JP5251570B2 - 通話試験システム、通話試験システムにおけるコンピュータ及び電話機 - Google Patents

通話試験システム、通話試験システムにおけるコンピュータ及び電話機 Download PDF

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Description

本技術は、VoIP(Voice over Internet Protocol)システムにおいて通話試験を実施するための技術に関する。
従来、例えばSIP(Session Initiation Protocol)を用いたVoIPシステムにおいて、電話機間で音声通話が可能か否かを確認する通話試験を行う場合には、ある作業者が一方の電話機から電話をかけ、別の作業者が他方の電話機の受話器を取るといった操作を行う必要があった。
また、例えば、試験対象となる端末間で通信されるパケットを監視することにより、各端末が所定のプロトコルに従って正しくパケットを送信しているかを確認するような技術が従来から存在している。
しかしながら、通話試験においては、各電話機がSIPに従って正しくパケットを送信しているかのみでなく、電話機が、オフフックに応じて回線接続し、オンフックに応じて回線切断できるかも確認する必要がある。
特開2007−27953号公報 特開平8−223216号公報
従って、本技術の目的は、通話試験を効率的に実施することができるようにすることである。
本技術の第1の態様に係るコンピュータは、複数の電話機に接続され、通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータであって、第1の電話機から第2の電話機宛ての接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを第2の電話機へ転送した後に、第2の電話機にオフフック状態への移行を指示する手段と、オフフック状態への移行に伴い送信される接続成功メッセージを第2の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを第1の電話機へ転送する手段と、接続成功メッセージに対する応答メッセージを第1の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを第2の電話機へ転送した後に、第2の電話機に所定の音声メッセージの送出を指示する手段とを有する。
本技術の第2の態様に係る電話機は、通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータを介して、対向する電話機からの接続要求メッセージを受信した後に、コンピュータからオフフック状態への移行指示を受信した場合、オフフック状態へ移行すると共に、接続成功メッセージを、対向する電話機に対して送信する手段と、オフフック状態において、コンピュータから音声メッセージ送出指示を受信した場合、所定の音声メッセージを、対向する電話機に対して送出する手段とを有する。
通話試験を効率的に実施することができるようになる。
本技術の一実施の形態に係るシステムの概要図である。 本実施の形態における呼制御サーバの機能ブロック図である。 本実施の形態における電話機の機能ブロック図である。 試験データ格納部に格納される電話機テーブルのテーブル例を示す図である。 試験データ格納部に格納される試験パターンテーブルのテーブル例を示す図である。 試験データ格納部に格納される音声確認パターンテーブルのテーブル例を示す図である。 試験結果格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 本実施の形態における通話試験の全体の流れを説明するための図である。 通話試験の一例を示す図である。 通話試験の一例を示す図である。 通話試験のための前処理の処理フローを示す図である。 呼制御サーバのメインの処理フロー(第1の部分)を示す図である。 呼制御サーバのメインの処理フロー(第2の部分)を示す図である。 呼制御サーバのメインの処理フロー(第3の部分)を示す図である。 電話機の処理フローを示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
図1に本技術の一実施の形態に係るシステム概要を示す。例えば、センタ拠点において、社内LAN(Local Area Network)などのネットワーク1aには、メディアサーバ2と、呼制御サーバ3と、SIP対応の固定IP電話機(以下、単に電話機と呼ぶ)5(図1では、5b乃至5e)と、ゲートウェイ6(図1では、6a及び6b)と、ルータなどの中継装置7とが接続されている。また、同じく社内LANなどのネットワーク1bには、電話機5(図1では、5f乃至5h)と、中継装置7とが接続されている。さらに、ネットワーク1aは、ゲートウェイ6aを介して公衆網8と接続され、ゲートウェイ6b及びIP網9を介して他拠点と接続されている。また、呼制御サーバ3は、ユーザ端末4と、電話機5aとに接続されている。なお、図1では、ゲートウェイ6及び中継装置7を示したが、これらは、通話試験とは直接は関係しないので、これ以上説明しない。
図2に呼制御サーバ3の機能ブロック図を示す。呼制御サーバ3は、入力部31と、試験データ格納部32と、試験制御部33と、試験結果格納部34とを有する。入力部31は、ユーザ端末4から通話試験で用いるデータを受信し、試験データ格納部32に格納したり、ユーザ端末4から試験開始指示を受信した場合には試験制御部33に試験開始を指示したりする。試験制御部33は、入力部31からの指示に応じて、試験データ格納部32に格納されているデータに基づき通話試験を開始し、試験結果を試験結果格納部34に格納する。なお、呼制御サーバ3は、従来のSIPサーバと同等の機能を備えているものとする。
