JP5202726B2 - 負荷側中継ユニット及びそれを搭載した空調給湯複合システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数台の熱交換器を収容した負荷側中継ユニット及びそれを搭載した空調給湯複合システムに関するものである。
従来から、冷房負荷、暖房負荷及び給湯負荷を同時に供給できる空調給湯複合システムも存在している。そのようなものとして、「第1圧縮機と、流路切替弁と、熱源側熱交換器とを搭載した熱源側ユニットと、第1流量制御装置と、第1負荷側熱交換器と、第2圧縮機と、第2負荷側熱交換器と、第2流量制御装置とを搭載した第1負荷側ユニットとを備え、前記第1圧縮機と、前記流路切替弁と、前記熱源側熱交換器と、前記第1流量制御装置と、前記第1負荷側熱交換器とを冷媒配管で順次接続し、主回路を構成するとともに、前記第2圧縮機と、前記第2負荷側熱交換器と、前記第2流量制御装置と、前記第1負荷側熱交換器とを冷媒配管で順次接続し、負荷側冷媒回路を構成した」ヒートポンプ装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
国際公開WO2008/117408号公報(図1等)
特許文献1に記載のヒートポンプ装置は、負荷側冷媒回路を備えることによって、主回路の能力を増強することができ、運転効率を向上させるようにしたものである。このようなヒートポンプ装置において、負荷側冷媒回路を構成する各種冷凍機器を負荷側ユニット(本発明に係る負荷側中継ユニットに想到する)に搭載するようになっている。この負荷側冷媒回路には、複数の熱交換器(第1負荷側熱交換器及び第2負荷側熱交換器)が接続されているため、負荷側ユニット(筐体)の寸法(サイズ)が大きくなってしまうことが予想される。そうすると、設置スペースが制限されたり、制作上の配管施工が複雑となってしまったりすることが課題として残る。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、複数の熱交換器を収容するとともに、小型化及び配管施工の簡素化を図るようにした負荷側中継ユニット及びそれを搭載した空調給湯複合システムを提供することを目的としている。
本発明に係る負荷側中継ユニットは、2台以上の熱交換器が少なくとも搭載される冷凍サイクル装置の負荷側中継ユニットであって、前記2台以上の熱交換器は、略同一形状で構成されており、互いを接続する配管の接合部形成面が向かい合わせとなるように配置されており、前記熱交換器のうちの少なくとも1台の熱媒体容積分と略同等の容積を有するドレンパンを該熱交換器の下方に設置し、前記ドレンパンと前記熱交換器との間に板金で形成されている衝撃吸収部材を設け、前記2台以上の熱交換器の上方は、板金で構成されている熱交換器支持部材で支持されており、前記熱交換器支持部材の上面に、制御基板が配設されている制御ボックスを載置していることを特徴とする。
本発明に係る空調給湯複合システムは、空調用圧縮機、流路切替手段、室外熱交換器、室内熱交換器、及び、空調用絞り手段が直列に接続されているとともに、直列に接続された冷媒−冷媒熱交換器及び給湯熱源用絞り手段が前記室内熱交換器及び前記空調用絞り手段に並列に接続されている第1冷媒回路を備え、前記第1冷媒回路に空調用冷媒を循環させる空調用冷凍サイクルと、給湯用圧縮機、熱媒体−冷媒熱交換器、給湯用絞り手段、及び、前記冷媒−冷媒熱交換器が直列に接続されている第2冷媒回路を備え、前記第2冷媒回路に給湯用冷媒を循環させる給湯用冷凍サイクルと、水循環用ポンプ、前記熱媒体−冷媒熱交換器、及び、貯湯タンクが直列に接続されている水回路を備え、前記水回路に給湯用水を循環させる給湯用負荷と、を備え、前記冷媒−冷媒熱交換器、前記給湯熱源用絞り手段、前記熱媒体−冷媒熱交換器、前記給湯用圧縮機、及び、前記給湯用絞り手段は、上記の負荷側中継ユニットに収容されていることを特徴とする。
本発明に係る負荷側中継ユニットによれば、略同一形状の熱交換器を、互いを接続する配管の接合部形成面が向かい合わせとなるように配置するので、互いを接続している配管を短くでき、配管施工の簡素化、及び、ユニットサイズの小型化を実現できる。
本発明に係る空調給湯複合システムによれば、上記の負荷側中継ユニットを搭載しているので、その分、配管を短くでき、配管施工の簡素化及び小型化を実現することが可能になる。
実施の形態に係る空調給湯複合システムの冷媒回路構成を示す冷媒回路図である。 実施の形態に係る負荷側中継ユニット部分を拡大して示す拡大回路図である。 負荷側中継ユニットの下部を拡大して示す拡大斜視図である。 