JP5205244B2 - 建具 - Google Patents

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本発明は、内倒し窓等のように、開口枠に対して障子を傾動可能に支持させた建具に関するものである。
内倒し窓等のように、開口枠に対して障子を傾動可能に支持させる建具には、蝶番金具の代わりに形材蝶番を適用したものがある。形材蝶番は、内倒し窓の場合、開口枠を構成する下枠部材に凸状体を設ける一方、障子を構成する下框部材に凹状体を設けることによって構成される。凸状体は、下枠部材の長手方向に沿って設けた一条の突出片であり、先端部が半円筒状に突出した形状に形成されている。凹状体は、下框部材において凸状体に対応する部位に形成した半円筒状の凹所を有するもので、凸状体の先端部を受け入れ可能に構成されている。
この形材蝶番では、開口枠に対して障子を装着する際に凸状体の先端部を凹状体に挿入すれば、凸状体と凹状体とが回動可能に当接することになり、下框部材の長手方向に沿った軸心を中心として障子を傾動させることが可能になる。形材蝶番を適用した場合には、蝶番金具を適用する場合に比べて部品点数が減るばかりでなく、ネジ等を締結する作業も不要となり、製造コストを低減することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−226018号公報
しかしながら、開口枠に設けた凸状体及び障子に設けた凹状体は、いずれも開口枠に対して障子を装着する際に下框部材によって隠れてしまうため目視することが難しい。このため、凸状体と凹状体とが正確に当接したか否かを確認することも困難であり、両者が当接していない状態で開口枠に障子が装着される恐れがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、開口枠に対する障子の装着ミスを防止することのできる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、開口枠を構成する第1枠部材と障子を構成する第1框部材との間に互いに当接して回動可能となる凸状体及び凹状体を構成する一方、前記第1枠部材に対して平行に配置される第2枠部材と前記第1框部材に対して平行に配置される第2框部材との間に係止手段を構成し、前記凸状体及び前記凹状体を当接させた状態で前記障子を前記開口枠に装着することにより前記障子を前記開口枠に対して前記框部材の長手方向に沿った軸心を中心として傾動可能に支持させ、かつ前記開口枠に対して前記障子を閉じた場合に前記係止手段を係止させることにより前記障子を閉じた状態に維持する建具において、前記凸状体と前記凹状体とが見込み方向に離隔した状態で前記開口枠に前記障子が装着された場合に凸状体を収容し、前記凸状体と前記凹状体とが当接した状態に比べて前記第1枠部材と前記第1框部材との間の相互間距離を減少させ、前記開口枠に対して前記障子を閉じた際にも前記係止手段を非係止状態とする収容部と、前記凸状体及び前記凹状体のそれぞれに形成し、前記凸状体と前記凹状体とが前記開口枠の面内方向に離隔した状態で前記開口枠に前記障子が装着された場合に互いに係合することにより、前記凸状体と前記凹状体とが当接した状態に比べて前記第1枠部材と前記第1框部材との間の相互間距離を増大させる係合部材とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る建具は、上述した建具において、前記凹状体は、前記開口枠に対して前記障子が予め設定した傾斜姿勢に配置された場合にのみ前記凸状体を着脱可能に受け入れるストッパ片を備えたものであり、前記係合部材は、前記ストッパ片が前記凸状体に当接した状態で前記開口枠に対して前記障子が装着された場合に互いに係合することにより、前記凸状体から前記ストッパ片を離隔させ、前記凸状体と前記凹状体とが当接した状態に比べて前記第1枠部材と前記第1框部材との間の相互間距離を増大させることを特徴とする。
本発明によれば、凸状体と凹状体とが正確に当接していない状態で開口枠に障子が装着された場合、位置ずれ発生手段によって開口枠に対する障子の位置ずれが発生し、開口枠に対して障子を閉じても係止手段が非係止状態となる。これにより、凸状体と凹状体とが当接しているか否かを直接視認することなく外部から容易に確認することができ、開口枠に対する障子の装着ミスを防止することが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態である建具の断面を示したものである。ここで例示する建具は、開口枠10とガラス窓(障子)20とを備え、開口枠10に対してガラス窓20の上端部を室内側に倒して開放する、いわゆる「内倒し窓」と称されるものである。