図3に電話機5の機能ブロック図を示す。電話機5は、指示受信部51と、発呼処理部52と、オフフック処理部53と、オンフック処理部54と、音声メッセージ送出部55と、音声メッセージ格納部56とを有する。指示受信部51は、呼制御サーバ3から発呼指示、折返し発呼指示、オフフック指示、オンフック指示又は音声メッセージ送出指示を受信し、受信した指示を発呼処理部52、オフフック処理部53、オンフック処理部54又は音声メッセージ送出部55に出力する。発呼処理部52は、指示受信部51から発呼指示を受信すると、接続要求メッセージを送信する。オフフック処理部53は、指示受信部51からオフフック指示を受信すると、オフフック状態へ移行するための処理を実施する。オンフック処理部54は、指示受信部51からオンフック指示を受信すると、オンフック状態へ移行するための処理を実施する。音声メッセージ送出部55は、指示受信部51から音声メッセージ送出指示を受信すると、音声メッセージ格納部56から音声メッセージを取得して送出する。
図4乃至図6に、試験データ格納部32に格納されるデータの一例を示す。図4は、電話機テーブルの一例を示す。図4の例では、電話機テーブルには、電話機番号(No.)の列と、端末種別の列と、内線番号の列と、IPアドレスの列と、設置場所の列と、代表電話機の列と、基準電話機の列とが含まれる。その電話機が、代表電話機の場合には、代表電話機の列に「○」が設定される。また、その電話機が、基準電話機の場合には、基準電話機の列に「○」が設定される。
図5は、試験パターンテーブルの一例を示す。図5の例では、試験パターンテーブルには、パターン番号(No.)の列と、試験方法の列と、チェックの列とが含まれる。ユーザにより選択された試験パターンについては、チェックの列に「○」が設定される。
図6は、音声確認パターンテーブルの一例を示す。図6の例では、音声確認パターンテーブルには、パターン番号(No.)の列と、確認方法の列と、チェックの列とが含まれる。チェックの列には、ユーザにより選択された音声確認パターンについては、チェックの列に「○」が設定される。
図7に試験結果格納部34に格納されるデータの一例を示す。図7の例では、試験結果格納部34には、試験番号(試験No.)の列と、試験対象電話機の列と、発呼電話機の列と、試験結果の列とが含まれる。さらに、試験結果の列は、発呼動作の列と着呼動作の列と音声の列とに分かれている。発呼動作の列には、発呼電話機の発呼動作の試験結果(○:正常/×:異常)が登録される。着呼動作の列には、試験対象電話機のうち発呼電話機ではない方の電話機の着呼動作の試験結果(○:正常/×:異常)が登録される。音声の列には、試験対象電話機間の音声通話の試験結果(○:正常/×:異常)が登録される。
次に、図8乃至図10を用いて、本実施の形態における通話試験の全体の流れを説明する。なお、本実施の形態では、図8に示すように、電話機aを基準電話機として、電話機aと電話機b乃至電話機Xの各々との間で通話試験を実施するものとする。また、ユーザが、電話機a及びユーザ端末4の近傍にいるものとする。
例えば電話機aと電話機b間の通話試験の流れを図9及び図10に示す。なお、以下に示す「INVITE」、「100 trying」、「180 Ringing」、「200 OK」、「ACK」及び「Bye」は、SIPのメッセージを表す。まず、呼制御サーバ3が電話機bの内線番号の含む発呼指示を電話機aに送信する(図9:ステップ(1))。そして、電話機aは、呼制御サーバ3から発呼指示を受信すると、電話機b宛てのINVITE(接続要求メッセージ)を呼制御サーバ3に送信する(ステップ(2))。
そして、呼制御サーバ3は、電話機aから電話機b宛てのINVITEを受信すると、100 tryingを電話機aに送信する(ステップ(3))。なお、詳細は後で説明するが、電話機aからのINVITEを受信した場合、呼制御サーバ3は、電話機aの発呼動作が正常であると判断する。さらに、呼制御サーバ3は、INVITEを電話機bへ転送し(ステップ(4))、オフフック指示を電話機bに送信する(ステップ(5))。
そして、電話機bは、呼制御サーバ3からINVITEを受信すると、100 tryingを呼制御サーバ3に送信し(ステップ(6))、さらに180 Ringingを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(7))。そして、呼制御サーバ3は、電話機bから180 Ringingを受信すると、180 Ringingを電話機aへ転送する(ステップ(8))。
また、電話機bは、呼制御サーバ3からのオフフック指示を受信すると、オフフック状態へ移行すると共に、200 OKを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(9))。なお、詳細は後で説明するが、電話機bからの200 OKを受信した場合、呼制御サーバ3は、電話機bの着呼動作が正常であると判断する。そして、呼制御サーバ3は、電話機bから200 OKを受信すると、200 OKを電話機aへ転送する(ステップ(10))。
そして、電話機aは、呼制御サーバ3から200 OKを受信すると、200 OKに対する応答としてACKを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(11))。そして、呼制御サーバ3は、電話機aからACKを受信すると、ACKを電話機bへ転送し(ステップ(12))、音声メッセージ送出指示を電話機bに送信する(ステップ(13))。なお、ここまでの処理で、音声回線が確立されたこととなる。
そして、電話機bは、呼制御サーバ3から音声メッセージ送出指示を受信すると、呼制御サーバ3を介して電話機aに音声メッセージを送出する(ステップ(14))。そして、ユーザが耳で聞くなどして電話機bからの音声メッセージを確認する。
そして、音声メッセージを確認した後、ユーザは電話機aをオンフックする(例えば受話器を置く)。電話機aは、オンフックを検出すると、Byeを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(15))。そして、呼制御サーバ3は、電話機aからByeを受信すると、Byeを電話機bへ転送し(ステップ(16))、電話機aの内線番号を含む折返し発呼指示を電話機bに送信する(ステップ(17))。
