JP2003195914A - Plc用icカードアクセス制御機器 - Google Patents

Plc用icカードアクセス制御機器

Info

Publication number
JP2003195914A
JP2003195914A JP2001399690A JP2001399690A JP2003195914A JP 2003195914 A JP2003195914 A JP 2003195914A JP 2001399690 A JP2001399690 A JP 2001399690A JP 2001399690 A JP2001399690 A JP 2001399690A JP 2003195914 A JP2003195914 A JP 2003195914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plc
card
access control
card access
conversion table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001399690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Yamamoto
佳典 山本
Fumiyuki Ikeda
文幸 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2001399690A priority Critical patent/JP2003195914A/ja
Publication of JP2003195914A publication Critical patent/JP2003195914A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】制御プログラムの開発の手間を低減しつつ、異
なるフォーマットの複数種類のICカードに対応するP
LC用ICカードアクセス制御機器を提供する。 【解決手段】PLC1は、リーダライタ3がICカード
5に対して読み書きするプログラム言語・データ等の情
報処理形式とPLC1で処理するプログラム言語・デー
タ等の情報処理形式とが一致するように情報を変換する
変換テーブルを備えるPLC用ICカードアクセス制御
機器10とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLC(Programm
able Logic Controller)が組み込まれ、IC(Integra
ted Circuit)カードにアクセスしてデータの書き込み
・読み出しを行うPLC用ICカードアクセス制御機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】PLCは、シーケンス制御を始めとして
各種制御を実現する装置であり、工場内機器などの制御
システムに組み込まれて広く利用されている。更に近年
ではターゲットシステム(制御対象となる工場内機器)
の複雑化に伴い、複数のPLCを結んでネットワーク化
した制御システムなども登場している。
【0003】一方、ICカードを利用する情報システム
は、従来では単に電子機器を利用したシステム等に適用
されるに留まっていたが、近年では適用範囲が広がりつ
つあり、例えば、機械のシーケンス制御に利用されるな
ど、各種領域でのICカードの利用が活発化している。
【0004】このようなICカードの使用領域は、PL
Cによりシーケンス制御を行う制御システムへも広がっ
てきており、この制御システムとICカードのデータを
利用する情報処理システムとを融合した総合システムが
登場してきている。このような総合システムに組み込ま
れたPLC用ICカードアクセス制御機器について図を
参照しつつ説明する。図5は従来のPLC用ICカード
アクセス制御機器を含む総合システムの構成図である。
【0005】図5に示される総合システムは、PLC1
1、I/O12、PC(または専用に開発された電子機
器)13、リーダライタ14、ホストコンピュータ1
5、ICカード16を備えるシステムである。このう
ち、PLC用ICカードアクセス制御機器は、PLC1
1、I/O12、PC(電子機器)13、リーダライタ
14を備える機器である。なお、図示しないものの、P
LC用ICカードアクセス制御機器がホストコンピュー
タ15に接続されないような場合もある。
【0006】この総合システムでは、PLC11がIC
カード16からデータを読み出す場合には以下のような
処理を行う。まずPLC11のCPUモジュール11a
は、通信モジュール11c、PC(電子機器)13を経
由してリーダライタ14に読み出しコマンドを出力し、
このリーダライタ14がICカード16にアクセスして
所望のデータを読み出す。そして、このICカード16
から読み出されたデータを、リーダライタ14、PC
(電子機器)13、PLC11の通信モジュール11c
を経由してCPUモジュール11aが読み出し、CPU
モジュール11aの制御プログラム中で使用されてPL
C11が各種のシーケンス制御を行う方法が採られてい
る。
【0007】また、場合によっては、CPUモジュール
11a・I/Oモジュール11b・I/O12・PC
(電子機器)13という経路を選択してデータの読み出
し・書き込むを行うこともある。さらにまた、通信モジ
ュール11dを介してホストコンピュータ15から送信
