JPH05143790A - カードシステムにおける通信方法 - Google Patents

カードシステムにおける通信方法

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Publication number
JPH05143790A
JPH05143790A JP3331321A JP33132191A JPH05143790A JP H05143790 A JPH05143790 A JP H05143790A JP 3331321 A JP3331321 A JP 3331321A JP 33132191 A JP33132191 A JP 33132191A JP H05143790 A JPH05143790 A JP H05143790A
Authority
JP
Japan
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card
reader
writer
communication
conversion
Prior art date
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Pending
Application number
JP3331321A
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English (en)
Inventor
Keiji Shin
圭司 新
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP3331321A priority Critical patent/JPH05143790A/ja
Publication of JPH05143790A publication Critical patent/JPH05143790A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕様の異なるカードに対しての対応が簡単で
あり、しかも高いセキュリティを確保し得るカードシス
テムにおける通信方法を提供する。 【構成】 ICカード3と、該カード3のリーダライタ
1と、該リーダライタ1とデータ及び命令の通信を行う
リーダライタ2及びICカード4と、からなるカードシ
ステムにおいて、上記リーダライタ1、2間の通信経路
途中に、中継用カードリーダライタ10を挿入し、この
中継用カードリーダライタ10に、上記リーダライタ
1、2間の通信を可能にする変換テーブルを格納した変
換カード11を装着し、この変換カード11に記憶され
た変換テーブルを用いて上記リーダライタ1、2間でデ
ータ及び命令の通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロトコル仕様(デー
タや命令の構成、及び通信仕様を含む)の異なるカード
のリーダライタ同士、またはプロトコル仕様の異なるリ
ーダライタとホスト計算機との間の通信を可能にする、
主としてICカード用に適用されるカードシステムにお
ける通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードにアクセスする時は、そのI
Cカードの仕様に合った通信仕様で通信を行う必要があ
る。従来では、一種類のカードに対し、そのカードのデ
ータを読み書きする専用のリーダライタと、そのリーダ
ライタをドライブする専用のホスト計算機とが必要であ
った。この方法では、仕様の異なるカードに対しては、
別のリーダライタとホスト計算機とが必要である。
【0003】また、図3に示すように仕様が同一であれ
ば、リーダライタ1、2同士を直接接続して相互に各I
Cカード3、4にアクセスすることができるが、この場
合もリーダライタ1、2ないしはICカード3、4のプ
ロトコル仕様が異なると、相手の命令を理解できず通信
不可能となる。
【0004】これらの問題を改善するものとして、特開
昭63−250789号公報に示されるように、リーダ
ライタもしくはホスト計算機に、複数のICカードの仕
様に合わせた変換テーブルを格納し、1台のリーダライ
タと1台のホスト計算機で複数の仕様の異なるICカー
ドにアクセスできるようにしたものがある。しかし、こ
の方法では、変換テーブルに無い仕様のカードに対して
リーダライタかホスト計算機が全く無効になる。また、
カードの種別が増えれば、変換テーブルもそれに合わせ
て追加、変更が必要となり、メモリの増大につながる。
最大の欠点として、不必要な変換テーブルを常に持って
いることと、システム運用上その変換テーブルに対して
重いセキュリティをかけられないことがある。これら
は、変換テーブルの無断複製や悪用の原因となる。カー
ドメーカーは悪用されるおそれのあるカード仕様を容易
に開示はしないので、一つの変換テーブルに複数種のカ
ード仕様を入れることは実際上困難であり、実現性が薄
かった。
【0005】具体的には図4に示すように、このシステ