そして、電話機bは、呼制御サーバ3からByeを受信すると、オンフック状態に移行すると共に、200 OKを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(18))。そして、呼制御サーバ3は、電話機bから200 OKを受信すると、200 OKを電話機aへ転送する(ステップ(19))。なお、処理は端子A、B及びCを介して図10に移行する。
図10の説明に移行して、電話機bは、呼制御サーバ3からの折返し発呼指示を受信すると、電話機a宛てのINVITE(接続要求メッセージ)を呼制御サーバ3に送信する(図10:ステップ(20))。
そして、呼制御サーバ3は、電話機bから電話機a宛てのINVITEを受信すると、100 tryingを電話機bに送信する(ステップ(21))。なお、詳細は後で説明するが、電話機bからのINVITEを受信した場合、呼制御サーバ3は、電話機bの発呼動作が正常であると判断する。さらに、呼制御サーバ3は、INVITEを電話機aへ転送し(ステップ(22))、オフフック指示を電話機aに送信する(ステップ(23))。
そして、電話機aは、呼制御サーバ3からINVITEを受信すると、100 tryingを呼制御サーバ3に送信し(ステップ(24))、さらに180 Ringingを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(25))。そして、呼制御サーバ3は、電話機aから180 Ringingを受信すると、180 Ringingを電話機bへ転送する(ステップ(26))。
また、電話機aは、呼制御サーバ3からのオフフック指示を受信すると、オフフック状態へ移行すると共に、200 OKを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(27))。なお、詳細は後で説明するが、電話機aからの200 OKを受信した場合、呼制御サーバ3は、電話機aの着呼動作が正常であると判断する。そして、呼制御サーバ3は、電話機aから200 OKを受信すると、200 OKを電話機bへ転送する(ステップ(28))。
そして、電話機bは、呼制御サーバ3から200 OKを受信すると、200 OKに対する応答としてACKを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(29))。そして、呼制御サーバ3は、電話機bからACKを受信すると、ACKを電話機aへ転送する(ステップ(30))。
また、呼制御サーバ3は、音声確認パターンテーブルにおいて、双方向で音声メッセージを確認する旨の設定がなされている場合には、音声メッセージ送出指示を電話機bに送信する(ステップ(31))。そして、電話機aは、呼制御サーバ3から音声メッセージ送出指示を受信すると、呼制御サーバ3を介して電話機bに音声メッセージを送出する(ステップ(32))。なお、音声確認パターンテーブルにおいて、片方向で音声メッセージを確認する旨の設定がなされている場合には、ステップ(31)及びステップ(32)は省略されるため、図10では、点線枠で囲んでいる。
その後、呼制御サーバ3は、オンフック指示を電話機bに送信する(ステップ(33))。そして、電話機bは、オンフック指示を受信すると、Byeを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(34))。そして、呼制御サーバ3は、電話機bからByeを受信すると、Byeを電話機aへ転送する(ステップ(35))。
そして、電話機aは、呼制御サーバ3からByeを受信すると、オンフック状態に移行すると共に、200 OKを呼制御サーバ3に送信する(ステップ(36))。そして、呼制御サーバ3は、電話機aから200 OKを受信すると、200 OKを電話機bへ転送する(ステップ(37))。これで、電話機aと電話機b間の通話試験が完了したこととなる。
このように、電話機bから送出される音声メッセージを確認することで、電話機aと電話機b間で音声通話が可能か否かを判断できるため、双方の電話機に作業者が張り付いていなくとも通話試験が可能となる。なお、例えば音声の聞こえ方には個人差があるため、通話品質を細かくチェックする場合などは双方向で音声メッセージを確認するようにすればよい。
次に、図11乃至図14を用いて、呼制御サーバ3の処理フローを説明する。まず、呼制御サーバ3は、通話試験のための前処理として図11に示すような処理を実施する。例えば、ユーザが、ユーザ端末4を操作して、電話機毎に、端末種別、内線番号、IPアドレス、設置場所、代表電話機であるか否か、基準電話機であるか否かなどを入力する。そして、ユーザ端末4は、ユーザから電話機データの入力を受け付け、呼制御サーバ3に送信する。そして、呼制御サーバ3の入力部31は、ユーザ端末4から電話機データを受信し、試験データ格納部32に格納する(図11:ステップS1)。
また、ユーザは、ユーザ端末4を操作して、試験パターンを選択する。そして、ユーザ端末4は、ユーザから試験パターンの選択入力を受け付け、試験パターンの選択データを呼制御サーバ3に送信する。そして、呼制御サーバ3の入力部31は、ユーザ端末4から試験パターンの選択データを受信し、試験データ格納部32に格納する(ステップS3)。
さらに、ユーザは、ユーザ端末4を操作して、音声確認パターンを選択する。そして、ユーザ端末4は、ユーザから音声確認パターンの選択入力を受け付け、音声確認パターンの選択データを呼制御サーバ3に送信する。そして、呼制御サーバ3の入力部31は、ユーザ端末4から音声確認パターンの選択データを受信し、試験データ格納部32に格納する(ステップS5)。そして、通話試験のための前処理を終了する。