されたデータをCPUモジュール11aがICカード1
6に書き込む場合や、逆にICカード16から読み出し
たデータをCPUモジュール11aが通信モジュール1
1dを介してホストコンピュータ15に送信するような
場合もある。従来のPLC用ICカードアクセス制御機
器とはこのようなものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような総合シス
テムに組み込まれるPLC用ICカードアクセス制御機
器では、(1)制御プログラムの開発コストが大きい、
(2)フォーマットが異なる複数種類のICカードに対
応できない、という問題点があった。以下これらの問題
点について説明する。
【0009】(1)制御プログラムの開発コストが大き
い。 上記したような総合システムでは、PLC11のCPU
モジュール11aが搭載するシーケンス制御プログラ
ム、PLC11とPC(電子機器)13との通信制御
プログラムの開発、および、PC(電子機器)13が搭
載するリーダライタ14のICカード16へのアクセ
ス制御プログラム、PC(電子機器)13とリーダラ
イタ14との通信制御プログラムの開発が、それぞれ必
要になってくる。
【0010】このため、PLC11の制御プログラム開
発とPC(電子機器)13の制御プログラム開発とは別
々に行われている。しかしながら、ICカード16にア
クセスするためのPC(電子機器)13は、ICカード
16のフォーマットに応じた制御プログラムにする必要
が生じ、さらにPLC11のシーケンス制御と融合させ
るためにはPLC11側の制御プログラムもそのフォー
マットに対応させる必要があり、通信規約に注意を払い
つつ2箇所に搭載される制御プログラムを開発すること
は大変手間を要するものであった。
【0011】(2)フォーマットが異なる複数種類のI
Cカードに対応できない。 上記したように、フォーマットが一種類の場合は、制御
プログラムの開発は手間を要するものの開発自体は可能
である。しかしながら、ICカードは複数種類のフォー
マットがあり、フォーマットが異なればデータを読み出
す場合のコマンド形式、および、データ構造のデータ形
式が相違する。このため、あるフォーマットに対応して
ICカード16から読み出すようなPLC11の制御プ
ログラムを開発すると、実際上他のフォーマットのIC
カード(図示せず)からデータが読み出せなくなるとい
う問題があった。PLC11が複数フォーマットのIC
カードから読み出せるようにしたい場合、従来ではその
ような対応が困難であり、新規な技術思想に基づいて制
御プログラムを開発する必要があった。
【0012】本発明は、上記した従来技術での問題点の
解決を図るものであり、その目的は、制御プログラムの
開発の手間を低減しつつ、異なるフォーマットの複数種
類のICカードに対応するPLC用ICカードアクセス
制御機器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、請求項1に記載のPLC用ICカードアクセス制
御機器によれば、PLCと、PLCに接続されるICカ
ード用のリーダライタと、を備えるPLC用ICカード
アクセス制御機器であって、前記PLCは、リーダライ
タがICカードに対して読み書きするプロトコルとPL
Cで処理するプロトコルとが一致するようにプロトコル
を変換する変換テーブルを備えることを特徴とする。こ
のプロトコルとは、例えば、通信シーケンス(例:一方
はアセンブラ言語で他方がC言語など)、コマンド
(例:読み出し命令で一方はLOAD他方はREADと
いうような場合)、データ構造(例:一方は8ビットの
データ構造で他方は16ビットのデータ構造など)を指
すものである。
【0014】また、請求項2に記載のPLC用ICカー
ドアクセス制御機器によれば、請求項1に記載のPLC
用ICカードアクセス制御機器において、前記変換テー
ブルは、フォーマットが異なる複数のICカードに対応
するように、それぞれのフォーマットに対応する複数の
変換テーブルであることを特徴とする。
【0015】また、請求項3に記載のPLC用ICカー
ドアクセス制御機器によれば、請求項1または請求項2
に記載のPLC用ICカードアクセス制御機器におい
て、前記変換テーブルは、PLCが記憶していることを
特徴とする。
【0016】また、請求項4に記載のPLC用ICカー
ドアクセス制御機器によれば、請求項1〜請求項3の何
れか一項に記載のPLC用ICカードアクセス制御機器
において、前記変換テーブルは、通信により外部機器か
らPLCが読み出すことを特徴とする。ここに外部機器
とは、例えばホストコンピュータなどである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のPLC用ICカー
ドアクセス制御機器の実施形態について図を参照しつつ
説明する。図1は本発明のPLC用ICカードアクセス
制御機器10を含む総合システムの構成図である。PL
C1は、CPUモジュール1a、I/Oモジュール1
b、ICC(Integrated Circuit Card、つまりICカ
ードを指す)制御モジュール1c、通信モジュール1d
を備える。I/Oモジュール1bには複数のI/O2
が、ICC制御モジュール1cにはリーダライタ3が、
通信モジュール1dにはホストコンピュータ4が接続さ
れている。本発明ではPLC1のモジュールとして、図
5で示した従来の通信モジュール11cに代えて図1で
