JP5036527B2 - 接続装置および接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、接続装置および接続方法に関し、1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを送受信するための接続を形成する接続装置および接続方法に関する。
近年、広くブロードバンドネットワークが普及しており、ブロードバンドネットワーク上でのテレビ電話/テレビ会議のサービスが広く利用されている。
従来、テレビ電話/テレビ会議で用いられる会議端末は、低ビットレートで低解像度の映像を送受信することが可能なだけであった。しかし、近年におけるネットワーク性能の向上等により、ハイビジョン映像(HD(High Definition)映像)を利用可能な会議装置が普及しつつある。
さらに、複数のカメラで撮影した複数のHD映像を相手会議装置に送信し、また複数のHD映像を受信して複数の表示装置(ディスプレイ)に出力することで臨場感を高めたテレプレゼンスシステムと呼ばれる会議端末が利用され始めている(例えば、特許文献1参照)。
上述した何れの会議端末においても、発信側会議端末のユーザが通信相手である着信側会議端末を選択し、発信操作を行う。そして、発信側と着信側との会議端末間で直接、または会議サーバや呼制御サーバを介して、呼制御メッセージが送受信される。着信側会議端末のユーザが応答操作を行うと、呼制御メッセージが会議端末間で送受信され、会議端末間で呼制御セッションが確立する。
呼制御メッセージには、それぞれの会議端末が送受信可能な、例えばコーデック種別やIPアドレス、ポート番号などを含む情報を示すメディア情報が設定される。会議端末は、このメディア情報を元にして、相手会議端末にメディアを送信し、逆に相手会議端末からのメディアを受信する。呼制御プロトコルとしては、例えばSIP(Session Initiation Protocol)やH.323などが広く用いられている。
図12は、SIPを用いた場合の会議端末間での呼制御メッセージのフロー例を示す図である。
SIPでは、発信側と着信側とで、テキスト・ベースのメッセージをやり取りする。メッセージには、処理を要求する「リクエスト」メッセージと、その応答の「レスポンス」メッセージの2種類がある。メッセージは複数の行で構成される。例えば、「リクエスト」メッセージの1行目(メッセージのヘッダ部とも言う。)には、どんな種類のリクエストなのかを示す「メソッド」と、宛先を示す「SIP URI(uniform resource identifier)」が記述される。
図12において、まず、会議端末801のユーザが発信操作をする。ユーザにより発信操作された会議端末801は、SIP URI、すなわち宛先にsip:202@192.168.1.2を指定したリクエスト・メッセージとして「INVITE」メッセージを会議端末802に送信する(S801)。
「INVITE」メッセージのボディ部(以下、メッセージボディと記載。)には、SDP(Session Description Protocol)形式で記載されたメディア情報が設定される。
図12の例では、会議端末801は、メッセージボディにおいて、c=行に自端末である会議端末801のIPアドレスを示す情報を設定する。また、会議端末801は、m=audio行とそれに続くa=行で会議端末801が受信可能なメディアがPCM u−lawであり、ポート10000で受信可能であることを示す情報を設定する。さらに、会議端末801は、m=video行とそれに続くa=行で会議端末801が受信可能なメディアがH.264であり、ポート10002で受信可能であることを示す情報を設定する。
次に、会議端末802が「INVITE」メッセージを受信すると、会議端末802のユーザは応答操作をする。ユーザにより応答操作された会議端末802は、会議端末801からの「INVITE」メッセージに対する応答メッセージとして「200 OK」メッセージを送信する(S802)。
「200 OK」メッセージのメッセージボディには、SDP形式で記載されたメディア情報が設定される。
図12の例では、会議端末802は、メッセージボディにおいて、c=行に会議端末802のIPアドレスを示す情報を設定する。また、会議端末802は、m=audio行とそれに続くa=行で会議端末802が受信可能なメディアがPCM u−lawであり、ポート20000で受信可能であることを示す情報を設定する。さらに、会議端末802は、m=video行とそれに続くa=行で会議端末802が受信可能なメディアがH.264であり、ポート20002で受信可能であることを示す情報を設定する。
次に、会議端末801は、「200 OK」メッセージを受信すると、セッションを確立したことを通知するリクエスト・メッセージである「ACK」メッセージを、会議端末802に送信する(S803)。
このようにしてセッションが確立された後、すなわち会議端末801と会議端末802とが互いに通信できる状態になった後は、会議端末801と会議端末802との間で音声メディアや映像メディアの送受信が開始される。
ところで、複数のカメラで撮影した複数の映像を相手に送信し、また複数の映像を受信して複数の表示装置に出力するための呼制御方法としては、例えばRFC3264 10.1章に示されているように、複数のm=video行を設定する方法が知られている。
図13は、SIPを用いた場合の会議端末間での呼制御メッセージのフロー例を示す図である。図13では、SIPを用いて、複数のm=video行を設定する場合の例を示す。
図13において、まず、会議端末901のユーザが発信操作する。ユーザにより発信操作された会議端末901は、「INVITE」メッセージを会議端末902に送信する(S901)。
次に、会議端末902が「INVITE」メッセージを受信すると、会議端末902のユーザは応答操作をする。ユーザにより応答操作された会議端末902は、会議端末901からの「INVITE」メッセージに対する応答メッセージとして「200 OK」メッセージを送信する(S902)。
ここで、会議端末901が送信する「INVITE」メッセージおよび会議端末902が送信する応答メッセージである「200 OK」メッセージのメッセージボディには、m=video行が複数設定されている。複数のm=video行は、複数の映像を同時に受信可能(および送信可能)であることを意味する。
図13の例では、「INVITE」メッセージのメッセージボディにおいて、会議端末901がポート10002および10004で受信可能であることを示す情報が複数のm=video行で設定されている。また、「200 OK」メッセージのメッセージボディにおいては、会議端末902がポート20002および20004で受信可能であることを示す情報が複数のm=video行で設定されている。
次に、会議端末901は、「200 OK」メッセージを受信すると、セッションが確立したことを通知する「ACK」メッセージを、会議端末902に送信する(S903)。
このようにしてセッションが確立された後、会議端末901と会議端末902との間では音声メディアや映像メディアの送受信が開始される。
また、上述したテレプレゼンスシステムのように臨場感を高めるために複数の映像の送受信を行うという目的ではなく、主に会議の資料を共有する目的に利用される方法もある。この場合に用いられる呼制御プロトコルとしては、H.323と、それとともに用いられるH.239とがある。
H.323では、発信側と着信側との会議端末間で直接、または会議サーバや呼制御サーバ(ゲートキーパ)を介して、呼制御メッセージを送受信し、H.225.0でのセッション設定やH.245でのメディア送受信用のチャネル設定を行い、H.245で設定されたチャネルを用いてメディアを送受信する。
また、H.239では、H.245を拡張して、会議端末間で呼制御メッセージを送受信し、資料共有等に利用可能なチャネルを追加することが可能である。
