JP5204174B2 - 商品販売システム、商品情報処理装置、プログラム、および決済装置 - Google Patents

商品販売システム、商品情報処理装置、プログラム、および決済装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、商品販売システム、商品情報処理装置、プログラム、および決済装置に関する。
従来、POS端末とは別の装置で購入予定の商品が仮登録(カウント)され、その仮登録内容に対応した仮登録情報の情報コードが2次元コードとして紙片に印字され、POS端末でその情報コードが読み取られて決済等の処理が行われるシステムが知られている。当該システムでは、客は、仮登録後、決済を行うため、購入予定商品とともに紙片をPOS端末に持って行く。
この種のシステムでは、仮登録後に購入予定商品として新たな商品(未登録商品)が追加されるのを抑制することが望ましい。
本発明の実施形態にかかる商品情報提供システムにあっては、商品の商品コードと当該商品の数量とを含む仮登録情報を示す符号化された情報コードを出力する商品情報処理装置と、前記情報コードを紙片に印字するプリンタと、前記紙片に印字された前記情報コードを読み取り当該情報コードに対応した前記仮登録情報に基づく販売登録処理ならびに決済処理を実行可能な決済装置と、を備えた、商品販売システムであって、前記商品情報処理装置は、前記商品コードを読み取る読取制御部と、前記読取制御部で読み取られた前記商品コードと当該商品コードの商品の数量と、前記読取制御部で前記商品コードを読み取ることができない未登録商品の数量とを含む前記仮登録情報を生成する仮登録情報生成部と、前記仮登録情報生成部で生成された前記仮登録情報を所定の符号化方式で符号化して前記情報コードを生成する情報コード生成部と、前記仮登録情報に対応した前記商品の総計量値を読み込む計量値読込部と、前記情報コード生成部で生成された前記情報コードならびに前記計量値読込部で読み込まれた前記商品の総計量値を出力する出力制御部と、を有し、前記プリンタは、前記未登録商品の数量、前記情報コードおよび前記総計量値を、前記紙片に印字することを特徴の一つとする。
図1は、本発明の一実施形態にかかる商品情報処理装置を含む商品販売情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態にかかる商品情報処理装置としての携帯端末の一構成例を示す斜視図である。 図3は、図2の携帯端末を別の角度から見た斜視図である。 図4は、図2の携帯端末のキー部の概略構成を示す平面図である。 図5は、本発明の一実施形態にかかる商品情報処理装置としての携帯端末の一例を示すブロック図である。 図6は、本発明の一実施形態にかかる商品情報処理装置としての携帯端末のCPUの一例を示すブロック図である。 図7は、本発明の一実施形態にかかる商品販売情報処理システムに含まれる決済装置の一例を示すブロック図である。 図8は、本発明の一実施形態にかかる商品情報処理装置で印字される紙片の一例を示す図である。 図9は、本発明の一実施形態にかかる商品情報処理装置で印字される紙片の別の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号が付与され、重複する説明が省略される。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態では、商品販売情報処理システム1は、店舗システムとして構成され、ストアサーバ2とPOS(Point Of Sales)端末3とを含んでいる。ストアサーバ2とPOS端末3とは、LAN(Local Area Network)等の電気通信回線4を介して電気的に接続されている。
また、本実施形態の商品販売情報処理システム1には、事前処理システム5が含まれている。事前処理システム5は、比較的容易に使用場所を変更できる可搬型の装置を含んで構成され、商品情報処理装置としての携帯端末6、携帯プリンタ7、および計量器8を有している。通信装置9と携帯端末6の間、携帯端末6と携帯プリンタ7との間、ならびに携帯端末6と計量器8との間では、無線(例えば、無線LANや赤外線通信等)によって通信が行われる。なお、携帯端末6は、プリンタを一体に含む端末として構成することもできる。また、事前処理システム5の各構成要素間を、有線接続することもできる。
