JP3099958B2 - X線診断装置 - Google Patents
X線診断装置Info
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Description
部を有するX線診断装置に関する。
者1を長手方向に沿って支持する天板部2を有しこの天
板部2を起倒可能に構成した寝台3を備えたものが知ら
れている。天板部2には足置台4と共に被検者1の頭上
位置には被検者用ハンドグリップ(以下単にハンドグリ
ップと称する)5が設けられている。寝台3の内部には
X線フィルム(図示せず)が実装されている。
線曝射を行うX線管(図示せず)が取付けられていて、
軸体6を介してX線管及び寝台3は一体的に起倒される
ように構成されている。起倒時被検者1は頭上位置のハ
ンドグリップ5を握っていることにより、身体のバラン
スを保つことができるように図られている。
方式が採用されている。第8図は第1の方式を示すもの
で、天板部2の両側端に各々レール2a,2bを設けて各々
溝8を形成し、ハンドグリップ5には両端部に各々ネジ
部7a,7bを設けることにより、天板部2の長手方向の端
部から各レール2a,2bの溝8にハンドグリップ5を挿入
して、所望位置で各ネジ部7a,7bによって固定するよう
にしたものである。また第9図は第2の方式を示すもの
で、天板部2の各レール2a,2bの溝8の途中位置に拡大
溝8aを設け、ハンドグリップ5を天板部2の長手方向の
任意の拡大溝8aから挿入可能に構成したものである。さ
らに第10図は第3の方式を示すもので、天板部2の各レ
ール2a,2bには溝を形成せず、ハンドグリップ5には両
端部に各々ネジ部9a,9bを設けた固定金具10a,10bを取付
けることにより、天板部2の長手方向の端部から各レー
ル2a,2bに各固定金具10a,10bを係合させてハンドグリッ
プ5を取付けるようにしたものである。
の取付構造は各々次のような問題がある。
向の端面からしか取付けられないため着脱が不便とな
る。また天板レール2a,2bの端面にフットレスト等の付
属品の落下を防止する金具を取付けることができない。
さらに各レール2a,2bの溝8に薬品,造影剤等が入り込
むおそれがある。
取付けなければならず、また拡大溝8の位置で着脱しな
ければならないため不便となる。さらに溝8が存在する
ためと同じ欠点がある。
天板部2の長手方向の端面からしか行えず、また付属品
の落下防止用金具を取付けることができない。
で、従来の各問題を解決することができるX線診断装置
を提供することを目的とするものである。
て被検者を支持する天板部を有し、この天板部の短手方
向に被検者用ハンドグリップが架設されたX線診断装置
において、被検者用ハンドグリップの両端に設けられた
固定具を介して前記天板の側端に係脱可能に固定され、
前記固定具の少なくとも一方が、グリップ取付位置を支
点として、前記天板の面方向に回動自在に取付られてい
ることを特徴とするものである。
動自在な固定具を介してハンドグリップの一端を天板部
の側端に係脱(係合、離脱)可能に固定したので、天板
部の長手方向の任意位置で着脱することができ、かつ、
確実に固定することができる。また付属品の落下防止用
金具を取付けることができ、さらに各レールには溝を設
ける必要がなくなるので、薬品等が入り込むおそれはな
い。
もので、2は天板部で長手方向に沿って被検者を支持す
るためのもので、この長手方向の両側端には各々レール
2a,2bが設けられている。5はハンドグリップでこの両
端には固定具としての固定金具11a,11bが回転可能に取
付けられている。
構造を示すもので、前記固定金具11a,11bには各ネジ部1
2a,12bがメネジにネジ込まれるように設けられており、
各ネジ部12a,12bの先端には各々レール2a,2bと接触して
ハンドグリップ5の脱落を防止するクッション13a,13b
が設けられている。14a,14bは各レール2a,2bと係合する
爪部、10a,10bは付属品の落下防止用金具である。
を示すもので、先ず一方の固定金具例えば11aをネジ部1
2aを緩めた状態で天板部2の上方から接近させてその爪
部14aによってレール2aを挟み込むように係合する。次
に(b)のように固定金具11aをハンドグリップ5の取
付位置を支点として矢印方向(天板の面方向)に回動す
ることにより、固定金具11aをレール2aに対して完全に
位置決めした後ネジ部12aを緩めることで、固定金具11a
はロックされる。続いて他方の固定金具11bに対しても
同様な操作を行うことにより、固定金具11bもロックさ
れるので、ハンドグリップ5は天板部2に固定されるこ
とになる。
ンドグリップ5を取り外す方法を示すもので、(a)の
ように天板部2にハンドグリップ5が固定されている状
態で、(b)のように一方の固定金具例えば11bのネジ
部12bを緩めた後固定金具11bをハンドグリップ5の取付
位置を支点として矢印方向に回転する。続いて他方の固
定金具11aのネジ部12aを緩めることにより、両固定金具
11a,11bは各レール2a,2bに対してフリー状態となるので
容易に取り外すことができる。
板部2の両側端の任意位置に固定金具11a,11bを介して
固定することができるので、従来の第8図及び第10図の
ように天板部2の長手方向の端面のみに取付位置が制限
されることはなくなり、また第9図のように拡大溝8aに
取付位置が制限されることもなくなり、さらに拡大溝8a
を避けて固定する必要もなくなる。従って被検者の身長
に合わせて天板部2の長手方向に沿った任意位置にハン
ドグリップ5を固定することができる。
ら取付ける必要がなくなったことに伴い、この位置にフ
ットレスト等の付属品の落下を防止する金具10a,10bを
取付けることができるようになる。さらに各レール2a,2
bには従来の第8図及び第9図のように溝8を設けるこ
とは不要となるので、この溝に薬品,造影剤等が入り込
