JP5205065B2 - 扁平折畳式傘 - Google Patents

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この発明は折畳式傘に関し、具体的には扁平略直方体形状に折り畳まれる扁平折畳式傘における折り畳みサイズの薄型化・狭小化技術に関する。
折畳式傘には、折り畳んだ状態が円筒形ではなく、例えば、以下の特許文献1、2に記載されているように、扁平直方体状となるものがある。図4に、本発明の従来例における扁平直方体状に折り畳まれる傘(以下、扁平折畳式傘)の概略構造を示した。この折畳式傘1bは、一般的な円筒形に折り畳まれる傘と同様に、伸縮式中棒3の上部に固定された上ロクロ2と、この上ロクロ2に枢支された元親骨20bを含んで、折り畳み自在な親骨(20b,70b,80b)と、上ロクロ2の下方にて中棒3に摺動自在に案内される下ロクロ10と、この下ロクロ10に枢支されて上記元親骨20bを支承する受け骨30bを有している。
しかし、中棒3、上ロクロ2、および下ロクロ10が円筒状ではなく、扁平断面形状をなしている。図4におけるa−a矢視断面図を図5に示した。この図では、下ロクロ10において受け骨30bを枢支する部分(枢支部)11の構造を示している。左右に幅広な扁平断面形状をなす下ロクロ10には、左右に翼状に張り出すとともに中棒3延長方向(紙面奥行き方向)に溝13が画成された翼部12が一体形成され、左右の翼部12の溝13には、それぞれ一本ずつ受け骨30bがハトメ14などによって回動自在に軸支されている。他の受け骨30bは、この翼部12の基部を挿通しつつ、下ロクロ10の周囲を巡るワイヤ15によって枢支されている。
開傘状態(A)では受け骨30bが放射状に展開する一方、傘を折り畳んでいくと図5(B)に示すように、受け骨30bが扁平断面形状の下ロクロ10の翼部12張り出し方向に沿うように左右両脇に集束されることで、傘1aが下ロクロ10の断面形状に沿って扁平に折り畳まれる。なお、上ロクロ2における元親骨20bの枢支構造や展開・集束機構もほぼ下ロクロ10における構造・機構と同様である。図6に折り畳まれた状態の扁平折畳式傘1の外観を示した。この図では、扁平略直方体状に折り畳まれた傘1を幅方向wの面から見ている。したがって、図の紙面奥行き方向が厚さ方向となる。
なお、特許文献1に記載の折畳式傘では、元親骨20b、および受け骨30bについては、U字状の断面を有する金属製部材を用いた一般的な構成としているが、中親骨70bは、親骨全体(20b,70b,80b)を細く束ねて折り畳めるように、スチール等のワイヤ状線材により形成されている。さらに、元親骨20bの屈伸動作にスプリングアクションを与えるために架橋装設されたワイヤバネ60を中親骨70bに遊動可能に係止する部分90は、図4における円内に部分的に拡大して示したように、ワイヤバネ60の中間部に中親骨70bに回り込むループ部61を折曲形成することにより形成しており、中親骨70b側に係止部を設けなくても、また、係止のための部品を別途必要とすることなく、ワイヤバネ60の中間部を中親骨70bの中間部に遊動可能に係止させることができるようになっている。なお、図示した従来例では、ワイヤバネ60の基端62は、フック状に屈曲され、その基端62が元親骨20bに溶接などによって取り付けられているリング25に係止されている。
さらに、親骨(20b,70b,80b)を下ロクロの上下移動に連動して屈伸させるためのリンク機構を形成する下連棹(控え棒)40bもワイヤ状の細棒で形成している。そして、そのワイヤ状の下連棹40bの先端側(露先4側)が、元親骨20bとダボ部材52bを介して回動自在に連結されている。また、基端側(中棒3側)はループ状に屈曲されており、このループが受け骨30bの途上に取り付けられた鳩目31bに回動自在となるように巻回されている。
このように、下連棹40bが元親骨20bと受け骨30bに回動自在に連結されていることで、傘1bを折り畳んだ際には、元親骨20bのU字溝の上面開口側26と受け骨30bの溝の上面開口側35とが互いに向かい合わせとなり、その向かい合った元親骨20bのU字溝と受け骨30bのU字溝とによって形成された空間にワイヤ状の下連棹40bが収納されることで、扁平に折り畳んだ際の幅wがより狭くなるようにしている。
特開2006−102534号公報 特開2006−21026号公報