事前処理システム5は、客が購入しようとする商品(購入予定商品)を仮登録(カウント)することができる。したがって、例えば、夕方の混雑時など、POS端末3の前で多数の客が待機しているような状況では、オペレータが、事前処理システム5を用いて購入予定商品の仮登録作業を予め済ませておくことで、POS端末3では、仮登録の内容を示す仮登録情報(購入予定商品情報)を利用し、オペレータによる購入予定商品の登録作業を省略できる。よって、POS端末3での処理時間を短縮して、客の待ち時間を減らすことができる。POS端末3は、決済装置に相当する。また、本実施形態では、事前処理システム5は、可搬型の装置によって構成されているため、オペレータは、一時的な事前処理システム5の準備や撤収を比較的簡単に行うことができる。なお、POS端末3は、購入予定商品の登録機能も有しているため、事前処理システム5で仮登録されていない購入予定商品の登録も行うことができるし、事前処理システム5で仮登録できなかった商品の登録を行ったり、事前処理システム5で仮登録済みであるものの何らかの不都合が生じた場合に、購入予定商品の登録をやり直したりすることもできる。
本実施形態では、事前処理システム5で仮登録した購入予定商品の内容は、媒体(例えば紙片10,10A等、図8,9参照)に記録された情報コード(例えば、1次元コード、2次元コード等)を介して、POS端末3に伝達される。すなわち、事前処理システム5は、購入予定商品を仮登録する機能と、その内容を示す情報コードを媒体に出力する機能とを、有する。紙片を媒体とする場合、購入予定商品を仮登録する機能は携帯端末6が担い、情報コードを紙片に印字出力する機能は携帯プリンタ7が担う。例えば、客は、事前処理システム5で仮登録済みの購入予定商品とともに紙片(レシート)10,10Aを持ってPOS端末3へ行き、紙片10,10AをPOS端末3のオペレータへ渡す。POS端末3は、オペレータの操作にしたがって、紙片10,10Aに印字された情報コードを読み取って、購入予定商品の内容を読み込み、当該購入予定商品の販売登録処理や決済処理等を行う。
上述したように、本実施形態では、携帯端末6は、オペレータ(店員等)に操作される携帯型の情報処理端末として構成されている。携帯端末6は、図2,3に示すように、略直方体の外観を呈しており、オペレータが片手で操作できるように構成されている。
携帯端末6は、外郭をなす筐体6aを有している。図2に示すように、筐体6aの正面側には、液晶ディスプレイ等のディスプレイ6bや、キー部6c等が設けられている。一方、図3に示すように、筐体6aの裏面側には、スキャナ6dや、バッテリ6e等が設けられている。なお、スキャナ6dは、凹部6fの奥側に配置されている。また、図2,3に示すように、筐体6aの左右両側面の中央部には、トリガスイッチ6g,6hが設けられている。オペレータは、これらトリガスイッチ6g,6hを操作することで、スキャナ6dによる商品コード(商品に付与された情報コード)の読み取りの開始あるいは停止を指示することができる。また、筐体6aの左側面の下部には、第一の無線通信インタフェース(I/F)62e(図5参照)の投受光窓6iが設けられている。
バッテリ6eは、筐体6aの裏面の下部に着脱自在に装着されている。オペレータは、筐体6aの右側面の下部に設けられたリリーススイッチ6jを操作することで、バッテリ6eを筐体6aから取り外すことができる。携帯端末6は、このバッテリ6eの電力によって動作する。
キー部6cは、図4に示すように、「0」〜「9」の値数キーや小数点キーを含むテンキー6c1や、エンターキー6c2、バックスペースキー6c3、クリアキー6c4、シフトキー6c5、電源キー6c6、第一のマジックキー6c7、第二のマジックキー6c8等を有している。
スキャナ6dは、商品コード(例えば、バーコード等の一次元コードや二次元コード等)を光学的に読み取る。各商品には、例えば、商品識別情報としての商品コードが、バーコードの形態で付与されている。
また、携帯端末6は、図5に示すように、CPU(Central Processing Unit)61や、ROM(Read Only Memory)62a、RAM(Random Access Memory)62b、NVRAM(Non Volatile Ram)62c、時計部62d、第一の無線通信インタフェース(I/F)62e、第二の無線通信インタフェース(I/F)62f、スキャナコントローラ62g、ディスプレイコントローラ62h、キーコントローラ62i等を備えている。これら各構成要素は、アドレスバス、データバス等のバスライン62jを介して相互に電気的に接続されている。
CPU61は、ROM62a等に記憶されたコンピュータ読み取り可能な各種プログラムを実行することにより、携帯端末6を制御する。ROM62aは、CPU61が実行する各種データや、各種プログラム(BIOS(Basic Input Output System)プログラム、アプリケーションプログラム、デバイスドライバプログラム等)等を記憶する。RAM62bは、CPU61が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。NVRAM62cは、電源がオフされた状態でも、後述する鍵(データ)等の各種データを記憶することができる。
