JP5211754B2 - Rfidシステムにおける通信制御方法およびrfid用の交信制御装置 - Google Patents
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数字列データの各数字は16進コード(4ビット)で表すことができるが、タグのメモリ内で、数字列データを示す16進コードと、数字以外の文字を表すアスキーコードとを混在させると、タグの情報の読み取りに支障が生じるおそれがある。たとえば、タグが情報が書き込まれたシステムから離れた場所に移動して、その場所で情報の読み出しが行われる場合、16進コードが書き込まれているアドレスが不明であると、2文字分の16進コードが1文字分のアスキーコードとして読み出されるなど、読取りエラーが生じる可能性がある。
さらに、交信制御装置において上位装置から識別情報を含むリードコマンドの送信を受けた場合には、当該リードコマンドをRFIDタグに送信した後にRFIDタグから返送された応答データが示すアスキーコードをそのコードに対応する16進コードに変換して、変換後の応答データを上位装置に送信する。一方、上位装置から前記識別情報を含まないリードコマンドの送信を受けた場合には、当該コマンドをRFIDタグに送信した後にRFIDタグから返送された応答データを、前記16進コードへの変換処理を行うことなく前記上位装置に送信する。
一方で、RFIDタグに書き込まれるデータは、アスキーコードによるものに統一されるので、他の交信制御装置やシステム外でタグの情報を読み出す場合にも、誤認が生じるおそれがない。
書き込み制御手段は、上位装置から数字列データを書き込みの対象に指定する旨を示す識別情報を含むライトコマンドの送信を受けた場合には、当該ライトコマンド中の書き込みデータが示す16進コードをそのコードに対応するアスキーコードに変換して、変換後のライトコマンドをRFIDタグに送信する一方、上位装置から前記識別情報を含まないライトコマンドの送信を受けた場合には、前記書き込みデータのアスキーコードへの変換処理を行うことなく当該ライトコマンドをRFIDタグに送信する。読み出し制御手段は、上位装置から数字列データを読み出しの対象に指定する旨を示す識別情報を含むリードコマンドの送信を受けた場合には、当該リードコマンドをRFIDタグに送信した後にRFIDタグから返送された応答データが示すアスキーコードをそのコードに対応する16進コードに変換して、変換後の応答データを上位装置に送信する一方、上位装置から前記識別情報を含まないリードコマンドの送信を受けた場合には、当該リードコマンドをRFIDタグに送信した後にRFIDタグから返送された応答データを、前記16進コードへの変換処理を行うことなく上位機器に送信する。
よって、RFIDタグの汎用性を確保しつつ、上位装置における通信や制御の効率を向上することが可能になる。
この実施例のリーダライタ2は、RFIDタグ3との交信に関わる回路のうちアンテナコイルの部分を、アンテナ部21として交信制御装置20から分離させた構成のものである。交信制御装置20内には、送信回路25、受信回路26、電源回路27のほか、上位通信処理部22、演算処理部23、RFID交信部24などが設けられる。上位通信処理部22、演算処理部23、RFID交信部24には、それぞれ専用のCPUやメモリが含まれており、電源回路27からの電源供給を受けて動作する。
上記の処理により、マスタ装置1からのライトコマンド中の数字列データが16進コードになっても、RFIDタグ3には、アスキーコードによる数字列データを書き込むことが可能になる。
まず、マスタ装置1からライトコマンドを受信した場合には、図6に示す処理が開始される。ここでは最初に、受信したコマンドのデータ内容を解析する(ST11)。ここで、識別フラグが「1」であれば(ST12が「YES」)、コマンド中の書き込みデータに対してH/A変換処理を実行し(ST13)、書き込みデータをアスキーコードに置き換えたコマンドをタグ3に送信する(ST14)。
たとえば、タグ3側のメモリについて、あらかじめ数字列データを保存するエリアを限定しておき、このエリアのアドレスをあらかじめ演算処理部23に登録しておけば、マスタ装置1からのコマンド中のアドレスデータにより、変換処理を行う必要があるか否かを判断することができる。
2 リーダライタ
3 RFIDタグ
20 交信制御装置
22 上位通信処理部
