JPH0633325Y2 - 蒸発皿付冷却装置 - Google Patents

蒸発皿付冷却装置

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JPH0633325Y2
JPH0633325Y2 JP9839588U JP9839588U JPH0633325Y2 JP H0633325 Y2 JPH0633325 Y2 JP H0633325Y2 JP 9839588 U JP9839588 U JP 9839588U JP 9839588 U JP9839588 U JP 9839588U JP H0633325 Y2 JPH0633325 Y2 JP H0633325Y2
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JP
Japan
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pressure side
side pipe
cooling device
water
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JP9839588U
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JPH0220085U (ja
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雅幸 山本
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は蒸発皿付冷却装置に関するものである。
b.従来の技術 第5図および第6図(A),(B)は実開昭55−150979
号公報および実開昭55−150980号公報に開示された蒸発
皿付冷却装置を示し、図において、1は冷蔵庫、冷凍
庫、冷凍ショーケースなどの冷却装置、2は貯蔵室、3
は、第2図に示されるような圧縮機5a、凝縮器5c、ファ
ンモータ5bなどの冷却サイクルの部品などを収納する機
械室、4は扉、6は蒸発皿、6aはその側縁、7は機械室
3に固着された案内支持部、7aは蒸発皿6の側縁6aが係
合するレール部、9は蒸発皿6の内底面に設けられた突
条、10は冷却サイクルの高圧側パイプである。
動作について説明するに、蒸発皿6の側縁6aを案内支持
部7のレール7aと係合させ、第5図点線位置から実線位
置へ蒸発皿6を挿入すると、蒸発皿6の内底面に設けら
れた突条9が高圧側パイプ10と係合し、蒸発皿6は突条
9を介して高圧側パイプ10より押圧を受け、案内支持部
7とその高圧側パイプ10との間で挟持される。この状態
で蒸発皿6はガタつくことなく冷却装置に支持される。
c.考案が解決しようとする課題 従来の蒸発皿付冷却装置にあっては、蒸発皿の内底面に
高圧側パイプの当接する突条を設けているため、突条の
頂部より下にある除霜水などの貯水は、高圧側パイプと
接することがなく、蒸発に時間を要するという問題点が
あった。
本考案は、高圧側パイプの熱により蒸発皿の水を迅速か
つ完全に蒸発させることができるとともに、振動や騒音
の少ない蒸発皿付冷却装置を提供することを目的として
いる。
d.課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案の蒸発皿付冷却装置
にあっては、冷却サイクルの高圧側パイプと、この高圧
側パイプの下方に設置された案内支持部と、この案内支
持部に案内されて前記高圧側パイプとこの案内支持部と
の間に引出可能に挿入された蒸発皿とからなる蒸発皿付
冷却装置において、蒸発皿の内底面に耐熱性と弾力性の
ある吸水性部材が載置され、この吸水性部材を介して高
圧側パイプが蒸発皿を、案内支持部に弾力的に押圧し、
案内支持部との間に挟持するものである。
なお、耐熱性と弾力性のある吸水性部材の材料として
は、約110℃以上の耐熱性を有する連続気泡の発泡材料
が特に適している。
e.作用 本考案においては、蒸発皿の内底面に耐熱性のある吸水
性部材を載置し、この吸水性部材を介して高圧側パイプ
が蒸発皿を押圧しているので、吸水性部材が蒸発皿中の
水を吸い上げ、それに蒸発皿中の貯水の蒸発温度以上の
温度を有する高圧側パイプが直接接しているので、貯水
の蒸発が迅速でかつ完全である。
また、弾力性のある吸水性部材は高圧側パイプと蒸発皿
との間のクッションの役割を果たし、圧縮機の作動によ
るおよび騒音を吸収する。
f.実施例 以下、本考案の実施例を図に示された蒸発皿付冷却装置
について説明する。
第1図は本考案を適用する冷却装置、すなわち冷凍ショ
ーケースなどの斜視図であり、1は冷凍ショーケース、
2は貯蔵室、3は機械室、3aは機械室3の扉、4は扉、
5は冷却サイクル(第2図参照。)、6は蒸発皿であ
る。
第2図は機械室3内の部品群の斜視図であり、5aは冷却
サイクルの圧縮機、5bは同じくファンモータ、5cは凝縮
器、6は蒸発皿、7は案内支持部である。
冷凍貯蔵室2内には冷却サイクルの冷却器(図示せず)
が配置されて冷却を行なっているが、一定時間毎または
除霜センサで霜付が検出されるごとに、ヒータまたは除
霜回路によって霜が解かされ、水(除霜水)となって機
械室3内の蒸発皿6に集められている。この蒸発皿6に
集められた水は高圧側パイプ10(第3図)の熱によって
蒸発させられるものである。
第3図は、蒸発皿6と高圧側パイプ10、吸水性部材8と
の関係を示す断面図である。また第4図は蒸発皿6の斜
視図である。
蒸発皿6は舟の形状をなし、6bは底面、6cは傾斜部、6d
は取付ねじであり、案内支持部7(第2図)は案内部7
b、取付部7c、保持部7dからなっている。
8は吸水性部材であり、その材料は軟化点約125℃のメ
ラミン樹脂系の発泡部材からなり、連続気泡を有してい
る。なお、吸水性部材の材料としては、弾力性を有しか
つ吸水率の大きいものであればよく、例えばフェルト、
発泡部材としてはポリウレタンフオームが適している。
なお、高圧側パイプの加熱温度を考慮すると、約110℃
以下の温度で軟化しないものである必要がある。
今、蒸発皿6を冷却装置の前面より、その底辺6bを機械
室の床に沿わせて挿入すると、蒸発皿6の傾斜部6cが床
に固着された案内支持部7の案内部7bに係合し(第3図
1点鎖線の位置)、さらに、矢印方向に移動させると、
案内支持部7bと傾斜部6cにより蒸発皿6は前進と同時に
上昇し、やがて、底面6bが案内部7bの上に載る(第3図
点鎖線位置)。最後に、蒸発皿6を少し動かしてその位
置を調整し、案内支持部7の取付部7cの溝に取付ねじ6d
を締着してその位置を固定する。
弾力性のある吸水性部材8は、高圧側パイプ10と蒸発皿
6との間で挟まれ、多少変形する程度で、それぞれの間
の隙間は見られない。
蒸発皿の内底面には弾力性のある吸水部材8が載置され
るので、高圧側パイプ10と蒸発皿6との間隔をそれ程厳
格にする必要がなく、部品の製作や冷却装置の組立が容
易である。
蒸発皿6の中の除霜水は、吸水性部材8による毛細管現
象により吸上げられ、最後の1滴まで完全に蒸発せしめ
られる。
また、圧縮機5aの運転時の振動および騒音も従来のもの
(高圧側パイプ10で直接蒸発皿を押圧するもの)に比し
て減少した。
e.考案の効果 本考案は、以上のように構成されているので、高圧側パ
イプの熱により蒸発皿の水を迅速かつ完全に蒸発させる
ことができ、また、冷却装置の振動および騒音も減少さ
せることができる。さらに、高圧側パイプと蒸発皿の間
隔を厳格にする必要がないので、製作および組立が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を適用する冷却装置の斜視図、
第2図は本考案の実施例である蒸発皿付冷却装置の機械
室内の要部斜視図、第3図は同じく蒸発皿付冷却装置に
おける要部断面図、第4図は同じく蒸発皿の斜視図、第
5図は従来の蒸発皿付冷却装置の要部断面図、第6
(A)図は同じく従来の冷却装置の案内支持部の斜視
図、第6(B)図は従来の蒸発皿の斜視図である。 1……冷却装置、2……貯蔵室、3……機械室、4……
扉、5……冷却サイクル、6……蒸発皿、6b……底面、
6c……傾斜部、6d……取付ねじ、7……案内支持部、7b
……案内部、7c……取付部、7d……保持部、8……吸水
性部材、10……高圧側パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却サイクルの高圧側パイプと、この高圧
    側パイプの下方に設置された案内支持部と、この案内支
    持部に案内されて前記高圧側パイプとこの案内支持部と
    の間に引出可能に挿入された蒸発皿とからなる蒸発皿付
    冷却装置において、前記蒸発皿の内底面に耐熱性と弾力
    性のある吸水性部材が載置され、この吸水性部材を介し
    て前記高圧側パイプが前記蒸発皿を、前記案内支持部に
    弾力的に押圧し、前記案内支持部との間に挟持すること
    を特徴とする蒸発皿付冷却装置。
JP9839588U 1988-07-27 1988-07-27 蒸発皿付冷却装置 Expired - Lifetime JPH0633325Y2 (ja)

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JP9839588U JPH0633325Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 蒸発皿付冷却装置

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JP9839588U JPH0633325Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 蒸発皿付冷却装置

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JPH0220085U JPH0220085U (ja) 1990-02-09
JPH0633325Y2 true JPH0633325Y2 (ja) 1994-08-31

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ID=31324619

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JP9839588U Expired - Lifetime JPH0633325Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 蒸発皿付冷却装置

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WO2010109620A1 (ja) * 2009-03-26 2010-09-30 三菱電機株式会社 負荷側中継ユニット及びそれを搭載した空調給湯複合システム

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JPH0220085U (ja) 1990-02-09

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