JP5206253B2 - 電子カメラ - Google Patents

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本発明は、動画像と音声を記録する電子カメラに関する。
動画像と音声を記録する電子カメラが普及している。このような電子カメラは、動画像を撮影する際の撮影モード(画像サイズやフレームレート)を選択できるようになっているが、音声の記録方式は同じ場合が多い。そこで、コンサート撮影、会議撮影、風景撮影など、様々な動画撮影シーンに対応した複数の録音設定ができるようにした電子カメラが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−217111号公報
ところが、従来技術では、撮影モードに対応した録音設定を選択することで様々な動画撮影シーンに適した音声録音が可能になるが、記録媒体に動画像と音声を記録する際のファイル容量を考慮したものではなかった。或いは、音声を記録する際の録音設定を手動で変更する必要があった。
本発明の目的は、動画像と音声を記録する電子カメラにおいて、撮影する動画像のフレームレートに応じて記録するファイル容量を削減することが可能な電子カメラを提供することである。
本発明に係る電子カメラは、動画像を第1フレームレートで撮影する動画撮影部と、前記動画撮影部で動画像を撮影中に入力する音声のサンプリングレートと量子化ビット数を含む値を、所定の設定により音声信号に変換する音声取得部と、前記動画撮影部により撮影する動画像のフレームレートを、前記第1フレームレートとは異なる第2フレームレートに設定する設定部と、前記動画撮影部で動画像を撮影中に前記設定部により前記動画像のフレームレートが前記第1フレームレートから前記第2フレームレートに設定が変更された場合、前記音声取得部で音声を音声信号に変換する際の前記所定の設定を変更する制御部とを有する電子カメラにおいて、前記制御部は、前記動画撮影部で動画像を撮影中に、前記動画像のフレームレートが前記第1フレームレートよりも低い前記第2フレームレートに変更された場合、前記所定の設定よりも低いサンプリングレートあるいは少ない量子化ビット数の少なくとも一方に変更し、前記動画像のフレームレートが前記第1フレームレートよりも高い前記第2フレームレートに変更された場合、前記所定の設定よりも高いサンプリングレートあるいは多い量子化ビット数の少なくとも一方に変更することを特徴とする。
また、好ましくは、前記動画撮影部で撮影する前記動画像のフレームレートの設定と、前記音声取得部で音声信号に変換する音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方の設定との関係を示すテーブルを設け、前記制御部は、前記テーブルを参照して、前記動画像のフレームレートに対応する音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
また、好ましくは、前記テーブルは、前記動画像のフレームレートを優先する画像優先モード用テーブルと、音質を優先する音声優先モード用テーブルとで構成し、前記画像優先モード用テーブルまたは前記音声優先モード用テーブルを選択する選択手段を更に設けたことを特徴とする。
あるいは、動画像を所定のフレームレートで撮影する動画撮影部と、前記動画撮影部で動画像を撮影中に入力する音声を所定の設定でデジタル信号に変換する音声取得部と、前記動画撮影部で撮影する動画像のフレームレートの設定と、前記音声取得部でデジタル信号に変換する音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方の設定との関係を示すテーブルを参照して、前記動画像のフレームレートに対応する音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方を設定する制御部とを有する電子カメラにおいて、前記テーブルは、前記動画像のフレームレートを優先する画像優先モード用テーブルと、音質を優先する音声優先モード用テーブルとを少なくとも含み、前記制御部は、前記画像優先モード用テーブルを参照した場合、前記所定のフレームレートよりも遅い設定に変更すると、音声のサンプリングレートを低くするか量子化ビット数を少なくするかどちらか一方の制御を行い、前記音声優先モード用テーブルを参照した場合、前記所定のフレームレートよりも遅い設定に変更すると、音声サンプリングレートまたは量子化ビット数の少なくとも一方の設定を固定とすることを特徴とする。
本発明によれば、動画像と音声を記録する電子カメラにおいて、動画像のフレームレートに応じて自動的に音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方を可変するので、撮影する動画像のフレームレートに応じて記録する動画像ファイルの容量を削減することができる。