むおそれはなくなる。
診断時一方の固定金具例えば11bのネジ部12bが緩んだと
しても、第5図(b)のように重力Fによってハンドグ
リップ5の一方側が下方に移動しても、くさび効果が生
じて固定金具11bは横方向に引かれるのでこれ以上は移
動しないため、ハンドグリップ5の落下は防止される。
従って不慮の事故を発生させることもなくなる。
もので、ハンドグリップ5に握り棒16を挿入してこの長
さ寸法を調整自在に構成して伸縮可能とした例を示すも
のである。(a)は固定状態、(b)は取外し状態を示
している。この場合は一方の固定金具によってハンドグ
リップ5の一端を固定した後、ハンドグリップ5をスラ
イドさせて任意の長さ寸法に調整した後、他方の固定金
具によってハンドグリップ5の他端を固定するようにす
る。伸縮可能な位置は握り棒16ではなく、固定金具と握
り棒との接触部分あるいは固定金具自身としても良い。
ける必要はなく、少なくとも一方に取付けることによっ
ても効果が得られる。
を支点として前記天板の面方向に回動自在な固定具を介
してハンドグリップの一端を天板部の側端に係脱(係
合、離脱)可能に固定したので、天板部の長手方向の任
意位置で着脱することができ、かつ、確実に固定するこ
とができる。また付属品の落下防止用金具を取付けるこ
とができ、さらに各レールには溝を設ける必要がなくな
るので、薬品等が入り込むおそれはなくなる。
視図、第2図(a),(b)は本実施例を示す上面図及
び断面図、第3図(a),(b)は本実施例におけるハ
ンドグリップの取付方法を説明する概略図、第4図
(a),(b)は本実施例におけるハンドグリップの取
外し方法を説明する上面図、第5図(a),(b)は本
実施例による効果を説明する概略図、第6図(a),
(b)は本発明の第2の実施例を示す断面図、第7図は
X線診断装置の一例を示す斜視図、第8図乃至第10図は
従来におけるハンドグリップの取付方法を説明する斜視
図である。 2……天板部、2a,2b……レール、 5……被検者用ハンドグリップ、 10a,10b……付属品落下防止用金具、 11a,11b……固定金具、 12a,12b……ネジ部、 13a,13b……クッション、 14a,14b……爪部、 16……握り棒。
Claims (2)
- 【請求項1】長手方向に沿って被検者を支持する天板部
を有し、この天板部の短手方向に被検者用ハンドグリッ
プが架設されたX線診断装置において、被検者用ハンド
グリップの両端に設けられた固定具を介して前記天板の
側端に係脱可能に固定され、前記固定具の少なくとも一
方が、グリップ取付位置を支点として、前記天板の面方
向に回動自在に取付られていることを特徴とするX線診
断装置。 - 【請求項2】被検者用ハンドグリップの長さ寸法が調整
自在に構成されている請求項1記載のX線診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02315137A JP3099958B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | X線診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04183447A JPH04183447A (ja) | 1992-06-30 |
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Family
ID=18061857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02315137A Expired - Lifetime JP3099958B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | X線診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099958B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006130294A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 患者支持装置および医用画像撮影装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5303156B2 (ja) * | 2008-02-21 | 2013-10-02 | 株式会社日立メディコ | X線診断装置 |
JP5203803B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2013-06-05 | 株式会社東芝 | X線診断装置 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP02315137A patent/JP3099958B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006130294A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 患者支持装置および医用画像撮影装置 |
JP4652887B2 (ja) * | 2004-11-04 | 2011-03-16 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 患者支持装置および医用画像撮影装置 |
Also Published As
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---|---|
JPH04183447A (ja) | 1992-06-30 |
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