから第2の会議端末装置2bの呼び出し要求メッセージを通信部203で受信したときに、他の会議端末装置2の呼び出し要求があったと判定する。
他の会議端末装置2の呼び出し要求があったと判定すると(ステップS61:YES)、制御部201は、第1モード接続処理を行う(ステップS62)。この第1モード接続処理は、図14に示すステップS70〜S79の処理であり、後で詳述する。
一方、他の会議端末装置2の呼び出し要求がないと判定すると(ステップS61:NO)、制御部201は、各会議端末装置2の現在のモードが第2モードか否かを判定する(ステップS63)。この処理において、第2モードであると判定すると(ステップS63:YES)、制御部201は、会議端末装置2との間の通信帯域幅が所定幅α以上確保できるか否かを判定する(ステップS64)。通信帯域幅が所定幅α以上に確保できるか否かは、会議制御装置3から各第1の会議端末装置2a,2bへ定期的にテストデータを通信部203から送信し、そのテストデータの通信レートから通信帯域幅を求めることによって行われる。
ステップS64において、通信帯域幅が所定幅α以上確保できると判定すると(ステップS64:YES)、制御部201は、第1モード接続処理を実行して、会議データを会議制御装置3経由で送受信させるためにステップS62の第1モード接続処理を行う。
ステップS63において、各会議端末装置2の現在のモードが第2モードではなく、第1モードであると判定すると(ステップS63:NO)、制御部201は、会議端末装置2との間の通信帯域幅が所定幅α未満であるか否かを判定する(ステップS65)。この処理において、通信帯域幅が所定幅α未満であると判定すると(ステップS65:YES)、制御部201は、第2モード接続処理を実行する(ステップS66)。この第2モード接続処理は、図15に示すステップS80〜S86の処理であり、後で詳述する。
ステップS62、S66の処理が終了したとき、又はステップS64において通信帯域幅が所定幅α以上確保できないと判定したとき(ステップS64:NO)、ステップS65において通信帯域幅が所定幅α未満ではないと判定したとき(ステップS65:NO)、制御部201は、終了指示有りか否かを判定する(ステップS67)。そして、制御部201は、終了指示有りと判定すると(ステップS67:YES)、メイン処理を終了し、一方、終了指示無しと判定すると(ステップS67:NO)、ステップS61に処理を戻す。
次に、ステップS62の第1モード接続処理について図14を参照して説明する。図14は会議制御装置3の第1モード接続処理のフローチャートである。
第1モード接続処理を開始すると、制御部201は、会議端末装置2からOLC要求パケットを通信部203で受信したか否かを判定する(ステップS70)。OLC要求パケットを受信したと判定すると(ステップS70:YES)、制御部201は、OLC要求パケットに含まれる呼び出し相手の会議端末装置2に対して、OLC要求パケットを通信部203から送信し(ステップS71)、さらに、OLC要求パケットを送信した会議端末装置2に対してOLC応答パケットを通信部203から送信する(ステップS72)。
ステップS70においてOLC要求パケットを受信していないと判定すると(ステップS70:NO)、制御部201は、会議端末装置2からOLC応答パケットを通信部203で受信したか否かを判定する(ステップS73)。OLC応答パケットを受信したと判定すると(ステップS73:YES)、制御部201は、OLC応答パケットを送信した会議端末装置2からKeep−Aliveパケットが送信されるのを待つ(ステップS74)。
ステップS73においてOLC応答パケットを受信していないと判定すると(ステップS73:NO)、制御部201は、会議端末装置2からKeep−Aliveパケットを通信部203で受信したか否かを判定する(ステップS75)。Keep−Aliveパケットを受信したと判定すると(ステップS75:YES)、制御部201は、Keep−Aliveパケットを送信した会議端末装置2への会議データの送信を準備する(ステップS76)。なお、このとき、すでに相手側の会議端末装置2から会議データを受信しているときには、Keep−Aliveパケットを送信した会議端末装置2への会議データの送信を開始する。
Keep−Aliveパケットを受信していないと判定すると(ステップS75:NO)、制御部201は、会議端末装置2から会議データが通信部203へ送信されてきたか否かを判定する(ステップS77)。会議データが送信されてきたと判定すると(ステップS77:YES)、制御部201は、相手側の会議端末装置2へ受信した会議データの送信を開始する(ステップS78)。なお、会議データが送信されてきたときにまだ相手側の会議端末装置2からKeep−Aliveパケットを通信部203で受信していないときには、このKeep−Aliveパケットが受信された時点で、会議データの送信を開始する。
ステップS72,S74、S76,S78の処理が終了したとき、又はステップS77において会議端末装置2から会議データが送信されていないと判定したとき(ステップS77:NO)、制御部201は、第1モード接続処理の全ての処理が終了したか否かを判定する(ステップS79)。すなわち、各会議端末装置2が会議制御装置3を介して会議データを送受信する状態になったときに、第1モード接続処理の全てが終了したと判定する。制御部201は、第1モード接続処理の全ての処理が終了していないと判定すると(ステップS79:NO)、処理をステップS70に戻し、第1モード接続処理の全ての処理が終了したと判定すると(ステップS79:YES)、第1モード接続処理を終了する。
次に、ステップS66の第2モード接続処理について図15を参照して説明する。図15は会議制御装置3の第2モード接続処理のフローチャートである。
第2モード接続処理を開始すると、制御部201は、会議端末装置2からOLC要求パケットを通信部203で受信したか否かを判定する(ステップS80)。OLC要求パケットを受信したと判定すると(ステップS80:YES)、制御部201は、OLC要求パケットに含まれる呼び出し相手の会議端末装置2に対して、OLC要求パケットを通信部203から送信する(ステップS81)。