以下、本発明に係る電子カメラに関する実施形態について図面を用いて詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電子カメラ101の構成を示すブロック図である。尚、本実施形態に係る電子カメラ101は、動画像と音声とを同時に記録する動画撮影モードを有している。
図1において、電子カメラ101は、撮影光学系102と、撮像素子103と、AFE(アナログフロントエンド)104と、バッファメモリ105と、画像処理部106と、システムバス107と、フラッシュメモリ108と、CPU109と、記録IF110と、モニタ駆動部111と、液晶モニタ112と、操作部113と、TG(タイミングジェネレータ)114と、マイク115と、音声入力部116と、A/D変換部117と、音声処理部118とで構成される。
被写体から入射する光は撮影光学系102を介して撮像素子103の受光面に結像される。
撮像素子103の受光面には光電変換部が二次元状に配置され、結像された光を電気信号に変換し、AFE104に出力する。
AFE104は、撮像素子103が出力する電気信号のノイズ除去や増幅などを行った後、A/D変換する。A/D変換されたデジタルの画像データは、バッファメモリ105に一時的に記憶される。
画像処理部106は、バッファメモリ105に一時的に記憶された画像データのホワイトバランス処理や色補間処理、およびJPEG規格などによる画像データの圧縮処理などを行い、撮影画像としてシステムバス107を介して記録I/F110に接続されているメモリカード110bに記憶する。尚、画像データをフラッシュメモリ108に記憶するようにしても構わない。
記録I/F110に接続されているメモリカード110bに記憶された画像データは、CPU109の指令によって、読み出され、モニタ駆動部111を介して液晶モニタ112に画像が表示される。
液晶モニタ112には、例えば、静止画撮影モードにおいて、撮像素子103が時間的に連続して撮影するプレビュー画像や、操作部113のレリーズボタン202(後述する図2参照)が押下された際に、撮像素子103で本撮影された静止画像(本画像)が表示される。或いは、動画撮影モードにおいて、撮像素子103で予め設定された所定の解像度およびフレームレートで時間的に連続して撮影された動画像が液晶モニタ112に表示される。尚、電子カメラ101が動画撮影モードに設定されている場合は、操作部113のレリーズボタン202を押下すると動画撮影が開始され、再びレリーズボタン202を押下すると動画撮影が終了する。
ここで、各画像について定義しておく。プレビュー画像とは、静止画や動画の撮影待機時に撮影構図などを決めるために撮像素子103で時間的に連続して順次撮影される画像である。本画像とは、レリーズボタン202が押下された際に、撮像素子103で撮影される静止画像である。動画像とは、所定解像度および所定フレームレートで時間的に連続して撮影される一連の画像である。
フラッシュメモリ108は、電子カメラ101の撮影モードや撮影条件などの設定値が記憶される。また、CPU109が処理する際の各種パラメータなども記憶され、CPU109の動作に応じて記憶内容が更新される。特に、本実施形態では、動画撮影時のフレームレートや音声信号のサンプリングレートおよび量子化ビット数などが、動画撮影モードに応じて予め記憶されている。尚、これらの設定は、ユーザーが操作部材114を操作して、変更することができる。
CPU109は、予め内部に記憶されたプログラムに従って動作し、電子カメラ101を統括的に制御するプロセッサである。
操作部113は、図2の電子カメラ101の外観図に示すように、電源ボタン201、レリーズボタン202、ズームボタン203、十字キー204(上キー204a,下キー204b,左キー204c,右キー204d)、確定ボタン205などで構成される。ユーザーは、これらの操作ボタンを操作して電子カメラ101を操作する。また、これらの操作ボタンの操作情報は、CPU109に出力される。そして、CPU109は、操作部113から入力する操作情報に応じて、電子カメラ101の全体の動作を制御する。
TG114は、CPU109の指示に応じて、撮像素子103およびAFE104に対してタイミング信号を出力する。例えば、スルー画像の撮影時は、撮像素子103からスルー画像の解像度に応じた画像信号を読み出すためのタイミング信号を出力する。また、本画像の撮影時は、撮像素子103から本画像の解像度に応じた画像信号を読み出すためのタイミング信号を出力する。また、動画像の撮影時は、撮像素子103から動画像の解像度およびフレームレートに応じて画像信号を読み出すためのタイミング信号を出力する。
