JP2010127034A - 建具及び建具用位置決めブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】開口枠に設けた凸状体及び障子に設けた凹状体を目視せずとも両者を確実に当接させた状態で開口枠に障子を装着すること。
【解決手段】開口枠10の下枠部材12から突設した凸状体31と、凸状体31を受け入れ可能となるようにガラス窓20の下框部材22に設けた凹状体32とを有した形材蝶番30を適用し、凹状体32及び凸状体31を回動可能に当接させることにより、開口枠10に対してガラス窓20を下框部材22の長手方向に沿った軸心を中心として傾動可能に支持させる建具において、下枠部材12の凸状体31に軸心を中心として回動可能に配設し、ガラス窓20を構成する縦框部材23に形成した嵌合舌片23aを嵌合した場合に下枠部材12に対する下框部材22の見込み方向に沿った位置を規定するスリット44を有した位置決めブロック40を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内倒し窓等のように、開口枠に対して障子を傾動可能に支持させた建具及び建具に用いられる位置決めブロックに関するものである。
内倒し窓等のように、開口枠に対して障子を傾動可能に支持させる建具には、蝶番金具の代わりに形材蝶番を適用したものがある。形材蝶番は、内倒し窓の場合、開口枠を構成する下枠部材に凸状体を設ける一方、障子を構成する下框部材に凹状体を設けることによって構成される。凸状体は、下枠部材の長手方向に沿って設けた一条の突出片であり、先端部が半円筒状に突出した形状に形成されている。凹状体は、下框部材において凸状体に対応する部位に形成した半円筒状の凹所を有するもので、凸状体の先端部を受け入れ可能に構成されている。
この形材蝶番では、開口枠に対して障子を装着する際に凸状体の先端部を凹状体に挿入すれば、凸状体と凹状体とが回動可能に当接することになり、下框部材の長手方向に沿った軸心を中心として障子を傾動させることが可能になる。形材蝶番を適用した場合には、蝶番金具を適用する場合に比べて部品点数が減るばかりでなく、ネジ等を締結する作業も不要となり、製造コストを低減することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−226018号公報
しかしながら、開口枠に設けた凸状体及び障子に設けた凹状体は、いずれも開口枠に対して障子を装着する際に下框部材によって隠れてしまうため目視することが難しい。このため、凸状体と凹状体とが正確に当接したか否かを確認することも困難であり、両者が当接していない状態で開口枠に障子が装着される恐れがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、開口枠に設けた凸状体及び障子に設けた凹状体を目視せずとも両者を確実に当接させた状態で開口枠に障子を装着することのできる建具及び建具用位置決めブロックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、開口枠を構成する枠部材と障子を構成する框部材との間に構成し、前記枠部材から前記框部材に向けて突設した凸状体と、前記凸状体を受け入れ可能となるように前記框部材に設けた凹状体とを有した形材蝶番を適用し、これら凹状体及び凸状体を回動可能に当接させることにより、前記開口枠に対して前記障子を前記框部材の長手方向に沿った軸心を中心として傾動可能に支持させる建具において、前記枠部材の凸状体に前記軸心を中心として回動可能に配設し、前記障子を構成する框部材との間に互いに嵌合した場合に前記枠部材に対する前記框部材の見込み方向に沿った位置を規定する位置決め手段を有した位置決めブロックを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る建具は、上述した建具において、前記位置決めブロックは、前記枠部材の凸状体において前記障子の両側部に対応する部位に位置し、かつ前記障子の両側を構成する一対の框部材の外側面を覆う態様で配置したことを特徴とする。