本実施形態では、携帯端末6用のプログラムに、スキャナコントローラ62gおよびスキャナ6dを制御して商品コードを読み取るモジュールや、仮登録情報としての購入予定商品情報を生成するモジュール、購入予定商品情報等を符号化して情報コードを生成するモジュール、計量器8を制御して購入予定商品の計量値を読み込むモジュール、情報コードや、計量値、その他の情報等を印字出力するモジュール等が含まれる。よって、携帯端末6のCPU61は、プログラムにしたがって、図6に示すように、読取制御部61aや、計量器制御部61b、情報生成部61c、情報コード生成部(符号化部)61d、出力制御部61e等として動作する。情報生成部61cは、仮登録情報生成部に相当する。また、計量器制御部61bは、計量値読込部に相当する。
また、図5に示す時計部62dは、現在の日時を計時する。第一の無線通信インタフェース62eは、携帯プリンタ7とのデータ通信を制御する。第二の無線通信インタフェース62fは、通信装置9とのデータ通信を制御する。これらの通信方式としては、種々の方式を採用することができる。
スキャナコントローラ62gは、スキャナ6dで読み取られたデータの信号を受け取ってCPU61に送る。ディスプレイコントローラ62hは、ディスプレイ6bを制御して、CPU61から受け取ったデータに対応した画像(文字、数字等も含む)を表示させる。キーコントローラ62iは、キー部6cやトリガスイッチ6g,6hから出力される信号を受け取ってCPU61へ送る。
携帯プリンタ7は、携帯端末6から受け取ったデータを用紙に印字する。携帯プリンタ7は、例えば、用紙ロールから引き出された帯状用紙に印字するサーマルプリンタとして構成することができる。携帯プリンタ7には、カッタ(図示せず)が設けられており、オペレータは、データが印字された帯状用紙をカッタで切ることで、画像がプリントされた紙片を得ることができる。また、携帯プリンタ7が、帯状用紙を切断する機能を備えることもできる。本実施形態では、この携帯プリンタ7で、上述したように携帯端末6で仮登録された購入予定商品を示すデータが符号化された情報コード(例えば二次元コード)が印字された紙片10(図8等参照)が作成される。
また、図7に示すように、POS端末3は、CPU(Central Processing Unit)31や、ROM(Read Only Memory)32a、RAM(Random Access Memory)32b、時計部32c、I/O(Input/Output)ポート32d、ネットワークインタフェース32g、キーボードコントローラ32h、タッチパネルコントローラ32i、ディスプレイコントローラ32j、プリンタコントローラ32k、スキャナコントローラ32m,32n、記憶装置コントローラ32p、計量器コントローラ32q等を備えている。そして、図7に示すように、これら各構成要素は、アドレスバス、データバス等のバスライン32rを介して相互に接続されている。
CPU31は、ROM32a等に記憶されたコンピュータ読み取り可能な各種プログラムを実行することにより、POS端末3を制御する。ROM32aは、CPU31が実行する各種データや、各種プログラム(BIOSプログラム、アプリケーションプログラム、デバイスドライバプログラム等)等を記憶する。RAM32bは、CPU31が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。
本実施形態では、POS端末3用のプログラムに、情報コード10aを読み取るモジュールや、情報コード10aを所定の符号化形式で復号(デコード)するモジュール、計量器33iを制御して購入予定商品の計量値を読み込むモジュール、計量値の現在の実測値(POS端末3での計量値)と事前の計測値(事前処理システム5での計量値)とを比較して決済可能な状態にあるか否かを判定するモジュール、販売登録処理を行うモジュール、決済処理を行うモジュール等が含まれる。よって、POS端末3のCPU31は、プログラムにしたがって、情報コード読取部や、符号化部、計量器制御部(計量値読込部)31a、判定部31b、販売登録部、決済部等として動作する(計量器制御部31aおよび判定部31b以外は図示せず)。