負荷側中継ユニットの上方に設置される熱交換器支持部材を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1 空調用冷凍サイクル、2 給湯用冷凍サイクル、3 給湯用負荷、10 ドレンパン、20 衝撃吸収部材、21 給湯用圧縮機、22 給湯用絞り手段、25 熱交換器支持部材、26 Y軸方向ズレ防止用突起部、27 X軸方向ズレ防止用突起部、31 水循環用ポンプ、32 貯湯タンク、41 冷媒−冷媒熱交換器、45 冷媒配管、51 熱媒体−冷媒熱交換器、100 空調給湯複合システム、101 空調用圧縮機、102 四方弁、103 室外熱交換器、103a 分割熱交換器、104 アキュムレータ、105a 逆止弁、105b 逆止弁、105c 逆止弁、105d 逆止弁、106 高圧側接続配管、107 低圧側接続配管、108 気液分離器、109 分配部、109a 弁手段、109b 弁手段、110 分配部、110a 逆止弁、110b 逆止弁、111 内部熱交換器、112 第1中継機用絞り手段、113 内部熱交換器、114 第2中継機用絞り手段、115 会合部、116 会合部、116a 第2会合部、117 空調用絞り手段、118 室内熱交換器、119 給湯熱源用絞り手段、130 接続配管、131 接続配管、132 接続配管、133 接続配管、133a 接続配管、133b 接続配管、134 接続配管、134a 接続配管、134b 接続配管、135 接続配管、135a 接続配管、135b 接続配管、136 接続配管、136a 接続配管、136b 接続配管、203 貯湯水循環用配管、A 熱源機、B 冷房室内機、C 暖房室内機、D 給湯熱源用回路、E 中継機、F 負荷側中継ユニット、a 接続部分、b 接続部分、c 接続部分、d 接続部分。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る空調給湯複合システム100の冷媒回路構成(特に、暖房主体運転時の冷媒回路構成)を示す冷媒回路図である。図1に基づいて、空調給湯複合システム100の冷媒回路構成、特に暖房主体運転時の冷媒回路構成について説明する。この空調給湯複合システム100は、ビルやマンション等に設置され、冷媒(空調用冷媒)を循環させる冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を利用することで冷房負荷、暖房負荷及び給湯負荷を同時に供給できるものである。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
この実施の形態に係る空調給湯複合システム100は、空調用冷凍サイクル1と、給湯用冷凍サイクル2と、給湯用負荷3とで構成されており、空調用冷凍サイクル1と給湯用冷凍サイクル2とは冷媒−冷媒熱交換器41で、給湯用冷凍サイクル2と給湯用負荷3とは熱媒体−冷媒熱交換器51で、互いの冷媒や水が混ざることなく熱交換を行なうように構成されている。また、空調給湯複合システム100には、負荷側中継ユニットFが搭載されている(図2で詳細に説明する)。なお、図1では、空調用冷凍サイクル1において、暖房室内機Cと給湯熱源用回路Dとに対する負荷の合計よりも冷房室内機Bに対する負荷の方が小さく、室外熱交換器103が蒸発器として働く場合のサイクルの状態(便宜上、暖房主体運転と称する)を示している。
[空調用冷凍サイクル1]
空調用冷凍サイクル1は、熱源機Aと、冷房負荷を担当する冷房室内機Bと、暖房負荷を担当する暖房室内機Cと、給湯用冷凍サイクル2の熱源となる給湯熱源用回路Dと、中継機Eと、によって構成されている。このうち、冷房室内機B、暖房室内機C及び給湯熱源用回路Dは、熱源機Aに対して並列となるように接続されて搭載されている。そして、熱源機Aと、冷房室内機B、暖房室内機C及び給湯熱源用回路Dとの、間に設置される中継機Eが冷媒の流れを切り換えることで、冷房室内機B、暖房室内機C及び給湯熱源用回路Dとしての機能を発揮させるようになっている。
{熱源機A}
熱源機Aは、空調用圧縮機101と、流路切替手段である四方弁102と、室外熱交換器103と、アキュムレータ104とが直列に接続されて構成されており、この熱源機Aは、冷房室内機B、暖房室内機C及び給湯熱源用回路Dに冷熱を供給する機能を有している。なお、室外熱交換器103の近傍に、この室外熱交換器103に空気を供給するためのファン等の送風機を設けるとよい。また、熱源機Aでは、室外熱交換器103と中継機Eとの間における高圧側接続配管106に所定の方向(熱源機Aから中継機Eへの方向)のみに空調用冷媒の流れを許容する逆止弁105aが、四方弁102と中継機Eとの間における低圧側接続配管107に所定の方向(中継機Eから熱源機Aへの方向)のみに空調用冷媒の流れを許容する逆止弁105bが、それぞれ設けられている。
そして、高圧側接続配管106と低圧側接続配管107とは、逆止弁105aの上流側と逆止弁105bの上流側を接続する第1接続配管130と、逆止弁105aの下流側と逆止弁105bの下流側を接続する第2接続配管131とで接続されている。つまり、高圧側接続配管106と第1接続配管130との接続部分aは、逆止弁105aを挟んで高圧側接続配管106と第2接続配管131との接続部分bよりも上流側になっており、低圧側接続配管107と第1接続配管130との接続部分cも、逆止弁105bを挟んで低圧側接続配管107と第2接続配管131との接続部分dよりも上流側になっている。
第1接続配管130には、低圧側接続配管107から高圧側接続配管106の方向のみに空調用冷媒の流通を許容する逆止弁105cが設けられている。第2接続配管131にも、低圧側接続配管107から高圧側接続配管106の方向のみに空調用冷媒の流通を許容する逆止弁105dが設けられている。なお、図1では、暖房主体運転時における冷媒回路構成を示しているため、逆止弁105a及び逆止弁105bが閉状態(黒塗りで示している)、逆止弁105b及び逆止弁105cが開状態(白抜きで示している)となっている。