開口枠10は、上枠部材(第2枠部材)11、下枠部材(第1枠部材)12及び左右一対の縦枠部材13を四周枠組みすることによって構成したもので、家屋の壁Wに形成した開口WOに対してその縁部に沿うように配設してある。ガラス窓20は、上框部材(第2框部材)21、下框部材(第1框部材)22及び左右一対の縦框部材23を四周框組みすることによって構成した框の内部にガラス板24を保持したもので、開口枠10の内部に装着可能な大きさに構成してある。
これら開口枠10とガラス窓20との間には、形材蝶番30が形成してある。形材蝶番30は、開口枠10の下枠部材12に凸状体31を設ける一方、ガラス窓20の下框部材22に凹状体32を設けて構成したものである。
凸状体31は、下枠部材12の上面から上方に向けて突設した一条の薄板状部分であり、下枠部材12の長手方向全長にわたって設けてある。図1からも明らかなように、凸状体31の突出端部は、上方に向かうに従って僅かに室内側に傾斜するように突出しており、その上端部に筒状部31aを有している。筒状部31aは、室内側に向けて湾曲することにより上方に向けて凸となる半円筒状に構成したもので、その軸心が下枠部材12の長手方向に沿うように形成してある。凸状体31の突出端部は、筒状部31aの頂部を0°とした場合、室内側に向けて約90°の位置まで湾曲しており、その突出端面が下枠部材12の上面に対向した状態にある。
凹状体32は、下框部材22の下面に当接片32a及びストッパ片32bを互いに対向させるように突設することによって略半円柱の凹状に構成したもので、下框部材22の長手方向に沿って形成してある。当接片32aは、ガラス窓20を直立させた場合、下框部材22の下面から室外側に向けて下方に湾曲することにより、下框部材22の下面に上方に向けて凹となるように半円筒状に構成したものである。この当接片32aの内周面は、その曲率半径が凸状体31に設けた筒状部31aにおける外周面の曲率半径とほぼ一致しており、筒状部31aの外周面に面接触することが可能である。ストッパ片32bは、下框部材22の下面において当接片32aよりも室内側に位置する部分から下方に向けて延在した後、その下端部が室外側に向けて直角に屈曲してストッパ面32cを構成している。ストッパ面32cは、凸状体31の筒状部31aを当接片32aとストッパ片32bとの間に収容させた状態でガラス窓20を直立させた場合に、凸状体31の突出端面が当接する位置に形成してある。
これら当接片32a及びストッパ片32bによって構成した凹状体32は、図1及び図3の右方側に示すように、ガラス窓20が直立した状態にある場合、当接片32aとストッパ片32bとの間の間隙が凸状体31の筒状部31aよりも小さく構成されることになり、そのまま凸状体31の筒状部31aを収容することができない。一方、図3の左方側に示すように、開口枠10に対してガラス窓20を室内側に予め設定した設定角度、例えば70°以上傾斜させ、ストッパ片32bの先端部を凸状体31における筒状部31aの先端面よりも下方側に配置した場合には、当接片32aとストッパ片32bとの間の間隙が凸状体31の筒状部31aよりも大きい状態となる。従って、この状態からは、凹状体32の内部に凸状体31の筒状部31aを挿入させることが可能となる。凹状体32の内部に凸状体31の筒状部31aを挿入した後においては、凹状体32と凸状体31とを適宜当接させることにより、下框部材22の長手方向に沿った軸心回りにガラス窓20を回動し、ガラス窓20を傾斜した状態と直立した状態との間に移動させることができるようになる。また、開口枠10に対してガラス窓20を室内側に設定角度以上傾斜させない限り、当接片32aとストッパ片32bとの間の間隙が凸状体31の筒状部31aよりも小さく構成されることになるため、凸状体31の筒状部31aが凹状体32から脱落する恐れはない。
一方、ガラス窓20の上框部材21と開口枠10の上枠部材11との間には、互いに対応する部位にラッチ(係止手段)40及び被係止部材(係止手段)45が設けてある。
ラッチ40は、ラッチ本体41を介して上框部材21における室内側に臨む面に設けたもので、ラッチ本体41に内蔵された図示せぬスプリングの押圧力によって係止部材42が上框部材21の上面を超えて常時突出するように構成してある。このラッチ40には、室内側から操作できるようにハンドル43が設けてある。スプリング(図示せず)の押圧力に抗してハンドル43を操作した場合には、係止部材42を縮退させ、上框部材21の上面からの突出量を減少させることが可能である。
このラッチ40の係止部材42は、ガラス窓20が直立した状態において室内側に位置する面(以下「係止面42a」という)が上下方向に沿って延在する一方、室外側に位置する面(以下「押圧面42b」という)が上方に向かうに従って漸次室内側となるように傾斜しており、押圧面42bを直接押圧した場合にも縮退させて上框部材21の上面からの突出量を減少させることが可能である。