また、従来のテレビ電話/テレビ会議で用いられる会議端末(例えば図14)、すなわち1つの映像を送受信し、1つの表示領域に出力可能な会議端末(以下、1面会議端末101と記載。)が広く普及している。そして、テレプレゼンスシステムと呼ばれる会議端末(例えば図15)、すなわち複数の映像を送受信し、複数の表示領域に出力可能な会議端末(以下、多面会議端末100と記載。)が利用され始めており、将来的には1面会議端末101から多面会議端末100に置き換わるとされている。その際、すでに普及している1面会議端末101がそのまま多面会議端末100に置き換わることはなく、1面会議端末101と多面会議端末100とが混在して利用されながら1面会議端末101から多面会議端末100に置き換わることが予測されている。
ここで、図14は、1画面テレビ会議する場合の1面会議端末101の接続形態例を示す図である。図15は、多画面テレビ会議する場合の多面会議端末100の接続形態例を示す図である。
特開平9−327009号公報
しかしながら、1面会議端末101と多面会議端末100とを複数の映像を用いて相互接続するには以下のような課題がある。
1)従来の呼制御による通信方法では、発信側および着信側の両方の会議端末が複数の映像を送受信可能な場合、すなわち両方の会議端末が多面会議端末100の場合を除いて、複数映像を用いた高臨場感のテレビ会議を行うことができない。また、H.323やH.239を用いた通信方法でも、同様に、発信側および着信側の両方の会議端末がH.239で規定される拡張機能を実行可能な場合を除いて、複数映像を用いたテレビ会議を行うことができない。すなわち、多面会議端末100と広く普及している1面会議端末101とは複数の映像を用いて相互接続することができないとの課題がある。
2)送信側または受信側の会議端末として、1面会議端末101を複数台設置し、ユーザが複数の1面会議端末101を操作することにより複数映像を用いた会議を実現することはできる(例えば図16)。
ここで、図16は、1面会議端末101を用いて多画面テレビ会議する場合の接続形態例を示す図である。しかしながら、この場合、ユーザは、自分側の複数の1面会議端末101を操作しながら、相手側の複数の1面会議端末101に対して操作をしなくては会議が開始できない。すなわち、1面会議端末101を複数台設置することで、複数の映像を用いた相互接続を実現するには操作が煩雑であるとの課題がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するものであり、1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを送受信するための接続を形成する接続装置および接続方法であって、ユーザに煩雑な操作を必要とさせず、1面会議端末と多面会議端末とを複数の映像を用いて相互接続できる接続装置および接続方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る接続装置は、1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを送受信するための接続を形成する接続装置であって、複数の前記1面会議端末の前記ネットワーク上におけるアドレスを示す情報であるアドレス情報と、前記接続装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示す情報であるアドレス情報とを保持するアドレス保持部と、前記複数の1面会議端末のそれぞれが扱えるメディアに関する情報を取得し、取得した前記情報をひとまとめにして第1のメディア情報として保持するメディア情報取得部と、前記多面会議端末とのセッションを、前記接続装置のアドレス情報と前記メディア情報取得部が取得した前記第1のメディア情報とを使用して確立するとともに、前記多面会議端末が扱えるメディアに関する情報である第2のメディア情報を取得するセッション制御部と、前記セッション制御部が取得した前記第2のメディア情報を使用して前記複数の1面会議端末とのセッションを確立し、前記複数の1面会議端末のメディア送受信を制御するメディア制御部とを備えることを特徴とする。
この構成より、接続装置が複数の1面会議端末のアドレス情報およびメディア情報をまとめて取得して保持し、それらを用いて多面会議端末との間で呼制御を行うことで複数の1面会議端末と多面会議端末とセッションを確立することができる。それにより、複数の1面会議端末と多面会議端末との間でメディア情報を送受信することができる。また、ユーザは接続装置を操作すればよいので、複数の1面会議端末を操作する煩雑さが解消可能となる。すなわち、複数の1面会議端末を束ねて管理および制御し、多面会議端末との間で呼制御を行うことにより、ユーザに煩雑な操作を必要とさせず、1面会議端末と多面会議端末を複数の映像を用いて相互接続できる接続装置を実現することが可能となる。
また、前記メディア情報取得部は、セッション開始の要求が含まれるセッション開始メッセージを前記1面会議端末から受信し、受信した前記セッション開始メッセージから前記第1のメディア情報を取得してもよい。
これにより、接続装置は、複数の1面会議端末からのセッション開始要求のメッセージから、複数の1面会議端末が扱える第1のメディア情報を取得し、まとめて管理することができる。
また、前記メディア制御部は、前記セッション開始メッセージに対する応答メッセージを前記1面会議端末に送信することにより前記1面会議端末のメディア送受信の開始を指示してもよい。
これにより、接続装置は、多面会議端末と複数の1面会議端末との間でのメディアの送受信を開始する指示をすることができる。
また、前記メディア情報取得部は、前記1面会議端末が前記接続装置へ前記セッション開始メッセージを送信するよう指示する指示メッセージを前記1面会議端末に送信してもよい。
また、前記メディア情報取得部は、前記第2のメディア情報を含めない、セッション開始の要求のメッセージであるセッション開始メッセージを、前記1面会議端末に送信し、前記第1のメディア情報が含まれた、前記セッション開始メッセージに対する応答メッセージを、前記1面会議端末から受信して、当該応答メッセージから当該第1のメディア情報を取得してもよい。
これにより、接続装置は、複数の1面会議端末からのセッション開始要求のメッセージから複数の1面会議端末が扱える第1のメディア情報を取得することができる。
また、前記メディア制御部は、前記第2のメディア情報を含めた前記応答メッセージに対する確認メッセージを、前記1面会議端末に送信することにより、セッションを確立し、かつ、前記1面会議端末のメディア送受信の開始を指示してもよい。
これにより、接続装置は、多面会議端末と複数の1面会議端末との間でのメディアの送受信を開始する指示をすることができる。
また、前記接続装置は、さらに、前記第1のメディア情報を保持する記憶部を有し、前記メディア情報取得部は、前記記憶部から前記第1のメディア情報を取得してもよい。
これにより、接続装置は、記憶部から複数の1面会議端末が扱える第1のメディア情報を取得することができる。
また、前記メディア情報取得部は、前記複数の1面会議端末それぞれの種別を認識し、認識した前記種別に応じて前記複数の1面会議端末との間で送受信するメッセージを調整してもよい。
また、前記メディア制御部は、前記種別を認識し、前記種別に応じて前記複数の1面会議端末との間で送受信するメッセージを調整してもよい。
それにより、接続装置が複数の1面会議端末のそれぞれについて、その種別を認識・管理することができる。すなわち、例えば呼制御プロトコルとしてSIPを用いている会議端末と呼制御プロトコルとしてH.323を用いている会議端末とを組み合わせて多面会議端末と接続することや、同じ呼制御プロトコルを用いていてもバージョンや会議端末の製造会社によるプロトコルの違いがある1面会議端末を組み合わせて多面会議端末と接続することが可能となる。したがって、既存の1面会議端末をより有効活用しつつ、臨場感に富む多面会議端末を導入することが可能となり、システムの導入コストを低減することが可能となる。
