JP5209066B2 - センサ装置及び電子機器 - Google Patents
センサ装置及び電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5209066B2 JP5209066B2 JP2011004169A JP2011004169A JP5209066B2 JP 5209066 B2 JP5209066 B2 JP 5209066B2 JP 2011004169 A JP2011004169 A JP 2011004169A JP 2011004169 A JP2011004169 A JP 2011004169A JP 5209066 B2 JP5209066 B2 JP 5209066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- data
- analog
- current
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/94—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
- H03K17/941—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated using an optical detector
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
本発明の実施例1について、図1〜図3及び図12に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は、本実施形態に係るセンサ装置1のブロック図である。図12は、本実施形態に係るセンサ装置1の構成を示す正面図である。まず、センサ装置1の構成を、図12に基づき説明する。
図2及び図3は、本実施形態に係るセンサ装置1の、本実施例1における動作波形の説明図である。まず、図2を用いて、外光である太陽光等の周囲光が照射されていない場合におけるセンサ装置1の動作を説明する。
第1事例として、図2(a)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されておらず、かつ、被検出対象21が有る場合について説明する。
Iin≒0 (1)
である。(1)式の電流Iinは、ADC2によりアナログ−デジタル変換され、デジタル値ADCOUTとしてのデータData0が得られる。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1≒Iin_ledon (2)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1が得られる。なお、(2)式における電流Iin_ledonは、発光ダイオードLEDが発光している時(即ちデータData1の測定時)に、フォトダイオードPDが受光する電流である。
第2事例として、図2(b)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されておらず、かつ、被検出対象21が無い場合について説明する。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1=I1−I1=0 (3)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1は、
Data1=0 (4)
となる。データData1が0であるので、データData1は、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えず、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。従って、被検出対象21が近接していないことを示すLowレベルの信号が、デジタル出力信号Doutとして外部に出力される。
第3事例として、図3(a)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されており、かつ、被検出対象21が有る場合について説明する。
Iin=Iin_data0=Iin_sun (5)
である。電流Iin_sunに対応するデータは、図3(a)において斜線部で示される。外光である太陽光等の周囲光の測定結果を示す電流である、(5)式の電流Iin_sunは、ADC2によりアナログ−デジタル変換され、デジタル値ADCOUTとしてのデータData0が得られる。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1=Iin_ledon−Iin_sun (6)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1が得られる。
第4事例として、図3(b)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されており、かつ、被検出対象21が無い場合について説明する。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1=Iin_sun−Iin_sun=0 (7)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1は、
Data1=0 (8)
となる。データData1が0であるので、データData1は、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えず、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。従って、被検出対象21が近接していないことを示すLowレベルの信号が、デジタル出力信号Doutとして外部に出力される。
本実施例1に係るセンサ装置1は、被検出対象21が近接しているか否かを判定するセンサである近接センサとして機能させることが出来る。なお、センサ装置31は、後述する実施例2,3に係るセンサ装置である。
Ee=E/{(2×L)2}×η[μW/cm2] (9)
で求めることが出来る。放射強度Eの単位中のsrは、ステラジアン(立体角)を示す。また、発光ダイオードLEDから照射された光が、距離L[cm]を伝播するとともに、被検出対象21が反射する反射光22も距離L[cm]を伝播する。これに伴い、(9)式には、(2×L)が含まれている。
Iin=A×Ee×S[nA] (10)
となる。
count=(Iin/Iref)×2n (11)
で求められる。(11)式において、Irefは基準電流であり、nは分解能である。
count=(A×Ee×S/Iref)×2n
count=(A×[E/{(2×L)2}×η]×S/Iref)×2n
count={A×E×η×S×2(n−2)/Iref}/(L2) (12)
となる。(12)式により、距離の2乗である(L2)に対して反比例するカウント数countが算出される。この時、上記反比例における比例定数をa1とすると、以下に示す(13)式〜(15)式が成立することとなる。
count∝1/(L2) (13)
count=a1/(L2) (14)
a1=A×E×η×S×2n/Iref (15)
なお、測距センサに関する上記説明は、本実施例1に係るセンサ装置1についての説明であるが、以下の実施例2,3におけるセンサ装置31についても同様に、近接センサであるセンサ装置31を、測距センサとして機能させることが可能である。