示すICC制御モジュール1cを用いることとし、リー
ダライタ3に直接アクセスする方式とした。
【0018】本発明のPLC用ICカードアクセス制御
機器10は、少なくともPLC1、リーダライタ3を備
える必要がある。なお、I/O2は必ずしも必須の構成
ではないが、通常はI/O2に工場内制御機器(例え
ば、モータのような駆動源のドライバ装置、または、エ
ンコーダ・圧力センサのような検出装置など)が接続さ
れて制御システムを構成する場合が多く、PLC用IC
カードアクセス制御機器がI/O2を備えていることが
望ましい。
【0019】このPLC用ICカードアクセス制御機器
10は、先に説明したように、通信モジュール1dを介
してホストコンピュータ4と接続されている。また、こ
のPLC用ICカードアクセス制御機器10は、ICカ
ード5とデータ通信を行う。これらPLC用ICカード
アクセス制御機器10、ホストコンピュータ4およびI
Cカード5により、制御システムと情報システムとを融
合した総合システムを形成している。
【0020】続いて各構成について説明する。PLC1
は、CPUモジュール1aの図示しない記憶部に記憶さ
れた制御プログラム(シーケンス制御プログラムと情報
処理プログラムを融合したプログラムである)により、
I/Oモジュール1bを介してI/O2との通信、IC
C制御モジュール1cを介してリーダライタ3との通
信、通信モジュール1dを介してホストコンピュータ4
との通信を行う。
【0021】I/O2は、図示しない工場内機器が接続
され、CPUモジュール1aの制御プログラムに応じ
て、工場内機器へのコマンド・データの送信、または、
工場内機器からのデータの受信等各種の通信がされるこ
ととなる。
【0022】リーダライタ3は、ICカード5に対して
接触方式で書き込み・読み出しを行う場合には有線で、
また、電波法で定められた無線等の通信モジュールを有
しICカード5に対して非接触方式で書き込み・読み出
しを行う場合には無線により各種コマンド・データを送
受信するように構成されている。後に詳述するが、PL
C1のCPUモジュール1aの制御プログラムにより、
ICC制御モジュール1cを介してCPUモジュール1
aとリーダライタ3との間でコマンド・データの送受信
を行って制御する。
【0023】ホストコンピュータ4は、PLC用ICカ
ードアクセス制御機器10に接続されて、各種のコマン
ドまたはデータを送受信する。なお、ホストコンピュー
タ4は、工場内機器を集中して制御するような大規模の
総合システムで使用されるが、小規模の総合システムで
は必ずしも接続されていない場合もあり、総合システム
の規模に応じて適宜接続の是非が決定される。しかしな
がら、いずれの場合でも本発明のPLC用ICカードア
クセス制御機器10としての機能は奏しうる。
【0024】ICカード5は、各種データが書き込み・
読み出しできるようになされ、例えば制御プログラムで
使用される定数等のデータを書き換えて試行錯誤的に最
適な制御状態を決定するなど、各種の利用形式が考えら
れる。
【0025】続いて、本発明のPLC用ICカードアク
セス制御機器10とICカード5との間におけるデータ
の書き込み・読み出しについて説明する。図1で示すP
LC用ICカードアクセス制御機器10において、PL
C1のCPUモジュール1aが、ICC制御モジュール
1cを介してリーダライタ3にICカード5の読み出し
コマンドを送信すると、リーダライタ3はICカード5
から読み出し対象となるデータを出力させてそのデータ
を読み取り、最終的にCPUモジュール1aがそのデー
タを取り込む。また、PLC1のCPUモジュール1a
が、ICC制御モジュール1cを介してリーダライタ3
にICカード5へ書き込みコマンドおよび書き込み対象
となるデータを送信すると、リーダライタ3はICカー
ド5に対してこのデータを書き込む。
【0026】この場合にICC制御モジュール1cは、
CPUモジュール1aとリーダライタ3とをつなぐイン
ターフェースとしての役割を果たすこととなる。この点
について説明する。図2は、ICC制御モジュール1c
による変換手順を説明する説明図である。ICC制御モ
ジュール1cは、図2で示すように、CPUモジュール
1aとリーダライタ3との間に介在して、変換テーブル
(この説明では、図2のTBL−aのみを使用するもの
とする)により、CPUモジュール1aの制御プログラ
ムの通信シーケンスであるPLC指令10をリーダライ
タでの制御プログラムの通信シーケンスであるR/W指
令80に変換する。
【0027】例えば、PLC指令10で変換テーブルT
BL−aのNo.0001を参照する命令であるなら
ば、TBL−aにおけるテーブルNo.0001が参照
され、ブロックリスト8011とフラグ01から0A8
011(フォーマットAの8011を表す)が算出さ
れ、この0A8011からR/W指令80に変換され
る。このように割り出されたR/W指令80がリーダラ
イタ3へ出力される。リーダライタ3は、ICカード5
へ書き込み・読み出しを行う。
【0028】なお、ICカード5がフォーマットAの場
合は変換テーブルTBL−aを用いることとなるが、I
CカードがフォーマットBの場合は、変換テーブルTB
L−bを用いて変換を行うこととなる。このようにTB
L−aまたはTBL−bというように複数種類の変換テ
ーブルを準備することで、異なるフォーマットのICカ
