JP5201697B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
メイン制御基板100は、スロットマシン1における遊技の進行や演出等を含む全体を統括制御する手段であり、役の抽選を行う役抽選手段110、図柄表示手段20の駆動(回転及び停止)制御を行うリール制御手段120、図柄表示手段20が停止したときの図柄の判定を行う停止図柄判定手段130、入賞時の遊技メダルの払出し等を制御する払出し制御手段140、出玉率に関する設定値を設定する設定値設定手段150、役抽選手段110の抽選結果等を記憶するフラグ情報記憶手段160、役抽選手段110で特別役に当選したときに、後述する有効ライン上に対応する図柄の組み合わせが停止するまで(入賞するまで)当選した状態を保持する特別役持ち越し手段170、遊技の進行や状態を制御する遊技状態制御手段180、及び、リール21a〜21cを用いたフリーズ制御を行うフリーズ制御手段190を有して構成されている。このメイン制御基板100は、図5に示すように、演算等を行うメインCPU101と、役の抽選を行うための乱数発生器102と、メインCPU101が各種制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM103と、遊技の進行等に必要なプログラムを記憶しておくROM104と、サブ制御基板200と通信を行うI/F回路105と、を有しており、これらはバス106で接続されてデータの送受信が可能に構成されている。このメイン制御基板100において、メインCPU101は、ROM104に記録された遊技用制御プログラムをRAM103に展開して実行し、遊技の制御を行うように構成されている。
役抽選手段110は、乱数値を発生させる乱数発生手段111と、この乱数発生手段111から乱数値を抽出する乱数抽出手段112と、複数の役の各々の当選確率が乱数値の取り得る範囲に対応して定義された役抽選テーブルを記憶する役抽選テーブル記憶手段114と、乱数抽出手段112により取得された乱数値及び役抽選テーブルにより役に当選したか否かを判定する乱数判定手段113と、を有して構成されている。ここで、役としては、図4に示すように、複数種類の特別役、複数種類の小役、及び、リプレイが設けられている。この役抽選手段110は、何らかの役に当選したときは、後述するフラグ情報記憶手段160に対して当選した役のフラグをオンにする。
リール制御手段120は、操作手段30のスタートレバー32及びストップボタン33が操作されたタイミングに応じて、リール21a〜21cの回転の開始及び停止の制御を行う。より具体的には、図6に示すように、リール制御手段120は、時刻t0においてスタートレバー32が操作されると、リール21a〜21cを回転させ、その後、時刻t1〜t3においてストップボタン33a〜33cが操作される毎に、後述する遊技状態制御手段180で管理されている遊技状態(例えば、通常遊技状態、特別遊技状態等)、役抽選手段110による抽選の結果、並びに、ストップボタン33(左ストップボタン33a、中ストップボタン33b、右ストップボタン33c)が操作されたタイミングに基づいて、当該操作がされたストップボタン33a〜33cに対応するリール21a〜21cの停止位置を決定すると共に、ステッピングモータの駆動を制御して、その決定した位置でリール21a〜21cの各々の回転を停止させる。
停止図柄判定手段130は、リール21a〜21cの全てが停止したときに、上述の有効ライン上のいずれかに役の図柄の組み合わせが並んでいるか否かを判定し、並んでいるものがあれば当該遊技でその役が成立した(入賞した)と判定する。このとき、停止図柄判定手段130は、リール位置検出手段23a〜23cを用いて、例えばステッピングモータの停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上に位置する図柄を判定し、これに基づいて、役の成立(入賞)の有無を判定する。なお、リール21a〜21cを停止させる際の制御にテーブルを用いている場合には、リール21a〜21cが実際に停止してから停止図柄判定手段130が図柄の組み合わせを判定するのではなく、リール制御手段120によってテーブルを用いてリール21a〜21cの停止位置が定められた時に、有効ライン上に停止する図柄の組み合わせを判定するようにしてもよい。