上記特許文献に示した従来の扁平折畳式傘では、元親骨と受け骨がともにU字断面を有する溝構造であり、折り畳んだ状態では、U字溝に下連棹を収納するため、ある程度U字の溝の幅が必要となる。そのため、扁平直方体状に折り畳んだとき、厚さ方向に薄くすることには限界があった。骨材の板厚を薄くすることも考えられるが、特に、ロクロに枢支される元親骨と受け骨は、傘を展開したときに、その開傘形状を維持するため、中親骨や先親骨より高い強度が必要となり、板厚を不用意に薄くすることはできない。また、下連棹を収納するために、U字溝の深さも確保しなくてはならない。すなわち、従来の扁平折畳式傘では、扁平直方体状に折り畳んだときの厚さや幅をさらに縮小するのは困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、強度を確保しつつ、さらに薄くて狭小な形状に折り畳めるようにした扁平折畳式傘を提供することを目的としている。
親骨全体の基端側に位置する元親骨は、親骨の中で最も強度を要求される部位である。本発明者らは、まず、折畳式傘において、開傘時の強度を確保する上でも最も重要な元親骨が傘布を介して受ける力の方向について考察した。そして、元親骨が折れたり曲がったりするのは、主に、傘布の展開面に対して外側から垂直に加わる力によるものであることに着目した。そこで、元親骨を形成する骨材を展開中の傘布に対して直交する方向に厚みがある形状とすれば強度を確保できると考えた。もちろん、単純に密な太い骨材を使っていては、折畳式傘の軽薄化・狭小化を阻害する。本発明は、このような考察に基づいて創作されたものである。
本発明は、細棒状の骨材からなり、その基端が中棒上端に固定された上ロクロに枢支される元親骨と、
細棒状の骨材からなり、その基端が中棒に対して摺動自在な下ロクロに枢支されるとともに、元親骨に回動自在に連結される受け骨と、
細棒状の骨材からなり、その基端が受け骨の延長方向途上に回動自在に連結されるとともに、先端が元親骨の先端に回動自在に連結されて、下ロクロの上下摺動により展開・集束する受け骨に連動して親骨を屈伸させるためのリンク機構を形成する下連棹と、
を備えた折畳式傘であって、
開傘状態では親骨と受け骨が放射状に展開する一方、閉傘状態では親骨と受け骨がロクロの左右両側に分かれて集束されることで扁平の略直方体形状に折り畳まれ、
元親骨と受け骨は、開傘状態において、中棒から放射状に延長する扁平棒状であるとともに、扁平棒状の幅広面が傘布に対して直交し、
前記下連棹は、開傘状態において、中棒から放射状に平行して延長する2本の細棒であり、受け骨を厚さ方向で挟持するように連結され、閉傘状態においては、連結されている受け骨の延長方向の両脇に沿うように集束する、
扁平折畳式傘としている。
また、前記下連棹は扁平棒状であり、その幅広面が連結されている受け骨の幅広面と平行である扁平折畳式傘としてもよい。さらに、当該下連棹は、閉傘状態において、下ロクロにおける受け骨の枢支部に干渉しないように、先端が、元親骨に近接するように、中親骨の先端方向に向かって屈曲していることとしてもよい。
なお、前記扁平棒状の下連棹の基端と受け骨の延長途上のそれぞれに穴が穿設され、当該下連棹は、前記基端の穴を前記受け骨の穴に対応させて当該受け骨を挟持しつつ、これらの穴に挿嵌された鳩目によって軸支されている扁平折畳式傘とすることもできる。
本発明の折畳式傘によれば、元親骨と受け骨を展開時の傘布に対して幅広面が直交するように延長する扁平棒状とし、かつ、下ロクロの上下移動により展開・集束する受け骨に連動して親骨を屈伸させるためのリンク機構を形成する下連棹を扁平棒状の受け骨の両側から平行に挟持する構成としているため、開傘時の強度を確保しつつ、折り畳み時には、薄型化が達成できる。さらに、折り畳み時に下連棹がプレート状の受け骨の延長方向の両側に沿って集束するため、折り畳み時の幅方向のサイズも狭小化させることができる。また、従来の折畳式傘のように、細長い棒状プレートを延長方向にU字溝状に加工して骨材を形成する必要がないので、製造コストを削減することも可能となる。
===基本構造===
図1に、本発明の実施例における折畳式傘の概略構造図を示した。(A)は、開傘途上あるいは閉傘途上における骨材やワイヤ状線材の相互の連結構造を示しており、(B)は、開傘状態における連結構造であり、傘布も図中に含めている。折畳式傘1aは、下ロクロ10の下端がハジキ7によって下方への摺動が禁止されて開傘状態が維持されている。この図に示すように、本実施例における折畳式傘1aの基本構造は、図4に示した折畳式傘1bと同様に、ヒンジ連結してなる3本の親骨(元親骨20,中親骨70,先親骨80)からなる3つ折式親骨を用いて構成されて、折り畳むと扁平直方体形状となる。すなわち、上ロクロ2と下ロクロ10は、図5に示したものと同様に、扁平断面形状を有するとともに、その左右両端に元親骨20、あるいは受け骨30の基端を枢支し、開傘時には、親骨(20,70,80)と受け骨30が放射状に展開し、閉傘時には、扁平断面形状をなすロクロ(2,10)の両側に親骨(20,70,80)と受け骨30とが集束し、扁平略直方体形状となるように折り畳まれる。