ステップS80においてOLC要求パケットを通信部203で受信していないと判定すると(ステップS80:NO)、制御部201は、会議端末装置2からOLC応答パケットを受信したか否かを判定する(ステップS82)。OLC応答パケットを受信したと判定すると(ステップS82:YES)、制御部201は、OLC応答パケットを送信した会議端末装置2からKeep−Aliveパケットが送信されるのを待つ(ステップS83)。
ステップS82においてOLC応答パケットを受信していないと判定すると(ステップS82:NO)、制御部201は、会議端末装置2からKeep−Aliveパケットを通信部203で受信したか否かを判定する(ステップS84)。Keep−Aliveパケットを受信したと判定すると(ステップS84:YES)、制御部201は、相手側の会議端末装置2へOLC応答パケットを通信部203から送信する(ステップS85)。なお、会議制御装置3は、Keep−Aliveパケットの送信元IPアドレス及び送信元ポート番号から、相手側の会議端末装置2の第1ネットワーク4側のIPアドレスに対応するIF装置の第1ネットワーク4側のIPアドレス及び送信元ポート番号を検出し、OLC応答パケットにその情報を含めて相手側の会議端末装置2へ送信する。
ステップS81,S83、S85の処理が終了したとき、又はステップS84において、Keep−Aliveパケットを受信していないと判定したとき(ステップS84:NO)、制御部201は、第2モード接続処理の全ての処理が終了したか否かを判定する(ステップS86)。すなわち、各会議端末装置2が会議制御装置3を介さずに直接会議データを送受信する状態になったときに、第2モード接続処理の全てが終了したと判定する。制御部201は、第2モード接続処理の全ての処理が終了していないと判定すると(ステップS86:NO)、処理をステップS80に戻し、第2モード接続処理の全ての処理が終了したと判定すると(ステップS86:YES)、第2モード接続処理を終了する。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るテレビ会議システムについて説明する。この第2実施形態に係るテレビ会議システムは、要求パケットを送信した会議端末装置2に対する要求応答パケットの送信が遅延した場合に対応することができるようにしている点で、第1実施形態とは異なる。以下においては、第1実施形態と異なる点のみを説明することとする。
図16及び図17は第2実施形態に係るテレビ会議システム10における第2モード接続処理の手順を示す図である。この図16のステップS101,S102,S104〜S107は、図2に示すステップS1〜S6の処理と同様である。
図16及び図17に示すように、第2実施形態に係るテレビ会議システム10では、会議端末装置2からOLC要求パケットを会議制御装置3が通信部203で受信したとき(ステップS101)、OLC要求パケットを送信した会議端末装置2に対して、OLC応答パケットを受信するまで待機を要求する待機要求パケットを通信部203から送信する(ステップS103)。この待機要求パケットを受信した会議端末装置2は、会議制御装置3からOLC応答パケットを通信部203で受信するまで待つことになる。なお、待機要求パケットはOLC応答パケットを通信部203から送信するまで会議制御装置3が定期的に送信し、会議端末装置2は待機要求パケットを通信部203で受信する毎に一定期間OLC応答パケットを待機することになる。
なお、このとき、制御部201は、要求パケットを受信した会議制御装置3から会議端末装置に対して、要求応答パケットを受信するまで待機を要求する待機要求パケットを通信部203から送信する待機要求パケット送信手段として機能する。
このように、第2実施形態に係るテレビ会議システム10では、会議制御装置3が要求パケットを送信した会議端末装置2に対して、OLC応答パケットを受信するまで待機を要求する待機要求パケットを送信する。その結果、会議端末装置2がOLC要求パケットを送信してからOLC応答パケットを受信するまでの期間が長くなったときでも、OLC要求パケットを送信した会議端末装置2と会議制御装置3との間の通信が切断されることなく、トラフィックが混雑した場合であっても第2モード接続処理を行うことが可能となる。
[3.第3実施形態]
次に、第3実施形態に係るテレビ会議システムについて説明する。この第3実施形態に係るテレビ会議システムは、OLC要求パケットを受信した会議端末装置2からKeep−Aliveパケットを通信相手の会議端末装置2に直接送信するようにしている点で異なる。以下においては、第1実施形態と異なる点のみを説明することとする。なお、第2実施形態のように待機要求パケットを送信するようにしてもよい。
図18及び図19は第3実施形態に係るテレビ会議システム20における第2モード接続処理の手順を示す図である。
図18及び図19に示すように、第3実施形態に係るテレビ会議システム20では、第2の会議端末装置2bとの間の通信路の開設を要求するOLC要求パケットを第1の会議端末装置2aから会議制御装置3へ送信する(ステップS201)。
OLC要求パケットを受信した会議制御装置3は、当該OLC要求パケットの送信元IPアドレス及び送信元ポート番号(IF装置5aで変換された第1ネットワーク4側のIPアドレス及びポート番号)の情報を含むOLC要求パケットを第2の会議端末装置2bへ送信する(ステップS202)。
OLC要求パケットを受信した第2の会議端末装置2bは、OLC応答パケットを会議制御装置3へ送信し(ステップS203)、さらに、Keep−Aliveパケットを会議制御装置3へ送信する(ステップS204)と共に、Keep−Aliveパケットを第1の会議端末装置2aへ送信するようにしている(ステップS206)。ここで、第1の会議端末装置2aへ送信するKeep−Aliveパケットは、会議制御装置3から送信されたOLC要求パケットに含まれる上記送信元IPアドレス及び送信元ポート番号を宛先IPアドレス及び宛先ポート番号とし、さらに通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号としている。
このステップS206で第1の会議端末装置2aへ送信したKeep−Aliveパケットにより、上述の実施形態と同様に、第2の会議端末装置2b側のIF装置5bのFW/NATでは、第2の会議端末装置2bの第2ネットワーク6b側のIPアドレス及びポート番号がFW/NATの第1ネットワーク4側のIPアドレス及びポート番号に関連付けられる。
