JP5227606B2 - 折畳式傘 - Google Patents

折畳式傘 Download PDF

Info

Publication number
JP5227606B2
JP5227606B2 JP2008034796A JP2008034796A JP5227606B2 JP 5227606 B2 JP5227606 B2 JP 5227606B2 JP 2008034796 A JP2008034796 A JP 2008034796A JP 2008034796 A JP2008034796 A JP 2008034796A JP 5227606 B2 JP5227606 B2 JP 5227606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bone
original
receiving
bent
base end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008034796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009189641A (ja
Inventor
秀信 林
Original Assignee
株式会社シューズセレクション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シューズセレクション filed Critical 株式会社シューズセレクション
Priority to JP2008034796A priority Critical patent/JP5227606B2/ja
Publication of JP2009189641A publication Critical patent/JP2009189641A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5227606B2 publication Critical patent/JP5227606B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は折畳式傘に関し、たとえば3分割の親骨を備えた三つ折り式の折畳式傘に適用して有効なものに関する。
この種の折畳式傘では、傘としての機能を維持しつつ、折畳時の携帯性(携帯の便宜性)を高めることが最大の課題となっている。たとえば、カバンや書類ケースなどに収容して携帯するためには、折畳時の形状をできるだけ細くすることが望ましい。そして、以下の特許文献1には、3分割される親骨の各屈曲部の位置を最適化することで、折畳時の細径化を達成した折畳式傘について記載されている。
以下、前記特許文献1に記載された折畳式傘を従来例とし、当該従来例における折畳傘の概略構造を図6に示した。折畳式傘1bの骨格を構成する骨材やワイヤ状線材は、開傘状態において、中棒3側の端部を「基端」とし、露先4側の端部を「先端」とし、当該折畳式傘1bは、伸縮式中棒3の上部に固定された上ロクロ2と、この上ロクロ2に基端26bが枢支される元親骨20bを含む折り畳み自在な親骨(20b,70b,80b)と、上ロクロ2の下方にて中棒3に摺動自在に案内される下ロクロ10と、この下ロクロ10に基端38bが枢支されて上記元親骨20bを支承する受け骨30bと、親骨(20b,70b,80b)を下ロクロ10の上下移動に連動して屈伸させるためのリンク機構を形成する下連棹(控え棒)40bとを備えている。
下連棹40bは、ワイヤ状の細棒で形成され、その先端42b側が、元親骨20bの先端24bに回動自在に取り付けられているダボ部材50bに回動自在に連結されている。また、基端41b側はループ状に屈曲されており、このループが受け骨30bの途上に取り付けられた鳩目36bに回動自在となるように巻回されている。
また、元親骨20bの屈伸動作にスプリングアクションを与えるためのワイヤバネ60bが中親骨70bに並行して架橋装設されている。ワイヤバネ60bは、図6における円90内を部分的に拡大して示したように、中間部に中親骨70bに回り込むループ部61を折曲形成することにより、中親骨70b側に係止部を設けたり、係止のための部品を別途設けたりすることなく、ワイヤバネ60bの中間部を中親骨70bの中間部に遊動可能に係止させることができるようになっている。そして、ワイヤバネ60bの基端62bは、鉤状に屈曲され、その基端62bが元親骨20bに穿設されている孔25bに挿通されている。また、ワイヤバネ60bの先端63b、および中親骨70bの先端74bは、先親骨80bの基端に延長して取り付けてあるダボ部材53bに回動自在に取り付けられている。