ードに書き込み・読み出しができる。この変換テーブル
は本実施形態では変換テーブルTBL−a,TBL−b
の2種類について説明したが、2種類に限定する趣旨で
はなく3以上の複数種類の変換テーブルを準備しても良
い。
【0029】また、通信シーケンス(例:一方はアセン
ブラ言語で他方がC言語など)を変換するものとして説
明したが、単にコマンド(例:読み出し命令で一方はL
OAD他方はREADというような場合)、データ構造
(例:一方は8ビットのデータ構造で他方は16ビット
のデータ構造など)を変換するようにしても良い。これ
らは適宜選択される。
【0030】続いて、変換テーブルの登録について説明
する。この変換テーブルは、図2で示すようにICC制
御モジュール1cの図示しない記憶部に予め登録させる
こともできるが、そのほかの方式を採用することができ
る。図3,図4は、変換テーブルの保存形式を説明する
説明図である。
【0031】まず、図3で示すように変換テーブルTB
L−aをCPUモジュール1aに接続された記憶部1
a’に保存することができる。このような場合、CPU
モジュール1aの制御プログラムにより記憶部1a’か
らTBL−aを読み出して、ICC制御モジュール1c
の図示しないメモリ部に読み出し、以後はICC制御モ
ジュール1cはこのメモリ部にアクセスして変換テーブ
ルを利用することができる。この場合は通常使用される
変換テーブルをPLC1に定常的に登録することを念頭
においている。なお、図2で示すように二種類の変換テ
ーブルTBL−a,TBL−bを登録したり、図示しな
い複数種類の変換テーブルを登録することもできる。
【0032】また、図4で示すように変換テーブルTB
L−bをホストコンピュータ4に接続された記憶部4’
に保存することができる。このような場合、CPUモジ
ュール1aの制御プログラムにより記憶部4’からTB
L−bを読み出して、ICC制御モジュール1cの図示
しないメモリ部への読み出しを行い(ダウンロードを行
い)、以後はICC制御モジュール1cはこのメモリ部
にアクセスして変換テーブルを利用することができる。
この場合は散発的に使用される変換テーブルをPLC1
にその都度登録することを念頭においている。なお、図
2で示すように二種類の変換テーブルTBL−a,TB
L−bを登録したり、図示しない複数種類の変換テーブ
ルを登録することもできる。
【0033】以上、本実施形態のPLC用ICカードア
クセス制御機器10について説明した。本発明の構成を
採用することで、従来技術の問題点であった制御プログ
ラムの開発コストを低く抑えることができる。まず、本
発明ではリーダライタ3と通信するICC制御モジュー
ル1cを採用している。このため従来ではリーダライタ
3に接続されていたPC(電子機器)に搭載する、P
LC−PC(電子機器)間の通信制御プログラム、リ
ーダライタ用のアクセス制御プログラム等を個別に開発
する必要がなくなり、CPUモジュール1aの制御プロ
グラムに含めて一体に開発できるようになった。従来で
は制御プログラムの開発途中で動作不良が発見された場
合、図5で示すPLC11側またはPC13側の何れの
制御プログラムに不具合があるか発見が困難であり、開
発に多大な時間を要していたが、本実施形態ではPLC
1のCPUモジュール1aの制御プログラムおよび変換
テーブルの開発のみで済むため、実際の開発においては
開発時間を削減でき、開発コストを飛躍的に削減でき
る。
【0034】また、本実施形態では、例えば、フォーマ
ットAのICカード5にのみ対応する場合には、コマン
ドやデータを変換する変換テーブルTBL−aを準備
し、PLC1のCPUモジュール1aの制御プログラム
に書き込まれたPLC用のプログラム言語のコマンドや
データを、変換テーブルTBL−aによりフォーマット
Aに適したコマンド・データに変換して、リーダライタ
3へ出力して、フォーマットAのICカード5に読み出
し・書き込むを行うようにしたため、シーケンスについ
ては従来開発された制御プログラムを流用することなど
が可能であり、開発の手間を低減させている。
【0035】また、仮にICカード5のフォーマットを
AからBに変更するような場合でも変換テーブルTBL
−aをTBL−bに変更するだけであってPLC1のC
PUモジュール1aの制御プログラムを変更する必要は
なく、システム変更コストも低く抑えることができる。
【0036】さらに、変換テーブルを複数登録しておけ
ば、フォーマットが異なる複数種類のICカードに対応
できるため、利便性を高めることができる。また、IC
C制御モジュール1cが複数の変換テーブルを登録する
以外にも、CPUモジュール1aが複数の変換テーブル
を記憶していて、適宜ICC制御モジュール1cが読み
出せるようにしても良い。
【0037】また、ホストコンピュータ4が変換テーブ
ルを登録し、必要に応じてCPUモジュール1aがダウ
ンロードしてICC制御モジュール1cが使用できるよ
うにして、統合システム内で変換テーブルを共有化して
メモリ容量の節約・プログラム開発の手間の削減を図っ
ても良い。
【0038】
【発明の効果】以上、本発明によれば、制御プログラム
の開発の手間を低減しつつ、異なるフォーマットの複数
種類のICカードに対応するPLC用ICカードアクセ
ス制御機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPLC用ICカードアクセス制御機器
を含む総合システムの構成図である。