上述したように、本実施例1に係るセンサ装置1は、被検出対象21が近接しているか否かを判定するセンサである近接センサとして機能させることが出来る。
Iin=A×Ee×S[nA] (16)
となる。
count=(Iin/Iref)×2n (17)
で求められる。(17)式において、Irefは基準電流であり、nは分解能である。
count=(A×Ee×S/Iref)×2n
count=(A×S×2n/Iref)×Ee (18)
となる。(18)式により、放射照度であるEeに比例するカウント数countが算出される。この時、上記比例における比例定数をa2とすると、以下に示す(19)式〜(21)式が成立することとなる。
count∝Ee (19)
count=a2×Ee (20)
a2=A×S×2n/Iref (21)
(実施例1に係るセンサ装置1の総括)
本実施例1に係るセンサ装置1は、被検出対象21が近接しているか否かを判定する近接センサとして機能することが出来るセンサ装置である。近接している被検出対象21により反射される光である投射光を、所定の空間へ投射する発光ダイオードLEDと、アナログ入力電流をアナログ−デジタル変換するADC2を備える。フォトダイオードであって、カソードが、ADC2の入力に接続され、アノードが、電気的に接地されているフォトダイオードPDを備える。一方の入力に入力される、ADC2のデジタル値ADCOUTと、他方の入力に入力される所定の閾値Data_thとを比較して、デジタル値ADCOUTが閾値Data_thを超えていれば、被検出対象21が近接していることを示す信号を出力し、デジタル値ADCOUTが閾値Data_th以下であれば、被検出対象21が近接していないことを示す信号を出力する比較回路3を備える。デジタル値ADCOUTを記憶する記憶回路4を備える。第1端子が、上記一方の入力に接続されており、第2端子が、ADC2の出力と、記憶回路4の入力とに接続されており、第3端子が、電気的に接地されているとともに、上記第1端子と上記第2端子とを接続するか、上記第1端子と上記第3端子とを接続して上記一方の入力を電気的に接地する切り替えスイッチSW0’を備える。フォトダイオードPDのカソードとADC2の入力とに一端が接続されているスイッチである開閉スイッチSW0を備える。入力に電源電圧Vddが印加され、出力が、開閉スイッチSW0の他端に接続されている可変電流源6を備える。開閉スイッチSW0の開閉を制御する制御信号である第2制御信号を、開閉スイッチSW0の制御入力に出力するとともに、切り替えスイッチSW0’の切り替えを制御する制御信号である第3制御信号を、切り替えスイッチSW0’の制御入力に出力するスイッチ制御回路50を備える。
本発明の実施例2について、図4〜図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施例2において説明すること以外の構成は、前記実施例1と同じである。また、説明の便宜上、前記実施例1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4は、本実施形態に係るセンサ装置31のブロック図である。センサ装置31は、センサ装置1に対して、以下に示す2つの相違点が有る。
図5及び図6は、本実施形態に係るセンサ装置31の、本実施例2における動作波形の説明図である。まず、図5を用いて、外光である太陽光等の周囲光が照射されていない場合におけるセンサ装置31の動作を説明する。
第5事例として、図5(a)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されておらず、かつ、被検出対象21が有る場合について説明する。
Iin≒0 (22)
である。(22)式の電流Iinは、ADC2によりアナログ−デジタル変換され、デジタル値ADCOUTとしてのデータData0が得られる。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1≒Iin_ledon (23)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1が得られる。
Iin−I1=Iin_data2=Iin_ledoff−I1 (24)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData2が得られる。
Iin_ledoff≒0 (25)
である。
Iin_ledon>>Iin_ledoff (26)
が成立するとともに、電流Iin_ledonに対応したデータData1が、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えるデータとなるように設定する。これにより、差分データData1−Data2も、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超える。よって、デジタル出力信号Doutのレベルが、LowレベルからHiレベルへ変化することにより生じる、被検出対象21が近接したことを示すパルスが、デジタル出力信号Doutとして外部に出力される。
第6事例として、図5(b)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されておらず、かつ、被検出対象21が無い場合について説明する。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1=I1−I1=0 (27)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1は、
Data1=0 (28)
となる。データData1が0であるので、記憶・減算回路32の入力は、データData0の測定時と同様に0である。よって、記憶・減算回路32の出力は、データData1の測定時においても、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えない。よって、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。
Iin−I1=Iin_data2=Iin_ledoff−I1=I1−I1=0 (29)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData2は、
Data2=0 (30)
となる。データData2が0であるので、記憶・減算回路32の入力は、データData0,Data1の測定時と同様に0である。よって、記憶・減算回路32の出力は、データData2の測定時においても、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えない。よって、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。
第7事例として、図6(a)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されており、かつ、被検出対象21が有る場合について説明する。
Iin=Iin_sun (31)