23 演算処理部
24 RFID交信部
Claims (4)
- RFIDタグに対する交信処理を制御する交信制御装置と、より上位の制御を行う上位装置とが通信可能に配備され、上位装置から交信制御装置にデータの書き込みを指示するライトコマンドまたはデータの読み出しを指示するリードコマンドを送信した後に、当該コマンドを交信制御装置からRFIDタグに送信し、このコマンドに対するRFIDタグからの応答データを交信制御装置が受信した後に、当該応答データを交信制御装置から上位装置に送信するようにしたシステムで実行される方法であって、
前記上位装置では、数字列データを読み書きの対象に指定する場合にはその指定を表す識別情報を含むコマンドを送信すると共に、当該識別情報を含むライトコマンドには、さらに書き込み対象の数字列を16進コードにより表した書き込みデータを含めて送信し、
前記交信制御装置では、前記上位装置から前記識別情報を含むライトコマンドの送信を受けた場合には、当該ライトコマンド中の書き込みデータが示す16進コードをそのコードに対応するアスキーコードに変換して変換後のライトコマンドをRFIDタグに送信する一方、前記上位装置から前記識別情報を含まないライトコマンドの送信を受けた場合には、前記書き込みデータのアスキーコードへの変換処理を行うことなく当該ライトコマンドをRFIDタグに送信し、
さらに交信制御装置では、前記上位装置から前記識別情報を含むリードコマンドの送信を受けた場合には、当該リードコマンドをRFIDタグに送信した後にRFIDタグから返送された応答データが示すアスキーコードをそのコードに対応する16進コードに変換して、変換後の応答データを上位装置に送信する一方、前記上位装置から前記識別情報を含まないリードコマンドの送信を受けた場合には、当該コマンドをRFIDタグに送信した後にRFIDタグから返送された応答データを、前記16進コードへの変換処理を行うことなく前記上位装置に送信する、ことを特徴とするRFIDシステムにおける通信制御方法。 - 前記上位装置では、送信する全てのコマンドに読み書き対象のデータの種別を示す識別フラグを含めており、数字列データを読み書きの対象に指定する場合には、読み書き対象のデータの種別が数字列である旨を示す識別フラグを前記識別情報として含めたコマンドを送信する、請求項1に記載されたRFIDシステムにおける通信制御方法。
- 前記上位装置では、送信する全てのコマンドにアクセス先のアドレスを示すアドレスデータを含めており、数字列データを読み書きの対象に指定する場合には、前記RFIDタグのあらかじめ数字列データが保存される記憶領域として定められた記憶領域のアドレスを示すアドレスデータを前記識別情報として含めたコマンドを送信する、請求項1に記載されたRFIDシステムにおける通信制御方法。
- 上位装置の制御下で、上位装置からのコマンドを受け付けた後に当該コマンドをRFIDタグに送信して情報の読み書きを行わせる処理と、前記コマンドに対するRFIDタグからの応答データを受け付けて上位装置に送信する処理とを実行する装置であって、
前記上位装置から数字列データを書き込みの対象に指定する旨を示す識別情報を含むライトコマンドの送信を受けた場合には、当該ライトコマンド中の書き込みデータが示す16進コードをそのコードに対応するアスキーコードに変換して、変換後のライトコマンドをRFIDタグに送信する一方、前記上位装置から前記識別情報を含まないライトコマンドの送信を受けた場合には、前記書き込みデータのアスキーコードへの変換処理を行うことなく当該ライトコマンドをRFIDタグに送信する書き込み制御手段と、
前記上位装置から数字列データを読み出しの対象に指定する旨を示す識別情報を含むリードコマンドの送信を受けた場合には、当該リードコマンドをRFIDタグに送信した後にRFIDタグから返送された応答データが示すアスキーコードをそのコードに対応する16進コードに変換して、変換後の応答データを上位装置に送信する一方、前記上位装置から前記識別情報を含まないリードコマンドの送信を受けた場合には、当該リードコマンドをRFIDタグに送信した後にRFIDタグから返送された応答データを、前記16進コードへの変換処理を行うことなく前記上位装置に送信する読み出し制御手段とを、具備することを特徴とするRFID用の交信制御装置。
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