払出し制御手段140は、停止図柄判定手段130による判定の結果、成立(入賞)している役(本実施形態に係るスロットマシンにおいては小役1〜3)に応じたメダルの払出しを行う。ここで、本実施形態に係るスロットマシン1においては、払出し制御手段140に設けられた遊技媒体貯留手段141により、内部に所定の枚数(例えば50枚)の遊技メダルを貯留することができる(以下、このスロットマシン1の内部に貯留されている遊技メダルを「クレジット」と呼ぶ)。メダル投入口51から最大のベット数(本実施の形態では3枚)以上の遊技メダルが投入されるか、若しくは、遊技メダルが払い出される役に入賞すると、払出し制御手段140は、その遊技メダルを遊技媒体貯留手段141に記憶(内部に貯留)する。なお、貯留されている遊技メダル(クレジット)の枚数が所定の枚数(上述の場合50枚)を超えると、払出し制御手段140は、超えた枚数の遊技メダルの払出しを、ホッパー装置50に行わせるように構成されている。
設定値設定手段150は、図示しない設定スイッチの操作により、本実施形態に係るスロットマシン1における役の抽選や払い出しに関する設定等を行うものである。例えば、1〜6までの6段階の設定値を設定することができ、役抽選手段110は、当該設定値に応じて役の当選確率を変化させ、これにより、払い出される遊技メダルの出玉率(払出し率)を変化させるように構成されている。
フラグ情報記憶手段160は、役抽選手段110によって何らかの役に対するフラグがオンになった場合に、当選した役の種類及びそのフラグがオンになったことを記憶する。なお、後述のように、フラグ情報記憶手段160に記憶されている情報が消去されるタイミング(当選フラグがオフとなるタイミング)は、特別役とそれ以外の役とで異なっている。すなわち、特別役の場合、フラグ情報記憶手段160に記憶されている情報は、特別遊技の図柄が有効ライン上に揃ったことを条件として消去され、特別役の図柄が有効ライン上に揃わなければ次遊技以降まで持ち越されるのに対し、それ以外の役の場合には、その役に対する図柄が有効ライン上に揃うか否かに関わらず、当該遊技の終了の際に消去され、次遊技まで持ち越されることはない。
特別役持ち越し手段170は、役抽選手段110により特別役に当選し、フラグ情報記憶手段160に、この特別役に対するフラグが立てられると、当選した特別役の図柄が有効ライン上に揃うまで、その当選役を持ち越し(フラグが立てられた状態を維持し)、特別役の図柄が有効ライン上に揃うと特別役の持ち越しを終了する(フラグが下げられる)。なお、その他の役は、当選した遊技で図柄を揃えることができないと、フラグは下げられる(次遊技に持ち越すことはできない)。
遊技状態制御手段180は、このスロットマシン1における遊技状態を制御するものであり、通常遊技制御手段181、特別遊技制御手段182、及び、再遊技確率変動遊技制御手段183を有して構成される。図8に示すように、このスロットマシン1の電源が投入されたときやリセットされたとき(「RAMクリア」とも呼ばれる)のような初期状態において、遊技状態制御手段180は、通常遊技制御手段181を実行し、このスロットマシン1は、通常遊技状態(非内部中)RT0になる。ここで、「非内部中」とは、電源投入やRAMクリア時のように特別役に当選していない状態のことを指す。そして、役抽選手段110により特別役に当選すると、ボーナス内部中状態RT2に移行する。ここで、「内部中」とは、特別役に当選はしているが、有効ライン上にこの特別役に対応する図柄を揃えていない状態のことであり、遊技状態制御手段180においては、引き続き通常遊技制御手段181が実行されている。なお、ボーナス内部中状態RT2に移行すると、特別役持ち越し手段170により、当選した特別役の図柄が有効ライン上に揃うまで当選役が持ち越される(すなわち、ボーナス内部中状態RT2が継続される)。
フリーズ制御手段190は、各遊技の開始時に所定の条件が満たされているか否かを判定し、所定の条件が満たされていると判断すると、リール21a〜21cに対してフリーズ制御を行う。具体的には、図9に示すように、リール21a〜21cをフリーズさせる時間(遅延時間)をT1とすると、フリーズ制御手段190はリール制御手段120により、スタートレバー32が操作された時点(時刻t0)ではリール21a〜21cの回転を開始させず、この時刻t0から時間T1が経過した時刻t0′において、リール21a〜21cの回転を開始させるように構成されている。
このようなスロットマシン1においては、遊技の結果に外部からの影響を加えることができないように、遊技を制御するメイン制御基板100とその遊技に対する演出を制御するサブ制御基板200とは分離して構成されている。そのため、メイン制御基板100は、サブ制御基板200で実行される演出を制御するために、上述の当選結果や遊技状態等の遊技に関する情報(制御状態)を含む制御コマンドをサブ制御基板200に送信するように構成されており、サブ制御基板200の演出制御基板300は、この制御コマンドを受信してその演出の態様を決定し、演出手段40を構成する画像表示装置41、各種演出用ランプ42、及び、放音部(スピーカー)43により映像、光及び音響効果を用いて演出を行うように構成されている。