空調用圧縮機101は、空調用冷媒を吸入し、その空調用冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にするものである。四方弁102は、空調用冷媒の流れを切り替えるものである。室外熱交換器103は、蒸発器や放熱器(凝縮器)として機能し、図示省略の送風機から供給される空気と空調用冷媒との間で熱交換を行ない、空調用冷媒を蒸発ガス化又は凝縮液化するものである。アキュムレータ104は、暖房主体運転時において、四方弁102と空調用圧縮機101との間に配置され、過剰な空調用冷媒を貯留するものである。なお、アキュムレータ104は、過剰な空調用冷媒を貯留できる容器であればよい。
{冷房室内機B及び暖房室内機C}
冷房室内機B及び暖房室内機Cには、空調用絞り手段117と、室内熱交換器118とが、直列に接続されて搭載されている。また、冷房室内機B及び暖房室内機Cには、2台の空調用絞り手段117と、2台の室内熱交換器118とが、それぞれ並列に搭載されている場合を例に示している。冷房室内機Bは、熱源機Aからの冷熱の供給を受けて冷房負荷を担当し、暖房室内機Cは、熱源機Aからの冷熱の供給を受けて暖房負荷を担当する機能を有している。
つまり、実施の形態では、中継機Eによって、冷房室内機Bが冷房負荷を担当するように決定され、暖房室内機Cが暖房負荷を担当するように決定された状態を示しているのである。なお、室内熱交換器118の近傍に、この室内熱交換器118に空気を供給するためのファン等の送風機を設けるとよい。また、便宜的に、中継機Eから室内熱交換器118に接続している接続配管を接続配管133と、中継機Eから空調用絞り手段117に接続している接続配管を接続配管134と称して説明するものとする。
空調用絞り手段117は、減圧弁や膨張弁として機能し、空調用冷媒を減圧して膨張させるものである。この空調用絞り手段117は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁による緻密な流量制御手段や、毛細管等の安価な冷媒流量調節手段等で構成するとよい。室内熱交換器118は、放熱器(凝縮器)や蒸発器として機能し、図示省略の送風手段から供給される空気と空調用冷媒との間で熱交換を行ない、空調用冷媒を凝縮液化又は蒸発ガス化するものである。なお、空調用絞り手段117及び室内熱交換器118は、直列に接続されている。
{給湯熱源用回路D}
給湯熱源用回路Dは、給湯熱源用絞り手段119と、冷媒−冷媒熱交換器41とが、直列に接続されて構成されており、熱源機Aからの冷熱を冷媒−冷媒熱交換器41を介して給湯用冷凍サイクル2に供給する機能を有している。つまり、空調用冷凍サイクル1と給湯用冷凍サイクル2とは、冷媒−冷媒熱交換器41でカスケード接続されているのである。なお、便宜的に、中継機Eから冷媒−冷媒熱交換器41に接続している接続配管を接続配管135と、中継機Eから給湯熱源用絞り手段119に接続している接続配管を接続配管136と称して説明するものとする。
給湯熱源用絞り手段119は、空調用絞り手段117と同様に、減圧弁や膨張弁として機能し、空調用冷媒を減圧して膨張させるものである。この給湯熱源用絞り手段119は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁による緻密な流量制御手段や、毛細管等の安価な冷媒流量調節手段等で構成するとよい。冷媒−冷媒熱交換器41は、放熱器(凝縮器)や蒸発器として機能し、給湯用冷凍サイクル2の冷凍サイクルを循環する給湯用冷媒と、空調用冷凍サイクル1の冷凍サイクルを循環する空調用冷媒との、間で熱交換を行なうようになっている。
{中継機E}
中継機Eは、冷房室内機B、暖房室内機C及び給湯熱源用回路Dのそれぞれと、熱源機Aとを、接続する機能を有すると共に、第1分配部109の弁手段109a又は弁手段109bの何れかを択一的に開閉することにより、室内熱交換器118を放熱器とするか蒸発器とするか、冷媒−冷媒熱交換器41を冷水器とするか給湯機とするかを決定する機能を有している。この中継機Eは、気液分離器108と、第1分配部109と、第2分配部110と、第1内部熱交換器111と、第1中継機用絞り手段112と、第2内部熱交換器113と、第2中継機用絞り手段114とで、構成されている。
第1分配部109では、接続配管133及び接続配管135が2つに分岐されており、一方(接続配管133b及び接続配管135b)が低圧側接続配管107に接続し、他方(接続配管133a及び接続配管135a)が気液分離器108に接続している接続配管(接続配管132と称する)に接続するようになっている。また、第1分配部109では、接続配管133a及び接続配管135aに開閉制御されて冷媒を導通したりしなかったりする弁手段109aが、接続配管133b及び接続配管135bに開閉制御されて冷媒を導通したりしなかったりする弁手段109bがそれぞれ設けられている。なお、弁手段109a及び弁手段109bの開閉状態を白抜き(開状態)及び黒塗り(閉状態)で表している。
第2分配部110では、接続配管134及び接続配管136が2つに分岐されており、一方(接続配管134a及び接続配管136a)が第1会合部115で接続され、他方(接続配管134b及び接続配管136b)が第2会合部116で接続されるようになっている。また、第2分配部110では、接続配管134a及び接続配管136aに冷媒の流通を一方のみに許容する逆止弁110aが、接続配管134b及び接続配管136bに冷媒の流通を一方のみに許容する逆止弁110bがそれぞれ設けられている。なお、逆止弁110a及び逆止弁110bの開閉状態を白抜き(開状態)及び黒塗り(閉状態)で表している。