【図2】ICC制御モジュールによる変換手順を説明す
る説明図である。
【図3】変換テーブルの保存形式を説明する説明図であ
る。
【図4】変換テーブルの保存形式を説明する説明図であ
る。
【図5】従来のPLC用ICカードアクセス制御機器を
含む総合システムの構成図である。
【符号の説明】
1 PLC 1a CPUモジュール 1a’ 変換テーブルTBL−aの記憶部 1b I/Oモジュール 1c ICC制御モジュール 1d 通信モジュール 2 I/O 3 リーダライタ 4 ホストコンピュータ 4’ 変換テーブルTBL−bの記憶部 5 ICカード TBL−a フォーマットAの変換テーブル TBL−b フォーマットBの変換テーブル 10 PLC用ICカードアクセス制御機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA40 MB10 NA02 NA06 TA21 TA22 5B058 CA23 CA25 KA02 KA08 YA20 5H220 AA04 BB05 BB07 CC07 CC09 CX04 DD03 DD08 HH01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PLCと、 PLCに接続されるICカード用のリーダライタと、 を備えるPLC用ICカードアクセス制御機器であっ
    て、 前記PLCは、リーダライタがICカードに対して読み
    書きする情報処理形式とPLCで処理する情報処理形式
    とが一致するように情報を変換する変換テーブルを備え
    ることを特徴とするPLC用ICカードアクセス制御機
    器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のPLC用ICカードアク
    セス制御機器において、 前記変換テーブルは、フォーマットが異なる複数のIC
    カードに対応するように、それぞれのフォーマットに対
    応する複数の変換テーブルであることを特徴とするPL
    C用ICカードアクセス制御機器。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のPLC用
    ICカードアクセス制御機器において、 前記変換テーブルは、PLCが記憶していることを特徴
    とするPLC用ICカードアクセス制御機器。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の
    PLC用ICカードアクセス制御機器において、 前記変換テーブルは、通信により外部機器からPLCが
    読み出すことを特徴とするPLC用ICカードアクセス
    制御機器。
JP2001399690A 2001-12-28 2001-12-28 Plc用icカードアクセス制御機器 Pending JP2003195914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001399690A JP2003195914A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 Plc用icカードアクセス制御機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001399690A JP2003195914A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 Plc用icカードアクセス制御機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003195914A true JP2003195914A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27604614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001399690A Pending JP2003195914A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 Plc用icカードアクセス制御機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003195914A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100440086C (zh) * 2005-12-14 2008-12-03 中国科学院沈阳自动化研究所 基于现场总线的射频ic卡读卡器的电动脱轨器控制器
JP2009505229A (ja) * 2005-08-10 2009-02-05 ロックウェル オートメーション テクノロジーズ, インコーポレーテッド Rfid技術を使用する向上させたコントローラ
US8152053B2 (en) 2005-09-08 2012-04-10 Rockwell Automation Technologies, Inc. RFID architecture in an industrial controller environment
KR101297973B1 (ko) * 2009-05-21 2013-08-19 엘에스산전 주식회사 Plc 시스템의 베이스