次に、図11〜図14を合わせて用いてメイン制御基板100で制御される各遊技における処理について説明する。ここで、図11は遊技開始時に遊技者がベット操作及びスタートレバー操作をするまでの処理の流れを示し、図12はリールの回転から停止までの処理の流れを示し、図13はリール停止後の処理の流れを示し、図14は、1回の遊技において、メイン制御基板100からサブ制御基板200の演出制御基板300に送信される制御コマンドの流れの一例を示している。なお、以降の説明において、メイン制御基板100のメインCPU101で実行される遊技用制御プログラムによる機能を「メイン制御手段」と呼ぶ。
上述したように、本実施形態に係るスロットマシン1では、メイン制御基板100で制御される遊技に対応して、サブ制御基板200の演出制御基板300により演出が実行される。この演出の一つして、メイン制御基板100がリール21a〜21cをフリーズさせるときに実行される演出がある。以下に、メイン制御手段100から送信される制御コマンドを用いて、リール21a〜21cのフリーズに応じて演出を実行する構成について説明する。
まず、第1の実施形態として、図9に示すように、全てのリール21a〜21cが同時にフリーズする場合に、そのフリーズ時間に応じて演出を実行する構成について図15及び図16を用いて説明する。ここで、図15は演出制御基板300における処理の構成を示す説明図であり、図16は演出制御基板300で実行される処理のフローチャートである。
図15に示すように、演出制御基板300のサブCPU310にはROM340から読み出されたプログラムである演出制御手段(サブ制御手段)311が実行されている。また、RAM330には、リール21a〜21cの回転がフリーズ(変動遅れ)される時間をサブ制御基板200(演出制御基板300)側で測定して記憶するフリーズ時間記憶手段331、この演出制御基板300で実行される演出を決定するための抽選に用いられる演出抽選テーブル記憶手段332、及び、実行される演出のパターンを記憶する演出パターン記憶手段333が設けられている。また、演出制御手段311は、さらに、フリーズ制御判定手段312、タイミング検出手段313、フリーズ時間測定手段314、フリーズパターン判定手段315、演出決定手段316、及び、演出実行手段317を有して構成されている。
フリーズ制御判定手段312は、メイン制御基板100から送信される制御コマンドを受信して、メイン制御手段100においてリール21a〜21cに対するフリーズ制御が実行されるか否かの判定を行う。具体的には、メイン制御基板100から送信される制御コマンドのうち、待機演出コマンドC503にスタートレバー32が操作されたときに全てのリール21a〜21cをフリーズさせる制御が実行されることを示す情報が含まれているときに、フリーズ制御が実行されると判断する。
タイミング検出手段313は、メイン制御基板100から送信される制御コマンドを受信して、リール21a〜21cの回転がフリーズされる時間を測定するタイミングを後述するフリーズ時間測定手段314に指示する。具体的には、スタートレバー受付コマンドC502を受信するとフリーズ時間測定手段314によりフリーズ時間の測定を開始させ、第1〜第3回胴回転開始コマンドC505〜C507のいずれかを受信するとフリーズ時間の測定を終了させる。なお、この第1の実施形態においては、3つのリール21a〜21cの全てが同時にフリーズされ、また、同時に回転を開始するため、第1〜第3回胴回転開始コマンドC505〜C507のいずれを用いてフリーズ時間の測定終了を判断しても良い。
フリーズ時間測定手段314は、上述のタイミング検出手段313からの指示によりリール21a〜21cの回転がフリーズされる時間(フリーズ時間)を測定し、その結果をRAM330に設けられたフリーズ時間記憶手段331に記憶させる。
フリーズパターン判定手段315は、フリーズ時間測定手段314で測定されフリーズ時間記憶手段331に記憶されているフリーズ時間を用いて、メイン制御基板100で実行されるフリーズ制御のパターン(フリーズパターン)を判定する。ここで、この第1の実施形態におけるフリーズパターンとは、図10を用いて説明したフリーズ時間(遅延時間)T1を示している(図10では、フリーズ時間T1として、5秒、20秒及び50秒の中からいずれかの時間が選択される場合を示している)。
演出決定手段316は、メイン制御基板100から送信される制御コマンド及びフリーズ制御判定手段312の判定結果に基づいて、リール21a〜21cがフリーズされたときの演出を実行するか、若しくは、通常の演出を実行するかを決定し、さらに、それぞれの演出において、どの演出パターンを実行するかを決定する。この演出決定手段316は、上述のようにフリーズ制御判定手段312でリール21a〜21cの回転がフリーズされると判断されたときは、フリーズパターン判定手段315で判定されたフリーズパターン(リール21a〜21cのフリーズ時間T1)に対応した演出を決定し、フリーズされないと判断されたときは、通常の演出を決定する。なお、演出パターンの決定は、フリーズパターンに一意に対応させても良いし、図15に示すように、乱数発生器320で発生された乱数値とRAM330の演出抽選テーブル記憶手段332に記憶された演出抽選テーブルとを用いて抽選により決定しても良い。