である。電流Iin_sunに対応するデータは、図6(a)において斜線部で示される。外光である太陽光等の周囲光の測定結果を示す電流である、(31)式の電流Iin_sunは、ADC2によりアナログ−デジタル変換され、デジタル値ADCOUTとしてのデータData0が得られる。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledonIin_sun (32)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1が得られる。
Iin−I1=Iin_data2=Iin_ledoffIin_sun (33)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData2が得られる。
Iin_data2Iin_data1=(Iin_ledonIin_sun)−(Iin_ledoffIin_sun)=Iin_ledonIin_ledoff (34)
(34)式の結果を見ると、データData0に応じた電流I1=Iin_sun(外光である太陽光等の周囲光に応じた電流)の項が含まれておらず、差分データData1−Data2は、外光である太陽光等の周囲光による影響が除去されたデータであると言える。
Iin_ledon>>Iin_ledoff (35)
が成立するとともに、(25)式に示されるようにIin_ledoff≒0であり、さらに、電流Iin_ledonに対応したデータData1が、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えるデータとなるように設定する。これにより、差分データData1−Data2も、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超える。よって、デジタル出力信号Doutのレベルが、LowレベルからHiレベルへ変化することにより生じる、被検出対象21が近接したことを示すパルスが、デジタル出力信号Doutとして外部に出力される。
第8事例として、図6(b)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されており、かつ、被検出対象21が無い場合について説明する。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1=Iin_sun−Iin_sun=0 (36)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1は、
Data1=0 (37)
となる。データData1が0であるので、記憶・減算回路32の入力は、データData0の測定時と同様に0である。よって、記憶・減算回路32の出力は、データData1の測定時においても、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えない。よって、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。
Iin−I1=Iin_data2=Iin_ledoff−I1=Iin_sun−Iin_sun=0 (38)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData2は、
Data2=0 (39)
となる。データData2が0であるので、記憶・減算回路32の入力は、データData0,Data1の測定時と同様に0である。よって、記憶・減算回路32の出力は、データData2の測定時においても、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えない。よって、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。
本実施例2に係るセンサ装置31は、被検出対象21が近接しているか否かを判定する近接センサとして機能することが出来るセンサ装置である。近接している被検出対象21により反射される光である投射光を、所定の空間へ投射する発光ダイオードLEDと、アナログ入力電流をアナログ−デジタル変換するADC2を備える。フォトダイオードであって、カソードが、ADC2の入力に接続され、アノードが、電気的に接地されているフォトダイオードPDを備える。1回目に入力された、ADC2のデジタル値ADCOUTを記憶し、2回目のデジタル値ADCOUTが入力されると、1回目に入力されたデジタル値ADCOUTを出力するとともに、3回目のデジタル値ADCOUTが入力されると、2回目に入力されたデジタル値ADCOUTから3回目に入力されたデジタル値ADCOUTを減算した値である減算値を出力する記憶・減算回路32を備える。一方の入力に入力される記憶・減算回路32の出力値と、他方の入力に入力される所定の閾値Data_thとを比較して、デジタル値ADCOUTが閾値Data_thを超えていれば、被検出対象21が近接していることを示す信号を出力し、デジタル値ADCOUTが閾値Data_th以下であれば、被検出対象21が近接していないことを示す信号を出力する比較回路3を備える。デジタル値ADCOUTを記憶する記憶回路4を備える。第1端子が、記憶・減算回路32の入力に接続されており、第2端子が、ADC2の出力と、記憶回路4の入力とに接続されており、第3端子が、電気的に接地されているとともに、上記第1端子と上記第2端子とを接続するか、上記第1端子と上記第3端子とを接続して記憶・減算回路32の入力を電気的に接地する切り替えスイッチSW0’を備える。フォトダイオードPDのカソードとADC2の入力とに一端が接続されているスイッチである開閉スイッチSW0を備える。入力に電源電圧Vddが印加され、出力が、開閉スイッチSW0の他端に接続されている可変電流源6を備える。開閉スイッチSW0の開閉を制御する制御信号である第2制御信号を、開閉スイッチSW0の制御入力に出力するとともに、切り替えスイッチSW0’の切り替えを制御する制御信号である第3制御信号を、切り替えスイッチSW0’の制御入力に出力するスイッチ制御回路50を備える。
本発明の実施例3について、図4、図7及び図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施例3において説明すること以外の構成は、前記実施例1,2と同じである。また、説明の便宜上、前記実施例1,2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7及び図8は、本実施形態に係るセンサ装置31の、本実施例3における動作波形の説明図である。まず、図7を用いて、外光である太陽光等の周囲光が照射されていない場合におけるセンサ装置31の動作を説明する。
第9事例として、図7(a)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されておらず、かつ、被検出対象21が有る場合について説明する。
Iin≒0 (40)
である。(40)式の電流Iinは、ADC2によりアナログ−デジタル変換され、デジタル値ADCOUTとしてのデータData0が得られる。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1≒Iin_ledon (41)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1が得られる。
Iin−I1=Iin_data2=Iin_ledoff−I1 (42)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData2が得られる。