第1会合部115は、第2分配部110から第1中継機用絞り手段112及び第1内部熱交換器111を介して気液分離器108に接続している。第2会合部116は、第2分配部110と第2内部熱交換器113との間で分岐し、一方が第2内部熱交換器113を介して第2分配部110と第1中継機用絞り手段112との間における第1会合部115に接続され、他方(第2会合部116a)が第2中継機用絞り手段114、第2内部熱交換器113及び第1内部熱交換器111を介して低圧側接続配管107に接続されている。
気液分離器108は、空調用冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離するものであり、高圧側接続配管106に設けられ、一方が第1分配部109の弁手段109aに接続され、他方が第1会合部115を経て第2分配部110に接続されている。第1分配部109は、弁手段109a又は弁手段109bの何れかが択一的に開閉され、室内熱交換器118及び冷媒−冷媒熱交換器41に空調用冷媒を流入させる機能を有している。第2分配部110は、逆止弁110a及び逆止弁110bによって、空調用冷媒の流れをいずれか一方に許容する機能を有している。
第1内部熱交換器111は、気液分離器108と第1中継機用絞り手段112との間における第1会合部115に設けられており、第1会合部115を導通している空調用冷媒と、第2会合部116が分岐された第2会合部116aを導通している空調用冷媒と、の間で熱交換を実行するものである。第1中継機用絞り手段112は、第1内部熱交換器111と第2分配部110との間における第1会合部115に設けられており、空調用冷媒を減圧して膨張させるものである。この第1中継機用絞り手段112は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁による緻密な流量制御手段や、毛細管等の安価な冷媒流量調節手段等で構成するとよい。
第2内部熱交換器113は、第2会合部116に設けられており、第2会合部116を導通している空調用冷媒と、第2会合部116が分岐された第2会合部116aを導通している空調用冷媒と、の間で熱交換を実行するものである。第2中継機用絞り手段114は、第2内部熱交換器113と第2分配部110との間における第2会合部116に設けられており、減圧弁や膨張弁として機能し、空調用冷媒を減圧して膨張させるものである。この第2中継機用絞り手段114は、第1中継機用絞り手段112と同様に、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁による緻密な流量制御手段や、毛細管等の安価な冷媒流量調節手段等で構成するとよい。
以上のように、空調用冷凍サイクル1は、空調用圧縮機101、四方弁102、室内熱交換器118、空調用絞り手段117及び室外熱交換器103が直列に接続されるとともに、空調用圧縮機101、四方弁102、冷媒−冷媒熱交換器41、給湯熱源用絞り手段119及び室外熱交換器103が直列に接続されており、中継機Eを介して室内熱交換器118と冷媒−冷媒熱交換器41とが並列に接続されて第1冷媒回路を構成し、この第1冷媒回路に空調用冷媒を循環させることで成立している。
なお、空調用圧縮機101は、吸入した冷媒を高圧状態に圧縮できるものであればよく、特にタイプを限定するものではない。たとえば、レシプロ、ロータリー、スクロールあるいはスクリューなどの各種タイプを利用して空調用圧縮機101を構成することができる。この空調用圧縮機101は、インバータにより回転数が可変に制御可能なタイプとして構成してもよく、回転数が固定されているタイプとして構成してもよい。また、空調用冷凍サイクル1を循環する冷媒の種類を特に限定するものではなく、たとえば二酸化炭素(CO2 )や炭化水素、ヘリウムなどの自然冷媒、HFC410AやHFC407C、HFC404Aなどの塩素を含まない代替冷媒、若しくは既存の製品に使用されているR22やR134aなどのフロン系冷媒のいずれを使用してもよい。
ここで、空調用冷凍サイクル1の暖房主体運転動作について説明する。
まず、空調用圧縮機101で高温・高圧にされた空調用冷媒は、空調用圧縮機101から吐出して、四方弁102を経由し、逆止弁105cを導通し、高圧側接続配管106に導かれ、過熱ガス状態で中継機Eの気液分離器108へ流入する。気液分離器108に流入した過熱ガス状態の空調用冷媒は、第1分配部109の弁手段109aが開いている回路に分配される。ここでは、過熱ガス状態の空調用冷媒は、暖房室内機Cや給湯熱源用回路Dに流入するようになっている。
暖房室内機Cに流入した空調用冷媒は、室内熱交換器118で放熱し(つまり、室内空気を暖め)、空調用絞り手段117で減圧され、第1会合部115で合流する。また、給湯熱源用回路Dに流入した空調用冷媒は、冷媒−冷媒熱交換器41で放熱し(つまり、給湯用冷凍サイクル2に熱を与え)、給湯熱源用絞り手段119で減圧され、暖房室内機Cから流出した空調用冷媒と第1会合部115で合流する。一方、気液分離器108に流入した過熱ガス状態の空調用冷媒の一部は、第1内部熱交換器111で第2中継機用絞り手段114にて低温・低圧に膨張した空調用冷媒と熱交換を行なうことにより過冷却度を得る。