しかし、本発明の折畳式傘1aは、元親骨20と受け骨30、および下連棹40の構造を工夫することで、強度を確保した上で、折り畳み時において、より薄型化・狭小化を達成している。
===骨材形状・連結構造===
本実施例の折畳式傘1aでは、従来、U字溝状の骨材で構成されていた元親骨20と受け骨30として、それぞれ扁平棒状の骨材を採用している。さらにこの例では、下連棹40も扁平棒状としている。そして、元親骨20は、開傘状態において、中棒3から放射外方向に延長するとともに、傘布5に対して直交する方向110に幅広となる扁平棒状の骨材で構成されている。
図2に、図1(A)中に円で示した要部100の拡大図を示した。元親骨20と同じく扁平棒状の骨材によって構成される受け骨30、および下連棹40の幅広面(32,43)が元親骨20における幅広面23と互いに平行となるように相互に連結されている。具体的には、元親骨20の延長途上に、コの字型断面形状をなすダボ部材(以下、中間ブラケット)51がある程度の首振り運動可能にハトメ56によって取り付けられており、中間ブラケット51におけるコの字の開放端側には、受け骨30の先端がハトメ57によって回動可能に取り付けられている。また、元親骨20の先端21には、コの字型断面形状をなすダボ部材(以下、先端ブラケット)52が、そのコの字の開放端側でリベット55に首振り動作可能に軸支され、さらに、コの字の溝53には、ワイヤ材からなる中親骨70の基端側が挿通されている。当該コの字の溝53に挿通された中親骨70は、その基端71が、溝53から中棒3方向へ導出されるとともに、ループ状に屈曲されている。
下連棹40は、互いに平行な2本の扁平棒状の骨材(40a、40b)を一組として構成され、その基端41は、2本の扁平棒状骨材(40a、40b)で受け骨30を挟持するように直接ハトメ31によって回動可能に受け骨30に取り付けられている。従来のU字溝状の骨材では、その溝の側壁に直接ハトメを取り付けると、この部分の強度が極度に不足し、骨材の曲がりや折れは、このハトメの部分で発生しやすいことが知られている。一方、本実施例では、扁平棒状の受け骨30の厚さがU字溝の幅より薄ければ折り畳みサイズの薄型化が可能であり、U字溝の骨材の板厚と比較すれば、かなり厚くすることが可能である。したがって、扁平棒状の骨材は、高い強度を有し、ダボ材を介さなくても十分な強度を保ったまま直接他の骨材やワイヤ材と連結することができるのである。
また、下連棹40の先端側42には、中親骨70の基端71のループ部分が、下連棹40の2本の扁平棒状の骨材を掛け渡すように挿嵌されたハトメ44を軸として回動可能に取付けられている。さらに図2(B)に示すように、中親骨70において先端ブラケット52に挿通されている部分72は、半円形に屈曲されており、この半円形の部分72が先端ブラケット52のコの字の側面間を挿通するリベット54を軸として回動可能となっている。それによって、開傘および閉傘動作時に中親骨70が先端ブラケット52内でなめらかに回動し、3本の親骨(20,70,80)が円滑に展開および集束できるようになっている。
なお、ワイヤバネ60は、従来例1bと同様に、その中間にループ部61が形成されて中親骨70に遊動可能に係止されている。また、フック状の基端62は、元親骨20に穿設されている孔22に挿通されて係止されている。
===集束機構===
図3に、相互に連結している骨材やワイヤ材の閉傘時における集束状態を示した。上ロクロ2に直接枢支されて傘布5からの力を最も受ける元親骨20は、図1(B)に示した開傘時における傘布5に直交する方向110、すなわち、元親骨20が最も折れたり曲がったりし易い力の方向が幅広面23となる扁平棒状の骨材であり、さらに受け骨30も扁平棒状とすることで、元親骨20の強度を確保しつつ、開傘時における扁平な略直方体の折り畳み形状の厚さを薄くすることに成功している。また、下連棹40が平行な2本の細棒(40a,40b)で構成されているとともに、その基端41が受け骨30を挟持するように軸支されている。そして、折り畳み時には下連棹40を構成する2本の細棒(40a,40b)のそれぞれが受け骨30の延長方向に幅広面32両側に沿って重なり合うように集束する。そのため、折り畳み時の幅方向のサイズを従来以上に縮小することができる。