被係止部材45は、平板状を成す基部45aと、基部45aの先端部において鉤状に屈曲した被係止部45bとを有したもので、被係止部45bが開口枠10から室内側に位置する部位において下方に突出する態様で基部45aを介して上枠部材11の下面に取り付けてある。被係止部45bの下方への突出量は、ガラス窓20の凹状体32と開口枠10の凸状体31とが互いに当接した状態で、下框部材22の長手方向に沿った軸心回りにガラス窓20を回動させた場合にガラス窓20の上框部材21と干渉することがなく、かつ最も突出した状態にあるラッチ40の係止部材42に当接することができる大きさである。
本実施の形態では、ガラス窓20が直立した状態にある場合に、ラッチ本体41の上面から被係止部材45における基部45aの下面までの距離Aを10とすると、ラッチ本体41の上面と被係止部45bの下面との間の間隙Bが3.0であり、かつ係止部材42と被係止部材45との掛かり代となる被係止部材45の下面から係止部材42の上端までの距離Cが4.8となるようにそれぞれの寸法が設定してある。
さらに、上記内倒し窓には、開口枠10とガラス窓20との間に位置ずれ発生手段50が構成してある。本実施の形態では、開口枠10に枠側係合部材51を設ける一方、ガラス窓20に窓側係合部材52及び収容部53を設けることによって位置ずれ発生手段50を構成している。
枠側係合部材51は、凸状体31において室外側に位置する面から室外側に向けて略水平に突出した舌片状部分である。この枠側係合部材51は、凸状体31において室内側に位置する突出端部がストッパ片32bに当接した場合、つまりガラス窓20が直立した場合、ガラス窓20に形成した当接片32aの下端面が当接するように形成してある。
窓側係合部材52は、下框部材22において当接片32aよりも室外側に位置する部位から下方に向けて延在した後、その下端部を室内側に向けて屈曲させることによって構成してある。窓側係合部材52の下方への突出寸法は、その下面が枠側係合部材51の上面に当接した場合、下枠部材12と下框部材22との相互間隔が、凸状体31と凹状体32とが互いに当接した場合に比べて大きく離隔し、ガラス窓20の上框部材21と被係止部材45とが互いに当接するだけの大きさである。つまり、窓側係合部材52の下端部が枠側係合部材51に当接した場合には、開口枠10に対してガラス窓20が上方に向けて大きく位置ずれすることになり、ラッチ40の係止部材42と被係止部材45とが係止できない状態となる。本実施の形態では、ガラス窓20が直立した状態にある場合に、ラッチ本体41の上面から被係止部材45における基部45aの下面までの距離Aを10とすると、窓側係合部材52の下端部が枠側係合部材51に当接した場合、下枠部材12と下框部材22との相互間隔が鉛直方向に沿って6.5だけ増大するようにそれぞれの寸法が設定してある。
また、窓側係合部材52において下端部から室内側に向けて屈曲した部分52aの寸法は、ストッパ片32bの下端部を筒状体の外周面に当接させた状態でガラス窓20を傾斜させた状態から直立する方向に向けて回動させた際に、凸状体31の枠側係合部材51に当接できるだけの大きさである。
収容部53は、ガラス窓20の両側に配置される縦框部材23の下端部に切欠を形成することによって構成したものである。この収容部53は、ガラス窓20を直立させた場合、下框部材22の窓側係合部材52よりも室外側に位置する部位に形成したもので、凸状体31の筒状部31aと枠側係合部材51とを収容できる大きさに形成してある。収容部53の高さ寸法は、ガラス窓20が直立した状態でその内部に凸状体31を収容した場合、下枠部材12と下框部材22との相互間隔が、凸状体31と凹状体32とが互いに当接した場合に比べて近接し、ラッチ40の係止部材42と上枠部材11に設けた被係止部材45の被係止部45bとが互いに接触しないだけの大きさである。つまり、下枠部材12の凸状体31がガラス窓20の収容部53に収容された場合には、開口枠10に対してガラス窓20が下方に向けて大きく位置ずれすることになり、ラッチ40の係止部材42と被係止部材45とが係止できない状態となる。本実施の形態では、ガラス窓20が直立した状態にある場合に、ラッチ本体41の上面から被係止部材45における基部45aの下面までの距離Aを10とすると、凸状体31が収容部53に収容された場合、下枠部材12と下框部材22との相互間隔が鉛直方向に沿って5.3だけ減少するようにそれぞれの寸法が設定してある。
上記のように構成した内倒し窓では、開口枠10に対してガラス窓20を装着する場合、図3に示すように、ガラス窓20の上端部を室内側に向けて70°以上傾斜させ、この状態から下框部材22を下枠部材12に近接させ、凸状体31の筒状部31aを凹状体32の内部に収容させる。その後、凸状体31と凹状体32とを互いに当接させながらガラス窓20を直立した状態に移動させれば、図1に示すように、ガラス窓20の上框部材21に設けたラッチ40を開口枠10の上枠部材11に被係止部材45に確実に係止させ、開口枠10に対してガラス窓20を閉じた状態に維持することができる。この状態からハンドル43を操作することによってラッチ40の係止部材42を縮退させれば、下框部材22の長手方向に沿った軸心を中心としてガラス窓20を回動させ、上端部を室内側に倒して開放することが可能となる。