ムでは、C社とD社の仕様の異なるICカード3、4に
対応したA社のリーダライタ1と、B社製のホスト計算
機5を使用している。ここで、新たな仕様のカードにア
クセスしようとすると、A社のリーダライタ1もしくは
B社のホスト計算機2内のドライブソフトを改良しなく
てはならず、既存品を使うことができなくなる。またこ
のシステムでは、D社のカード4とC社のカード3にア
クセスするときに、A社に対して、C社、D社のカード
コマンドを開示しなくてはならないので、実際上はセキ
ュリティ確保の点から実現困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来公
報に記載のものは、新たな仕様のカードにアクセスする
場合、簡単に対応することができない上、セキュリティ
確保の点で改善すべき問題があった。
【0007】本発明は、そのような事情を考慮し、仕様
の異なるカードに対しての対応が簡単であり、しかも高
いセキュリティを確保し得るカードシステムにおける通
信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の通信
方法は、カードと、該カードのリーダライタと、該リー
ダライタとデータ及び命令の通信を行う通信対象機器
と、からなるカードシステムにおいて、上記リーダライ
タと通信対象機器との間の通信経路に、中継用カードリ
ーダライタを挿入し、この中継用カードリーダライタ
に、上記リーダライタと通信対象機器との通信を可能に
する変換テーブルを格納した変換カードを装着し、この
変換カードに記憶された変換テーブルを用いて上記リー
ダライタと通信対象機器との間でデータ及び命令の通信
を行うことを特徴としている。
【0009】本発明の第2の通信方法は、カードと、該
カードのリーダライタと、該リーダライタを介して上記
カードとデータ及び命令の通信を行う通信対象機器と、
からなるカードシステムにおいて、上記リーダライタと
通信対象機器との間の通信経路に、中継用カードリーダ
ライタを挿入し、この中継用カードリーダライタに、上
記カードと通信対象機器との通信を可能にする変換テー
ブルを格納した変換カードを装着し、この変換カードに
記憶された変換テーブルを用いて上記カードと通信対象
機器との間でデータ及び命令の通信を行うことを特徴と
している。
【0010】
【作用】カードにアクセスする場合、そのカードに対応
する変換カードを中継用カードリーダライタに装着する
ことで、この変換カードに格納されている変換テーブル
を用いて通信が行われる。したがって、この変換カード
をアクセス対象のカードメーカーが発行することによ
り、変換テーブルの悪用や複製を防止することができ
る。また、新たな仕様のカードにアクセスする場合に
は、そのカードに対応した変換テーブルを内蔵するカー
ドを用意するだけで、簡単に対応することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示す実施例では、ICカードリーダライタ
1、2同士で通信を行うシステムが構成されている。双
方のICカードリーダライタ1、2は、それぞれ単独
で、あるいはICカード3、4が装着された状態で通信
機能を有しており、相手のリーダライタ1、2に対して
データ及び命令を送り出すことができる。ところが、双
方の通信プロトコルが異なるため、そのままリーダライ
タ1、2同士を直接接続しても通信はできない。そこ
で、リーダライタ1、2の間の通信経路途中に、中継用
リーダライタ10が設けられている。このリーダライタ
10には、仕様の異なるリーダライタ1、2間の通信に
必要な変換テーブルが内蔵された変換カード11が装着
されており、ICカード4から出力されたデータ及び命
令は、この変換カード11に内蔵された変換テーブルに
より、相手側のICカード3が取り込める構成に変換さ
れる。これにより相互に通信が行われる。ここではした
がって、一方のICカードとリーダライタとが、請求項
で言うところの通信対象機器ということになっている。
【0012】図2に示す実施例では、ホスト計算機5と
リーダライタ1間で通信を行うシステムが構成されてい
る。ホスト計算機5には、リーダライタ1及びICカー
ド3用のドライブソフトが備わっている。また、リーダ
ライタ1とホスト計算機5との通信経路途中には、中継
用カードリーダライタ10が設けられている。ここで
は、リーダライタ1は通信機能を持たず、ICカード3
とホスト計算機5とがダイレクトに通信を行うような構
成となっている。
【0013】いま、このシステムにて、リーダライタ1
を使用してICカード3とはプロトコル仕様の異なるI
Cカード4にアクセスをしたいという要求が生じた場合
には、ICカード3とICカード4とのプロトコル変換
テーブルを格納した変換カード11を中継用カードリー
ダライタ10に装着する。これにより、既存のドライブ
ソフトでICカード4とアクセスすることができる。こ
の場合は、ホスト計算機5が請求項で言うところの通信
対象機器となっている。