Iin_ledon>>Iin_ledoff (43)
が成立するとともに、電流Iin_ledonに対応したデータData1が、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えるデータとなるように設定する。これにより、差分データData1−Data2も、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超える。よって、デジタル出力信号Doutのレベルが、LowレベルからHiレベルへ変化することにより生じる、被検出対象21が近接したことを示すパルスが、デジタル出力信号Doutとして外部に出力される。
第10事例として、図7(b)に示される、外光である太陽光等の周囲光が照射されておらず、かつ、被検出対象21が無い場合について説明する。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1=I1−I1=0 (44)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1は、
Data1=0 (45)
となる。データData1が0であるので、記憶・減算回路32の入力は、データData0の測定時と同様に0である。よって、記憶・減算回路32の出力は、データData1の測定時においても、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えない。よって、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。
Iin−I1=Iin_data2=Iin_ledoff−I1=I1−I1=0 (46)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData2は、
Data2=0 (47)
となる。データData2が0であるので、記憶・減算回路32の入力は、データData0,Data1の測定時と同様に0である。よって、記憶・減算回路32の出力は、データData2の測定時においても、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えない。よって、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。
第11事例として、図8(a)に示される、極めて照度が高い外光である太陽光等の周囲光が照射されており、かつ、被検出対象21が有る場合について説明する。
Iin=Iin_sun’ (48)
である。電流Iin_sun’に対応するデータは、図8(a)において斜線部で示され、上記第2のフルスケールを越えるデータである。極めて照度が高い外光である太陽光等の周囲光の測定結果を示す電流である、(48)式の電流Iin_sun’は、ADC2によりアナログ−デジタル変換され、デジタル値ADCOUTとしてのデータData0が得られる。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−Iin_sun’ (49)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1が得られる。
Iin−I1=Iin_data2=Iin_ledoff−Iin_sun’ (50)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われ、デジタル値ADCOUTとしてのデータData2が得られる。
Iin_data2−Iin_data1=(Iin_ledon−Iin_sun’)−(Iin_ledoff−Iin_sun’)=Iin_ledo−nIin_ledoff (51)
(51)式の結果を見ると、データData0に応じた電流I1=Iin_sun’(極めて照度が高い外光である太陽光等の周囲光に応じた電流)の項が含まれておらず、差分データData1−Data2は、極めて照度が高い外光である太陽光等の周囲光による影響が除去されたデータであると言える。
Iin_ledon>>Iin_ledoff (52)
が成立するとともに、(25)式に示されるようにIin_ledoff≒0であり、さらに、電流Iin_ledonに対応したデータData1が、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えるデータとなるように設定する。これにより、差分データData1−Data2も、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超える。よって、デジタル出力信号Doutのレベルが、LowレベルからHiレベルへ変化することにより生じる、被検出対象21が近接したことを示すパルスが、デジタル出力信号Doutとして外部に出力される。
第12事例として、図8(b)に示される、極めて照度が高い外光である太陽光等の周囲光が照射されており、かつ、被検出対象21が無い場合について説明する。
Iin−I1=Iin_data1=Iin_ledon−I1=Iin_sun’Iin_sun’=0 (53)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData1は、
Data1=0 (54)
となる。データData1が0であるので、記憶・減算回路32の入力は、データData0の測定時と同様に0である。よって、記憶・減算回路32の出力は、データData1の測定時においても、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えない。よって、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。
Iin−I1=Iin_data2=Iin_ledoff−I1=Iin_sun’−Iin_sun’=0 (55)
がADC2に入力されて、アナログ−デジタル変換が行われる結果、デジタル値ADCOUTとしてのデータData2は、
Data2=0 (56)
となる。データData2が0であるので、記憶・減算回路32の入力は、データData0,Data1の測定時と同様に0である。よって、記憶・減算回路32の出力は、データData2の測定時においても、比較回路3の他方の入力に入力される閾値Data_thを超えない。よって、デジタル出力信号Doutのレベルは、Lowレベルで維持される。
図9に示される積分型のアナログ−デジタル変換回路8を、図1のADC2に適用する。これにより、積分型のアナログ−デジタル変換回路8が備えている、広いダイナミックレンジと高い分解能のアナログ−デジタル変換が可能である。
総充電電荷量=Iin×t_conv (57)
総放電電荷量=Iref×t_clk×count (58)
総充電電荷量=総放電電荷量より、以下に示す(59)式が成立する。
count=(Iin×t_conv)/(Iref×t_clk) (59)
(57)式〜(59)式において、t_clkはクロック信号clkの周期、t_convは測定期間(データ変換時間)、countは放電回数をカウントした値(カウント数)、Irefは基準電流である。
測定期間t_conv=t_clk×2n(nは分解能) (60)
として、t_clk×2nの期間充電するように設定すると、(57)式から以下に示す(61)式が導出される。
count=Iin/Iref×2n (61)