次に、図12乃至図14を用いて、呼制御サーバ3のメインの処理内容を説明する。例えば、ユーザが、ユーザ端末4を操作して、通話試験の開始を指示する。そして、ユーザ端末4は、ユーザから試験開始の指示の入力を受け付け、試験開始指示を呼制御サーバ3に送信する。そして、呼制御サーバ3の入力部31は、ユーザ端末4から試験開始指示を受信し(図12:ステップS11)、試験制御部33に試験開始を指示する。
そして、試験制御部33は、入力部31からの指示に応じて試験データ格納部32から電話機テーブルと試験パターンテーブルと音声確認パターンテーブルとを読み出す。そして、試験制御部33は、電話機テーブルと試験パターンテーブルとに基づき、実施すべき試験項目を抽出し、試験結果格納部34に登録する。この時点では、試験番号と試験対象電話機と発呼電話機とを登録する。
そして、試験制御部33は、試験結果格納部34を検索し、未処理の試験項目を特定する(ステップS13)。また、試験制御部33は、折返しフラグ(1:折返し済み/0:未折返し)を0に設定する(ステップS15)。そして、試験制御部33は、特定試験項目における発呼電話機に、相手側電話機の内線番号を含む発呼指示を送信する(ステップS17)。本ステップの処理は、図9に示したステップ(1)に相当する。これにより、図9及び図10に示したような通話試験が開始される。
そして、入力部31は、試験対象電話機からのメッセージを受信し(ステップS19)、受信メッセージを試験制御部33に出力する。以下、受信メッセージの宛先となる電話機を送信先電話機と呼ぶ。そして、処理は端子Dを介してステップS21(図13)へ移行する。
図13の説明に移行して、端子Dの後、試験制御部33は、受信メッセージがINVITEであるか判断する(図13:ステップS21)。受信メッセージがINVITEであると判断された場合(ステップS21:Yesルート)、試験制御部33は、INVITEの送信元電話機に100 tryingを送信する(ステップS23)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10に示したステップ(3)及びステップ(21)に相当する。そして、試験制御部33は、INVITEを送信先電話機に転送し、オフフック指示を送信先電話機に送信する(ステップS25)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10に示したステップ(4)及びステップ(5)並びにステップ(22)及びステップ(23)に相当する。そして、試験制御部33は、INVITEの送信元電話機の発呼動作を正常と判断し、判断結果を試験結果格納部34に登録する(ステップS27)。その後、端子Eを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、ステップS21において受信メッセージがINVITEではないと判断された場合(ステップS21:Noルート)、試験制御部33は、受信メッセージがRingingであるか判断する(ステップS29)。受信メッセージがRingingであると判断された場合(ステップS29:Yesルート)、試験制御部33は、Ringingを送信先電話機に転送する(ステップS31)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10で示したステップ(8)及びステップ(26)に相当する。その後、端子Eを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、受信メッセージがRingingではないと判断された場合(ステップS29:Noルート)、試験制御部33は、受信メッセージがINVITEに対する200 OKであるか判断する(ステップS33)。受信メッセージがINVITEに対する200 OKであると判断された場合(ステップS33:Yesルート)、試験制御部33は、200 OKを送信先電話機に転送する(ステップS35)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10で示したステップ(10)及びステップ(28)に相当する。そして、試験制御部33は、200 OKの送信元電話機の着呼動作を正常と判断し、判断結果を試験結果格納部34に登録する(ステップS37)。その後、端子Eを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、ステップS33において受信メッセージがINVITEに対する200 OKではないと判断された場合(ステップS33:Noルート)、端子Fを介してステップS39(図14)の処理に移行する。
図14の説明に移行して、端子Fの後、試験制御部33は、受信メッセージがACKであるか判断する(図14:ステップS39)。受信メッセージがACKであると判断された場合(ステップS39:Yesルート)、試験制御部33は、ACKを送信先電話機に転送する(ステップS41)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10で示したステップ(12)及びステップ(30)に相当する。そして、試験制御部33は、音声確認パターンテーブルにおいて、音声メッセージを双方向で確認する旨の設定がなされているか判断する(ステップS43)。音声メッセージを双方向で確認する旨の設定がなされている場合(ステップS43:Yesルート)、ステップS47の処理に移行する。
一方、音声メッセージを片方向で確認する旨の設定がなされている場合(ステップS43:Noルート)、試験制御部33は、折返しフラグが0であるか判断する(ステップS45)。折返しフラグが0であると判断された場合(ステップS45:Yes)、ステップS47の処理に移行する。