このように第3実施形態に係るテレビ会議システム20では、OLC要求パケットを受信した会議端末装置2からKeep−Aliveパケットを通信相手の会議端末装置2に直接送信するようにしている。
従って、例えば、IF装置5のNAT機能がRestricted Cone NATであるときにでも、図20に示すように、IF装置5で通信相手の会議端末装置2の第1ネットワーク4側のIPアドレスを登録でき、会議端末装置2aから送信される会議データをIF装置5を介して他の会議端末装置2へ送信することができる。
すなわち、IF装置5がRestricted Cone NATの機能を有するとき、このIF装置5内の第2ネットワーク6にある会議端末装置2からKeep−Aliveパケットを会議制御装置3へ送信すると、会議制御装置3のIPアドレスがIF装置5のNATテーブルに登録されることになり、会議制御装置3以外からのアクセスを受け付けない。
一方、第3実施形態に係る会議端末装置2は、Keep−Aliveパケットを通信相手の会議端末装置2へ送信するので、IF装置5のNATテーブルに通信相手の会議端末装置2のIPアドレスが登録されることになり、相手の会議端末装置2からのアクセスを受付可能となる。
[4.その他の実施形態]
上述の実施形態では、2つの会議端末装置2間での会議データの送受信について説明したが、図21に示すような3つ以上の会議端末装置2間での会議データの送受信についても同様に行うことができる。
例えば、図21に示すように、3つの会議端末装置2a,2b,2c間での直接の会議データの送受信を行う場合、例えば、一つの会議端末装置2aから会議制御装置3に対して、会議端末装置2b,2cの呼び出しを要求するためにOLC要求パケットを送信する(ステップS301)。会議制御装置3は、会議端末装置2b,2cに対してOLC要求パケットを送信してこれらの会議端末装置2b,2cを呼び出す(ステップS302)。会議端末装置2b,2cはそれぞれ通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号としたKeep−Aliveパケットを会議制御装置3へ送信し(ステップS303)、会議制御装置3が各会議端末装置2b,2cから送信されたKeep−Aliveパケットの送信元ポート番号の情報を含むOLC応答パケットを会議端末装置2aに通知する(ステップS304)。会議端末装置2aは、OLC応答パケットに含まれるKeep−Aliveパケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として各会議端末装置2b,2cへ会議データを送信する(ステップS305)。
以上、本発明の実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
たとえば、ステップS4,S105,S204のKeep−Aliveパケットには、当該パケットの送信元ポート番号を通信路開設用ポート番号とし、会議制御装置3は、このKeep−Aliveの送信元ポート番号の情報をOLC応答パケットの所定フィールドに格納して第1の会議端末装置2aへ通知しているが、第2の会議端末装置2bからのOLC応答パケット(ステップS3,S104,S203)の送信元ポート番号を通信路開設用ポート番号としてもよい。
1 テレビ会議システム
2 会議端末装置
3 会議制御装置
4 第1ネットワーク
5a,5b IF装置
6a、6b 第2ネットワーク

Claims (9)

  1. 第1の会議端末装置と第2の会議端末装置との間の通信会議を制御する会議制御装置を用いて、前記会議端末装置間の通信を制御する方法において、
    前記第1の会議端末装置が、前記会議制御装置へ音声データ又は映像データを送信する第1ステップと、
    前記会議制御装置が、前記第1の会議端末装置から送信された音声データ又は映像データを前記第2の会議端末装置へ送信する第2ステップと、
    前記会議制御装置が、前記第2ステップが実行されているときに、前記会議制御装置と前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であるか否かを判定する第3ステップと、
    前記第1の会議端末装置が、前記第3ステップにおいて前記通信帯域幅が所定幅未満であると判定されると、前記第1ステップの実行を中止し、前記会議制御装置に対して、前記第2の会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する第4ステップと、
    前記要求パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第2の会議端末装置に対して、前記通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを送信する第5ステップと、
    前記通知要求パケットを受信した前記第2の会議端末装置が、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する第6ステップと、
    前記応答パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを送信する第7ステップと、
    前記要求応答パケットを受信した前記第1の会議端末装置が、前記第2の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として音声データ又は映像データを送信する第8ステップと、を有することを特徴とする会議端末装置間の通信制御方法。
  2. 前記会議制御装置が、前記第8ステップが実行されているときに、前記会議制御装置と前記第1の会議端末装置及び前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅以上であるかを判定する第9ステップと、
    前記第1の会議端末装置は、前記第9ステップにおいて所定幅以上であると判定されると、前記第8ステップの実行を中止し、前記第1ステップを実行することを特徴とする請求項1に記載の会議端末装置間の通信制御方法。
  3. 前記第4ステップは、前記要求パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記要求応答パケットを受信するまでの間の受信待機を要求する待機要求パケットを送信するステップを含む、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の会議端末装置間の通信制御方法。