次に、電子カメラ101において音声入力を行うための構成について説明する。動画撮影モードでは、先に説明したような時間的に連続した動画像の撮影と同時に音声信号を取り込む。図1において、マイク115から入力されるアナログ音声信号は、音声入力部116で増幅され、A/D変換部117でデジタルの音声データに変換される。A/D変換部117が出力する音声データは、バッファメモリ105に一時的に記憶される。そして、音声処理部118で所定の方式による音声圧縮などが行われ、画像データと共に所定の動画像ファイルとして記録I/F110に接続されているメモリカード110bに記憶される。尚、音声データや動画像ファイルをフラッシュメモリ108に記憶するようにしても構わない。
<電子カメラ101の動作>
次に、動画撮影モードにおける電子カメラ101の動作について説明する。本実施形態に係る電子カメラ101は、図3に示すように、動画モードA、動画モードB、動画モードCの3つの動画モードを有している。本実施形態では、動画モードAは、動画像のフレームレートが60fps(フレーム/秒)で、音声のサンプリングレートが44.1kHz、量子化ビット数が16bitに設定されている。また、動画モードBは、動画像のフレームレートが30fpsで、音声のサンプリングレートが22.05kHz、量子化ビット数が12bitに設定されている。さらに、動画モードCは、動画像のフレームレートが15fpsで、音声のサンプリングレートが11.025kHz、量子化ビット数が8bitに設定されている。尚、これらの設定は、フラッシュメモリ108に予め記憶されている。
また、図3で設定される動画像の画素数は、例えば図4(a)に示すように、動画モードの種類によらず(640×480画素)の固定であっても構わないし、図4(b)に示すように、動画モードの種類によって変えても構わない。例えば、図4(b)の場合は、動画モードAの(640×480画素)、動画モードBの(320×240画素)、動画モードCの(160×120画素)の3種類の画素数で構成される。
或いは、図5(a)に示すように、動画モードの種類によらず、音声のサンプリングレートを22.05kHzの固定にして量子化ビット数だけを変えても構わないし、図5(b)に示すように、動画モードの種類によらず、音声の量子化ビット数を16bitの固定にしてサンプリングレートだけを変えても構わない。
尚、フラッシュメモリ108に予め記憶されているこれらの音声処理の設定は、ユーザーが設定メニューで任意に変更することができる。例えば、図6(a)に示した音声処理の設定メニューにおいて、動画モードA、動画モードB、動画モードCの3つの動画モードに対応して、音声入力の「サンプリングレート」と「量子化ビット数」の現在の設定値が表示されている。ユーザーは、動画モード毎のサンプリングレート値251,252,253の項目や量子化ビット数254,255,256の項目、或いは「OK」ボタン257や「キャンセル」ボタン258のいずれかを操作部113に含まれる十字キー204を操作して選択する。この時、選択された項目やボタン類は太枠で表示され、ユーザーはどの部分が選択されているかを知ることができる。そして、操作部113に含まれる確定ボタン205を押下すれば、選択した項目やボタン類の選択が確定する。例えば、図6(a)の動画モードAの音声のサンプリングレートを変更したい場合は、動画モードAの音声サンプリングレート「44.1kHz」の項目を十字キー204(上キー204a,下キー204b,左キー204c,右キー204d)を操作して選択し、確定ボタン205を押下する。確定ボタン205を押下すると、図6(b)に示すように、動画モードAの音声のサンプリングレートの候補値がプルダウンメニューで表示される。ユーザーは、プルダウンメニューの候補値から設定したいサンプリングレートを十字キー204の上キー204aおよび下キー204bを操作して選択し、確定ボタン205を押下する。例えば、プルダウンメニューの「11.025kHz」を選択して確定ボタン205を押下すると、図6(c)に示すように、動画モードAの音声サンプリングレートが11.025kHzと表示される。表示された内容でOKの場合は、「OK」ボタン257を十字キー204で選択して確定ボタン205を押下する。また、変更した設定内容をキャンセルして終了する場合は、「キャンセル」ボタン258を十字キー204で選択して確定ボタン205を押下する。尚、キャンセルした場合は、変更前の設定値が適用される。また、同様の操作で、量子化ビット数の設定を変えることができる。さらに、動画モードBおよび動画モードCのサンプリングレートの設定や量子化ビット数の設定も同様に変えることができる。
ここで、記録I/F110に接続されているメモリカード110bに記憶される動画像ファイルの容量について説明する。例えば、図7(a)は、3つの動画モードA,B,Cにおいて音声処理の設定が同じ(サンプリングレート:44.1kHz、量子化ビット数:16bit)で、動画のフレームレートが異なる(60fps,30fps,15fps)場合の動画像ファイルの様子を示している。尚、図7(a)において、画像データと音声データは同じ間(例えば、5分間)の動画像を撮影した場合のデータ容量の割合を示す。従って、音声処理の設定は同じなので、音声データの容量は、動画モードの種類に依らず一定となるが、画像データの容量は、フレームレートに応じて変動し、動画像ファイルの容量全体に対する画像データと音声データとが割合いも変化する。