ステップS47の処理に移行して、試験制御部33は、音声メッセージ送出指示を送信先電話機に送信する(ステップS47)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10で示したステップ(13)及びステップ(31)に相当する。そして、端子Gを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、ステップS45において折返しフラグが1であると判断された場合(ステップS45:Noルート)、試験制御部33は、オンフック指示を送信先電話機に送信する(ステップS49)。なお、本ステップの処理は、図10で示したステップ(33)に相当する。そして、端子Gを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、ステップS39において受信メッセージがACKではないと判断された場合(ステップS39:Noルート)、試験制御部33は、受信メッセージがByeであるか判断する(ステップS51)。受信メッセージがByeであると判断された場合(ステップS51:Yesルート)、試験制御部33は、Byeを送信先電話機に転送する(ステップS53)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10で示したステップ(16)及びステップ(35)に相当する。そして、試験制御部33は、折返しフラグが0であるか判断する(ステップS55)。折返しフラグが0であると判断された場合(ステップS55:Yesルート)、試験制御部33は、折返し発呼指示を送信先電話機に送信する(ステップS57)。なお、本ステップの処理は、図9で示したステップ(17)に相当する。その後、端子Gを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、折返しフラグが1であると判断された場合(ステップS55:Noルート)、ステップS57の処理をスキップし、端子Gを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、ステップS51において受信メッセージがByeではないと判断された場合(ステップS51:Noルート)、試験制御部33は、受信メッセージがByeに対する200 OKであるか判断する(ステップS59)。受信メッセージがByeに対する200 OKではないと判断された場合(ステップS59:Noルート)、端子Gを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、受信メッセージがByeに対する200 OKであると判断された場合(ステップS59:Yesルート)、試験制御部33は、200 OKを送信先電話機に転送する(ステップS61)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10で示したステップ(19)及びステップ(37)に相当する。そして、試験制御部33は、折返しフラグが0であるか判断する(ステップS63)。折返しフラグが0であると判断された場合(ステップS63:Yesルート)、試験制御部33は、折返しフラグを1に設定する(ステップS65)。その後、端子Gを介してステップS19(図12)に戻り、次のメッセージの受信待ちとなる。
一方、折返しフラグが1であると判断された場合(ステップS63:Noルート)、試験制御部33は、全ての試験項目について処理が完了したか判断する(ステップS67)。全ての試験項目について処理が完了していなければ(ステップS67:Noルート)、端子Hを介してステップ13(図12)に戻り、上で述べた処理を繰り返す。一方、全ての試験項目について処理が完了した場合(ステップS67:Yesルート)、本処理を終了する。
以上のような処理を実施することにより、試験対象電話機に適切な指示を行うことができ、図9及び図10に示したような通話試験を実施することができるようになる。
次に、図15を用いて、電話機5の処理フローを説明する。なお、SIPメッセージを受信した場合の処理は従来と変わらないため、ここでは説明を省略する。まず、電話機5の指示受信部51が、呼制御サーバ3からの指示を受信する(図15:ステップS71)。そして、指示受信部51は、受信した指示が発呼指示又は折返し発呼指示であるか判断する(ステップS73)。受信した指示が発呼指示又は折返し発呼指示であると判断された場合(ステップS73:Yesルート)、指示受信部51は、発呼指示又は折返し発呼指示を発呼処理部52に出力する。そして、発呼処理部52は、指示受信部51から発呼指示又は折返し発呼指示を受信し、当該発呼指示又は折返し発呼指示に含まれる内線番号を用いてINVITEを送信する(ステップS75)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10で示したステップ(2)及びステップ(20)に相当する。そして、本処理を終了する。
一方、受信した指示が発呼指示でもなく、折返し発呼指示でもないと判断された場合(ステップS73:Noルート)、指示受信部51は、受信した指示がオフフック指示であるか判断する(ステップS77)。受信した指示がオフフック指示であると判断された場合(ステップS77:Yesルート)、指示受信部51は、オフフック指示をオフフック処理部53に出力する。そして、オフフック処理部53は、指示受信部51からオフフック指示を受信し、オフフック状態へ移行するための処理を実施する(ステップS79)。例えば、200 OKを送信したりする(すなわち、図9及び図10で示したステップ(9)及びステップ(27)に相当)。そして、本処理を終了する。
一方、受信した指示がオフフック指示ではないと判断された場合(ステップS77:Noルート)、指示受信部51は、受信した指示がオンフック指示であるか判断する(ステップS81)。受信した指示がオンフック指示であると判断された場合(ステップS81:Yesルート)、指示受信部51は、オンフック指示をオンフック処理部54に出力する。そして、オンフック処理部54は、指示受信部51からオンフック指示を受信し、オンフック状態へ移行するための処理を実施する(ステップS83)。例えば、Byeを送信したりする(すなわち、図10で示したステップ(34)に相当)。そして、本処理を終了する。