なお特許文献1に記載された折畳式傘1bは、3分割される親骨の各屈曲点の位置を最適化し、傘1bを折り畳んだ際に、中親骨70bと先親骨80bを連結するダボ部材53bが上ロクロ2の下側に位置するようにするとともに、中親骨70bと元親骨20bを連結するダボ部材50bが下ロクロ10の上側に位置するようにして、折り畳み時にこれらのダボ部材(53b、50b)が、それぞれ上下のロクロ(2,10)に干渉しないようにして細径化を達成している。
特開2007−143636号公報
しかしながら、上記特許文献に示した折畳式傘では、直線棒状の元親骨と受け骨が直接連結された構造であり、折り畳んだ状態では、下連棹が直線棒状の元親骨と受け骨との間に挟持されることになる。そのため、下連棹の基端側が元親骨と受け骨の連結点近傍でこれらの骨材に干渉し、元親骨と受け骨が当該連結点から基端に向かって徐々に離間していくように強制される。一方、元親骨と受け骨の基端は、それぞれ、上ロクロと下ロクロに枢支されているため、元親骨と受け骨は中央部で大きく離間するように撓みつつ、ロクロに向かって双方の間隔を縮めながら集束する。そして、傘を折り畳んだとき、連結関係にある全ての元親骨と受け骨における撓みの部分の間隔が累積される。したがって、細径化には限界がある。
確かに、上記特許文献1には、受け骨にU字溝状の骨材を用い、折り畳み時に下連棹の先端側がこのU字溝に陥入する構成について記載されている。しかし、下連棹を陥入させるためには、U字溝の幅と深さを十分に確保しなくてはならない。したがって、骨材自体が太くなる。骨材の板厚を薄くすることも考えられるが、特に、ロクロに枢支される元親骨と受け骨は、傘を展開したときに、その開傘形状を維持するため、中親骨や先親骨より高い強度が必要となり、板厚を不用意に薄くすることはできない。したがって、折畳式傘の折り畳みサイズをさらに細径化することは困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、強度を確保しつつ、さらに細く折り畳めるようにした折畳式傘を提供することを目的としている。
親骨全体の基端側に位置する元親骨、およびその元親骨を支承する受け骨は、折畳式傘の骨格を構成する部材の中で最も強度を要求される。本発明者らは、まず、折畳式傘において、開傘時の強度を確保する上でも最も重要なこれらの骨材が傘布を介して受ける力の方向について考察した。そして、元親骨や受け骨が折れたり曲がったりするのは、主に、傘布の展開面に対して外側から垂直に加わる力によるものであることに着目した。そこで、元親骨や受け骨を構成する骨材を展開中の傘布に対して直交する方向に厚みがある形状とすれば強度を確保できると考えた。もちろん、単純に密な太い骨材を使えば細経化は困難である。また、折りたたんだ際に、下連棹やワイヤバネが元親骨を含む親骨全体、および受け骨に干渉するような構造も細径化を阻害する。本発明は、このような考察に基づいて創作されたものである。
本発明は、細棒状の骨材からなり、その基端が中棒上端に固定された上ロクロに枢支される元親骨と、
細棒状の骨材からなり、その基端が中棒に対して摺動自在な下ロクロに枢支されるとともに、元親骨に回動自在に連結される受け骨と、
細棒状の骨材からなり、その基端が受け骨の延長方向途上に回動自在に連結されるとともに、先端が元親骨の先端に首振り動作可能に取り付けられたダボ部材に回動自在に連結されて、下ロクロの上下摺動により展開・集束する受け骨に連動して親骨を屈伸させるためのリンク機構を形成する下連棹と、
を備えた折畳式傘であって、
前記元親骨と前記受け骨は、開傘状態において、中棒から放射状に延長する扁平棒状であるとともに、当該扁平棒状の幅広面が傘布に対して直交し、
前記受け骨は、先端側の幅広面が親骨側に向かって所定方向に屈曲しつつ元親骨に沿って平行となるように略クランク状に屈曲し、当該先端が元親骨に直接回動自在に連結されることで、閉傘状態において、元親骨と間隙を有してほぼ平行に集束し、
前記下連棹は、基端が鉤状に屈曲し、当該基端が受け骨に穿設された孔に前記親骨側から挿通されて受け骨と連結することで、閉傘状態では前記間隙に嵌入しつつ元親骨と受け骨に沿って集束する折畳式傘としている。
また、先端が中親骨の先端に回動自在に連結されるとともに、当該中親骨に遊動可能に係止されて、前記親骨の屈伸動作によって前記中親骨にスプリングアクションを与えるために架橋装設された細線状のワイヤバネを備え、
当該ワイヤバネは、基端が鉤状に屈曲して前記元親骨の先端側に穿設された孔に回動自在に係止されることで架橋装設され、