それから、第1中継機用絞り手段112を通過して、空調用として利用された空調用冷媒(暖房室内機Cや給湯熱源用回路Dに流入し、室内熱交換器118や冷媒−冷媒熱交換器41で放熱した空調用冷媒)と第1会合部115で合流する。なお、第1中継機用絞り手段112を通る一部の過熱ガス状態の空調用冷媒は、第1中継機用絞り手段112を全閉にして、皆無にしてもよい。その後、第2内部熱交換器113で、第2中継機用絞り手段114にて低温・低圧に膨張した空調用冷媒と熱交換を行なうことにより過冷却度を得る。この空調用冷媒は、第2会合部116側と第2中継機用絞り手段114側とに分配される。
第2会合部116を導通する空調用冷媒は、弁手段109bが開いている回路に分配される。ここでは、第2会合部116を導通する空調用冷媒は、冷房室内機Bに流入し、空調用絞り手段117にて低温・低圧に膨張され、室内熱交換器118で蒸発し、弁手段109bを経て低圧側接続配管107で合流する。また、第2中継機用絞り手段114を導通した空調用冷媒は、第2内部熱交換器113及び第1内部熱交換器111で熱交換を行なって蒸発し、低圧側接続配管107で冷房室内機Bを流出した空調用冷媒と合流する。そして、低圧側接続配管107で合流した空調用冷媒は、逆止弁105dを通って室外熱交換器103に導かれ、運転条件によっては残留している液冷媒を蒸発させ、四方弁102、アキュムレータ104を経て空調用圧縮機101へ戻る。
[給湯用冷凍サイクル2]
給湯用冷凍サイクル2は、給湯用圧縮機21と、熱媒体−冷媒熱交換器51と、給湯用絞り手段22と、冷媒−冷媒熱交換器41と、によって構成されている。つまり、給湯用冷凍サイクル2は、給湯用圧縮機21、熱媒体−冷媒熱交換器51、給湯用絞り手段22、及び、冷媒−冷媒熱交換器41が冷媒配管45で直列に接続されて第2冷媒回路を構成し、この第2冷媒回路に給湯用冷媒を循環させることで成立している。なお、給湯用冷凍サイクル2の動作は、空調用冷凍サイクル1の運転状態、つまり冷房主体運転を実行しているか、暖房主体運転を実行しているかで相違するものではない。
給湯用圧縮機21は、給湯用冷媒を吸入し、その給湯用冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にするものである。この給湯用圧縮機21は、インバータにより回転数が可変に制御可能なタイプとして構成してもよく、回転数が固定されているタイプとして構成してもよい。また、給湯用圧縮機21は、吸入した冷媒を高圧状態に圧縮できるものであればよく、特にタイプを限定するものではない。たとえば、レシプロ、ロータリー、スクロールあるいはスクリューなどの各種タイプを利用して給湯用圧縮機21を構成することができる。
熱媒体−冷媒熱交換器51は、給湯用負荷3を循環する熱媒体(水等の流体)と、給湯用冷凍サイクル2を循環する給湯用冷媒との、間で熱交換を行なうものである。つまり、給湯用冷凍サイクル2と給湯用負荷3とは、熱媒体−冷媒熱交換器51でカスケード接続されている。給湯用絞り手段22は、減圧弁や膨張弁として機能し、給湯用冷媒を減圧して膨張させるものである。この給湯用絞り手段22は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁による緻密な流量制御手段や、毛細管等の安価な冷媒流量調節手段等で構成するとよい。
冷媒−冷媒熱交換器41は、給湯用冷凍サイクル2を循環する給湯用冷媒と、空調用冷凍サイクル1を循環する空調用冷媒との、間で熱交換を行なうものである。なお、給湯用冷凍サイクル2を循環する冷媒の種類を特に限定するものではなく、たとえば二酸化炭素や炭化水素、ヘリウムなどの自然冷媒、HFC410AやHFC407C、HFC404Aなどの塩素を含まない代替冷媒、若しくは既存の製品に使用されているR22やR134aなどのフロン系冷媒のいずれを使用してもよい。
ここで、給湯用冷凍サイクル2の運転動作について説明する。
まず、給湯用圧縮機21で高温・高圧にされた給湯用冷媒は、給湯用圧縮機21から吐出して、熱媒体−冷媒熱交換器51に流入する。この熱媒体−冷媒熱交換器51では、流入した給湯用冷媒が、給湯用負荷3を循環している水を加熱することで放熱する。この給湯用冷媒は、給湯用絞り手段22で空調用冷凍サイクル1の給湯熱源用回路Dにおける冷媒−冷媒熱交換器41の出口温度以下まで膨張される。膨張された給湯用冷媒は、冷媒−冷媒熱交換器41で、空調用冷凍サイクル1を構成する給湯熱源用回路Dを流れる空調用冷媒から受熱して蒸発し、給湯用圧縮機21へ戻る。
[給湯用負荷3]
給湯用負荷3は、水循環用ポンプ31と、熱媒体−冷媒熱交換器51と、貯湯タンク32と、によって構成されている。つまり、給湯用負荷3は、水循環用ポンプ31、熱媒体−冷媒熱交換器51、及び、貯湯タンク32が貯湯水循環用配管203で直列に接続されて水回路(熱媒体回路)を構成し、この水回路に給湯用水を循環させることで成立している。なお、給湯用負荷3の動作は、空調用冷凍サイクル1の運転状態、つまり冷房主体運転を実行しているか、暖房主体運転を実行しているかで相違するものではない。また、水回路を構成する貯湯水循環用配管203は、銅管やステンレス管、鋼管、塩化ビニル系配管などによって構成されている。