また、時計部32cは、現在の日時を計時する。I/Oポート32dは、モードスイッチ32eからのモード選択信号を入力するとともにドロワ(図示せず)の引出しを自動開放させるドロワ開放装置32fに信号を出力する。ネットワークインタフェース(I/F)32gは、電気通信回線4等を通じて接続される他の装置とのデータ通信を制御する。キーボードコントローラ32hは、キーボード33aから操作キーに対応したキー信号を受け取ってCPU31に送る。タッチパネルコントローラ32iは、客用のディスプレイ33cを制御して、CPU31から受け取ったデータに対応した画像等を表示させるとともに、ディスプレイ33cに設けられたタッチパネルセンサ33bからの信号を受け取ってCPU31に送る。ディスプレイコントローラ32jは、オペレータ用のディスプレイ33dを制御して、CPU31から受け取ったデータに対応した画像等を表示させる。プリンタコントローラ32kは、レシート/ジャーナル(R/J)プリンタ33eを制御してCPU31から供給されるデータをもとにレシート印字及びジャーナル印字を行わせる。スキャナコントローラ32m,32nは、バーコードスキャナ33fあるいはCCDスキャナ33gが読み取ったデータの信号を受け取ってCPU31へ送る。
記憶装置コントローラ32pは、CPU31からの指示信号に基づいて不揮発性の記憶部としての記憶装置33hに対するデータの書き込みおよび読み出しを制御する。記憶装置33hは、OS(Operating System)プログラムや、アプリケーションプログラム、デバイスドライバプログラム等の他、各種のデータを記憶する。
また、計量器コントローラ32qは、CPU31からの指示信号に基づいて計量器33iを制御するとともに、計量器33iから計量値を受け取ってCPU31へ送る。
上述したように、本実施形態にかかる商品販売情報処理システム1では、図8,9に示すように、事前処理システム5(携帯プリンタ7)で、仮登録された購入予定商品を示す購入予定商品情報が符号化された情報コード(例えば二次元コード)10aが印字された紙片10,10Aが作成される。
すなわち、購入予定商品の仮登録に際し、事前処理システム5では、まず、携帯端末6のCPU61が、読取制御部61aとして動作してスキャナ6dを制御し、購入予定商品の商品コードを読み取る。次に、CPU61は、情報生成部61cとして動作し、通し番号(No.)や、読み取られた商品コード、数量、付加情報等を含む購入予定商品情報を生成する。購入予定商品情報は、例えば、複数の商品のそれぞれについての通し番号や、商品コード、数量、付加情報等が、所定の順序(例えば、読み取られた順序)に羅列されたデータであることができる。また、付加情報は、例えば、割引情報や、ポイント情報等である。また、付加情報や数値は、キー部6cの操作によっても、入力することができる。また、購入予定商品情報は、商品の数や、購入予定商品情報のデータサイズ、購入予定商品情報の作成時刻、購入予定商品情報の有効期限等を含むヘッダ情報を有することができる。購入予定商品情報の有効期限(例えば20分)が設定された場合、POS端末3は、有効期限を過ぎた購入予定商品情報を無効として、取り扱わない。次に、携帯端末6のCPU61は、情報コード生成部61dとして動作し、購入予定商品情報を、所定の符号化形式で符号化して、情報コード10aを生成する。
また、事前処理システム5では、携帯端末6のCPU61が、計量器制御部61bとして動作して計量器8を制御し、購入予定商品の計量値を読み込む。この際、計量器制御部61bは、購入予定商品を入れたかご等の入れ物も含む計量値を読み込んでも良いし、計量した入れ物の重量を減算した購入予定商品の中身の計量値を読み込んでもよい。ただし、入れ物の重量が含まれているか含まれていないかは、予め設定されたり、情報コード10aに符号化される購入予定商品情報に含まれたりするなどして、POS端末3が認識できるようになっている。
次に、CPU61は、出力制御部61eとして動作し、図8に示すように、携帯プリンタ7に、情報コード10aや購入予定商品の計量値(を示す文字、記号、数値などの画像)10b等を含む画像を印字させる。なお、この際、携帯端末6がストアサーバ2等と通信することにより、CPU61が、購入予定商品の合計金額を算出し、携帯プリンタ7を制御して、合計金額を紙片10に印字させることができる。客は、このようして作成された紙片10を、入れ物に入れられた購入予定商品(実物)とともに、POS端末3へ持って行く。
上述したように、携帯プリンタ7から出力された紙片10には、図8に示すように、購入予定商品の計量値10bが印字されている。このように計量値10bが印字されることによって、客は、購入予定商品がその重量(計量値)によって管理されていることを認識することができる。