【0014】また、ICカード4用の専用リーダライタ
2が既にある場合には、中継用カードリーダライタ10
とリーダライタ1との間の通信経路途中に、回線を切換
える切換スイッチ12を設け、この切換スイッチ12を
介してICカード4用のリーダライタ2とホスト計算機
5を接続して、リーダライタ1またはリーダライタ2を
選択できるように構成する。そして、ICカード4にア
クセスする場合には、回線をリーダライタ4側に切換
え、中継用カードリーダライタ10に変換カード11を
装着する。これにより、既存のリーダライタ1、ICカ
ード3用のドライブソフトで、ICカード4にアクセス
することができる。
【0015】いま、上記の例では、ドライブソフトがI
Cカード3専用のものであったが、ドライブソフトとし
て標準規格品を用いてもよい。その場合は、他のクロー
ズドシステム内のICカードを、同ICカードの仕様に
対応した変換カードを用いることで、アクセスすること
ができるようになる。したがって、変換カードを、アク
セス対象のICカードのメーカーが制作することによ
り、自社のカードコマンドを開示しなくても標準システ
ムでアクセスすることができるようになる。すなわち、
アクセスするカードと、プロトコル変換テーブルを内蔵
した変換カードを用意することで、いずれのカードシス
テムでもカードのアクセスを行うことができるようにな
る。
【0016】なお、上記実施例では、アクセスするカー
ドとして、ICカードを用いているが、磁気カードなど
の他の記憶カードであってもよい。また、変換カードと
しては、ICカードを用いてもよいし、他の磁気カード
などを用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信方法
によれば、カードにプロトコル変換用のテーブルを格納
しているので、仕様の異なるカードが出てきても、それ
に対応した変換カードさえあれば、簡単にアクセスする
ことができる。しかも、カードに変換テーブルを格納し
ているので、セキュリティが向上する上、保守、管理、
移動、携帯、交換等にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の通信方法を実行するシステ
ムの構成図である。
【図2】本発明の他の実施例の通信方法を実行するシス
テムの構成図である。
【図3】従来の通信方法の説明図である。
【図4】従来の他の通信方法の説明図である。
【符号の説明】 1,2 カードリーダライタ 3,4 ICカード 5 ホスト計算機 10 中継用カードリーダライタ 11 変換カード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードと、該カードのリーダライタと、
    該リーダライタとデータ及び命令の通信を行う通信対象
    機器と、からなるカードシステムにおいて、上記リーダ
    ライタと通信対象機器との間の通信経路に、中継用カー
    ドリーダライタを挿入し、この中継用カードリーダライ
    タに、上記リーダライタと通信対象機器との通信を可能
    にする変換テーブルを格納した変換カードを装着し、こ
    の変換カードに記憶された変換テーブルを用いて上記リ
    ーダライタと通信対象機器との間でデータ及び命令の通
    信を行うことを特徴とするカードシステムにおける通信
    方法。
  2. 【請求項2】 カードと、該カードのリーダライタと、
    該リーダライタを介して上記カードとデータ及び命令の
    通信を行う通信対象機器と、からなるカードシステムに
    おいて、上記リーダライタと通信対象機器との間の通信
    経路に、中継用カードリーダライタを挿入し、この中継
    用カードリーダライタに、上記カードと通信対象機器と
    の通信を可能にする変換テーブルを格納した変換カード
    を装着し、この変換カードに記憶された変換テーブルを
    用いて上記カードと通信対象機器との間でデータ及び命
    令の通信を行うことを特徴とするカードシステムにおけ
    る通信方法。
JP3331321A 1991-11-20 1991-11-20 カードシステムにおける通信方法 Pending JPH05143790A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008524742A (ja) * 2004-12-20 2008-07-10 韓國電子通信研究院 マルチプロトコルに基づく異種リーダのサポートのためのrfidリーダインターフェースおよびイベント管理デバイスならびにその方法
JP2012014607A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Dainippon Printing Co Ltd Icカードリーダライタおよびそれに内蔵するsam

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