例えば、動画モードAの場合は、動画像のフレームレートが60fpsと高いので、画像データの容量も大きくなり、音声データに対する画像データの割合も大きい。動画モードBの場合は、動画像のフレームレートが30fpsに下がるので、音声データに対する画像データの割合が動画モードAの場合より小さくなる。さらに、動画モードCの場合は、動画像のフレームレートが15fpsに下がるので、音声データに対する画像データの割合が動画モードBの場合より小さくなる。
ここで、図7(a)に示すように、動画像のフレームレートが変わった場合でも音声処理の設定が同じ場合は、動画像ファイル全体に占める音声データの割合が大きくなり、動画像のフレームレートを低くして動画像ファイル全体の容量を削減しようとしても、音声データの容量は変わらないので動画像ファイル全体の容量の削減効果が低くなってしまうという課題がある。
そこで、本実施形態では、図7(b)に示すように、動画像のフレームレートに応じて、音声処理の設定を変えて動画像ファイルを記録する。例えば、動画像のフレームレートが60fpsの場合は音声のサンプリングレートは44.1kHz,量子化ビット数は16bitであるが、動画像のフレームレートが30fpsの場合は音声のサンプリングレートを22.05kHz,量子化ビット数を12bitに、さらに動画像のフレームレートが15fpsの場合は音声のサンプリングレートを11.025kHz,量子化ビット数を8bitにする。この結果、図7(b)に示すように、動画像のフレームレートが低くなる(画像のファイル容量が小さくなる)に従って、音声のファイル容量も小さくなり、動画像ファイルの容量全体に対して画像データと音声データのファイル容量をバランス良く保つことができ、動画像自体のファイル容量の削減効果が高くなる。つまり、長時間の動画記録が可能になる。一般に、ユーザーが動画像のフレームレートを低くする場合は、長時間録画したい場合が多い。ところが、従来は動画像のフレームレートに依らず、音声処理の設定(サンプリングレートや量子化ビット数)が同じ設定であったため、音声データの容量は同じであった。これに対して、本実施形態では、動画像のフレームレートを低くした場合は、音声処理の設定を変える(サンプリングレートを低くくするか、量子化ビット数を少なくするかの少なくとも一方の設定を変える)ことによって、動画像ファイルの容量が少なくなるので、長時間録画が可能になる。尚、本実施形態では、動画像ファイルのフォーマットとして、例えば、モーションJPEG規格などを想定している。
次に、本実施形態に係る電子カメラ101の動画撮影時のフローチャートについて図8を用いて説明する。図8のフローチャートは、CPU109の内部に予め組み込まれたプログラムに従って動作する。尚、ステップS101の処理の前に、撮影者は、撮像装置101の電源ボタン201を押下して電源をONする。CPU109は、先に説明したように、撮影光学系102を介して撮像素子103が撮影する画像を液晶モニタ112にプレビュー表示する。撮影者は、このプレビュー表示を見ながら撮影する被写体を確認する。また、電子カメラ101は動画撮影モードに設定されているものとし、動画モード毎の音声処理の設定は、例えば図3で説明したように、フラッシュメモリ108に予め記憶されているものとする。以下、撮影者がレリーズボタン202を押下して、動画撮影処理を開始する処理から順に説明する。
(ステップS101)撮影者がレリーズボタン202を押下すると、動画撮影処理を開始する。
(ステップS102)CPU109は、フラッシュメモリ108に記憶されている設定内容を参照して、動画モードに応じた動画像のフレームレートを設定する。例えば、動画モードAに設定されている場合は、フレームレートが60fpsになるように、TG114に指令して、撮像素子103およびAFE104で被写体を撮影する時のタイミング制御を行う。
(ステップS103)CPU109は、フラッシュメモリ108に記憶されている設定内容(テーブル)を参照して、動画像のフレームレートに対応した音声処理の設定内容を読み出す。例えば、図3のテーブルがフラッシュメモリ108に記憶されている場合で動画モードAの時は、音声処理のサンプリングレートが44.1kHzで量子化ビット数が16bitであることがわかる。
(ステップS104)CPU109は、フラッシュメモリ108から読み出した音声処理のサンプリングレートと量子化ビット数を設定する。具体的には、音声処理のサンプリングレートと量子化ビット数でアナログの音声信号をデジタルデータに変換するようA/D変換部117に指令する。