一方、受信した指示がオンフック指示ではないと判断された場合(ステップS81:Noルート)、指示受信部51は、受信した指示が音声メッセージ送出指示であるか判断する(ステップS85)。受信した指示が音声メッセージ送出指示であると判断された場合(ステップS85:Yesルート)、指示受信部51は、音声メッセージ送出指示を音声メッセージ送出部55に出力する。そして、音声メッセージ送出部55は、指示受信部51から音声メッセージ送出指示を受信し、音声メッセージ格納部56から音声メッセージを取得して送出する(ステップS87)。なお、本ステップの処理は、図9及び図10で示したステップ(14)及びステップ(32)に相当する。そして、本処理を終了する。
一方、受信した指示が音声メッセージ送出指示ではないと判断された場合(ステップS85:Noルート)、本処理を終了する。
以上のような処理を実施することにより、呼制御サーバ3からの指示に応じてオフフック状態又はオンフック状態へ移行することが可能となる。従って、ユーザが手動でオフフック又はオンフックを行わなくて済み、通話試験を効率的に実施することができるようになる。
以上本技術の一実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した呼制御サーバ3及び電話機5の機能ブロック図は必ずしも実際のプログラムモジュール構成に対応するものではない。
また、上で説明した各テーブルの構成は一例であって、必ずしも上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
また、上では、電話機5が、音声メッセージを格納する音声メッセージ格納部56を有する例を説明したが、音声メッセージをメディアサーバ2に格納しておき、音声メッセージをメディアサーバ2から取得して送出するような構成を採用することも可能である。
以上本実施の形態をまとめると以下のようになる。
第1の態様に係るコンピュータは、複数の電話機に接続され、通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータであって、第1の電話機から第2の電話機宛ての接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを第2の電話機へ転送した後に、第2の電話機にオフフック状態への移行を指示する手段と、オフフック状態への移行に伴い送信される接続成功メッセージを第2の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを第1の電話機へ転送する手段と、接続成功メッセージに対する応答メッセージを第1の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを第2の電話機へ転送した後に、第2の電話機に所定の音声メッセージの送出を指示する手段とを有する。
このようにすれば、第2の電話機の受話器を取るという操作が不要になり、第2の電話機から所定の音声メッセージが送出されるので、第1の電話機側に作業者がいれば、音声通話ができるかを確認することができるようになる。すなわち、双方の電話機に作業者が張り付いている必要はなく、効率的に通話試験を実施できる。
また、第1の電話機から切断要求メッセージを受信した場合、当該切断要求メッセージを第2の電話機へ転送した後に、第2の電話機に第1の電話機宛ての接続要求メッセージの送信を指示する手段と、第2の電話機から第1の電話機宛ての接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを第1の電話機へ転送した後に、第1の電話機にオフフック状態への移行を指示する手段と、接続成功メッセージを第1の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを第2の電話機に転送する手段と、応答メッセージを第2の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを第1の電話機に転送した後に、第2の電話機にオンフック状態への移行を指示する手段とをさらに有するようにしてもよい。このようにすれば、電話機間の両方向の発着信を確認できるようになる。
さらに、通話試験を開始する際に、第1の電話機に第2の電話機宛ての接続要求メッセージの送信を指示する手段をさらに有するようにしてもよい。
第2の態様に係る電話機は、通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータを介して、対向する電話機からの接続要求メッセージを受信した後に、コンピュータからオフフック状態への移行指示を受信した場合、オフフック状態へ移行すると共に、接続成功メッセージを対向する電話機に対して送信する手段と、オフフック状態において、コンピュータから音声メッセージ送出指示を受信した場合、所定の音声メッセージを対向する電話機に対して送出する手段とを有する。
このようにすれば、コンピュータからの指示に応じてオフフック状態に移行するので、作業者が受話器を取らなくてもよくなる。また、コンピュータからの指示に応じて所定の音声メッセージが送出されるので、対向する電話機側に作業者がいれば、通話試験を実施できるようになる。
また、オフフック状態において、コンピュータからオンフック状態への移行指示を受信した場合、オンフック状態へ移行すると共に、切断要求メッセージを対向する電話機に対して送信する手段をさらに有するようにしてもよい。このようにすれば、コンピュータからの指示に応じてオンフック状態に移行するので、作業者が手動でオンフックする必要がなくなり、作業者の手間が省ける。
さらに、コンピュータから接続要求メッセージの送信指示を受信した場合、接続要求メッセージを対向する電話機に対して送信する手段をさらに有するようにしてもよい。このようにすれば、作業者が手動で電話をかける必要がなくなり、作業者の手間が省ける。
なお、呼制御サーバ3及び電話機5をハードウエアと共に実現するためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