ここで、上述の内倒し窓によれば、ガラス窓20を開口枠10に装着する際に、図4に示すように、仮にストッパ片32bと凸状体31の筒状部31aとが当接し、この状態のままガラス窓20が開口枠10に装着されると、上述したように、ガラス窓20に設けた窓側係合部材52の下端部が下枠部材12に設けた枠側係合部材51に当接することになり、凸状体31の筒状部31aからストッパ片32bが離隔し、開口枠10に対してガラス窓20が上方に大きく位置ずれすることになる。従って、ラッチ40の係止部材42と被係止部材45とを係止させることができなくなる。
逆に、図5に示すように、ガラス窓20の下框部材22が十分に室内側に配置されていない状態でガラス窓20が開口枠10に装着されると、縦框部材23の下端部に形成した収容部53に凸状体31が収容され、開口枠10に対してガラス窓20が下方に大きく位置ずれすることになる。従って、ラッチ40の係止部材42と被係止部材45とを係止させることができなくなる。
これらの結果、凸状体31と凹状体32とが当接しない状態でガラス窓20が開口枠10に装着された場合には、いずれにおいてもラッチ40の係止部材42を被係止部材45に係止させることができないため、凸状体31と凹状体32とが当接しているか否かを直接視認することなく外部から容易に確認することができ、開口枠10に対するガラス窓20の装着ミスを確実に防止することが可能となる。
尚、上述した実施の形態では、障子としてガラス窓20を例示しているが、必ずしもガラス窓20である必要はない。
また、上述した実施の形態では、開口枠10に凸状体31を設ける一方、障子に凹状体32を設けて形材蝶番30を構成するようにしているが、開口枠に凹状体を設け、障子に凸状体を設けるようにしても構わない。尚、凸状体31及び凹状体32を開口枠10の下枠部材12及び障子の下框部材22としているが、凸状体31及び凹状体32を設ける枠部材及び框部材は、必ずしもこれに限らない。
本発明の実施の形態である建具を示した縦断面図である。 図1に示した建具の横断面図である。 図1に示した建具において形材蝶番を着脱する過程を示す要部縦断面図である。 図1に示した建具において形材蝶番が開口枠の面内方向に離隔した状態で開口枠に障子を装着した場合の位置ずれ発生手段の作用を示す要部縦断面図である。 図1に示した建具において形材蝶番が見込み方向に離隔した状態で開口枠に障子を装着した場合の位置ずれ発生手段の作用を示す要部縦断面図である。
符号の説明
10 開口枠
11 上枠部材
12 下枠部材
20 ガラス窓
21 上框部材
22 下框部材
30 形材蝶番
31 凸状体
32 凹状体
32b ストッパ片
40 ラッチ
45 被係止部材
50 位置ずれ発生手段
51 枠側係合部材
52 窓側係合部材
53 収容部

Claims (2)

  1. 開口枠を構成する第1枠部材と障子を構成する第1框部材との間に互いに当接して回動可能となる凸状体及び凹状体を構成する一方、前記第1枠部材に対して平行に配置される第2枠部材と前記第1框部材に対して平行に配置される第2框部材との間に係止手段を構成し、前記凸状体及び前記凹状体を当接させた状態で前記障子を前記開口枠に装着することにより前記障子を前記開口枠に対して前記框部材の長手方向に沿った軸心を中心として傾動可能に支持させ、かつ前記開口枠に対して前記障子を閉じた場合に前記係止手段を係止させることにより前記障子を閉じた状態に維持する建具において、
    前記凸状体と前記凹状体とが見込み方向に離隔した状態で前記開口枠に前記障子が装着された場合に凸状体を収容し、前記凸状体と前記凹状体とが当接した状態に比べて前記第1枠部材と前記第1框部材との間の相互間距離を減少させ、前記開口枠に対して前記障子を閉じた際にも前記係止手段を非係止状態とする収容部と、
    前記凸状体及び前記凹状体のそれぞれに形成し、前記凸状体と前記凹状体とが前記開口枠の面内方向に離隔した状態で前記開口枠に前記障子が装着された場合に互いに係合することにより、前記凸状体と前記凹状体とが当接した状態に比べて前記第1枠部材と前記第1框部材との間の相互間距離を増大させる係合部材と
    を備えたことを特徴とする建具。
  2. 前記凹状体は、前記開口枠に対して前記障子が予め設定した傾斜姿勢に配置された場合にのみ前記凸状体を着脱可能に受け入れるストッパ片を備えたものであり、
    前記係合部材は、前記ストッパ片が前記凸状体に当接した状態で前記開口枠に対して前記障子が装着された場合に互いに係合することにより、前記凸状体から前記ストッパ片を離隔させ、前記凸状体と前記凹状体とが当接した状態に比べて前記第1枠部材と前記第1框部材との間の相互間距離を増大させることを特徴とする請求項1に記載の建具。
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