JP5203803B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、被検体にX線を照射してX線撮影を行うX線診断装置に関し、特に、被検体が載置される天板に着脱可能に取り付けられる踏み台に関する。
従来、被検体にX線を照射してX線撮影を行うX線診断装置の中には、被検体が載置された天板を起倒してX線撮影を行うものがある。かかるX線診断装置には、通常、天板に着脱可能に取り付けられ、天板が起こされた際に被検体の足部を下方から支持する踏み台が備えられる(例えば、特許文献1参照)。
X線診断装置における踏み台の着脱機構には各種の種類があるが、天板側に設けられた穴または切欠きと、踏み台側に設けられたピンとを嵌合させる方式のものが一般的である(例えば、図2を参照)。このような方式を、ここでは「穴−ピン方式」と呼ぶ。図7および8は、穴−ピン方式が用いられた踏み台の一例を示す概略図である。両図は、長手方向からみた天板85(図2に示す天板15に対応)の一側端と、踏み台に設けられた取り付け部92(図2に示す取り付け部22に対応)の一部とを示している。ここで、取り付け部92は、踏み台を天板85に取り付けるための手段であり、開閉部93と、ストッパー94とを有する。
開閉部93は、揺動軸93aを中心に揺動可能に設けられており、揺動軸93aから遠い側に設けられた位置決めピン93bと、揺動軸93aに近い側に設けられた開閉規制ピン93cとを有している。この開閉部93は、同図の矢印f11が示すように、バネなどによって天板85へ向かう方向に付勢されている。一方、ストッパー94は、揺動軸94aを中心に揺動可能に設けられており、揺動軸94aから遠い側の端部に設けられた規制部94bを有している。このストッパー94は、同図の矢印f12が示すように、バネなどによって開閉部93へ向かう方向に付勢されている。
このような構成のもと、穴−ピン方式では、操作者によって位置決めピン93bが天板85の穴85aに嵌合された場合には、それにともなって、開閉規制ピン93cと規制部94bとが係合して、位置決めピン93bと穴85aとの嵌合状態が保たれるように開閉部93の開閉がロックされる。
しかし、踏み台が天板85の上に載っている場合でも、踏み台側の位置決めピン93bの位置と天板側の穴85aの位置とが合っていない場合には、位置決めピン93bと穴85aとが嵌合しないため、開閉部93の開閉がロックされない。この状態で、操作者が誤って天板を起こしてしまった場合には、踏み台が天板上を滑り落ちて天板から脱落してしまう。そこで、通常、図8に示すように、天板85において、踏み台が取り付けられる側の端部には、踏み台の脱落を防ぐためのブロック85b(図2に示すブロック15bに対応)が設けられる。
特開2007−151607号公報
ところで、上述した従来の踏み台において、通常は、前述したブロックによって踏み台の脱落は阻止される。しかしながら、通常、開閉部を付勢する付勢力の大きさは、操作者が手動で踏み台を移動および着脱できるように、操作者が付勢力に抗して開閉部を開くことができる程度に調整されている。そのため、ブロックが設けられていたとしても、位置決めピンがブロックに当たった際の衝撃が大きいと、その衝撃で開閉部が開いてしまう場合があり、それにより踏み台が天板から脱落する可能性を完全には否定できない。
この発明は、上述した従来技術による課題を解決するためになされたものであり、天板への踏み台の取り付けが完全でない場合でも、踏み台が天板から脱落するのを防ぐことができるX線診断装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明は、被検体にX線を照射してX線撮影を行うX線診断装置であって、前記被検体が載置される天板と、前記天板を起倒させる天板起倒手段と、前記天板に着脱可能に取り付けられ当該天板が起こされた際に前記被検体の足部を下方から支持する踏み台とを備え、前記天板は、前記踏み台が取り付けられる取り付け位置に設けられた踏み台取り付け用の係合部と、当該天板が起こされた際に下側となる一端に突設された踏み台制止用の係止部とを備え、前記踏み台は、前記天板に向けて付勢され、前記係合部に係合して前記踏み台を前記取り付け位置に位置決めする被係合部と、前記被係合部が前記係止部の突端よりも天板側に進入した場合に、当該係止部の突端よりも前記天板から離れないように前記被係合部の移動を規制する第一の規制を行い、さらに前記被係合部が前記係合部に係合した場合に、当該係合部との係合状態が保たれるように前記被係合部の移動を規制する第二の規制を行う規制手段とを備え、前記規制手段によって前記第一の規制が行われている状態で前記天板が起こされて前記踏み台が前記天板の下側へ移動した場合に、前記係止部が前記被係合部を係止することにより前記踏み台の移動が前記天板の一端で制止されることを特徴とする。
発明によれば、天板への踏み台の取り付けが完全でない場合でも、踏み台が天板から脱落するのを防ぐことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るX線診断装置の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係るX線診断装置の全体構成について説明する。図1は、本実施例に係るX線診断装置の全体構成を示す外観図である。同図に示すように、このX線診断装置100は、被検体にX線を照射するX線照射部11と、被検体を透過したX線を検出するX線検出部12と、X線照射部11およびX線検出部12を対向させて支持するCアーム13と、Cアーム13を移動可能に支持するCアーム支持部14と、被検体が載置される天板15と、天板15を起倒させる起倒機構部16とを有する。
同図において、矢印A〜Eは、天板15および撮像系(X線照射部11、X線検出部12およびCアーム13)の起倒/移動/回動方向を示している。具体的には、矢印Aは、天板15の起倒方向を示しており、矢印Bは、左右への天板15の移動方向を示している。また、矢印Cは、Cアーム13のC字に沿った撮像系の回動方向を示しており、矢印Dは、仰臥した被検体の体軸に沿った撮像系の移動方向を示している。