また、前記接続装置は、さらに、前記1面会議端末または前記多面会議端末からメディアを受信し、受信したメディアを変換し、変換したメディアを前記多面会議端末または前記1面会議端末へ送信するミキサー部を備え、前記セッション制御部は、前記メディア情報取得部が取得した前記第1のメディア情報を前記ミキサー部が扱えるメディアに関する情報である第3のメディア情報に変換し、前記第1のメディア情報の替わりに前記第3のメディア情報を前記多面会議端末のセッション確立に使用し、前記メディア制御部は、前記第1のメディア情報の替わりに前記第3のメディア情報を使用して前記1面会議端末のセッション確立し、前記複数の1面会議端末と前記多面会議端末とのメディアの送受信を、前記ミキサー部を介して行ってもよい。
この構成により、多面会議端末と複数の1面会議端末との間で送受信するメディアの自由度や利便性が向上する。例えば、複数の音声メディアを1面会議端末と多面会議端末との間で送受信するときに、複数の音声メディアを同期させたり、複数の音声メディアから1つの音声メディアを合成したりできる。また、多面会議端末がサポートしているコーデックを1面会議端末101がサポートしていない場合でも接続可能となる。
なお、本発明は、装置として実現するだけでなく、このような装置が備える処理手段を備える集積回路として実現したり、その装置を構成する処理手段をステップとする方法として実現したりすることもできる。
本発明によれば、1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを送受信するための接続を形成する接続装置であって、ユーザに煩雑な操作を必要とさせず、1面会議端末と多面会議端末とを複数の映像を用いて相互接続できる接続装置および接続方法を提供することが可能となる。
具体的には、多面会議端末と複数の1面会議端末とでメディア情報を送受信することが可能となる。
また、接続装置が介在することによって、1面会議端末が扱える一つのメディア情報を複数のメディア情報にまとめた上で呼制御を行うことが可能となり、多面会議端末と複数の1面会議端末との間で複数のメディアが送受信可能となる。
また、ユーザは接続装置を操作すればよいので、複数の1面会議端末を操作する煩雑さは解消される。
また、呼制御プロトコルとしてSIPを用いている会議端末と呼制御プロトコルとしてH.323を用いている会議端末とを組み合わせて多面会議端末と接続することが可能となる。同じ呼制御プロトコルを用いていてもバージョンや会議端末の製造会社によるプロトコルの違いがある1面会議端末を組み合わせて多面会議端末と接続することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態例は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術範囲を限定するものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における多画面会議システム10の概略と接続装置102の構成とを示す図である。
図1において、ネットワーク200を介して多面会議端末100、三つの1面会議端末101(101−1、101−2および101−3)および接続装置102が接続されている。
ネットワーク200は、例えばインターネットや電話ネットワークなどの公衆ネットワーク、LAN、宅内ネットワークである。多面会議端末100と1面会議端末101と接続装置102とは、ネットワーク200を介して接続されている。
多面会議端末100は、上述したように、複数の映像を送受信し、複数の表示領域に出力可能な会議端末である。多面会議端末100には、受信した映像メディアを表示するための表示装置が複数個接続されており、この例では三つの表示装置が接続されている。また、多面会議端末100は、ネットワーク200上でアドレスを持つ。
1面会議端末101は、上述したように、1つの映像を送受信し、1つの表示領域に出力可能な会議端末である。1面会議端末101には、受信した映像メディアを表示するための表示装置(ディスプレイ)が1つ接続されている。また、1面会議端末101は、ネットワーク200上でアドレスを持つ。
なお、1面会議端末101および多面会議端末100の会議端末と表示装置は一体型となっていてもよい。また、多面会議端末100に接続される表示装置は物理的には一つのディスプレイで、ディスプレイの表示領域が分割されていてもよい。
また、図には記述していないが、多面会議端末100および1面会議端末101には、自会議端末を利用するユーザを撮影するためのカメラが接続されており、撮影された映像を相手会議端末に送信する。
また、図には記述していないが、多面会議端末100および1面会議端末101には、音声メディアの入出力のためのマイクおよびスピーカが接続されている。多面会議端末100および1面会議端末101は、マイクから入力された音声データを相手会議端末に送信し、逆に相手会議端末から受信した音声データをスピーカから出力する。
接続装置102は、多面会議端末100と1面会議端末101との接続を中継する装置である。
また、接続装置102は、ネットワーク200上で呼制御を行うためにアドレスを持つ。例えばSIPを用いる場合、sip:102@example.comといったアドレスを持ち、多面会議端末100と呼制御を行う。
図1に示すように、接続装置102は、アドレス管理部103と、セッション制御部104と、メディア情報取得部105と、メディア制御部106とを備える。
アドレス管理部103は、1面会議端末101のアドレスと接続装置102のアドレスとを管理する。
セッション制御部104は、アドレス管理部103が管理する接続装置102のアドレスと、メディア情報取得部105によって取得した1面会議端末101のメディア情報とを用いて、多面会議端末100との間で呼制御を行う。そして、多面会議端末100が扱えるメディア情報を取得し、多面会議端末100と1面会議端末101とのセッションを確立する。
ここで、セッションを確立するとは、ネットワーク200上で相手端末を呼び出して、音声メディアや映像メディアなどを互いに通信できる状態にすることを言う。
また、メディア情報は、例えば、例えばコーデック種別やIPアドレス、ポート番号などを含む多面会議端末100、1面会議端末101または接続装置102が扱える情報である。
メディア情報取得部105は、1面会議端末101が扱えるメディア情報を取得する。
また、メディア情報取得部105は、1面会議端末101とメッセージを送受信する。
送受信するメッセージとしては、例えば、1面会議端末101からのセッション開始メッセージや、1面会議端末101へセッション開始メッセージを要求するメッセージ、1面会議端末101からの応答メッセージなどがある。
また、1面会議端末101が扱えるメディア情報をメディア情報取得部105が取得する方法としては、例えば、HTTPやSIPによる方法がある。HTTP、SIPを用いた場合の具体例は、後述するので、ここでは省略するが、同等の機能を持つプロトコルでも実施可能である。
なお、メディア情報取得部105は、1面会議端末101が扱えるメディア情報を予めデータベースとして保持していてもよい。
メディア制御部106は、セッション制御部104が取得した多面会議端末100が扱えるメディア情報を1面会議端末101へ通知する。
また、メディア制御部106は、メディア送受信を制御する。すなわち、メディア制御部106は、多面会議端末100と1面会議端末101との間でのメディアの送受信開始を多面会議端末100と1面会議端末101とに指示する。
なお、1面会議端末101は、上述したようにネットワーク200上でアドレスを持つ。このアドレスは、メディア情報取得部105による1面会議端末101のメディア情報取得とメディア制御部106による1面会議端末101のメディア送受信制御とに使用できるアドレスであれば、SIPやH.323等で定められる呼制御アドレスでなくても構わない。また、メディア情報取得およびメディア送受信制御に、例えばHTTPを使用するのであれば、http://101−a.example.com/といったアドレスで構わない。