例えば、分解能n=16ビットの場合、カウント数countは、電流Iinに応じた値を、0〜65535の範囲で出力することになる。ADC2を含むアナログ−デジタル変換回路として、積分型のアナログ−デジタル変換回路8を適用する。これにより、積分型アナログ−デジタル変換回路が備えている、広いダイナミックレンジと高い分解能のアナログ−デジタル変換が可能である。
図11は、本実施形態に係る液晶パネル16のバックライト制御回路のブロック図である。画面を表示する液晶パネル16を備える。液晶パネル16を照射するバックライト17を備える。バックライト17の輝度を制御するバックライト制御部18を備える。センサ装置1,31で構成された照度センサ19(または近接センサ19、または測距センサ19)を備える。バックライト制御部18は、照度センサ19(または近接センサ19、または測距センサ19)が備え、ADC2を含むアナログ−デジタル変換回路のデジタル出力信号Doutに基づき、バックライト17の輝度を制御する。具体的には、バックライト制御部は、上記照度センサ、上記近接センサ、または上記測距センサが備えるアナログ−デジタル変換回路のデジタル出力信号DoutがHiレベルとなる場合、バックライト17の輝度を第1所定値高くする。デジタル出力信号DoutがLowとなるである場合、バックライト17の輝度を第2所定値低くする。デジタル出力信号Doutのレベルが変化しない場合、バックライト17の輝度を維持する。
本実施形態に係る近接センサ1,31を照度センサとして機能させる場合、以下の理由から、充電回路9が有する容量C1の充電に要する期間を含む、積分型のアナログ−デジタル変換回路8の測定期間t_convを、20msecの倍数(20msecも含まれる)、または、16.66msecの倍数(16.66msecも含まれる)にすることが好ましい。
図13及び図14は、それぞれ、本実施形態に係る電子機器の一実施形態を示している。図13は、本実施形態に係る電子機器としての携帯電話900の斜視図である。図14は、本実施形態に係る電子機器としてのデジタルカメラ905の正面図である。
2 ADC(アナログ−デジタル変換部)
3 比較回路(比較部)
4 記憶回路(記憶部)
6 可変電流源
8 アナログ−デジタル変換回路(積分型アナログ−デジタル変換回路)
9 充電回路(充電部)
10 比較回路(出力電圧比較)
11 スイッチ制御回路
12 デジタル値制御回路
13 カウンタ
14 放電回路(放電部)
15 電流源
16 液晶パネル
17 バックライト
18 バックライト制御部
19 照度センサ
20 制御回路
21 被検出対象
22 反射光
32 記憶・減算回路(記憶・減算部)
50 スイッチ制御回路(スイッチ制御部)
900 携帯電話
901,903 近接センサ
902,904 液晶モニタ
905 デジタルカメラ
A 受光感度
ADCOUT デジタル値(AD変換結果)
AMP1 差動増幅器
C,C1 容量
D−FF Dフリップフロップ
Dout デジタル出力信号
Data_th 閾値
Data0 データ(第1データ)
Data1 データ(第2データ)
Data2 データ(第3データ)
Data1−Data2 差分データ
E 放射強度
Ee 放射照度
I1 電流(可変電流源の出力電流)
Iin 電流(フォトダイオードの出力電流)
Iin−I1 差分の電流(差分の電流、第1の差分の電流、第2の差分の電流)
Iref 基準電流
L 距離
LED 発光ダイオード(発光素子)
PD フォトダイオード(受光素子)
S 受光面の面積
SW0〜SW2 開閉スイッチ
SW0’ 切り替えスイッチ
Sc 電流制御信号(第1制御信号)
V1 電圧源
Vdd 電源電圧
a1,a2 比例定数
charge 電荷信号
clk クロック信号
comp 比較信号
count カウント数
n 分解能
t_clk クロック信号の周期
t_conv 測定期間
vref 基準電圧
vsig 出力電圧
η 反射率
Claims (13)
- 被検出対象が近接しているか否かを判定する近接センサとして機能することが出来るセンサ装置であって、
近接している上記被検出対象により反射される光である投射光を、所定の空間へ投射する発光素子と、
アナログ入力電流をアナログ−デジタル変換するアナログ−デジタル変換部と、
フォトダイオードであって、カソードが、上記アナログ−デジタル変換部の入力に接続され、アノードが、電気的に接地されている受光素子と、
一方の入力に入力される、上記アナログ−デジタル変換部のAD変換結果と、他方の入力に入力される所定の閾値とを比較して、上記AD変換結果が上記閾値を超えていれば、上記被検出対象が近接していることを示す信号を出力し、上記AD変換結果が上記閾値以下であれば、上記被検出対象が近接していないことを示す信号を出力する比較部と、
上記AD変換結果を記憶する記憶部と、
第1端子が、上記一方の入力に接続されており、第2端子が、上記記憶部の入力とに接続されており、第3端子が、電気的に接地されているとともに、上記第1端子と上記第2端子とを接続するか、上記第1端子と上記第3端子とを接続して上記一方の入力を電気的に接地する切り替えスイッチと、
上記受光素子のカソードと上記アナログ−デジタル変換部の入力とに一端が接続されているスイッチである開閉スイッチと、
入力に電源電圧が印加され、出力が、上記受光素子のカソードと上記開閉スイッチの他端に接続されている可変電流源と、
上記開閉スイッチの開閉を制御する制御信号である第2制御信号を、上記開閉スイッチの制御入力に出力するとともに、上記切り替えスイッチの切り替えを制御する制御信号である第3制御信号を、上記切り替えスイッチの制御入力に出力するスイッチ制御部とを備えることを特徴とするセンサ装置。 - 上記被検出対象が近接しているか否かを判定するときに、第1工程として、上記発光素子を消灯させるとともに、上記開閉スイッチを開き、
上記切り替えスイッチは、上記一方の入力を電気的に接地し、
上記アナログ−デジタル変換部は、上記受光素子が出力する電流をアナログ−デジタル変換して得られた上記AD変換結果である第1データを、上記記憶部に出力し、
上記記憶部は、上記第1データに対応した上記受光素子が出力する電流の大きさを示す第1制御信号を、上記可変電流源の制御入力に出力し、
上記可変電流源は、上記第1制御信号が入力されると、上記可変電流源が出力する電流を、上記第1データに対応した上記受光素子が出力する電流に設定し、
上記第1工程の後に続けて行われる工程である第2工程として、上記発光素子を点灯させるとともに、上記開閉スイッチを閉じ、
上記切り替えスイッチは、上記一方の入力と、上記AD変換結果とを接続することを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。 - 被検出対象が近接しているか否かを判定する近接センサとして機能することが出来るセンサ装置であって、
近接している上記被検出対象により反射される光である投射光を、所定の空間へ投射する発光素子と、
アナログ入力電流をアナログ−デジタル変換するアナログ−デジタル変換部と、
フォトダイオードであって、カソードが、上記アナログ−デジタル変換部の入力に接続され、アノードが、電気的に接地されている受光素子と、
1回目に入力された、上記アナログ−デジタル変換部のAD変換結果を記憶し、2回目の上記AD変換結果が入力されると、1回目に入力された上記AD変換結果を出力するとともに、3回目の上記AD変換結果が入力されると、2回目に入力された上記AD変換結果から3回目に入力された上記AD変換結果を減算した値である減算値を出力する記憶・減算部と、