  4. 前記第7ステップの後に、前記第2の会議端末装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号としたパケットを送信する第10ステップを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の会議端末装置間の通信制御方法。
  5. 前記第2の会議端末装置が、前記会議制御装置へ音声データ又は映像データを送信する第11ステップと、
    前記会議制御装置が、前記第2の会議端末装置から送信された音声データ又は映像データを前記第1の会議端末装置へ送信する第12ステップと、
    前記会議制御装置が、前記第2ステップ及び前記第12ステップが実行されているときに、前記会議制御装置と前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であるか否かを判定する第13ステップと、
    前記第2の会議端末装置が、前記第13ステップにおいて所定幅未満であると判定されると、前記第11ステップの実行を中止し、前記会議制御装置に対して、前記第1会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する第14ステップと、
    当該要求パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを送信する第15ステップと、
    当該通知要求パケットを受信した前記第1の会議端末装置が、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する第16ステップと、
    当該応答パケットを受信した前記会議制御装置が、前記第2の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを送信する第17ステップと、
    当該要求応答パケットを受信した前記第2の会議端末装置が、前記第1の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として音声データ又は映像データを送信する第18ステップと、を有し、
    前記第7ステップ及び前記第17ステップの実行タイミングを一致させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の会議端末装置間の通信制御方法。
  6. 第1の会議端末装置と、第2の会議端末装置と、これらの会議端末装置間の通信会議を制御する会議制御装置とを備えた通信会議システムにおいて、
    前記第1の会議端末装置及び前記第2の会議端末装置は、
    前記会議制御装置又は他の会議端末装置と音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信手段と、
    前記データ送受信手段で前記会議制御装置との間で音声データ又は映像データの送受信が行われているときに、前記会議制御装置によって前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置と当該会議制御装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であると判定されると、前記会議制御装置との音声データ又は映像データの送受信を中止し、前記会議制御装置に対して、他の会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する要求パケット送信処理手段と、
    前記会議制御装置から他の会議端末装置との間の通信路を開設するための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを受信すると、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する応答パケット送信処理手段と、
    前記会議制御装置から前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを受信すると、当該応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として他の会議端末装置に対して前記データ送受信手段により音声データ又は映像データを送信するデータ送信処理手段と、をそれぞれ備え、
    前記会議制御装置は、
    前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間で音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信手段と、
    前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であるかどうかを判定する手段と、
    前記判定する手段によって前記通信帯域幅が所定幅未満であると判定された後に一の会議端末装置から前記要求パケットを受信すると、当該要求パケットに対応する他の会議端末装置に対して、前記通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを送信する通知要求パケット送信処理手段と、
    前記通知要求パケットを送信した前記他の会議端末装置から前記通知要求パケットに対する応答パケットを受信すると、前記一の会議端末装置に対して、当該応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを送信する要求応答パケット送信処理手段と、を備えたことを特徴とする通信会議システム。
  7. 第1の会議端末装置と第2の会議端末装置との間の通信会議を制御する会議制御装置において、
    前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間で音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信手段と、
    前記第1の会議端末装置又は前記第2の会議端末装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であるかどうかを判定する手段と、