次に、HTTPまたはSIPを用いてメディア情報を取得してセッション確立するまでの場面の具体例について以下に説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における第1のメディア情報取得方法およびメディア制御方法を説明するためのフロー図である。
図2では、HTTPプロトコルを用いた場合の方法を示している。
まず、接続装置102におけるメディア情報取得部105は、1面会議端末101が扱えるメディア情報を取得するために、予め保持したアドレスまたはアドレス管理部103から取得したアドレスから、1面会議端末101のメディア情報取得用のURL、例えばURL http://192.168.1.2/get_media_infoを作成する。そして、作成したURLに対して、HTTP GETリクエストを送信する(S101)。
次に、1面会議端末101は、HTTP GETリクエストを受信すると、HTTP GETリクエストに対する応答として、「200 OK」メッセージを送信する(S102)。
図2の例では、1面会議端末101は、その応答で、例えば音声メディアとしてコーデックu−lawおよび受信ポート20000が送受信可能であることを示す情報を「200 OK」メッセージに含めて送信する。また、それにはその他のパラメータが含まれてもよい。
なお、一般的に会議端末は管理用のWebコンソールを備えていることが多く、Webコンソールから、使用するコーデックやポート番号を指定することが可能なことが多い。そのため、一般的な会議端末である1面会議端末101は、特別な拡張なしでメディア情報を取得できることが多い。
また、メディア情報取得部105は、アドレス管理部103が管理する1面会議端末101のアドレス情報等に基づき、他の複数の1面会議端末101に対して同様の処理を行う。
次に、セッション制御部104は、多面会議端末100へ呼制御メッセージを送信する(S103)。
次に、セッション制御部104は、多面会議端末100からの呼制御メッセージを受信する(S104)。セッション制御部104は、受信した呼制御メッセージから多面会議端末100が扱えるメディア情報を取得する。
次に、メディア制御部106は、予め保持したアドレスまたはアドレス管理部103から取得したアドレスから、1面会議端末101のメディア情報設定用のURL、例えばURL http://192.168.1.2/set_media_infoを作成する。そして、作成したURLに対してHTTP POSTリクエストを送信する(S105)。そのHTTP POSTリクエストには、セッション制御部104が取得した多面会議端末100のメディア情報が設定されている。
次に、1面会議端末101は、HTTP POSTリクエストを受信すると、HTTP POSTリクエストに対する応答として、「200 OK」メッセージを送信する(S106)。
なお、多面会議端末100および1面会議端末101のメディア情報が設定されると自動的にメディアの送受信を開始する方式であれば特に追加処理は不要である。そうでなければ、さらに送信、受信の開始を示すURLへアクセスし、メディアの送受信の開始を指示すればよい。
また、メディア制御部106は、アドレス管理部103が管理する1面会議端末101のアドレス情報等に基づき、複数の1面会議端末101に対して同様の処理を行う。
以上のようにして、多面会議端末100と1面会議端末101との間でセッションが確立された後、多面会議端末100と1面会議端末101との間で音声メディアや映像メディアの送受信が開始される。
図3は、本発明の第1の実施の形態における第2のメディア情報取得方法およびメディア制御方法を説明するためのフロー図である。
図3では、SIPプロトコルを用いた場合の、1面会議端末101側から発信する方法を示している。
まず、1面会議端末101をユーザが操作することなどにより、1面会議端末101は、接続装置102宛てに「INVITE」メッセージを送信する(S201)。
図3の例では、「INVITE」メッセージのメッセージボディにおいて、1面会議端末101が使用可能な音声コーデックPCMU(u−law)、受信可能なポート番号20000、使用可能な映像コーデックH.264および受信可能なポート20002が設定されている。
また、メッセージボディは、上述したように、マルチメディアセッションの内容を記述する書式であるSDPで記述される。SDPでは、デフォルトは送受信可能であるので、音声、映像を送受信可能であることが分かる。ここで、デフォルトとは、利用者(ユーザ)が何も操作や設定を行わなかった際に使用される、予め組み込まれた設定である。
次に、セッション制御部104は、多面会議端末100へ呼制御メッセージを送信する(S202)。
次に、セッション制御部104は、多面会議端末100からの呼制御メッセージを受信する(S203)。セッション制御部104は、受信した呼制御メッセージから多面会議端末100が扱えるメディア情報を取得する。
次に、接続装置102におけるメディア制御部106は、1面会議端末101に対して、応答メッセージとして「200 OK」メッセージを送信する(S204)。
図3の例では、「200 OK」の応答メッセージには、取得した多面会議端末100のメディア情報が設定されており、1面会議端末101に多面会議端末100が扱えるメディア情報が通知される。
次に、1面会議端末101は、「200 OK」メッセージを受信すると、セッションが確立したことを通知する「ACK」メッセージを、接続装置102に送信する(S205)。
そして、1面会議端末101はメディアの送受信を開始する。
「200 OK」メッセージと「ACK」メッセージとの応答はセッションの確立を意味するので、接続装置102は、「200 OK」メッセージによりメディア情報の通知とメディア送受信制御とを同時に行うことができる。
なお、メディア情報取得部105は、アドレス管理部103が管理する1面会議端末101のアドレス情報等に基づき、複数の1面会議端末101に対して同様の処理を行い、メディア情報を取得する。
また、接続装置102と多面会議端末100との間の呼制御に時間を要する場合などには、「200 OK」メッセージに、テンポラリのアドレスが設定されたり、保留が設定されたりしてもよい。すなわち、接続装置102は、多面会議端末100と1面会議端末101とのセッションを確立するが、1面会議端末101のメディア送受信を行わないように1面会議端末101に指示するという設定がなされてもよい。ここで、接続装置102は、さらに、多面会議端末100からの呼制御メッセージを受信後に、「UPDATE」メッセージまたは「re−INVITE」メッセージを1面会議端末101に送信することにより、多面会議端末100が扱えるメディア情報を1面会議端末101に通知するとともに、多面会議端末100と1面会議端末101との間のメディアの送受信を開始するように指示することも可能である。
以上のようにして、多面会議端末100と1面会議端末101との間でセッションが確立された後、多面会議端末100と1面会議端末101との間で音声メディアや映像メディアの送受信が開始される。
図4は、本発明の第1の実施の形態における第3のメディア情報取得方法およびメディア制御方法を説明するためのフロー図である。
図4では、SIPプロトコルを用いた場合の、1面会議端末101側から発信するように、要求するメッセージを送信する方法を示している。
まず、接続装置102は、Refer−Toヘッダに自装置のアドレス情報を設定した「REFER」メッセージを1面会議端末101へ送信する(S301)。
ここで、「REFER」メッセージは、Refer−Toヘッダで指定された宛先へ「INVITE」メッセージを送るように要求するSIPメッセージである。
次に、1面会議端末101は、「REFER」メッセージを受信すると、「REFER」メッセージに対する応答として、「202 Accepted」メッセージを送信する(S302)。
次に、1面会議端末101は「INVITE」メッセージを接続装置102へ送信する(S303)。ここで、S301の動作は図3のS202と同様である。