水循環用ポンプ31は、貯湯タンク32に蓄えられている水を吸入し、その水を加圧し、給湯用負荷3内を循環させるものであり、たとえばインバータにより回転数が制御されるタイプのもので構成するとよい。熱媒体−冷媒熱交換器51は、上述したように、給湯用負荷3を循環する熱媒体(水等の流体)と、給湯用冷凍サイクル2を循環する給湯用冷媒との、間で熱交換を行なうものである。貯湯タンク32は、熱媒体−冷媒熱交換器51で加熱された水を貯えておくものである。
まず、貯湯タンク32に蓄えられている比較的低温な水は、水循環用ポンプ31によって貯湯タンク32の底部から引き出されるとともに加圧される。水循環用ポンプ31で加圧された水は、熱媒体−冷媒熱交換器51に流入し、この熱媒体−冷媒熱交換器51で給湯用冷凍サイクル2を循環している給湯用冷媒から受熱する。すなわち、熱媒体−冷媒熱交換器51に流入した水は、給湯用冷凍サイクル2を循環している給湯用冷媒によって沸き上げられて、温度が上昇するのである。そして、沸き上げられた水は、貯湯タンク32の比較的高温な上部へ戻り、この貯湯タンク32に蓄えられることになる。
なお、空調用冷凍サイクル1と給湯用冷凍サイクル2とは、上述したように、それぞれ独立した冷媒回路構成(空調用冷凍サイクル1を構成する第1冷媒回路及び給湯用冷凍サイクル2を構成する第2冷媒回路)になっているため、各冷媒回路を循環させる冷媒を同じ種類のものとしてもよいし、別の種類のものとしてもよい。つまり、各冷媒回路の冷媒は、それぞれ混ざることなく冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51にて互いに熱交換するように流れている。
また、給湯用冷媒として臨界温度の低い冷媒を用いた場合、高温の給湯を行なう際に熱媒体−冷媒熱交換器51における放熱過程での給湯用冷媒が超臨界状態となることが想定される。しかしながら、一般に放熱過程の冷媒が超臨界状態にある場合、放熱器圧力や放熱器出口温度の変化によるCOPの変動が大きく、高いCOPを得る運転を行なうためには、より高度な制御が要求される。一方、一般に、臨界温度の低い冷媒は、同一温度に対する飽和圧力が高く、その分、配管や圧縮機の肉厚を大きくする必要があるので、コスト増の要因ともなる。
さらに、レジオネラ菌等の繁殖を抑えるための貯湯タンク32内に蓄えられる水の推奨温度が60℃以上であることを鑑みると、給湯の目標温度が最低でも60℃以上となることが多いと想定される。以上のことを踏まえ、給湯用冷媒には、最低でも60℃以上の臨界温度を持つ冷媒を採用している。このような冷媒を給湯用冷凍サイクル2の給湯用冷媒として採用すれば、より低コストで、より安定的に、高いCOPを得ることができるからである。冷媒を臨界温度付近で常用する場合、冷媒回路内が高温・高圧になることが想定されるため、給湯用圧縮機21は、高圧シェルを用いたタイプの圧縮機を使用することで、安定した運転が可能となる。
また、空調用冷凍サイクル1において余剰冷媒を受液器(アキュムレータ104)によって貯蔵する場合を示したが、これに限るものではなく、冷凍サイクルにおいて放熱器となる熱交換器にて貯蔵するようにすれば、アキュムレータ104を取り除いてもよい。さらに、図1では、冷房室内機Bと暖房室内機Cとが2台以上接続されている場合を例に示しているが、接続台数を特に限定するものではなく、たとえば冷房室内機Bが1台以上、暖房室内機Cがないか若しくは1台以上を接続されていればよい。そして、空調用冷凍サイクル1を構成している各室内機の容量は、全部を同一としてもよく、大から小まで異なるようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態に係る空調給湯複合システム100では、給湯負荷系統を二元サイクルで構成しているため、高温の給湯需要(たとえば、80℃)を提供する場合に、給湯用冷凍サイクル2の放熱器の温度を高温(たとえば、凝縮温度85℃)にすればよく、他に暖房負荷がある場合に、暖房室内機Cの凝縮温度(たとえば、50℃)までも増加させずに済むので、省エネとなる。また、たとえば夏期の空調冷房運転中に高温の給湯需要があった場合、従来はボイラーなどによって提供する必要があったが、従来大気中に排出していた温熱を回収し、再利用して給湯を行なうので、システムCOPが大幅に向上し、省エネとなる。
[負荷側中継ユニットF]
負荷側中継ユニットFには、冷媒−冷媒熱交換器41と、給湯熱源用絞り手段119と、熱媒体−冷媒熱交換器51と、給湯用圧縮機21と、給湯用絞り手段22と、が収容されている。つまり、負荷側中継ユニットFには、冷媒−冷媒熱交換器41を介して空調用冷凍サイクル1の一部、給湯用冷凍サイクル2の全部、及び、熱媒体−冷媒熱交換器51を介して給湯用負荷3の一部が収容されているのである。この負荷側中継ユニットFは、複数の熱交換器が収容されるために大型化してしまう傾向にある。そこで、本実施の形態では、以下に説明するようにして負荷側中継ユニットFの小型化及び配管施工の簡素化を図るようにしている。
図2は、本発明の実施の形態に係る負荷側中継ユニットF部分を拡大して示す拡大回路図である。図3は、負荷側中継ユニットFの下部を拡大して示す拡大斜視図である。図4は、負荷側中継ユニットFの上方に設置される熱交換器支持部材25を拡大して示す斜視図である。図2〜図4に基づいて、本実施の形態の特徴事項である負荷側中継ユニットFについて詳細に説明する。図2に示すように、負荷側中継ユニットFには、給湯用圧縮機21、冷媒−冷媒熱交換器41、熱媒体−冷媒熱交換器51、給湯用絞り手段22、及び、給湯熱源用絞り手段119が収容されている。