なお、呼制御サーバ3は、図16に示すように、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。OS及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の電話機に接続され、通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータであって、
第1の電話機から第2の電話機宛ての接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機にオフフック状態への移行を指示する手段と、
前記オフフック状態への移行に伴い送信される接続成功メッセージを前記第2の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを前記第1の電話機へ転送する手段と、
前記接続成功メッセージに対する応答メッセージを前記第1の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機に所定の音声メッセージの送出を指示する手段と、
を有するコンピュータ。
(付記2)
前記第1の電話機から切断要求メッセージを受信した場合、当該切断要求メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機に前記第1の電話機宛ての前記接続要求メッセージの送信を指示する手段と、
前記第2の電話機から前記第1の電話機宛ての前記接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを前記第1の電話機へ転送した後に、前記第1の電話機に前記オフフック状態への移行を指示する手段と、
前記接続成功メッセージを前記第1の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを前記第2の電話機に転送する手段と、
前記応答メッセージを前記第2の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを前記第1の電話機に転送した後に、前記第2の電話機にオンフック状態への移行を指示する手段と、
をさらに有する付記1記載のコンピュータ。
(付記3)
前記通話試験を開始する際に、前記第1の電話機に前記第2の電話機宛ての前記接続要求メッセージの送信を指示する手段
をさらに有する付記1又は2記載のコンピュータ。
(付記4)
通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータを介して、対向する電話機からの接続要求メッセージを受信した後に、前記コンピュータからオフフック状態への移行指示を受信した場合、前記オフフック状態へ移行すると共に、接続成功メッセージを前記対向する電話機に対して送信する手段と、
前記オフフック状態において、前記コンピュータから音声メッセージ送出指示を受信した場合、所定の音声メッセージを前記対向する電話機に対して送出する手段と、
を有する電話機。
(付記5)
前記オフフック状態において、前記コンピュータからオンフック状態への移行指示を受信した場合、前記オンフック状態へ移行すると共に、切断要求メッセージを前記対向する電話機に対して送信する手段
をさらに有する付記4記載の電話機。
(付記6)
前記コンピュータから前記接続要求メッセージの送信指示を受信した場合、前記接続要求メッセージを前記対向する電話機に対して送信する手段
をさらに有する付記4又は5記載の電話機。
(付記7)
複数の電話機と、
通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータと、
を有し、
前記コンピュータは、
第1の電話機から第2の電話機宛ての接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、オフフック状態への移行指示を前記第2の電話機に送信する手段と、
前記オフフック状態への移行に伴い送信される接続成功メッセージを前記第2の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを前記第1の電話機へ転送する手段と、
前記接続成功メッセージに対する応答メッセージを前記第1の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機に音声メッセージ送出指示を送信する手段と、
を有し、
前記電話機は、
前記コンピュータを介して、対向する電話機からの前記接続要求メッセージを受信した後に、前記コンピュータから前記オフフック状態への移行指示を受信した場合、前記オフフック状態へ移行すると共に、前記接続成功メッセージを前記対向する電話機に対して送信する手段と、
前記オフフック状態において、前記コンピュータから前記音声メッセージ送出指示を受信した場合、所定の音声メッセージを前記対向する電話機に対して送出する手段と、
を有する通話試験システム。
(付記8)
複数の電話機に接続され、通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータに、
第1の電話機から第2の電話機宛ての接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機にオフフック状態への移行を指示するステップと、
前記オフフック状態への移行に伴い送信される接続成功メッセージを前記第2の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを前記第1の電話機へ転送する手段と、
前記接続成功メッセージに対する応答メッセージを前記第1の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機に所定の音声メッセージの送出を指示するステップと、
を実行させるためのプログラム。
(付記9)
