JP2012059166A - 商品データ処理装置とそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】賞味期限がせまっている商品をレシートに印字する。
【解決手段】商品の識別子を入力する入力手段と、現在の日を計時する計時手段と、商品の識別子に対応して商品の賞味期限を記憶する記憶部から、前記入力手段により入力された識別子に対応する商品の賞味期限を取得する取得手段と、前記計時手段による値と前記取得手段により取得した値を比較して閾値を超えているかを検知する検知手段と、前記検知手段により閾値を超えていると検知すると、当該商品に賞味期限が近いことをレシートに印字する印字手段と、を有することを特徴とする商品データ処理装置。
【選択図】図4
【解決手段】商品の識別子を入力する入力手段と、現在の日を計時する計時手段と、商品の識別子に対応して商品の賞味期限を記憶する記憶部から、前記入力手段により入力された識別子に対応する商品の賞味期限を取得する取得手段と、前記計時手段による値と前記取得手段により取得した値を比較して閾値を超えているかを検知する検知手段と、前記検知手段により閾値を超えていると検知すると、当該商品に賞味期限が近いことをレシートに印字する印字手段と、を有することを特徴とする商品データ処理装置。
【選択図】図4
Description
本発明の実施形態はPOS端末などの商品データ処理装置に関する。
例えば小売店などで食品を販売する場合、顧客に賞味期限間近の商品を販売する場合がある。
しかし、賞味期限間近の商品であるため、当該商品を購入した顧客は、その期限を超過してしまうおそれがある。
そこで上記課題を解決するため、本発明の実施形態では次のような手段を講じている。商品の識別子を入力する入力手段と、現在の日を計時する計時手段と、商品の識別子に対応して商品の賞味期限を記憶する記憶部から、前記入力手段により入力された識別子に対応する商品の賞味期限を取得する取得手段と、前記計時手段による値と前記取得手段により取得した値を比較して閾値を超えているかを検知する検知手段と、前記検知手段により閾値を超えていると検知すると、当該商品に賞味期限が近いことをレシートに印字する印字手段と、を有することを特徴とする商品データ処理装置である。
以下に本発明の実施の形態の一例を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では商品データ処理装置の一例としてPOS端末を例に説明する。
図1は本実施例で使用するPOS端末50のブロック図である。このPOS端末50には、演算装置・制御装置としてのCPU1を設ける。このCPU1には、アドレスバス、データバスなどのバスライン2を介して、ROM3(Read Only Memory)、RAM4(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)コントローラー5、キーボードコントローラー7、客用表示コントローラー9、店用表示コントローラー11、プリンタコントローラー13、タイマー15I/O(Input/Output)ポート16を接続する。前述した、これらの各コントローラーには、HDD6、キーボード8、客用表示器10、店用表示器12、プリンタ14を接続する。また、I/Oポート16には、図示しないモードスイッチとドロワを接続する。
ROM3には、CPU1によって読み出されて当該CPU1を様々な機能として働かせるプログラムや当該プログラムによるデータ処理の対象となる固定的なデータを格納する。RAM4には、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアが動的に形成する。また、このROM3には賞味期限が迫っているか否かの閾値を記憶する。
HDDコントローラー5は、CPU1などからの指令に応じてHDD6の所定領域に記憶されているデータやプログラムなどを読出し、この読出したデータやプログラムなどをバスライン2に送出したり、バスライン2から受取ったデータやプログラムなどをHDD6の所定領域に記憶したり、HDD6に対するデータなどの読み書きの制御を行う。
キーボードコントローラー7は、キーボード8からの入力信号を処理し、操作されたキーに対応するキーコードなどをバスライン2に送出するものである。このキーボードコントローラー7に接続されているキーボード8は、テンキー、PLUキー、小計キー、預/現計キー、などを設ける。
客用表示コントローラー9は、顧客に対して取引結果などを表示する客用表示器10を制御し、CPU1などからの指令に応じてバスライン2から受取ったデータなどに基づく情報を客用表示器10の画面に表示する。同様に、店用表示コントローラー11は、キャッシャに対して取引結果などを表示する店用表示器12の画面表示を制御する。
プリンタコントローラー13は、用紙に所定の情報を印字する印字部や所定情報が印字された用紙を切断するカッターなどを備えたプリンタ14を制御する。このプリンタコントローラー13によって制御されるプリンタ14は、ロール状に巻かれた状態で納められている長尺紙の端を印字の際に順次引き出して印字用紙として使用し、その引き出された長尺紙の端から順に印字部で印字を行うものである。この印字部で印字される情報は、CPU1などからの指令に応じてバスライン2から受取ったデータなどに基づくものである。
タイマー15は日時を計時する。
I/Oポート16は、接続されているモードスイッチから入力された信号に基づいて所定のデータをバスラインに出力したり、CPU1からの指令などに応じて接続されているドロワに起動信号を出力する。また、モードスイッチは、「登録」、「点検」、「精算」、などの電子キャッシュレジスタにおける各種業務モードの何れかのモードへと切り替えるための切替えスイッチで、鍵を用いて切替え操作をする。
また、HDD6にはPLUファイル20と、取引ファイル30とを記憶する。
このPLUファイルは、図2に示すように、PLUコードに対応して商品名、単価、賞味期限を記憶する。具体的には、PLUコードをPLUコードエリア2001に、商品名を商品名エリア2002に、単価を単価エリア2003に、食品の賞味期限を賞味期限エリア2004にそれぞれ記憶する。
取引ファイル30は一取引における顧客が買上げる商品を記憶するファイルである。この取引ファイル30はPLUコードに対応して商品名、単価、賞味期限を記憶する。具体的には図3に示すように、PLUコードをPLUコードエリア3001に、商品名を商品名エリア3002に、単価を単価エリア3003に、買上個数を記憶する買上個数エリア3004、食品の賞味期限を賞味期限エリア3005にそれぞれ記憶する。また、各商品の単価と買上個数の小計を記憶する小計記憶エリア3006からなる。
しかして、以上のようなハードウェア構成、ファイル構成からなるPOS端末50において、CPU1は、その動作モードとして「登録」業務が選択されているとき、予め設定されているプログラムに基づいて、図4示すデータ処理を実行する。
まず、S(ステップ)1として、PLUコードがPLUキーを押下されることにより入力される。PLUコードが入力されると、入力されたPLUコードに対応する商品名、単価、賞味期限をPLUファイル20の、商品名エリア2002、単価エリア2003、賞味期限エリア2004から取得し、取引ファイルのPLUコードエリア3001、商品名エリア3002、単価エリア3003、賞味期限エリア3005に記憶する。続いてテンキーにより商品の買上個数が入力されると、入力された値を取引ファイル30の買上個数エリア3004に記憶する(S2)。
続いて小計キーが押下されたか否かを判定する(S3)。小計キーが押下されないなら(S3のNo)、S1に戻り再度PLUコードが入力される。
一方、小計キーが押下されたと判定するなら(S4)、取引ファイル30単価エリア3003と買上個数エリア3004に記憶される、単価と買上個数とから小計金額を算出し、取引ファイル30の小計エリア3006に記憶する。そして、この金額を客用表示器10と店用表示器12に表示する(S5)。
続いてテンキーと預/現計とテンキーとを押下し、会計処理を行なう(S5)。
そして、取引ファイル30の賞味期限エリアに記憶される賞味期限の日とタイマー15が計時する現在の日時から、賞味期限が迫っている商品のPLUコードを取得し、RAM4に記憶する(S6)。
そして、明細とともにS6にて取得した賞味期限が迫っている商品に注意マークをつけ、前記プリンタ14からレシートを印字する。
以上により、本実施例ではレシートを印刷するとき、賞味期限の迫った商品にチェックを入れるので、顧客は食品の賞味期限が過ぎてしまうことを防止できる。
また、本実施例ではPLUファイルはPOS端末が記憶したが、外部のサーバに記憶し、必要に応じてアクセスを行なってもよい。
また、本実施例ではPLUファイルに賞味期限を記憶したが、2次元コードなどを用いて、賞味期限を取得してもよい。
また、本実施例ではPLUファイルに賞味期限を記憶したが、賞味期限の残り日数を記憶してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
20 PLUファイル
50 POS端末
50 POS端末
Claims (4)
- 商品の識別子を入力する入力手段と、
現在の日を計時する計時手段と、
商品の識別子に対応して商品の賞味期限を記憶する記憶部から、前記入力手段により入力された識別子に対応する商品の賞味期限を取得する取得手段と、
前記計時手段による値と前記取得手段により取得した値を比較して閾値を超えているかを検知する検知手段と、
前記検知手段により閾値を超えていると検知すると、当該商品に賞味期限が近いことをレシートに印字する印字手段と、
を有することを特徴とする商品データ処理装置。 - 前記記憶部は2次元コードであり、
前記入力手段は前記2次元コードから商品の識別子が入力され、
前記取得手段は2次元コードから商品の賞味期限を取得することを特徴とする請求項1に記載の商品データ処理装置。 - 前記レシートに印字する印字手段は、前記入力手段により入力された識別子に対応する商品名と単価とを商品情報記憶部から取得し、当該商品情報とともに印字することを特徴とする請求項1又は2に記載の商品データ処理装置。
- コンピュータに、
商品の識別子を入力する入力機能と、
現在の日を計時する計時機能と、
商品の識別子に対応して商品の賞味期限を記憶する記憶部から、前記入力機能により入力された識別子に対応する商品の賞味期限を取得する取得機能と、
前記計時機能による値と前記取得機能により取得した値を比較して閾値を超えているかを検知する検知機能と、
前記検知機能により閾値を超えていると検知すると、当該商品に賞味期限が近いことをレシートに印字する印字機能と、
実現させるための商品データ処理装置のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010203977A JP2012059166A (ja) | 2010-09-13 | 2010-09-13 | 商品データ処理装置とそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010203977A JP2012059166A (ja) | 2010-09-13 | 2010-09-13 | 商品データ処理装置とそのプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012059166A true JP2012059166A (ja) | 2012-03-22 |
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ID=46056155
Family Applications (1)
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JP2010203977A Withdrawn JP2012059166A (ja) | 2010-09-13 | 2010-09-13 | 商品データ処理装置とそのプログラム |
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JP (1) | JP2012059166A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014133374A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Brother Ind Ltd | 印字ラベル作成装置及び印字ラベル作成システム |
CN114090522A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-02-25 | 泰山信息科技有限公司 | 一种电子文件的标识符定义方法、装置、设备 |
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