    前記判定する手段によって前記通信帯域幅が所定幅未満であると判定された後に一の会議端末装置から他の会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを受信すると、前記他の会議端末装置に対して、前記通信路の開設を行うための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを送信する通知要求パケット送信処理手段と、
    前記通知要求パケットを受信した前記他の会議端末装置から前記通信路開設用ポート番号を通知する応答パケットを受信すると、前記一の会議端末装置に対して、前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを送信する要求応答パケット送信処理手段と、を備えたことを特徴とする会議制御装置。
  8. 会議制御装置によって制御される会議端末装置において、
    前記会議制御装置又は他の会議端末装置と音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信手段と、
    前記データ送受信手段で前記会議制御装置との間で音声データ又は映像データの送受信が行われているときに、前記会議制御装置によって前記会議端末装置又は前記他の会議端末装置と当該会議制御装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であると判定されると、前記会議制御装置との音声データ又は映像データの送受信を中止し、前記会議制御装置に対して、他の会議端末装置との間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する要求パケット送信処理手段と、
    前記会議制御装置から他の会議端末装置との間の通信路を開設するための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを受信すると、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する応答パケット送信処理手段と、
    前記会議制御装置から前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを受信すると、当該応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として他の会議端末装置に対して前記データ送受信手段により音声データ又は映像データを送信するデータ送信処理手段と、を備えたことを特徴とする会議端末装置。
  9. 会議制御装置によって制御されるコンピュータに、
    前記会議制御装置又は他のコンピュータと音声データ又は映像データを送受信するデータ送受信ステップと、
    前記データ送受信ステップにより前記会議制御装置との間で音声データ又は映像データの送受信が行われているときに、前記会議制御装置によって前記コンピュータ又は前記他のコンピュータと当該会議制御装置との間の通信帯域幅が所定幅未満であると判定されると、前記会議制御装置との音声データ又は映像データの送受信を中止し、前記会議制御装置に対して、他のコンピュータとの間の通信路の開設を要求する要求パケットを送信する要求パケット送信処理ステップ、
    前記会議制御装置から他のコンピュータとの間の通信路を開設するための通信路開設用ポート番号の通知を要求する通知要求パケットを受信すると、前記会議制御装置に対して、前記通信路開設用ポート番号を送信元ポート番号とした応答パケットを送信する応答パケット送信処理ステップ、
    前記会議制御装置から前記応答パケットの送信元ポート番号の情報を含む要求応答パケットを受信すると、当該応答パケットの送信元ポート番号を宛先ポート番号として他のコンピュータに対して音声データ又は映像データを送信するデータ送信処理ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
JP2009006418A 2009-01-15 2009-01-15 会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置、会議端末装置及びプログラム Expired - Fee Related JP5212130B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009006418A JP5212130B2 (ja) 2009-01-15 2009-01-15 会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置、会議端末装置及びプログラム
PCT/JP2009/070989 WO2010082425A1 (ja) 2009-01-15 2009-12-16 会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置及び会議端末装置
US13/183,499 US8553066B2 (en) 2009-01-15 2011-07-15 Conference control device, conference terminal device, and teleconference system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009006418A JP5212130B2 (ja) 2009-01-15 2009-01-15 会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置、会議端末装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010166290A JP2010166290A (ja) 2010-07-29
JP5212130B2 true JP5212130B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=42339681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009006418A Expired - Fee Related JP5212130B2 (ja) 2009-01-15 2009-01-15 会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置、会議端末装置及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8553066B2 (ja)
