JP5210899B2 - 車載用マイク装置 - Google Patents

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本発明は、車両の乗員から発せられた音声を集音するための車載用マイク装置に関する。
従来、車両の乗員から発せられた音声を集音するための車載用マイク装置に関する技術として、特許文献1〜4に記載された技術が知られている。
特許文献1には、略水平面上で回転操作可能な回転盤の上面に指向性を有するマイクロフォンを配設した車載用マイク装置が記載されている。
特許文献2には、ルームミラーの向き調整動作に従動してマイクロフォンの向き又は指向性を変化させることのできる音声入力装置が記載されている。
特許文献3には、集音装置がインストルメントパネルによって覆われており、そのインストルメントパネルに設けられた集音用開口部が、ワイパスイッチ用操作レバーによって運転席に着座した乗員からは隠されるように構成した車両用音声集音装置が記載されている。
特許文献4には、マイクロフォン及びスピーカをほぼ同一平面のルーフモジュールに配設した車室内会話補助装置が記載されている。
特開2007−168686公報 特開2007−290554公報 特開2008−94337公報 特開2001−105989公報
ところで、車載用マイク装置によって車両の乗員から発せられた音声を明瞭に集音するためには、マイクロフォンの集音領域を乗員の顔近傍に指向させるのが好ましい。そこで、従来、特許文献2に記載されているように、乗員の顔近傍に向けてマイクロフォンの向き又は指向性を変化させることが可能な車載用マイク装置が提案されている。
一方、車載用マイク装置においては、車両の乗員から発せられる音声を透過させるための集音口が設けられるのが一般的である。しかし、このような集音口が設けられた場合、この集音口を介して、車両の車室内からは車載用マイク装置の内部の状態が見えてしまう。例えば、車載用マイク装置の内部に配設されたマイクロフォンや、そのマイクロフォンに接続されている各種の電気配線などが見えてしまう。このため、車載用マイク装置の意匠性が著しく低下してしまうという問題があった。
そこで、従来、特許文献3に記載されているように、車両の乗員から発せられる音声を透過させるための集音口を、ワイパスイッチ用操作レバーなどの遮蔽部材によって覆うように構成した車載用マイク装置が提案されている。これにより、車室内の乗員からは集音口が隠されるために、車載用マイク装置の意匠性が低下することを防止することが可能となる。
しかし、集音口をワイパスイッチ用操作レバーなどの遮蔽部材によって覆った場合には、車両の乗員から発せられた音声がその遮蔽部材によって反射されてしまうために、マイクロフォンによって車両の乗員から発せられた音声を明瞭に集音することが困難になってしまうという問題があった。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであって、車載用マイク装置の集音性を低下させることなく、車載用マイク装置の意匠性を高めることを目的とする。
課題を解決するための手段は、以下の発明である。
第1発明は、車両の天井部に設置されるとともに略水平面上で回転操作可能な回転盤と、前記回転盤の上面に取り付けられる指向性を有するマイクロフォンとを備える車載用マイク装置であって、前記回転盤の回転操作に伴って、前記マイクロフォンを上下方向に傾動させることが可能な傾動手段を備えており、前記回転盤には、前記車両の乗員から発せられる音声を透過させるための集音口が設けられており、前記傾動手段による前記マイクロフォンの上下方向への傾動に伴って、前記集音口の開口範囲を前後方向に変化させることが可能な集音口可変手段を備えることを特徴とする車載用マイク装置である。
第1発明の車載用マイク装置によれば、マイクロフォンの上下方向への傾動に伴って、集音口の開口範囲を前後方向に変化させることが可能である。これにより、マイクロフォンを上下方向に傾動させても、集音口可変手段によりマイクロフォンの集音領域の向きに対する集音口の開口範囲を常に適切な範囲に変化させることができるため、マイクロフォンのそれぞれの集音領域の向きにおいて、集音性を高めることが可能となるとともに、通常の車載用マイク装置の集音口に比べて大きな集音口となったとしても集音口可変手段により車載用マイク装置の内部を隠すことができるため、集音口を介して車室内の乗員から車載用マイク装置の内部の状態が見えてしまうことを防止することが可能となる。
第2発明は、上記第1発明の車載用マイク装置であって、前記集音口可変手段は、前記マイクロフォンの集音領域の向きが変化する方向に合わせて、前記集音口の開口範囲を前後方向に変化させることが可能であることを特徴とする車載用マイク装置である。
第2発明の車載用マイク装置によれば、マイクロフォンの集音領域の向きが変化する方向に合わせて、集音口の開口範囲を前後方向に変化させることが可能である。これにより、マイクロフォンを上下方向に傾動させても、集音口可変手段によりマイクロフォンの集音領域の向きに対する集音口の開口範囲を常に適切な範囲に変化させることができるため、マイクロフォンのそれぞれの集音領域の向きにおいて、集音性を高めることが可能となるとともに、通常の車載用マイク装置の集音口に比べて大きな集音口となったとしても集音口可変手段により車載用マイク装置の内部を隠すことができるため、集音口を介して車室内の乗員から車載用マイク装置の内部の状態が見えてしまうことをより確実に防止することが可能となる。
第3発明は、上記第1発明または第2発明の車載用マイク装置であって、前記集音口可変手段は、前記集音口の前方側を遮蔽する前方側遮蔽部材、及び、前記集音口の後方側を遮蔽する後方側遮蔽部材によって構成されており、前記マイクロフォンは、前記回転盤の上面に対してその前方側の端部を支点として上下方向に傾動可能に取り付けられており、前記前方側遮蔽部材は、前記マイクロフォンの前端部に取り付けられており、前記後方側遮蔽部材は、前記マイクロフォンの後端部に取り付けられており、前記マイクロフォンが上方向に傾動した場合には、前記前方側遮蔽部材及び前記後方側遮蔽部材が前記回転盤の上面において後方向にスライドすることが可能であり、前記マイクロフォンが下方向に傾動した場合には、前記前方側遮蔽部材及び前記後方側遮蔽部材が前記回転盤の上面において前方向にスライドすることが可能に構成されていることを特徴とする車載用マイク装置である。
第3発明の車載用マイク装置によれば、集音口可変手段を、前方側遮蔽部材及び後方側遮蔽部材という2つの部材によって簡易な構成で実現することが可能となる。
第4発明は、上記第1発明から第3発明のうちいずれかの車載用マイク装置であって、前記マイクロフォンは、前記天井部に設置されたオーバーヘッドコンソールに設置されていることを特徴とする車載用マイク装置である。
オーバーヘッドコンソールには、一般に、マップランプ、ルームランプなどの各種の電装品が取り付けられている。したがって、第4発明によれば、マップランプ等の電装品のための既設の電気配線を、マイクロフォンのための電気配線として利用することが可能となる。この結果、マイクロフォンを容易に設置することが可能となる。
本発明によれば、車載用マイク装置の集音性を低下させることなく、車載用マイク装置の意匠性を高めることが可能となる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について図1ないし図11を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る車載用マイク装置10を搭載した車両100を横方向から見た模式図であり、マイクロフォン14の集音領域SAを車両前方側に向けた状態を示している。図2は、車載用マイク装置10を搭載した車両100を横方向から見た模式図であり、マイクロフォン14の集音領域SAを運転席側あるいは助手席側に向けた状態を示している。図1、図2に示すように、車両100は、車両前方側から順に1列目座席102、2列目座席104、及び3列目座席106からなる、いわゆる3列シートを備えている。
車両100の車室内の天井面には、天井内装材30が取り付けられている。天井内装材30は、一般的にルーフライニングなどと呼ばれるものであり、発泡樹脂などの柔軟性を有する材料で形成されている。この天井内装材30が、本発明の「天井部」に対応する。
図3は、天井内装材30の車両前方側の部分を車室内側から見た平面図である。図3に示すように、天井内装材30の車両前方側には、オーバーヘッドコンソール40が嵌め込まれている。オーバーヘッドコンソール40は、運転席用サンバイザー32aと助手席用サンバイザー32bとの間に設置されている。このオーバーヘッドコンソール40には、マップランプ42などの各種の電装品と、マップランプスイッチ44やその他の各種スイッチ46が取り付けられている。
図3に示すように、本実施形態の車載用マイク装置10は、オーバーヘッドコンソール40に設置されている。具体的には、車載用マイク装置10は、オーバーヘッドコンソール40の車両後方側の位置であって、かつ、車幅方向におけるほぼ中央の位置に設置されている。なお、オーバーヘッドコンソール40は、「オーバーヘッドモジュール」などの別の名称で呼ばれる場合もある。
図4は、車載用マイク装置10の全体構成を示す斜視図である。図4において、左下側が車両前方側であり、右上側が車両後方側となっている。
図4に示すように、車載用マイク装置10は、略円形の板状部材からなる回転盤12と、回転盤12の上面に取り付けられるマイクロフォン14と、マイクロフォン14の周囲を覆う円筒状のハウジング16と、を備えている。なお、図4では、ハウジング16の内部の状態を見やすくするために、ハウジング16を透過させてその外輪郭のみを2点鎖線で表している。
図4に示すように、マイクロフォン14の前端部14aには、前方側遮蔽部材60が取り付けられている。マイクロフォン14の後端部14bには、後方側遮蔽部材62が取り付けられている。前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62は、それぞれ、可撓性を有する薄くて曲げることが可能な帯状の部材によって構成されている。前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62は、例えば、ナイロン樹脂などの熱可塑性合成樹脂によって形成することが可能である。前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62は、それぞれ下方に向かって略U字型に曲げられており、回転盤12の上面に設けられたガイド部64a、64bに摺動可能な状態で差し込まれている。前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62が、本発明の「集音口可変手段」に対応している。
図5は、ハウジング16の斜視図である。なお、図5では、ハウジング16の内部の状態を見やすくするために、ハウジング16を車両前後方向に沿って半分に切断した状態を示している。
図5に示すように、ハウジング16は、略円筒状に形成されている。ハウジング16は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂材料によって形成されている。ハウジング16の車両前方側の内周面には、前方側遮蔽部材60をガイドするための前方側ガイド面66が形成されている。ハウジング16の車両後方側の内周面には、後方側遮蔽部材62をガイドするための後方側ガイド面68が形成されている。前方側ガイド面66及び後方側ガイド面68は、ハウジング16の内周面にそれぞれ凹状に形成されている。
図5に示すように、ハウジング16の上壁面には、マイクロフォン14をその前端部14aを支点として上下方向に傾動させるための段差部50が形成されている。この段差部50が、本発明の「傾動手段」に対応している。
図4に示すように、回転盤12の上面(車室内側とは反対側の面)には、一対の支持板18が所定の間隔を空けて立設されている。この一対の支持板18の間には、乗員が発した音声を集音するためのマイクロフォン14が設置されている。
図4に示すように、マイクロフォン14の前端部14aには、支持ピン20が取り付けられている。支持ピン20の両端部は、マイクロフォン14の左右の側面から突出しており、支持板18に形成された挿通孔18aに回転自在に挿通されている。マイクロフォン14は、支持ピン20を支点として上下方向に傾動可能となっている。
図4に示すように、マイクロフォン14の後端部14bには、その上面側に凹部15が形成されている。この凹部15は、上述した段差部50の下面54に形成された半球状の突起部52(図5参照)に係合することが可能となっている。
図6は、マイクロフォン14と支持板18とを分解した状態を示す斜視図である。図6に示すように、支持ピン20の先端部には、トーションバネ22(ねじりコイルばね)が取り付けられている。トーションバネ22は、そのコイル部分がマイクロフォン14の側面に形成された円筒状の収容部14dに収容されている。また、トーションバネ22の一方の端部22aは、マイクロフォン14の側面に形成された内側係止部14eに係止されており、トーションバネ22の他方の端部22bは、支持板18の側面に形成された外側係止部18bに係止されている。このトーションバネ22によって、マイクロフォン14は支持ピン20を支点として上方へ傾動する方向に常時付勢されている。
図7は、図4に示す車載用マイク装置10のA−A線断面図である。図8は、図4に示す車載用マイク装置10のB−B線断面図である。図9は、図4に示す車載用マイク装置10のC−C線断面図である。ただし、図7〜図9では、車載用マイク装置10がオーバーヘッドコンソール40に設置された状態を示している。図8、図9の左側が車両前方側となっており、右側が車両後方側となっている。
図7〜図9に示すように、回転盤12は、オーバーヘッドコンソール40に設けられた略円形の開口部48に回転自在に嵌め込まれている。回転盤12の車室内側の表面と、オーバーヘッドコンソール40の車室内側の表面とは、ほぼ面一となっている。この回転盤12には、車両100の乗員が発した音声を透過させるための集音口13が形成されている。集音口13は、車両前後方向に延びる細長い略長方形の形状を有している(図3参照)。
図8、図9に示すように、マイクロフォン14は指向性を有しており、その集音領域SAが車両前方側に指向している。
図7、図9に示すように、回転盤12には、当該回転盤12の表面から車室内側に突出する摘み部12aが設けられている。車両の乗員は、この摘み部12aを摘んで回転盤12を略水平面上で回転操作することが可能となっている。
図7に示すように、オーバーヘッドコンソール40の上面には、一対の係止爪41が設けられている。一方、ハウジング16の外周面には、一対の係止爪41が係止可能な係止部43が設けられている。一対の係止爪41が係止部43に弾性的に係止することによって、ハウジング16がオーバーヘッドコンソール40の上面に対して固定されている。
図7、図9に示すように、回転盤12の周縁部12cは、オーバーヘッドコンソール40の受け部40aに載置されている。また、回転盤12の周縁部12cの上面には、ハウジング16の周壁部16aが載置されている。つまり、回転盤12の周縁部12cは、オーバーヘッドコンソール40の受け部40aと、ハウジング16の周壁部16aとの間で挟持されている。これにより、回転盤12は、略水平面上で回転可能であり、かつ、上下方向(車両100の高さ方向)には位置ずれしないように保持されている。
上述した段差部50は、ハウジング16の周壁部16aと上壁部16bとの間に形成された略直角の隅部16cに沿って形成されている(図7、図9参照)。段差部50は、ハウジング16の内周面のうち、車両後方側の約半周(約180°)の範囲に亘って形成されている(図8参照)。段差部50の下面54は、車幅方向における略中央の位置から左右の両端部に向かって下方になだらかに傾斜する傾斜面となっている(図7参照)。段差部50の下面54には、半球状の突起部52が周方向に沿って等間隔に合計5つ形成されている(図8参照)。
上述したように、マイクロフォン14は、トーションバネ22によって上方に傾動する方向に常時付勢されている。したがって、マイクロフォン14の後端部14bは、段差部50の下面54に対して常時接触した状態となっている。また、マイクロフォン14の上面に形成された凹部15は、段差部50の下面54に形成された突起部52に係合することが可能となっている。
図9に示すように、前方側遮蔽部材60は、ハウジング16の車両前方側の内周面に形成された前方側ガイド面66に対して内側から常時接触した状態となっている。一方、後方側遮蔽部材62は、ハウジング16の車両後方側の内周面に形成された後方側ガイド面68に対して内側から常時接触した状態となっている。
図9に示すように、前方側遮蔽部材60は、その先端部60aが車両後方側に指向するようにして回転盤12の上面に形成されたガイド部64aに差し込まれている。一方、後方側遮蔽部材62は、その先端部62aが車両前方側に指向するようにして回転盤12の上面に形成されたガイド部64bに差し込まれている。
次に、回転盤12を回転操作したときのマイクロフォン14の動作について説明する。上述したように、マイクロフォン14は、回転盤12の上面側に取り付けられているため、当該回転盤12を略水平面上で回転操作することによって、マイクロフォン14を略水平面上で回転させることができる。
図10は、車載用マイク装置10を上方から見た図であり、マイクロフォン14を図8に示す状態から反時計回りに約90°回転させた後の状態を示している。図11は、図10に示す車載用マイク装置10のD−D線断面図である。
図10、図11に示すように、回転盤12を反時計回りに約90°回転させることによって、マイクロフォン14を下方向に傾動させることができる。なぜなら、マイクロフォン14が支持ピン20を支点として上下方向に傾動可能に固定されており、かつ、その後端部14bが段差部50の下面54に対して常時接触した状態となっているためである。
また、図9と図11を比較すればわかるように、回転盤12を略水平面上で回転させることによって、マイクロフォン14を上下方向に傾動させることができる。つまり、回転盤12を略水平面上で回転させることによって、マイクロフォン14の集音領域SAの向きを上下方向あるいは前後方向に変化させることができる。
図10、図11に示すように、回転盤12を反時計回りに約90°回転させることによって、前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62を回転盤12の上面において前方向にスライドさせることができる。なぜなら、マイクロフォン14の下方向への傾動に伴って、前方側遮蔽部材60が前方側ガイド面66によってガイドされるとともに、前方側遮蔽部材60の先端部60aが車両前方側に引っ張られるからである。また、後方側遮蔽部材62が後方側ガイド面68によってガイドされるとともに、後方側遮蔽部材62の先端部62aが車両前方側に押し出されるからである。
また、図9と図11を比較すればわかるように、回転盤12を略水平面上で回転させることによって、前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62を回転盤12の上面において前後方向にスライドさせることができる。つまり、回転盤12を略水平面上で回転させることによって、集音口13の開口範囲KAを前後方向に変化させることができる。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、回転盤12を略水平面上で回転させることによって、マイクロフォン14の集音領域SAの向きを上下方向に変化させることができる。具体的には、マイクロフォン14を図8に示す位置から図10に示す位置に回転させることによって、マイクロフォン14の集音領域SAの向きを上方向に変化させることができる。反対に、マイクロフォン14を図10に示す位置から図8に示す位置に回転させることによって、マイクロフォン14の集音領域SAの向きを下方向に変化させることができる。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、回転盤12を略水平面上で回転させることによって、マイクロフォン14の集音領域SAの向きを水平方向及び上下方向に同時に変化させることができる。これにより、マイクロフォン14の集音領域SAを所望する方向に向けて正確に指向させることが可能となる。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、ハウジング16の内周面に形成された段差部50からなる簡便な構成によって、マイクロフォン14の集音領域SAの向きを水平方向及び上下方向に同時に変化させることが可能となる。したがって、マイクロフォン14の集音領域SAの向きを上下方向に変化させるための複雑な機構(例えば、ギアやモータ等からなる複雑な機構)が不要であり、集音性に優れる車載用マイク装置10を安価に製造することが可能となる。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、段差部50の下面54には周方向に沿って等間隔に複数の突起部52が形成されており、この突起部52に対してマイクロフォン14の上面に設けられた凹部15が係合する。したがって、マイクロフォン14を任意の回転位置で停止させることが可能であり、マイクロフォン14の集音領域SAの向きをより正確に調整することが可能となる。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、マイクロフォン14の集音領域SAの向きが変化する方向に合わせて、集音口13の開口範囲KAを前後方向に変化させることが可能となる。すなわち、集音領域SAの向きが上方向に変化した場合には、集音口13の開口範囲KAを前方向に変化させることができる(図11参照)。集音領域SAの向きが下方向に変化した場合には、集音口13の開口範囲KAを後方向に変化させることができる(図9参照)。これにより、マイクロフォン14を上下方向に傾動させても、前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62によりマイクロフォン14の集音領域SAの向きに対する集音口13の開口範囲KAを常に適切な範囲に変化させることができるため、マイクロフォン14のそれぞれの集音領域SAの向きにおいて、集音性を高めることが可能となるとともに、通常の車載用マイク装置の集音口に比べて大きな集音口となったとしても前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62により車載用マイク装置10の内部を隠すことができるため、集音口13を介して車両100の車室内からハウジング16の内部の状態が見えてしまうことを防止することが可能である。したがって、車載用マイク装置10の集音性を低下させることなく、車載用マイク装置10の意匠性を高めることが可能となる。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、回転盤12に設けられた集音口13の開口範囲KAを前後方向に変化させるための集音口可変手段を、前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62という2つの部材によって簡易な構成で実現することが可能となる。これにより、車載用マイク装置10をより安価に製造することが可能となる。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、マイクロフォン14がオーバーヘッドコンソール40に設置される。オーバーヘッドコンソール40には、マップランプ42などの各種の電装品が取り付けられている。したがって、オーバーヘッドコンソール40にマイクロフォン14を設置した場合、マップランプ42等の電装品のための既設の電気配線を、マイクロフォン14のための電気配線として利用することが可能となる。この結果、マイクロフォン14をより安価に設置することが可能となる。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、マイクロフォン14の集音領域SAを運転席側あるいは助手席側に向けた場合(図2、図10参照)には、当該マイクロフォン14の集音領域SAを乗員の顔近傍に指向させることが可能である。これにより、車載用マイク装置10の集音性を高めることが可能である。
一方、マイクロフォン14の集音領域SAを車両前方側に向けた場合(図1、図8参照)には、マイクロフォン14の集音領域SAの向きが下方向に変化するために、当該マイクロフォン14の集音領域SAを、フロントウィンドウではなく、それよりも下方のインストルメントパネルの上面に指向させることが可能である。つまり、マイクロフォン14の集音領域SAを、車両100のインストルメントパネルの車両前方側に設けられ、フロントウィンドウ内面に向かって空気を送風する吹出口(いわゆるデフロスタ)からの騒音を拾いにくい方向に指向させることが可能である。この結果、車載用マイク装置10の集音性をより一層高めることが可能となる。
また、本実施形態の車載用マイク装置10によれば、車両100の乗員から発せられた音声を集音して車載スピーカ(図示せず)によって拡声することが可能である。したがって、車両100の乗員の会話を補助することが可能である。例えば、1列目座席102に着座している乗員と、2列目座席104あるいは3列目座席106に着座している乗員との会話を補助することが可能である。
また、本実施形態の車載用マイク装置10によれば、マイクロフォン14の集音領域SAが、車両前方側に指向している(図1参照)。このため、マイクロフォン14が、車両後方側に設置された車載スピーカから発せられた音声を集音することがほとんどなくなる。したがって、車載スピーカのハウリングの発生を防止することが可能である。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図12ないし図14によって説明する。上記実施形態1との相違は、前方側ガイド面66及び後方側ガイド面68が、前方側ガイド部材70及び後方側ガイド部材72にそれぞれ置き換わったところにあり、その他の構成はほぼ同一である。したがって、上記実施形態1と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図12は、本実施形態の車載用マイク装置10の全体構成を示す斜視図である。なお、図12では、マイクロフォン14の状態を見やすくするために、一対の支持板18のうち、手前側(助手席側)の支持板18を取り除いた状態を示している。また、図12では、マイクロフォン14の周囲を覆うハウジング16を省略している。
図12に示すように、回転盤12の上面には、前方側ガイド部材70及び後方側ガイド部材72が立設されている。前方側ガイド部材70は、前方側遮蔽部材60をガイドするためのガイド面70aを有している。後方側ガイド部材72は、後方側遮蔽部材62をガイドするためのガイド面72aを有している。前方側遮蔽部材60は、前方側ガイド部材70のガイド面70aに常時接触しており、後方側遮蔽部材62は、後方側ガイド部材72のガイド面72aに常時接触している。
図13は、図12に示す車載用マイク装置10の断面図であり、マイクロフォン14がその前端部14aを支点として上方に傾動した状態を示している。図14は、図12に示す車載用マイク装置10の断面図であり、マイクロフォン14がその前端部14aを支点として下方に傾動した状態を示している。
図13、図14に示すように、マイクロフォン14を上下方向に傾動させることによって、前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62を回転盤12の上面において前後方向にスライドさせることができる。これにより、マイクロフォン14の集音領域SAが変化する方向に合わせて、集音口13の開口範囲KAを前後方向に変化させることが可能である。この結果、車載用マイク装置10の集音性を低下させることなく、車載用マイク装置10の意匠性を高めることが可能となる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図15ないし図17によって説明する。上記実施形態1との相違は、前方側遮蔽部材60及び後方側遮蔽部材62が、遮蔽板80に置き換わったところにあり、その他の構成はほぼ同一である。したがって、上記実施形態1と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図15は、本実施形態の車載用マイク装置10の全体構成を示す斜視図である。なお、図15では、マイクロフォン14の状態を見やすくするために、一対の支持板18のうち、手前側(助手席側)の支持板18を取り除いた状態を示している。また、図15では、マイクロフォン14の周囲を覆うハウジング16を省略している。
図15に示すように、車載用マイク装置10は、遮蔽板80を備えている。遮蔽板80は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料によって板状に形成されている。遮蔽板80の中央には貫通孔82が形成されており、この貫通孔82には、マイクロフォン14が挿通されている。また、貫通孔82の前端部には、マイクロフォン14の前端部14aがヒンジ部84によって回動可能に連結されている。
図16は、図15に示す車載用マイク装置10の断面図であり、マイクロフォン14がその前端部14aを支点として上方に傾動した状態を示している。図17は、図15に示す車載用マイク装置10の断面図であり、マイクロフォン14がその前端部14aを支点として下方に傾動した状態を示している。
図16、図17に示すように、マイクロフォン14を上下方向に傾動させることによって、遮蔽板80を回転盤12の上面において前後方向にスライドさせることができる。これにより、マイクロフォン14の集音領域SAが変化する方向に合わせて、集音口13の開口範囲KAを前後方向に変化させることが可能である。この結果、車載用マイク装置10の集音性を低下させることなく、車載用マイク装置10の意匠性を高めることが可能となる。
図16、図17に示すように、貫通孔82の後端部には、ゴム部材86が取り付けられている。このゴム部材86によって、マイクロフォン14が上下方向に傾動したときに、マイクロフォン14の後端部14bが貫通孔82の縁部に接触して異音が発生することを防止することが可能となっている。ゴム部材86の材料としては、例えば、ブタジエンゴムを使用することが可能である。
本実施形態の車載用マイク装置10によれば、集音口13の開口範囲KAを前後方向に変化させるための集音口可変手段を、遮蔽板80という1つの部材によって構成することが可能となる。したがって、車載用マイク装置10をより安価に製造することが可能となる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図18ないし図20によって説明する。上記実施形態1との相違は、前方側遮蔽部材60が第1スライドプレート90に置き換わったところにあり、その他の構成はほぼ同一である。したがって、上記実施形態1と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図18は、本実施形態の車載用マイク装置10の全体構成を示す斜視図である。なお、図18では、マイクロフォン14の状態を見やすくするために、一対の支持板18のうち、手前側(助手席側)の支持板18を取り除いた状態を示している。また、図18では、マイクロフォン14の周囲を覆うハウジング16を省略している。
図18に示すように、車載用マイク装置10は、第1スライドプレート90を備えている。第1スライドプレート90は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料によって板状に形成されている。第1スライドプレート90の後端部は、マイクロフォン14の前端部14aに対してヒンジ部91によって回動可能に連結されている。回転盤12の上面には、第1スライドプレート90を前後方向にガイドするための第1ガイドレール92が設けられている。
図19は、図18に示す車載用マイク装置10の断面図であり、マイクロフォン14がその前端部14aを支点として上方に傾動した状態を示している。図20は、図18に示す車載用マイク装置10の断面図であり、マイクロフォン14がその前端部14aを支点として下方に傾動した状態を示している。
図18〜図20に示すように、マイクロフォン14の後端部14bには、中間プレート93の前端部がヒンジ部94によって回動可能に連結されている。中間プレート93の後端部には、第2スライドプレート95の前端部がヒンジ部96によって回動可能に連結されている。回転盤12の上面には、第2スライドプレート95を前後方向にガイドするための第2ガイドレール97が設けられている。
図19、図20に示すように、マイクロフォン14を上下方向に傾動させることによって、第1スライドプレート90を回転盤12の上面において前後方向にスライドさせることができる。これにより、マイクロフォン14の集音領域SAが変化する方向に合わせて、集音口13の開口範囲KAを前後方向に変化させることが可能である。この結果、車載用マイク装置10の集音性を低下させることなく、車載用マイク装置10の意匠性を高めることが可能となる。
図19に示すように、マイクロフォン14の後端部14bと、集音口13の開口範囲KAにおける後端部13aとの間には、隙間Gが形成されている。マイクロフォン14が上方に傾動した状態において、この隙間Gは、中間プレート93によって塞がれている。したがって、車両100の乗員から発せられた音声は、隙間Gを通る前に、中間プレート93によって反射されるか、あるいは、中間プレート93によって吸収される。この結果、車両100の乗員から発せられた音声が隙間Gを通ってハウジング16の内部に入り込むことを防止することが可能となっており、車載用マイク装置10の集音性をより高めることが可能となっている。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について示したが、本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、車両100の1列目座席102の上方に車載用マイク装置10が設置されている例について説明したが、2列目座席104あるいは3列目座席106の上方に車載用マイク装置10を設置してもよい。
(2)上記実施形態では、マイクロフォン14の前端部14aを支点としてマイクロフォン14を上下方向に傾動させる例について説明したが、マイクロフォン14の後端部14bを支点としてマイクロフォン14を上下方向に傾動させてもよい。
(3)上記実施形態では、オーバーヘッドコンソール40に車載用マイク装置10が設置されている例について説明したが、天井内装材30に車載用マイク装置10を直接的に設置してもよい。
(4)上記実施形態では、3列シートを備えた車両100に対して車載用マイク装置10を設置した例について説明したが、それ以外のタイプ(例えば2列シート)の車両に対して車載用マイク装置10を設置してもよい。
(5)上記実施形態では、車載用マイク装置10を車両100の車室内における会話を補助する装置に利用する例について説明したが、これ以外にも、例えば、カーナビゲーションシステムにおける音声入力装置に車載用マイク装置10を利用してもよい。
(6)上記実施形態では、ハウジング16の内周面には、段差部50が車両後方側の約半周(約180°)の範囲に亘って形成されている例を示したが、これに限らず、段差部50は、0°から360°の範囲であれば、何度の範囲に亘って形成されてもよい。
車載用マイク装置を搭載した車両を横方向から見た模式図であり、マイクロフォンの集音領域を車両前方側に向けた状態を示している。 車載用マイク装置を搭載した車両を横方向から見た模式図であり、マイクロフォンの集音領域を運転席側あるいは助手席側に向けた状態を示している。 天井内装材の車両前方側の部分を車室内側から見た平面図である。 実施形態1の車載用マイク装置の全体構成を示す斜視図である。 ハウジングの斜視図であり、ハウジングを車両前後方向に沿って半分に切断した状態を示している。 マイクロフォンと支持板とを分解した状態を示す斜視図である。 図4に示す車載用マイク装置のA−A線断面図である。 図4に示す車載用マイク装置のB−B線断面図である。 図4に示す車載用マイク装置のC−C線断面図である。 車載用マイク装置を上方から見た図であり、マイクロフォンを図8に示す状態から反時計回りに約90°回転させた後の状態を示している。 図10に示す車載用マイク装置のD−D線断面図である。 実施形態2の車載用マイク装置の全体構成を示す斜視図である。 図12に示す車載用マイク装置の断面図であり、マイクロフォンがその前端部を支点として上方に傾動した状態を示している。 図12に示す車載用マイク装置の断面図であり、マイクロフォンがその前端部を支点として下方に傾動した状態を示している。 実施形態3の車載用マイク装置の全体構成を示す斜視図である。 図15に示す車載用マイク装置の断面図であり、マイクロフォンがその前端部を支点として上方に傾動した状態を示している。 図15に示す車載用マイク装置の断面図であり、マイクロフォンがその前端部を支点として下方に傾動した状態を示している。 実施形態4の車載用マイク装置の全体構成を示す斜視図である。 図18に示す車載用マイク装置の断面図であり、マイクロフォンがその前端部を支点として上方に傾動した状態を示している。 図18に示す車載用マイク装置の断面図であり、マイクロフォンがその前端部を支点として下方に傾動した状態を示している。
10…車載用マイク装置
12…回転盤
13…集音口
14…マイクロフォン
16…ハウジング
30…天井内装材(天井部)
40…オーバーヘッドコンソール
50…段差部(傾動手段)
60…前方側遮蔽部材(集音口可変手段)
62…後方側遮蔽部材(集音口可変手段)
100…車両
KA…開口範囲
SA…集音領域

Claims (4)

  1. 車両の天井部に設置されるとともに略水平面上で回転操作可能な回転盤と、前記回転盤の上面に取り付けられる指向性を有するマイクロフォンとを備える車載用マイク装置であって、
    前記回転盤の回転操作に伴って、前記マイクロフォンを上下方向に傾動させることが可能な傾動手段を備えており、
    前記回転盤には、前記車両の乗員から発せられる音声を透過させるための集音口が設けられており、
    前記傾動手段による前記マイクロフォンの上下方向への傾動に伴って、前記集音口の開口範囲を前後方向に変化させることが可能な集音口可変手段を備えることを特徴とする車載用マイク装置。
  2. 請求項1に記載の車載用マイク装置であって、
    前記集音口可変手段は、前記マイクロフォンの集音領域の向きが変化する方向に合わせて、前記集音口の開口範囲を前後方向に変化させることが可能であることを特徴とする車載用マイク装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車載用マイク装置であって、
    前記集音口可変手段は、前記集音口の前方側を遮蔽する前方側遮蔽部材、及び、前記集音口の後方側を遮蔽する後方側遮蔽部材によって構成されており、
    前記マイクロフォンは、前記回転盤の上面に対してその前方側の端部を支点として上下方向に傾動可能に取り付けられており、
    前記前方側遮蔽部材は、前記マイクロフォンの前端部に取り付けられており、
    前記後方側遮蔽部材は、前記マイクロフォンの後端部に取り付けられており、
    前記マイクロフォンが上方向に傾動した場合には、前記前方側遮蔽部材及び前記後方側遮蔽部材が前記回転盤の上面において後方向にスライドすることが可能であり、前記マイクロフォンが下方向に傾動した場合には、前記前方側遮蔽部材及び前記後方側遮蔽部材が前記回転盤の上面において前方向にスライドすることが可能に構成されていることを特徴とする車載用マイク装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の車載用マイク装置であって、
    前記マイクロフォンは、前記天井部に設置されたオーバーヘッドコンソールに設置されていることを特徴とする車載用マイク装置。
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