ここで、同図に示すように、天板15において、被検体が載置された際に足部が置かれる側、すなわち、天板15が起こされた際に下側となる側(以下、「被検体足側」と呼ぶ)には、踏み台20が着脱可能に取り付けられている。この踏み台20は、天板15が起こされた際に被検体の足部を下方から支持する。
図2は、天板15における踏み台20の取り付け位置および踏み台20を示す図である。同図に示すように、天板15における被検体足側の側面(同図における手前側および奥側の側面)には、踏み台取り付け用の係合部として、複数の穴15aが設けられている。これら複数の穴15aは、長手方向に沿う同一直線上に所定の間隔で並ぶように設けられている(同図の例では、7つの穴15aが設けられている)。
なお、かかる穴15aの形状は、円形であってもよいし、三角形、四角形などの多角形であってもよい。また、ここでは、踏み台取り付け用の係合部として穴15aが設けられている場合について説明するが、例えば、天板15の側面から裏面へ開口する切欠きなどが設けられていてもよい。
さらに、穴15aが設けられた側面における被検体足側の端部には、踏み台制止用の係止部として、直方体形状のブロック15bが突設されている。
一方、踏み台20は、同図に示すように、足部支持板21と、2つの取り付け部22とを有する。足部支持板21は、天板15が起こされた際に被検体の足部が載置される板状の部材である。
取り付け部22は、足部支持板21を天板15に取り付ける取り付け手段であり、概略直方体形状をなし、足部支持板21における天板15と接する側の両隅部それぞれに設けられている。
さらに、同図に示すように、この取り付け部22は、矢印Eが示すように外側および内側へ開閉する開閉部23を有する。この開閉部23によって、踏み台20が天板15に着脱可能に取り付けられる。
また、取り付け部22は、開閉部23の開閉を規制するためのストッパー24を内部に有している。ここで、ストッパー24は、一端部が取り付け部22に設けられた穴を介して取り付け部22の外側へ突出するように設けられている。この端部は、ストッパー24による開閉部23の開閉の規制を解除するためのストッパー操作部24dとなる。
図3−1〜3−3は、取り付け部22の構成および動作を示す概略図である。これらの図は、長手方向からみた天板15の一側端と、この一側端側に取り付けられる取り付け部22の一部とを示している。例えば、図3−1に示すように、取り付け部22は、取り付け部22の側面に設けられた開閉部23と、取り付け部22の内部に設けられたストッパー24とを有する。
開閉部23は、取り付け部22の側面部に、取り付け部22の長手方向に平行な揺動軸23aを中心に揺動可能に設けられており、矢印Eが示す方向へ揺動することによって開閉する。この開閉部23は、揺動軸23aから遠い側に設けられた位置決めピン23bと、揺動軸23aに近い側に設けられた開閉規制ピン23cとを有しており、開閉することによって、揺動軸23aを中心とする同心円上で、位置決めピン23bと開閉規制ピン23cとを、それぞれの相対的な位置関係が保たれるように移動させる。
また、開閉部23は、同図の矢印f1が示すように、バネなどによって天板15へ向かう方向に付勢されており、その結果、開閉部23に設けられている位置決めピン23bおよび開閉規制ピン23cも同じ方向に付勢されている。
位置決めピン23bは、天板15に設けられた穴15aに係合(嵌合)する被係合部であり、天板15に設けられた穴15aと位置が合った状態で開閉部23が天板15側に閉じた場合に、穴15aに係合(嵌合)するように設けられている。この位置決めピン23bが、天板15に設けられた複数の穴15aのうちいずれかの穴15aに係合することによって、係合した穴15aの位置に踏み台20を位置決めする。なお、かかる位置決めピン23bの形状は、円柱形であってもよいし、四角柱や三角柱などの多角柱であってもよい。
開閉規制ピン23cは、位置決めピン23bとの相対的な位置関係が保たれるように移動する移動係合部であり、位置決めピン23bが天板15に向かう方向へ移動した場合には、ストッパー24に向かう方向(正方向)へ移動し、位置決めピン23bが天板15から離れる方向(逆方向)へ移動した場合には、ストッパー24から離れる方向へ移動する。なお、かかる開閉規制ピン23cの形状は、円柱形であってもよいし、四角柱や三角柱などの多角柱であってもよい。
一方、ストッパー24は、取り付け部22の内部に、取り付け部22の長手方向に平行な揺動軸24aを中心に揺動可能に設けられており、同図の矢印f2が示すように、バネなどによって開閉部23へ向かう方向に付勢されている。
また、ストッパー24は、同図に示すように、揺動軸24aから遠い側の端部に設けられた第一規制部24bと、第一規制部24bより内側(同図における右側)でありかつ第一規制部24bより所定の高さだけ上側に設けられた第二規制部24cと、一端部が取り付け部22に設けられた穴を介して取り付け部22の外側へ突出したストッパー操作部24dとを有する。
第一規制部24bおよび第二規制部24cは、それぞれ、開閉規制ピン23cが所定の高さとなった場合に係合する係合面を上部に有している。ここで、第一規制部24bの係合面は、位置決めピン23bが天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン23bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達した際に、開閉規制ピン23cの先端が達する位置に形成されている。また、第二規制部24cの係合面は、位置決めピン23bが天板15に設けられた穴15aに係合(嵌合)した際に、開閉規制ピン23cの先端が達する位置に形成されている。
かかるストッパー24は、前述した開閉部23の開閉規制ピン23cと協働することによって、開閉部23の位置決めピン23bの移動を二段階に規制する規制手段となる。
具体的には、ストッパー24は、開閉部23の位置決めピン23bが天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン23bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達した場合に、ブロック15bの突端よりも天板15から離れないように位置決めピン23bの移動を規制する「第一の規制」を行う。また、ストッパー24は、さらに、開閉部23の位置決めピン23bが天板15に設けられた穴15aに係合(嵌合)した場合に、その穴15aとの係合状態が保たれるように位置決めピン23bの移動を規制する「第二の規制」を行う。以下、かかる第一の規制および第二の規制について詳細に説明する。
まず、位置決めピン23bおよびストッパー24により行われる第一の規制について説明する。例えば、図3−2に示すように、付勢力によって開閉部23が閉じられ、位置決めピン23bが、天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン23bの先端が、天板15の穴15aに入る直前の位置まで達したとする。ここで、位置決めピン23bと天板15の穴15aとの位置が合っていなかった場合には、位置決めピン23bの先端は天板15の側面に当たる直前の位置にある。
このとき、開閉規制ピン23cは、位置決めピン23bとの相対的な位置関係が保たれるように、同図における右上の方向へ移動して、先端が第一規制部24b上部の係合面の高さに達する。一方、ストッパー24は、開閉規制ピン23cの先端が第一規制部24b上部の係合面の高さに達したため、付勢力によって、同図に示す左方向へ揺動する。これにより、開閉規制ピン23cがストッパー24の第一規制部24bに係合される。
ここで、ストッパー24は、開閉部23へ向かう方向に付勢されているので、開閉規制ピン23cが第一規制部24bに係合した後は、操作者が、ストッパー操作部24dを操作することによって付勢力に抗してストッパー24を移動させない限りは、同図における左下の方向への開閉規制ピン23cの移動が規制される。そして、この開閉規制ピン23cに関する規制にともなって、天板15から離れる方向への位置決めピン23bの移動も規制される。
かかる第一の規制によれば、操作者が手動で開閉部23を開いて踏み台20を天板15に載せた際に、位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とがずれていた場合には、付勢力によって位置決めピン23bが天板15の側面に押し付けられるとともに、ブロック15bの突端よりも天板15から離れないように位置決めピン23bの移動が規制される。そのため、第一の規制が行われている状態で天板15が起こされて踏み台20が天板15の下側へ移動した場合に、ブロック15bによって位置決めピン23bが係止され、踏み台20の移動が天板15の一端で制止される。
続いて、位置決めピン23bおよびストッパー24により行われる第二の規制について説明する。例えば、図3−2に示した状態から位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とが合うように踏み台20が移動され、それにより、図3−3に示すように、付勢力によって開閉部23がさらに閉じられ、位置決めピン23bが穴15aに係合(嵌合)したとする。
このとき、開閉規制ピン23cは、位置決めピン23bとの相対的な位置関係が保たれるように、同図における右上の方向へさらに移動して、先端が第二規制部24c上部の係合面の高さに達する。一方、ストッパー24は、開閉規制ピン23cの先端が第二規制部24c上部の係合面の高さに達したため、付勢力によって、同図における左方向へさらに揺動する。これにより、開閉規制ピン23cがストッパー24の第二規制部24cに係合される。
ここで、ストッパー24は、開閉部23へ向かう方向に付勢されているので、開閉規制ピン23cが第二規制部24cに係合した後は、操作者が、ストッパー操作部24dを操作することによって付勢力に抗してストッパー24を移動させない限りは、同図における左下の方向への開閉規制ピン23cの移動が規制される。そして、この開閉規制ピン23cに関する規制にともなって、天板15から離れる方向への位置決めピン23bの移動も規制される。
かかる第二の規制によれば、操作者が、手動で開閉部23を開いて踏み台20を天板15に載せた後に、位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とを合わせた場合に、付勢力によって位置決めピン23bが穴15aに嵌合されるとともに、穴15aとの係合状態が保たれるように位置決めピン23bの移動が規制される。そのため、第二の規制が行われている状態で天板15が起こされたとしても、踏み台20が天板15の取り付け位置に固定される。
上述してきたように、本実施例に係るX線診断装置100は、被検体が載置される天板15と、天板15を起倒させる起倒機構部16と、天板15に着脱可能に取り付けられ天板15が起こされた際に被検体の足部を下方から支持する踏み台20とを備える。
そして、天板15が、踏み台20が取り付けられる取り付け位置に設けられた踏み台取り付け用の穴15a(係合部)と、天板15が起こされた際に下側となる一端に突設された踏み台制止用のブロック15b(係止部)とを備える。
また、踏み台20が、天板15に向けて付勢され、天板15の穴15aに係合して踏み台20を取り付け位置に位置決めする位置決めピン23bと、位置決めピン23bとの相対的な位置関係が保たれるように移動し、位置決めピン23bが天板15に向かう方向へ移動した場合には正方向へ移動し、位置決めピン23bが天板15から離れる方向へ移動した場合には逆方向へ移動する開閉規制ピン23cと、前記被係合部が前記係止部の突端よりも天板側に進入し、さらに、位置決めピン23bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達した場合に、前記移動係合部に係合して当該移動係合部の逆方向への移動を規制することにより、ブロック15bの突端よりも天板15から離れないように位置決めピン23bの移動を規制する第一の規制を行う第一規制部24bと、さらに、位置決めピン23bが天板15の穴15aに係合した場合に、開閉規制ピン23cに係合して開閉規制ピン23cの逆方向への移動を規制することにより、係合した穴15aとの係合状態が保たれるように位置決めピン23bの移動を規制する第二の規制を行う第二規制部24cとを備える。
これにより、第一の規制が行われている状態で天板15が起こされて踏み台20が天板15の下側へ移動した場合に、ブロック15bが位置決めピン23cを係止することにより踏み台20の移動が天板15の一端で制止される。
したがって、本実施例に係るX線診断装置100によれば、天板への踏み台の取り付けが完全でない場合でも、踏み台が天板から脱落するのを防ぐことができる。また、操作者による間違いや勘違いによる取り扱いがあっても、踏み台の脱落を完全に防止することができる。以上により、本実施例に係るX線診断装置100によれば、踏み台の取り付けや取り外しなどを含む従来の操作性を損ねることなく、より安全性を向上させることが可能になる。
なお、上記実施例において、踏み台20が有する取り付け部22の構成は、図3−1〜3−3に示したものに限られるわけではなく、他にもさまざまな形態で実施することが可能である。そこで、以下では、取り付け部22に関する各種の変形例について説明する。なお、ここでは説明の便宜上、図3−1〜3−2に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
まず、取り付け部22に関する第一の変形例について説明する。図4−1〜4−3は、取り付け部22に関する第一の変形例を示す概略図である。例えば、図4−1に示すように、本変形例では、ストッパー34は、取り付け部22の内部に、開閉部23に向かう直線方向へ往復動可能に設けられており、同図の矢印f3が示すように、バネなどによって開閉部23へ向かう方向に付勢されている。
また、ストッパー34は、同図に示すように、取り付け部22に近い側の端部に設けられた第一規制部34bと、第一規制部34bより内側(同図における右側)でありかつ第一規制部34bより所定の高さだけ上側に設けられた第二規制部34cと、一端部が取り付け部22に設けられた穴を介して取り付け部22の外側へ突出したストッパー操作部34dとを有する。
第一規制部34bおよび第二規制部34cは、それぞれ、開閉規制ピン23cが所定の高さとなった場合に係合する係合面を上部に有している。ここで、第一規制部34bの係合面は、位置決めピン23bが天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン23bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達した際に、開閉規制ピン23cの先端が達する位置に形成されている。また、第二規制部34cの係合面は、位置決めピン23bが天板15に設けられた穴15aに係合(嵌合)した際に、開閉規制ピン23cの先端が達する位置に形成されている。
かかるストッパー34は、前述したストッパー24と同様に、開閉部23の開閉規制ピン23cと協働することによって、開閉部23の位置決めピン23bの移動を二段階に規制する規制手段となる。具体的には、ストッパー34は、前述したストッパー24と同様に、位置決めピン23bの移動に関する「第一の規制」および「第二の規制」を行う。以下、位置決めピン23bおよびストッパー34により行われる第一の規制および第二の規制について詳細に説明する。
まず、位置決めピン23bおよびストッパー34により行われる第一の規制について説明する。例えば、図4−2に示すように、付勢力によって開閉部23が閉じられ、位置決めピン23bが、天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン23bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達したとする。ここで、位置決めピン23bと天板15の穴15aとの位置が合っていなかった場合には、位置決めピン23bの先端は天板15の側面に当たる直前の位置にある。
このとき、開閉規制ピン23cは、位置決めピン23bとの相対的な位置関係が保たれるように、同図における右上の方向へ移動して、先端が第一規制部34b上部の係合面の高さに達する。一方、ストッパー34は、開閉規制ピン23cの先端が係合面の高さに達したため、付勢力によって、同図における左方向へ移動する。これにより、開閉規制ピン23cがストッパー34の第一規制部34bに係合される。
ここで、ストッパー34は、開閉部23へ向かう方向に付勢されているので、開閉規制ピン23cが第一規制部34bに係合した後は、操作者が、ストッパー操作部34dを操作することによって付勢力に抗してストッパー34を移動させない限りは、同図における左下の方向への開閉規制ピン23cの移動が規制される。そして、この開閉規制ピン23cに関する規制にともなって、天板15から離れる方向への位置決めピン23bの移動も規制される。
かかる第一の規制によれば、操作者が手動で開閉部23を開いて踏み台20を天板15に載せた際に、位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とがずれていた場合には、付勢力によって位置決めピン23bが天板15の側面に押し付けられるとともに、ブロック15bの突端よりも天板15から離れないように位置決めピン23bの移動が規制される。そのため、第一の規制が行われている状態で天板15が起こされて踏み台20が天板15の下側へ移動した場合に、ブロック15bによって位置決めピン23bが係止され、踏み台20の移動が天板15の一端で制止される。
続いて、位置決めピン23bおよびストッパー34により行われる第二の規制について説明する。例えば、図4−2に示した状態から位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とが合うように踏み台20が移動され、それにより、図4−3に示すように、付勢力によって開閉部23がさらに閉じられ、位置決めピン23bが穴15aに係合(嵌合)したとする。
このとき、開閉規制ピン23cは、位置決めピン23bとの相対的な位置関係が保たれるように、同図における右上の方向へさらに移動して、先端が第二規制部34c上部の係合面の高さに達する。一方、ストッパー34は、開閉規制ピン23cの先端が係合面の高さに達したため、付勢力によって開閉部23へ向かう方向へさらに移動する。これにより、開閉規制ピン23cがストッパー34の第二規制部34cに係合される。
ここで、ストッパー34は、開閉部23へ向かう方向に付勢されているので、開閉規制ピン23cが第二規制部34cに係合した後は、操作者が、ストッパー操作部34dを操作することによって付勢力に抗してストッパー34を移動させない限りは、同図における左下の方向への開閉規制ピン23cの移動が規制される。そして、この開閉規制ピン23cに関する規制にともなって、天板15から離れる方向への位置決めピン23bの移動も規制される。
かかる第二の規制によれば、操作者が、手動で開閉部23を開いて踏み台20を天板15に載せた後に、位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とを合わせた場合に、付勢力によって位置決めピン23bが穴15aに嵌合されるとともに、穴15aとの係合状態が保たれるように位置決めピン23bの移動が規制される。そのため、第二の規制が行われている状態で天板15が起こされたとしても、踏み台20が天板15の取り付け位置に固定される。
次に、取り付け部22に関する第二の変形例について説明する。図5−1〜5−3は、取り付け部22に関する第二の変形例を示す概略図であり、上側の図は平面図であり、下側の図は正面図である。例えば、図5−1に示すように、本変形例では、ストッパー44は、所定の厚さを有する概略扇形状に形成され、取り付け部22の内部に、天板15に垂直な軸Rを中心に回動可能に設けられている。
また、ストッパー44は、同図に示すように、取り付け部22に近い側の端部に設けられた第一規制部44bと、第一規制部44bより内側(同図における右側)でありかつ第一規制部44bより所定の高さだけ上側に設けられた第二規制部44cと、一端部が取り付け部22に設けられた穴を介して取り付け部22の外側へ突出したストッパー操作部44dとを有する。ここで、ストッパー44は、同図の矢印f4が示すように、バネなどによって、第一規制部44bおよび第二規制部44cが開閉部23に近付くような回転方向に付勢されている。
第一規制部44bおよび第二規制部44cは、それぞれ、開閉規制ピン23cが所定の高さとなった場合に係合する係合面を上部に有している。ここで、第一規制部44bの係合面は、位置決めピン23bが天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン23bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達した際に、開閉規制ピン23cの先端が達する位置に形成されている。また、第二規制部44cの係合面は、位置決めピン23bが天板15に設けられた穴15aに係合(嵌合)した際に、開閉規制ピン23cの先端が達する位置に形成されている。
かかるストッパー44は、前述したストッパー24および34と同様に、開閉部23の開閉規制ピン23cと協働することによって、開閉部23の位置決めピン23bの移動を二段階に規制する規制手段となる。具体的には、ストッパー44は、前述したストッパー24および34と同様に、位置決めピン23bの移動に関する「第一の規制」および「第二の規制」を行う。以下、位置決めピン23bおよびストッパー44により行われる第一の規制および第二の規制について詳細に説明する。
まず、位置決めピン23bおよびストッパー44により行われる第一の規制について説明する。例えば、図5−2に示すように、付勢力によって開閉部23が閉じられ、位置決めピン23bが、天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン23bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達したとする。ここで、位置決めピン23bと天板15の穴15aとの位置が合っていなかった場合には、位置決めピン23bの先端は天板15の側面に当たる直前の位置にある。
このとき、開閉規制ピン23cは、位置決めピン23bとの相対的な位置関係が保たれるように、同図の正面図における右上の方向へ移動して、先端が第一規制部44b上部の係合面の高さに達する。一方、ストッパー44は、開閉規制ピン23cの先端が係合面の高さに達したため、付勢力によって、同図の平面図における左回りの方向へ回転する。これにより、開閉規制ピン23cがストッパー44の第一規制部44bに係合される。
ここで、ストッパー44は、同図の平面図における左回りの方向に付勢されているので、開閉規制ピン23cが第一規制部44bに係合した後は、操作者が、ストッパー操作部44dを操作することによって付勢力に抗してストッパー44を回転させない限りは、同図の正面図における左下の方向への開閉規制ピン23cの移動が規制される。そして、この開閉規制ピン23cに関する規制にともなって、天板15から離れる方向への位置決めピン23bの移動も規制される。