次に、セッション制御部104は、多面会議端末100へ呼制御メッセージを送信し(S304)、多面会議端末100からの呼制御メッセージを受信する(S305)。セッション制御部104は、受信した呼制御メッセージから多面会議端末100が扱えるメディア情報を取得する。この後の処理(S306およびS307)は上述した図3と同様の手順であるので説明を省略する。
以上のようにして、多面会議端末100と1面会議端末101との間でセッションが確立された後、多面会議端末100と1面会議端末101との間で音声メディアや映像メディアの送受信が開始される。
図5は、本発明の第1の実施の形態における第4のメディア情報取得方法およびメディア制御方法を説明するためのフロー図である。
図5では、SIPプロトコルを用いた場合の、接続装置102側から発信する方法を示している。
まず、接続装置102から1面会議端末101へ「INVITE」メッセージを送信する(S401)。
図5の例では、「INVITE」メッセージには多面会議端末100のメディア情報は含めない。1面会議端末101からの応答により、1面会議端末101が扱えるメディア情報を取得する。
次に、1面会議端末101は、「INVITE」メッセージを受信すると、「INVITE」メッセージに対する応答として、「200 OK」メッセージを送信する(S402)。
図5の例では、1面会議端末101は、その応答で、1面会議端末101が扱えるメディア情報を含めて送信する。
次に、セッション制御部104は、多面会議端末100へ呼制御メッセージを送信する(S403)。
次に、セッション制御部104は、多面会議端末100からの呼制御メッセージを受信する(S404)。セッション制御部104は、受信した呼制御メッセージから多面会議端末100が扱えるメディア情報を取得する。
次に、接続装置102は、セッションが確立したことを通知する「ACK」メッセージを、1面会議端末101に送信する(S405)。「ACK」メッセージには取得した多面会議端末100のメディア情報が設定されている。
以上のようにして、多面会議端末100と1面会議端末101との間でセッションが確立された後、多面会議端末100と1面会議端末101との間で音声メディアや映像メディアの送受信が開始される。
なお、接続装置102と多面会議端末100との間の呼制御に時間を要する場合などには、「ACK」メッセージにはテンポラリのアドレスが設定されたり、保留が設定されたりする。すなわち、接続装置102は、多面会議端末100と1面会議端末101とのセッションを確立するが、1面会議端末101のメディア送受信を行わないように1面会議端末101に指示する設定がされる。接続装置102は、多面会議端末100からの呼制御メッセージを受信後に、「UPDATE」メッセージまたは「re−INVITE」メッセージを1面会議端末101に送信することにより、多面会議端末100が扱えるメディア情報を通知するとともに、多面会議端末100と1面会議端末101との間のメディアの送受信を開始するように指示することも可能である。
図6は、本発明の第1の実施の形態における第5のメディア情報取得方法を説明するための図である。
図6に示すように、メディア情報取得部105が予め1面会議端末101が扱えるメディア情報を予めデータベースとして保持していてもよい。図6では、コーデック種や受信ポート番号、音声メディアまたは映像メディアが送受信可能かどうかを示す情報が1面会議端末101−1、101−2および101−3のメディア情報として保持していることを示している。
この場合、図2で示したようなWebインタフェース等を用いることにより、多面会議端末100のメディア情報の通知や音声メディアや映像メディアの送受信の開始または停止などのメディア制御を行う。
図7は、本発明の第1の実施の形態におけるセッション制御方法を説明するためのフロー図である。図7では、接続装置102と多面会議端末100との間の呼制御メッセージのフローを示している。
まず、接続装置102は、多面会議端末100へ「INVITE」メッセージを送信する(S501)。
図7の例では、接続装置102は、「INVITE」メッセージを送信する際に、接続装置102のアドレス情報をFromヘッダに設定し、三つの1面会議端末101(101−1、101−2および101−3)のから取得したメディア情報を元に「INVITE」メッセージのメッセージボディにおけるSDPを構成している。
図7の例では、音声メディアは三つの1面会議端末101(101−1、101−2および101−3)の中で1つの1面会議端末101(例えば、1面会議端末101−1、IPアドレスが192.168.1.2)のみを使用し、映像メディアは三つの1面会議端末101(例えば、1面会議端末101−1のIPアドレスが192.168.1.2、1面会議端末101−2のIPアドレスが192.168.1.3および1面会議端末101−3のIPアドレスが192.168.1.4)を使用するように指定している。
なお、音声メディアも三つの1面会議端末101(101−1、101−2および101−3)を使用することにしてもよい。
多面会議端末100は、「INVITE」メッセージに対する応答として、「200 OK」メッセージを送信する(S502)。
図7の例では、多面会議端末100は、その応答で、「INVITE」メッセージで指定された音声メディアおよび映像メディアに対して、音声メディアはコーデックPCMU、ポート10000で受信し、三つの映像メディアはそれぞれコーデックH.264およびポート10002、コーデックH.264およびポート10004、コーデックH.264およびポート10006で受信するように指定している。
次に、接続装置102は200応答メッセージを受信し、多面会議端末100が扱えるメディア情報を取得する。接続装置102は、「200 OK」メッセージを受信すると、「ACK」メッセージを、多面会議端末100に送信する(S503)。
以上のようにして、多面会議端末100と1面会議端末101との間でセッションが確立された後、多面会議端末100と1面会議端末101との間で音声メディアや映像メディアの送受信が開始される。
なお、図7では、接続装置102から多面会議端末100へ発信する場合について説明したが、逆に多面会議端末100から接続装置102へ発信してもよい。
その場合、まず、多面会議端末100が「INVITE」メッセージを接続装置102へ送信する。次に、接続装置102は予めまたは「INVITE」メッセージを受信したタイミングでメディア情報取得部105を実施して1面会議端末101のメディア情報を取得する。そして、取得した1面会議端末101のメディア情報を用いて「200 OK」の応答メッセージを多面会議端末100に送信すればよい。
また、1面会議端末101との間でメッセージを送受信するメディア情報取得部105、メディア制御部106の何れかまたは両方は、複数の1面会議端末101のそれぞれに対して、会議端末の種別を認識・管理してもよい。その場合、端末の種別ごとに上述した方法を選択し、詳細を調整すれば実現できる。ここで、会議端末の種別とは、例えば、製造会社や製品の型式などである。1面会議端末101の認識は、SIPメッセージのUser−Agentヘッダの値を参照することにより認識可能であり、1面会議端末101の種別や製品の型式などバージョンごとの方式を定義しておけば、1面会議端末101ごとの種別を認識・管理することが可能になる。それにより、1面会議端末101ごとに制御方法を切り替えたり、微調整したりすることが可能となる。
以上のように、本発明における第1の実施の形態によれば、アドレス管理部103、セッション制御部104、メディア情報取得部105およびメディア制御部106の処理により、多面会議端末100と複数の1面会議端末101とを相互接続する接続装置102を実現することが可能となる。
また、本発明における第1の実施の形態の接続装置102によれば、1面会議端末101が扱える一つのメディア情報を複数のメディア情報にまとめて呼制御を行うことができる。したがって、多面会議端末100と複数の1面会議端末101との間で複数のメディアを送受信することが可能となる。