POS端末3では、CPU31が、CCDスキャナ33gを制御して紙片10に印字された情報コード10aを読み取る。そして、CPU31は、読み取った情報コード10aを復号(デコード)して、購入予定商品情報を得る。
また、POS端末3では、オペレータが、紙片10に印字された計量値10bを視認して、キーボード33a等を使用して計量値10bの値を入力する。これにより、CPU31は、客が持ってきた購入予定商品の事前処理システム5での計量値を得る。
また、POS端末3のCPU31は、計量器制御部31aとして動作し、計量器33iを制御して、客が持ってきた購入予定商品の計量値(POS端末3での計量値)を読み込む。
そして、POS端末3のCPU31は、判定部31bとして動作し、計量器制御部31aから受け取った計量値(POS端末3での計量値)と、キーボード33aで入力された計量値(事前処理システム5での計量値)とを比較して、それらの差分が所定の範囲内であった場合に、購入予定商品に商品の追加がなく、有効(決済可能)であると判定する。
判定部31bが有効(決済可能)であると判定した場合、CPU31は、販売登録部および決済部として動作し、情報コード10aの復号によって得られた購入予定商品情報に基づいて販売登録(本登録)や決済等を実行する。一方、判定部31bが無効(決済不可能)であると判定した場合、CPU31は、ディスプレイ33c,33dや、スピーカ、ブザー等(図示せず)を制御して、無効であった旨、および購入予定商品の登録処理を改めて実行する旨(POS端末3でやり直す旨)を、表示あるいは音声として出力する。この販売登録のやり直しの後、POS端末3では、決済等が実行される。なお、無効(決済不可能)であると判定された場合、POS端末3での処理を中止し、事前処理システム5で改めて仮登録処理を実行することも可能である。
上述したように、本実施形態では、紙片10に計量値10bが印字されることによって、客は、購入予定商品がその重量(計量値)によって管理されていることを認識することができる。したがって、本実施形態によれば、客が事前処理システム5で仮登録処理を受けてからPOS端末3で決済処理を受けるまでの間、すなわち客が事前処理システム5の位置からPOS端末3の位置へ移動するまでの間に、客が購入予定商品(を入れた入れ物)に未登録の商品を追加するのを、抑制することができる。仮に、POS端末3で仮登録後に商品が追加されたことが判明した場合、POS端末3では、購入予定商品の登録(カウント)が改めて実行されることになるため、事前処理システム5による利点が損なわれてしまう。この点、本実施形態によれば、事前処理システム5の利点が損なわれるのを抑制することができる。また、本実施形態によれば、商品の不正な持ち出しを抑制することができるという利点もある。
また、図9の紙片10Aには、客による商品の追加を抑制する旨の表示情報10cが印字されている。この表示情報10cは、携帯端末6のCPU61が、出力制御部61eとして動作し、紙片10Aに、情報コード10aや計量値10bとともに、印字することができる。表示情報10cのデータは、ROM62aやNVRAM62c等の記憶部に記憶されている。この例によれば、表示情報10cによって、客に、商品の追加を行わないよう、直接的に示すことができるので、事前処理システム5の利点が損なわれるのをより一層抑制することができる。
また、携帯端末6のCPU61は、情報コード生成部61dとして動作する際、購入予定商品情報とともに計量値を符号化して、情報コード10aを生成することができる。この場合、POS端末3のCPU31は、情報コード10aを復号することによって、購入予定商品情報とともに計量値を得ることができるので、オペレータによる事前処理システム5での計量値の入力が不要となる。さらに、その場合、紙片10,10Aへの計量値10bの印字を省略することができる。計量値10bが印字されていなくても、POS端末3で購入予定商品の重量(計量値)の比較によって、有効か無効かの判定を行うことができ、商品の不正な持ち出し等は抑制することができる。ただし、その場合、計量値10bの印字によって客に対して商品の追加を抑制する効果は得られなくなるため、紙片10,10Aには、客による商品の追加を抑制する旨の表示情報10cを印字しておくのが好適である。なお、携帯端末6のCPU61は、計量値の情報コード(図示せず)を、購入予定商品情報の情報コード10aとは別に生成して、紙片に印字してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、商品販売情報処理システムは、上記実施形態の事前処理システムに替えて、プリンタを含む商品情報処理装置としての事前処理装置を含む構成とすることができる。また、各構成要素(商品販売処理システム、事前処理システム、商品情報処理装置、携帯端末、スキャナ、計量器、プリンタ、紙片、決済装置、POS端末等)のスペック(方式や、構造、形状、大きさ、配置、位置、個数等)は、適宜に変更して実施することができる。