前記中親骨は、細線状のワイヤ材からなり、基端が、略クランク状に屈曲しながら前記ダボ部材に回動自在に連結され、
前記中親骨の基端が前記受け骨先端の屈曲方向と逆方向に屈曲しているとともに、前記ワイヤバネの基端が開傘状態において前記下連棹の基端と同方向に鉤状に屈曲するように構成されていることで、閉傘状態では、前記中親骨が元親骨に対して前記受け骨と反対側に間隙を有して平行に集束するとともに、前記ワイヤバネが前記元親骨と前記中親骨に沿いつつ、前記中親骨と前記元親骨との前記間隙に陥入するように集束する、
ことを特徴とする折畳式傘とすることもできる。
本発明の折畳式傘によれば、元親骨と受け骨を展開時の傘布に対して幅広面が直交するように延長する扁平棒状とし、かつ、受け骨の先端を親骨側に略クランク状に屈曲させているとともに、下連棹の基端を親骨側から受け骨側に向かうように鉤状に形成し、扁平棒状の受け骨に穿設された孔にその鉤状の基端を挿通させている。そのため、開傘時の強度を確保しつつ、閉傘時には、下連棹の基端が親骨や受け骨に干渉せず、かつ、親骨と受け骨に沿って集束するため、折り畳み形状の細径化が達成できる。
===基本構造===
図1に、本発明の実施例における折畳式傘1の概略構造を示した。この図では、開傘状態における折畳式傘1の骨格を斜視図によって示している。当該折畳式傘1は、下ロクロ10の下端がハジキ5によって下方への摺動が禁止されて開傘状態が維持されている。この図に示すように、折畳式傘1の基本構造は、図6に示した折畳式傘1bと同様に、ヒンジ連結してなる3本の親骨(元親骨20,中親骨70,先親骨80)からなる3つ折式親骨を用いて構成されている。しかし、本発明の折畳式傘1は、元親骨20、受け骨30、下連棹40の連結構造や形状を工夫することで、強度を確保した上で、折り畳み時のサイズを極めて細くすることに成功している。
===骨材形状・連結構造===
図2に、本実施例の折畳式傘1における骨材やワイヤ状線材(ワイヤ材)の相互の連結構造を示した。(A)は、開傘途上あるいは閉傘途上における連結構造であり、(B)は、開傘状態における連結構造である。なお(B)には傘布6も含まれている。また、図3と図4に、図2(B)に楕円領域100で示した要部の拡大図を示した。図3は、図2(B)における矢印aにて示した方向から見た図であり、図4は斜視図である。
元親骨20と受け骨30は、扁平棒状の骨材で構成され、元親骨20における幅広面21と受け骨30の幅広面31とは、図3に示すように、僅かな間隙t1を有してほぼ平行となるように相互に連結されている。扁平棒状の元親骨20は、開傘状態において、中棒3から放射外方向に延長するとともに、傘布6に対して直交する方向110に幅広となっている。すなわち、開傘状態では、扁平棒状の元親骨20の狭小な面(縁辺)22側が傘布の面と平行となるように延長している。
具体的には、図3の円120内に示した元親骨20と受け骨30との連結構造のように、受け骨30の先端32が元親骨20側に略クランク状に屈曲し、受け骨30は、その略クランク状の先端平坦部33にて元親骨20に穿設された孔23にリベット34などによって回動可能に取り付けられている。それによって、対面している元親骨20と受け骨30のそれぞれの幅広面(21,31)には間隙t1が生じる。なお、各受け骨30は、連結される親骨20に対して全て同じ方向に屈曲している。
元親骨20の先端24には、コの字型断面形状をなすダボ部材(以下、中間ブラケット)50が、リベット51などにより首振り動作可能に軸支されている。また、ワイヤ材からなる中親骨70は、その基端71がループ状に屈曲され、当該ループ状基端71も前記中間ブラケット50における首振り動作の軸51に軸支されている。それによって中親骨70が回動可能となっている。
下連棹40は、ワイヤ材によって構成され、その基端41は、鉤状に屈曲している。受け骨30には、略クランク状の先端32の折れ曲がりの基点35側よりやや中棒3側に孔36が穿設されており、下連棹40の鉤状の基端41はこの孔36に引っ掛けられている。ところで、従来のU字溝状の骨材では、その溝の側壁に直接孔を穿設すると、この部分の強度が極度に不足し、骨材の曲がりや折れは、この孔の部分で発生しやすいことが知られているが、本実施例では、扁平棒状の受け骨30の厚さがU字溝の幅より薄ければ折り畳みサイズの細径化が可能であり、U字溝の骨材の板厚と比較すれば、かなり厚くすることが可能である。そのため、扁平棒状の骨材は、十分な強度を保ったまま直接他の骨材やワイヤ材と連結することができるのである。