JP2021022242A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 株式会社日立産機システム コントロール装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505229A (ja) * 2005-08-10 2009-02-05 ロックウェル オートメーション テクノロジーズ, インコーポレーテッド Rfid技術を使用する向上させたコントローラ
US8152053B2 (en) 2005-09-08 2012-04-10 Rockwell Automation Technologies, Inc. RFID architecture in an industrial controller environment
CN100440086C (zh) * 2005-12-14 2008-12-03 中国科学院沈阳自动化研究所 基于现场总线的射频ic卡读卡器的电动脱轨器控制器
KR101297973B1 (ko) * 2009-05-21 2013-08-19 엘에스산전 주식회사 Plc 시스템의 베이스
JP2021022242A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 株式会社日立産機システム コントロール装置
JP7240282B2 (ja) 2019-07-29 2023-03-15 株式会社日立産機システム 産業用コントロール装置及びアクティベーション方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003132305A (ja) メモリカードを制御するための装置および方法
JP2010506242A (ja) 多機能メモリカードとの通信方法
US20090240885A1 (en) Memory card complying with a plurality of standards
CN100535935C (zh) Cpu与逻辑加密双用智能卡及其数据同步方法
JP2003195914A (ja) Plc用icカードアクセス制御機器
CN101187912A (zh) 存储卡系统及传输其主机识别信息的方法
EP3040867B1 (en) A method for addressing a memory card, a system using a memory card, and a memory card
US11334055B2 (en) Method for configuring automation apparatus, automation apparatus, and reader apparatus
EP1625507B1 (en) Method and apparatus with memory protocol for connecting to the memory
CN115599424A (zh) 一种采用cpu远程更新fpga固件的方法
US20090300223A1 (en) Method for communication between an electronic device and a target input/output device in a secure digital input/output card through a secure digital interface, and system for implementing the same
US20090312886A1 (en) Temperature controller system
US20020174290A1 (en) Memory accelerator, acceleration method and associated interface card and motherboard
JP3516607B2 (ja) プログラム式表示装置
JP5481464B2 (ja) 通信媒体及び通信媒体処理装置
JP5169365B2 (ja) Sdメモリ型通信装置及びsdメモリ型通信システム
EP2401707B1 (en) An rfid tag with an improved communication between an external logic element conductively connected thereto and an interrogator as well as a method for such communication
US7714871B2 (en) System and method for controlling display of mobile terminal
JP2836312B2 (ja) 個体識別装置
JP2877176B2 (ja) Scsi装置
JP2005085023A (ja) 情報処理システム、リーダライタ及び情報処理方法
JP3087329B2 (ja) 物品識別装置
JP2005217916A (ja) 切替制御装置及び情報記憶装置
JPH05143790A (ja) カードシステムにおける通信方法
JPH0814809B2 (ja) インテリジエントi/o装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061012

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070220