===下連棹について===
本発明において、下連棹40は、平行な2本の細棒で構成されるとともに、折り畳み時に下連棹40が受け骨30の延長方向両側に沿って重なり合うように集束するのであれば、例えば、中親骨70と同様なワイヤ材とすることも可能である。しかし本実施例では、下連棹40を平行する2本の扁平棒状の骨材(40a,40b)とすることで、閉傘時における厚さ方向のサイズをより薄くできるようにしている。また、扁平棒状の下連棹40は、同様に扁平棒状の骨材からなる受け骨30にハトメなどによって直接回動自在に連結することを可能とし、ダボ部材などの連結部材を不要にしてコストダウンを達成することもできる。さらに、本実施例では、下連棹40の先端42を元親骨20方向に屈曲させ、閉傘時に、下連棹40の先端42が下ロクロ10における受け骨40の枢支部11と干渉することを防止し、閉傘時における幅方向のサイズをさらに縮小させ、極めて狭小に折り畳める傘となっている。
===元親骨と受け骨の連結構造について===
元親骨20と受け骨30を中間ブラケット51を介して連結する構造に変えて、元親骨20の延長途上と受け骨30の先端に孔を穿設し、受け骨30と下連棹40の連結構造と同様に、直接ハトメなどによって回動自在に連結することも可能である。この場合、閉傘時に元親骨20と受け骨30が重なり合うため、折り畳み形状における厚さ方向が若干厚くなるが、幅方向をさらに狭小化することができる。もちろん、元親骨20と受け骨40の骨材に高強度の素材を採用すれば、強度を確保した上で骨材自体を薄くすることができ、折り畳み形状における厚さ方向のサイズアップを最小限に抑えることができる。また、中間ブラケット51とその取付けに要するコストを削減できるため、高強度素材の採用によるコストアップを相殺することも可能となる。
本発明の実施例における扁平折畳式傘の概略構造図である。 上記扁平折畳式傘の要部拡大図である。 上記扁平折畳式傘を閉じたときの骨材の集束状態を示す図である。 従来の扁平折畳式傘の概略構造図である。 上記従来の扁平折畳式傘の下ロクロにおける受け骨の枢支状態を示す図である。 扁平折畳式傘における折り畳み形状を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b 扁平折畳式傘
2 上ロクロ
3 中棒
4 露先
5 傘布
10 下ロクロ
11 受け骨枢支部
20、20b 元親骨
30、30b 受け骨
40、40b 下連棹
70、70b 中親骨
80、80b 先親骨

Claims (4)

  1. 細棒状の骨材からなり、その基端が中棒上端に固定された上ロクロに枢支される元親骨と、
    細棒状の骨材からなり、その基端が中棒に対して摺動自在な下ロクロに枢支されるとともに、元親骨に回動自在に連結される受け骨と、
    細棒状の骨材からなり、その基端が受け骨の延長方向途上に回動自在に連結されるとともに、先端が中親骨の先端に回動自在に連結されて、下ロクロの上下摺動により展開・集束する受け骨に連動して親骨を屈伸させるためのリンク機構を形成する下連棹と、
    を備え、
    開傘状態では親骨と受け骨が放射状に展開する一方、閉傘状態では親骨と受け骨がロクロの左右両側に分かれて集束されることで扁平の略直方体形状に折り畳まれる折畳式傘であって、
    元親骨と受け骨は、開傘状態において、中棒から放射状に延長する扁平棒状であるとともに、扁平棒状の幅広面が傘布に対して直交し、
    前記下連棹は、開傘状態において、中棒から放射状に平行して延長する2本の細棒であり、受け骨を厚さ方向で挟持するように連結され、閉傘状態においては、連結されている受け骨の延長方向の両脇に沿うように集束する、
    ことを特徴とする扁平折畳式傘。
  2. 請求項1において、前記下連棹は扁平棒状であり、その幅広面が連結されている受け骨の幅広面と平行であることを特徴とする扁平折畳式傘。
  3. 請求項2において、前記下連棹は、閉傘状態において、下ロクロにおける受け骨の枢支部に干渉しないように、先端が、元親骨に近接するように、中親骨の先端方向に向かって屈曲していることを特徴とする扁平折畳式傘。
  4. 請求項2または3において、前記下連棹の基端と受け骨の延長途上のそれぞれに穴が穿設され、当該下連棹は、前記基端の穴を前記受け骨の穴に対応させて当該受け骨を挟持しつつ、これらの穴に挿嵌された鳩目によって軸支されていることを特徴とする扁平折畳式傘。
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