(ステップS105)CPU109は、動画記録を開始する。つまり、撮像素子103で撮影する動画像とマイク115から入力される音声信号は、先に説明したように所定のフレームレート・画素数およびサンプリングレート・量子化ビット数で、それぞれ動画像データと音声データとに変換され、動画像ファイルとして記録I/F110に接続されているメモリカード110bに記録を開始する。尚、動画像ファイルをフラッシュメモリ108に記憶するようにしても構わない。
(ステップS106)CPU109は、動画像の撮影を終了するか否かを判別する。つまり、ユーザーがレリーズボタン202を再び押下したか否かを判別する。レリーズボタン202が押下された場合はステップS107に進んで動画撮影を終了し、レリーズボタン202が押下されていない場合はステップS105に戻って、動画撮影を継続する。
(ステップS107)CPU109は、動画像の撮影を終了する。つまり、記録I/F110に接続されているメモリカード110bに記録されている動画像ファイルをクローズして、動画像の撮影を終了する。
このように、本実施形態に係る電子カメラ101は、動画像と音声を記録する動画撮影モードにおいて、動画像のフレームレートに応じて自動的に音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方を可変するので、撮影する動画像のフレームレートに応じて記録するファイル容量を削減することができる。
特に、動画像のフレームレートが遅い場合は、A/D変換部117で音声信号をデジタル信号に変換する際に、低いサンプリングレートあるいは少ない量子化ビット数の少なくとも一方で行い、動画像のフレームレートが速い場合は、A/D変換部117で音声をデジタル信号に変換する際に、高いサンプリングレートあるいは多い量子化ビット数の少なくとも一方で行うようにしたので、動画像の品質が高い場合は音声の品質も高くして記録し、動画像の品質が低い場合は音声の品質も低くして記録するので、ユーザーに違和感を与えることなく、効率よく動画像ファイルの容量を削減することができる。
尚、本実施形態では、動画像のフレームレートの設定と、音声処理のサンプリングレートおよび量子化ビット数の設定との関係を示すテーブルを1つだけ設けたが、画像のフレームレートを優先する画像優先モード用テーブルと、音質を優先する音声優先モード用テーブルなど複数のテーブルを設けても構わない。この場合は、電子カメラ101の設定メニューにおいて、予め画像優先モード用テーブルまたは音声優先モード用テーブルを選択して、選択内容をフラッシュメモリ108に記憶しておく。例えば、画像優先モードの場合は、図3に示した音声処理の設定よりも低いサンプリングレートあるいは少ない量子化ビット数の少なくとも一方の設定にする。図9(a)は画像優先モードのテーブル例である。図9(a)において、図3のテーブルと比較すると、例えば、動画モードAの音声のサンプリングレートは44.1kHzから22.05kHzになり、量子化ビット数は16bitから12bitになっており、同じ動画像ファイルの容量でも画質を落とさずに長時間録画が可能になる。また、図9(b)は音声優先モードのテーブル例である。図9(b)において、図3のテーブルと比較すると、例えば、動画モードBの音声のサンプリングレートは22.05kHzから44.1kHzになり、量子化ビット数は12bitから16bitになっており、動画像のフレームレートを遅くした場合でも音声品質を落とさずに録画がすることができ、コンサートなどを録画する際に有効である。このように、ユーザーは画像優先モードか音声優先モードかを選択するだけで、それぞれの用途に適した音声処理の設定を行うことができ、ユーザーは音声処理の複雑なパラメータを理解する必要がない。
また、本実施形態では、動画像のフレームレートに応じて音声処理のサンプリングレートと量子化ビット数の少なくともいずれか一方を変えるようにしたが、音声圧縮方式や音声圧縮率を変えるようにしても構わない。
さらに、本実施形態では、動画像撮影中は動画像のフレームレートを60fpsなどの固定にしたが、動画像撮影中に動画像のフレームレートが変化するような撮影モードの場合は、変化する動画像のフレームレートに応じて、自動的に音声処理の設定を変えるようにしても構わない。この場合は、動画像のフレームレートが遅くなる場合は、A/D変換部117のサンプリングレートを現在値より低くする制御あるいは量子化ビット数を現在値より少なくする制御の少なくとも一方の制御を行い、動画像のフレームレートが速くなる場合は、A/D変換部117のサンプリングレートを現在値より高くする制御あるいは量子化ビット数を現在値より多くする制御の少なくとも一方の制御を行う。これにより、動画像のフレームレートに応じて、適宜、音声処理の設定を変えるので、さらに効率よく動画像ファイルの容量を削減することができる。