下連棹40の先端42は、ループ状に屈曲し、そのループ状の先端42が中間ブラケット50における首振り動作の軸51がある端部とは反対側の端部にてリベット52などにより回動自在に軸支されている。なお、本実施例においても、従来例1bと同様に、ワイヤバネ60が中間のループ部61により、中親骨70に遊動可能に係止されている。ワイヤバネの基端62も、下連棹40の基端41と同様に鉤状に屈曲し、この基端62が元親骨20に穿設されている孔25に挿通されてワイヤバネ60と元親骨20とが連結されている。また本実施例では、中親骨70の基端71側に略クランク状に屈曲する部分(略クランク部73)が形成され、当該略クランク部73の屈曲方向は、受け骨30における略クランク状の先端32の屈曲方向とは反対方向となっており、受け骨30と中親骨70は、図5(A)に示すように、親骨20に対して間隙(t1,t2)を有しつつ対称となるように配置されているとともに、ワイヤバネ60の鉤状の基端62は、下連棹40のフック部42と同方向に屈曲している。
なお、先親骨80、中親骨70、ワイヤバネ60の連結構造は、図6に示した従来の傘1bにおける連結構造とほぼ同様である。本実施例ではこれらの骨材やワイヤ材の連結に介在するダボ部材53の形状が中間ブラケット50と同様の形状である、という点だけが従来例とは異なっている。
===集束機構===
図5に、相互に連結している骨材やワイヤ材の閉傘時における集束状態を示した。この図では、一つの元親骨20について、互いに連結関係にある骨材やワイヤ材の集束状態が示されており、(A)は、扁平棒状の親骨20や受け骨30を縁辺(22,37)側から見たときの集束状態であり、(B)は、扁平面(21,31)側から見たときの集束状態を示している。図中では、各骨材やワイヤ材の種別に応じてハッチングを変えて示している。なお、本実施例においても、従来例の傘1bと同様に、閉傘状態における親骨(20,70,80)の屈曲点を上ロクロ2と下ロクロ10の間に配置させることで、折り畳み時の細径化を図っている。その上で、本実施例では、上ロクロ2に直接枢支されて傘布6からの力を最も受ける元親骨20を、図2(B)に示した開傘時における傘布6に直交する方向(図1:符号110)、すなわち、元親骨20が最も折れたり曲がったりし易い力の方向が幅広面21となる扁平棒状の骨材で構成し、受け骨30についても扁平棒状とすることで、元親骨20や受け骨30の強度を確保しつつ、さらなる細径化を図っている。
加えて、本実施例の折畳式傘1では、閉傘時において連結関係にある骨材やワイヤ材が相互に干渉しないように、骨材やワイヤ材の形状や連結構造をも工夫し、折り畳みサイズを極めて細くすることに成功している。
具対的には、受け骨30の先端32を略クランク状に屈曲させて元親骨20と受け骨30と間に間隙t1を設けるとともに、下連棹40の鉤状基端41をこの間隙t1側から受け骨20の孔36に挿通させている。それによって、集束時に下連棹40における鉤状の基端41による厚みがこの間隙t1で吸収される。そして、下連棹40が受け骨30の幅広面31に沿うように集束する。もし、受け骨30の先端34が略クランク状に屈曲していなければ、集束時に受け骨30の先端34側にて下連棹40の鉤状の基端41が受け骨30と元親骨とに挟持されることで干渉し、元親骨20と受け骨30がこの干渉部を起点にして基端(26,38)に向けて末広がりとなってしまう。元親骨20と受け骨30のそれぞれの基端(26,38)は、それぞれ上下のロクロ(2,10)に枢支されているので、元親骨20と受け骨30の中央部が互いに離間するように撓んで膨らみ、折り畳み時の細径化を阻害してしまう。
また、本実施例では、中親骨70の基端71側にも親骨方向に屈曲する略クランク部73が形成されている。それによって、中親骨40が元親骨の20幅広面と若干の間隙t2をもって幅広面に沿って集束する。そして、ワイヤバネ60の鉤状の基端62の厚さがこの間隙t2によって吸収されるとともに、ワイヤバネ60が中親骨70と元親骨20の幅広面21とに沿うように集束する。そのため、折り畳み時のさらなる細径化に成功している。
本発明の実施例における折畳式傘の骨格構造を示す図である。 上記折畳式傘における骨材やワイヤ材の連結構造を示す図である。 上記折畳式傘の要部を拡大した平面図である。 上記要部を拡大した斜視図である。 上記折畳式傘を閉じたときの骨材やワイヤ材の集束状態を示す図である。 従来の折畳式傘における骨材やワイヤ材の連結構造を示す図である。
符号の説明
1、1b 折畳式傘
2 上ロクロ
3 中棒
4 露先
6 傘布
10 下ロクロ
20、20b 元親骨
30、30b 受け骨
34 受け骨先端
40、40b 下連棹
60、60b ワイヤバネ
70、70b 中親骨
73 略クランク部
80、80b 先親骨