また、本発明に係る建具は、上述した建具において、前記位置決め手段は、前記障子の両側を構成する框部材の側面から外方に向けて舌片を突設するとともに、前記位置決めブロックにおいて前記舌片に対応する部位にスリットを形成し、該スリットに前記舌片を嵌合させることにより前記枠部材に対する前記框部材の見込み方向に沿った位置を規定することを特徴とする。
また、本発明に係る建具は、上述した建具において、前記位置決めブロックと前記障子との間には、前記舌片と前記位置決めブロックのスリットとが見込み方向にずれた状態で前記枠部材と前記框部材とが互いに近接配置された場合に相互に当接し、前記開口枠に対する前記障子の見付け方向の位置ずれを発生させる当接手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る建具用位置決めブロックは、開口枠を構成する枠部材から凸状体を突設し、かつ障子を構成する框部材に凸状体を受入可能な凹状体を構成し、これら凹状体及び凸状体を回動可能に当接させることにより、前記開口枠に対して前記障子を前記框部材の長手方向に沿った軸心を中心として傾倒可能に支持させる建具を適用対象とし、前記枠部材の凸状体に前記軸心を中心として回動可能に支持され、前記障子を構成する框部材との間に互いに嵌合することによって前記枠部材に対する前記框部材の見込み方向に沿った位置を規定する位置決め手段を有したことを特徴とする。
本発明によれば、障子と位置決めブロックとの間において位置決め手段を嵌合させれば、位置決めブロックを介して開口枠の凸状体と障子の凹状体との見込み方向の位置決めを行うことができるため、直接凸状体及び凹状体を目視せずとも容易に、かつ確実に両者を当接させて開口枠の適正な位置に障子を装着することができるようになる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る建具及び建具用位置決めブロックの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態である建具の断面を示したものである。ここで例示する建具は、開口枠10とガラス窓(障子)20とを備え、開口枠10に対してガラス窓20の上端部を室内側に倒して開放する、いわゆる「内倒し窓」と称されるものである。
開口枠10は、上枠部材11、下枠部材12及び左右一対の縦枠部材13を四周枠組みすることによって構成したもので、家屋の壁Wに形成した開口WOに対してその縁部に沿うように配設してある。ガラス窓20は、上框部材21、下框部材22及び左右一対の縦框部材23を四周框組みすることによって構成した框の内部にガラス板24を保持したもので、開口枠10の内部に装着可能な大きさに構成してある。
これら開口枠10とガラス窓20との間には、形材蝶番30が形成してある。形材蝶番30は、開口枠10の下枠部材12に凸状体31を設ける一方、ガラス窓20の下框部材22に凹状体32を設けて構成したものである。
凸状体31は、下枠部材12の上面から上方に向けて突設した一条の薄板状部分であり、下枠部材12の長手方向全長にわたって設けてある。図1からも明らかなように、凸状体31の突出端部は、上方に向かうに従って僅かに室内側に傾斜するように突出しており、その上端部に筒状部31aを有している。筒状部31aは、室内側に向けて湾曲することにより上方に向けて凸となる半円筒状に構成したもので、その軸心が下枠部材12の長手方向に沿うように形成してある。凸状体31の突出端部は、筒状部31aの頂部を0°とした場合、室内側に向けて約90°の位置まで湾曲しており、その突出端面が下枠部材12の上面に対向した状態にある。
凹状体32は、下框部材22の下面に摺動片32a及びストッパ片32bを互いに対向させるように突設することによって略半円柱の凹状に構成したもので、下框部材22の長手方向に沿って形成してある。摺動片32aは、ガラス窓20を直立させた場合、下框部材22の下面から室外側に向けて下方に湾曲した後、凸状体31の上端部に沿うように室外側に向けて漸次下方に傾斜している。ストッパ片32bは、下框部材22の下面において摺動片32aよりも室内側に位置する部分から下方に向けて延在した後、その下端部が室外側に向けて直角に屈曲してストッパ面32cを構成している。ストッパ面32cは、ガラス窓20を直立させた状態で凸状体31の筒状部31aを摺動片32aとストッパ片32bとの間に収容させた場合に、凸状体31の突出端面が当接するように構成してある。