一方の入力に入力される上記記憶・減算部の出力値と、他方の入力に入力される所定の閾値とを比較して、上記AD変換結果が上記閾値を超えていれば、上記被検出対象が近接していることを示す信号を出力し、上記AD変換結果が上記閾値以下であれば、上記被検出対象が近接していないことを示す信号を出力する比較部と、
上記AD変換結果を記憶する記憶部と、
第1端子が、上記記憶・減算部の入力に接続されており、第2端子が、上記記憶部の入力とに接続されており、第3端子が、電気的に接地されているとともに、上記第1端子と上記第2端子とを接続するか、上記第1端子と上記第3端子とを接続して上記記憶・減算部の入力を電気的に接地する切り替えスイッチと、
上記受光素子のカソードと上記アナログ−デジタル変換部の入力とに一端が接続されているスイッチである開閉スイッチと、
入力に電源電圧が印加され、出力が、上記受光素子のカソードと上記開閉スイッチの他端に接続されている可変電流源と、
上記開閉スイッチの開閉を制御する制御信号である第2制御信号を、上記開閉スイッチの制御入力に出力するとともに、上記切り替えスイッチの切り替えを制御する制御信号である第3制御信号を、上記切り替えスイッチの制御入力に出力するスイッチ制御部とを備えることを特徴とするセンサ装置。 - 上記被検出対象が近接しているか否かを判定するときに、第1工程として、上記発光素子を消灯させるとともに、上記開閉スイッチを開き、
上記切り替えスイッチは、上記記憶・減算部の入力を電気的に接地し、
上記アナログ−デジタル変換部は、上記受光素子が出力する電流をアナログ−デジタル変換して得られた上記AD変換結果である第1データを、上記記憶部に出力し、
上記記憶部は、上記第1データに対応した上記受光素子が出力する電流の大きさを示す第1制御信号を、上記可変電流源の制御入力に出力し、
上記可変電流源は、上記第1制御信号が入力されると、上記可変電流源が出力する電流を、上記第1データに対応した上記受光素子が出力する電流に設定し、
上記第1工程の後に続けて行われる工程である第2工程として、上記発光素子を点灯させるとともに、上記開閉スイッチを閉じ、
上記切り替えスイッチは、上記記憶・減算部の入力と、上記AD変換結果とを接続し、
上記第2工程の後に続けて行われる工程である第3工程として、上記発光素子を消灯させるとともに、上記開閉スイッチを閉じることを特徴とする請求項3に記載のセンサ装置。 - 上記第1工程では、上記アナログ−デジタル変換部のAD変換結果の上限が、所定の第1上限に設定され、
上記第2工程では、上記アナログ−デジタル変換部のAD変換結果の上限が、所定の第2上限に設定され、
上記第1上限は、上記第2上限よりも高いことを特徴とする請求項2に記載のセンサ装置。 - 上記第1工程では、上記アナログ−デジタル変換部のAD変換結果の上限が、所定の第1上限に設定され、
上記第2工程及び上記第3工程では、上記アナログ−デジタル変換部のAD変換結果の上限が、所定の第2上限に設定され、
上記第1上限は、上記第2上限よりも高いことを特徴とする請求項4に記載のセンサ装置。 - 上記アナログ−デジタル変換部のAD変換結果と、
上記いずれかのセンサ装置と上記被検出対象との距離とが、反比例していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサ装置。 - 上記アナログ−デジタル変換部のAD変換結果と、
上記被検出対象により反射された反射光の照度とが、比例していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサ装置。 - 上記アナログ−デジタル変換部は、アナログ入力電流をデジタル変換する積分型アナログ−デジタル変換部であって、
上記アナログ入力電流に応じた電荷を蓄える容量と、当該容量の一端が接続される反転入力端子に上記アナログ入力電流が入力され、非反転入力端子が電気的に接地され、上記容量の他端が接続される出力端子から出力電圧を出力する差動増幅器とを有する充電部と、
上記容量に蓄えた上記電荷を放電する放電部と、
基準電圧を出力する電圧源、及び、上記電圧源の出力と上記充電部の出力との間を開閉するスイッチを有し、上記充電部の差動増幅器の出力電圧と、上記基準電圧とを比較する出力電圧比較部とを備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のセンサ装置。 - 上記容量の充電に要する期間を含む、上記積分型アナログ−デジタル変換部の測定期間を、周波数50ヘルツの逆数である周期20ミリ秒の倍数、または、周波数60ヘルツの逆数である周期16.66ミリ秒の倍数とすることを特徴とする請求項9に記載のセンサ装置。
- 上記測定期間を、周波数50ヘルツの逆数である周期20ミリ秒、または、周波数60ヘルツの逆数である周期16.66ミリ秒とすることを特徴とする請求項10に記載のセンサ装置。
- 画面を表示する液晶パネルと、
上記液晶パネルを照射するバックライトと、
上記バックライトの輝度を制御するバックライト制御部と、
請求項1〜11のいずれか1項に記載のセンサ装置とを備える電子機器であって、
上記バックライト制御部は、
請求項1〜11のいずれか1項に記載のセンサ装置が備える上記アナログ−デジタル変換部のデジタル出力信号がハイレベルとなる場合、上記バックライトの輝度を第1所定値高くし、上記デジタル出力信号がローレベルとなる場合、上記バックライトの輝度を第2所定値低くし、上記デジタル出力信号のレベルが変化しない場合、上記バックライトの輝度を維持することを特徴とする電子機器。 - 携帯電話またはデジタルカメラであることを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004169A JP5209066B2 (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | センサ装置及び電子機器 |
US13/346,311 US8681192B2 (en) | 2011-01-12 | 2012-01-09 | Sensor device and electronic apparatus |
CN201210005560.7A CN102611421B (zh) | 2011-01-12 | 2012-01-10 | 传感器装置以及电子设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004169A JP5209066B2 (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | センサ装置及び電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012147255A JP2012147255A (ja) | 2012-08-02 |
JP5209066B2 true JP5209066B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=46528614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011004169A Active JP5209066B2 (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | センサ装置及び電子機器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8681192B2 (ja) |