かかる第一の規制によれば、操作者が手動で開閉部23を開いて踏み台20を天板15に載せた際に、位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とがずれていた場合には、付勢力によって位置決めピン23bが天板15の側面に押し付けられるとともに、ブロック15bの突端よりも天板15から離れないように位置決めピン23bの移動が規制される。そのため、第一の規制が行われている状態で天板15が起こされて踏み台20が天板15の下側へ移動した場合に、ブロック15bによって位置決めピン23bが係止され、踏み台20の移動が天板15の一端で制止される。
続いて、位置決めピン23bおよびストッパー44により行われる第二の規制について説明する。例えば、図5−2に示した状態から位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とが合うように踏み台20が移動され、それにより、図5−3に示すように、付勢力によって開閉部23がさらに閉じられ、位置決めピン23bが穴15aに係合(嵌合)したとする。
このとき、開閉規制ピン23cは、位置決めピン23bとの相対的な位置関係が保たれるように、同図における右上の方向へさらに移動して、先端が第二規制部44c上部の係合面の高さに達する。一方、ストッパー44は、開閉規制ピン23cの先端が係合面の高さに達したため、付勢力によって、同図における左回りの方向へさらに回転する。これにより、開閉規制ピン23cがストッパー44の第二規制部44cに係合される。
ここで、ストッパー44は、同図の平面図における左回りの方向に付勢されているので、開閉規制ピン23cが第二規制部44cに係合した後は、操作者が付勢力に抗してストッパー44を回転させない限りは、同図の正面図における左下の方向への開閉規制ピン23cの移動が規制される。そして、この開閉規制ピン23cに関する規制にともなって、天板15から離れる方向への位置決めピン23bの移動も規制される。
かかる第二の規制によれば、操作者が、手動で開閉部23を開いて踏み台20を天板15に載せた後に、位置決めピン23bの位置と穴15aの位置とを合わせた場合に、付勢力によって位置決めピン23bが穴15aに嵌合されるとともに、穴15aとの係合状態が保たれるように位置決めピン23bの移動が規制される。そのため、第二の規制が行われている状態で天板15が起こされたとしても、踏み台20が天板15の取り付け位置に固定される。
次に、取り付け部22に関する第三の変形例について説明する。図6−1〜6−3は、取り付け部22に関する第三の変形例を示す概略図である。例えば、図6−1に示すように、本変形例では、取り付け部22は、取り付け部22の側面に設けられた開閉部53と、取り付け部22の内部に設けられたストッパー64とを有する。
開閉部53は、取り付け部22の側面部に、取り付け部22の内側に向かう直線方向へ往復動可能に設けられており、当該直線方向へ往復動することによって開閉する。この開閉部53は、天板15に近い側に設けられた位置決めピン53bと、天板15から遠い側に設けられた開閉規制ピン53cとを有しており、開閉することによって、取り付け部22の内側に向かう直線方向へ、位置決めピン53bと開閉規制ピン53cとを、それぞれの相対的な位置関係が保たれるように移動させる。
また、開閉部53は、同図の矢印f5が示すように、バネなどによって取り付け部22の内側へ向かう方向に付勢されており、その結果、開閉部53に設けられている位置決めピン53bおよび開閉規制ピン53cも同じ方向に付勢されている。
位置決めピン53bは、天板15に設けられた穴15aに係合(嵌合)する被係合部であり、天板15に設けられた穴15aと位置が合った状態で開閉部53が天板15側に閉じた場合に、穴15aに係合(嵌合)するように設けられている。この位置決めピン53bが、天板15に設けられた複数の穴15aのうちいずれかの穴15aに係合することによって、係合した穴15aの位置に踏み台20を位置決めする。なお、かかる位置決めピン53bの形状は、円柱形であってもよいし、四角柱や三角柱などの多角柱であってもよい。
開閉規制ピン53cは、位置決めピン53bとの相対的な位置関係が保たれるように移動する移動係合部であり、位置決めピン53bが天板15に向かう方向へ移動した場合には、ストッパー64に向かう方向(正方向)へ移動し、位置決めピン53bが天板15から離れる方向(逆方向)へ移動した場合には、ストッパー64から離れる方向へ移動する。また、この開閉規制ピン53cは、先端部において、ストッパー64側に突設された係合突部53dを有している。
一方、ストッパー64は、取り付け部22の内部に、開閉部53の移動方向に垂直な方向へ往復動可能に設けられており、同図の矢印f6が示すように、バネなどによって天板15に向かう方向に付勢されている。
また、ストッパー64は、同図に示すように、開閉部53に近い側の端部に設けられた第一規制部64bと、第一規制部64bより内側(同図における右側)に設けられた第二規制部64cと、一端部が取り付け部22に設けられた穴を介して取り付け部22の外側へ突出したストッパー操作部64dとを有する。
ここで、第一規制部64bは、位置決めピン53bが天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン53bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達した際に、開閉規制ピン53cの係合突部53dと係合する位置に設けられている。また、第二規制部64cは、位置決めピン53bが天板15に設けられた穴15aに係合(嵌合)した際に、開閉規制ピン53cの係合突部53dと係合する位置に設けられている。
かかるストッパー64は、前述した開閉部53の開閉規制ピン53cと協働することによって、開閉部53の位置決めピン53bの移動を二段階に規制する規制手段となる。具体的には、ストッパー64は、前述したストッパー24、34および44と同様に、位置決めピン53bの移動に関する「第一の規制」および「第二の規制」を行う。以下、位置決めピン53bおよびストッパー64により行われる第一の規制および第二の規制について詳細に説明する。
まず、位置決めピン53bおよびストッパー64により行われる第一の規制について説明する。例えば、図6−2に示すように、付勢力によって開閉部53が閉じられ、位置決めピン53bが、天板15に設けられたブロック15bの突端よりも天板15側に進入し、さらに、位置決めピン53bの先端が天板15の穴15aに入る直前の位置まで達したとする。ここで、位置決めピン53bと天板15の穴15aとの位置が合っていなかった場合には、位置決めピン53bの先端は天板15の側面に当たる直前の位置にある。
このとき、開閉規制ピン53cは、位置決めピン53bとの相対的な位置関係が保たれるように、同図における右方向へ移動して、係合突部53dが第一規制部64bに係合する。
ここで、ストッパー64は、天板15に向かう方向に付勢されているので、第一規制部64bが開閉規制ピン53cに押し付けられる。これにより、開閉規制ピン53cが第一規制部64bに係合した後は、操作者が、ストッパー操作部64dを操作することによって付勢力に抗してストッパー64を移動させない限りは、同図における左の方向への開閉規制ピン53cの移動が規制される。そして、この開閉規制ピン53cに関する規制にともなって、天板15から離れる方向への位置決めピン53bの移動も規制される。
かかる第一の規制によれば、操作者が手動で開閉部53を開いて踏み台20を天板15に載せた際に、位置決めピン53bの位置と穴15aの位置とがずれていた場合には、付勢力によって位置決めピン53bが天板15の側面に押し付けられるとともに、ブロック15bの突端よりも天板15から離れないように位置決めピン53bの移動が規制される。そのため、第一の規制が行われている状態で天板15が起こされて踏み台20が天板15の下側へ移動した場合に、ブロック15bによって位置決めピン53bが係止され、踏み台20の移動が天板15の一端で制止される。
続いて、位置決めピン53bおよびストッパー64により行われる第二の規制について説明する。例えば、図6−2に示した状態から位置決めピン53bの位置と穴15aの位置とが合うように踏み台20が移動され、それにより、図6−3に示すように、付勢力によって開閉部53がさらに閉じられ、位置決めピン53bが穴15aに係合(嵌合)したとする。このとき、開閉規制ピン53cは、位置決めピン53bとの相対的な位置関係が保たれるように、同図における右方向へさらに移動して、係合突部53dが第二規制部64cに係合する。
ここで、ストッパー64は、天板15に向かう方向に付勢されているので、第二規制部64cが開閉規制ピン53cに押し付けられる。これにより、開閉規制ピン53cが第二規制部64cに係合した後は、操作者が、ストッパー操作部64dを操作することによって付勢力に抗してストッパー64を移動させない限りは、同図における左の方向への開閉規制ピン53cの移動が規制される。そして、この開閉規制ピン53cに関する規制にともなって、天板15から離れる方向への位置決めピン53bの移動も規制される。
かかる第二の規制によれば、操作者が、手動で開閉部53を開いて踏み台20を天板15に載せた後に、位置決めピン53bの位置と穴15aの位置とを合わせた場合に、付勢力によって位置決めピン53bが穴15aに嵌合されるとともに、穴15aとの係合状態が保たれるように位置決めピン53bの移動が規制される。そのため、第二の規制が行われている状態で天板15が起こされたとしても、踏み台20が天板15の取り付け位置に固定される。
以上、取り付け部22に関する各種の変形例について説明した。いずれの変形例においても、第一の規制が行われている状態で天板15が起こされて踏み台20が天板15の下側へ移動した場合に、ブロック15bが位置決めピンを係止することにより踏み台20の移動が天板15の一端で制止されるので、天板への踏み台の取り付けが完全でない場合でも、踏み台が天板から脱落するのを防ぐことができる。
以上のように、本発明に係るX線診断装置は、被検体が載置される天板に着脱可能に取り付けられる踏み台を備えた場合に有用であり、特に、診断時に踏み台が着脱される機会が多い場合に適している。
本実施例に係るX線診断装置の全体構成を示す外観図である。 天板における踏み台の取り付け位置および踏み台を示す図である。 取り付け部の構成および動作を示す概略図(1)である。 取り付け部の構成および動作を示す概略図(2)である。 取り付け部の構成および動作を示す概略図(3)である。 取り付け部に関する第一の変形例を示す概略図(1)である。 取り付け部に関する第一の変形例を示す概略図(2)である。 取り付け部に関する第一の変形例を示す概略図(3)である。 取り付け部に関する第二の変形例を示す概略図(1)である。 取り付け部に関する第二の変形例を示す概略図(2)である。 取り付け部に関する第二の変形例を示す概略図(3)である。 取り付け部に関する第三の変形例を示す概略図(1)である。 取り付け部に関する第三の変形例を示す概略図(2)である。 取り付け部に関する第三の変形例を示す概略図(3)である。 穴−ピン方式が用いられた踏み台の一例を示す概略図(1)である。 穴−ピン方式が用いられた踏み台の一例を示す概略図(2)である。
符号の説明
11 X線照射部
12 X線検出部
13 Cアーム
14 Cアーム支持部
15,85 天板
15a,85a 穴
15b,85b ブロック
16 起倒機構部
20 踏み台
21 足部支持板
22 取り付け部
23,53,93 開閉部
23a,93a 揺動軸
23b,53b,93b 位置決めピン
23c,53c,93c 開閉規制ピン
53d 係合突部
24,34,44,64,94 ストッパー
24a,94a 揺動軸
24b,34b,44b,64b 第一規制部
24c,34c,44c,64c 第二規制部
24d,34d,44d,64d ストッパー操作部
94b 規制部
100 X線診断装置

Claims (5)

  1. 被検体にX線を照射してX線撮影を行うX線診断装置であって、
    前記被検体が載置される天板と、
    前記天板を起倒させる天板起倒手段と、
    前記天板に着脱可能に取り付けられ、前記天板が起こされた際に前記被検体を下方から支持する踏み台とを備え、
    前記天板は、
    前記天板の側部における前記踏み台の取り付け位置に設けられた係部と、
    前記天板が起こされた際に下側となる一端において前記天板の側部から突出するように設けられた係止部とを備え、
    前記踏み台は、
    前記天板の側部に向けて付勢され、前記天板に対して、前記係合凹部が設けられた位置に位置決めされた場合に、前記係合凹部に係合し、前記係合凹部が設けられた位置とは異なる位置に位置決めされた場合に、前記天板の側部に当接する係部と、
    前記係合凸部の移動方向において前記係合凸部との相対的な位置関係が固定され、前記係合凸部の移動に伴って移動する移動係合部と、
    前記移動係合部の移動方向に沿って異なる位置に設けられた第1の規制部及び第2の規制部を有し、前記第1の規制部及び前記第2の規制部によって前記係合凸部の前記天板から離れる方向への移動を段階的に規制する規制手段とを備え、
    前記第1の規制部は、前記係合凸部の先端が前記係止部の突端より前記天板の側部に近い位置に位置付いた場合に、前記移動係合部に係合して、前記係合凸部の先端が前記係止部の突端を超えて前記天板から離れないように前記係合凸部の移動を規制し、
    前記第2の規制部は、前記係合凸部の先端が前記天板の側部を超えて前記係合凹部の内側に位置付いた場合に、前記移動係合部に係合して、前記係合凸部の先端が前記天板の側部を超えて前記天板から離れないように前記係合凸部の移動を規制する
    ことを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記規制手段は、前記踏み台が前記天板に取り付けられた際に前記天板に対して垂直となる回転軸を中心に回転するように付勢され、回転方向に沿って異なる位置に設けられた前記第1の規制部及び前記第2の規制部を有し、
    前記移動係合部は、前記係合凸部が前記天板の側部に向けて移動するにつれて、前記回転軸に沿って前記天板から離れる方向へ移動し、
    前記第1の規制部は、前記係合凸部の先端が前記係止部の突端より前記天板の側部に近い位置に位置付いた場合に、前記規制手段の回転に伴って前記規制手段の回転方向に沿って移動して前記移動係合部に係合し、
    前記第2の規制部は、前記第1の規制部よりも前記天板から離れた位置に設けられており、前記係合凸部の先端が前記天板の側部を超えて前記係合凹部の内側に位置付いた場合に、前記規制手段の回転に伴って前記規制手段の回転方向に沿って移動して前記移動係合部に係合する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記規制手段は、前記踏み台が前記天板に取り付けられた際に前記天板の側部に沿って平行な揺動軸を中心に揺動するように付勢され、前記揺動軸から離れた端部に、揺動方向に沿って異なる位置に設けられた前記第1の規制部及び前記第2の規制部を有し、
    前記移動係合部は、前記係合凸部が前記天板の側部に向けて移動するにつれて、前記揺動軸へ近付く方向へ移動し、
    前記第1の規制部は、前記係合凸部の先端が前記係止部の突端より前記天板の側部に近い位置に位置付いた場合に、前記規制手段の揺動に伴って前記規制手段の揺動方向に沿って移動して前記移動係合部に係合し、
    前記第2の規制部は、前記係合凸部の先端が前記天板の側部を超えて前記係合凹部の内側に位置付いた場合に、前記規制手段の揺動に伴って前記規制手段の揺動方向に沿って移動して前記移動係合部に係合する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  4. 前記規制手段は、前記移動係合部に向けて移動するように付勢され、移動方向に沿って異なる位置に設けられた前記第1の規制部及び前記第2の規制部を有し、
    前記移動係合部は、前記係合凸部が前記天板の側部に向けて移動するにつれて、前記回転軸に沿って前記天板から離れる方向へ移動し、
    前記第1の規制部は、前記係合凸部の先端が前記係止部の突端より前記天板の側部に近い位置に位置付いた場合に、前記規制手段の移動に伴って前記規制手段の移動方向に沿って移動して前記移動係合部に係合し、
    前記第2の規制部は、前記第1の規制部よりも前記天板から離れた位置に設けられており、前記係合凸部の先端が前記天板の側部を超えて前記係合凹部の内側に位置付いた場合に、前記規制手段の移動に伴って前記規制手段の移動方向に沿って移動して前記移動係合部に係合する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  5. 前記規制手段は、前記踏み台が前記天板に取り付けられた際に前記天板へ近付く方向へ付勢され、前記第1の規制部及び前記第2の規制部として、前記天板に近い側の端部からそれぞれ前記天板側に向けて突出するように設けられた第1の係合部及び第2の係合部を有し、
    前記移動係合部は、前記天板から離れる方向に突出する被係合部を有し、
    前記第1の係合部は、前記係合凸部の先端が前記係止部の突端より前記天板の側部に近い位置に位置付いた場合に、前記移動係合部の前記被係合部に係合し、
    前記第2の係合部は、前記係合凸部の先端が前記天板の側部を超えて前記係合凹部の内側に位置付いた場合に、前記移動係合部の前記被係合部に係合する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
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