これら摺動片32a及びストッパ片32bによって構成した凹状体32は、図1に示すように、ガラス窓20が直立した状態にある場合、摺動片32aとストッパ片32bとの間の間隙が凸状体31の筒状部31aよりも小さく構成されることになり、そのまま凸状体31の筒状部31aを収容することができない。一方、図3に示すように、開口枠10に対してガラス窓20を室内側に傾斜させ、ストッパ片32bの先端部を凸状体31における筒状部31aの先端面よりも下方側に配置した場合には、摺動片32aとストッパ片32bとの間の間隙が凸状体31の筒状部31aよりも大きくなる。従って、この状態からは、凹状体32の内部に凸状体31の筒状部31aを挿入させることが可能となる。凹状体32の内部に凸状体31の筒状部31aを挿入した後においては、凹状体32と凸状体31とを適宜当接させることにより、ガラス窓20を傾斜した状態と直立した状態との間に移動させることができるようになる。
また、上記内倒し窓は、図2に示すように、下枠部材12の凸状体31に一対の位置決めブロック40を備えている。位置決めブロック40は、図4〜図6に示すように、凸状体31の両端部にそれぞれ配設したもので、直方体状を成す基部41と、基部41の一側面から突出した直方体状の当接部(当接手段)42とを樹脂材料によって一体に成形してある。尚、一対の位置決めブロック40は、互いに対称の構成を有したものであるため、以下には室内側から見た場合に正面向かって左側に位置するものについてのみ説明する。また、以下においては便宜上、位置決めブロック40において室内側に位置する面を前面40a、室外側に位置する面を背面40b、正面向かって左側に位置する面を左面40c、正面向かって右側に位置する面を右面40d、上方に位置する面を上面40e、下方に位置する面を底面40fと称する。
位置決めブロック40の基部41には、その底面40fに回動溝43が形成してある。回動溝43は、基部41の底面40fに開口し、かつ凸状体31の筒状部31aを摺動可能に収容することのできる大きさに構成した半円柱状の切欠であり、その軸心が基部41の底面40f及び前面40aに沿うように形成してある。回動溝43の開口は、凸状体31における筒状部31aの外径よりも僅かに小さく形成してあるが、押圧力を付与することによって筒状部31aが適宜縮径し、これを通過させることが可能である。この回動溝43は、基部41の左面40cに開口するが、右面40dは閉塞壁40gによって閉塞してある。位置決めブロック40の当接部42は、基部41の右面40dにおいて室外側に位置する部分から突出した部分であり、基部41と同じ高さに構成してある。
この位置決めブロック40には、基部41の室内側に位置する部位にスリット44が形成してある。スリット44は、基部41の上面40e及び右面40dに開口した狭幅の切欠であり、薄板の隅部を収容することが可能である。尚、図4からも明らかなように、位置決めブロック40の基部41においてスリット44よりも室内側に位置する部分は、上面40eと右面40dとの会合部が円弧状に整形してある。
上記の構成を有する位置決めブロック40は、図6に示すように、予め凸状体31の筒状部31aに形成した収容切欠31bに閉塞壁40gを位置させた状態で回動溝43に筒状部31aを嵌合させることにより、筒状部31aの軸心を中心として回動可能に配設してある。一対の位置決めブロック40は、それぞれ閉塞壁40gが収容切欠31bの端面に当接することにより互いの最大相互間隔が規定された状態にある。この最大相互間隔は、一対の位置決めブロック40の間にガラス窓20を装着することのできる大きさである。
一方、上記内倒し窓では、図2に示すように、ガラス窓20を構成する一対の縦框部材23にそれぞれ嵌合舌片(舌片)23a及び当接片(当接手段)23bが形成してある。