JP (1) JP5212130B2 (ja)
WO (1) WO2010082425A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3057280B1 (en) * 2013-11-12 2018-03-07 Huawei Technologies Co., Ltd. Multiparty call method and apparatus
CN104580983B (zh) * 2015-01-15 2018-05-29 深圳市捷视飞通科技有限公司 一种实现视频通讯ptt功能的方法
US10412175B2 (en) * 2017-01-13 2019-09-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Information communication apparatus and information communication method
CN114625686B (zh) * 2020-12-10 2023-11-14 明基智能科技(上海)有限公司 资料控制方法及资料控制系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6665002B2 (en) * 2001-05-11 2003-12-16 Leadtek Research Inc. Real-time video/audio quality adjustment method
JP2003309832A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Mitsubishi Electric Corp テレビ会議予約システムおよびそのシステムに使用する会議予約サーバとネットワーク管理サーバ
JP2005020520A (ja) 2003-06-27 2005-01-20 Brother Ind Ltd テレビ会議システム
JP2006033396A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Sony Corp 送信装置、受信装置、通信システム、送信方法、受信方法、送信プログラム、受信プログラム及びサーバ装置
JP2006191283A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Hitachi Communication Technologies Ltd 会議サーバ、テレビ会議用クライアント端末装置、速度調整方法およびプログラム
JP2008306518A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Sony Corp テレビ会議装置、テレビ会議システムならびにテレビ会議システムの通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20110267420A1 (en) 2011-11-03
US8553066B2 (en) 2013-10-08
JP2010166290A (ja) 2010-07-29
WO2010082425A1 (ja) 2010-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8274970B2 (en) Voice communication device with PSTN and internet pathway analysis, selection and handoff
US8848612B2 (en) Providing improved post-dial delay at an originating terminal
JP2007318343A (ja) ゲートウェイ装置及び再ネゴシエーション方法
JP5269615B2 (ja) 無線通信装置およびその制御方法
JP5212130B2 (ja) 会議端末装置間の通信制御方法、通信会議システム、会議制御装置、会議端末装置及びプログラム
JP6699862B2 (ja) 遠隔会議システム、遠隔会議サーバ、遠隔会議方法及びプログラム
JP5036527B2 (ja) 接続装置および接続方法
JP2009194674A (ja) 通信端末装置および通信端末装置の制御方法
JP2009159322A (ja) 電話システムとその端末装置、および端末存在確認方法
JP2005311670A (ja) テレビ会議端末、テレビ会議システム、テレビ会議方法並びにそのプログラム
JP5408963B2 (ja) Ipボタン電話装置
JP2007181233A (ja) 通信方式選択方法、通信方式選択装置及び通信方式選択プログラム
JP5243336B2 (ja) 通信システム、通信端末、通信方法、および通信プログラム
JP2006217167A (ja) Ip電話装置およびipアダプタ装置
JP2007150851A (ja) 通信システムの主装置及び通信システムの会議接続方法
KR101545587B1 (ko) 화상 회의 시스템 및 그 방법
JP6348875B2 (ja) 中継装置、呼制御システム、呼制御方法、および、呼制御プログラム
JP5096831B2 (ja) 通信装置及び通信方法
JP5251570B2 (ja) 通話試験システム、通話試験システムにおけるコンピュータ及び電話機
JP2010068087A (ja) グループ通話制御サーバ
JP2008245013A (ja) コールセンタサーバ
JP2005222357A (ja) セッション管理装置、セッション管理システム、セッション管理方法及びセッション管理プログラム
JP2005333411A (ja) Voipシステム及びそのセッション設定制御方法並びにそれに用いる制御装置
JP4225259B2 (ja) キャリア選択処理方法、発信処理方法、およびip電話装置
JP2009060543A (ja) 通信装置および通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5212130

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees