JP5210781B2 - 車両用ランプ装置 - Google Patents

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本発明は、LED発光素子を発光体とする車両用ランプ装置に関するものであり、特に、上記LED発光素子の表面側にインナレンズを設け、これによってLED発光素子の数を減らした上で、本車両用ランプ装置から照射される光束をレンズ表面全体に渡って均等な状態に形成させるようにした車両用ランプ装置に関するものである。
従来の車両用ランプ装置、特にLED発光素子を用いた車両用ランプ装置は、例えば特開2008−71512号公報記載のものの如く、多数のLED発光素子をLED基板上に搭載して形成されるようになっているものである。このように複数の発光体を用いることによってレンズ表面から所定の光束が均等な状態で照射されるようにしているものである。
特開2008−71512号公報
ところで、上記従来のものにおいては、車両用ランプ装置を形成するレンズ表面を全面に渡って均等な状態で発光させるためには、LED発光素子を、多数レンズ裏面側に均等な状態で設ける必要がある。その結果、多数のLED発光素子を用いることによる製品コストの上昇、更には、組立工数の上昇等の不都合を招くおそれがある。このような問題点を解決するために、LED発光素子の表面側に新たにインナレンズを設け、これによって、上記LED発光素子から発せられる光束を出来る限り発散させて、最終的には、本ランプ装置から照射される光束を、数少ないLED発光素子にてレンズ表面全体に渡って均等な状態に形成させるようにした車両用ランプ装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明である第一の発明においては、複数のLED発光素子からなる車両用ランプ装置に関して、一方の面側に複数のLED発光素子が搭載されたLED基板と、当該LED基板を所定状態に保持するものであってABS樹脂を含む所定のプラスチック材にて形成される取付ブラケットと、これらLED基板及び取付ブラケットを一体化した状態で収納するものであって上記取付ブラケットと同様、所定のプラスチック材にて形成されるハウジングと、当該ハウジング内に設けられるものであって柱状の形態からなり、上記取付ブラケットとLED基板とを一体化した状態で保持する保持部と、当該保持部のところに上記LED基板を覆うように設けられるインナレンズと、からなるとともに、上記LED基板と取付ブラケットとを一体的に保持する保持部を、中空円筒状の支柱状形態からなるものであって、その上端部周りにおける横断面形状において、基本的には上記取付ブラケットに形成された取付穴との間に所定の隙間を有するとともに、その円周上において、適度の剛性と弾性とを有するように形成された円弧状の突出部を均等な間隔をもって複数個有する形態からなるようにした構成を採ることとした。
請求項1記載の発明である第一の発明について説明する。本発明によれば、上記構成を採ること、すなわち、LED発光素子の表面側に新たにインナレンズを設けることにより、このインナレンズにて上記LED発光素子から発せられる光を予め拡散させ、これによって、最終的に本車両用ランプ装置から発せられる光束をランプレンズ全面に渡って広く、かつ、均等な状態に形成させることができるようになる。その結果、比較的少ない数のLED発光素子を用いることによって、効率良く車両用ランプ装置全体を均等な状態で面発光させることができるようになる。
また、発明のものにおいては、ハウジング内への上記LED基板等の組付作業(組込作業)が円滑に、かつ、確実に行なわれることとなる。すなわち、上記LED基板等をハウジング内に設けられた中空状支柱の上端部に形成される保持部のところに設置するとともに、これらを上方からビスネジ等を用いて締め付けることによって、上記LED基板等の上記ハウジング内への固定(組付け)が行なわれることとなる。なお、このようにして上記LED基板等の組付けられる支柱は、中空円筒状の形態からなるものであって、全体的に適度の剛性及び弾性を有するように形成されるとともに、その横断面形状において外周部に均等な間隔をもって円弧状の突出部が複数個設けられるようになっているものである。従って、上記LED基板等は、上記支柱上端部に形成される保持部のところに確実に固定され、かつ、保持されることとなる。
本発明を実施するための最良の形態について、図1ないし図4を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、図1に示す如く、発光体を形成するLED素子(LED発光素子)11が、複数個、その表面側に左右対称形並びに上下対称形を成すように設けられるLED基板1と、当該LED基板1上に設けられた上記LED素子11を覆うように設けられるインナレンズ5と、これらLED基板1及びインナレンズ5を一体化した状態で保持する取付ブラケット6と、これら取付ブラケット6、LED基板1、更にはインナレンズ5等を一体化した状態で保持し収納するハウジング2と、当該ハウジング2の開口部に設けられるものであって透明体からなるレンズ3と、からなることを基本とする車両用ランプ装置に関するものである。なお、このような基本構成からなるものにおいて、上記ハウジング2の内部には上記取付ブラケット6、LED基板1、インナレンズ5等を一体化した状態でハウジング2内の所定の位置に保持する支柱状の保持部25が設けられるようになっている。
このような基本構成からなるものにおいて、本車両用ランプ装置の具体的な構成、特にインナレンズ5周りの取付構造について、図2ないし図4を基に説明する。このものは、例えば図2に示す如く、円盤状の形態からなるものであって所定のプラスチック材にて形成されるLED基板1を基礎に形成されるようになっているものである。そして、このようなLED基板1には複数のLED発光素子11等が搭載されるようになっているものである。そして更に、このようなLED基板1上には取付ブラケット6が設けられ、これらがハウジング2内に設置されるようになっているものである。また、このようなLED基板1の上面側には、当該LED基板1上に設けられたLED発光素子11等を覆うようにインナレンズ5が設けられるようになっている。このようなインナレンズ5によって上記LED発光素子11から発せられる光束は本車両用ランプ装置の開口部全面に渡って均等な状態に拡散され、レンズ3の表面が全体的に均等な状態で光るようになる。
そして、このようにLED基板1、取付ブラケット6、インナレンズ5が一体化された状態において、これらは取付ブラケット6に設けられた円筒状の取付部62を介してハウジング2内に設置されるようになっている。具体的には、図2に示す如く、ハウジング2内に設けられた円柱状の保持部25のところに、上記取付ブラケット6に設けられた円筒状の取付部62が嵌め込まれるとともに、このような状態において、上記インナレンズ5の上方側からビスネジ7が上記保持部25に形成された内径部252内へネジ込まれることによって、上記インナレンズ5、取付ブラケット6、LED基板1等が共締めの状態で締め付けられ、固定されることとなる。
次に、上記インナレンズ5等の取付けられる保持部25周りの具体的構造について、図3及び図4を主に説明する。このものは、例えば図1及び図3に示す如く、ハウジング2の底の部分から直立するように形成される円柱状の保持部25を主に形成されるものである。そして、この保持部25は、主に上記ハウジング2と同じプラスチック材、例えばABS樹脂材等にて、ハウジング2と一体的に形成されるようになっているものである。そして、当該保持部25は、基本的に円筒状の形態からなるものであり、その内径部252内へビスネジ7をタッピングさせながらネジ込むことによって上記インナレンズ5等の取付け(固定)が成されるようになっているものである。
なお、このようなビスネジ7のネジ込まれる保持部25の上端部255は、例えば図3及び図4に示す如く、その外側の部分がインナレンズ5、取付ブラケット6、LED基板1等にて囲まれるようになっており、上記ビスネジ7による締付力は確実に上記保持部25にて確保されることとなる。従って、インナレンズ5、取付ブラケット6、LED基板1等は、上記支柱状の保持部25のところに確実に固定されることとなる。特に、上記ビスネジ7のネジ込まれる保持部25の上端部255周りは、例えば図4に示す如く、その横断面形状が円筒状の形態からなることを基本とするとともに、その外周部には均等な間隔をもって放射線方向に円弧状の突出部254が設けられるようになっている。そして、この突出部254の部分のみが基本的には上記取付ブラケット6及びインナレンズ5等に設けられたそれぞれの取付穴55、65の内周部と接触するようになっているものである。従って、両者間には原則として隙間259(図4参照)が形成されることとなり、これによって支柱状の保持部25等の熱変形等が吸収されるようになっている。
このような構成を採ることにより、本実施の形態のものにおいては、LED発光素子11の表面側に新たに設けられたインナレンズ5の作用により、上記LED発光素子11から発せられた光は四方へと拡散されることとなる。これによって、本車両用ランプ装置から発せられた光束はレンズ3の全面に渡って、広く、かつ、均等な状態で照射されることとなる。すなわち、本実施の形態のものにおいては、比較的少ない数のLED発光素子11を用いることによって、効率良く車両用ランプ装置全体を均等な状態で面発光させることができるようになる。また、本実施の形態のものにおいては、複数のLED発光素子11の搭載されるLED基板1を左右の車両用ランプ装置において共通化及び共用化することができるようになる。また、その取付ブラケット6も左右で対称形を成させるようにしたので、本車両用ランプ装置全体の製造コストの低減化等を図ることができるようになる。
また、本実施の形態のものにおいては、上記LED基板1等のハウジング2内への組込作業が、円滑に、かつ、確実に行なわれることとなる。具体的には、上記LED基板1等をハウジング2内に設けられた中空状支柱からなる保持部25の上端部255のところに設置する(図3参照)とともに、これらを上方からビスネジ7を用いて締め付けることによって、上記LED基板1、取付ブラケット6、インナレンズ5等の上記ハウジング2内への固定(組付け)が行なわれることとなる。なお、このようにして上記LED基板1等の取付けられる支柱状の保持部25は、中空円筒状の形態からなるとともに、その横断面形状において外周部には、例えば図4に示すような円弧状の突出部254が均等な間隔をもって複数個設けられるようになっている。これによって、支柱状の保持部25は全体的に適度の剛性と弾性とを有するようになる。そして、このような構成からなる取付ブラケット6の取付部62内に存在する保持部25の内径部252内へタッピングスクリュ等からなるビスネジ7がネジ込まれることによって上記LED基板1、取付ブラケット6、インナレンズ5等の上記支柱状の保持部25への取付け(装着)が行なわれることとなる。これによって、組付作業(組込作業)の効率化等が図られることとなる。
本発明の全体構成を示す展開斜視図である。 本発明の全体構成を示す縦断面図である。 本発明の主要部を成すLED基板、インナレンズ等の保持部への取付状態(構造)を示す部分断面図である。 ハウジング内に設けられる保持部周りの構成(構造)を示す平面図である。
符号の説明
1 LED基板
11 LED発光素子
2 ハウジング
25 保持部
252 内径部
254 突出部
255 上端部
259 隙間
3 レンズ
5 インナレンズ
55 取付穴
6 取付ブラケット
62 取付部
65 取付穴
7 ビスネジ



Claims (1)

  1. 一方の面側に複数のLED発光素子が搭載されたLED基板と、当該LED基板を所定状態に保持するものであってABS樹脂を含む所定のプラスチック材にて形成される取付ブラケットと、これらLED基板及び取付ブラケットを一体化した状態で収納するものであって上記取付ブラケットと同様、所定のプラスチック材にて形成されるハウジングと、当該ハウジング内に設けられるものであって柱状の形態からなり、上記取付ブラケットとLED基板とを一体化した状態で保持する保持部と、当該保持部のところに上記LED基板を覆うように設けられるインナレンズと、からなるとともに、上記LED基板と取付ブラケットとを一体的に保持する保持部を、中空円筒状の支柱状形態からなるものであって、その上端部周りにおける横断面形状において、基本的には上記取付ブラケットに形成された取付穴との間に所定の隙間を有するとともに、その円周上において、適度の剛性と弾性とを有するように形成された円弧状の突出部を均等な間隔をもって複数個有する形態からなるようにしたことを特徴とする車両用ランプ装置。
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