嵌合舌片23aは、縦框部材23の外側面において室内側に位置する部分から外方に向けて突設した薄板状部分である。この嵌合舌片23aは、下框部材22に設けた凹状体32の軸心を含む平面との距離が、位置決めブロック40におけるスリット44と回動溝43の軸心を含む平面との距離に一致するように形成してある。従って、嵌合舌片23aを位置決めブロック40のスリット44に嵌合させた場合には、下框部材22の凹状体32を位置決めブロック40の回動溝43と同一軸心上に配置させることが可能である。
当接片23bは、縦框部材23の外側面において嵌合舌片23aよりも室外側に位置する部分から外方に向けて突設したもので、その先端部が室内側に向けて直角に屈曲している。この当接片23bは、嵌合舌片23aを位置決めブロック40のスリット44に嵌合させた場合には位置決めブロック40に干渉しないが、嵌合舌片23aが位置決めブロック40の前面40aに対向する位置に配置された場合には位置決めブロック40における当接部42の上面40eに当接するように形成してある。
尚、図1中の符号50は、ガラス窓20の上框部材21に設けたラッチである。このラッチ50は、図示せぬスプリングの押圧力によって上框部材21の上面から常時突出するように構成したもので、室内側に設けたハンドル51を操作した場合に上框部材21の上面より退行させることが可能である。
上記のように構成した内倒し窓では、開口枠10に対してガラス窓20を装着する場合、図7に示すように、まず、下枠部材12の両端部に配設した位置決めブロック40の上端部をそれぞれ室内側に傾斜させた状態に保持する。
この状態からそれぞれの位置決めブロック40に設けたスリット44に対して対応する縦框部材23の嵌合舌片23aを挿入させると、上述したように、嵌合舌片23aと下框部材22に設けた凹状体32の軸心を含む平面との距離が、位置決めブロック40におけるスリット44と回動溝43の軸心を含む平面との距離に一致するため、つまり下枠部材12に対する下框部材22の見込み方向に沿った位置が規定されるため、図3及び図8に示すように、凹状体32における摺動片32aとストッパ片32bとの間に凸状体31の筒状部31aが案内されて両者が確実に当接することになる。その後、凸状体31と凹状体32とを互いに摺動させながらガラス窓20を直立した状態に移動させれば、図1に示すように、ガラス窓20の上框部材21に設けたラッチ50を開口枠10の上枠部材11に被係止部材52に確実に係止させた状態でガラス窓20を開口枠10に装着することができる。開口枠10に対して装着されたガラス窓20は、以降、凸状体31の筒状部31aと凹状体32とが摺動することにより、筒状部31aの軸心を中心として、つまり下框部材22の長手方向に沿った軸心を中心として、室内側に傾動可能に支持されることになる。
上述したように、本実施の形態の内倒し窓においては、凸状体31と凹状体32とが正確に当接したか否かを確認する必要はなく、単に予め凸状体31の両端部に配設した位置決めブロック40のスリット44に縦框部材23の嵌合舌片23aを挿入させれば、開口枠10に対してガラス窓20を確実に装着することができるため、その作業を容易に、かつ正確に行うことが可能である。特に、嵌合舌片23aを縦框部材23の外側面から外方に向けて突設しているため、開口枠10に対してガラス窓20を装着する際にも確実に両者の嵌合状態を視認することが可能であり、上述した作業をより確実に実行することができる。
しかも、縦框部材23の嵌合舌片23aが位置決めブロック40のスリット44よりも手前側に位置した状態においては、図2において右方側に位置する図及び図9に示すように、位置決めブロック40における当接部42の上面40eに縦框部材23の当接片23bが当接し、最早下枠部材12に対して下框部材22を近接させることができないため、両者の間に大きな隙間が確保されることになる。これにより、開口枠10に対してガラス窓20が見付け方向に沿って上方に大きく位置ずれすることになり、ガラス窓20のラッチ50を開口枠10の被係止部材52に係止させることも困難となるため、凸状体31と凹状体32とが当接していない状態で開口枠10にガラス窓20が誤って装着される事態を招来する恐れがない。