Claims (2)

  1. 細棒状の骨材からなり、その基端が中棒上端に固定された上ロクロに枢支される元親骨と、
    細棒状の骨材からなり、その基端が中棒に対して摺動自在な下ロクロに枢支されるとともに、元親骨に回動自在に連結される受け骨と、
    細棒状の骨材からなり、その基端が受け骨の延長方向途上に回動自在に連結されるとともに、先端が元親骨の先端に首振り動作可能に取り付けられたダボ部材に回動自在に連結されて、下ロクロの上下摺動により展開・集束する受け骨に連動して親骨を屈伸させるためのリンク機構を形成する下連棹と、
    を備えた折畳式傘であって、
    前記元親骨と前記受け骨は、開傘状態において、中棒から放射状に延長する扁平棒状であるとともに、当該扁平棒状の幅広面が傘布に対して直交し、
    前記受け骨は、先端側の幅広面が親骨側に向かって所定方向に屈曲しつつ元親骨に沿って平行となるように略クランク状に屈曲し、当該先端が元親骨に直接回動自在に連結されることで、閉傘状態において、元親骨と間隙を有してほぼ平行に集束し、
    前記下連棹は、基端が鉤状に屈曲し、当該基端が受け骨に穿設された孔に前記親骨側から挿通されて受け骨と連結することで、閉傘状態では前記間隙に嵌入しつつ元親骨と受け骨に沿って集束する
    ことを特徴とする折畳式傘。
  2. 先端が中親骨の先端に回動自在に連結されるとともに、当該中親骨に遊動可能に係止されて、前記親骨の屈伸動作によって前記中親骨にスプリングアクションを与えるために架橋装設された細線状のワイヤバネを備え、
    当該ワイヤバネは、基端が鉤状に屈曲して前記元親骨の先端側に穿設された孔に回動自在に係止されることで架橋装設され、
    前記中親骨は、細線状のワイヤ材からなり、基端が、略クランク状に屈曲しながら前記ダボ部材に回動自在に連結され、
    前記中親骨の基端が前記受け骨先端の屈曲方向と逆方向に屈曲しているとともに、前記ワイヤバネの基端が開傘状態において前記下連棹の基端と同方向に鉤状に屈曲するように構成されていることで、閉傘状態では、前記中親骨が元親骨に対して前記受け骨と反対側に間隙を有して平行に集束するとともに、前記ワイヤバネが前記元親骨と前記中親骨に沿いつつ、前記中親骨と前記元親骨との前記間隙に陥入するように集束する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折畳式傘。
JP2008034796A 2008-02-15 2008-02-15 折畳式傘 Active JP5227606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008034796A JP5227606B2 (ja) 2008-02-15 2008-02-15 折畳式傘