すなわち、負荷側中継ユニットFは、冷媒−冷媒熱交換器41、給湯熱源用絞り手段119、熱媒体−冷媒熱交換器51、給湯用圧縮機21、及び、給湯用絞り手段22、を収容する筐体としての機能を有している。そして、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51を略同一形状とし、負荷側中継ユニットF内部での占有面積を縮小し、負荷側中継ユニットFの寸法を小型化している。加えて、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51をプレート熱交換器で構成し、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51自体を小型化している。
冷媒−冷媒熱交換器41の正面(冷媒配管45の接合部形成面)と、熱媒体−冷媒熱交換器51の正面(冷媒配管45の接合部形成面)と、を向かい合わせで負荷側中継ユニットF内に配置し、冷媒−冷媒熱交換器41と熱媒体−冷媒熱交換器51とを接続する配管経路を最小限にして負荷側中継ユニットFの寸法の更なる小型化を実現している。このように両熱交換器を直列対面式に配置することで、配管接合部間の距離を短くすることができ、両熱交換器を接続する接合配管を最小限にすることができる。したがって、接続配管を短くした分のコスト削減を実現できる。
ところで、熱媒体−冷媒熱交換器51は、給湯用負荷3を循環する熱媒体と給湯用冷凍サイクル2を循環する冷媒とを熱交換させるためのものであり、熱交換器内に熱媒体が流れている。安全性のため、熱媒体−冷媒熱交換器51に亀裂等の損傷が発生した場合でも、熱媒体を外部へ漏洩しないようにすることが求められる。熱媒体が流れていない熱交換器では表面に結露した水を外部へ排出するためにドレン受けを設置すればよいが、そのようなドレン受けでは、熱媒体−冷媒熱交換器51から漏れた熱媒体の全量を受けることができない。
そこで、この実施の形態では、図3に示すように熱媒体―冷媒熱交換器51の下方に熱媒体―冷媒熱交換器51の容積分を受け入れる容積を持ったドレンパン10を設置するようにしている。このドレンパン10には、塗装処理、防錆処理、及び、防腐食処理の少なくとも1つを施しておくことが望ましい。そのような処理を施しておけば、ドレンパン10には熱媒体が滴下した際でも、熱媒体による錆や侵食腐食の発生を防ぐことが可能になる。また、ドレンパン10に溜まった熱媒体を排出するために、ドレンパン10の底面に傾斜を設けておくとよい。
ドレンパン10の上に熱媒体―冷媒熱交換器51を直接設置した場合、ドレンパン10と熱媒体―冷媒熱交換器51との間に隙間が形成されない。そのため、負荷側中継ユニットFの落下や運搬時の振動等による衝撃を受けた際、直接ドレンパン10に衝撃が伝わり、ドレンパン10が破損してしまう可能性がある。特に、負荷側中継ユニットFを長距離輸送する場合には、衝撃を受ける可能性が高くなる。そのような衝撃を吸収するために、ドレンパン10と熱媒体−冷媒熱交換器51との間に衝撃吸収部材20を設けるようにしている。
この衝撃吸収部材20は、たとえば図3に示すような板金を折り曲げて形成し、ドレンパン10から所定の間隔をもって設けるようにするとよい。そうすれば、ドレンパン10と衝撃吸収部材20との間に所定の空間ができ、負荷側中継ユニットFが衝撃を受けた場合でも、衝撃がドレンパン10に直接伝わることがない。つまり、衝撃吸収部材20によって、負荷側中継ユニットFが受けた衝撃を分散し、ドレンパン10に伝達される衝撃を軽減するようにしているのである。その結果、負荷側中継ユニットFが衝撃を受けた場合でも、その衝撃によってドレンパン10が破損してしまうのを防止することができる。
なお、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51をプレート熱交換器で構成した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51を、マイクロチャネル熱交換器、シェルアンドチューブ式熱交換器、ヒートパイプ式熱交換器、あるいは、二重管式熱交換器等で構成してもよい。また、衝撃吸収部材20を板金で形成した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、衝撃吸収部材20を底板下部を盛り上げた硬化質プラスティック、その他の樹脂、発泡スチロール等で形成してもよい。
負荷側中継ユニットFの上方に設置する熱交換器支持部材25について説明する。
この熱交換器支持部材25は、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51の上方に設けられ、両熱交換器を上方から支持するものである。図4に示すように、熱交換器支持部材25は、板金の四辺が略直角に折り曲げられて構成されている。また、熱交換器支持部材25には、2つの突起部(X軸方向ズレ防止用突起部26及びY軸方向ズレ防止用突起部27)が一方の面(熱交換器に接する側の面)に形成されている。
そして、熱交換器支持部材25は、四辺と2つの突起部が冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51側となるように、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51の上方に設置される。負荷側中継ユニットF内に水配管等の貯湯水循環用配管203を施工する際、つまり負荷側中継ユニットFに貯湯水循環用配管203を取り付ける際は、通常のユニットに配管を取り付けるのと同様にネジ配管を負荷側中継ユニットFにねじ込み、貯湯水循環用配管203を施工する。
そうすると、負荷側中継ユニットFに設置されている図示省略のネジ継ぎ手部にネジ配管をねじ込む際、このネジ配管がねじ込まれる箇所に、大きな締め付けトルクが発生することになる。その結果、負荷側中継ユニットF内に設置された冷媒−冷媒熱交換器41及び/又は熱媒体−冷媒熱交換器51が負荷側中継ユニットF内で移動してしまう可能性が発生する。冷媒−冷媒熱交換器41及び/又は熱媒体−冷媒熱交換器51が移動すると、負荷側中継ユニットF内の配管(冷媒配管45、接続配管135及び貯湯水循環用配管203)が曲がったり、配管接合部にクラックが入ったりすることに繋がり、負荷側中継ユニットF内で冷媒及び/又は熱媒体の漏れが発生する恐れがある。
そこで、負荷側中継ユニットFでは、熱交換器支持部材25にX軸方向ズレ防止用突起部26及びY軸方向ズレ防止用突起部27を形成し、この2つの突起部によって冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51の移動を抑止するようにしている。すなわち、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51は、X軸方向ズレ防止用突起部26及びY軸方向ズレ防止用突起部27によって係止され、ネジ配管施工時の締め付けトルクによってもズレることがないのである。
また、熱交換器支持部材25を設置し、冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51にネジを締め付ける際に、設計上耐えうるトルク(たとえばネジ径がR3/4の場合では60N・m以上の力)が加わった場合、冷媒−冷媒熱交換器41及び/又は熱媒体−冷媒熱交換器51が動く可能性がある。そのため、熱交換器支持部材25の上方(冷媒−冷媒熱交換器41及び熱媒体−冷媒熱交換器51側ではない方)に制御基板等が配設されている制御ボックス等を設置するようにし、熱交換器支持部材25の上面に制御ボックスの一部が載置するとよい。そうすることによって、熱交換器支持部材25の強度を補強することができる。

Claims (5)

  1. 2台以上の熱交換器が少なくとも搭載される冷凍サイクル装置の負荷側中継ユニットであって、
    前記2台以上の熱交換器は、
    略同一形状で構成されており、互いを接続する配管の接合部形成面が向かい合わせとなるように配置されており、
    前記熱交換器のうちの少なくとも1台の熱媒体容積分と略同等の容積を有するドレンパンを該熱交換器の下方に設置し、
    前記ドレンパンと前記熱交換器との間に板金で形成されている衝撃吸収部材を設け、
    前記2台以上の熱交換器の上方は、
    板金で構成されている熱交換器支持部材で支持されており、
    前記熱交換器支持部材の上面に、制御基板が配設されている制御ボックスを載置している
    ことを特徴とする負荷側中継ユニット。
  2. 前記2台以上の熱交換器は、
    少なくともその1つとしてプレート熱交換器、マイクロチャネル熱交換器、シェルアンドチューブ式熱交換器、ヒートパイプ式熱交換器、または、二重管式熱交換器を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の負荷側中継ユニット。
  3. 前記ドレンパンに、塗装処理、防錆処理、及び、防腐食処理の少なくとも1つを施している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の負荷側中継ユニット。
  4. 前記熱交換器支持部材の熱交換器側面には、
    前記2台以上の熱交換器のX軸方向のズレを防止する突起部、及び、Y軸方向のズレを防止する突起部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の負荷側中継ユニット。
  5. 空調用圧縮機、流路切替手段、室外熱交換器、室内熱交換器、及び、空調用絞り手段が直列に接続されているとともに、直列に接続された冷媒−冷媒熱交換器及び給湯熱源用絞り手段が前記室内熱交換器及び前記空調用絞り手段に並列に接続されている第1冷媒回路を備え、前記第1冷媒回路に空調用冷媒を循環させる空調用冷凍サイクルと、
    給湯用圧縮機、熱媒体−冷媒熱交換器、給湯用絞り手段、及び、前記冷媒−冷媒熱交換器が直列に接続されている第2冷媒回路を備え、前記第2冷媒回路に給湯用冷媒を循環させる給湯用冷凍サイクルと、
    水循環用ポンプ、前記熱媒体−冷媒熱交換器、及び、貯湯タンクが直列に接続されている水回路を備え、前記水回路に給湯用水を循環させる給湯用負荷と、を備え、
    前記冷媒−冷媒熱交換器、前記給湯熱源用絞り手段、前記熱媒体−冷媒熱交換器、前記給湯用圧縮機、及び、前記給湯用絞り手段は、前記請求項1〜4のいずれか一項に記載の負荷側中継ユニットに収容されている
    ことを特徴とする空調給湯複合システム。
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