さらに、縦框部材23の下隅部に配置される位置決めブロック40は、小口カバーとしても機能させることができる。
尚、上述した実施の形態では、障子としてガラス窓を例示しているが、必ずしもガラス窓である必要はない。
また、上述した実施の形態では、位置決めブロック40にスリット44を設ける一方、障子の框部材に舌片を形成することによって位置決め手段を構成しているが、必ずしもこれに限らない。例えば実施の形態とは逆に、位置決めブロック40に舌片を設け、かつ框部材にスリットを形成し、位置決めブロックの舌片を框部材のスリットに嵌合させることによって位置決めを行うようにしても良い。
本発明の実施の形態である建具を示した縦断面図である。 図1に示した建具の横断面図である。 図1に示した建具に適用する形材蝶番及び位置決めブロックを示す要部拡大断面図である。 図1に示した建具において枠部材と位置決めブロックとを分解して示す斜視図である。 図1に示した建具に適用する位置決めブロックを下方から見た斜視図である。 図1に示した建具において枠部材に配設した位置決めブロックを示す断面図である。 図1に示した建具において開口枠に障子を装着する過程を示した要部縦断面図である。 図1に示した建具の要部を示す横断面図である。 図1に示した建具において枠部材と框部材とが見込み方向にずれた状態を示す要部縦断面図である。
符号の説明
10 開口枠
12 下枠部材
20 ガラス窓
22 下框部材
23a 嵌合舌片
23b 当接片
24 ガラス板
30 形材蝶番
31 凸状体
32 凹状体
40 位置決めブロック
41 基部
42 当接部
43 回動溝
44 スリット

Claims (5)

  1. 開口枠を構成する枠部材と障子を構成する框部材との間に構成し、前記枠部材から前記框部材に向けて突設した凸状体と、前記凸状体を受け入れ可能となるように前記框部材に設けた凹状体とを有した形材蝶番を適用し、
    これら凹状体及び凸状体を回動可能に当接させることにより、前記開口枠に対して前記障子を前記框部材の長手方向に沿った軸心を中心として傾動可能に支持させる建具において、
    前記枠部材の凸状体に前記軸心を中心として回動可能に配設し、前記障子を構成する框部材との間に互いに嵌合した場合に前記枠部材に対する前記框部材の見込み方向に沿った位置を規定する位置決め手段を有した位置決めブロックを備えることを特徴とする建具。
  2. 前記位置決めブロックは、前記枠部材の凸状体において前記障子の両側部に対応する部位に位置し、かつ前記障子の両側を構成する一対の框部材の外側面を覆う態様で配置したことを特徴とする請求項1に記載の建具。
  3. 前記位置決め手段は、前記障子の両側を構成する框部材の側面から外方に向けて舌片を突設するとともに、前記位置決めブロックにおいて前記舌片に対応する部位にスリットを形成し、該スリットに前記舌片を嵌合させることにより前記枠部材に対する前記框部材の見込み方向に沿った位置を規定することを特徴とする請求項2に記載の建具。
  4. 前記位置決めブロックと前記障子との間には、前記舌片と前記位置決めブロックのスリットとが見込み方向にずれた状態で前記枠部材と前記框部材とが互いに近接配置された場合に相互に当接し、前記開口枠に対する前記障子の見付け方向の位置ずれを発生させる当接手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の建具。
  5. 開口枠を構成する枠部材から凸状体を突設し、かつ障子を構成する框部材に凸状体を受入可能な凹状体を構成し、これら凹状体及び凸状体を回動可能に当接させることにより、前記開口枠に対して前記障子を前記框部材の長手方向に沿った軸心を中心として傾倒可能に支持させる建具を適用対象とし、
    前記枠部材の凸状体に前記軸心を中心として回動可能に支持され、前記障子を構成する框部材との間に互いに嵌合することによって前記枠部材に対する前記框部材の見込み方向に沿った位置を規定する位置決め手段を有したことを特徴とする建具用位置決めブロック。
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