通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータを介して、対向する電話機からの接続要求メッセージを受信した後に、前記コンピュータからオフフック状態への移行指示を受信した場合、前記オフフック状態へ移行すると共に、接続成功メッセージを前記対向する電話機に対して送信するステップと、
前記オフフック状態において、前記コンピュータから音声メッセージ送出指示を受信した場合、所定の音声メッセージを前記対向する電話機に対して送出するステップと、
を電話機に実行させるためのプログラム。
1a,1b ネットワーク 2 メディアサーバ
3 呼制御サーバ 4 ユーザ端末
5 電話機 6a,6b ゲートウェイ
7 中継装置 8 公衆網
9 IP網
31 入力部 32 試験データ格納部
33 試験制御部 34 試験結果格納部
51 指示受信部 52 発呼処理部
53 オフフック処理部 54 オンフック処理部
55 音声メッセージ送出部 56 音声メッセージ格納部

Claims (6)

  1. 複数の電話機に接続され、通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータであって、
    第1の電話機から第2の電話機宛ての接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機にオフフック状態への移行を指示する手段と、
    前記オフフック状態への移行に伴い送信される接続成功メッセージを前記第2の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを前記第1の電話機へ転送する手段と、
    前記接続成功メッセージに対する応答メッセージを前記第1の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機に所定の音声メッセージの送出を指示する手段と、
    を有するコンピュータ。
  2. 前記第1の電話機から切断要求メッセージを受信した場合、当該切断要求メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機に前記第1の電話機宛ての前記接続要求メッセージの送信を指示する手段と、
    前記第2の電話機から前記第1の電話機宛ての前記接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを前記第1の電話機へ転送した後に、前記第1の電話機に前記オフフック状態への移行を指示する手段と、
    前記接続成功メッセージを前記第1の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを前記第2の電話機に転送する手段と、
    前記応答メッセージを前記第2の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを前記第1の電話機に転送した後に、前記第2の電話機にオンフック状態への移行を指示する手段と、
    をさらに有する請求項1記載のコンピュータ。
  3. 通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータを介して、対向する電話機からの接続要求メッセージを受信した後に、前記コンピュータからオフフック状態への移行指示を受信した場合、前記オフフック状態へ移行すると共に、接続成功メッセージを前記対向する電話機に対して送信する手段と、
    前記オフフック状態において、前記コンピュータから音声メッセージ送出指示を受信した場合、所定の音声メッセージを前記対向する電話機に対して送出する手段と、
    前記コンピュータから前記接続要求メッセージの送信指示を受信した場合、前記接続要求メッセージを前記対向する電話機に対して送信する手段と、
    を有する電話機。
  4. 前記オフフック状態において、前記コンピュータからオンフック状態への移行指示を受信した場合、前記オンフック状態へ移行すると共に、切断要求メッセージを前記対向する電話機に対して送信する手段
    をさらに有する請求項3記載の電話機。
  5. 複数の電話機に接続され、通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータに、
    第1の電話機から第2の電話機宛ての接続要求メッセージを受信した場合、当該接続要求メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機にオフフック状態への移行を指示するステップと、
    前記オフフック状態への移行に伴い送信される接続成功メッセージを前記第2の電話機から受信した場合、当該接続成功メッセージを前記第1の電話機へ転送する手段と、
    前記接続成功メッセージに対する応答メッセージを前記第1の電話機から受信した場合、当該応答メッセージを前記第2の電話機へ転送した後に、前記第2の電話機に所定の音声メッセージの送出を指示するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  6. 通話試験の対象となる電話機間で通信される所定のメッセージを中継するコンピュータを介して、対向する電話機からの接続要求メッセージを受信した後に、前記コンピュータからオフフック状態への移行指示を受信した場合、前記オフフック状態へ移行すると共に、接続成功メッセージを前記対向する電話機に対して送信するステップと、
    前記オフフック状態において、前記コンピュータから音声メッセージ送出指示を受信した場合、所定の音声メッセージを前記対向する電話機に対して送出するステップと、
    前記コンピュータから前記接続要求メッセージの送信指示を受信した場合、前記接続要求メッセージを前記対向する電話機に対して送信するステップと、
    を電話機に実行させるためのプログラム。
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