演出実行手段317は、演出決定手段316で決定された演出パターンをRAM330の演出パターン記憶手段333から取り出し、この演出パターンに基づいて、画像音響生成基板400を介して画像表示装置41や演出用ランプ42、または、スピーカ43を用いた演出を実行する。
それでは、上述の構成の演出制御基板300で制御される演出の処理について説明する。図16に示すように、まず、演出制御手段311のタイミング検出手段313は、メイン制御基板100からスタートレバー32が操作されたことを示す制御コマンド(スタートレバー受付コマンドC502)を受信するまで待つ(ステップS700)。また、演出制御手段311のフリーズ制御判定手段312は、メイン制御手段100から待機演出コマンドC503を受信するまで待つ(ステップS701)。そして、演出制御手段311は、受信した待機演出コマンドC503にフリーズ制御に関する情報が設定されており、フリーズ制御判定手段312によりフリーズ制御が実行されると判定されたときは、ステップS702に進み、フリーズ制御が実行されないと判定されたときは、ステップS707に進む。
次に、第2の実施形態として、リール21a〜21cの一部の回転がフリーズされる場合について、第1の実施形態で用いた図15に加えて、図17を用いて説明する。ここで、図17は一部のリールがフリーズされるフリーズ制御を説明するための説明図である。なお、以降の説明において、第1の実施形態と同じ構成は同じ符合を付し、詳細な説明は省略する。
この第2の実施形態において、メイン制御基板100のフリーズ制御手段190でフリーズ制御が決定されると、図17に示すように、3つのリール21a〜21cのうち何れかのリール(1つまたは2つ)が回転を開始し、残りのリールがフリーズ時間T1後に回転を開始する。なお、図17では、スタートレバー32が操作されたときに、左リール21a及び右リール21cが回転を開始し、フリーズ時間T1が経過したときに中リール21bが回転を開始する場合を示しているが、本発明がこのパターンに限定されることはない。
上述のようにこの第2の実施形態においては、スタートレバー32が操作されると、リール21a〜21cのいずれかが回転を開始し、その後、フリーズ時間が経過したときに残りのリールが回転を開始する。すなわち、演出制御手段311においてフリーズ時間測定手段314でフリーズ時間を測定するタイミングは、メイン制御基板100から最初に送信された回胴回転開始コマンド(例えば、左リール21aに対応する第1回胴回転開始コマンドC505)を受信したときに測定を開始し、メイン制御基板100から最後に送信された回胴回転開始コマンド(例えば、中リール21bに対応する第2回胴回転開始コマンドC506)を受信したときに測定を終了すれば良い。よって、この第2の実施形態において、タイミング検出手段313は、第1〜第3回胴回転開始コマンドC505〜C507のうち最初の回胴回転開始コマンドを受信したときにフリーズ時間測定手段314に対してフリーズ時間の測定開始を指示し、最後の回胴回転開始コマンドを受信したときにフリーズ時間測定手段314に対してフリーズ時間の測定終了を指示するように構成される。このフリーズ時間の測定以外の処理(フリーズパターンの判定等)は、第1の実施形態と同様である。
なお、第3の実施形態として、第1の実施形態に示すフリーズパターン(スタートレバー32の操作により、3つのリール21a〜21cが同時にフリーズする場合)と、第2の実施形態に示すフリーズパターン(スタートレバー32の操作により、3つのリール21a〜21cのいずれかが回転を開始し、残りがフリーズする場合)を混在させて選択するように、フリーズ制御手段190を構成しても良い。この場合、フリーズ時間測定手段314は、スタートレバー32が操作されたタイミングから最後に送信された回胴回転開始コマンド(C505〜C507のいずれか)を受信するまでの時間(第1のフリーズ時間)と、最初に送信された回胴回転開始コマンドを受信してから最後に送信された回胴回転開始コマンドを受信するまでの時間(第2のフリーズ時間)を測定してフリーズ時間記憶手段331に記憶するように構成される。すなわち、タイミング検出手段313は、スタートレバー受付コマンドC502を受信すると、フリーズ時間測定手段314に対して第1のフリーズ時間の測定を開始させ、最初の回胴回転開始コマンド(C505〜C507のいずれか)を受信すると、フリーズ時間測定手段314に対して第2のフリーズ時間の測定を開始させ、最後の回胴回転開始コマンドを受信すると、フリーズ時間測定手段314に対して第1及び第2のフリーズ時間の測定を終了させるように構成される。そして、フリーズパターン判定手段315は、第2のフリーズ時間が所定値より小さいとき(すなわち、第1〜第3回胴回転開始コマンドC505〜C507がほぼ同時に送信されたとき)は、第1の実施形態に示すフリーズパターンが実行されたと判断し、第1のフリーズ時間からフリーズパターン(フリーズ時間T1)を決定する。一方、第2のフリーズ時間が所定値より大きいとき(すなわち、第1回胴回転開始コマンドC505の送信から所定時間以上経過して第3回胴回転開始コマンドC507が送信されたとき)は、第2の実施形態に示すフリーズパターンが実行されたと判断し、第2のフリーズ時間からフリーズパターン(フリーズ時間T1)を決定する。
ところで、本実施形態に係るスロットマシン1では、メイン制御基板100で制御される遊技と遊技の間隔は、最小遊技時間T0以上となるように構成されている。すなわち、図7を用いて説明したように、前回の遊技においてリール21a〜21cが回転を開始してから、次の遊技におけるリール21a〜21cが回転を開始するまでの時間が最小遊技時間T0以上となるように制御されており、前の遊技の開始から最小遊技時間T0が経過する前にスタートレバー32が操作されたとしても、リール21a〜21cの回転は最小遊技時間T0が経過したときとなる。しかしながら、第1の実施形態に係る演出制御基板300の構成では、メイン制御基板100から送信される待機演出コマンドC503によりフリーズ制御が実行されるか否かを判定しているが、最小遊技時間を維持するためにリール21a〜21cの回転開始が遅れた場合、フリーズ時間測定手段314で測定されるフリーズ時間と、実際にメイン制御基板100の制御によりリール21a〜21cの回転がフリーズされる時間とに差が生じてしまう場合がある。そこで、このような問題を解消するための第4の実施形態に係る演出制御基板300の構成を図18〜図21を用いて説明する。ここで、図18は演出制御基板300における処理の構成を示す説明図であり、図19は演出制御基板300で実行される処理のフローチャートであり、図20はフリーズパターン判定手段315のフローチャートであり、図21は最小遊技時間とリールの動作との関係を示す説明図である。
それでは、第4の実施形態に係る演出制御基板300で制御される演出の処理について説明する。まず、演出制御手段311のタイミング検出手段313は、メイン制御基板100からスタートレバー32が操作されたことを示す制御コマンド(スタートレバー受付コマンドC502)を受信するまで待つ(ステップS710)。また、演出制御手段311のフリーズ制御判定手段312は、メイン制御手段100から待機演出コマンドC503を受信するまで待つ(ステップS711)。そして、演出制御手段311は、受信した待機演出コマンドC503にフリーズ制御に関する情報が設定されており、フリーズ制御判定手段312によりフリーズ制御が実行されると判定されたときは、ステップS712に進み、フリーズ制御が実行されないと判定されたときは、ステップS718に進む。
以上に示した第1〜第4の実施形態に係る演出制御基板300においては、メイン制御手段100から送信される待機演出コマンドC503により、リール21a〜21cの回転がフリーズされるフリーズ制御が行われるか否かを判定していたが、この待機演出コマンドC503が送信されなくても、演出制御基板300でフリーズ制御の実行の有無、及び、フリーズパターンを判定し、そのフリーズパターンに対応した演出を実行することができる。以下、第5の実施形態に係る演出制御基板300について図22〜図26を用いて説明する。ここで、図22は演出制御基板300における処理の構成を示す説明図であり、図23は演出制御基板300で実行される処理のフローチャートであり、図24はフリーズパターンの判定処理のフローチャートであり、図25は最小遊技時間の影響が無い場合のリールの動作を示す説明図であり、図26は最小遊技時間の影響が有る場合のリールの動作を示す説明図である。
それでは、第5の実施形態に係る演出制御基板300で制御される演出の処理について説明する。図23に示すように、まず、演出制御手段311のタイミング検出手段313は、メイン制御基板100からスタートレバー32が操作されたことを示す制御コマンド(スタートレバー受付コマンドC502)を受信するまで待つ(ステップS720)。そして、タイミング検出手段313は、スタートレバー受付コマンドC502を受信してスタートレバー32が操作されたと判断すると、フリーズ時間測定手段314に対してフリーズ時間の測定開始を指示する(ステップS721)。さらに、タイミング検出手段313は、メイン制御基板100からリール21a〜21cのうち、最初に回転を開始したリールに対する制御コマンド(第1〜第3回胴回転開始コマンドC505〜C507のいずれか)の受信を待ち(ステップS722)、第1〜第3回胴回転開始コマンドC505〜C507のいずれかを受信するとフリーズ時間測定手段314に対してフリーズ時間の測定終了を指示する(ステップS723)。また、演出制御手段311の遊技間時間測定手段318は、最初に送信された回胴回転開始コマンド(C505〜C507のいずれか)を受信すると、それまで計測していた遊技間時間をRAM330に設けられた遊技間時間記憶手段334に記憶させ、この遊技間時間測定手段318で計測している時間をリセットする(ステップS724)。すなわち、次の遊技までの遊技間時間の測定を開始する。
なお、以上の説明ではフリーズパターン判定手段315によりフリーズパターンを判定した後に、そのフリーズパターンに応じて演出実行手段317によりフリーズパターンに対応する演出を実行するように構成した場合について説明したが、本発明がこの構成に限定されることはない。例えば、第1〜第4の実施形態のようにメイン制御基板100からフリーズ制御の実施の有無を通知する待機演出コマンドC503が送信されるときは、スタートレバー32が操作されスタートレバー受付コマンドC502を受信したときから、リール21a〜21cのフリーズが終了して回胴回転開始コマンドC505〜C507を受信するまでの間に、フリーズ制御に関する演出を実行するように構成することも可能である。すなわち、演出制御手段311は、フリーズ制御判定手段312により、待機演出コマンドC503の設定内容基づいてフリーズ演出が実行されると判定したときは、演出実行手段317にフリーズ制御に関する演出を実行させ、さらに、フリーズパターン判定手段315でフリーズパターンが判定されると、そのフリーズパターンに対応した演出を引き続き演出実行手段317に実行させるように構成することができる。
21a〜21c リール(図柄表示手段)
32 スタートレバー(始動手段)
100 メイン制御基板(メイン制御手段)
200 サブ制御基板(サブ制御手段)
300 演出制御基板(サブ制御手段)
314 フリーズ時間測定手段
315 フリーズパターン判定手段
317 演出実行手段
318 遊技間時間測定手段
Claims (7)
- 複数の図柄を表示するとともに、当該複数の図柄の各々を変動させて表示させる図柄表示手段と、
前記図柄表示手段の前記図柄の変動を開始させるための始動手段と、
前記始動手段の操作に応じて前記図柄表示手段の前記図柄の変動を開始させる制御を含む遊技の制御を行うともに、所定の条件を満たすときに、前記始動手段が操作されたとしても、予め決められた複数の遅延時間の中から一つの遅延時間を選択して、前記図柄の少なくとも一部の変動の開始を、前記選択された遅延時間だけ遅らせる制御を行うメイン制御手段と、
前記メイン制御手段による前記遊技の制御の結果に応じて、当該遊技に対して実行される演出を制御するサブ制御手段と、を有し、
前記メイン制御手段は、前記遊技毎に、前記始動手段が操作されたことを示す始動操作情報、及び、前記図柄の変動が開始されたことを示す変動開始情報を前記サブ制御手段に送信するように構成され、
前記サブ制御手段は、
前記始動操作情報を受信してから前記変動開始情報を受信するまでの時間を測定して第1のフリーズ時間として記憶するフリーズ時間測定手段と、
前記第1のフリーズ時間から、前記メイン制御手段において、前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われたのか否か、及び、前記複数の遅延時間の中からいずれの遅延時間が選択されたのかを判定するフリーズパターン判定手段と、
前記フリーズパターン判定手段において、前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われたと判定されたときに、前記遅延時間に応じて演出パターンを決定して演出を行う演出実行手段と、を有することを特徴とする遊技機。 - 前記メイン制御手段は、前記始動手段が操作されたとしても、前の遊技における前記図柄の変動開始から予め決められた最小遊技時間が経過していないときは、当該最小遊技時間が経過したときに前記図柄の変動を開始するように構成されており、
前記サブ制御手段は、前記変動開始情報を受信したときから、次の遊技において前記変動開始情報を受信するまでの時間を測定して遊技間時間として記憶する遊技間時間測定手段を有し、
前記フリーズパターン判定手段は、前記第1のフリーズ時間及び前記遊技間時間から前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われたのか否か、及び、前記複数の遅延時間の中からいずれの遅延時間が選択されたのかを判定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記フリーズパターン判定手段は、
前記遊技間時間と前記第1のフリーズ時間との差である第1の差を求め、
前記第1の差が前記最小遊技時間以上のときは、前記第1のフリーズ時間が0より大きい場合に前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われたと判定して前記第1のフリーズ時間に基づいて前記複数の遅延時間の中からいずれの遅延時間が選択されたのかを判定し、前記第1のフリーズ時間が0の場合に前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われなかったと判定し、
前記第1の差が前記最小遊技時間より小さいときは、さらに、前記遊技間時間と前記最小遊技時間との差である第2の差を求め、
前記第2の差が0より大きい場合は前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われたと判定して前記第1のフリーズ時間に基づいて前記複数の遅延時間の中からいずれの遅延時間が選択されたのかを判定し、前記第2の差が0の場合は前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われなかったと判定することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記メイン制御手段は、前記図柄の変動開始を遅らせる制御を実行するときに、当該制御が行われることを示すフリーズ情報を前記サブ制御手段に送信するように構成され、
前記フリーズパターン判定手段は、前記メイン制御手段において、前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われるか否かを、当該フリーズ情報を受信するか否かで判定するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記メイン制御手段は、前記始動手段が操作されたとしても、前の遊技における前記図柄の変動開始から予め決められた最小遊技時間が経過していないときは、当該最小遊技時間が経過したときに前記図柄の変動を開始するように構成されており、
前記サブ制御手段は、前記変動開始情報を受信したときから、次の遊技において前記変動開始情報を受信するまでの時間を測定して遊技間時間として記憶する遊技間時間測定手段を有し、
前記フリーズパターン判定手段は、
前記遊技間時間と前記第1のフリーズ時間との差である第1の差を求め、
前記第1の差が前記最小遊技時間以上のときは、前記第1のフリーズ時間に基づいて前記複数の遅延時間の中からいずれの遅延時間が選択されたのかを判定し、
前記第1の差が前記最小遊技時間より小さいときは、前記最小遊技時間及び前記第1のフリーズ時間に基づいて前記複数の遅延時間の中からいずれの遅延時間が選択されたのかを判定することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。 - 前記フリーズパターン判定手段は、
前記第1の差が前記最小遊技時間より小さいときに、前記遊技間時間と前記最小遊技時間との差を第2の差として求め、当該第2の差が0のときに、前記第1のフリーズ時間より短い前記遅延時間が選択されたと判断することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。 - 前記メイン制御手段は、前記複数の図柄の各々について変動が開始されたことを示す変動開始情報を前記サブ制御手段に送信するように構成され、
前記フリーズ時間測定手段は、前記遊技毎に、最初に変動を開始した前記図柄に対する前記変動開始情報から最後に変動を開始した前記図柄に対する前記変動開始情報までの時間を測定して第2のフリーズ時間として記憶するように構成され、
前記フリーズパターン判定手段は、前記メイン制御手段において、前記図柄の変動開始を遅らせる制御が行われたと判定するときに、前記第2のフリーズ時間が所定の時間以上のときは前記複数の図柄の一部の変動開始を遅らせる制御が行われたと判定し、前記第2のフリーズ時間が所定の時間より小さいときは前記複数の図柄の全ての変動開始を同時に遅らせる制御が行われたと判定するように構成され、
前記演出実行手段は、前記図柄の遅延パターンに応じて演出パターンを決定して演出を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の遊技機。
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