第1の実施形態に係る電子カメラ101のブロック図である。 電子カメラ101の外観を示す説明図である。 動画像のフレームレートと音声処理の設定例1を示す説明図である。 動画像のフレームレートと音声処理の設定例2を示す説明図である。 動画像のフレームレートと音声処理の設定例3を示す説明図である。 音声処理設定メニュー例を示す説明図である。 動画像ファイル容量を示す説明図である。 動画撮影モードの処理を示すフローチャートである。 画像優先モードと音声優先モードのテーブル例を示す説明図である。
符号の説明
101・・・電子カメラ 102・・・撮影光学系
103・・・撮像素子 104・・・AFE
105・・・バッファメモリ 106・・・画像処理部
108・・・フラッシュメモリ 109・・・CPU
110・・・記録IF 111・・・モニタ駆動部
112・・・液晶モニタ 113・・・操作部
114・・・TG 115・・・マイク
116・・・音声入力部 117・・・A/D変換部
118・・・音声処理部 201・・・電源ボタン
202・・・レリーズボタン 203・・・ズームボタン
204・・・十字キー 204a・・・上キー
204b・・・下キー 204c・・・左キー
204d・・・右キー 205・・・確定ボタン

Claims (4)

  1. 動画像を第1フレームレートで撮影する動画撮影部と、
    前記動画撮影部で動画像を撮影中に入力する音声のサンプリングレートと量子化ビット数を含む値を、所定の設定により音声信号に変換する音声取得部と、
    前記動画撮影部により撮影する動画像のフレームレートを、前記第1フレームレートとは異なる第2フレームレートに設定する設定部と、
    前記動画撮影部で動画像を撮影中に前記設定部により前記動画像のフレームレートが前記第1フレームレートから前記第2フレームレートに設定が変更された場合、前記音声取得部で音声を音声信号に変換する際の前記所定の設定を変更する制御部とを有する電子カメラにおいて、
    前記制御部は、前記動画撮影部で動画像を撮影中に、前記動画像のフレームレートが前記第1フレームレートよりも低い前記第2フレームレートに変更された場合、前記所定の設定よりも低いサンプリングレートあるいは少ない量子化ビット数の少なくとも一方に変更し、前記動画像のフレームレートが前記第1フレームレートよりも高い前記第2フレームレートに変更された場合、前記所定の設定よりも高いサンプリングレートあるいは多い量子化ビット数の少なくとも一方に変更すること
    特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1記載の電子カメラにおいて、
    前記動画撮影部で撮影する前記動画像のフレームレートの設定と、前記音声取得部で音声信号に変換する音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方の設定との関係を示すテーブルを設け、
    前記制御部は、前記テーブルを参照して、前記動画像のフレームレートに対応する音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方を設定する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項に記載の電子カメラにおいて、
    前記テーブルは、前記動画像のフレームレートを優先する画像優先モード用テーブルと、音質を優先する音声優先モード用テーブルとで構成し、
    前記画像優先モード用テーブルまたは前記音声優先モード用テーブルを選択する選択手段を更に設けた
    ことを特徴とする電子カメラ。
  4. 動画像を所定のフレームレートで撮影する動画撮影部と、
    前記動画撮影部で動画像を撮影中に入力する音声を所定の設定でデジタル信号に変換する音声取得部と、
    前記動画撮影部で撮影する動画像のフレームレートの設定と、前記音声取得部でデジタル信号に変換する音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方の設定との関係を示すテーブルを参照して、前記動画像のフレームレートに対応する音声のサンプリングレートおよび量子化ビット数の少なくとも一方を設定する制御部とを有する電子カメラにおいて、
    前記テーブルは、前記動画像のフレームレートを優先する画像優先モード用テーブルと、音質を優先する音声優先モード用テーブルとを少なくとも含み、
    前記制御部は、前記画像優先モード用テーブルを参照した場合、前記所定のフレームレートよりも遅い設定に変更すると、音声のサンプリングレートを低くするか量子化ビット数を少なくするかどちらか一方の制御を行い、前記音声優先モード用テーブルを参照した場合、前記所定のフレームレートよりも遅い設定に変更すると、音声サンプリングレートまたは量子化ビット数の少なくとも一方の設定を固定とする
    ことを特徴とする電子カメラ。
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