JP (1) | JP5209066B2 (ja) |
CN (1) | CN102611421B (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9086435B2 (en) | 2011-05-10 | 2015-07-21 | Arkalumen Inc. | Circuits for sensing current levels within a lighting apparatus incorporating a voltage converter |
US9089024B2 (en) | 2010-05-11 | 2015-07-21 | Arkalumen Inc. | Methods and apparatus for changing a DC supply voltage applied to a lighting circuit |
US9192009B2 (en) * | 2011-02-14 | 2015-11-17 | Arkalumen Inc. | Lighting apparatus and method for detecting reflected light from local objects |
WO2012122638A1 (en) | 2011-03-16 | 2012-09-20 | Arkalumen Inc. | Lighting apparatus and methods for controlling lighting apparatus using ambient light levels |
US8939604B2 (en) | 2011-03-25 | 2015-01-27 | Arkalumen Inc. | Modular LED strip lighting apparatus |
US9060400B2 (en) | 2011-07-12 | 2015-06-16 | Arkalumen Inc. | Control apparatus incorporating a voltage converter for controlling lighting apparatus |
US9582078B1 (en) * | 2013-06-28 | 2017-02-28 | Maxim Integrated Products, Inc. | Integrated touchless joystick-type controller |
US20150209654A1 (en) | 2013-11-12 | 2015-07-30 | Deq Systems Corp. | Reconfigurable playing cards and game display devices |
US9287002B2 (en) * | 2014-03-19 | 2016-03-15 | Linear Technology Corporation | Bootstrap sampling circuit with accurately averaging pre-charge circuit |
CN104266672B (zh) * | 2014-09-26 | 2016-10-26 | 深圳市伊爱高新技术开发有限公司 | 直流两线式接近传感器故障检测电路 |
JP2016144151A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | キヤノン株式会社 | 固体撮像装置の駆動方法、固体撮像装置およびカメラ |
US9992836B2 (en) | 2015-05-05 | 2018-06-05 | Arkawmen Inc. | Method, system and apparatus for activating a lighting module using a buffer load module |
US10225904B2 (en) | 2015-05-05 | 2019-03-05 | Arkalumen, Inc. | Method and apparatus for controlling a lighting module based on a constant current level from a power source |
US9775211B2 (en) | 2015-05-05 | 2017-09-26 | Arkalumen Inc. | Circuit and apparatus for controlling a constant current DC driver output |
US9992829B2 (en) | 2015-05-05 | 2018-06-05 | Arkalumen Inc. | Control apparatus and system for coupling a lighting module to a constant current DC driver |
US10568180B2 (en) | 2015-05-05 | 2020-02-18 | Arkalumen Inc. | Method and apparatus for controlling a lighting module having a plurality of LED groups |
EP3135196B1 (en) * | 2015-08-26 | 2019-02-27 | ams AG | Circuit arrangement for an optical monitoring system and method for optical monitoring |
WO2018012099A1 (ja) * | 2016-07-15 | 2018-01-18 | シャープ株式会社 | 光電センサ及び近接センサ |
JP6819115B2 (ja) * | 2016-07-25 | 2021-01-27 | セイコーエプソン株式会社 | コンパレーター、回路装置、物理量センサー、電子機器及び移動体 |
JP6819114B2 (ja) * | 2016-07-25 | 2021-01-27 | セイコーエプソン株式会社 | コンパレーター、回路装置、物理量センサー、電子機器及び移動体 |
EP3425802B1 (en) * | 2017-07-05 | 2021-04-28 | ams AG | Proximity sensor with crosstalk compensation |
CN112431075B (zh) * | 2020-11-11 | 2022-05-13 | 重庆天阳矿业有限公司 | 一种矿井运输轨道防偏移机构 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59202731A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 光電スイツチ |
US4928692A (en) * | 1985-04-01 | 1990-05-29 | Goodman David E | Method and apparatus for detecting optical pulses |
JPH0428070Y2 (ja) * | 1987-05-29 | 1992-07-07 | ||