また、多面会議端末100と複数の1面会議端末101を相互接続するためにユーザは接続装置102を操作すればよいので、複数の1面会議端末101を操作する煩雑さも解消される。
また、本発明における第1の実施の形態の接続装置102によれば、呼制御プロトコルとしてSIPを用いている1面会議端末101と呼制御プロトコルとしてH.323を用いている1面会議端末101とを組み合わせて多面会議端末100と接続することが可能となる。さらに、同じ呼制御プロトコルを用いていてもバージョンや会議端末の製造会社によるプロトコルの違いがある1面会議端末101を組み合わせて多面会議端末100と接続することが可能となる。
以上、1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを送受信するための接続を形成する接続装置であって、ユーザに煩雑な操作を必要とさせず、1面会議端末と多面会議端末とを複数の映像を用いて相互接続できる接続装置および接続方法を実現することが可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、接続装置102が、複数の1面会議端末101を束ねることで、多面会議端末100と複数の1面会議端末101とが相互接続される例について説明した。第2の実施の形態では、接続装置102に、さらにメディアの変換機能を持たせた例について説明する。
図8は、本発明の第2の実施の形態における多画面会議システム11の概略と接続装置202の構成とを示す図である。図1と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
接続装置202は、アドレス管理部103と、セッション制御部104と、メディア情報取得部105と、メディア制御部106とミキサー部207とを備える。
図8に示す接続装置202は、第1の実施の形態に係る接続装置102に対して、ミキサー部207の構成が異なる。
ミキサー部207は、多面会議端末100および1面会議端末101からのメディアを受信し、受信したメディアを変換した後に、変換したメディアを1面会議端末101および多面会議端末100へ送信する。
ここで、メディアとは、音声メディアまたは映像メディアである。
図8に示すように、多面会議端末100は、ミキサー部207との間でメディアを送受信し、また1面会議端末101はミキサー部207との間でメディアを送受信する。すなわち、多面会議端末100と1面会議端末101とは、ミキサー部207を介して、メディアを送受信する。
図9は、本発明の第2の実施の形態におけるメディア情報取得方法、メディア制御方法およびセッション制御方法を説明するためのフロー図である。
図9では、多面会議端末100が2つの映像メディアを送受信する例を示している。
まず、2つの1面会議端末101(101−1および101−2)がそれぞれ、「INVITE」メッセージを接続装置202に送信する(S601およびS602)。ここで、2つの1面会議端末101(101−1および101−2)が送信する「INVITE」メッセージには、それぞれの1面会議端末101(101−1および101−2)が扱えるメディア情報が含まれている。
次に、接続装置202は、多面会議端末100との間でセッションを確立するために多面会議端末100に対して「INVITE」メッセージを送信する(S603)。
ここで、「INVITE」メッセージには1面会議端末101から受信したメディア情報をミキサー部207が受信可能なメディア情報に変換した情報が設定されている。図9では、コーデックは同じであるが、受信IPアドレスおよびポート番号をミキサー部207が受信可能なものに変更された例を示している。
次に多面会議端末100は、「INVITE」メッセージに対する応答として、「200 OK」メッセージを送信する(S604)。
次に、接続装置202は、多面会議端末100からの「200 OK」の応答メッセージを受信し、多面会議端末100とのセッションが確立したことを通知する「ACK」メッセージを、多面会議端末100に送信する(S605)。
接続装置202は、多面会議端末100から受信した応答メッセージから多面会議端末100が受信可能なメディア情報を取得し、例えば1面会議端末101−1からの「INVITE」メッセージに対する応答として、1面会議端末101−1へ「200 OK」の応答メッセージを送信する(S606)。
ここで、「200 OK」の応答メッセージには、多面会議端末100から受信したメディア情報からミキサー部207が受信可能なメディア情報に変換された情報が設定されている。図9では、コーデックは同じであるが、受信IPアドレスおよびポート番号をミキサー部207が受信可能なものに変更された例を示している。
次に、1面会議端末101−1は、接続装置202とのセッションを確立したことを通知する「ACK」メッセージを、接続装置202に送信する(S607)。
次に、接続装置202は、1面会議端末101−2からの「INVITE」メッセージに対する応答として、1面会議端末101−2へ「200 OK」の応答メッセージを送信する(S607)。ここで、S606と同様に1面会議端末101−2への「200 OK」の応答メッセージには、多面会議端末100から受信したメディア情報からミキサー部207が受信可能なメディア情報に変換された情報が設定されている。
次に、1面会議端末101−2は、接続装置202とのセッションを確立したことを通知する「ACK」メッセージを、接続装置202に送信する(S609)。
以上のようにして、多面会議端末100と1面会議端末101との間でセッションが確立された後、多面会議端末100と1面会議端末101との間で音声メディアや映像メディアの送受信が開始される。
以上、ユーザに煩雑な操作を必要とさせず、1面会議端末と多面会議端末とを複数の映像を用いて相互接続できる接続装置および接続方法を実現することが可能となる。
なお、ここではミキサー部207は、接続装置202と同一装置上にあることとしているが、別装置として構成されていても構わない。
また、多面会議端末100の扱うメディアの一部のみをミキサー部207を介して1面会議端末101と送受信しても構わない。
また、本発明における第2の実施の形態の接続装置102によれば、ミキサー部207を設けることにより、多画面会議システム構成の自由度や利便性が向上する。例えば、複数の音声メディアを1面会議端末101と多面会議端末100との間で送受信するときに、複数の音声メディアを同期させたり、複数の音声メディアから一つの音声メディアを合成したりできる。また、多面会議端末100がサポートしているコーデックを1面会議端末101がサポートしていない場合でも接続可能となる。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態では、接続装置102が、複数の1面会議端末101と多面会議端末100とは独立した装置である場合について説明した。第3の実施の形態では、接続装置102の機能が、1面会議端末301−1に内蔵された場合の例を説明する。
図10は、本発明の第3の実施の形態における多画面会議システム20の概略と1面会議端末301−1の構成とを示す図である。図1と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
1面会議端末301−1は、接続装置機能部302と1面会議機能部308とを備える。
接続装置機能部302は、アドレス管理部103と、セッション制御部104と、メディア情報取得部105と、メディア制御部106と備え、第1の実施の形態における接続装置102を実現する機能を備える。
1面会議機能部308は、1面会議端末101の機能を実現する。
すなわち、1面会議端末301−1は、1面会議端末101が元々持っている1面会議機能はそのまま維持しつつ、接続装置102の機能を実現するアドレス管理部103とセッション制御部104とメディア情報取得部105とメディア制御部106とが1面会議端末301−1の内部に備えられている。