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008034796A JP5227606B2 (ja) 2008-02-15 2008-02-15 折畳式傘

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009189641A JP2009189641A (ja) 2009-08-27
JP5227606B2 true JP5227606B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=41072238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008034796A Active JP5227606B2 (ja) 2008-02-15 2008-02-15 折畳式傘

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5227606B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112019012168B1 (pt) * 2016-12-21 2023-10-03 Ethicon Llc Instrumento cirúrgico para realizar procedimentos cirúrgicos minimamente invasivos e laparoscópicos

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336019A (ja) * 2001-05-14 2002-11-26 Kazuo Harasawa 折畳式洋傘
JP2003052431A (ja) * 2001-08-08 2003-02-25 Imaizumi Seisakusho:Kk 折り畳み傘
JP3094912U (ja) * 2002-12-26 2003-07-11 福田 劉 折り畳み傘の骨組みの構造
JP4881609B2 (ja) * 2005-11-24 2012-02-22 株式会社シューズセレクション 折畳式傘

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009189641A (ja) 2009-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100705063B1 (ko) 영상 디스플레이 장치의 스탠드
TWI335376B (en) Hebevorrichtung fuer eine zweifluegelige faltkpappe
TWI291513B (en) Hinge
JP5227606B2 (ja) 折畳式傘
JP2008113859A (ja) ロールペーパーホルダー
JP6732397B2 (ja) 引込み装置及び引込み装置セット
JP4881609B2 (ja) 折畳式傘
JP5205065B2 (ja) 扁平折畳式傘
JP5081445B2 (ja) 折畳式傘
JP4452709B2 (ja) 折畳式傘
JP3173708U (ja) 強風対応折り畳み傘の傘骨構造
JP3771250B2 (ja) 折畳式傘
KR200355861Y1 (ko) 권취식 방충망의 개폐구조
JP3171063U (ja) 折り畳み傘のリンク部材構造
JP4448215B2 (ja) 幕板付き折り畳みテーブル
JP2009125278A (ja)
JP3188903U (ja)
JP7440154B1 (ja)
JP2006102534A (ja) 折畳式傘
JP2008223476A (ja) 網戸装置
JP3860816B2 (ja) 洋傘
JP6513149B2 (ja) 扉閉鎖順位調整器
JP3133481U (ja) 折り畳み式ハンガー
JP3051837B1 (ja) 折畳み傘用の骨アセンブリ
WO2006025151A1 (ja) 折畳式傘

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5227606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250