JP2884517B2 (ja) * | 1989-10-05 | 1999-04-19 | オムロン株式会社 | 光電スイッチの受光回路 |
JPH03141028A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-17 | Fuji Electric Co Ltd | 光ディスクの記録消去法 |
JP2726889B2 (ja) * | 1992-05-27 | 1998-03-11 | 日本電信電話株式会社 | 光信号受信機 |
US7728845B2 (en) * | 1996-02-26 | 2010-06-01 | Rah Color Technologies Llc | Color calibration of color image rendering devices |
US5963333A (en) * | 1996-09-12 | 1999-10-05 | Color Savvy Systems Limited | Color sensor |
JP2001160756A (ja) * | 1999-12-01 | 2001-06-12 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | アナログ・デジタル変換器 |
JP3684573B2 (ja) | 2001-09-12 | 2005-08-17 | オムロン株式会社 | 光電センサ |
JP2004223157A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-12 | Canon Inc | 放射線撮像装置 |
US20110057930A1 (en) * | 2006-07-26 | 2011-03-10 | Inneroptic Technology Inc. | System and method of using high-speed, high-resolution depth extraction to provide three-dimensional imagery for endoscopy |
WO2009139760A1 (en) * | 2008-05-10 | 2009-11-19 | Agere Systems Inc. | System and method for using pixels of a display device to communicate optical information over a communications link |
JP4647004B2 (ja) | 2008-11-25 | 2011-03-09 | シャープ株式会社 | 光検出半導体装置およびモバイル機器 |
US8419535B2 (en) * | 2009-06-08 | 2013-04-16 | Cfph, Llc | Mobile playing card devices |
CN201497971U (zh) * | 2009-07-31 | 2010-06-02 | 深圳市易优特科技有限公司 | 一种红外触摸屏的抗光电路 |
JP5481127B2 (ja) * | 2009-08-19 | 2014-04-23 | 株式会社ジャパンディスプレイ | センサ素子およびその駆動方法、センサ装置、ならびに入力機能付き表示装置および電子機器 |
US8884939B2 (en) * | 2010-07-26 | 2014-11-11 | Apple Inc. | Display brightness control based on ambient light levels |
-
2011
- 2011-01-12 JP JP2011004169A patent/JP5209066B2/ja active Active
-
2012
- 2012-01-09 US US13/346,311 patent/US8681192B2/en active Active
- 2012-01-10 CN CN201210005560.7A patent/CN102611421B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012147255A (ja) | 2012-08-02 |
CN102611421B (zh) | 2015-01-07 |
US20120188292A1 (en) | 2012-07-26 |
CN102611421A (zh) | 2012-07-25 |
US8681192B2 (en) | 2014-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5209066B2 (ja) | センサ装置及び電子機器 | |
US9893736B2 (en) | Analog to digital conversion device, illuminance sensor device, and electronic apparatus comprising the illuminance sensor device | |
CN102967364B (zh) | 传感器电路以及电子设备 | |
US9285465B2 (en) | Analog-digital conversion circuit, sensor apparatus, cellular phone, and digital camera | |
JP5270641B2 (ja) | 照度センサ、およびこの照度センサを備えた表示装置 | |
JP2011007622A (ja) | センサ装置、携帯電話およびデジタルカメラ | |
US11125611B2 (en) | Method for sensing ambient light in a display | |
JP6231216B2 (ja) | センサ、センサ装置、および電子機器 | |
WO2014188756A1 (ja) | 光センサおよび表示装置 | |
JP2013145133A (ja) | 赤外線測定装置 | |
US20240183980A1 (en) | Optical proximity sensor | |
JP5528942B2 (ja) | アナログ−デジタル変換回路、照度センサ、近接センサ、測距センサ、携帯電話、およびデジタルカメラ | |
JP5038749B2 (ja) | Ad変換集積回路 | |
CN114026395B (zh) | 光至频率传感器的保持操作 | |
JP5290123B2 (ja) | アナログ−デジタル変換回路、照度センサ、近接センサ、携帯電話、デジタルカメラ | |
RU73074U1 (ru) | Светочастотный преобразователь | |
JP5654778B2 (ja) | イメージセンサ、分光装置、及びイメージセンサの作動方法 | |
KR20130122212A (ko) | 넓은 광량 측정 범위를 가지는 조도 센서 | |
JP2012185043A (ja) | センサおよび表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130220 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5209066 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |