JP5208850B2 - 成膜装置 - Google Patents

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本発明は、成膜装置に関し、詳しくは、基板を回転させながら成膜する成膜装置に関する。
IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等のパワーデバイスのように、比較的膜厚の大きい結晶膜を必要とする半導体素子の製造工程では、エピタキシャル成長技術が利用される。
膜厚の大きなエピタキシャルウェハを高い歩留まりで製造するには、均一に加熱されたウェハの表面に新たな原料ガスを次々に接触させて成膜速度を向上させる必要がある。そこで、ウェハを高速で回転させながらエピタキシャル成長させることが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の装置では、ベースの下面に上方に向かって伸びる中空円筒体が取り付けられている。中空円筒体の周囲には中空回転軸が設けられていて、この中空回転軸は、中空円筒体とは無関係に回転自在にベースに取り付けられている。また、中空回転軸の上端は反応室内に伸びており、サセプタ支えに固着されている。サセプタ支えは、ヒータの周りを囲み、上端に形成された座ぐり内にサセプタが嵌着された構造である。そして、サセプタは、内周側に形成された座ぐり内にウェハの外周部を受入れるようになっている。中空回転軸が回転すると、サセプタ支えを介してサセプタが回転する。したがって、サセプタ内にウェハを載置することにより、ウェハに対して回転した状態で成膜処理を行うことができる。
特開平5−152207号公報
近年、成膜処理されるウェハは大型化する傾向にある。ウェハが大型化すると、これに伴って、サセプタやサセプタ支えなども大型化する。ここで、サセプタ支えは、サセプタの外周部を支持して回転を伝達するために円筒状となっている。一方、サセプタ支えは、ヒータによる加熱で高温となるために、通常、カーボン(C)にCVD(Chemical Vapor Deposition)で炭化ケイ素(SiC)をコートした材料によって形成される。サセプタ支えが大型化すると、自重によって円筒状のカーボンは歪みやすくなる上に、炭化ケイ素をコートする際の高温下でカーボンは一層歪みやすくなる。
サセプタ支えが歪んだ構造になると、ウェハを安定して回転させることが困難となり、その結果、均一な膜厚のエピタキシャル膜を形成できなくなる。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、基板を回転させながら成膜する成膜装置であって、大型の基板に対して均一な厚みの膜を形成することのできる成膜装置を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明の成膜装置は、
成膜室と、
成膜室内に載置される基板を支持する支持部と、
支持部を回転させるとともに、支持部により上部が覆われて中空領域を形成する回転部と、
中空領域に配置され、支持部を介して基板を加熱する加熱部と、
成膜室内のガスを排気するガス排気部とを備える。
回転部は、支持部を支持する回転胴と、回転胴に接続する回転ベースと、回転ベースに接続して回転ベースを回転させる回転軸とを有し、
回転胴が、複数の板材が筒状に組み合わされて構成されていることを特徴とする。
本発明の成膜装置は、中空領域内に所定のガスを供給するガス供給部を有することが好ましい。
複数の板材の間には、所定の間隔の隙間が設けられていることが好ましい。
この場合、板材において、回転胴の回転方向後方部分は、複数の板材が筒状に組み合わされてなる筒体の周面と同一の円弧面を有し、回転胴の回転方向前方部分は、円弧面から筒体の径方向内方に湾曲した面を有することが好ましい。
さらに、各板材において、回転胴の回転方向の前端は、回転方向の前方に隣接する他の板材の回転方向の後端を通る筒体の径方向の線よりも回転方向の前方に位置することが好ましい。
本発明の成膜装置によれば、回転胴が複数の板材が筒状に組み合わされて構成されているので、大型の基板に対して均一な厚みの膜を形成することのできる成膜装置とすることができる。
本実施の形態の成膜装置の模式的な断面図である。 本実施の形態における回転胴と回転ベース部分の平面図である。 図3は、図2のA−A線に沿う断面図である。 本実施の形態の回転胴の別の例である。
図1は、本実施の形態における枚葉式の成膜装置100の模式的な断面図である。
成膜装置100は、例えば、パワー半導体などの用途で使用される300mm以上のサイズの基板に好適である。図1の例では、基板としてシリコンウェハ101を用いる。但し、これに限られるものではなく、場合に応じて、他の材料からなるウェハを用いてもよい。
成膜装置100は、成膜室としてのチャンバ103を有する。
チャンバ103の上部には、加熱されたシリコンウェハ101の表面に結晶膜を成膜するための原料ガスを供給するガス供給部123が設けられている。また、ガス供給部123には、原料ガスの吐出孔が多数形成されたシャワープレート124が接続している。シャワープレート124をシリコンウェハ101の表面と対向して配置することにより、シリコンウェハ101の表面に原料ガスを供給できる。本実施の形態においては、原料ガスとしてトリクロロシランを用いることができ、キャリアガスとしての水素ガスと混合した状態で、ガス供給部123からチャンバ103の内部に導入する。
チャンバ103の下部には、反応後の原料ガスを排気するガス排気部125が複数設けられている。ガス排気部125は、調整弁126および真空ポンプ127からなる排気機構128に接続されている。排気機構128は、図示しない制御機構により制御されてチャンバ103内を所定の圧力に調整する。
チャンバ103の内部には、支持部としてのサセプタ102が、回転部104の上に設けられている。サセプタ102は、シリコンウェハ101の外周部を支持する第1のサセプタ部102aと、第1のサセプタ部102aの開口部分に密嵌される第2のサセプタ部102bとからなる。第1のサセプタ部102aと第2のサセプタ部102bは、高温下にさらされることから、例えば高純度のSiCを用いて構成される。
回転部104は、回転胴104aと、回転ベース104bと、回転軸104cとを有している。サセプタ102を支持する回転胴104aは、ネジ105によって回転ベース104bの上に固定されており、また、回転ベース104bは、ネジ106によって回転軸104cに接続している。
回転軸104cは、チャンバ103の外部まで延設されており、図示しない回転機構に接続している。回転軸104cが回転することにより、回転ベース104bおよび回転胴104aを介してサセプタ102を回転させることができ、ひいてはサセプタ102に支持されたシリコンウェハ101を回転させることができる。回転胴104aは、シリコンウェハ101の中心を通り、且つ、シリコンウェハ101に直交する線を軸として回転することが好ましい。
図1において、回転胴104aは、上部が解放された構造であるが、サセプタ102が設けられることにより、上部が覆われて中空領域(以下、P領域と称す。)を形成する。ここで、チャンバ103内をP領域とすると、P領域は、サセプタ102によって実質的にP領域と隔てられた領域となる。
領域には、サセプタ102を介してシリコンウェハ101を裏面から加熱するヒータ120が設けられている。ヒータ120は、アーム状のブースバー121によって支持されている。ブースバー121は、ヒータ120を支持する側とは反対の側の端部で電極122に接続している。
ヒータ120は、例えば炭化ケイ素(SiC)を用いて構成される。また、ブースバー121は、導電性の高耐熱性部材、例えば、炭化ケイ素をコートしたカーボン(C)材からなる。電極122はモリブデン(Mo)製である。これにより、ヒータ支持部であるブースバー121を介して、電極122からヒータ120への給電が可能となっている。
尚、本実施の形態では、インヒータとアウトヒータの2種類のヒータによってシリコンウェハ101を加熱する構成としてもよい。この場合、アウトヒータは、サセプタ102の周縁部を主に加熱するようにし、インヒータは、アウトヒータの下部に配置されて、サセプタ102の周縁部以外を主に加熱するようにすることができる。このようにすることにより、シリコンウェハ101をより均一に加熱できるので、シリコンウェハ101の温度分布の均一性が向上する。
加熱により変化するシリコンウェハ101の表面温度は、チャンバ103の上部に設けられた放射温度計140によって計測される。尚、シャワープレート124を透明石英製とすることによって、放射温度計140による温度測定がシャワープレート124で妨げられないようにすることができる。計測した温度データは、図示しない制御機構に送られた後、ヒータ120の出力制御にフィードバックされる。これにより、シリコンウェハ101を所望の温度となるように加熱できる。
図2は、回転胴と回転ベース部分の平面図である。また、図3は、図2のA−A線に沿う断面図である。
図2および図3に示すように、回転胴104aは、複数の板材104aが筒状に組み合わされて構成されている。板材104aは、炭化ケイ素(SiC)または炭化ケイ素をコートしたカーボン(C)材から構成することができる。
各板材104aは、ネジ105によって回転ベース104bに固定されている。回転ベース104bは、ネジ106によって図1の回転軸104cに接続する。回転ベース104bに設けられた開口部107には、図1で述べた電極122が通り、ブースバー121に接続する。
回転胴104aを複数の板材104aを筒状に組み合わせて構成することにより、大型の回転胴であっても作製が容易となる。すなわち、従来のように回転胴を一体的に作製する場合には、大型化した場合に自重によって円筒状のカーボンが歪みやすくなる上に、炭化ケイ素をコートする際の高温下でカーボンが一層歪みやすくなる。このため、理想的な筒状の回転胴を作製することが困難となる。そして、回転胴が歪んだ構造になると、シリコンウェハを安定して回転させることができなくなり、エピタキシャル膜の膜厚が不均一になる。これに対して、複数の板材を筒状に組み合わせることで回転胴を作製する方法によれば、回転胴の大きさに合わせて板材の数と大きさを決めることができる。つまり、各板材の大きさをカーボンの歪みが発生しない大きさに設定することができるので、回転胴をその大きさにかかわらず歪みのない形状で作製することが可能となる。したがって、この回転胴を有する成膜装置であれば、大型の基板に対して均一な厚みのエピタキシャル膜を形成することができる。
また、本実施の形態の回転胴104aは、各板材104aの間に所定の間隔の隙間108が設けられている。これにより、次のような効果が得られる。
回転部を備える成膜装置では、回転部内に原料ガスが侵入すると、回転部内における各種部品への副生成物の付着や腐食などを生じる。これらは、回転部のメンテナンスインターバルの短縮や装置の短寿命化などを引き起こす要因になる。そこで、回転部内に所定のガスを供給するガス供給部を設け、回転部内をこのガスでパージすることによって、回転部内に原料ガスが侵入するのを防ぐようにすることが好ましい。所定のガスは、原料ガスと反応したり、回転部内の部品を腐食したりしないガスから適宜選択される。
図1では、P領域に水素(H)ガスを供給するための水素ガス供給管130が設けられている。水素ガス供給管130は、図示しない配管を通じて水素ガスボンベに接続している。尚、水素ガスに代えて、アルゴン(Ar)ガスやヘリウム(He)ガスを供給してもよい。チャンバ103の内部に原料ガスが導入されている際には、水素ガス供給管130を通じてP領域に水素ガスを供給する。これにより、P領域内は水素ガスでパージされるので、P領域内に原料ガスが侵入するのを防ぐことができる。
水素ガス供給管130は、図3の回転ベース104bに設けられた開口部107を通って設けられる。ここで、回転胴が一体的に構成されたものであると、供給された水素ガスは積極的には排出されないので、P領域に滞留することになる。また、ヒータ120が高温となることによって、ヒータ120やブースバー121を構成する部材の一部が分解するなどして、これらからガスが発生することがある。回転胴が一体的に構成されたものであると、発生したガスもP領域に滞留することになる。滞留したガスがシリコンウェハ101の方へ流れると、エピタキシャル膜の特性が低下するおそれがある。
これに対して、本実施の形態の回転胴104aのように、各板材104aの間に隙間108が設けられていれば、水素ガス供給管130から供給された水素ガスや、ヒータ120などで発生したガスは、図3の矢印で示すように、隙間108を通って回転胴104aの外部へと流れる。その後、図1のガス排気部125から排気される。したがって、これらのガスがP領域に滞留するのを防いで、P領域が常に水素ガス供給管130から供給された新鮮な水素ガスでパージされるようにすることができる。また、回転胴104aの内部から外部へと向かうガスの流れを形成することで、原料ガスが回転胴104aの内部に侵入するのを効果的に防ぐこともできる。
隙間108の間隔は、場合に応じて適宜設定することができる。隙間108が広くなりすぎると原料ガスがP領域に侵入するおそれがあり、隙間108が狭くなりすぎるとP領域にガスが滞留しやすくなる。したがって、これらを比較考慮して適当な間隔にすることが好ましい。
図4は、本実施の形態の回転胴の別の例である。図4の回転胴104a’は、複数の板材104aを筒状に組み合わせることで回転胴104a’が構成されるとともに、これらの板材104aの間に隙間108が設けられている点で、図2の回転胴104aと共通する。しかしながら、図3に示すように、回転胴104aの各板材104aは、これらの板材104aを筒状に組み合わせてなる筒体の周面と同一の円弧面を有する。これに対し、図4の各板材104aでは、回転胴104a’の回転方向後方部分は、上記筒体の周面と同一の円弧面を有するが、回転胴の回転方向前方部分は、円弧面から筒体の径方向内方に湾曲した面を有する。
回転胴を図4の構成とすることで、回転胴104a’が、図4で右回り(時計回り)に回転すると、回転胴104a’の内部のガスは、図4の矢印で示すように、隙間108から回転胴104a’の外部へスムーズに排出される。このとき、各板材104aにおいて、回転胴104a’の回転方向の前端は、回転方向の前方に隣接する他の板材の回転方向の後端を通る筒体の径方向の線よりも回転方向の前方に位置することが好ましい。これにより、隙間108からのガスの流出を一層スムーズなものとすることができる。
尚、各板材104aにおいて、回転胴104a’の回転方向前方部分は、上記筒体の周面と同一の円弧面を有し、回転胴の回転方向後方部分は、円弧面から筒体の径方向外方に湾曲した面を有する場合にも、図4で回転胴104a’が右回りに回転したとき、回転胴104a’の内部のガスは、隙間108から回転胴104a’の外部へ排出される。しかしながら、この場合には、各板材104aが回転胴104a’の外部へ向かって突き出したような構造となるため、回転に伴って回転胴104a’の周囲に乱流が発生するおそれがある。乱流の発生は、シリコンウェハ101の回転に悪影響を及ぼしたり、ガス排気部125からのスムーズな排気を阻害したりする事態を生じかねない。したがって、図4のように、回転胴104a’の回転方向後方部分が、上記筒体の周面と同一の円弧面を有し、回転胴の回転方向前方部分が、円弧面から筒体の径方向内方に湾曲した面を有するようにすることが好ましい。
本実施の形態による成膜方法の一例について、図1〜図3を参照しながら説明する。尚、回転胴104aに代えて、図4の回転胴104a’を用いた場合も同様である。
まず、図2のようにサセプタ102の上にシリコンウェハ101を載置し、例えば、数10torrの減圧下で水素ガスを流しながら、回転部104に付随させて、シリコンウェハ101を50rpm程度で回転させる。
次に、ヒータ120によってシリコンウェハ101を1100℃〜1200℃に加熱する。例えば、成膜温度である1150℃まで徐々に加熱する。
放射温度計140による測定でシリコンウェハ101の温度が1150℃に達したことを確認した後は、徐々にシリコンウェハ101の回転数を上げていく。そして、ガス供給部123からシャワープレート124を介して原料ガスをチャンバ103の内部に供給する。本実施の形態においては、原料ガスとしてトリクロロシランを用いることができ、キャリアガスとしての水素ガスと混合した状態で、ガス供給部123からチャンバ103の内部に導入する。また、水素ガス供給管130から水素ガスをP領域に供給する。
チャンバ103の内部に導入された原料ガスは、シリコンウェハ101の方に流下する。そして、シリコンウェハ101の温度を1150℃に維持し、サセプタ102を900rpm以上の高速で回転させながら、ガス供給部123からシャワープレート124を介して次々に新たな原料ガスをシリコンウェハ101に供給する。これにより、高い成膜速度で効率よくエピタキシャル膜を成膜させることができる。
一方、水素ガス供給管130からP領域に供給された水素ガスは、回転胴104aで各板材104aの間に設けられた隙間108を通じて、回転胴104aの外部へと流れ出る。また、ヒータ120が高温となることによって、ヒータ120やブースバー121を構成する部材の一部が分解するなどして発生したガスも、隙間108を通じて回転胴104aの外部へと流れ出る。隙間108から流出したガスは、ガス排気部125から原料ガスと一緒に排気される。尚、図3の回転胴に代えて図4の回転胴104a’を用いた場合も同様であり、P領域のガスは、各板材104aの間に設けられた隙間108を通じて回転胴104a’の外部へと流れ出る。
本実施の形態の回転部104は、回転胴104aがその大きさにかかわらず理想的な筒状に形成されている。したがって、原料ガスを導入しつつサセプタ102を回転させることにより、シリコンウェハ101の上に均一な厚さのシリコンのエピタキシャル層を成長させることができる。例えば、パワー半導体の用途では、300mmのシリコンウェハ上に10μm以上、多くは10μm〜100μm程度の厚膜が形成される。厚膜を形成するには、成膜時の基板の回転数を高くするのがよく、例えば、上記のように900rpm程度の回転数とするのがよい。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、成膜装置の一例としてエピタキシャル成長装置を挙げたが、本発明はこれに限られるものではない。成膜室内に反応ガスを供給し、成膜室内に載置されるウェハを回転させながらウェハの表面に膜を形成する成膜装置であれば、CVD(Chemical Vapor Deposition)装置などの他の成膜装置であってもよい。
100…成膜装置
101…シリコンウェハ
102…サセプタ
103…チャンバ
104…回転部
104a…回転胴
104b…回転ベース
104c…回転軸
104a、104a…板材
105、106…ネジ
107…開口部
108…隙間
120…ヒータ
121…ブースバー
122…電極
123…ガス供給部
124…シャワープレート
125…ガス排気部
126…調整弁
127…真空ポンプ
128…排気機構
130…水素ガス供給管
140…放射温度計



Claims (5)

  1. 成膜室と、
    前記成膜室内に載置される基板を支持する支持部と、
    前記支持部を回転させるとともに、前記支持部により上部が覆われて中空領域を形成する回転部と、
    前記中空領域に配置され、前記支持部を介して前記基板を加熱する加熱部と、
    前記成膜室内のガスを排気するガス排気部とを備えており、
    前記回転部は、前記支持部を支持する回転胴と、前記回転胴に接続する回転ベースと、前記回転ベースに接続して前記回転ベースを回転させる回転軸とを有し、
    前記回転胴は、複数の板材が筒状に組み合わされて構成されていることを特徴とする成膜装置。
  2. 前記中空領域内に所定のガスを供給するガス供給部を有することを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
  3. 前記複数の板材の間には、所定の間隔の隙間が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の成膜装置。
  4. 前記板材において、前記回転胴の回転方向後方部分は、前記複数の板材が筒状に組み合わされてなる筒体の周面と同一の円弧面を有し、
    前記回転胴の回転方向前方部分は、前記円弧面から前記筒体の径方向内方に湾曲した面を有することを特徴とする請求項3に記載の成膜装置。
  5. 前記各板材において、前記回転胴の回転方向の前端は、前記回転方向の前方に隣接する他の板材の前記回転方向の後端を通る前記筒体の径方向の線よりも前記回転方向の前方に位置することを特徴とする請求項4に記載の成膜装置。

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