1面会議端末301−1は、接続装置102の機能を有するので、多面会議端末100とその他の1面会議端末101(101−2および101−3)と接続することができる。また、1面会議端末301−1は、逆に接続装置102の機能を持つ他の1面会議端末とも接続することができる。
そのため、1面会議端末301−1のみで1面以上の画面を持つ多画面会議を実施可能である。例えば会議端末を構成する多画面会議システム20導入当初は1つの1面会議端末301−1を導入し、順次1面会議端末101を増やして多画面会議システム20を構築することが可能となる。すなわち、1面会議端末101と多面会議端末100とが混在して利用されながら1面会議端末101から多面会議端末100に置き換わってゆくマイグレーションを促すのに有用である。
(第4の実施の形態)
第3の実施の形態では、接続装置102の機能が、1面会議端末301−1に内蔵された場合の例を説明する。第4の実施の形態では、接続装置102の機能が、多面会議端末400に内蔵された場合の例を説明する。
図11は、本発明の第4の実施の形態における多画面会議システム30の概略と多面会議端末400の構成とを示す図である。図1と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
多面会議端末400は、接続装置機能部402と多面会議機能部409とを備える。
接続装置機能部402は、アドレス管理部103と、セッション制御部104と、メディア情報取得部105と、メディア制御部106と備え、第1の実施の形態における接続装置102を実現する機能を備える。
多面会議機能部409は、多面会議端末100の機能を実現する。
多面会議端末400は、多面会議端末100が元々持っている多面会議機能はそのまま維持しつつ、接続装置102の機能を実現するアドレス管理部103とセッション制御部104とメディア情報取得部105とメディア制御部106とが多面会議端末400の内部に備えられている。
多面会議端末400は、接続装置102の機能を有するので、複数の1面会議端末101(101−1、101−2および101−3)と接続することができる。また、多面会議端末400は、逆に複数の多面会議端末100を複数の呼制御セッションを確立して、すなわちメディアごとに呼制御セッションを確立して、接続することができる。
そのため、この機能を利用すれば1面の画面を用いた会議のみ想定しているような網サービスを使用して、複数の多面会議端末100を接続することも可能となる。
また、多画面会議システム30導入当初は多面会議端末400のみを導入し、多面会議端末100を段階的に導入する場合でも、既存の1面会議端末101を有効活用することが可能となる。すなわち、1面会議端末101と多面会議端末100とが混在して利用されながら1面会議端末101から多面会議端末100に置き換わってゆくマイグレーションを促すのに有用である。
以上のように、本発明によれば、複数の1面会議端末を束ねて管理および制御し、多面会議端末との間で呼制御を行うことにより、ユーザに煩雑な操作を必要とさせず、1面会議端末と多面会議端末を複数の映像を用いて相互接続できる接続装置および接続方法を実現することが可能となる。
以上、本発明の接続装置および接続装置機能を有する会議端末について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、1面会議端末と多面会議端末とを接続する接続装置に利用でき、特に、テレプレゼンスシステムや多画面テレビ会議システムに用いられる会議端末間を接続する接続装置に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態における多画面会議システムの概略と接続装置の構成とを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における第1のメディア情報取得方法およびメディア制御方法を説明するためのフロー図である。 本発明の第1の実施の形態における第2のメディア情報取得方法およびメディア制御方法を説明するためのフロー図である。 本発明の第1の実施の形態における第3のメディア情報取得方法およびメディア制御方法を説明するためのフロー図である。 本発明の第1の実施の形態における第4のメディア情報取得方法およびメディア制御方法を説明するためのフロー図である。 本発明の第1の実施の形態における第5のメディア情報取得方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態におけるセッション制御方法を説明するためのフロー図である。 本発明の第2の実施の形態における多画面会議システムの概略と接続装置の構成とを示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるメディア情報取得方法、メディア制御方法およびセッション制御方法を説明するためのフロー図である。 本発明の第3の実施の形態における多画面会議システムの概略と1面会議端末301−1の構成とを示す図である。 本発明の第4の実施の形態における多画面会議システムの概略と多面会議端末400の構成とを示す図である。 SIPを用いた場合の会議端末間での呼制御メッセージのフロー例を示す図である。 SIPを用いた場合の会議端末間での呼制御メッセージのフロー例を示す図である。 1画面テレビ会議する場合の1面会議端末の接続形態例を示す図である。 多画面テレビ会議する場合の多面会議端末の接続形態例を示す図である。 1面会議端末を用いて多画面テレビ会議する場合の接続形態例を示す図である。
符号の説明
10、11、20、30 多画面会議システム
100、400 多面会議端末
101、301 1面会議端末
102、202 接続装置
103 アドレス管理部
104 セッション制御部
105 メディア情報取得部
106 メディア制御部
200 ネットワーク
207 ミキサー部
308 1面会議機能部
302、402 接続装置機能部
409 多面会議機能部
801、802、901、902 会議端末

Claims (17)

  1. 1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを送受信するための接続を形成する接続装置であって、
    複数の前記1面会議端末の前記ネットワーク上におけるアドレスを示す情報であるアドレス情報と、前記接続装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示す情報であるアドレス情報とを保持するアドレス保持部と、
    前記複数の1面会議端末のそれぞれが扱えるメディアに関する情報を取得し、取得した前記情報をひとまとめにして第1のメディア情報として保持するメディア情報取得部と、
    前記多面会議端末とのセッションを、前記接続装置のアドレス情報と前記メディア情報取得部が取得した前記第1のメディア情報とを使用して確立するとともに、前記多面会議端末が扱えるメディアに関する情報である第2のメディア情報を取得するセッション制御部と、
    前記セッション制御部が取得した前記第2のメディア情報を使用して前記複数の1面会議端末とのセッションを確立し、前記複数の1面会議端末のメディア送受信を制御するメディア制御部と
    を備えることを特徴とする接続装置。
  2. 前記メディア情報取得部は、セッション開始の要求が含まれるセッション開始メッセージを前記1面会議端末から受信し、受信した前記セッション開始メッセージから前記第1のメディア情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  3. 前記メディア制御部は、前記セッション開始メッセージに対する応答メッセージを前記1面会議端末に送信することにより前記1面会議端末のメディア送受信の開始を指示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の接続装置。
  4. 前記メディア情報取得部は、前記1面会議端末が前記接続装置へ前記セッション開始メッセージを送信するよう指示する指示メッセージを前記1面会議端末に送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の接続装置。
  5. 前記メディア情報取得部は、前記第2のメディア情報を含めない、セッション開始の要求のメッセージであるセッション開始メッセージを、前記1面会議端末に送信し、前記第1のメディア情報が含まれた、前記セッション開始メッセージに対する応答メッセージを、前記1面会議端末から受信して、当該応答メッセージから当該第1のメディア情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  6. 前記メディア制御部は、前記第2のメディア情報を含めた前記応答メッセージに対する確認メッセージを、前記1面会議端末に送信することにより、セッションを確立し、かつ、前記1面会議端末のメディア送受信の開始を指示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の接続装置。
  7. 前記接続装置は、さらに、前記第1のメディア情報を保持する記憶部を有し、
    前記メディア情報取得部は、前記記憶部から前記第1のメディア情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  8. 前記メディア情報取得部は、前記複数の1面会議端末それぞれの種別を認識し、認識した前記種別に応じて前記複数の1面会議端末との間で送受信するメッセージを調整する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかの項に記載の接続装置。
  9. 前記メディア制御部は、前記種別を認識し、前記種別に応じて前記複数の1面会議端末との間で送受信するメッセージを調整する
    ことを特徴とする請求項8に記載の接続装置。
  10. 前記第1のメディア情報には、前記1面会議端末が受信可能なコーデック種別、IPアドレスおよびポート番号が含まれ、
    前記第2のメディア情報には、前記多面会議端末が受信可能なコーデック種別、IPアドレスおよびポート番号が含まれる
    ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れかの項に記載の接続装置。
  11. 前記接続装置は、さらに、前記1面会議端末または前記多面会議端末からメディアを受信し、受信したメディアを変換し、変換したメディアを前記多面会議端末または前記1面会議端末へ送信するミキサー部を備え、
    前記セッション制御部は、前記メディア情報取得部が取得した前記第1のメディア情報を前記ミキサー部が扱えるメディアに関する情報である第3のメディア情報に変換し、前記第1のメディア情報の替わりに前記第3のメディア情報を前記多面会議端末のセッション確立に使用し、
    前記メディア制御部は、前記第1のメディア情報の替わりに前記第3のメディア情報を使用して前記1面会議端末のセッション確立し、
    前記複数の1面会議端末と前記多面会議端末とのメディアの送受信を、前記ミキサー部を介して行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項10の何れかの項に記載の接続装置。
  12. 前記セッション制御部は、前記第1のメディア情報をそのまま前記多面会議端末のセッション確立に使用し、
    前記メディア制御部は、前記第2のメディア情報をそのまま前記1面会議端末のセッション確立に使用し、
    前記複数の1面会議端末は、前記第2のメディア情報に基づきメディアを送受信し、前記多面会議端末は前記第1のメディア情報に基づきメディアを送受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  13. 1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する第1の1面会議端末であって、
    前記第1の1面会議端末は、請求項1に記載の接続装置を備える
    ことを特徴とする1面会議端末。
  14. 少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末であって、
    前記多面会議端末は、請求項1に記載の接続装置を備える
    ことを特徴とする多面会議端末。
  15. 1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを送受信するための接続を形成する接続装置であって、
    複数の前記1面会議端末のそれぞれが扱えるメディアに関する情報であるメディア情報を取得し、取得した前記メディア情報をまとめて保持するメディア情報取得部と、
    前記多面会議端末とのセッションを、前記メディア情報取得部でまとめて保持している前記メディア情報を用いて確立するセッション制御部と、
    前記セッション制御部が前記多面会議端末とのセッションを確立後に、前記複数の1面会議端末とのセッションを確立することで前記多面会議端末と前記1面会議端末とのセッションとを確立し、メディア送受信の開始を指示するメディア制御部とを備える
    ことを特徴とする接続装置。
  16. 1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを送受信するための接続を形成する接続装置の接続方法であって、
    複数の前記1面会議端末の前記ネットワーク上におけるアドレスを示す情報であるアドレス情報と、前記接続装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示す情報であるアドレス情報とを保持するアドレス保持ステップと、
    前記複数の1面会議端末のそれぞれが扱えるメディアに関する情報を取得し、取得した前記情報をひとまとめにして第1のメディア情報として保持するメディア情報取得ステップと、
    前記多面会議端末とのセッションを、前記接続装置のアドレス情報と前記メディア情報取得ステップが取得した前記第1のメディア情報とを使用して確立するとともに、前記多面会議端末が扱えるメディアに関する情報である第2のメディア情報を取得するセッション制御ステップと、
    前記セッション制御ステップが取得した前記第2のメディア情報を使用して前記複数の1面会議端末とのセッションを確立し、前記複数の1面会議端末のメディア送受信を制御するメディア制御ステップと
    を含むことを特徴とする接続方法。
  17. 1つの映像データを受信し、受信した前記映像データを1つの表示領域に出力する1面会議端末と、少なくとも2つの映像データを受信し、受信した前記少なくとも2つの映像データを複数の表示領域に出力する多面会議端末とがネットワークを介して映像データを直接送受信するための接続を形成する集積回路であって、
    複数の前記1面会議端末の前記ネットワーク上におけるアドレスを示す情報であるアドレス情報と、前記接続装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示す情報であるアドレス情報とを保持するアドレス保持回路と、
    前記複数の1面会議端末のそれぞれが扱えるメディアに関する情報を取得し、取得した前記情報をひとまとめにして第1のメディア情報として保持するメディア情報取得回路と、
    前記多面会議端末とのセッションを、前記接続装置のアドレス情報と前記メディア情報取得回路が取得した前記第1のメディア情報とを使用して確立するとともに、前記多面会議端末が扱えるメディアに関する情報である第2のメディア情報を取得するセッション制御回路と、
    前記セッション制御回路が取得した前記第2のメディア情報を使用して前記複数の1面会議端末とのセッションを確立し、前記複数の1面会議端末のメディア送受信を制御するメディア制御回路と
    を備えることを特徴とする集積回路。
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