上記実施形態によれば、仮登録後に購入予定商品として新たな商品(未登録商品)が追加されるのを抑制することができる。
3…POS端末(決済装置)
6…携帯端末(商品情報処理装置)
7…携帯プリンタ(プリンタ)
10,10A…紙片
10a…情報コード
10b…計量値
10c…表示情報
61a…読取制御部
61b…計量器制御部(計量値読込部)
61c…情報生成部(仮登録情報生成部)
61d…情報コード生成部
61e…出力制御部
特開2004−102423

Claims (7)

  1. 商品の商品コードと当該商品の数量とを含む仮登録情報を示す符号化された情報コードを出力する商品情報処理装置と、前記情報コードを紙片に印字するプリンタと、前記紙片に印字された前記情報コードを読み取り当該情報コードに対応した前記仮登録情報に基づく販売登録処理ならびに決済処理を実行可能な決済装置と、を備えた、商品販売システムであって、
    前記商品情報処理装置は、
    前記商品コードを読み取る読取制御部と、
    前記読取制御部で読み取られた前記商品コードと当該商品コードの商品の数量と、前記読取制御部で前記商品コードを読み取ることができない未登録商品の数量とを含む前記仮登録情報を生成する仮登録情報生成部と、
    前記仮登録情報生成部で生成された前記仮登録情報を所定の符号化方式で符号化して前記情報コードを生成する情報コード生成部と、
    前記仮登録情報に対応した前記商品の総計量値を読み込む計量値読込部と、
    前記情報コード生成部で生成された前記情報コードならびに前記計量値読込部で読み込まれた前記商品の総計量値を出力する出力制御部と、
    を有し、
    前記プリンタは、前記未登録商品の数量、前記情報コードおよび前記総計量値を、前記紙片に印字する、商品販売システム。
  2. 前記情報コード生成部は、前記仮登録情報生成部で生成された前記仮登録情報および前記計量値読込部で読み込まれた前記総計量値を所定の符号化方式で符号化して前記情報コードを生成する、請求項1に記載の商品販売システム。
  3. 商品の商品コードと当該商品の数量とを含む仮登録情報を示す符号化された情報コードを出力する商品情報処理装置と、前記情報コードを紙片に印字するプリンタと、前記紙片に印字された前記情報コードを読み取り当該情報コードに対応した前記仮登録情報に基づく販売登録処理ならびに決済処理を実行可能な決済装置と、を備えた、商品販売システムであって、
    前記商品情報処理装置は、
    前記商品コードを読み取る読取制御部と、
    前記読取制御部で読み取られた前記商品コードと当該商品コードの商品の数量と、前記読取制御部で前記商品コードを読み取ることができない未登録商品の数量とを含む前記仮登録情報を生成する仮登録情報生成部と、
    前記仮登録情報に対応した前記商品の総計量値を読み込む計量値読込部と、
    前記仮登録情報生成部で生成された前記仮登録情報および前記計量値読込部で読み込まれた前記総計量値を所定の符号化方式で符号化して前記情報コードを生成する情報コード生成部と、
    前記情報コード生成部で生成された前記情報コードおよび前記未登録商品の数量を出力する出力制御部と、
    を有した、商品販売システム。
  4. 前記出力制御部は、さらに、客による商品の追加を抑制する旨の表示情報を出力し、
    前記プリンタは、さらに、前記表示情報を、前記紙片に印字する、請求項3に記載の商品販売システム。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の商品販売システムで用いられる前記商品情報処理装置。
  6. コンピュータを、請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の商品販売システムに含まれる前記商品情報処理装置の、前記読取制御部、前記仮登録情報生成部、前記情報コード生成部、前記計量値読込部、および前記出力制御部として機能させるプログラム。
  7. 請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の商品販売システムに含まれる前記商品情報処理装置で出力された情報コードを読み取って決済処理を実行する決済装置。
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